JP2007199600A - 光偏向走査装置の製造方法,光偏向走査装置,画像形成装置 - Google Patents

光偏向走査装置の製造方法,光偏向走査装置,画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】感光体ドラムに対して,ポリゴンミラーの傾きが軽減され,形成される画像の歪みが少ない光偏向走査装置の製造方法を提供することにある。
【解決手段】光を偏向走査する光偏向走査手段と,該光偏向走査手段に固定された軸を回転駆動させる回転駆動手段と,上記回転駆動手段を固定する金属の板である固定部とを備えた光偏向走査装置の製造方法であって,上記固定部をプレス加工するプレス工程と,プレス加工された上記固定部の上記回転駆動手段が設けられる面又は両面に複数の凸部を押圧することにより複数の凹部を形成するディンプル形成工程と,を具備してなることを特徴とする光偏向走査装置の製造方法として構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は,光偏向走査装置とそれを備えた画像形成装置とその製造方法とに関し,特に,光偏向走査手段に固定された軸を回転駆動させる回転駆動手段を固定する固定部の芯を正しく出すための方法と装置に関するものである。
光源から照射されポリゴンミラーにより偏向されたレーザビームが感光体ドラムに照射されて,静電潜像が感光体ドラムに書き込まれる。その際,照射されたレーザビームが予め定められた角度で予め定められた位置に書き込まれなければ,形成される画像が歪むなどの悪影響が出る。レーザビームを予め定められた角度で予め定められた位置に照射するためには,感光体ドラムに対するポリゴンミラーの傾きをなくすことが重要である。
特開平6−75184号公報
従来の一般的な光偏向走査装置では,ポリゴンミラーを固定する軸を回転駆動させるポリゴンモータは,金属の板などの固定部に固定されることが多い。
しかしながら,特許文献1に記載のようなポリゴンモータが固定される固定部は,プレス加工される際,残留応力による「ソリ」が発生する。そのため,上記固定部に取り付けられているポリゴンモータに傾きが生じ,その結果,ポリゴンモータにより回転される軸に固定されているポリゴンミラーに傾きが生じ,感光体ドラムに照射されるレーザビームを予め定められた角度で予め定められた位置に照射することが難しいという問題があった。
本発明では,ポリゴンモータの固定部をプレス加工した後,ディンプル加工することによって,プレス加工の際発生した「ソリ」をなくし,ポリゴンミラーを固定している軸を回転させるポリゴンモータが固定される固定部の「ソリ」を軽減することができる。
すなわち,感光体ドラムに対して,ポリゴンミラーの傾きを軽減するための光偏向走査装置の製造方法を提供することができる。
すなわち本発明は,基本的に光を偏向走査する光偏向走査手段と,該光偏向走査手段に固定された軸を回転駆動させる回転駆動手段と,上記回転駆動手段を固定する金属の板である固定部とを備えた光偏向走査装置の製造方法に関するものである。そして,上記目的を達成するために本発明においては,上記固定部をプレス加工した後に,プレス加工された上記固定部の上記回転駆動手段が設けられる面又は両面に複数の凸部の押圧により複数の凹部が形成される。この工程はディンプル形成工程と呼ばれる。
上記ディンプル形成工程により,プレス工程の際発生した「ソリ」をなくし,上記光偏向走査手段の回転駆動手段が固定される固定部の傾きを軽減することができる。
なお,複数の凹部を形成するとしても切削などの方法では,上記「ソリ」は解消されない。上記のように複数の凸部を押圧することによる工程であることが重要である。
また,上記ディンプル形成工程が,上記回転駆動手段と接する部分以外に凹部を形成するものであることが好ましい。
上記固定部の上記回転駆動手段と接する部分に凹部が形成されると,上記回転駆動手段が,上記固定部の上記回転駆動手段と接する部分の凹部により,傾くおそれがあるからである。
さらに,上記回転駆動手段が,上記固定部に形成された突起部により支持されるものであることが考えられる。
上記固定部と上記固定部の上記回転駆動手段との接する面積が広いと,上記回転駆動手段と接する部分以外に凹部を形成する場合,凹部が形成されない面積が広くなり,凹部形成によるソリをなくす効果が期待できないからである。そのため,上記固定部に突起部を形成し,上記固定部と上記回転駆動手段との接する面積を減らすのである。
また,上記ディンプル形成工程が,上記固定部の回転駆動手段が設けられる面又は両面に大きさ略0.5mm,深さ略0.3mmの凹部を略1.5mm間隔で複数形成するものであることが好ましい。
ここで,上記凹部の大きさとは,上記凹部が略円状であれば直径であり,上記凹部が略楕円状であれば長径又は短径であり,上記凹部が略矩形であれば対角線の長さ又は長辺の長さ又は短辺の長さであることが考えられる。
上記固定部に上述のような凹部を形成すると,上記固定部のソリをなくすことができる。
一方,本発明を装置に適用した場合には,光を偏向走査する光偏向走査手段と,該光偏向走査手段に固定された軸を回転駆動させる回転駆動手段と,上記回転駆動手段を固定する金属の板である固定部とを備えた光偏向走査装置であって,上記固定部が,上記回転駆動手段が設けられる面又は両面に複数の凹部を形成された板状の部材であることを特徴とする光偏向走査装置が考えられる。
上記固定部が,上記回転駆動手段が設けられる面又は両面に複数の凹部を形成された板状の部材であることから,プレス加工の際発生した「ソリ」をなくし,上記光変更走査手段を固定している軸を回転駆動させる回転駆動手段が固定される固定部の傾きを軽減することができる。従って,このような光偏向走査装置では,上記光変更走査手段の傾きが軽減されているので,光源から照射され上記光変更走査手段により偏向されたレーザビームが,上記固定部のソリにより傾くことはない。
また,上記のような光偏向走査装置を備えた画像形成装置が考えられる。
上記のような光偏向走査装置を備えた画像形成装置では,上記光変更走査手段の傾きが軽減されているので,光源から照射され上記光変更走査手段により偏向されたレーザビームが,上記固定部のソリにより傾くことはなく像担持体に照射されるので,上記像担持体に適切な静電潜像が書き込まれ,精細な画像を形成することができる。
本発明によれば,感光体ドラムに対して,ポリゴンミラーの傾きが軽減され,形成される画像の歪みが少ない光偏向走査装置の製造方法を提供することができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置X1の断面図,図2は本発明の実施の形態に係る画像形成装置X1のポリゴンミラー14から感光体ドラム37への光路Mを説明するための模式図,図3は本発明の実施の形態に係る画像形成装置X1のレーザスキャナユニットL1の斜視図,図4は図3のP3方向から見たP−P′断面図,図5はポリゴンミラー14及びポリゴンモータ固定部の模式図,図6はポリゴンモータ固定部18に形成される凹部の形状を説明するための模式図である。
まず,図1の断面図を用いて,本発明の実施の形態に係る画像形成装置X1の概略構成について簡単に説明する。
図1に示すように,画像形成装置X1は,大別して,給紙部K,画像形成部G,定着部Tが設けられている。
上記給紙部Kは,上記画像形成装置X1の本体の下方に,予め定められた大きさの複数の記録紙を収納する給紙カセット30と,該給紙カセットに収納された記録紙の給紙を行う給紙ローラ32と,該給紙ローラ32により給紙された記録紙を分離する分離ローラ33(分離ローラ33−1,33−2)と,上記給紙カセット30の上方にあり不定型の記録紙を給紙する手差しトレイ31と,該手差しトレイ31に載置された記録紙の給紙を行う手差し用給紙ローラ34と,上記分離ローラ33や上記手差し用給紙ローラ34により搬送された記録紙を搬送する中間搬送ローラ35と,レジストローラ36(レジストローラ36−1,36−2)と,上記各ローラを回転駆動させる不図示の給紙モータとにより構成されている。
上記レジストローラ36は,後記の感光体ドラム37の表面に形成されたトナー画像の先端部(画像形成開始部)と記録紙の先端部とが同期するように記録紙を搬送するローラである。
上記画像形成部Gは,静電潜像を担持する感光体ドラム37と,該感光体ドラム37の表面を一様に帯電させる帯電部と,上記感光体ドラム37上にレーザビームを照射して静電潜像を形成するレーザスキャナユニットL1と,上記静電潜像に現像剤に含まれるトナーを付着させてトナー像を上記感光体ドラム37の表面に形成する現像部Zと,転写後の上記感光体ドラム37をクリーニングするクリーニング部と,転写後の上記感光体ドラム37に残留する電位を除去する除電部と,上記感光体ドラム37や上記現像部Zに備えられている後記の現像ローラ39や供給ローラ40や撹拌ローラ41を回転駆動させる不図示のドラムモータとを備えて構成されている。
図3に示すように,上記レーザスキャナユニットL1は,発光素子を備えた基板であるLD基板11と,上記LD基板11から照射されたレーザビームを略平行な光束にするコリメータレンズ12と,副走査方向にのみ所定の屈折力を有するレンズであるシリンドリカルレンズ13と,側面に6つの偏向面(反射面)を有する正六角形の回転多面鏡であるポリゴンミラー14と,上記ポリゴンミラー14を固定する軸15と,上記軸15を回転駆動させるポリゴンモータ16(図4参照)と,上記ポリゴンモータ16の駆動を制御する回路基板17と,上記ポリゴンモータ16を固定する金属(例えばアルミニウム)の板であるポリゴンモータ固定部18と,上記ポリゴンミラー14により反射されたレーザビームを集光し,上記感光体ドラム37に結像させるFθレンズである走査レンズ19(19−1,19−2)と,上記走査レンズ19により集められたレーザビームを反射させて感光体ドラムまで導く反射ミラー20と,同期検知センサであるBD(beam detector)検知センサ21と,これらの構成要素が入った箱状の構造物である筐体22とを備えて構成されている。
上記LD基板11は,上記画像形成装置X1に接続されている情報処理装置などから入力された画像信号が画像処理されたものである画像データに基づいて光変調したレーザビームを照射する。
上記シリンドリカルレンズ13は,上記ポリゴンミラー14の反射面上に,レーザビームを線状に集光させるものである。
上記ポリゴンミラー14は,上記シリンドリカルレンズ13により集められた光を反射する。上記ポリゴンミラー14は,上記軸15に固定されている。上記軸15及び上記軸15に固定されたポリゴンミラー14は,上記ポリゴンモータ16が上記軸15を回転させることにより,所定の速度で予め定められた方向に回転する。上記ポリゴンミラー14は,光偏向走査手段の一例である。
上記ポリゴンモータ16は,回転駆動手段の一例である。
上記BD検知センサ21は,レーザビームを受光し,BD検知センサ21の出力信号からBD信号(同期信号)を検出し、このBD信号に基づいて被走査面(感光ドラム37面)における画像記録の走査開始タイミングを調整する。
上記ポリゴンモータ固定部18は,固定部の一例である。
上記現像部Zは,現像剤を表面に担持する現像ローラ39と,現像剤を撹拌し上記現像ローラ39に現像剤を供給する供給ローラ40と,現像剤を撹拌し上記供給ローラ40に現像剤を供給する撹拌ローラ41と,現像剤を補給する入口である現像剤補給口42と,現像剤を収容する現像剤収容部43と,該現像剤収容部43に収容されたトナーを上記現像剤補給口に搬送する搬送ローラ44とを備えて構成されている。
続いて,上記画像形成装置X1で実行される画像形成処理について簡単に説明する。
利用者により上記画像形成装置X1に通信可能に接続されているパーソナルコンピュータなどの情報処理装置から画像の出力操作がなされると,上記給紙カセット30に収納されている記録紙が,上記給紙ローラ32により給紙され,上記分離ローラ33により1枚ずつ分離される。上記分離ローラ33により分離された記録紙は,上記中間搬送ローラ35により上記レジストローラ36まで搬送される。上記中間搬送ローラ35により搬送された記録紙は,更に,上記レジストローラ36により画像形成開始位置まで搬送される。
一方,不定型の記録紙などに画像形成を行う場合には,手差しトレイ31による給紙が行われる。利用者により上記情報処理装置から所定の操作がなされると,手差し給紙トレイ31に載置されている記録紙が,上記手差し用給紙ローラ34により給紙され,上記中間搬送ローラ35により上記レジストローラ36まで搬送される。上記中間搬送ローラ35により搬送された記録紙は,更に,上記レジストローラ36により画像形成開始位置まで搬送される。
利用者により,上記情報処理装置に画像の出力操作がなされると,上記情報処理装置から上記画像形成装置X1に画像情報信号(ディジタル画像データ)が送信される。送信された画像情報信号は,上記画像形成装置X1において所定の画像処理がなされて上記レーザスキャナユニットL1に入力される。上記レーザスキャナユニットL1に画像情報信号が入力されると,上記LD基板11により上記画像情報信号に基づいて光変調したレーザビームが照射される。上記LD基板11から照射されたレーザビームは,上記コリメータレンズ12により略平行な光束にされ,上記シリンドリカルレンズ13により上記ポリゴンミラー14の偏向面(反射面)上に線状に集められる。
そして,上記ポリゴンミラー14の偏向面で偏向反射されたレーザビームが,上記走査レンズ19を介し,上記反射ミラー20により反射され,上記感光体ドラム37に照射されることによって,静電潜像が書き込まれる。レーザビームの光路Mを図2に示す。また,上記BD検知センサ21により,レーザビームが上記ポリゴンミラー14の偏向面で偏向反射されて上記感光体ドラム37に照射される直前のレーザビームが検出され,走査開始タイミングが調整される。
上記現像部Zで上記搬送ローラ44によって上記現像剤補給口42を通して上記現像剤収容部43から搬送されたトナーは,上記撹拌ローラ41が上記ドラムモータによって回転駆動されることにより,上記供給ローラ40に供給される。上記供給ローラ40は,上記ドラムモータによって回転駆動されることにより,上記現像ローラ39にトナーを供給する。
続いて,上記現像ローラ39がドラムモータにより回転され,該現像ローラ39表面に形成されたトナーの薄層が上記感光体ドラム37表面に接触する。上記感光体ドラム37は,上記現像ローラ39が回転するのと同期して上記ドラムモータにより回転される。これにより,上記感光体ドラム37表面上の静電潜像に帯電したトナーが付着されて,トナー画像が形成される。上記感光体ドラム37は上記ドラムモータにより引き続き回転され,上記トナー画像は上記感光体ドラム37に圧接される転写ローラにより上記レジストローラ36により搬送された記録紙に転写される。上記転写ローラよりも上記感光体ドラム37の回転方向下流側には,クリーニング部が配置されており,上記感光体ドラム37の表面上に残留したトナーや他の付着物が除去される。上記クリーニング部よりも上記感光体ドラム37の回転方向下流側には,除電部が設けられており,上記感光体ドラム37に残留する電位が除去される。上記記録紙に転写されたトナー像は,上記定着部Tの定着ローラにより熱を加えられ,記録紙に定着する。
上述の通り,光源であるLD基板11から照射され上記ポリゴンミラー14の偏向面で偏向反射されたレーザビームが,上記走査レンズ19を介し上記反射ミラー20により反射され上記感光体ドラム37に照射されることによって,上記感光体ドラム37に静電潜像が書き込まれる。その際,照射されたレーザビームが予め定められた角度で予め定められた位置に書き込まれなければ,形成される画像が歪むなどの悪影響が出る。レーザビームを予め定められた角度で予め定められた位置に照射するためには,上記感光体ドラム37に対する上記ポリゴンミラー14の傾きをなくすことが重要である。
図2は上記レーザスキャナユニットL1の上記ポリゴンミラー14から上記感光体ドラム37までレーザビームが通る光路Mを説明するための模式図である。
図2に示すように,上記ポリゴンモータ16は上記ポリゴンモータ固定部18に固定されている。このポリゴンモータ固定部18に傾きが生じると,上記ポリゴンモータ固定部18に固定されているポリゴンモータ16,上記ポリゴンモータ16が回転駆動させる軸15,上記軸15に固定されているポリゴンミラー14に傾きが生じることになる。
上記ポリゴンモータ固定部18はアルミニウムなどの金属の板であり,プレス加工されて成型される。そして,プレス加工される際に生じる残留応力により「ソリ」が発生する。「ソリ」が発生した金属の板を上記ポリゴンモータ固定部18として使用すると,上記ポリゴンモータ固定部18に傾きが生じることになり,その結果,上記ポリゴンミラー14に傾きが生じ,図2における光路Mがゆがんでしまう。すなわち,上記感光体ドラム37に照射されるレーザビームを予め定められた角度で予め定められた位置に照射することが難しくなり,画像の歪みを生じる。
本発明では,上記ポリゴンモータ固定部18をプレス加工した後,複数の凸部を押し付けてポリゴンミラー固定部18に複数の凹部(所謂ディンプル)を形成する。このようにディンプル加工を行うことによって,プレス加工の際発生した「ソリ」をなくし,上記ポリゴンミラー14を固定している上記軸15を回転させる上記ポリゴンモータ16が固定されるポリゴンモータ固定部18の傾きを軽減するものである。
図4,図5を用いて,上記ポリゴンモータ16の固定構造について説明する。
図5(a)は,ポリゴンミラー14,軸15,ポリゴンモータ16,回路基板17がポリゴンモータ固定部18に固定された状態を示す模式図である。図5(b)は,ポリゴンモータ固定部18単体の模式図である。
この場合,上記ポリゴンモータ16は,上記回路基板17を介して,上記ポリゴンモータ固定部18に固定される。ただし,上記ポリゴンモータ16を上記ポリゴンモータ固定部18に直接固定するものも,本発明の範囲に属する。
図4に示すように,上記ポリゴンミラー14は,正六角形の中心を上記軸15に固定されている。上記軸15を回転駆動するポリゴンモータ16下面には突起部Fが形成されている。
図5(a)に示すように,上記回路基板17は矩形である。上記回路基板17の四隅には,孔C1,C2,C3,C4が形成されている。
上記ポリゴンモータ固定部18は,図5(b)に示すように,板状の部材である。上記ポリゴンモータ固定部18には上記ポリゴンモータ16に形成された突起部Fが挿入される孔Aが形成されている。また,上記ポリゴンモータ固定部18には,該孔Aよりも上記走査レンズ19側(図3,図5におけるP1方向)端部にネジ孔B1,B2が形成されている。さらに,上記孔Aよりも上記筐体22側(図3,図5におけるP2方向)の端部にもネジ孔B3,B4が形成されている。上記ネジ孔B1,B2,B3,B4以外にも,上記ポリゴンモータ固定部18を筐体22に固定するための孔G(G1〜G10)が複数形成されている。
上記ポリゴンモータ16の上記突起部Fは,上記回路基板17を貫通して,上記ポリゴンモータ固定部18に形成されている上記孔Aに挿入される。
ネジが,上記孔C1を介して上記ネジ孔B1に,上記孔C2を介して上記ネジ孔B2に,上記孔C3を介して上記ネジ孔B3に,上記孔C4を介して上記ネジ孔B4に,それぞれ螺着されることによって,上記回路基板17が上記ポリゴンモータ固定部18に固定される。
このようにして,上記ポリゴンミラー14,上記軸15,上記ポリゴンモータ16,上記回路基板17が上記ポリゴンモータ固定部18に固定される。図4,図5に示すように,ネジN1が孔G1を介して上記筐体22に形成されたネジ孔に,ネジN2が孔G2を介して上記筐体22に形成されたネジ孔に,ネジN3が孔G3を介して上記筐体22に形成されたネジ孔に,ネジN4が孔G4を介して上記筐体22に形成されたネジ孔に,ネジN4が孔G4を介して上記筐体22に形成されたネジ孔に,ネジN5が孔G5を介して上記筐体22に形成されたネジ孔に,それぞれ螺着される。上記ネジN1〜N5は,図4における下方から上方へ螺着される。このようにして,上記ポリゴンモータ16などが固定された上記ポリゴンモータ固定部18は,上記筐体22に組み付けられ,固定される。
上記ポリゴンモータ固定部18は,上記ポリゴンミラー14などが固定され上記筐体22に組みつけられる前に,プレス加工により製造される。ここで,上記ポリゴンモータ固定部18がプレス加工されて成型される工程が,プレス工程の一例に相当する。
続いて,プレス加工されたポリゴンモータ固定部18は,上記ポリゴンモータ16が貫通して固定されている回路基板17が取り付けられる面又は両面に,複数の凸部を押圧することにより複数の凹部が形成(ディンプル加工)される。ここで,プレス加工されたポリゴンモータ固定部18の上記ポリゴンモータ16が貫通して固定されている上記回路基板17が設けられる面又は両面に複数の凸部を押し付けて複数の凹部を形成する工程が,ディンプル形成工程の一例に相当する。
なお,上記ポリゴンモータ固定部18の,上記ポリゴンモータ16が貫通して固定されている回路基板17が取り付けられる面全体に凹部が形成されても良いが,上記ポリゴンモータ16が貫通して固定されている回路基板17と上記ポリゴンモータ固定部18とが接する部分以外の部分(図5(b)における斜線部D1)に,凹部が形成(ディンプル加工)されることが望ましい。なぜなら,上記回路基板17と上記ポリゴンモータ固定部18とが接する部分に凹部が形成されていると,その凹部により,あるいはその凹部によって生じたバリや膨らみによって上記回路基板17が傾くおそれがあるためである。
上記ポリゴンモータ固定部18に形成される上記凹部について詳しく説明する。
図6(a)は,ポリゴンモータ固定部18に形成された複数の凹部を開口部側方向からみた模式図,図6(b)は,ポリゴンモータ固定部18に形成された凹部の拡大断面図である。
上記ポリゴンモータ固定部18に形成される凹部は,一例として,図6に示すように,開口部が直径約0.5mmの略円状であり,深さ約0.3mmの凹部が,約1.5mm間隔で形成されることが好ましい。しかしながら,これに限るものではなく,開口部が略楕円状や略矩形でもかまわない。
このように,プレス加工されたポリゴンモータ固定部18に,複数の凸部を押圧することにより複数の凹部が形成される。これにより,プレス加工の際に発生した「ソリ」がなくなって上記ポリゴンモータ固定部18が平面になるため,上記筐体22に組み付けられる際,設計通りの組み立てが行われ,上記感光体ドラム37に対して上記ポリゴンミラー14の傾きが生じない。
すなわち,光偏向の精度が高く,形成される画像の歪みが少ないレーザスキャナユニットL1を備えた画像形成装置X1を提供することができる。
以下の実施例は,画像形成装置のレーザスキャナユニットのポリゴンミラー14及びポリゴンモータ16を固定するポリゴンモータ固定部118に形成された突起部Hに,回路基板17を接触させて固定する例である。
上記画像形成装置X1のように,上記レーザスキャナユニットL1のポリゴンモータ固定部18と回路基板17との接する面積(図5におけるE1)が広いと,上記回路基板17と接する部分以外に複数の凸部の押圧により複数の凹部を形成する場合,凹部が形成されない面積が広くなり,プレス加工により生じた「ソリ」をなくすことができない場合がある。そのため,本実施例では,ポリゴンモータ固定部118に突起部Hを設け,ポリゴンモータ固定部118と回路基板17とを接触させる面積を少なくし,複数の凸部の押圧により複数の凹部が形成される面積を増やしてプレス加工により生じた「ソリ」をなくすのである。
まず,図5の模式図を用いて,この実施例に用いる画像形成装置について上記実施形態に係る画像形成装置X1との相違部分についてのみ説明する。
図5(c)は,ポリゴンミラー14,軸15,ポリゴンモータ16,回路基板17がポリゴンモータ固定部118に固定された状態を示す模式図である。上記実施の形態の図5(a)と同一の部分には,同一の符号を付して説明を省略する。
図5(d)は,ポリゴンモータ固定部118単体の模式図である。
図5(d)に示すように,画像形成装置のレーザスキャナユニットに備えられているポリゴンモータ固定部118には,環状の突起部H(H1,H2,H3,H4)が形成されている。上記突起部H1の中央には,孔J1が形成されている。同様に,上記突起部H2,H3,H4の中央にもそれぞれ孔J2,J3,J4が形成されている。
上記ポリゴンモータ固定部118は,アルミニウムなどの金属の板である。
上記ポリゴンモータ固定部118がプレス加工された後,上記突起部H1,H2,H3,H4以外の部分(図5(d)における斜線部D2)に,複数の凸部を押圧することにより複数の凹部が形成(ディンプル加工)される。
上記突起部H1〜H4の上に,上記ポリゴンミラー14が固定されている軸15を回転駆動させるポリゴンモータ16の突起部Fが貫通された回路基板17が,載置される。そして,ネジが,孔C1を介してネジ孔J1に,孔C2を介してネジ孔J2に,孔C3を介してネジ孔J3に,孔C4を介してネジ孔J4に,それぞれ螺着されることによって,上記回路基板17と上記ポリゴンモータ固定部118に形成された上記突起部H1〜H4とが固定される。すなわち,上記ポリゴンモータ16の突起部Fが貫通された回路基板17が,上記ポリゴンモータ固定部118に形成された上記突起部H1〜H4により支持されている。
このような構成により,上記回路基板17と上記ポリゴンモータ固定部118との接する面積が,上記回路基板17全体と上記ポリゴンモータ固定部118とを接触させて固定した場合に比べて少なくてすむので,プレス加工により生じた「ソリ」をなくすのに十分な複数の凹部を,複数の凸部の押圧によりポリゴンモータ固定部118に形成することができる。従って,上記ポリゴンモータ固定部118が平面になるため,筐体22に組み付けられる際,感光体ドラム37に対して上記ポリゴンミラー14の傾きが生じない。
すなわち,光偏向の精度が高く,形成される画像の歪みが少ないレーザスキャナユニットを備えた画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置X1の断面図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置X1のポリゴンミラー14から感光体ドラム37への光路Mを説明するための模式図。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置X1のレーザスキャナユニットL1の斜視図。 図3のP3方向から見たP−P′断面図。 ポリゴンミラー14及びポリゴンモータ固定部の模式図。 ポリゴンモータ固定部18に形成される凹部の形状を説明するための模式図。
符号の説明
11…LD基板
12…コリメータレンズ
13…シリンドリカルレンズ
14…ポリゴンミラー
15…軸
16…ポリゴンモータ
17…回路基板
18,118…ポリゴンモータ固定部
19…走査レンズ
20…反射ミラー
22…筐体
21…BD検知センサ
37…感光体ドラム

Claims (9)

  1. 光を偏向走査する光偏向走査手段と,該光偏向走査手段に固定された軸を回転駆動させる回転駆動手段と,上記回転駆動手段を固定する金属の板である固定部とを備えた光偏向走査装置の製造方法であって,
    上記固定部をプレス加工するプレス工程と,
    プレス加工された上記固定部の上記回転駆動手段が設けられる面又は両面に複数の凸部を押圧することにより複数の凹部を形成するディンプル形成工程と,
    を具備してなることを特徴とする光偏向走査装置の製造方法。
  2. 上記ディンプル形成工程が,上記回転駆動手段と接する部分以外に凹部を形成するものである請求項1に記載の光偏向走査装置の製造方法。
  3. 上記回転駆動手段が,上記固定部に形成された突起部により支持されるものである請求項1又は2のいずれかに記載の光偏向走査装置の製造方法。
  4. 上記ディンプル形成工程が,上記固定部の回転駆動手段が設けられる面又は両面に大きさ略0.5mm,深さ略0.3mmの凹部を略1.5mm間隔で複数形成するものである請求項1〜3のいずれかに記載の光偏向走査装置の製造方法。
  5. 上記凹部が略円状であり,上記大きさが直径である請求項4に記載の光偏向走査装置の製造方法。
  6. 上記凹部が略楕円状であり,上記大きさが長径又は短径である請求項4に記載の光偏向走査装置の製造方法。
  7. 上記凹部が略矩形であり,上記大きさが対角線の長さ又は長辺の長さ又は短辺の長さである請求項4に記載の光偏向走査装置の製造方法。
  8. 光を偏向走査する光偏向走査手段と,該光偏向走査手段に固定された軸を回転駆動させる回転駆動手段と,上記回転駆動手段を固定する金属の板である固定部とを備えた光偏向走査装置であって,
    上記固定部が,上記回転駆動手段が設けられる面又は両面に複数の凹部を形成された板状の部材であることを特徴とする光偏向走査装置。
  9. 上記請求項8に記載の光偏向走査装置を備えた画像形成装置。
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