JP2007199942A - 保守管理システム及び保守管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】保守要員の業務効率と部品配送の精度を向上するための保守管理システム及び保守管理方法を提供する。
【解決手段】画像形成装置10の容器接続検出手段16は、格納容器50が接続されたことを検出する。この検出に基づいて、部品情報取得手段13は部品情報を取得し、ロック手段駆動部17を動作させる。そして、部品配送時には、情報処理部15は、部品が到着したことを知らせる着荷信号と保守時に用いる認証コードを情報管理装置20に送信する。保守時には、認証コードの照合を条件にロック機構を解除する。部品交換後に、情報処理部15は、部品交換が完了したことを知らせる完了信号と部品回収時に用いる認証コードを情報管理装置20へ送信する。格納容器50が取り外されると、情報処理部15は、部品回収が完了したことを知らせる完了信号を情報管理装置20へ送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置等の電子機器の保守管理システム及び保守管理方法に関する。
複写機やプリンタなど、電子写真方式を利用した画像形成装置は広く普及しており、近年、特にカラー化が進んできている。これらの画像形成装置は構造や動作が複雑であり、安定な動作を維持するために、定期的に保守点検を行なうことが一般的に行われている。実際には、通紙枚数などの使用量に応じた消耗品の補給や交換以外に、使用モードや用紙特性,環境条件等に依存する早期劣化といった通常予期しえない故障が少なくない。
このような場合、異常を発見したユーザからの通知により、故障発生後に保守を行なう事後保全を実施することになる。しかし、特に画像上の異常の場合、故障モードに対して複数の要因が混在することが多く、ユーザから通知を受けた時点で即座に原因部品を特定できないことがある。
また、画像形成装置では、感光体や現像ユニット,定着ローラなど大きくてかさばる部品やユニットも多い。また、カラー画像形成装置では色数分の交換ユニットを必要とする場合もある。このため、保守要員は、すべての部品やユニットを携行してユーザを訪問することが困難である。一方、多くの必要部品を予め準備して携行する場合、必要以上に在庫を抱えることになり、経済的に無駄が多い。
従って、ユーザからの通知に基づいて行なう最初の訪問では、現象確認と原因の特定及び処理方法の決定を行ない、部品交換が必要な場合は、その後、部品調達をした上で再度訪問して部品交換を行なうことになる。具体的には、図10に示すような手順で行なわれる。
画像形成装置10の通紙枚数などの動作量を、電話回線などを通じて情報管理装置20が監視することによって、トナーや用紙などの消耗品の補給と感光体などの交換を事前に行なう。故障発生の場合は、ユーザが検出して通知(ステップST1)することによって、保守部門の保守要因となる。保守部門による最初の訪問時には現象確認と原因特定のみを行なう(ステップST2)。そして、部品管理部門への部品発注(ステップST3)、部品配送(ステップST4)を経て、後日、再訪問を行なう。この再訪問で、保守実施(ステップST5)、部品回収(ステップST5、ST6)を行なうことが多い。
このシステムでは、最初の訪問から部品調達→交換→回収に至るまでの業務が保守部門の要員を中心に割り当てられている。このことは、ユーザにとっては装置の稼動停止に伴う業務の停滞、保守要員にとっては保守業務の効率低下といった問題につながる。従って、改善のためには、(a)ユーザからの通知の段階で原因や対処法を把握することができる、(b)最初の訪問時に必要な部品を携行できるようになることが望まれる。
これに対して近年、近い将来に発生する可能性がある故障等の異常状態の発生時期を予測する手法が提案されている。その一つにMTS(Maharanobis-Taguchi System)と呼ばれる、保守対象機器の状態情報をマハラノビス距離という単一の尺度で表す手法がある。更に、装置の状態をセンサなどによって監視しながら、画像形成装置における故障等の異常発生予測に適用した技術も開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この文献では、画像形成装置の状態と関連がある複数種類の情報を取得し、取得した複数種類の情報から指標値Dを算出し、算出した指標値Dの時間変化のデータに基づいて、その後の画像
形成装置の状態の変化を判定する。複数種類の情報は、画像形成装置に設けたセンサで検出した検出値、画像形成装置の制御に用いる制御パラメータの値、及び画像形成対象の入力画像に関する情報の少なくとも一つの情報を含む。これらの手法によれば、故障が発生する時期とその故障を引き起こす部位(特性)を予測することができるので、上記課題の解決に寄与する。
特開2005−017874号公報(第1頁)
ここで、保守要員の保守業務を検討してみる。保守要員は、各々担当する地域を受け持ち、定期的な保守(予防保全)を主に行ないながら巡回している。この場合。予防保全に必要な交換部品を携行するために、都市部と郊外とを問わず移動手段は基本的に自動車を利用することになる。
都市部では、一つの建物内に複数の保守対象機器が設置されることも多く、ユーザ(保守対象)間の移動距離は大きくない。従って、保守拠点から担当地域まで移動してしまえば、担当地域内は徒歩により移動可能な場合も多い。すなわち、自動車は、主に保守拠点から担当地域までの部品の搬送と一時格納の手段として利用されていることになる。一般的な保守作業の所要時間(30〜60分程度)、都市部の道路事情や発達した交通網を考慮すると、自動車は担当地域内の移動手段としては効率が良いとは言えない。
一方、郊外では、比較的広範囲に保守対象機器が分散している。このため、部品が保管される保守拠点から保守対象機器の設置場所までの移動だけでなく、各保守対象機器の設置場所間の移動にも時間がかかる。従って、相対的に移動に要する時間割合が大きいので、計画外に発生する事後保全は、徒に移動時間(距離)を増やす結果を招いてしまうことがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、故障予測手法を適用し、従来、保守要員が行っていた交換部品の調達と搬送を保守要員から分離することによって、保守要員の業務効率と部品配送の精度を向上するための保守管理システム及び保守管理方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、保守対象機器と、保守対象機器の動作状態に関する情報を管理する情報管理装置とを含む保守管理システムであって、前記保守対象機器に用いる交換部品は部品情報を記憶した記憶手段を備え、前記交換部品の格納容器は、格納された部品情報を保守対象機器に送出し、前記保守対象機器は、前記格納容器から格納された部品の部品情報を取得する部品情報取得手段と、前記取得した部品情報に基づいて部品配送,保守完了,部品回収完了の状態を特定し、この状態情報を情報管理装置に送出する情報処理手段とを備えることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の保守管理システムにおいて、前記保守対象機器は、前記格納容器に対応して係止する係止手段を更に備え、前記保守対象機器は、前記格納容器が前記保守対象機器に係止されたことを検出し、前記検出に基づいて前記部品情報取得手段を動作させることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の保守管理システムにおいて、前記保守対象機器は、前記格納容器の前記保守対象機器からの取り外しを禁止するロック手段を更に備え、前記ロック手段は、前記保守対象機器における所定の認証処理によって解除可能なことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の保守管理システムにおいて、前記保守対象機器は、前記情報管理装置に対して状態情報の送出時に、前記ロック手段を解除するための認証コードを送出することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか一つに記載の保守管理システムにおいて、前記保守対象機器は、前記係止手段を複数の箇所に備えたことを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一つに記載の保守管理システムにおいて、前記情報管理装置は、前記保守対象機器から動作状態に関する情報を取得し、この動作状態情報を用いて状態を表す指標値を算出し、前記指標値を監視することによって得られる情報から故障発生時期と故障発生部位とを予測し、前記故障発生部位に対する交換部品の発送要求信号を部品管理システムへ送出することを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、保守対象機器と、部品情報を記憶した記憶手段を備え、前記保守対象機器に用いる交換部品と、格納された部品情報を保守対象機器に送出する前記交換部品の格納容器と、保守対象機器の動作状態に関する情報を管理する情報管理装置とを含む保守管理システムを用いて保守管理を行なう方法であって、前記保守対象機器は、前記格納容器から格納された部品の部品情報を取得するステップと、前記取得した部品情報に基づいて部品配送,保守完了,部品回収完了の状態を特定し、この状態情報を情報管理装置に送出するステップとを実行することを要旨とする。
(作用)
請求項1又7に記載の発明によれば、保守対象機器は、格納容器から格納された部品の部品情報を取得し、取得した部品情報に基づいて部品配送,保守完了,部品回収完了の状態を特定し、この状態情報を情報管理装置に送出する。これにより、状態情報に基づいて、部品配送,部品交換,部品回収の三つの業務をそれぞれの専任者が行なうようにできる。従って、保守要員は保守に必要な工具類を携行するだけで部品を携行する必要がなくなり、効率的に移動することができる。
情報管理装置は、部品配送,保守完了,部品回収完了の状態情報を取得するため、この状態情報を用いて進捗管理を行なうことができ、的確な保守作業を行なうことができる。そして、部品調達業務が無くなり、保守要員は保守の計画と実施に専念することができるので、効率を向上させることができる。交換部品を部品管理部門から直接保守対象機器に届けることもできるので、保守拠点に交換部品を一時保管する必要がなくなる。取得した部品情報に基づいて部品情報の照合を行なうことにより、間違った部品の配送を防止することができる。また、格納容器を通い箱として使用することで、資源の有効利用を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、格納容器が保守対象機器に係止されたことを検出し、この検出に基づいて部品情報取得手段を動作させる。これにより、より確実に部品情報を取得することができる。また、情報取得手段の動作トリガが得られるので、情報取得手段を常時動作させておく必要がない。
請求項3に記載の発明によれば、保守対象機器は、格納容器の保守対象機器からの取り外しを禁止するロック手段を更に備え、ロック手段は、保守対象機器における所定の認証処理によって解除可能である。これにより、部品配送から部品交換までや部品交換から部品回収までの仮置き状態の交換部品に第三者の接触を防止でき、部品の破損や紛失を抑制することができる。そして、部品出荷から回収まで閉じたシステムを構成できるので、部品回収率を向上させることができる。このように、より確実に回収できるので、回収した部品の解析や再生が容易になる。
請求項4に記載の発明によれば、保守対象機器は、情報管理装置に対して状態情報の送出時に、ロック手段を解除するための認証コードを送出する。このため、入力された認証コードの照合によって進捗情報を得ることができるので、作業の進捗管理が容易かつ確実に行なうことができる。
請求項5に記載の発明によれば、保守対象機器のユーザ先での設置状況に合わせて、格納容器の接続を行なうことができる。また、複数の交換部品がある場合でも、格納容器分散による配置自由度を確保することができる。
請求項6に記載の発明によれば、保守対象機器から動作状態に関する情報を取得し、この動作状態情報を用いて状態を表す指標値を算出する。そして、指標値を監視することによって得られる情報から故障発生時期と故障発生部位とを予測し、故障発生部位に対する交換部品の発送要求信号を部品管理システムへ送出する。これにより、原因を特定し処理方法を決定するためにユーザを訪問する必要が無くなり、保守要員の業務効率を向上させることができる。予測によって、部品管理部門と部品再生部門は事前に必要な部品と回収される部品とを知ることができるので、部品調達や生産計画を行なうことができ、在庫を減らすことが可能になる。
本発明によれば、故障予測手法を適用し、従来、保守要員が行なっていた交換部品の調達と搬送を保守要員から分離することによって、保守要員の業務効率と部品配送の精度を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図9を用いて説明する。本実施形態では、保守対象機器として電子機器(ここでは、画像形成装置10)の保守管理を行なう場合に用いる保守管理システム及び保守管理方法として説明する。本実施形態では、図1に示すように、画像形成装置10及び情報管理装置20を用いる。
(保守管理手順の概要)
まず、図1を用いて保守管理手順の概要を説明する。
情報管理装置20は、ユーザの下で稼動する画像形成装置10から、その内部に持つ状態情報(稼動量情報やセンサ情報など)を取得する(ST11)。そして、情報管理装置20は、所定のアルゴリズムによって稼動状態を指標化して監視する。この監視には、特許文献1の技術を用いることが可能である。もし、所定期間内に故障することが予測された場合、情報管理装置20は、その故障の発生時期と発生部位を特定する。そして、情報管理装置20は、保守部門の管理システムに対して保守が必要になったことを通知する(ST12)。更に、情報管理装置20は、部品管理部門の管理システム(部品管理システム)に対しては、保守に用いる部品の配送指示を行なう(ST13)。
部品管理部門の管理システムでは、在庫データに基づいて在庫割当を行ない、配送日を算出する。そして、算出した配送日情報を情報管理装置20に返信する(ST14)。この配送日情報は、情報管理装置20を通じて、保守部門の管理システムに通知される(ST15)。そして、部品管理部門の管理システムは、予定された配送日に画像形成装置10の設置された場所への部品配送を手配する(ST16)。
画像形成装置10の設置された場所に部品が配送された場合、受取者はこの部品を梱包する格納容器を画像形成装置10に接続する。この場合、画像形成装置10は、接続された格納容器内の部品について部品情報を取得する。そして、画像形成装置10は、取得し
た部品情報を部品着荷情報として情報管理装置20に送信する(ST17)。
情報管理装置20は、画像形成装置10から受信した部品情報と、故障予測結果において必要と判断された部品情報とを照合し、両者が一致する場合には保守部門の管理システムに着荷通知を行なう(ST18)。この情報に基づき保守部門の管理システムが保守の手配を実施する(ST19)。具体的に、保守要員のユーザ訪問のスケジューリング手配を行ない、保守要員に対して訪問を指示する。
保守要員によって画像形成装置10の保守が行われた場合、交換された故障部品は格納容器に格納され、再び画像形成装置10に接続される。この場合、画像形成装置10は格納容器内の部品の部品情報を取得し、取得した部品情報を保守完了情報として情報管理装置20に送信する(ST20)。
情報管理装置20は、部品情報を受信した後、回収部門の管理システム(ここではリサイクル部門)に部品回収指示を通知する(ST21)。回収部門の管理システムは、回収要員に対して画像形成装置10から故障部品が格納された格納容器の回収を指示する(ST22)。回収要員によって画像形成装置10から格納容器が回収された場合、画像形成装置10は、部品回収情報を情報管理装置20に送信する(ST23)。更に、情報管理装置20は保守部門の管理システムに対して回収完了を通知する(ST24)。また、必要に応じて保守部門の管理システムからユーザに保守結果の報告が送信される。
(保守管理システムの機能構成)
次に、保守管理システムの情報管理装置20、画像形成装置10及び格納容器50の機能を、図2を用いて説明する。
画像形成装置10は、画像形成部11及び状態情報取得部12を備える。画像形成部11は、通常の画像形成処理を実行する。一方、状態情報取得部12は、画像形成部11の状態を示す信号(多次元の状態情報)を各種センサから取得し、ネットワークを介して情報管理装置20に送信する。
情報管理装置20は、状態情報記憶部21、指標値算出部22及び状態判定部23を備える。情報管理装置20は、画像形成装置10から取得した多次元の状態情報を状態情報記憶部21に記憶する。そして、指標値算出部22は、この状態情報記憶部21に記憶された状態情報を用いて、所定のアルゴリズムに従って指標値を算出する。この指標値の算出には、特許文献1に記載の技術を用いる。
情報管理装置20の状態判定部23は、指標値算出部22が算出した指標値を監視することによって、画像形成装置10の状態変化を事前に察知し、所定の閾値を越えた場合に故障発生の可能性を通知する。同時に、指標値の増大を招いた要因を特定することによって、故障部位を推定する。このようにして、情報管理装置20は、画像形成装置10の故障発生予測を実行する。
更に、画像形成装置10は、部品情報取得手段13、操作部14、情報処理手段としての情報処理部15、容器接続検出手段16及びロック手段駆動部17を備える。
情報処理部15は、情報管理装置20との間で交換部品情報の取得や配送された部品の情報を確認する。
容器接続検出手段16は、画像形成装置10に格納容器50が接続されたことを検出する。この検出に基づいて、部品情報取得手段13は格納容器50から部品情報を取得するとともに、ロック手段駆動部17が格納容器50との接続を維持する。このロック手段駆
動部17は、格納容器50が接続された場合、電力を供給する電源として機能する。
この格納容器50と画像形成装置10との接続機構を、図3を用いて説明する。画像形成装置10は、格納容器50を係止する容器取付部101と、容器接続検出のためのコネクタ102とを備える。これらの構造を画像形成装置10の外壁面や内壁面に複数備える。これにより、ユーザの設置環境に合わせた容器配置と、複数の交換部品がある場合に格納容器50の分散による配置自由度を確保することができる。
また、格納容器50は、画像形成装置10に係止するための係止手段としてのフック501と、格納容器50の接続を検出するためのコネクタ502とを有し、画像形成装置10に取り付けられる。本実施形態では、フック501は2ケ所に設けられている。フック501とコネクタ502の連動機構の例を、図4に示す。このフック501は揺動によって、格納容器50外に突起とならないようにコネクタ502と共に収納可能に構成される。すなわち、フック501が容器取付部101に固定されることにより、コネクタ502が格納容器50からせり出すことになる。これによって、搬送時には格納容器50は単純な箱形状になるので、搬送時の破損防止と搬送車の収納効率を向上させることができる。なお、格納容器50の蓋部分は、その揺動中心が格納容器50の中央寄りに設けてあり、画像形成装置10に取り付けられた状態では蓋部分を開けることができない。
また、コネクタ502とコネクタ102が接続されて格納容器50の検出が行われると、コネクタ502の内部にある駆動手段(モータやソレノイドなど)によって、図5に示すようにロック手段としてのストッパ104が作動する。なお、電力は、コネクタを介して画像形成装置10から供給される。これにより、格納容器50内の部品に対して、配送要員,保守要員,回収要員以外のアクセスが禁止される。従って、格納容器50は内容物が分かるように、(半)透明材や視認用の開口がある部材であることが望ましい。
図2に示すように、格納容器50は交換部品等の保守部品60を収容する。この保守部品60は、各保守部品60を識別するための部品番号や製造番号などの部品情報を記憶した部品情報記憶手段61を備える。この部品情報記憶手段61としては、例えばICタグと呼ばれる小型のICチップや表示コード(バーコードや2次元コード)を用いることが可能である。ICタグの場合には保守部品60と無線方式によって通信を行ない、表示コードの場合には保守部品60と光学的な方法により非接触で情報を読み取ることができる。実施形態としては、部品情報を画像形成装置10に備える受信装置で直接取得する方法や、一旦格納容器50内の受信装置で受信した情報を有線式で取得する方法等がある。何れの方法も、格納容器50が画像形成装置10に接続されたことをトリガとして受信装置(部品情報取得手段13)が動作を開始する。
部品情報記憶手段として、バーコードを用いた場合の格納容器50の実施例を図6に示す。便宜上、交換部品の形状を箱形に描いているが、これは必ずしも梱包状態を示すものではない。部品に貼付されたバーコードラベル610の情報をバーコードリーダ55で読み取って、画像形成装置10と接続されたコネクタや無線を介して画像形成装置10の部品情報取得手段13に供給することができる。
(処理手順)
以下、部品配送時の処理、保守(部品交換)時の処理、部品回収時の処理を、図9に従って説明する。この場合、画像形成装置10は表示部を介してガイダンス表示を出力する。図7に示す表示画面70は通常動作時の表示であり、最上段表示領域71には時刻表示が出力されている。この領域に各種ガイダンス表示が行なわれる。保守時には、所定の操作により保守用の表示に切り換えることができる。図8には、故障が予測,通知されてから部品回収終了までの表示内容の遷移を示す。左側は通常動作時に最上段表示領域71に
表示されるユーザ向けの表示である。右側は、保守関係者が所定の操作によって切り換える保守用の表示である。この保守用の表示は、保守関係者(配送要員,保守要員,回収要員)が操作可能である。
まず、本実施形態では、情報管理装置20の指標値算出部22が算出した指標値を監視することによって、状態判定部23が画像形成装置10の状態変化を事前に察知し、所定の閾値を越えた場合に故障発生の可能性を通知する。この場合、状態判定部23が推定した故障部位に対して、情報管理装置20の情報処理部24は、これに対処するための部品を特定する。この部品の部品情報は、ネットワークを介して画像形成装置10に提供される。画像形成装置10の情報処理部15は、受信した部品情報を記憶する。そして、情報処理部15は、表示画面70の最上段表示領域71に、図8に示すガイダンス表示701を出力する。
<部品配送時の処理>
まず、部品配送時に行われる処理を説明する。
配送された格納容器50が画像形成装置10に取り付けられると、画像形成装置10の容器接続検出手段16は、コネクタ502の接続によって格納容器50を検出する(ステップS1−1)。
そして、画像形成装置10は、部品情報取得手段13により部品情報の取得処理が実行される(ステップS1−2)。本実施形態では、上述のように、バーコードリーダ55に読み取られた部品情報を格納容器50から取得する。
次に、情報処理部15は、故障部位の予測結果によって取得した交換すべき部品情報との照合を行なう(ステップS1−3)。情報処理部15は、情報管理装置20の情報処理部24から受信して記憶していた部品情報と、部品情報取得手段13により取得された部品情報とを照合に用いる。
そして、情報処理部15において部品が正しいと判定された場合、情報処理部15はロック手段駆動部17により電源を供給し、容器接続ロック手段51を作動させる(ステップS1−4)。このとき、所定の操作によって保守用の表示に切り換えた場合、表示画面70には、図8に示すガイダンス表示702を出力する。更に、ユーザ向けの表示に切り換えた場合にはガイダンス表示703を出力する。
そして、情報処理部15は、部品が到着したことを知らせる着荷信号と、保守実施時に格納容器50のロックを解除するための認証コードを情報管理装置20に送信する(ステップS1−5)。
<保守時の処理>
次に、保守(部品交換)時に行われる処理を説明する。
まず、所定の操作によって保守用の表示に切り換える。この場合、画像形成装置10の情報処理部15は、表示画面70に、図8に示すガイダンス表示704を出力する。これに応じて、保守要員は、情報管理装置20を経由して取得した認証コードを画像形成装置10の操作部14から入力する。
この場合、画像形成装置10の情報処理部15は認証コードを取得する(ステップS2−1)。そして、認証コードの照合ができた場合、情報処理部15は、表示画面70にガイダンス表示705を出力する。そして、情報処理部15は、ロック手段駆動部17により電源を供給し、容器接続ロック手段51を解除する(ステップS2−2)。これによって、格納容器50の取り外しと交換部品の取り出しとを行なえるようになる。
交換部品の取り出しが行なわれた場合には、情報処理部15は、容器接続検出手段16により交換部品の取り出し(格納容器50の取り外し)を検知する(ステップS2−3)。そして、保守要員により保守(例えば部品交換)が実施される(ステップS2−4)。
保守終了後は、保守要員は、交換した部品を入れた格納容器50を再び画像形成装置10に取り付ける。この場合、情報処理部15は、容器接続検出手段16により交換部品の接続を検知する(ステップS2−5)。この場合も、部品情報取得手段13により部品情報を取得し(ステップS2−6)、照合が行われる(ステップS2−7)。
部品交換が行われたことが確認されると、情報処理部15はロック手段駆動部17により電源を供給し、容器接続ロック手段51を作動させる(ステップS2−8)。次に、情報処理部15は、部品交換が完了したことを知らせる完了信号と部品回収時に格納容器50のロックを解除するための認証コードを情報管理装置20へ送信する(ステップS2−9)。この場合には、情報処理部15は、表示画面70にガイダンス表示706を出力する。更に、ユーザ向けの表示に切り換えた場合にはガイダンス表示707を出力する。
<部品回収時の処理>
部品回収時に行われる処理を説明する。
まず、所定の操作によって保守用の表示に切り換える。この場合、画像形成装置10の情報処理部15は、表示画面70に、図8に示すガイダンス表示708を出力する。これに応じて、回収要員は、情報管理装置20を経由して取得した認証コードを画像形成装置10の操作部14から入力する。この場合、画像形成装置10の情報処理部15は認証コードを取得する(ステップS3−1)そして、認証コードの照合ができた場合、情報処理部15は、表示画面70にガイダンス表示709を出力する。情報処理部15は、ロック手段駆動部17により電源を供給し、容器接続ロック手段51を解除する(ステップS3−2)。
格納容器50が取り外されると、容器接続検出手段16によって検出される(ステップS3−3)。そして、情報処理部15は、部品回収が完了したことを知らせる完了信号を情報管理装置20へ送信する(ステップS3−4)。これにより、画像形成装置10に対する処理が終了する。この場合には、情報処理部15は、表示画面70にガイダンス表示710を出力する。更に、ユーザ向けの表示に切り換えた場合にはガイダンス表示711を出力する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、画像形成装置10は、格納容器50から部品情報を取得する部品情報取得手段13を備える。これにより、画像形成装置10の設置場所で保存されている部品を特定することができる。更に、情報処理部15は、情報管理装置20との間で交換部品情報の取得や配送された部品の情報を確認する。このため、間違った部品の保存を防止することができる。
・ 上記実施形態では、画像形成装置10は、格納容器50との接続を維持するロック手段駆動部17を備える。このロック手段駆動部17は、格納容器50が接続された場合、電力を供給する電源として機能する。そして、格納容器50の容器接続ロック手段51を作動させる。この格納容器50の蓋部分は、その揺動中心が格納容器50の中央寄りに設けてあり、画像形成装置10に取り付けられた状態では蓋部分を開けることができない。これにより、部品配送から部品交換までや部品交換から部品回収までの仮置き状態の交換部品に対する第三者の接触を抑制し、部品の破損や紛失を防止することができる。すなわち、部品出荷から回収まで閉じたシステムを構成できるので、部品回収率を向上させる
ことができる。従って、状態の良いまま回収できるので、回収した部品の解析や再生が容易になる。
・ 上記実施形態では、部品情報との照合後、情報処理部15は、部品が到着したことを知らせる着荷信号と、保守実施時に格納容器50のロックを解除するための認証コードを情報管理装置20に送信する(ステップS1−5)。また、保守後に再度、格納容器50が再び画像形成装置10に取り付けられた場合、情報処理部15は、部品交換が完了したことを知らせる完了信号と部品回収時に格納容器50のロックを解除するための認証コードを情報管理装置20へ送信する(ステップS2−9)。更に、格納容器50が取り外されると、容器接続検出手段16によって検出される(ステップS3−3)。そして、情報処理部15は、部品回収が完了したことを知らせる完了信号を情報管理装置20へ送信する(ステップS3−4)。これにより、部品配送,部品交換,部品回収の進捗を管理することができる。従って、この進捗管理により、部品配送,部品交換,部品回収の三つの業務をそれぞれの専任者に実施させるようにできる。この結果、保守要員は保守に必要な工具類を携行するだけで部品を携行する必要がなくなる。従来のように、部品配送手段としての自動車での移動が不要になる。
この進捗管理により、保守部門における部品調達業務が無くなり、保守要員は保守の計画と実施に専念することができるので、効率を向上できる。また、交換部品が部品管理部門から直接画像形成装置へ届けられるので、保守拠点に交換部品を一時保管する必要がなくなる。
・ 上記実施形態では、格納容器50は交換部品等の保守部品60を収容する。これにより、この格納容器50は通い箱として利用できるので、使い捨てだった梱包材が不要になり資源の節約ができる。
・ 上記実施形態では、画像形成装置10は、格納容器50を係止する容器取付部101と、容器接続検出のためのコネクタ102とを備える。これにより、構造的に安定な支持部材が得られ、容器と画像形成装置との通信を、より確実に行なうことができる。特に、交換部品と画像形成装置との距離を最小に確定できるので、無線による部品情報取得の場合、取得動作が、より確実にできる。そして、格納容器50が画像形成装置10に接続されたことをトリガとして受信装置(部品情報取得手段13)が動作を開始する。これにより、情報取得手段を常時動作させておく必要がない。
・ 上記実施形態では、入力された認証コードの照合によって進捗情報を得ることができるので、作業の進捗管理を容易かつ確実に行なうことができる。
・ 上記実施形態では、コネクタ502とコネクタ102が接続されて格納容器50の検出が行われると、コネクタ502の内部にある駆動手段(モータやソレノイドなど)によって、ロック手段としてのストッパ104が作動する。このロック手段は、保守発生時にしか使用しない格納容器50側に設けたので、画像形成装置10のコスト上昇と大型化を防ぐことができる。また、ロック手段という故障要因を保守対象機器に持たせないので、保守対象機器の信頼性を低下させることがない。
・ 上記実施形態では、画像形成装置10は、格納容器50を係止する容器取付部101と、容器接続検出のためのコネクタ102とを備える。これらの構造を画像形成装置10の外壁面や内壁面に複数備える。これにより、保守対象機器をユーザ先での設置状況に合わせて格納容器の接続を行なうことができる。また、複数の交換部品がある場合でも、容器分散による配置自由度を確保することができる。複数の交換部品が必要で交換部品と対応した数の格納容器があっても、より確実に部品情報を取得することができる。
・ 上記実施形態では、このフック501は揺動によって、格納容器50外に突起とならないようにコネクタ502と共に収納可能に構成される。すなわち、フック501が容器取付部101に固定されることにより、コネクタ502が格納容器50からせり出すことになる。これにより、突起物となるフックやコネクタを内部に収納して単純な箱形状になるので、搬送時の破損防止と搬送時の収納効率を向上させることができる。
・ 上記実施形態では、各保守部品60を識別するための部品番号や製造番号などの部品情報を記憶した部品情報記憶手段61を備える。この場合、部品情報は非接触で読み取られるので、効率的に部品情報を取得することができる。特に、ICタグの場合には保守部品60と無線方式によって通信を行なうため、交換部品が複数あっても一つの受信装置で部品情報を取得できる。従って、画像形成装置のコスト上昇と大型化を防ぐことができる。
・ 上記実施形態では、状態情報取得部12は、画像形成部11の状態を示す信号(多次元の状態情報)を各種センサから取得し、ネットワークを介して情報管理装置20に送信する。そして、指標値算出部22は、この状態情報記憶部21に記憶された状態情報を用いて、所定のアルゴリズムに従って指標値を算出する。情報管理装置20の状態判定部23は、指標値算出部22が算出した指標値を監視することによって、画像形成装置10の状態変化を事前に察知し、所定の閾値を越えた場合に故障発生の可能性を通知する。これにより、原因を特定し処理方法を決定するためにユーザを訪問する必要が無くなり、保守要員の業務効率を向上させることができる。予測によって、部品管理部門と部品再生部門は事前に必要な部品と回収される部品とを知ることができるので、部品調達や生産計画を行なうことができ、在庫を減らすことが可能になる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
○ 上記実施形態では、保守対象機器として画像形成装置10の保守管理を行なう場合に用いる保守管理システム及び保守管理方法として説明したが、これに限定されるものではなく、本質的に装置一般の保守管理システムに適用可能である。
○ 上記実施形態では、故障予測に基づいて保守管理を行なうが、これに限定されるものではなく、従来からある動作量(通紙枚数など)監視に基づく部品交換に対しても、部品配送を保守要員から分離するという点で有効である。
○ 上記実施形態では、情報管理装置20と画像形成装置10とを別体として説明したが、状態情報記憶部21から状態判定部23までを、画像形成装置10本体に内蔵させて構成することも可能である。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a) 保守対象機器は画像形成装置であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の保守管理システム。
これにより、画像形成装置の保守を効率的に行なうことができる。
(b) 格納容器を保守対象機器に係止する手段及び格納容器を検出するための情報を送出する手段は格納容器内に収納可能であることを特徴とする(a)、請求項1〜6に記載の保守管理システム。
これにより、突起物となるフックやコネクタを内部に収納して単純な箱形状になるので、搬送時の破損防止と搬送時の収納効率を向上させることができる。
(c) 部品情報を記憶した記憶手段から部品情報を取得する手段は無線によることを
特徴とする(a)、(b)、請求項1〜6のいずれか一つに記載の保守管理システム。
複数の交換部品が必要で交換部品と対応した数の格納容器があっても、より確実に部品情報を取得することができる。交換部品が複数あっても一つの受信装置で部品情報を取得できるので、保守対象機器のコスト上昇と大型化を防ぐことができる。
(d) 格納容器は、保守対象機器に対して係止状態では格納容器の開閉を禁止する手段を備えていることを特徴とする(a)〜(c)、請求項1〜6のいずれか一つに記載の保守管理システム。
格納容器を取り外さないままで部品を取り出すことができないので、より確実に作業進捗の管理を行なうことができる。
(e) ロック手段を格納容器側に設けたことを特徴とする(a)〜(d)、請求項1〜6のいずれか一つに記載の保守管理システム。
ロック手段という故障要因を保守対象機器に持たせないので、保守対象機器の信頼性を低下させることがない。
本発明の一実施形態の手順の概略図。 本発明の一実施形態のシステムにおける機能ブロックの説明図。 本発明の一実施形態の画像形成装置と格納容器との接続の説明図。 本発明の一実施形態の格納容器のコネクタの説明図。 本発明の一実施形態のコネクタ間の接続の説明図。 本発明の一実施形態の部品情報の読取の説明図。 本発明の一実施形態の画像形成装置の表示画面の説明図。 本発明の一実施形態の画面表示の説明図。 本発明の一実施形態の処理手順の説明図。 従来の本発明の手順の概略図。
符号の説明
10…画像形成装置、11…画像形成部、12…状態情報取得部、13…部品情報取得手段、14…操作部、15…情報処理部、16…容器接続検出手段、20…情報管理装置、21…状態情報記憶部、22…指標値算出部、23…状態判定部、24…情報処理部、50…格納容器。

Claims (7)

  1. 保守対象機器と、保守対象機器の動作状態に関する情報を管理する情報管理装置とを含む保守管理システムであって、
    前記保守対象機器に用いる交換部品は部品情報を記憶した記憶手段を備え、
    前記交換部品の格納容器は、格納された部品情報を保守対象機器に送出し、
    前記保守対象機器は、
    前記格納容器から格納された部品の部品情報を取得する部品情報取得手段と、
    前記取得した部品情報に基づいて部品配送,保守完了,部品回収完了の状態を特定し、この状態情報を情報管理装置に送出する情報処理手段と
    を備えることを特徴とする保守管理システム。
  2. 前記保守対象機器は、前記格納容器に対応して係止する係止手段を更に備え、
    前記保守対象機器は、前記格納容器が前記保守対象機器に係止されたことを検出し、
    前記検出に基づいて前記部品情報取得手段を動作させることを特徴とする請求項1に記載の保守管理システム。
  3. 前記保守対象機器は、前記格納容器の前記保守対象機器からの取り外しを禁止するロック手段を更に備え、
    前記ロック手段は、前記保守対象機器における所定の認証処理によって解除可能なことを特徴とする請求項2に記載の保守管理システム。
  4. 前記保守対象機器は、前記情報管理装置に対して状態情報の送出時に、前記ロック手段を解除するための認証コードを送出することを特徴とする請求項3に記載の保守管理システム。
  5. 前記保守対象機器は、前記係止手段を複数の箇所に備えたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の保守管理システム。
  6. 前記情報管理装置は、
    前記保守対象機器から動作状態に関する情報を取得し、
    この動作状態情報を用いて状態を表す指標値を算出し、
    前記指標値を監視することによって得られる情報から故障発生時期と故障発生部位とを予測し、
    前記故障発生部位に対する交換部品の発送要求信号を部品管理システムへ送出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の保守管理システム。
  7. 保守対象機器と、
    部品情報を記憶した記憶手段を備え、前記保守対象機器に用いる交換部品と、
    格納された部品情報を保守対象機器に送出する前記交換部品の格納容器と、
    保守対象機器の動作状態に関する情報を管理する情報管理装置とを含む保守管理システムを用いて保守管理を行なう方法であって、
    前記保守対象機器は、
    前記格納容器から格納された部品の部品情報を取得するステップと、
    前記取得した部品情報に基づいて部品配送,保守完了,部品回収完了の状態を特定し、この状態情報を情報管理装置に送出するステップと
    を実行することを特徴とする保守管理方法。
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