JP2007206018A - 回転角検出装置とその異常検出装置及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents

回転角検出装置とその異常検出装置及び電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レゾルバ出力信号から、角度を正確に検出でき、電動パワーステアリング等の回転角検出装置の異常を検出し、そのバックアップを可能とする。
【解決手段】回転軸に備えたレゾルバ1に、励磁信号生成部2から励磁信号を出力し、変換器3でディジタル信号に変換し、CPU4に回転角信号を入力するステアリング回転角検出の主系に対し、その異常を検出する異常検出装置を備えた回転角検出装置において、励磁信号の周期を逐次測定する手段(ゼロクロス検出部6,カウンタ8)と、周期測定結果よりオフセット量を算出し、AD変換のタイミング信号を生成する手段(ワンショット生成部9)とにより、前記レゾルバ出力のピーク値を読み込むとともに、前記変換タイミング信号のオフセット量を調整する手段(オフセット加減算部10,SPI11)を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ軸又は軸と連結した機関に備えられたレゾルバを含む回転角検出装置とその異常検出装置及びそれを用いた電動パワーステアリング装置等に関する。
サーボ系制御では回転角を検出しフィードバック制御を実現するために、回転角度センサが必要である。また、ブラシレスモータ制御においては、モータの回転角に応じてモータコイルに電流を通電させる必要があるために、サーボ制御系に限らず回転角度センサが必要である。
回転角度センサとしては、従来からレゾルバが、その単純な構成に起因する耐環境性から広く用いられている。
また、電動パワーステアリング等に適用するサーボ制御系では、安全性、信頼性が要求されるために、回転角検出装置の故障検出機能が要求される。
さて、レゾルバからの信号に基づき回転角に変換し、ディジタルデータとしてマイクロコンピュータ等に入力するためには、レゾルバディジタル変換器が開発されている。
また、特許文献1によれば、レゾルバの出力信号であるSIN信号及びCOS信号を、それらのピーク位置の前後対称の一対のタイミングで取り込むことが開示されている。
本方式により、ピークを挟んだタイミングで、しかもピークの両側に均等に離れたタイミングでサンプリングすることにより、2つの出力信号(SIN信号とCOS信号)が、共にピーク位置に近いタイミングでサンプリングされる。また、サンプリング値のピーク位置における電圧値からの誤差が抑制され、均等化される。
また、検出した回転角度をθとすると、検波したsinθ、conθの二乗和を計算し、二乗和が所定閾値を下回るような変動が生じることにより、レゾルバ出力信号のハーネスが断線しているといった異常を検知することも開示されている。
特開2000−39337号公報(全体)
しかし、上記技術では、レゾルバの出力信号のSIN信号及びCOS信号に誤差成分を含んでおり、角度を正確に検出することができない。
特許文献1の図2(C)からも明らかなように、レゾルバのSIN信号及びCOS信号を取り込むタイミングは、それらのピーク位置で同時であることが理想であり、ピークからずれた位置で信号を取り込むことにより、誤差成分を含むこととなる。
また、電動パワーステアリングシステム等の、高い信頼性が要求される制御対象においては、主系に用いられるレゾルバディジタル変換器の異常判定ができなければならない。
さらに、レゾルバディジタル変換器の故障等の異常が発生した際に、最小限、安全なバックアップが可能なレベルの精度を持つ角度検出が必要である。
本発明の目的は、レゾルバの出力信号から、高精度の角度検出が可能な回転角検出装置を提供することである。
本発明の他の目的は、レゾルバの出力信号から第1の角度検出を行う主系の外に、第2の角度検出を行う従系を備えた回転角検出装置において、安全なバックアップが可能な精度を持つ従系の角度検出を実現することである。
本発明のさらに他の目的は、主系の角度検出の異常時に、第2の角度検出を行う従系の回転角検出装置によってバックアップし、対象システムの延命措置を図ることである。
本発明の望ましい実施態様においては、交流の励磁信号を生成する励磁信号生成部と、回転軸に連結して取り付けられ、前記励磁信号を入力し前記回転軸の回転角度により振幅変調して出力するレゾルバと、このレゾルバのアナログ出力信号をディジタル信号に変換するAD変換部と、このAD変換部のディジタル出力信号を入力し、第1の回転角度信号を被制御対象の制御装置へ出力する主系演算部と、前記レゾルバのアナログ出力信号及び前記励磁信号を入力し、第2の回転角度信号を出力する第2の演算部を備えた回転角検出装置において、前記第2の演算部は、前記励磁信号の周期を逐次測定する周期測定部と、この周期測定結果に基づいて前記レゾルバのアナログ出力信号をAD変換するAD変換タイミング信号を生成するAD変換指令部を備える。
また、本発明の望ましい実施態様においては、前記レゾルバの出力信号の異常を検出する異常検出部を備えた回転角検出装置の異常検出装置において、前記第2の演算部は、前記励磁信号の周期を逐次測定する周期測定部と、この周期測定結果に基づいてAD変換タイミング信号を生成するAD変換指令部と、このAD変換タイミング信号に応じて前記レゾルバの出力信号をサンプルホールドするサンプルホルダを備える。
更に、本発明の望ましい実施態様においては、前記周期測定部の周期測定結果に基づいて前記レゾルバの出力信号の周期のオフセット量を算出するオフセット量算出部と、このオフセット量に基づいて前記周期測定結果を補正する補正部を備え、前記AD変換指令部は、補正した周期測定結果に基づいてAD変換タイミング信号を生成するように構成する。
本発明の望ましい制御対象は、電動パワーステアリング、又は、電気的に信号を伝達することで、by−Wireシステムと称されるモータ制御システムである。
本発明の望ましい実施態様によれば、レゾルバの出力信号から、高精度の角度検出が可能な回転角検出装置を提供することができる。
また、本発明の望ましい実施態様によれば、レゾルバの出力信号から第1の角度検出を行う主系の外に、第2の角度検出を行う従系を備えた回転角検出装置において、安全なバックアップが可能な精度を持つ従系の角度検出を実現することができる。
さらに本発明の望ましい実施態様によれば、主系の角度検出の異常時に、第2の角度検出を行う従系の回転角検出装置によってバックアップし、対象システムの延命措置を図ることができる。
本発明のその他の目的と特徴は、以下に述べる実施形態の中で明らかにする。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施例による回転角検出装置の全体機能ブロック図である。
レゾルバ1は、例えば、電動パワーステアリング(EPS)モータの回転軸に取り付けられており、モータの回転角度位置を検出する。レゾルバ1には、励磁信号生成部2から励磁信号2aがバイアス出力され、励磁信号成分2aと回転軸の回転角度θm情報が積算されたsinθm信号1a及びcosθm信号1bが、レゾルバディジタル変換部3に入力される。レゾルバディジタル変換部3では、前記sinθm信号1a及びcosθm信号1b及び励磁信号2aを基に、モータ軸角度θmを算出する。角度情報θmは、信号線3a、3bにより、CPU4に送信され、CPU4では、角度情報θmを基にモータを制御する。
以上が、モータ軸角度を検出する主系基本方式であるが、レゾルバディジタル変換部3が異常角度を算出した場合、CPU4は誤ったモータ制御を行ってしまう。また、モータ制御を、特に、電動パワーステアリングに適用する場合は、安全性、信頼性が要求されるために、故障検出機能と同時に、レゾルバディジタル変換部3の故障時にも、安全なステアリング動作を継続できるバックアップ(延命)手段が要求される。
そこで、レゾルバディジタル変換部3を含めた主系における角度検出の異常を判定するための比較の基準値と、非常時にバックアップ(延命)として用いる検出角度の精度向上を図る冗長検出部5を設ける。
ゼロクロス検出部6は、差動出力で構成され、励磁信号2aの差動分が0の箇所を検出する。エッジ判別部7は、励磁信号2aのゼロクロスエッジが、立上り/立下りのどちらであるかを検出する。カウンタ8は、ディジタル方式で実現され、ゼロクロス検出信号6aをリセット信号として、フリーランでカウントアップするいわゆる計時カウンタである。カウンタ8では、ゼロクロス検出信号6aによるリセット信号の間隔(周期)を逐次記憶更新して、その逆数として、励磁信号2aの周波数を逐次計測する。このため、温度、電圧等の外乱により、励磁信号2aが一時的に変動しても、冗長検出部5内では、自己補正する機能を有している。
また、エッジ判定部7により、立上りエッジ信号7aが入力されたときのみ、カウンタ8からワンショット生成部9へ基準信号8aを出力する。基準信号8aは、カウンタ8で逐次計測しているゼロクロス検出信号6aの間隔の1/2をデフォルトとして動作する。また、基準信号8aの出力タイミングは、オフセット加減算部10からの指令値により、前後方向に移動可能である。
レゾルバ1による位相遅れ/進み量を、予め、CPU4のROM内に記憶しておく。これにより、レゾルバ1に位相遅れ/進みがあっても、冗長検出部5は、汎用性をもって、採用することができる。
SPI部11は、シリアル・ペリフェラル・インターフェース(Serial Peripheral Interface)である。SPI部11は、CPU4のROM内に予め記憶されているレゾルバ1により発生する位相遅れ/進み量を、CPU4起動時に、冗長検出部5内のオフセット加減算部10に送信する。
カウンタ8では、前回のカウンタで計測したリセット間隔の1/2とオフセット加減算部10からのオフセット量を基に、基準信号8aをワンショット生成部9に出力する。
また、sinθm信号1a、cosθm信号1bは、冗長検出部5内のサンプルホルダ12に入力され、ワンショット生成部9によるホールド指令信号9aにより、サンプルホールドされる。
ワンショット生成部9では、サンプルホルダ12で、sinθm/cosθm信号をホールドする信号9aを出力すると同時に、CPU4にAD変換指令信号9bを出力する。CPU4では、AD変換指令信号9bにより割込み処理を発生させ、sinθm信号1aのサンプルホールド値12a、cosθm信号1bのサンプルホールド値12bをAD変換する。
この実施例により、CPU外部で同時にsinθm信号1a、cosθm信号1b値をホールドして、CPU4の処理空き時間に前記信号1a、1bをAD変換することができる。このため、CPU4では、時間的誤差の無いsinθm信号1aとcosθm信号1bを基に、モータ軸角度θmを算出することができる。
したがって、冗長検出部5では、高精度でモータ軸角度θmを算出することができ、レゾルバディジタル変換部3の異常判定のための比較の基準値を得ることができる。また、万一、レゾルバディジタル変換部3に異常が発生しても、冗長検出部5によるモータ軸角度θm検出値をバックアップとして用いることにより、最少限、安全なステアリング動作を継続(延命)することができる。
また、更なる異常検出手段として、天地絡検出部13では、sinθm信号1a、cosθm信号1bの電圧をモニタすることにより、天絡/地絡の自己診断ができる。
本実施例により、信号線自体の異常を検出し、誤ったモータ軸角度を算出することを防止することができ、高信頼性を実現できる。
なお、天地絡検出部13の診断結果はSPI部11を介してCPU4に送信され、CPU4では即座に異常を検出することができる。
図2は、本発明の図1の実施例における各部動作波形を示した図である。
励磁信号2aは、差動信号で生成されており、信号21と信号22から構成される。角度信号として、sinθm信号1aとcosθm信号1bがあるが、本図では、cosθm信号1bについてのみ記載する。cosθm
信号1bは、励磁信号2a同様差動信号で形成されており、信号23,24よりなる。これは、差動信号により同相ノイズ成分を除去するためであり、耐ノイズ性を向上させることができる。
ゼロクロス検出COMP信号25は、ゼロクロス検出部6内の信号成分であり、励磁信号21と22のクロス箇所を検出する。励磁信号22が、励磁信号21より大きい状態から、小さい状態へ変化すると、HIGHからLOWへ切り替わる。また、励磁信号21が励磁信号22より大きい状態から、小さい状態へ変化すると、LOWからHIGHへ切り替わる。ゼロクロス検出信号6aは、ゼロクロス検出部6からの出力信号であり、ゼロクロス検出COMP信号25の立上り及び立下り時に出力される。立上りエッジ検出信号7aは、ゼロクロス検出COMP信号25の立下りエッジで出力される。即ち、励磁信号22が励磁信号21より大きい状態から、小さい状態へ変化するとき出力される。
カウンタ信号26は、カウンタ8内で動作するカウンタであり、ゼロクロス検出信号6aをリセット信号としクロックを計時する。また、周波数計測基準信号として動作する。
また、立上りエッジ検出信号7aが出力された後のカウントアップ動作を有効値として、前回のカウンタ動作による周期計測結果の1/2とCPU4からのオフセット信号を基に、AD変換指令信号9bを出力する。同時に、サンプルホルダ12の出力、即ちAD入力12bをcosθm信号1bの信号23,24の差動値から算出してサンプルホールドする。
本波形図では、cosθm信号1bについてのみ記載したが、sinθm信号1aについても同様な動作である。
図3は、図1に示した本発明の一実施例における天地絡検出部13の内部構成図である。
天地絡検出部13は、sinθm信号1a、cosθm信号1bの電圧をモニタしており、その電圧をコンパレータ31及び32及びオアゲート35により構成されるウィンドウコンパレータにより、基準電圧33,34以内か否かを判定する。正常時は、sinθm信号1a、cosθm信号1bは、基準電圧33,34以内である。もし、sinθm信号1a又はcosθm信号1bが天絡した場合は、規準電圧33より大となり、コンパレータ31より異常検出信号が出力される。また、sinθm信号1a又はcosθm信号1bが地絡した場合は、規準電圧34より小となり、コンパレータ32より異常検出信号が出力される。コンパレータ31及び32からの異常信号は、オアゲート35によりまとめられる。フィルタ36は、ノイズによる誤検出を防止するために設定されている。フィルタ36を通過した天地絡検出部13からの信号13aは、SPI部11に入力され、CPU4で、信号線の天地絡異常有無を検出することができる。
図4は、本発明の一実施例による回転角検出装置を用いた電動パワーステアリングシステムの全体機能ブロック図である。
ステアリング401を回転させると、その回転駆動力は、ロッド402を介して、マニュアルステアリングギア403により減速して、左右のタイロッド404,405を介し、左右の車輪406,407に伝達され、これらの車輪を舵取りする。
本実施例によるEPSモータ408は、ステアリング401のロッド402の近傍に取り付けられており、ギア409を介して、その駆動力をロッド402に伝達する。ロッド402には、トルクセンサ410が取り付けられており、ステアリング401に与えられた回転駆動力(トルク)を検出する。
制御装置411は、図1のCPU4を含み、まず、トルクセンサ410の出力を入力する。また、図1で説明したレゾルバ1から、レゾルバディジタル変換部3と冗長検出部5を介して検出されるEPSモータ408の回転角度θm信号を入力する。そして、EPSモータ408の回転角度θm、すなわち操舵角がステアリング401の操作角となるようにモータ408の通電電流を制御する。
ここで、EPSモータ408の回転角度θmは、レゾルバ1から、主系であるレゾルバディジタル変換部3を介して制御装置411に伝達される。さらに、この回転角度θm信号に誤りがないかを制御装置411内で判定できるように、図1で述べた冗長検出部5を介して検出される冗長系からのEPSモータ408の回転角度θm信号をも入力する。しかも、この冗長検出部5は、前述したように、従来に比べて高精度の検出と信頼性を実現しており、仮に、主系が故障しても、最低限のバックアップ(延命)制御を継続できる。
図5は、図4の実施例における制御装置411の中の、EPSモータ408を駆動制御するステアリング駆動制御装置500の機能ブロック図である。ステアリング駆動制御装置500は、インバータ主回路(変換回路)を構成するパワーモジュール501と、パワーモジュール501のパワー半導体スイッチング素子のオン・オフ動作(スイッチング動作)を制御する制御モジュール502とを備えている。パワーモジュール501のインバータ主回路は、6つのパワー半導体スイッチング素子をブリッジ接続して構成した3相ブリッジ回路から構成されている。パワーモジュール501のインバータ主回路の入力側(直流側)にはバッテリ503が、出力側(交流側)にはEPSモータ408のステータコイル504がそれぞれ電気的に接続されている。制御モジュール502は、パワーモジュール501の6つのパワー半導体スイッチング素子のそれぞれのスイッチングを制御する。これにより、バッテリ503から出力された直流電力は、パワーモジュール501のインバータ主回路において3相交流電力に変換され、EPSモータ408のステータコイル504に供給される。
制御モジュール502は、パワー半導体スイッチング素子のオン・オフ動作(スイッチング動作)を制御するための制御信号を生成し、その制御信号をパワーモジュール501のドライバ回路(図示省略)に出力する制御部を構成している。制御モジュール502には、入力パラメータとして、トルクセンサ410によって検出されたステアリングホイール401のトルク検出値Tf,エンコーダ505によって検出されたロータ506の回転速度検出値ωf及びレゾルバ1によって検出されたロータ506の磁極位置検出値θmが入力される。また、図1や図4を参照して説明したように、EPSモータ408の回転角度θmは、レゾルバ1から、主系であるレゾルバディジタル変換部3を介して制御装置411に伝達される。さらに、この回転角度θm信号に誤りがないかを制御装置411内で判定できるように、図1で詳述した冗長検出部5を介して、冗長系からのEPSモータ408の回転角度θm信号をも入力する。この冗長検出部5が、高精度の検出と信頼性とを実現しており、主系が故障しても、最低限のバックアップ(延命)制御を継続できる。
さて、トルク検出値Tfは、トルク指令値Tsと共にトルク制御回路507に入力される。トルク制御回路507は、トルク検出値Tfとトルク指令値Tsに基づいてトルク目標値Teを算出し、この算出されたトルク目標値Teの比例積分などによって電流指令値Is及び回転角θ1を出力する。回転角θ1は、回転速度検出値ωfと共に位相シフト回路508に入力される。位相シフト回路508は、回転速度検出値ωfに基づいてロータ506の回転角θaを算出し、この算出された回転角θaを回転角θ1に基づいて位相シフトして出力する。回転角θaは、磁極位置検出値θmと共に正弦波・余弦波発生回路509に入力される。正弦波・余弦波発生回路509は、回転角θa及び磁極位置検出値θmに基づいて、ステータコイル506の各巻線(ここでは3相)の誘起電圧を位相シフトした正弦波基本波形(駆動電流波形)値Iavを発生し、出力する。尚、上記位相シフトの量は零としてもよい。
正弦波基本波形(駆動電流波形)値Iavは、電流指令値Isと共に2相−3相変換回路510に入力される。2相−3相変換回路510は、正弦波基本波形(駆動電流波形)値Iav及び電流指令Isに基づいて、各相に対応した電流指令Isa,Isb,Iscを出力する。制御モジュール502は、各相個別に電流制御系511〜513を備えている。各相の電流制御系511〜513には、対応する相の電流指令Isa,Isb,Iscと、対応する相の電流検出値Ifa,Ifb,Ifcが入力される。電流検出値Ifa,Ifb,Ifcは電流検出器514によって検出されたものであり、パワーモジュール501の変換回路から、各相のステータコイル504に供給された相電流である。各相の電流制御系511〜513は、対応する相の電流指令Isa,Isb,Iscと、対応する相の電流検出値Ifa,Ifb,Ifcに基づいて、対応する相のパワー半導体スイッチング素子のスイッチング動作を制御するための制御信号を出力する。各相の制御信号は、パワーモジュール501の対応する相のドライバ回路(図示省略)に入力される。
パワーモジュール501の各相のドライバ回路(図示省略)は、対応する相の制御信号に基づいて、対応する相のパワー半導体スイッチング素子のスイッチング動作させるための駆動信号を出力する。各相の駆動信号は、対応する相のパワー半導体スイッチング素子に入力される。パワー半導体スイッチング素子がスイッチング動作すると、EPSモータ408のステータコイル504には、バッテリ503から供給された直流電力が交流電力に変換されて供給される。このとき、ステータコイル504に供給される各相電流の合成電流は、界磁磁束に直角或いは位相シフトした位置に常に形成される。これにより、EPSモータ408は、ロータ506の回転位置に応じた回転磁界を発生し、ロータ506が回転する。
このような電動パワーステアリングシステムにおいて、勝手にハンドルが切れてしまうことを、セルフステアと呼び、絶対にあってはならない異常である。上記実施例における精度と信頼性に優れた冗長検出部5の存在により、このようなことが無く、信頼性の高い電動パワーステアリングシステムを実現できる。
以上、本発明の一実施形態について記述したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しない範囲で設計において種々の変更ができるものである。
本発明の一実施例による回転角検出装置の全体機能ブロック図。 図1の一実施例における各部動作波形図。 図1の一実施例における天地絡検出部13の内部構成例図。 本発明の一実施例による回転角検出装置を用いた電動パワーステアリングシステムの全体機能ブロック図。 図4の実施例におけるステアリング駆動制御装置の一例機能ブロック図。
符号の説明
1…レゾルバ、2…励磁信号生成部、3…レゾルバディジタル変換部、4…CPU、5…冗長検出部、6…ゼロクロス検出部、7…エッジ判定部、8…カウンタ、9…ワンショット生成部、10…オフセット加減算部、11…SPI、12…サンプルホルダ、13…天地絡検出部。

Claims (12)

  1. 交流の励磁信号を生成する励磁信号生成部と、回転軸に連結して取り付けられ、前記励磁信号を入力し前記回転軸の回転角度により振幅変調して出力するレゾルバと、このレゾルバのアナログ出力信号をディジタル信号に変換するAD変換部と、このAD変換部のディジタル出力信号を入力し、第1の回転角度信号を被制御対象の制御装置へ出力する主系演算部と、前記レゾルバのアナログ出力信号及び前記励磁信号を入力し、第2の回転角度信号を出力する第2の演算部を備えた回転角検出装置において、前記第2の演算部は、前記励磁信号の周期を逐次測定する周期測定部と、この周期測定結果に基づいて前記レゾルバのアナログ出力信号をAD変換するAD変換タイミング信号を生成するAD変換指令部を備えたことを特徴とする回転角検出装置。
  2. 交流の励磁信号を生成する励磁信号生成部と、回転軸に連結して取り付けられ、前記励磁信号を入力し前記回転軸の回転角度により振幅変調して出力するレゾルバと、このレゾルバのアナログ出力信号をディジタル信号に変換するAD変換部と、このAD変換部のディジタル出力信号を入力し、第1の回転角度信号を被制御対象の制御装置へ出力する主系演算部と、前記レゾルバのアナログ出力信号及び前記励磁信号を入力し、第2の回転角度信号を出力する第2の演算部と、前記第1第2の回転角度信号を比較して、前記レゾルバの出力信号の異常を検出する異常検出部を備えた回転角検出装置の異常検出装置において、前記第2の演算部は、前記励磁信号の周期を逐次測定する周期測定部と、この周期測定結果に基づいてAD変換タイミング信号を生成するAD変換指令部と、このAD変換タイミング信号に応じて前記レゾルバの出力信号をサンプルホールドするサンプルホルダを備えたことを特徴とする回転角検出装置の異常検出装置。
  3. 請求項2において、前記周期測定部の周期測定結果に基づいて前記レゾルバの出力信号の周期のオフセット量を算出するオフセット量算出部と、このオフセット量に基づいて前記周期測定結果を補正する補正部を備え、前記AD変換指令部は、補正した周期測定結果に基づいてAD変換タイミング信号を生成するように構成したことを特徴とする回転角検出装置の異常検出装置。
  4. 請求項2又は3において、前記主系演算部はCPUを備え、このCPUの外部に、前記AD変換タイミング信号に応じて前記レゾルバの出力信号をサンプルホールドし、そのアナログ出力信号を前記CPUへ出力するサンプルホルダを備えたことを特徴とする回転角検出装置の異常検出装置。
  5. 請求項2〜4のいずれかにおいて、前記AD変換指令部は、前回の前記周期測定結果の1/2を基準として前記AD変換タイミング信号を生成するように構成したことを特徴とする回転角検出装置の異常検出装置。
  6. 請求項3において、前記AD変換指令部は、前回の前記周期測定結果の1/2と、前記オフセット量とに基いて、前記AD変換タイミング信号を生成するように構成したことを特徴とする回転角検出装置の異常検出装置。
  7. 請求項3又は6において、前記AD変換指令部は、前回の前記周期測定結果の1/2及び/又は前記オフセット量とに基いた時間を計時するカウンタを備えたことを特徴とする回転角検出装置の異常検出装置。
  8. 請求項2〜7のいずれかにおいて、前記周期測定部は、前記励磁信号のゼロクロスの立上り及び立下りを検出する手段と、これら立上り及び立下り検出信号でリセットされ、その後の経過時間を計時するカウンタを備えたことを特徴とする回転角検出装置の異常検出装置。
  9. 請求項2〜8のいずれかにおいて、レゾルバ出力信号の電圧を検出する電圧検出部と、この検出電圧が所定電圧以下であるとき地絡異常を検出する地絡異常検出部を備えたことを特徴とする回転角検出装置の異常検出装置。
  10. 請求項2〜9のいずれかにおいて、レゾルバ出力信号の電圧を検出する電圧検出部と、この検出電圧が所定電圧以上であるとき天絡異常を検出する天絡異常検出部を備えたことを特徴とする回転角検出装置の異常検出装置。
  11. 運転者によるステアリングの操作に応じて車輪の操舵を助成/駆動するモータを備えた電動パワーステアリング装置において、交流の励磁信号を生成する励磁信号生成部と、前記モータの回転軸に連結して取り付けられ、前記励磁信号を入力し前記回転軸の回転角度により振幅変調して出力するレゾルバと、このレゾルバのアナログ出力信号をディジタル信号に変換するAD変換部と、このAD変換部のディジタル出力信号を入力し、第1の回転角度信号をモータ制御装置へ出力する主系の回転角演算部と、前記レゾルバのアナログ出力信号及び前記励磁信号を入力し、第2の回転角度信号を出力する第2の演算部と、この第2の演算部に設けられ前記励磁信号の周期を逐次測定する周期測定部と、この周期測定結果に基づいて前記レゾルバのアナログ出力信号をAD変換するAD変換タイミング信号を生成するAD変換指令部を備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  12. 請求項1〜10のいずれかにおいて、前記回転軸は、被制御対象の駆動モータの出力軸であり、前記主系演算部は、演算した回転角度信号を、信号線によって、前記被制御対象の駆動モータ制御装置に伝達することを特徴とするモータ制御装置。
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