JP2007205886A - 音又は振動の解析方法及び音又は振動の解析装置 - Google Patents

音又は振動の解析方法及び音又は振動の解析装置 Download PDF

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Abstract

【課題】時間情報を含む解析方法の採用により評価点に現出する音又は振動の発生源を正しく特定し、過不足のない音又は振動対策により評価点における音又は振動を確実に低減することを可能とする。
【解決手段】評価点において検出される騒音検出信号を、ローパスフィルタ80によりフィルタ処理して評価波形信号Sを抽出し、これを用いてマザーウエーブレット導出部82により実信号マザーウエーブレットψ(t)を導出する一方、複数の候補点において検出される振動の検出信号を各別のローパスフィルタ81,81…によりフィルタ処理して候補波形信号V1 ,V2 ,V3 を抽出し、これらを実信号マザーウエーブレットψ(t)を用いてウエーブレット変換し、相関算出部84,84…において、候補波形信号V1 ,V2 ,V3 と実信号マザーウエーブレットψ(t)との瞬時相関を算出し、この瞬時相関の相互比較により評価点に現出する騒音の発生源を特定する構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、対象空間内の評価点における騒音又は振動が、前記空間内又は前記空間の周辺に存在する複数の音源又は振動源のいずれに起因するかを特定すべく行われる解析方法及び装置に関する。
空間内の評価点に現出する騒音又は振動の発生源を特定することは、多くの産業分野において重要な課題となっている。例えば、自動車の車室の内部騒音、特に、車室内の乗員に聴取される騒音を低減することは、乗り心地を改善するために重要であり、このためには、対象となる騒音の音源又は振動源を特定し、これらの音源又は振動源に対して効果的な対策を施す必要がある。
このような音源又は振動源の特定を目的とした音又は振動の解析方法は、従来から種々提案されており、広く採用されている音又は振動の解析方法として、FFT(高速フーリエ変換)による方法がある。この方法は、波形信号として与えられる音又は振動の検出結果をフーリエ変換し周波数成分毎のスペクトル強度を求める方法であり、対象空間内に設定された評価点での音又は振動の検出信号と、音源又は振動源であると想定される複数の候補点での音又は振動の検出信号とを夫々フーリエ変換し、各候補点でのスペクトル分布と評価点でのスペクトル分布とを比較することにより、音源又は振動源を特定すべく実施される。
また自動車の車室内の騒音を対象とした解析方法として、車室内部の評価点において騒音を検出する一方、車室内部又は周辺の複数の候補点において音又は振動を検出し、各候補点での検出信号を、評価点での検出信号との間の残差に応じてフィルタ係数が変更される適応フィルタによりフィルタリング処理し、この結果に基づいて各候補点の寄与度を求める方法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平7−243906号公報 特開平11−94642号公報
ところが以上のような従来の解析方法は、いずれも時間情報を含まない解析方法であることから、複数の候補点において同一又は近接した周波数域の音又は振動が検出されている場合、評価点に現出する音又は振動の発生源を正しく特定することが難しいという問題があり、複数の候補点のいずれかに対して対策を行った場合、実際の音源又は振動源以外の候補点に対して対策が施され、評価点における音又は振動の低減効果が不十分になる虞れがあり、逆に複数の候補点の全てに対して対策を行った場合、不要な候補点に対して過剰な対策を強いられるという不具合がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、時間情報を含む解析方法の採用により評価点に現出する音又は振動の発生源を正しく特定し、過不足のない音又は振動対策により評価点における音又は振動を確実に低減することを可能とする音又は振動の解析方法及び解析装置を提供することを目的とする。
本発明に係る音又は振動の解析方法は、対象空間内の評価点に現出する音又は振動の発生源を、前記対象空間及びその周辺に位置する複数の候補点のうちから特定すべく実施される音又は振動の解析方法において、前記評価点での音又は振動の検出結果から評価波形信号を抽出する第1ステップと、前記複数の候補点での音又は振動の検出結果の夫々から、前記評価波形信号と同一の時間軸を有する複数の候補波形信号を抽出する第2ステップと、前記第1ステップにおいて抽出された評価波形信号からマザーウエーブレットを導出する第3ステップと、該第3ステップにおいて導出されたマザーウエーブレットを用いて前記第2ステップにおいて抽出された複数の候補波形信号の夫々をウエーブレット変換し、各候補波形信号と前記マザーウエーブレットとの瞬時相関を求める第4ステップとを含むことを特徴とする。
また本発明に係る音又は振動の解析装置は、対象空間内の評価点に現出する音又は振動の発生源を、前記対象空間及びその周辺に位置する複数の候補点のうちから特定すべく解析する音又は振動の解析装置において、前記評価点及び複数の候補点の夫々に配設された音又は振動の検出手段と、前記評価点に配した検出手段の検出結果から評価波形信号を抽出する第1抽出手段と、前記複数の候補点に配した検出手段の検出結果の夫々から、前記評価波形信号と同一の時間軸を有する複数の候補波形信号を抽出する第2抽出手段と、前記第1抽出手段が抽出した評価波形信号からマザーウエーブレットを導出する導出手段と、該導出手段により導出されたマザーウエーブレットを用いて前記第2抽出手段が抽出した複数の候補波形信号の夫々をウエーブレット変換し、各候補波形信号と前記マザーウエーブレットとの瞬時相関を算出する相関算出手段と、該相関算出手段の算出結果の相互比較により、前記評価点の音又は振動に対する前記複数の候補点の夫々の寄与度を出力する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る音又は振動の解析方法及び解析装置においては、評価点において得られた評価波形信号からマザーウエーブレットを導出し、このマザーウエーブレットを用いて各候補点において得られた候補波形信号をウエーブレット変換し、夫々の候補波形信号の瞬時相関を算出するから、時間情報を含む解析結果が得られ、複数の候補点のうちから評価点に現出する音又は振動の発生源を正しく特定することが可能となり、特定された候補点に対する音又は振動対策を実施することにより、評価点における音又は振動を確実に低減することが可能となる等、本発明は優れた効果を奏する。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る音又は振動の解析方法の実施状態を示す説明図である。本図には、自動車の車室内部に発生する騒音が、この自動車に装備された電動パワーステアリング装置の各部に存在する振動源のいずれに起因するかを特定すべく行われる解析方法の実施状態が示されている。
本図に示す電動パワーステアリング装置は、車体の左右方向に延設されたラックハウジング10の内部に軸長方向への移動自在に支持されたラック軸1と、ラックハウジング10の中途に交叉するピニオンハウジング20の内部に回転自在に支持されたピニオン軸2とを備えるラックピニオン式の操舵機構を備えている。
ラックハウジング10の両側から外部に突出するラック軸1の両端は、各別のタイロッド11,11を介して操舵輪としての左右の前輪12,12に連結されている。またピニオンハウジング20の外部に突出するピニオン軸2の上端は、ステアリング軸3を介して操舵部材としてのステアリングホイール30に連結されている。更にピニオンハウジング20の内部に延びるピニオン軸2の下部には、図示しないピニオンが形成されており、該ピニオンは、ラックハウジング10との交叉部において、ラック軸1の外面に適長に亘って形成されたラック歯に噛合させてある。
ステアリング軸3は、筒形をなすコラムハウジング31の内部に回転自在に支持され、該コラムハウジング31を介して、前方を下とした傾斜姿勢を保って車室の内部に固定されており、コラムハウジング31の下方へのステアリング軸3の突出端にピニオン軸2が連結され、同じく上方への突出端にステアリングホイール30が固設されている。
以上の構成により、操舵のためにステアリングホイール30が回転操作された場合、この回転がステアリング軸3を介してピニオン軸2に伝達され、該ピニオン軸2の回転が、ピニオンとラック歯との噛合部においてラック軸1の軸長方向の移動に変換されることとなり、このようなラック軸1の移動により、左右の前輪12,12が各別のタイロッド11,11を介して押し引きされて操舵がなされる。
ステアリング軸3を支持するコラムハウジング31の中途には、ステアリングホイール30の回転操作によりステアリング軸3に加わる操舵トルクを検出するトルクセンサ4が設けてあり、該トルクセンサ4よりも下位置に操舵補助用のモータ5が取付けてある。
トルクセンサ4は、検出対象となるステアリング軸3を上下の2軸に分割し、これらの2軸を捩れ特性が既知のトーションバーにより同軸上に連結して、操舵トルクの作用によりトーションバーの捩れを伴って前記2軸間に生じる相対角変位を適宜の手段により検出する公知の構成を有している。また操舵補助用のモータ5は、コラムハウジング31の外側に軸心を略直交させて取り付け、例えば、コラムハウジング31の内部に延びる出力端に固着されたウォームをステアリング軸3に外嵌固定されたウォームホイールに噛合させて、モータ5の回転が、前記ウォーム及びウォームホイールを備える伝動機構により所定の減速下にてステアリング軸3に伝えられるように伝動構成されている。
このように取付けられた操舵補助用のモータ5は、トルクセンサ4により検出される操舵トルクの方向及び大きさに応じて駆動され、このときモータ5が発生する回転力が、ステアリング軸3の下端に連設されたピニオン軸2に付加されることとなり、この回転力により前述の如く行われる操舵が補助される。
以上の如く構成された電動パワーステアリング装置においては、ステアリングホイール30の回転操作に応じて前述した操舵が実行されるとき、操舵補助用のモータ5の回転をステアリング軸3へ減速伝動する伝動機構の周辺、ピニオン軸2とラック軸1との噛合部の周辺、ラックハウジング10の一側端部においてラック軸1を摺動自在に支持する支持部の周辺等、部材間に相対移動が生じる部位の周辺に振動が発生し、この振動が車室内に伝播して、ステアリングホイール30を操作する運転者に騒音として聴取されることとなる。
本発明に係る音又は振動の解析方法は、以上の如く発生する騒音の発生源を特定すべく実施されるものであり、車室内部の適宜位置、望ましくは、ステアリングホイール30を操作する運転者の周辺に評価点を定め、この評価点に騒音検出用のマイクロフォン6を配すると共に、この騒音の発生源であると想定される候補点に、夫々における音又は振動を検出するための検出器7,7…を配し、これらのマイクロフォン6及び検出器7,7…の検出信号が与えられる解析装置8により実施される。
なお図示の実施の形態においては、操舵補助用のモータ5からステアリング軸3への伝動機構の周辺、ピニオン軸2とラック軸1との噛合部の周辺、及びラックハウジング10の一側端部のラック軸1の支持部の周辺を候補点とし、夫々の候補点における振動を各別の検出器7,7…により検出する構成としてあるが、候補点の数及び位置は適宜に設定することが可能である。
図2は、解析装置8の内部構成を示すブロック図である。解析装置8は、マイクロフォン6に対応するローパスフィルタ80、及び検出器7,7…の夫々に対応するローパスフィルタ81,81…を備えており、更に、マザーウエーブレット導出部82、ウエーブレット変換部83,83…及び相関算出部84,84…を備えている。このような解析装置8には、解析途中の経過及び解析結果を表示するための表示部9が、図1に示す如く付設されている。
マイクロフォン6による評価点での騒音検出信号は、ローパスフィルタ80によりフィルタ処理され、また検出器7,7…による夫々の候補点での振動の検出信号は、各別のローパスフィルタ81,81…によりフィルタ処理され、高周波のノイズが除去された波形信号が抽出される。以下の説明においては、評価点に配したマイクロフォン6による検出信号をフィルタ処理して抽出された波形信号を評価波形信号Sとし、候補点に配した検出器7,7…による検出信号をフィルタ処理して抽出された波形信号を候補波形信号Vとする。
なお図2においては、検出器7,7…に各1つのローパスフィルタ81,81…が対応させてあるが、3つの候補点の夫々に、X,Y,Zの3方向の振動検出が可能な検出器7を配し、夫々の方向の振動を各別に処理する構成とすることもでき、この場合、9個のローパスフィルタ81,81…が必要となる。
以下の説明は、簡単のために、各候補点において1方向の振動検出がなされることを前提として行う。ローパスフィルタ80によるフィルタ処理を経て、評価点での騒音に対応する1つの評価波形信号Sが抽出され、またローパスフィルタ81,81…によるフィルタ処理を経て、3つの候補点の夫々での振動に対応する3つの候補波形信号V1 ,V2 ,V3 とが抽出されることとなり、評価波形信号Sはマザーウエーブレット導出部82に与えられ、また候補波形信号V1 ,V2 ,V3 は各別のウエーブレット変換部83,83…を経て相関算出部84,84…に与えられている。
図3は、解析装置8において行われる本発明に係る音又は振動解析方法の実施手順を示すフローチャートである。なお図2中の解析装置8は、ブロック図の形態にて図示されているが、実際には、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備える演算処理装置により解析装置8を構成することができ、機能ブロックとして示されたマザーウエーブレット導出部82,ウエーブレット変換部83,83…及び相関算出部84,84…においてなされる以下の手順は、ROMに格納されたプログラムに従ったCPUの動作により実行される。更には、適宜の記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを汎用のコンピュータにロードして解析装置8を構成することもできる。
解析装置8は、マイクロフォン6による評価点での騒音の検出信号を監視し、検出対象となる検出信号が生じたとき、この検出信号を、検出器7,7…による各候補点での振動の検出信号と共に取込み(ステップ1)、これらの検出信号をフィルタ処理し、評価波形信号と候補波形信号とを抽出する(ステップ2)。なお、マイクロフォン6による検出信号と検出器7,7…による検出信号との取り込みは同時になされるが、以下の手順による処理は、CPU内にて実施されるため、結果をリアルタイムにて出力し、表示部9に表示させることも可能である。マイクロフォン6を振動センサとし、検出器7をマイクロフォンとすることも可能である。
図4は、評価波形信号及び候補波形信号の一例を示す図である。本図の横軸は時間、縦軸は振幅であり、図4(a)に示す評価波形信号Sに対し、図4(b)〜(d)に示すように、同一の時間軸を有する3つの候補波形信号V1 ,V2 ,V3 が抽出される。
次いで解析装置8は、ステップ2において抽出された評価波形信号Sから実信号マザーウエーブレットを導出する(ステップ3)。以下の手順にて実施される実信号マザーウエーブレットの導出には、評価波形信号Sのうち、所定の強度条件を満たす範囲の波形を用いる。使用範囲の選定は、例えば、評価波形信号Sを図4(a)に示す形態にて表示部9に表示させ、この表示を視認するオペレータにより行わせるようにしてもよく、また予め定めた強度条件を解析装置8のRAMに記憶させておき、この強度条件を満たす使用範囲を自動的に選定するように構成することも可能である。
実信号マザーウエーブレットψ(t)は、下記の(1)式によって与えられる関数である。この(1)式中のaは、周波数の逆数に対応するスケールパラメータであり、bは、時刻パラメータである。なお以下の説明においては、「実信号」の表記を省略し、マザーウエーブレットψ(t)と記載する。
Figure 2007205886
マザーウエーブレットψ(t)は、信号の再構成を可能とするために、(2)式により与えられるアドミッシブル条件を満たす必要がある。ここで、ψ(ω)ハットは、マザーウエーブレットψ(t)のフーリエ変換である。
Figure 2007205886
図5は、マザーウエーブレットψ(t)の導出手順を示すフローチャートである。解析装置8は、評価波形信号Sが与えられ、前述の如く使用範囲を選定した後、選定された範囲内の波形信号に対し、(2)式の条件を満たすべくハニング窓処理を実施し(ステップ11)、更にフーリエ変換する(ステップ12)。このように導出されるマザーウエーブレットψ(t)は、始点及び終点がゼロであり、また全域の平均値がゼロであって、更に有界である関数として与えられる。
次に解析装置8は、導出されるマザーウエーブレットψ(t)に対し、(3)式により与えられるノルムを1とするような正規化処理を行う(ステップ13)。更に、音又は振動に対する解析において特徴をつかみ易くするためには、実数型よりも複素数型のマザーウエーブレットを使用するのが望ましいことから、解析装置8は、ステップ13における正規化により得られた実数型マザーウエーブレットに対してヒルベルト変換を実施し(ステップ14)、複素数型マザーウエーブレットを構成して(ステップ15)、一連のマザーウエーブレットψ(t)の導出手順を終了する。なお、ステップ13において得られる実数型マザーウエーブレットψR (t)を使用してもよいことは言うまでもない。
Figure 2007205886
複素数型マザーウエーブレットψ(t)は、(4)式により与えられる。実数型マザーウエーブレットψR (t)をフーリエ変換し、周波数スペクトルψR (f)ハットを得て、負の周波数領域においては、ψR (f)ハットをゼロに置き換え、正の周波数領域においては、ψR (f)ハットを、2ψR (f)ハットに置き換えて逆フーリエ変換する。
Figure 2007205886
以上の手順によりマザーウエーブレットψ(t)の導出を終えた解析装置8は、次に、図4(b)〜(d)に示すように与えられる候補波形信号V1 ,V2 ,V3 を夫々ウエーブレット変換し(ステップ4)、この結果に基づいて候補波形信号V1 ,V2 ,V3 とマザーウエーブレットψ(t)との瞬時相関を算出する(ステップ5)。
ステップ4でのウエーブレット変換は、ステップ3において評価波形信号Sから導出されたマザーウエーブレットψ(t)を含む(5)式により表されるウエーブレット変換式を用い、この式中の変換関数f(t)に候補波形信号V1 ,V2 ,V3 の夫々を適用して実施される。なお(5)式中のψ* (t)は、マザーウエーブレットψ(t)の複素共役である。
Figure 2007205886
以上の如く実施されるウエーブレット変換は、夫々の候補波形信号V1 ,V2 ,V3 が適用される変換関数f(t)とマザーウエーブレットψ(t)との内積を求める処理であり、変換関数f(t)とマザーウエーブレットψ(t)とが一致する場合に1、不一致の場合に0となる。(1)式中のスケールパラメータa=1を中心周波数とし、時刻パラメータbを種々に変化させることにより、夫々の候補波形信号V1 ,V2 ,V3 との相関が時間軸上において明らかとなる。
マザーウエーブレットψ(t)は正規化を行っており、変換関数f(t)に適用される候補波形信号V1 ,V2 ,V3 がマザーウエーブレットψ(t)よりも大きい場合、その比率に応じて相関値は1よりも大きくなる。またマザーウエーブレットψ(t)の周波数成分に対しても相関を求めることができる。このようにして、変換関数f(t)に順次適用される3つの候補波形信号V1 ,V2 ,V3 の夫々について、マザーウエーブレットψ(t)の導出に用いられた評価波形信号Sに対する相関程度を成分及び強さを含めて示す瞬時相関が求められる。
マザーウエーブレットψ(t)は、評価点において実際に得られた騒音の検出結果に基づいて導出されているから、ステップ4にてウエーブレット変換された複数の候補波形信号V1 ,V2 ,V3 の夫々に対してステップ5において算出される瞬時相関は、評価点の騒音に対する夫々の候補点にて検出される音又は振動(この実施の形態においては振動)の相関関係を正しく示すものとなる。またウエーブレット変換の結果は時間情報を含んでおり、発生時刻も判定できるから、複数の候補波形信号V1 ,V2 ,V3 が同一の周波数成分を含んでいる場合においても、これら夫々の評価波形信号Sに対する相関度の相違が明らかとなる。
解析装置8は、ステップ4においてウエーブレット変換を終えた後、3つの候補波形信号V1 ,V2 ,V3 の夫々に対して算出された瞬時相関値を相互比較し(ステップ6)、評価点にて検出される騒音に対する複数の候補点にて検出される振動の寄与度を出力して(ステップ7)解析動作を終了する。目的とする騒音や振動があらかじめわかっている場合や既にマザーウエーブレットが導出されている場合、ステップ1やステップ3を省略し、マザーウエーブレットをCPU内のメモリに記憶させて解析することも可能である。
寄与度の出力は適宜の手段にて行わせることができ、例えば、複数の候補波形信号に対して算出される瞬時相関値をグラフ化して表示部9に表示させ、この表示を視認するオペレータにより寄与度を判定させることができる。目的とする騒音や振動があらかじめわかっている場合や、既にマザーウエーブレットが導出されている場合、ステップ1やステップ3を省略し、マザーウエーブレットをCPU内のメモリに記憶させて解析することも可能である。
図6は、瞬時相関値の表示例を示す図であり、前述の如く与えられる3つの候補波形信号V1 ,V2 ,V3 に対して算出される瞬時相関値を同一の時間軸にてグラフ化して示してある。この図5においては、(a)に示された候補波形信号V1 の瞬時相関値が全般的に大きく、評価点において検出される騒音は、候補波形信号V1 が得られた候補点における振動が主因となって生じていることが明らかであり、評価点での騒音を抑制するためには、この候補点での振動抑制対策が有効であることがわかる。
また(b)に示された候補波形信号V2 の瞬時相関値は全般的に小さく、候補波形信号V2 が得られた候補点における振動低減対策は、評価点での騒音抑制のために不要であると判定することができ、無為な対策の実施を未然に防止することが可能となる。
なお以上の実施の形態においては、自動車の車室内において、電動パワーステアリング装置の各部の振動に起因して発生する騒音の発生源を特定すべく行われる解析例について説明したが、本発明に係る解析方法及び解析装置は、対象空間内の評価点に現出する音又は振動の発生源を複数の候補点のうちから特定する用途全般に適用可能であり、多くの産業分野において広く用い得ることは言うまでもない。
本発明に係る音又は振動の解析方法の実施状態を示す説明図である。 解析装置の内部構成を示すブロック図である。 解析装置において行われる本発明に係る音又は振動解析方法の実施手順を示すフローチャートである。 評価波形信号及び候補波形信号の一例を示す図である。 マザーウエーブレットの導出手順を示すフローチャートである。 瞬時相関値の表示例を示す図である。
符号の説明
6 マイクロフォン(音の検出手段)、7 振動検出器(振動の検出手段)、8 解析装置、80 ローパスフィルタ(第1抽出手段)、81 ローパスフィルタ(第2抽出手段)、82 マザーウエーブレット導出部(導出手段)、83 ウエーブレット変換部(相関算出手段)、84 相関算出部(相関算出手段)、S 評価波形信号、V1 ,V2 ,V3 候補波形信号、ψ(t) マザーウエーブレット

Claims (2)

  1. 対象空間内の評価点に現出する音又は振動の発生源を、前記対象空間及びその周辺に位置する複数の候補点のうちから特定すべく実施される音又は振動の解析方法において、
    前記評価点での音又は振動の検出結果から評価波形信号を抽出する第1ステップと、
    前記複数の候補点での音又は振動の検出結果の夫々から、前記評価波形信号と同一の時間軸を有する複数の候補波形信号を抽出する第2ステップと、
    前記第1ステップにおいて抽出された評価波形信号からマザーウエーブレットを導出する第3ステップと、
    該第3ステップにおいて導出されたマザーウエーブレットを用いて前記第2ステップにおいて抽出された複数の候補波形信号の夫々をウエーブレット変換し、各候補波形信号と前記マザーウエーブレットとの瞬時相関を求める第4ステップと
    を含むことを特徴とする音又は振動の解析方法。
  2. 対象空間内の評価点に現出する音又は振動の発生源を、前記対象空間及びその周辺に位置する複数の候補点のうちから特定すべく解析する音又は振動の解析装置において、
    前記評価点及び複数の候補点の夫々に配設された音又は振動の検出手段と、
    前記評価点に配した検出手段の検出結果から評価波形信号を抽出する第1抽出手段と、 前記複数の候補点に配した検出手段の検出結果の夫々から、前記評価波形信号と同一の時間軸を有する複数の候補波形信号を抽出する第2抽出手段と、
    前記第1抽出手段が抽出した評価波形信号からマザーウエーブレットを導出する導出手段と、
    該導出手段により導出されたマザーウエーブレットを用いて前記第2抽出手段が抽出した複数の候補波形信号の夫々をウエーブレット変換し、各候補波形信号と前記マザーウエーブレットとの瞬時相関を算出する相関算出手段と、
    該相関算出手段の算出結果の相互比較により、前記評価点の音又は振動に対する前記複数の候補点の夫々の寄与度を出力する手段と
    を備えることを特徴とする音又は振動の解析装置。
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