JP2007159986A - 取付ユニット及びそれを備えた手摺構造物 - Google Patents

取付ユニット及びそれを備えた手摺構造物 Download PDF

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Abstract

【課題】トイレ室内設置物の取付角度調節を可能にしながら、小さい前出寸法でトイレ室内設置物を取付けることができる取付ユニット及びそれを備えた手摺構造物を提供する。
【解決手段】本発明は、トイレ室内の壁面(6)に、取付角度を調節してトイレ室内設置物を取付けるための取付ユニット(8)であって、トイレ室内設置物を固定するための設置物固定部(20a)が設けられた取付フレーム(16)と、この取付フレームから壁面に向かって突出し、この突出量が調整できるように取付フレームに取付けられた複数の調整部材(28)と、これらの調整部材の先端が夫々壁面に当接するように、取付フレームを壁面に固定するために、取付フレームを貫通して壁面に固定される複数の取付フレーム固定手段(32)と、を有することを特徴としている。
【選択図】図4

Description

本発明は、トイレ室内の壁面に、手摺や手洗器等のトイレ室内設置物を取付けるための取付ユニット及びそれを備えた手摺構造物に係わり、特に、トイレ室内設置物の取付角度を調節して取付けることができる取付ユニット及びそれを備えた手摺構造物に関する。
特開平8−164093号公報(特許文献1)には、配管ユニットの手摺取付構造が記載されている。この配管ユニットの手摺取付構造では、トイレ室内の配管を収納する配管ユニットの前面に手摺固定用板を取付け、この手摺固定用板にトイレ室内設置物である手摺を取付けている。
また、トイレ室内設置物の鉛直方向角度等の取付角度を調整することができるトイレ室内設置物の取付け構造も知られている。このような取付角度の調整が可能な取付け構造では、まず、壁面に垂直な方向に突出した複数のアームを備えた壁面側フレームを壁面に取付け、次に、それら各アームに対応する位置に夫々アームが設けられた前面側フレームを、壁面側フレームと向かい合うように配置し、対応するアーム同士を連結することによって前面側フレームを壁面に平行に固定している。前面側フレームの壁面側フレームに対する角度は、連結されているアームの重なり代を変更することによって調節される。これにより、前面側フレームに固定される手摺等のトイレ室内設置物の取付角度が調節される。
特開平8−164093号公報
しかしながら、特開平8−164093号公報記載の手摺取付構造や、上述した取付角度調節可能なトイレ室内設置物の取付構造では、手摺等を設置する壁面の前に箱型のフレームを配置することになるので、壁面からの前出寸法が大きくなる。これは、一般に十分なスペースを確保することが難しいトイレ室内において、特に問題となる。
従って、本発明は、トイレ室内設置物の取付角度調節を可能にしながら、小さい前出寸法でトイレ室内設置物を取付けることができる取付ユニット及びそれを備えた手摺構造物を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、トイレ室内の壁面に、取付角度を調節してトイレ室内設置物を取付けるための取付ユニットであって、トイレ室内設置物を固定するための設置物固定部が設けられた取付フレームと、この取付フレームから壁面に向かって突出し、この突出量が調整できるように取付フレームに取付けられた複数の調整部材と、これらの調整部材の先端が夫々壁面に当接するように、取付フレームを壁面に固定するために、取付フレームを貫通して壁面に固定される複数の取付フレーム固定手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、まず、各調整部材の先端が夫々壁面に当接したとき、取付フレームの適正な取付角度が得られるように、各調整部材の突出量を調整する。次に、各調整部材の先端を壁面に当接させた状態で、複数の取付フレーム固定手段を、取付フレームを通して壁面に固定することによって、取付フレームを壁面に取付ける。
このように構成された本発明によれば、調整部材が突出した取付フレームを、取付フレームを通して壁面に固定される取付フレーム固定手段によって壁面に直接取付けることができるので、取付角度の調整を可能にしながら、小さい前出寸法でトイレ室内設置物を取付けることが可能になる。
本発明において、好ましくは、取付フレーム固定手段は、壁面に捩じ込まれることによって固定される固定用タッピングネジである。
このように構成された本発明によれば、非常に簡便な作業で、取付フレームを壁面に固定することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、壁面に取付ける下地プレートを有し、各調整部材は、その先端が夫々下地プレートを介して壁面に当接され、固定用タッピングネジは下地プレートに捩じ込まれる。
このように構成された本発明においては、まず、壁面に下地プレートを取付け、取付フレームは、各調整部材の先端が夫々下地プレートを介して壁面に当接され、固定用タッピングネジが下地プレートに捩じ込まれることによって壁面に固定される。
このように構成された本発明によれば、トイレ室内設置物を取付ける壁面の強度が不足している場合にも、トイレ室内設置物を強固に取付けることができる。
本発明において、好ましくは、調整部材は、取付フレームに設けられた雌ネジ部に螺合される調整用ボルトである。
このように構成された本発明においては、調整用ボルトを回転させることにより、調整部材の突出量を調整する。
このように構成された本発明によれば、簡便な構造で、調整部材の突出量を容易に調整することができる。
本発明において、好ましくは、調整用ボルトの頭は壁面に対向する方向に露出されており、壁面に対して概ね直交する方向から調整用ボルトの頭を操作して、これを回転させ、その突出量を調整することができる。
このように構成された本発明によれば、調整用ボルトの頭が壁面に対向する方向に露出されているので、作業者は壁面に対して概ね直交する方向から工具等を挿入して調整用ボルトの突出量を調整することができる。これにより、取付けユニットの前出寸法が小さい場合であっても、容易に調整用ボルトの突出量を調整することができ、取付ユニットを設置する作業性を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、固定用タッピングネジの頭が壁面に対向する方向に露出されており、壁面に対して概ね直交する方向から工具を挿入することにより固定用タッピングネジを回転させ、捩じ込むことができる。
このように構成された本発明によれば、固定用タッピングネジの頭が壁面に対向する方向に露出されているので、作業者は壁面に対して概ね直交する方向から工具を挿入して固定用タッピングネジを捩じ込むことができる。これにより、取付けユニットの前出寸法が小さい場合であっても、容易に固定用タッピングネジを捩じ込むことができ、取付ユニットを設置する作業性を向上させることができる。
また、本発明は、トイレ室内の壁面に、取付角度を調節して取付けることができる手摺構造物であって、使用者によって把持される手摺部と、この手摺部を固定するための手摺固定部が設けられた取付フレームと、この取付フレームから壁面に向かって突出し、この突出量が調整できるように取付フレームに取付けられた少なくとも3つの調整部材と、これらの調整部材の先端が夫々壁面に当接するように、取付フレームを壁面に固定するために、取付フレームを貫通して壁面に固定される複数の取付フレーム固定手段と、を有することを特徴としている。
本発明の取付ユニット及びそれを備えた手摺構造物によれば、トイレ室内設置物の取付角度調節を可能にしながら、小さい前出寸法でトイレ室内設置物を取付けることができる。
次に、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態による手摺構造物を説明する。
図1は、本発明の実施形態による手摺構造物を設置したトイレ室内を示す正面図である。図2は、本実施形態による手摺構造物を、トイレ室の壁面に取付けた状態を示す断面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態による手摺構造物1は、水洗便器2やロールペーパーホルダ4等が設置されたトイレ室の壁面6に取付けられる。また、図2に示すように、本実施形態の手摺構造物1は、トイレ室の壁面6に固定される取付ユニット8と、この取付ユニット8に取付けられる手摺部10と、を有する。本実施形態においては、手摺部10は、取付ユニット8の3箇所の手摺物固定部20a(図5)に固定される概ねT字形の形状を有する。なお、手摺構造物1の設置が完了した状態では、取付ユニット8は化粧板12の背面側に隠れて、外部からは見えなくなる。
図3は、取付ユニット8を、手摺部10、化粧板12、及び化粧天板12aを取外して示した正面図であり、図4は、そのIV−IV断面図である。
図3及び図4に示すように、取付ユニット8は、壁面6に取付けられる2本の下地プレート14と、この下地プレート14に取付角度を調節して垂直に取付けられる取付フレーム16と、を有する。
下地プレート14は、図4に示すように、コの字型断面の金属製のチャネル材で構成されている。下地プレート14は、その側面が壁面6に当接するように、水平方向に2本間隔を隔ててタッピングビス14aで壁面6に固定されている。
図5は、取付フレーム16の正面図である。
図5に示すように、取付フレーム16は、各下地プレート14と重なるように配置される2本の水平部材18と、手摺部10を取付けるための2つの設置物固定部である手摺物固定部20aが設けられた垂直部材20と、手摺物固定部20aが設けられ、垂直部材20の途中から水平方向に延びる第2水平部材21と、を有する。さらに、取付フレーム16は、その上端を構成する上縁部材22と、下端を構成する下縁部材24と、両側の側端を構成する2本の側部材26と、を有する。即ち、図5に示すように、取付フレーム16は、上縁部材22、下縁部材24、及び側部材26を結合することによって形成される長方形のフレームに、水平方向に2本の水平部材18を渡し、鉛直方向に垂直部材20を渡し、垂直部材20から一方の側部材26に第2水平部材21を渡して固定することにより形成されている。
水平部材18は、図3及び図4に示すように、下地プレート14よりも幅が狭いコの字型断面の金属製のチャネル材で構成されており、下地プレート14と向かい合って平行に重なるように位置決めされている。また、図4及び図5に示すように、各水平部材18の壁面側には、4つのナット18aが溶接されており、これにより雌ネジ部を形成している。さらに、各ナット18aには、調整部材である調整用ボルト28が螺合されている。従って、各調整用ボルト28を回転させることにより、各調整用ボルト28の突出量を調整することができる。また、各調整用ボルト28には、固定用ナット30が螺合されており、調整用ボルト28の突出量を調整した後固定用ナット30を締めることにより、調整用ボルト28の位置を固定できるようになっている。
さらに、図4及び図5に示すように、各水平部材18には、取付フレーム固定手段である固定用タッピングネジ32を通すための8つの穴18bが形成されている。これらの穴18bを通して固定用タッピングネジ32を下地プレート14に捩じ込むことによって、取付フレーム16が壁面に固定される。即ち、固定用タッピングネジ32は、取付フレーム16を貫通して壁面まで延びて壁面に固定される。また、各固定用タッピングネジ32を下地プレート14に捩じ込むことにより、各調整用ボルト28の先端は、下地プレート14を介して壁面6に当接される。ここで、固定用タッピングネジ32を下地プレート14に捩じ込むことにより発生する、調整用ボルト28の先端を下地プレート14に押付ける力は、水平部材18をナット18aに押付けるように作用するため、水平部材18とナット18aの溶接部に、それらを引き離す方向の力が働くことはない。
垂直部材20は、図5に示すように、水平部材18、上縁部材22及び下縁部材24に対して直角に固定されている。また、垂直部材20には、手摺部10を固定するための雌ネジが、2箇所に4つずつ形成されており、これにより、2つの手摺固定部20aを構成している。
第2水平部材21は、その両端が、垂直部材20及び一方の側部材26に対して直角に固定されている。また、第2水平部材21には、手摺部10を固定するための雌ネジが、4つ形成されており、これにより、手摺固定部20aを構成している。
下縁部材24は、取付フレーム16の下端を構成する部材であり、不陸調整を行なうためのアジャスター24aが、下方に突出するように3箇所に設けられている。
次に、さらに図6乃至図8を参照して、本発明の実施形態による手摺構造物1の設置手順を説明する。図6は壁面6に下地プレート14を取付けた状態を示す正面図であり、図7は、図6のVII−VII断面図である。また、図8は、取付フレーム16の調整用ボルト28の先端を下地プレート14に当接させた状態を示す断面図である。
本実施形態の手摺構造物1を設置するには、まず、図6及び図7に示すように、2本の下地プレート14を水平に所定の位置に取付ける。なお、ここで説明する例では、壁面6は、鉛直方向に立てられた軽量鉄骨(LGS)6bに、プラスターボード6aを取付けることによって構成されているものとする。本実施形態においては、各下地プレート14は、夫々6本のタッピングビス14aによって壁面6に固定される。また、各タッピングビス14aを、図6に示すように、軽量鉄骨6bに対応する位置に捩じ込むことにより、下地プレート14を壁面6に強固に取付けることができる。
次に、図3に示すように、取付フレーム16を、壁面6に取付けた下地プレート14の前に配置する。この状態で、下縁部材24のアジャスター24a(図5)を調節することにより不陸調整を行い、取付フレーム16が床面上で正確に水平配置されるようにする。
次に、調整用ボルト28を回転させることにより、取付フレーム16が垂直になるように取付角度調整を行なう。具体的には、図8に示すように、各調整用ボルト28の先端が下地プレート14に当接した状態で、垂直部材20が正確に鉛直方向に向けられ、壁面6と取付フレーム16が平行になるように、各調整用ボルト28の突出量を調整する。この際、調整用ボルト28の頭は、壁面6に対向する方向に、即ち作業者の側に露出されているので、作業者は、容易に調整用ボルト28を手動で回転させ、或いは、調整用ボルト28をボックスレンチ等の工具で回転させることができる。各調整用ボルト28の突出量を調整した後、それらに螺合されている各固定用ナット30を締め、調整用ボルト28の突出量を固定する。
次に、固定用タッピングネジ32を、水平部材18の穴18bを通して下地プレート14に捩じ込むことにより、取付フレーム16を壁面6に固定する。より詳細には、まず、下地プレート14の、各穴18bに対応した位置に固定用タッピングネジ32を捩じ込むための下穴(図示せず)を開けておき、固定用タッピングネジ32を、各穴18bを通して下穴に挿入する。次いで、固定用タッピングネジ32をドライバー等で回転させることにより、固定用タッピングネジ32は、下穴に雌ネジを形成しながら、下地プレート14に捩じ込まれる(図4)。この際、固定用タッピングネジ32の頭は、壁面6に対向する方向に、即ち作業者の側に露出されているので、作業者は、壁面6に直交する方向からドライバー等の工具を挿入して、固定用タッピングネジ32を容易に回転させることができる。
本実施形態においては、各水平部材18に対して8本ずつ、合計16本の固定用タッピングネジ32を締めこむことにより、取付フレーム16が壁面6(下地プレート14)に固定される。なお、各固定用タッピングネジ32は下地プレート14の下穴に雌ネジを形成しながら強固に下地プレート14に固定されるので、壁面6裏の軽量鉄骨6bの位置とは無関係に、各固定用タッピングネジ32の位置を設定することができる。
取付フレーム16を壁面6に固定した後、取付フレーム16の前面に化粧板12を取付け、上面に化粧天板12aを取付ける(図2)。なお、化粧板12の、各手摺固定部20aに対応した位置には、手摺固定部20aを露出させるための3つの丸穴12b(図2には2つのみ図示)が形成されている。最後に、これらの丸穴12bを介して露出された手摺固定部20aに手摺部10を取付け、手摺構造物1の設置が完了する(図1)。
本発明の実施形態の手摺構造物によれば、調整用ボルトが突出した取付フレームを、壁面に直接取付けることができるので、取付角度の調整を可能にしながら、小さい前出寸法で手摺部を垂直に取付けることが可能になる。
また、本実施形態の手摺構造物によれば、取付フレームが固定用タッピングネジによって壁面に固定されるので、非常に簡便な作業で、取付フレーム壁面に固定することができる。
さらに、本実施形態の手摺構造物によれば、各調整用ボルトの先端が夫々下地プレートを介して壁面に当接され、固定用タッピングネジが下地プレートに捩じ込まれることによって取付フレームが固定されるので、手摺部を取付ける壁面の強度が不足している場合にも、手摺部を強固に取付けることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、上述した実施形態は、壁面に固定された取付ユニットに手摺部を取付けた手摺構造物であるが、取付ユニットには、壁掛け式の手洗器、洗面器等、トイレ室内の壁面に取付けられる任意のトイレ室内設置物を取付けることができる。この場合には、上述した実施形態における手摺固定部は、設置物固定部として機能する。
また、上述した実施形態では、壁面に下地プレートを取付け、調整用ボルトの先端を、下地プレートを介して壁面に当接させていたが、壁面が鉄筋コンクリートや合板等で形成されており、十分な強度を有する場合には、下地プレートを省略することができる。この場合には、調整用ボルトの先端は壁面に直接当接され、固定用タッピングネジは壁面に直接捩じ込まれる。
さらに、上述した実施形態においては、8本の調整用ボルトによって取付フレームの取付角度を調整し、16本の固定用タッピングネジによって取付フレームを固定していたが、これらの数は適宜変更することができる。特に、取付フレームの取付角度は、最低3本の調整用ボルトで規定することができる。
また、上述した実施形態においては、取付フレームを、固定用タッピングネジによって壁面に固定していたが、設置する壁面の状態に応じて、各種ネジ、釘、スクリュー釘等、任意の固定手段を使用することができる。
なお、本明細書において、タッピングネジとは、木ネジ、タッピングボルト等、回転力を与えることによって、予め雌ネジが形成されていない部材に雌ネジを形成しながら進入する固定具全般を含むものとする。
本発明の実施形態による手摺構造物を設置したトイレ室内を示す正面図である。 本発明の実施形態による手摺構造物をトイレ室の壁面に取付けた状態を示す断面図である。 取付ユニットを、手摺部、化粧板、及び化粧天板を取外して示した正面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 取付フレームの正面図である。 壁面に下地プレートを取付けた状態を示す正面図である。 図6のVII−VII線に沿う断面図である。 取付フレームの調整用ボルトの先端を下地プレートに当接させた状態を示す断面図である。
符号の説明
1 手摺構造物
2 水洗便器
4 ロールペーパーホルダ
6 壁面
6a プラスターボード
6b 軽量鉄骨
8 取付ユニット
10 手摺部
12 化粧板
12a 化粧天板
14 下地プレート
14a タッピングビス
16 取付フレーム
18 水平部材
18a ナット
18b 穴
20 垂直部材
20a 手摺固定部
21 第2水平部材
22 上縁部材
24 下縁部材
24a アジャスター
26 側部材
28 調整用ボルト
30 固定用ナット
32 固定用タッピングネジ

Claims (7)

  1. トイレ室内の壁面に、取付角度を調節してトイレ室内設置物を取付けるための取付ユニットであって、
    上記トイレ室内設置物を固定するための設置物固定部が設けられた取付フレームと、
    この取付フレームから上記壁面に向かって突出し、この突出量が調整できるように上記取付フレームに取付けられた複数の調整部材と、
    これらの調整部材の先端が夫々上記壁面に当接するように、上記取付フレームを上記壁面に固定するために、上記取付フレームを貫通して上記壁面に固定される複数の取付フレーム固定手段と、
    を有することを特徴とする取付ユニット。
  2. 上記取付フレーム固定手段が、上記壁面に捩じ込まれることによって固定される固定用タッピングネジである請求項1記載の取付ユニット。
  3. さらに、上記壁面に取付ける下地プレートを有し、上記各調整部材は、その先端が夫々上記下地プレートを介して上記壁面に当接され、上記固定用タッピングネジが上記下地プレートに捩じ込まれる請求項2記載の取付ユニット。
  4. 上記調整部材が、上記取付フレームに設けられた雌ネジ部に螺合される調整用ボルトである請求項1乃至3の何れか1項に記載の取付ユニット。
  5. 上記調整用ボルトの頭が上記壁面に対向する方向に露出されており、上記壁面に対して概ね直交する方向から上記調整用ボルトの頭を操作して、これを回転させ、その突出量を調整することができる請求項4記載の取付ユニット。
  6. 上記固定用タッピングネジの頭が上記壁面に対向する方向に露出されており、上記壁面に対して概ね直交する方向から工具を挿入することにより上記固定用タッピングネジを回転させ、捩じ込むことができる請求項2乃至5の何れか1項に記載の取付ユニット。
  7. トイレ室内の壁面に、取付角度を調節して取付けることができる手摺構造物であって、
    使用者によって把持される手摺部と、
    この手摺部を固定するための手摺固定部が設けられた取付フレームと、
    この取付フレームから上記壁面に向かって突出し、この突出量が調整できるように上記取付フレームに取付けられた少なくとも3つの調整部材と、
    これらの調整部材の先端が夫々上記壁面に当接するように、上記取付フレームを上記壁面に固定するために、上記取付フレームを貫通して上記壁面に固定される複数の取付フレーム固定手段と、
    を有することを特徴とする手摺構造物。
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