JP2007205368A - 固定構造、及び固定部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動ドライバーでの締め付けでも板材に変形をきたすことがない固定構造を提供すること。
【解決手段】間隙を有した状態で配置された2枚の板材A、Bに固定ネジ20により締め付けて固定する固定構造において、取り付け部材10に螺合して板材Bに当接可能な突っ張りネジ30を備え、突っ張りネジ30が板材Bの背面に当接した状態で、固定ネジ20により固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定ネジの形状構造と構成手段に関するものである。
薄厚鋼板やアルミ構成材、ベニヤ板、樹脂、皮革、発泡材等々の部材を固定ネジで締め付け取り付けたり、あるいは柔らかい金属や樹脂、磁器、ガラス等で作られた製品を取り付け締め付けたりしたときに、ネジによる過大な押圧力により発生する歪や落ち込み、あるいは割れ、変形やこれらに起因する機能障害の発生を防止できる固定構造に関する。
寸法不特定の部材に製品を取り付ける際に通常は固定ネジで締め付けていたが、ネジの締め付けは手回しのドライバーにて締め付け具合を調整しながら締め付けていた。部材の形状や材質を吟味し、さらに製品の材質や硬さを把握して取り付けるネジの締め付けはかなりの経験と熟練を要していた。ましてや取り付ける製品の機械的構成物を有するものはネジの締め付け具合や締め付けネジの順番や締め付け力のバラツキにより機械的性能に狂いを生じさせたり、締め付け不足で緩みを生じさせたり、あるいは締め付け過多により割れやヒズミ変形により機能に障害が生じたり、美観をも損なうなどの不都合が生じていた。
また近年施工作業の効率化のため電動ドライバーによるネジの締め付けが普及しているが、電動ドライバーでは微妙な締め付け力の調整が困難であり、上述のような不都合が多発している。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、取り付け構造形体を種々に有する事を想定し締め付けネジ当たりが一定でなくとも締め付け事前に調整を可能とし、または自在にネジ当たりが出来る事で電動ドライバー締め付けでも板材に変形をきたすことがない固定構造を提供することである。
また本発明の他の目的は、同上固定構造に適した固定部材を提供することである。
このような課題を達成するために請求項1の発明は、間隙を有した状態で配置された2枚の板材、または容易に変形する厚板材の一方に設けられた取り付け部材に前記板材もしくは厚板材の他方から固定ネジにより締め付けて固定する固定構造において、前記取り付け部材、または前記他方の前記板材もしくは厚板材の側に螺合して一方の前記板材もしくは厚板材、または前記取り付け部材に当接可能な突っ張りネジを備え、前記突っ張りネジが一方の前記板材もしくは厚板材の背面、または前記取り付け部材に当接した状態で、前記固定ネジにより固定されている。
また、請求項2の発明は、間隙を有した状態で配置された2枚の板材、または容易に変形する厚板材の一方に設けられた取り付け部材に前記板材もしくは厚板材の他方から固定ネジにより締め付けて固定する固定構造に用いる固定部材において、前記固定ネジと同一ピッチの内径ネジと、前記内径ネジとは異なるピッチの外形ネジが形成された突っ張りネジと、前記内径ネジに螺合し、取り付け部材に螺合する固定ネジとから構成されている。
請求項1の発明によれば、突っ張りネジを取付部材、または板材の背面に当接させて2枚の板材または厚板材の厚みに調節した状態で固定ネジを締め付けるため、突っ張りネジと取付部材とにより板材に剛性を与えて締め付けによる変形を防止することができる。
請求項2の発明によれば、請求項1の効果に加えて固定ネジを締め付ける過程で突っ張りネジが取り付け部材に当接して板材の間隔を剛性をもって所定の間隔に保持でき、取り付け作業の工数を減らすことができる。
そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて説明する。
(第1実施例)
図1(A)に示した実施例は、家具やキッチン引き出しのツマミや取手Cは取手の取り付け底面に施された取り付けネジ10のネジ孔11に引き出し部材の裏側より固定ネジ20にて締め付けたり、図2に示したように取手Cから裏面に突出した細ネジ40をナット41にて締め付けて取り付けるのに適したものである。
近年、家具やキッチン等の引き出し部材も種々の材質部材が使用され、表面はステンレス材やアルミ、樹脂材の表面装飾板で構成され、内部には発泡材を充填したり、また中空状態として軽量化されている。
このため、ツマミや取手の固定ネジを強い締め付け力で締め付けると、表面装飾板が湾曲や変形したり、あるいは締め付け不足で緩みが発生するなどのトラブルがある。
この実施例はこのような問題に対処するためのものである。
図1(A)において取手Cやツマミの底部に固定されたネジ棒、またはインサート棒ネジ10は、図1(B)に示したように固定ネジ20に螺合するネジ孔11と、後述する突っ張りネジ30に螺合し、かつネジ孔11とはピッチが相違する外ネジ12とを形成して構成されている。
突っ張りネジ30は、図1(C)に示したように固定ネジ側にドライバや六角ボルトと係合する溝や孔31を形成して、固定ネジ側から回動可能に構成されている。
このような構成において、インサートネジ10に突っ張りネジ30を、溝や孔31が固定ネジ側となるように予め螺合させて挿入し、ドライバや六角レンチにより突っ張りネジ30の先端が他方の表面装飾板Bの背面に当接するように回動させる。
この状態で固定ネジ20をインサートネジ10のネジ孔11に螺合させて締め付けると、表面装飾板Bの背面が突っ張りネジ30により支持され、外側と内側との2枚の表面装飾板A、Bが正規の距離に維持されるから、固定ネジ20にて取り付け締め付けても表面装飾板A、Bに歪や割れ等を生じることはない。
この実施例によれば、固定ネジ20のネジ山ピッチと突っ張りネジ30のネジ山ピッチが相違するので、固定ネジ30の締め付け回転時に突っ張りネジ30の回転緩みが生じることがなく、電動ドライバーによる締め付けが可能となり、かつ固定ネジ20と突っ張りネジ30はネジ山ピッチの違い効果と緩み方向が逆方向になるので、長時間使用しても、また強い振動や衝撃を受けてもネジに緩みが発生しない。
図2(A)は、取手やツマミCに敷設されている細径の細ネジ40を一方の表面装飾板Aから他方の表面装飾板Bに貫通させてナット41により固定する場合に適した実施例を示すものであって、細ネジ40に合致するネジ山を有する内径ネジ51と突っ張りネジ60と合致する外径ネジ52を施したナット棒ネジ50(図2(B))を細ネジ40にネジ込み、前述の突っ張りネジ30をドライバや六角レンチにより先端を他方の表面装飾板Bの背面に当接させて、ナット41を締めることにより、表面装飾板に歪や割れ等を生じることなく固定することができる。
また図3(A)に示したようにアルミサッシュやガラス扉に取り付けられる両面取手ハンドルD、Eの取り付けに適用するには、扉室側(内側)ハンドルEを取り付ける際に、ハンドルEの取り付けネジ70に突っ張りネジ30と合致するネジ山を有する外形ネジ71を形成し、取り付けネジ70に突っ張りネジ30をネジ込み、ドライバや六角レンチにより突っ張りネジ30の先端を他方の表面まで移動させ、正逆両設した固定ネジ80で締め付け取り付ければ外内ハンドルD、Eを同時に取り付けられると共に、固定ネジ80の締め付け過ぎに弱い中空アルミサッシュの凹みやガラスのヒズミひび割れを防止することができる。
(実施例2)
壁面装飾パネルや吊天井防音吸収パネルあるいはスチール家具やスチール構造体等において、取り付けられるパネルや付帯部品の取り付けによってパネル面の凹みや波打ち、割れ等々の問題発生がネジの締め付け取り付ける際に影響していた。ましてはパネル張りを美しく全体を仕上げる為にはかなりの熟練を要していた。
さらに、薄板パネル施工後に吊フックや表札板、電気操作盤等の別部品をネジ止めで取り付けする場合にネジの締め付け具合によって、美しく仕上がった装飾パネル面を波打ち状にして再施工を余儀なくされたことが多くある。ネジの締め付け基礎が安定していないとパネル面の歪や波打ち状態になり、さらに別部品の操作振動や地震等による全体振動によっての歪や曲がり、あるいはパネルが落下することがしばしばあった。
すなわち、図4(A)に示したようにコンクリート素地壁面Fに装飾パネルGをネジ締めで施工する場合には通常アンカーボルトやアンカーナットを打ち込みパネルを重ね張りして取り付けることが通常行われている。この場合、装飾パネルGの平行度の保持や配管や配線のために壁面FとパネルGとの空間を一定に保つためには、アンカーボルトHの打ち込み深さ自体を調整をしたり、中間金具を介装して張設していた。
しかし、装飾パネルG自体の反りや寸法バラツキの微細調整は固定ネジの締め付け調整でパネル全体のバランスをとることが行われているため、ネジの締め付け強度に差があり締め付けの甘いネジ部が後日外れる原因になった。
本実施例は、このような問題に対処するものであって、アンカーボルトHに螺合する中継ボルト90に、図4(B)に示したように固定ネジ100に螺合するネジ孔91と、これの先端側に突っ張りネジ110(図4(C))に螺合するネジ孔92を形成したものである。なお、図中符号111は、突っ張りネジ110の固定ネジ側に形成された回動治具を挿入するための孔、もしくは溝を示す。
この実施例によれば、アンカーボルトHに中継ネジ90を締め付け、ついで突っ張りネジ110の先端がパネルGの背面に当接するように突っ張りネジ110を位置調整し、最後に固定ネジ100を締め付ける。
この実施例によれば、中継ネジ90の位置を調整する必要がなく、パネルGを正規の位置に仮止めした状態で突っ張りネジ110を中継ネジ90に対して相対的に回動させてパルGの背面に当接させ、その後に固定ネジ100で規定の強度で締め付けることができる。
この実施例によれば、前述の実施例と同様に、過大なトルクで締め付けが行われても、パネルの背面が突っ張りネジにより支持されているため、パネルの歪の発生を防止でき、電動ドライバーによる施工が可能となる。
さらには、固定ネジ100のネジ山ピッチと突っ張りネジ110のネジ山ピッチ、さらに中継ネジ90のネジ山ピッチを異ならせておけば、電動ドライバーでのねじ込み時や全体構造物の歪変形や地震による振動を受けてもネジの緩みを防止することができる。
図5(A)に示したように、鉄骨組材Jに比較的やわらかい防音吸収パネルKを取り付ける際には鉄骨組材にじかに取り付けていたり中間取り付け金具Lを介してネジ止め取り付けられていた。
このような場合も中間金具の長さバラツキやネジ締め付け具合によりパネル板縁のメシ合わせが合わず波を打ったり、あるいはネジの締め付け過多により防音吸収パネルの反りやヒビ割れにより落下する場合があった。
このような場合にも図4(A)に示した取り付け手法を適用することにより、鉄骨組材から固定吊り下げられた中間金具Lに段付棒ネジ120をナット121等で固定取り付けし、段付棒ネジ120の内径ネジ142に合致した前述の突っ張りネジ110を螺合させ、防音吸収パネルKの厚みに合った厚みのカラー123を介して固定ネジ100で締め付けることで、変形をきたすことなく固定することができる。
この実施例によれば、比較的やわらかいパネルでも反りや割れを発生させず電動ドライバーにて素早く施工組み込みでき、さらにそれぞれネジのネジ山ピッチを相違させておくことにより固定ネジの緩みを防止でき、また突っ張りネジ110によりパネルのメシ合わせや平行合わせを容易に行うことができる。
同様に薄板装飾パネル板に棚受けや吊フック、配線用金具を取り付ける場合にも適用できる。すなわち、図6(A)に示したように構造母体Mのあらかじめ予定した位置にスタットボルトやナットNを溶接し、図4(B)、(C)に示したのと同様の段付棒ネジ90及び突っ張りネジ110を螺合し、力−テンウオール材等のパネル材Pの表面から吊フックや配線用金具、または棚受け製品部品Qを固定ネジ100により固定する場合も、パネル材Pの反りや波打ちを修正するように突っ張りネジ110をパネル材Pの背面に当接させて固定ネジ100で固定すればよい。
この実施例においてもパネル材Pの背面が突っ張りネジ110により所定位置に固定されているから、固定ネジ100の締め過ぎによるパネル材のへこみや歪、傷つけ等がなく、また吊フックや配線用金具、または棚受け製品部品Qへの荷重に対しても中継材である段付棒ネジ90に直接荷重が作用するのを軽減しできる。また、各ネジ90、100、110のネジ山ピッチを違えておくことにより振動等によるネジの緩みを防止できる。
(実施例3)
鋼板扉やアルミサッシュ扉あるいはベニヤ板張り扉等において、錠前を介してハンドルを取り付ける際に、ハンドル座の固定ネジを締めすぎると扉面の歪や凹み発生や扉面の塗装の剥がれを起こしたり、あるいはハンドル座の歪や割れを発生させたり、さらには電動ドライバーで固定ネジを締め付けすぎると錠前の機能やハンドルとしての機能までを損なうような障害が生じていた。
また、引き戸等の引き手部品をネジで締め付けて取り付ける場合には特に引き手部品側の部材が薄く、固定ネジの締めすぎにより引き手操作部の変形や反りが発生したり、さらに扉面のへこみや取り付け面との間に隙間が発生するなどの問題があった。
図7に示した実施例は、このような問題に対象するものであって、空間を隔てて配置された板材R、Sに錠前Tを取り付ける場合を例にとると、それぞれの板材R、Sの表面側に取り付け座U、Vを当て、一方のハンドル取り付け座Vの側から固定ネジ130を挿通して他方の取り付け座Uの段付棒ネジ140に固定する方法が採られている。
このような場合に前述したように固定ネジ130が挿通される側の取り付け座Vの固定ネジ挿入孔150にネジタッツプを施し、固定ネジ側に溝付または六角穴161が設けられた突っ張りネジ160をねじ込み、このネジ160の先端を段付き棒ネジ140に当接させてから、固定ネジ130により固定する。
この実施例によれば、前述したように突っ張りネジ160により2つハンドル取り付け座U、Vの間隔が一定に維持されているので、板材R、Sにへこみや歪を生じることなく、さらには取り付け座U、Vにも変形をきたすことなく固定することができる。これにより、電動ドライバーのように強いトルクでの締め付け作業も可能となり、ネジの緩みも防止できる。
もとより、ハンドル取り付け座Uにねじ込み敷設する段付棒ネジ140の外座固定ネジ部141と固定ネジ130のネジ山ピッチとを異ならせれば錠前の点検や取替え時の取り外し時に固定ネジ130を逆転回してもピッチ違いのため段付棒ネジ140が緩んで空回りして取り外しが出来ない等のトラブルを防止できる。
以上のように、どのような扉や引き戸の構成体のハンドル、引き手構成に適用すれば、取り付け扉面のヒズミや凹み変形を発生させることなく、かつ扉や引き戸の固定ネジ穴周囲の割れや反り変形を防止できる。
(実施例4)
図8(A)乃至(D)に示した実施例は、作業工程の簡素化を図るとともに汎用性を高めたもので、以下に扉に取り付けるハンドル錠前を取り付ける場合について説明する。
前述の実施例においては、突っ張りネジ160をこれに設けた溝や孔により所定の位置まで移動させるようにしているが、この実施例では固定ネジの締め付けだけで突っ張りネジをつれ回りさせて所定位置に調整することができるようにしたものである。
すなわち、固定ネジ130が挿通される取り付け座V’に螺合される突っ張りネジ160’(図8(D))には、固定ネジ130と螺合する内径ネジ孔162が形成されている。そして突っ張りネジ160の外径ネジ山163は、そのピッチが内径ネジ孔162’のピッチとは相違するように形成されている。
この実施例において図8(A)に示したように突っ張りネジ160’を取り付け座V’にセットした状態で固定ネジ130を螺合させると、固定ネジ130の締め付け回転時に回転押し付けで同軸方向に突っ張りネジ160’にネジ山抵抗を与えると共に、突っ張りネジ160’の内径ネジ162’が固定ネジ130と同一ネジ山ピッチであるため、抵抗回転が同一になり同時に回転押し出し、他方の取り付け座U’の段付棒ネジ140の先端に突き当たり、固定ネジ130の回動にかかわらず突っ張りネジ160’の移動が停止する(図8(B))。
この状態で固定ネジ130を締め込み続ければネジ山回転抵抗は突っ張りネジ160’の内径ネジ162’の同一ネジ山ピッチ抵抗のみになり、さらに同一ピッチのために回転ガイドとなりながら段付棒ネジ140の内径ネジ142に螺合する(図8(C))。
この実施例によれば、例えば、ハンドルの内外座を扉に挟んで押さえ込み固定ネジでねじ込み取り付ける際に、たとえ扉厚の違いにより間隙が生じていても自動的に突っ張りネジ160’が他方の取り付け座の段付棒ネジ140に当接して停止するので、段付棒ネジ140と突っ張りネジ160’とにより取り付け座間の距離が保持されて電動ドライバーによる締め付けによっても歪やそりが生じるのを防止できる。
さらに、ネジの緩み問題に対してもネジがネジ軸同軸方向に強く食い込む方向に突っ張りネジが当たるため、同一ネジ山ピッチであっても同軸方向に突っ張り合うので振動等によるネジの緩みを発生させない効果がある。
さらに固定ネジ130が突っ張りネジ160’の内径ネジ162’と段付棒ネジ140とに螺合するため、ダブルネジ効果で緩みや軸横方向の力を受け止めて、振動など緩みを防止して製品機能を長期間維持できる。
図A乃至図Cは、それぞれ本発明の固定構造の一実施例を示す図、取り付けネジの一実施例を示す図、及び突っ張りネジの一実施例を示す図である。 図A及び図Bは、それぞれ本発明の固定構造の他の実施例を示す図、取り付けネジの他の実施例を示す図である。 図A及び図Bは、それぞれ本発明の固定構造の他の実施例を示す図、取り付けネジの他の実施例を示す図である。 図A乃至図Cは、ぞれぞれ本発明の固定構造の他の実施例を示す図、段付き棒ネジの他の実施例を示す図、及び突っ張りネジの他の実施例を示す図である。 図A、及び図Bは、ぞれぞれそれぞれ本発明の固定構造の他の実施例を示す図、及び段付き棒ネジの他の実施例を示す図である。 同上の固定構造を吊フックや配線用金具の取り付けに適用した場合を示す図である。 図A、Bは、それぞれ本発明の固定構造の他の実施例を示す図、及び突っ張りネジの他の実施例を示す図である。 図A乃至図Cは、それぞれ本発明の他の実施例を取り付け工程により示す図、及び図Dは突っ張りネジの他の実施例を示す断面図である。
符号の説明
10 取り付けネジ 20 固定ネジ 30 突っ張りネジ 40 棒ネジ 70 取り付けネジ 80 固定ネジ 90 中継ボルト90 100 固定ネジ 110 突っ張りネジ 120 段付棒ネジ 123 カラー 130 固定ネジ 140 段付棒ネジ 150 固定ネジ挿入孔 160 突っ張りネジ 160’ 突っ張りネジ A、B 表面装飾板 C 取っ手 D、E 両面取手ハンドル G 装飾パネル H アンカーボルト J鉄骨組材 K 防音吸収パネル L 中間取り付け金具 M 構造母体 N ナット P パネル材 Q 棚受け製品部品 R、S 板材 T 錠前 U,V 取り付け座

Claims (2)

  1. 間隙を有した状態で配置された2枚の板材、または容易に変形する厚板材の一方に設けられた取り付け部材に前記板材もしくは厚板材の他方から固定ネジにより締め付けて固定する固定構造において、
    前記取り付け部材、または前記他方の前記板材もしくは厚板材の側に螺合して一方の前記板材もしくは厚板材、または前記取り付け部材に当接可能な突っ張りネジを備え、前記突っ張りネジが一方の前記板材もしくは厚板材の背面、または前記取り付け部材に当接した状態で、前記固定ネジにより固定されている固定構造。
  2. 間隙を有した状態で配置された2枚の板材、または容易に変形する厚板材の一方に設けられた取り付け部材に前記板材もしくは厚板材の他方から固定ネジにより締め付けて固定する固定構造に用いる固定部材において、
    前記固定ネジと同一ピッチの内径ネジと、前記内径ネジとは異なるピッチの外形ネジが形成された突っ張りネジと、前記内径ネジに螺合し、取り付け部材に螺合する固定ネジとからなる固定部材。
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