JP2007202301A - 電磁クラッチ内蔵モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁クラッチ内蔵モータにおいて、軸受ロスによるトルク損失を最小限に抑える。
【解決手段】電磁クラッチ内蔵モータ1は、電磁クラッチ部Bのコイル17に通電することにより、クラッチ板3、4を吸引結合し、シャフト2の回転を出力部材5に伝達するにあたり、電磁クラッチ部BがOFFのときは、シャフト2を後軸受7と内軸受19の二点で回転自在に支持し、電磁クラッチ部BがONのときは、一体回転可能に結合されたシャフト2と出力部材5を、その同軸度を内軸受19で確保しつつ、後軸受7と外軸受18の二点で回転自在に支持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シャフトを回転させるモータ部と、シャフトの回転をピニオンギヤなどの出力部材に対して選択的に伝達する電磁クラッチ部とを備える電磁クラッチ内蔵モータに関する。
電磁クラッチを内蔵した電磁クラッチ内蔵モータが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。この種の電磁クラッチ内蔵モータは、シャフトを回転させるモータ部と、クラッチ板を電磁的に吸引結合させる電磁クラッチ部とを一体的に備えて構成されており、該電磁クラッチ部のON/OFF作動に基づいて、シャフトの回転をピニオンギヤなどの出力部材に対して選択的に伝達するのであるが、電磁クラッチ部のON/OFF作動に際し、出力部材及びクラッチ板を軸方向に移動させる出力部材移動タイプと、クラッチ板のみを軸方向に移動させるクラッチ板移動タイプと、シャフト及びクラッチ板を軸方向に移動させるシャフト移動タイプとに分類することができる。
図2は、特許文献1に示された出力部材移動タイプの電磁クラッチ内蔵モータ100であって、該電磁クラッチ内蔵モータ100のモータ部Aは、中軸受101及び後軸受102によって回転自在に支持されるシャフト103、シャフト103の外周にロータ間座104を介して一体的に設けられるロータコア(回転子)105、ロータコア105の外周に対向するコイル(固定子)106などを備えており、また、電磁クラッチ内蔵モータ100の電磁クラッチ部Bは、シャフト103の外周に固定側クラッチ間座107を介して一体的に設けられる固定側クラッチ板108、シャフト103の前端部で回動自在かつ軸方向移動自在に支持される出力部材109、出力部材109に一体的に設けられる可動側クラッチ板110、固定側クラッチ板108及び可動側クラッチ板110の外周に対向するコイル111、出力部材109をクラッチ板離間方向に付勢するバネ112などを備えている。
このように構成された電磁クラッチ内蔵モータ100において、電磁クラッチ部Bのコイル111が通電されないクラッチOFF状態では、固定側クラッチ板108と可動側クラッチ板110がバネ112の付勢力で離間しており、シャフト103の回転は、出力部材109に伝達されない。一方、電磁クラッチ部Bのコイル111が通電されるクラッチON状態では、コイル111、固定側クラッチ板108及び可動側クラッチ板110間に磁気回路が生じ、可動側クラッチ板110が固定側クラッチ板108に吸引結合される。これにより、シャフト103の回転は、固定側クラッチ板108及び可動側クラッチ板110を介して出力部材109に伝達される。
しかしながら、図2に示す電磁クラッチ内蔵モータ100は、シャフト103の外周で出力部材109を回転自在かつ軸方向移動自在に支持しているので、シャフト103の外周面と出力部材109の内周面との摩擦により、出力部材109が軸方向に円滑に移動しない可能性があるだけでなく、シャフト103と出力部材109の相対回転速度が高速に達する用途では、シャフト103と出力部材109の間で焼付きが発生する可能性がある。
図3は、特許文献2に示されたクラッチ板移動タイプの電磁クラッチ内蔵モータ200であって、該電磁クラッチ内蔵モータ200のモータ部Aは、中軸受201及び後軸受202によって回転自在に支持されるシャフト203、シャフト203の外周にロータ間座204を介して一体的に設けられるロータコア(回転子)205、ロータコア205の外周に対向するコイル(固定子)206などを備えており、また、電磁クラッチ内蔵モータ200の電磁クラッチ部Bは、シャフト203の外周に可動側クラッチ間座207を介して一体回転可能かつ軸方向移動自在に設けられる可動側クラッチ板208、内軸受209及び外軸受210で回動自在に支持される出力部材211、出力部材211の外周に一体的に設けられる固定側クラッチ板212、固定側クラッチ板212及び可動側クラッチ板208の外周に対向するコイル213、可動側クラッチ板208をクラッチ板離間方向に付勢するバネ214などを備えている。
このように構成された電磁クラッチ内蔵モータ200において、電磁クラッチ部Bのコイル213が通電されないクラッチOFF状態では、固定側クラッチ板212と可動側クラッチ板208がバネ214の付勢力で離間しており、シャフト203の回転は、出力部材211に伝達されない。一方、電磁クラッチ部Bのコイル213が通電されるクラッチON状態では、コイル213、固定側クラッチ板212及び可動側クラッチ板208間に磁気回路が生じ、可動側クラッチ板208が固定側クラッチ板212に吸引結合される。これにより、シャフト203の回転は、可動側クラッチ板208及び固定側クラッチ板212を介して出力部材211に伝達される。
図4は、シャフト移動タイプの電磁クラッチ内蔵モータ300であって、該電磁クラッチ内蔵モータ300のモータ部Aは、中軸受301及び後軸受302によって回転自在かつ軸方向移動自在に支持されるシャフト303、シャフト303の外周にロータ間座304を介して一体的に設けられるロータコア(回転子)305、ロータコア305の外周に対向するコイル(固定子)306、中軸受301とロータ間座304との間に介設され、シャフト303を後方へ付勢するバネ307などを備えており、また、電磁クラッチ内蔵モータ300の電磁クラッチ部Bは、シャフト303の外周に可動側クラッチ間座308を介して一体的に設けられる可動側クラッチ板309、外軸受310で回動自在に支持される出力部材311、出力部材311の外周に一体的に設けられる固定側クラッチ板312、固定側クラッチ板312及び可動側クラッチ板309の外周に対向するコイル313などを備えている。
このように構成された電磁クラッチ内蔵モータ300において、電磁クラッチ部Bのコイル313が通電されないクラッチOFF状態では、固定側クラッチ板312と可動側クラッチ板309がバネ307の付勢力で離間しており、シャフト303の回転は、出力部材311に伝達されない。一方、電磁クラッチ部Bのコイル313が通電されるクラッチON状態では、コイル313、固定側クラッチ板312及び可動側クラッチ板309間に磁気回路が生じ、可動側クラッチ板309が固定側クラッチ板312に吸引結合される。これにより、シャフト303の回転は、可動側クラッチ板309及び固定側クラッチ板312を介して出力部材311に伝達される。
このように構成された電磁クラッチ内蔵モータ200、300によれば、出力部材211、311を、シャフト203、303の外周で支持するのではなく、内軸受209や外軸受210、310で支持するので、シャフト203、303と出力部材211、311の相対回転速度が高速に達する用途であっても、焼付きの発生を防止でき、また、電磁クラッチ部BのON/OFFに際しては、可動側クラッチ板208、309やシャフト303を軸方向に移動させるので、出力部材103を軸方向に移動させる図2のクラッチ内蔵モータ100に比べ、円滑なクラッチ作動が可能になる。
しかしながら、図3及び図4に示される電磁クラッチ内蔵モータ200、300では、電磁クラッチ部BがONのとき、一体回転可能に結合されたシャフト203、303と出力部材211、311を、外軸受210、310、中軸受201、301及び後軸受202、302の三点で回転自在に支持するので、シャフト203、303と出力部材211、311の同軸度に僅かでも差があると、中軸受201、301に大きな側圧が作用し、トルク損失が生じるという問題がある。
特開平8−149751号公報 特開2001−211604号公報
本発明は、上記の如き問題点を一掃すべく創案されたものであって、シャフト及び出力部材をそれぞれ軸受部材により回転自在に支持するものでありながら、電磁クラッチ部のON状態において、一体回転可能に結合されたシャフトと出力部材を、その同軸度を確保しながら、二つの軸受部材で回転自在に支持することを可能にし、軸受ロスによるトルク損失を最小限に抑えることができる電磁クラッチ内蔵モータの提供を目的とする。
上記課題を解決するために本発明の電磁クラッチ内蔵モータは、シャフトを回転させるモータ部と、前記シャフトの回転を出力部材に対して選択的に伝達する電磁クラッチ部とを備える電磁クラッチ内蔵モータであって、前記モータ部は、前記シャフトの後端部を少なくとも回転自在に支持する第一軸受部材を備え、前記電磁クラッチ部は、前記シャフト側に一体回転可能に設けられる第一クラッチ板と、前記出力部材側に一体回転可能に設けられる第二クラッチ板と、前記第一クラッチ板と前記第二クラッチ板とを選択的に結合させるコイルと、前記出力部材を少なくとも回転自在に支持する第二軸受部材と、前記出力部材側と前記シャフトの前端部との間に介在し、該シャフトの前端部を少なくとも回転自在に支持する第三軸受部材とを備え、前記電磁クラッチ部がOFFのときは、前記シャフトを前記第一軸受部材と前記第三軸受部材の二点で回転自在に支持し、前記電磁クラッチ部がONのときは、一体回転可能に結合された前記シャフトと前記出力部材を、その同軸度を前記第三軸受部材で確保しながら、前記第一軸受部材と前記第二軸受部材の二点で回転自在に支持することを特徴とするものである。
本発明は、上記のように構成したことにより、シャフト及び出力部材をそれぞれ軸受部材により回転自在に支持するものでありながら、電磁クラッチ部のON状態において、一体回転可能に結合されたシャフトと出力部材を、その同軸度を確保しながら、二つの軸受部材で回転自在に支持することを可能にし、軸受ロスによるトルク損失を最小限に抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を好適な実施の形態として例示する電磁クラッチ内蔵モータを図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る電磁クラッチ内蔵モータの断面図である。この図に示すように、本実施形態の電磁クラッチ内蔵モータ1は、図2〜図4に示す従来の電磁クラッチ内蔵モータ100、200、300と同様に、シャフト2を回転させるモータ部Aと、クラッチ板3、4を電磁的に吸引結合させる電磁クラッチ部Bとを一体的に備えて構成され、該電磁クラッチ部BのON/OFF作動に基づいて、シャフト2の回転をピニオンギヤなどの出力部材5に対して選択的に伝達するものであり、電磁クラッチ部BのON/OFF作動に際し、シャフト2及びクラッチ板3を軸方向に移動させるシャフト移動タイプとして構成されている。尚、本発明は、シャフト移動タイプの電磁クラッチ内蔵モータに限定されないことは勿論であり、前述した出力部材移動タイプの電磁クラッチ内蔵モータや、クラッチ板移動タイプの電磁クラッチ内蔵モータでも実施できることは言うまでもない。
電磁クラッチ内蔵モータ1のモータ部Aは、中軸受6、後軸受(第一軸受部材)7、ロータ間座8、ロータコア9、コイル10、バネ11などを備えて構成されている。中軸受6は、本来、シャフト2の中間部を回転自在かつ軸方向移動自在に支持するために、中フランジ12に設けられる軸受部材であるが、本発明の実施形態に係る電磁クラッチ内蔵モータ1では、中軸受6の内周とシャフト2の外周との間に十分な隙間を設け、敢えて中軸受6の軸受作用を排除している。これにより、中軸受6は、バネ11の前端を受ける受け座として使用される。一方、後フランジ13に設けられる後軸受7は、シャフト2の後端部を回転自在かつ軸方向移動自在に支持している。
ロータコア9は、ロータ間座8を介してシャフト2の外周に一体的に設けられている。コイル10は、ヨーク14に内装された状態でロータコア9の外周に対向しており、その通電によりロータコア9、ロータ間座8及びシャフト2を一体的に回転させる。バネ11は、ロータ間座8の前面と中軸受6の後面との間に介装される圧縮コイルバネであり、シャフト2を後方(クラッチ板離間方向)に付勢している。
電磁クラッチ内蔵モータ1の電磁クラッチ部Bは、可動側クラッチ間座15、可動側クラッチ板(第一クラッチ板)3、固定側クラッチ板(第二クラッチ板)4、固定側クラッチ間座16、コイル17、外軸受(第二軸受部材)18、内軸受(第三軸受部材)19などを備えて構成されている。可動側クラッチ板3は、可動側クラッチ間座15を介してシャフト2の前端部外周に一体的に設けられ、固定側クラッチ板4は、固定側クラッチ間座16を介して出力部材5の後端部外周に一体的に設けられている。コイル17は、クラッチケース20に内装された状態で可動側クラッチ板3及び固定側クラッチ板4の外周に対向しており、その通電によりコイル17、可動側クラッチ板3及び固定側クラッチ板4に磁気回路が生じ、可動側クラッチ板3が固定側クラッチ板4に吸引結合される。
外軸受18は、前フランジ21に設けられたボールベアリングであり、固定側クラッチ間座16を介して出力部材5の後端部を回転自在に支持している。一方、内軸受19は、出力部材5側とシャフト2の前端部との間に介在するボールベアリングであり、シャフト2の前端部を回転自在かつ軸方向移動(スライド)自在に支持している。具体的には、シャフト2の前端部に内軸受19を圧入し、該内軸受19を、スラストブッシュ22を介して固定側クラッチ間座16の内周に軸方向移動自在に内嵌している。
叙述の如く構成された本発明の実施の形態において、電磁クラッチ内蔵モータ1は、電磁クラッチ部Bのコイル17に通電することにより、クラッチ板3、4を吸引結合し、シャフト2の回転を出力部材5に伝達するのであるが、電磁クラッチ部BがOFFのときは、シャフト2が後軸受7と内軸受19の二点で回転自在に支持され、電磁クラッチ部BがONのときは、一体回転可能に結合されたシャフト2と出力部材5が、その同軸度を内軸受19で確保しつつ、後軸受7と外軸受18の二点で回転自在に支持されることになる。このようにすると、中軸受6が軸受として作用することがないので、電磁クラッチ部BがONのとき、一体回転可能に結合されたシャフトと出力部材を、三つの軸受部材で支持する従来の電磁クラッチ内蔵モータの如く、軸受部材に大きな側圧が作用する不都合を回避し、軸受ロスによるトルク損失を最小限に抑えることができる。
また、電磁クラッチ部BがOFFのときは、内軸受19と後軸受7によってシャフト2の前端部と後端部を支持するので、中軸受6と後軸受7で支持していた従来の電磁クラッチ内蔵モータに比べてシャフト2の支持スパンを大きくし、シャフト2の回転振動などを抑制することができる。しかも、本実施形態の電磁クラッチ内蔵モータ1では、内軸受19と後軸受7によってシャフト2を回転自在かつ軸方向移動自在に支持するので、シャフト2の軸方向移動を軸芯ズレを生じることなく円滑にし、確実なクラッチ作動を行うことができる。
本発明の実施形態に係る電磁クラッチ内蔵モータの断面図である。 第一の従来例に係る電磁クラッチ内蔵モータ(出力部材移動タイプ)の断面図である。 第二の従来例に係る電磁クラッチ内蔵モータ(クラッチ板移動タイプ)の断面図である。 第三の従来例に係る電磁クラッチ内蔵モータ(シャフト移動タイプ)の断面図である。
符号の説明
1 電磁クラッチ内蔵モータ
2 シャフト
3 可動側クラッチ板
4 固定側クラッチ板
5 出力部材
6 中軸受
7 後軸受
8 ロータ間座
9 ロータコア
10 コイル
11 バネ
12 中フランジ
13 後フランジ
14 ヨーク
15 可動側クラッチ間座
16 固定側クラッチ間座
17 コイル
18 外軸受
19 内軸受
20 クラッチケース
21 前フランジ
22 スラストブッシュ
100 クラッチ内蔵モータ
101 中軸受
102 後軸受
103 シャフト
103 出力部材
104 ロータ間座
105 ロータコア
106 コイル
107 固定側クラッチ間座
108 固定側クラッチ板
109 出力部材
110 可動側クラッチ板
111 コイル
112 バネ
200 電磁クラッチ内蔵モータ
201 中軸受
202 後軸受
203 シャフト
204 ロータ間座
205 ロータコア
206 コイル
207 可動側クラッチ間座
208 可動側クラッチ板
209 内軸受
210 外軸受
211 出力部材
212 固定側クラッチ板
213 コイル
214 バネ
300 電磁クラッチ内蔵モータ
301 中軸受
302 後軸受
303 シャフト
304 ロータ間座
305 ロータコア
306 コイル
307 バネ
308 可動側クラッチ間座
309 可動側クラッチ板
310 外軸受
311 出力部材
312 固定側クラッチ板
313 コイル
A モータ部
B 電磁クラッチ部

Claims (2)

  1. シャフトを回転させるモータ部と、前記シャフトの回転を出力部材に対して選択的に伝達する電磁クラッチ部とを備える電磁クラッチ内蔵モータであって、前記モータ部は、前記シャフトの後端部を少なくとも回転自在に支持する第一軸受部材を備え、前記電磁クラッチ部は、前記シャフト側に一体回転可能に設けられる第一クラッチ板と、前記出力部材側に一体回転可能に設けられる第二クラッチ板と、前記第一クラッチ板と前記第二クラッチ板とを選択的に結合させるコイルと、前記出力部材を少なくとも回転自在に支持する第二軸受部材と、前記出力部材側と前記シャフトの前端部との間に介在し、該シャフトの前端部を少なくとも回転自在に支持する第三軸受部材とを備え、前記電磁クラッチ部がOFFのときは、前記シャフトを前記第一軸受部材と前記第三軸受部材の二点で回転自在に支持し、前記電磁クラッチ部がONのときは、一体回転可能に結合された前記シャフトと前記出力部材を、その同軸度を前記第三軸受部材で確保しながら、前記第一軸受部材と前記第二軸受部材の二点で回転自在に支持することを特徴とする電磁クラッチ内蔵モータ。
  2. 前記第一軸受部材及び前記第三軸受部材は、前記シャフトを回転自在かつ軸方向移動自在に支持することを特徴とする請求項1記載の電磁クラッチ内蔵モータ。
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