JP2007203335A - レーザ加工装置及び加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加工対象物の表面の高さ測定器、複雑な制御回路、及び高精度な駆動機構を設けることなく、光学系と加工対象物表面との距離を一定に維持してレーザ加工を行うことが可能なレーザ加工装置を提供する。
【解決手段】 ステージ5が加工対象物50を保持する。レーザ光源15が加工用のレーザビームを出射する。ステージに保持された加工対象物に対向する位置に光学系20が配置されている。この光学系は、レーザ光源から出射されたレーザビームを、ステージに保持された加工対象物の表面に入射させる。支持機構10が、光学系を、ステージに保持された加工対象物と光学系との距離が変動する方向に移動可能に支持する。光学系に対する相対位置が固定されるようにエアベアリング25が設けられている。エアベアリングは、ステージに保持された加工対象物に対向し、加工対象物に流体を吹き付けて加工対象物の表面との間に間隙を確保する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザ加工装置に関し、特にステージに保持された加工対象物と、レーザビームを入射させるための光学系との距離を一定に保ちながら加工対象物にレーザビームを入射させて加工を行うレーザ加工装置に関する。
下記の特許文献1に、ガラス基板上のアモルファスシリコン膜にレーザビームを入射させて多結晶化させるレーザ加工装置が開示されている。常に一定の条件でレーザビーム照射を行うために、レーザビームのビーム断面を方形に整形するためのレチクル(マスク)及び対物レンズを含む光学系と、ガラス基板表面との距離を一定に保つ必要がある。ガラス基板の厚さが基板面内の場所によって不均一であると、ガラス基板をXYステージで移動させたときに、光学系とガラス基板表面との間隔が変動してしまう。
特許文献1に記載されたレーザ加工装置では、ガラス基板の表面の高さを測定し、測定結果に基づいてガラス基板を上下方向に変位させることにより、光学系とガラス基板表面との間隔を一定に保っている。
また、ガラス基板の表面の高さの測定結果に基づいて、光学系の高さを変動させてもよい。
特開2003−282477号公報
従来のレーザ加工装置においては、ガラス基板表面の高さの測定と、測定結果に基づいたガラス基板または光学系の高さ制御を行うための制御回路、及び高精度な駆動機構が必要である。対物レンズが大型化すれば、その駆動機構も大型化し、高速化及び高精度の高さ制御が困難になる。
本発明の目的は、ガラス基板等の加工対象物の表面の高さ測定器、複雑な制御回路、及び高精度な駆動機構を設けることなく、光学系と加工対象物表面との距離を一定に維持してレーザ加工を行うことが可能なレーザ加工装置を提供することである。本発明の他の目的は、複雑な制御回路、及び高精度な駆動機構を用いることなく、光学系と加工対象物表面との距離を一定に維持してレーザ加工を行う方法を提供することである。
本発明の一観点によると、加工対象物を保持するステージと、加工用のレーザビームを出射するレーザ光源と、前記ステージに保持された加工対象物に対向する位置に配置され、前記レーザ光源から出射されたレーザビームを、前記ステージに保持された加工対象物の表面に入射させる光学系と、前記光学系を、前記ステージに保持された加工対象物と前記光学系との距離が変動する方向に移動可能に支持する支持機構と、前記光学系に対する相対位置が固定され、前記ステージに保持された加工対象物に対向し、該加工対象物に流体を吹き付けて該加工対象物の表面との間に間隙を確保するエアベアリングとを有するレーザ加工装置が提供される。
本発明の他の観点によると、加工対象物を、その被加工面に垂直な第1の方向に変位可能に保持し、保持した加工対象物が外力によって前記第1の方向に変位すると、該加工対象物に、加えられた外力と対抗する向きの反発力を印加するステージと、加工用のレーザビームを出射するレーザ光源と、前記ステージに保持された加工対象物に対向するように配置され、前記レーザ光源から出射されたレーザビームを、前記ステージに保持された加工対象物の表面に入射させる光学系と、前記光学系に対する相対位置が固定され、前記ステージに保持された加工対象物に対向し、該加工対象物に流体を吹き付けて該加工対象物の表面との間に間隙を確保するエアベアリングと、前記ステージに保持された加工対象物及び前記光学系の一方を他方に対して、該加工対象物の被加工面に平行な方向に移動させる駆動機構とを有するレーザ加工装置が提供される。
本発明のさらに他の観点によると、加工対象物に対向する光学系に相対位置が固定されたエアベアリングから該加工対象物に流体を吹き付けながら該加工対象物から該光学系までの高さを一定に維持した状態で、該光学系と該加工対象物との一方を他方に対して、該加工対象物の被加工面に平行な方向に移動させながら、該光学系を通して該加工対象物にレーザビームを入射させてレーザ加工を行う方法が提供される。
エアベアリングにより、加工対象物の表面から光学系までの距離を一定に維持することができる。
図1に、第1の実施例によるレーザ加工装置の概略図を示す。台座1に固定されたXYZ直交座標系を定義する。XY面が水平面に対応し、鉛直上方をZ軸の正方向とする。台座1の上にステージ5が設置されている。ステージ5は、駆動機構5A、トップテーブル5B、及び保護プレート5Cを含んで構成される。駆動機構5Aはトップテーブル5BをX軸方向及びY軸方向に移動させる。トップテーブル5Bの上方を向く保持面に、加工対象物50、例えばアモルファスシリコン膜が形成されたガラス基板を吸着保持する。保護プレート5Cは、トッププレート5Bの保持面に保持された加工対象物50の外周から水平方向に間隙を隔てて配置されており、その上面が加工対象物50の上面とほぼ同じ高さになるような厚さを有する。
ステージ5の上方に、光学系20が配置されている。光学系20は、支持機構10及びZステージ7を介して、上方支持部材6に取り付けられている。上方支持部材6は台座1に固定されている。
レーザ光源15が加工用のレーザビームを出射する。加工用のレーザビームが折り返しミラー16で反射し、光学系20に入射する。光学系20は、ステージ5に保持された加工対象物50にレーザビームを入射させる。光学系20、支持機構10、及びZステージ7の詳細な構造については、図2を参照して後述する。
光学系20の、ステージ5に対向する面に、エアベアリング25が取り付けられている。光学系20に対してエアベアリグ25の相対位置が固定されている。エアベアリング25は、ステージ5に保持された加工対象物50に対向し、加工対象物50に流体、例えばエアーを吹き付ける。これにより、光学系20に、加工対象物50の表面から浮上する力が付与される。
ステージ5により加工対象物50をXY面に平行な方向に移動させながら、加工対象物50にレーザビームを入射させることにより、レーザ加工が行われる。
図2Aに、第1の実施例によるレーザ加工装置の主要部分の概略図を示す。図1に示した上方支持部材6にZステージ7が取り付けられている。Zステージ7は、Z軸ガイドレール7、Z方向可動部7B、駆動機構7Cとにより構成される。Z軸ガイドレール7Aは、上方支持部材6に固定されている。Z方向可動部7Bは、Z軸ガイドレール7AにZ軸方向に移動可能に支持されている。駆動機構7Cは、Z方向可動部7BをZ軸方向に移動させると共に、Z軸方向に関して所望の位置に静止させる。
支持機構10が、Z方向可動部7Bに取り付けられている。支持機構10は、Z方向可動部7Bに固定されたガイドレール10A、及びガイドレール10Aに対してZ軸方向に移動可能に支持されている可動部10Bを含む。この可動部10Bに光学系20が固定されている。すなわち、光学系20は、加工対象物50からの距離が変動する方向(Z軸方向)に移動可能に支持されている。
光学系20は、レンズ20A及びマスク20Bを含んで構成される。マスク20Bはレーザビームの断面を所定の形状、例えば方形に整形する。レンズ20Aは複数のレンズで構成されており、マスク20Bを加工対象物50の表面に結像させる。
エアベアリング25が光学系20に取り付けられ、光学系20に対する相対位置が固定されている。ガス導入管25Aを経由してエアベアリング25にガスを供給する。エアベアリング25は、加工対象物50にガスを吹き付け、加工対象物50の表面との間に間隙を確保する。ガス排気管25Bは、エアベアリング25内の静圧を制御する。
図2Bに、加工対象物50の表面にレーザビームが入射する位置と、エアベアリング25が対向する領域との位置関係を示す。エアベアリング25は、レーザビームの入射する領域23を囲む環状領域25aに対向している。この環状領域25aに流体を吹き付けることにより、エアベアリング25及び光学系20を、加工対象物50から浮上させることができる。
光学系20及びそれに固定された部材に加わる重力とエアベアリング25による浮上力とが均衡した位置に光学系20が静止する。例えば、光学系20が静止した状態で、加工対象物50とエアベアリング25との間に確保される間隙は数μm程度である。
ステージ5を駆動して加工対象物50をXY面に平行な方向に移動させると、加工対象物50の厚さが不均一であることに起因して、レーザビームが入射する領域23内に配置された表面の高さが変動する。エアベアリング25と加工対象物50の表面との間隙が一定に維持されるため、加工対象物50の表面の高さ変動に応じて光学系20がZ軸方向に変位し、加工対象物50の表面から光学系20までの高さが一定に維持される。
このため、マスク20Bを加工対象物50の表面上に結像させた状態で加工を行うことができる。エアベアリング25を、図2Bに示したレーザビームの入射する領域23を取り囲む環状領域25aに対向する形状とすることにより、特にレーザビームの入射する領域23内に位置する加工対象物50の表面から光学系20までの高さを一定に維持することができる。エアベアリング25は、レーザビームの入射する領域23を中心とする円環状の領域に対向するような形状及び配置とすることが好ましい。なお、この円環状の領域に沿って、複数のエアベアリングを円周方向に等間隔で配置してもよい。
ステージ5に保持された加工対象物50の外周よりもやや外側に保護プレート5Cが取り付けられている。加工対象物50の外周近傍を加工するときに、エアベアリング25の一部が加工対象物50から外れた場合、エアベアリング25からのガスが保護プレート5Cに吹き付けられる。保護プレート5Cの上面と、加工対象物50の上面とがほぼ同じ高さであるため、エアベアリング25の一部が加工対象物50から外れても、浮上力をほぼ一定に維持することができる。
上記実施例においては、レーザ加工時に、光学系20を上下方向に能動的に移動させる必要がない。このため、光学系20が大型化しても、それに対応した大きな駆動機構を配備する必要がない。
図3に、第2の実施例によるレーザ加工装置の主要部の概略図を示す。以下、図2に示した第1の実施例によるレーザ加工装置との相違点に着目して説明する。
第2の実施例によるレーザ加工装置では、押し付け機構14が可動部10Bを加工対象物50に近づく向きに押し付けている。押し付け機構14は、ガイドレール10Aを取り巻くように配置されたコイルばねにより構成される。その他の構成は、図2に示した第1の実施例によるレーザ加工装置の構成と同一である。
第2の実施例では、光学系20及びそれに固定された部材に加わる重力と、押し付け機構14による押し付け力との合計が、エアベアリング25による浮上力と均衡した位置に、光学系20が静止する。加工対象物50の表面の高さが変動する範囲内において、押し付け機構14による押し付け力は一定であると考えることができる。このため、第1の実施例の場合と同様に、加工対象物50の表面から光学系20までの高さを一定に維持することができる。
第2の実施例では、押し付け機構14にコイルばねを用いたが、その他の弾性部材を用いてもよいし、空気圧を利用した押し付け機構を用いてもよい。
図4に、第3の実施例によるレーザ加工装置の概略図を示す。以下、図1に示した第1の実施例によるレーザ加工装置との相違点に着目して説明する。
第1の実施例では、光学系20が支持機構10を介してZ軸ステージ7のZ方向可動部7Bに取り付けられていたが、第3の実施例では、光学系20がZステージ7のZ方向可動部7Bに固定されている。また、第1の実施例では、ステージ5のトップテーブル5Bは、Z軸方向の高さが固定されていたが、第3の実施例では、トップテーブル5Bが反発力印加機構5Dを介して駆動機構5Aに取り付けられている。
反発力印加機構5Dは、トップテーブル5Bを鉛直方向(Z軸方向)に変位可能に保持する。トップテーブル5Bが外力によって鉛直方向に変位すると、反発力印加機構5Dは、加えられた外力と対抗する向きの反発力をトップテーブル5Bに印加する。反発力印加機構5Dは、コイルばねを含んで構成され、少なくとも3点でトップテーブル5Bを支える。トップテーブル5Bのどの位置に外力が加わっても、ほぼ同じ大きさの反発力が発生するように、反発力印加機構5Dが構成されている。反発力印加機構5Dは、コイルばね以外の弾性部材で構成してもよいし、空気圧を利用して反発力を発生する構成としてもよい。なお、反発力の大きさは、加工対象物50の厚さの不均一さの範囲内でトッププレート5Bが変位しても、一定の大きさの反発力を発生する。
レーザ加工時には、エアベアリング25から流体を吹き付けた状態で、トッププレート5Bが中立の位置からやや下方に変位するように、光学系20の位置を調整し、その位置に固定する。ステージ5を移動させたときに、加工対象物50の厚さの不均一さによってレーザビームの入射領域内の表面の高さが変動すると、エアベアリング25と加工対象物50との間隔が一定になるようにトッププレート5BがZ軸方向に変位する。このため、加工対象物50の表面から光学系20までの高さを一定に維持することができる。
反発力印加機構による5Dによる反発力が、エアシリンダ25からのガスの吹き付けによってトップテーブル5Bに加わる外力の位置に依存する場合には、エアシリンダ25に供給するガスのガス圧を、外力の加わる位置に応じて変化させればよい。例えば、反発力が大きくなる場合には、エアシリンダ25に供給するガスのガス圧を大きくすればよい。ガス圧は、反発力の大きさに基づいて決定される。これにより、加工対象物50の表面から光学系20までの高さを一定に維持することが可能になる。
上記実施例では、マスク20Bの像をレンズ20Aによって加工対象物50の表面に結像させる構成が採用されていたが、上記実施例によるエアベアリングを用いた高さ維持機構は、光学系に他の構成を採用したレーザ加工装置にも適用することが可能である。例えば、加工対象物50の表面においてレーザビームのビームスポットが最小になるようにレーザビームを集光させて加工を行うレーザ加工装置に適用してもよい。また、レーザビームを加工対象物50の表面上においてホモジナイズさせる均一化光学装置を用いたレーザ加工装置に適用してもよい。
また、上記第1〜第3の実施例では、ステージ5によって加工対象物50をXY面に平行な方向に移動させる構造が採用されていたが、その反対に、加工対象物50に対して光学系20をXY面に平行な方向に移動させる移動機構を設けてもよい。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
第1の実施例によるレーザ加工装置の概略図である。 (2A)は、第1の実施例によるレーザ加工装置の主要部の概略図であり、(2B)は、加工対象物の表面内のレーザビームの入射位置とエアベアリングに対向する領域との位置関係を示す平面図である。 第2の実施例によるレーザ加工装置の概略図である。 第3の実施例によるレーザ加工装置の概略図である。
符号の説明
1 台座
5 ステージ
5A 駆動機構
5B トップテーブル
5C 保護プレート
5D 反発力印加機構
6 上方支持部材
7 Zステージ
7A Z軸ガイドレール
7B Z方向可動部
7C 駆動機構
10 支持機構
10A ガイドレール
10B 可動部
14 押し付け機構
15 レーザ光源
16 折り返しミラー
20 光学系
20A レンズ
20B マスク
23 レーザビーム入射位置
25 エアベアリング
25A ガス供給管
25B ガス排気管
25a 環状領域

Claims (8)

  1. 加工対象物を保持するステージと、
    加工用のレーザビームを出射するレーザ光源と、
    前記ステージに保持された加工対象物に対向する位置に配置され、前記レーザ光源から出射されたレーザビームを、前記ステージに保持された加工対象物の表面に入射させる光学系と、
    前記光学系を、前記ステージに保持された加工対象物と前記光学系との距離が変動する方向に移動可能に支持する支持機構と、
    前記光学系に対する相対位置が固定され、前記ステージに保持された加工対象物に対向し、該加工対象物に流体を吹き付けて該加工対象物の表面との間に間隙を確保するエアベアリングと
    を有するレーザ加工装置。
  2. さらに、前記ステージに保持された加工対象物と、前記光学系との一方を他方に対して、該加工対象物の被加工面に平行な方向に移動させる駆動機構を有する請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記ステージが、加工対象物を、その被加工面が上方を向くように水平に保持し、前記支持機構が、前記光学系を鉛直方向に移動可能に支持し、前記光学系を下方に変位させる力と、前記エアベアリングによる浮上力とが均衡した位置に前記光学系が静止する請求項1に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記ステージが、加工対象物を、その被加工面が上方を向くように水平に保持し、前記支持機構が、前記光学系を鉛直方向に移動可能に支持し、
    さらに、前記光学系を前記ステージに保持された加工対象物へ押し付ける押し付け機構を有し、該光学系を下方に変位させる力と、前記エアベアリングによる浮上力とが均衡した位置に該光学系が静止する請求項1に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記エアベアリングは、前記光学系によるレーザビームの入射位置を取り囲む環状領域に対向している請求項1〜4のいずれかに記載のレーザ加工装置。
  6. 加工対象物を、その被加工面に垂直な第1の方向に変位可能に保持し、保持した加工対象物が外力によって前記第1の方向に変位すると、該加工対象物に、加えられた外力と対抗する向きの反発力を印加するステージと、
    加工用のレーザビームを出射するレーザ光源と、
    前記ステージに保持された加工対象物に対向するように配置され、前記レーザ光源から出射されたレーザビームを、前記ステージに保持された加工対象物の表面に入射させる光学系と、
    前記光学系に対する相対位置が固定され、前記ステージに保持された加工対象物に対向し、該加工対象物に流体を吹き付けて該加工対象物の表面との間に間隙を確保するエアベアリングと、
    前記ステージに保持された加工対象物及び前記光学系の一方を他方に対して、該加工対象物の被加工面に平行な方向に移動させる駆動機構と
    を有するレーザ加工装置。
  7. 前記エアベアリングは、前記光学系によるレーザビームの入射位置を取り囲む環状領域に対向している請求項6に記載のレーザ加工装置。
  8. 加工対象物に対向する光学系に相対位置が固定されたエアベアリングから該加工対象物に流体を吹き付けながら該加工対象物から該光学系までの高さを一定に維持した状態で、該光学系と該加工対象物との一方を他方に対して、該加工対象物の被加工面に平行な方向に移動させながら、該光学系を通して該加工対象物にレーザビームを入射させてレーザ加工を行う方法。
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