JP7358898B2 - 走査光学装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザプリンタなどに設けられる走査光学装置に関する。
特許文献1には、複数の光源を備える走査光学装置(スキャナとも称する)が開示されている。特許文献1の走査光学装置では、各光源は、半導体レーザと、当該半導体レーザから出射された光をビームに変換するカップリングレンズとを備える。このような走査光学装置では、走査光学装置を小型化するために、各光源が互いに異なる方式で設置されることがある。例えば、走査光学装置が、光源が備える半導体レーザを支持する基板がフレームに固定されている光源と、基板がフレームに非接触な光源とを備える場合がある。
特開2009-3944号公報
環境温度が上昇した場合、半導体レーザとカップリングレンズとを接続する部材が膨張する。基板がフレームに固定されていない光源では、環境温度が上昇した場合、半導体レーザとカップリングレンズとの距離は、半導体レーザとカップリングレンズとを接続する部材の膨張のみに依存して変化する。一方で、基板がフレームに固定されている光源では、環境温度が上昇した場合、半導体レーザとカップリングレンズとの距離は、半導体レーザとカップリングレンズとを接続する部材の膨張だけではなく、フレームの膨張にも依存して変化する。そのため、特許文献1に記載の技術のように複数の光源が同一の構成である場合、環境温度が上昇したときに、基板がフレームに固定されている光源と、基板がフレームに固定されていない光源とで、半導体レーザとカップリングレンズとの距離が互いに異なってしまい、その結果、各光源の焦点位置が互いに異なってしまうという問題があった。
本発明の一態様は、環境温度が変化した場合において、複数の光源間の焦点位置のずれを軽減することができる走査光学装置を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る走査光学装置は、第1半導体レーザ、当該第1半導体レーザから出射された光をビームに変換する第1カップリングレンズ、および、前記第1半導体レーザと前記第1カップリングレンズとを保持する第1ホルダを有する第1光源と、第2半導体レーザ、当該第2半導体レーザから出射された光をビームに変換する第2カップリングレンズ、前記第2半導体レーザを保持する第2ホルダ、および、前記第2ホルダに固定され前記第2カップリングレンズを保持する第3ホルダを有する第2光源と、前記第1光源および前記第2光源からの光を偏向する偏向器と、前記第1光源から出射され前記偏向器によって偏向された光を、第1像面に結像させる第1走査光学系と、前記第2光源から出射され前記偏向器によって偏向された光を、第2像面に結像させる第2走査光学系と、前記第1光源と、前記第2光源と、前記偏向器と、前記第1走査光学系と、前記第2走査光学系とを保持するフレームとを備え、前記第1光源は、前記第1半導体レーザを保持するとともに、前記フレームに固定された第1基板を備え、前記第2光源は、前記第2半導体レーザを保持するとともに、前記フレームに非接触の第2基板を備え、前記第1ホルダと前記第3ホルダとは、熱膨張率が異なる。
上記の構成によれば、第1ホルダの熱膨張率と第3ホルダの熱膨張率とが異なっているため、環境温度が変化した場合に、第1ホルダと第3ホルダとで膨張率する寸法が異なる。その結果、環境温度が変化した場合に、第1ホルダの熱膨張による第1半導体レーザと第1カップリングレンズとの距離の変化と、第3ホルダによる第2半導体レーザと第2カップリングレンズとの距離の変化とを異ならせることができる。当該距離の変化の違いによって、第1基板がフレームに固定されていることに起因する、第1半導体レーザと第1カップリングレンズとの距離の変化を相殺することができる。その結果、環境温度が変化した場合において、第1光源と第2光源との焦点位置のずれを軽減することができる。
また、本発明の一態様に係る走査光学装置は、前記第1ホルダおよび前記第2ホルダは、金属であり、前記第3ホルダは、樹脂である。
上記の構成によれば、第1ホルダの熱膨張率と第2ホルダの熱膨張率を異ならせることができる。
また、本発明の一態様に係る走査光学装置は、前記第1走査光学系および前記第2走査光学系は、前記第1光源からの光と、前記第2光源からの光とがともに入射するレンズを備え、前記レンズは、樹脂からなる。
第1光源および第2光源は、環境温度が上昇すると、第1半導体レーザおよび第2半導体レーザと、第1カップリングレンズおよび第2カップリングレンズとの間の距離がそれぞれ大きくなり、焦点が手前にずれる。上記の構成によれば、上記レンズが樹脂ならなっているため、環境温度が上昇すると膨張し、焦点が奥にずれる。これにより、焦点位置の変動を小さくすることができる。
また、本発明の一態様に係る走査光学装置は、前記第2ホルダは、前記第2半導体レーザの出射方向に直交する第1平面部を有し、前記第3ホルダは、前記第1平面部に接触する第2平面部を有する。
上記の構成によれば、第2半導体レーザを保持する第2ホルダの第1平面部を基準にして、第3ホルダが熱膨張したときの、第2半導体レーザと第2カップリングレンズとの距離の変動を規定することができる。
また、本発明の一態様に係る走査光学装置は、前記第1平面部は、前記第2平面部と対向し合う平面内において露出している。
上記の構成によれば、第2半導体の温度が上昇したときに、第1平面部を介して第2半導体から放熱させることができる。
また、本発明の一態様に係る走査光学装置は、前記フレームは、前記第1半導体レーザの出射方向に直交する側壁を有し、前記第1基板は、前記側壁に固定されている。
本発明の一態様によれば、環境温度が変化した場合において、複数の光源間の焦点位置のずれを軽減することができる。
本発明の一実施形態に係る本実施形態におけるカラーレーザプリンタの構成を示す側断面図である。 走査光学装置を側方から見た側断面図である。 走査光学装置を上方から見た図である。 走査光学装置における光源が配置されている領域周辺の拡大図である。 第1光源の一例としての光源の斜視図である。 第2光源の一例としての光源の斜視図である。 半導体レーザの構成例を示す図である。 光源から出射される光ビーム群の走査レンズにおける入射位置を表す図である。 走査光学装置におけるインタレース走査を説明する図である。 上記走査光学装置の変形例としての走査光学装置が備える第1ホルダを示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本実施形態におけるカラーレーザプリンタ1の構成を示す側断面図である。なお、以下の説明では、後述する感光体ドラム51K・51C・51M・51Yが配列する方向を前後方向とし、図1における右側を前側、左側を後側として説明する。
カラーレーザプリンタ1は、複数のプロセス部13が水平方向に沿って並列的に配置される、横置きタイプのタンデム型のカラーレーザプリンタである。カラーレーザプリンタ1は、ボックス形状の本体ケーシング2内に、シート3を給紙するための給紙部4と、給紙されたシート3に画像を形成するための画像形成部5と、画像が形成されたシート3を排紙するためのシート排出部6とを備えている。
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に設けられるシートカセット7と、シートカセット7の前側上方に設けられる給紙ローラ8と、給紙ローラ8の前側上方に設けられる給紙パス9と、給紙パス9の途中に設けられる1対の搬送ローラ10と、給紙パス9の下流側端部に設けられる1対のレジストレーションローラ11とを備えている。シートカセット7内には、シート3がスタックされており、その最上位にあるシート3は、給紙ローラ8の回転によって給紙パス9に送り出される。
給紙パス9は、上流側端部が、下方において給紙ローラ8に隣接し、シート3が前方に向かって給紙されるように、また、下流側端部が、上方において後述する搬送ベルト61に隣接し、シート3が後方に向かって排紙されるような、略U字形状の搬送経路として形成されている。給紙パス9に送り出されたシート3は、給紙パス9内において、搬送ローラ10により搬送され、搬送方向が前後反転された後、レジストレーションローラ11によるレジスト後に、レジストレーションローラ11によって、後方に向かって排紙される。
画像形成部5は、走査光学装置12、プロセス部13、転写部14および定着部15を備えている。
<走査光学装置の構成>
次に、走査光学装置12の構成について図面を参照しながら説明する。走査光学装置12は、本体ケーシング2内の上部において、後述する複数のプロセス部13の上方にわたって配置されている。図2は、走査光学装置12を側方から見た側断面図である。図3は、走査光学装置12を上方から見た図である。
走査光学装置12は、図2および図3に示すように、フレーム16と、4つの光源81M・81K・81Y・81Cと、入射光学系18と、偏向器の一例としてのポリゴンミラー17と、4つの走査光学系80とを備えている。
フレーム16は、図2に示すように、ボックス形状をなしており、樹脂からなっている。フレーム16は、ポリゴンミラー17と、4つの光源81M・81K・81Y・81Cと、入射光学系18と、走査光学系80とを保持する。フレーム16の底壁43には、各色に対応する出射窓21が形成されている。各出射窓21は、前後方向の異なる位置に互いに間隔を隔てて設けられており、前方から後方に向かって、各色に対応して、順次、イエロー出射窓21Y、マゼンタ出射窓21M、シアン出射窓21C、ブラック出射窓21Kとして形成されている。以降では、図2における右方向を前方向、左方向を後方向として説明する。フレーム16は、底壁43と、底壁43の四方の周部から底壁43に垂直な方向に延びる側壁44とを備えている。フレーム16は、プロセス部13とは反対側の上部が開口した箱形形状となっている。なお、図示はしていないが、フレーム16はの上部は、別体であるカバーにより覆われている。
ポリゴンミラー17は、フレーム16内の前後方向中央部において、モータ基板22上に、後述する4個の光源81に対して、1つ設けられている。ポリゴンミラー17は、図3に示すように、複数のビーム偏向面17aを有する多面体(本実施形態では6面体)に形成されており、その中心に設けられる回転軸23を中心として、モータ基板22内に収容されているスキャナモータの動力によって、高速で回転駆動される。
本実施形態における走査光学装置12は、4つの光源81を備えている。以降の説明では、4つの光源を区別する場合には、光源81を光源81M、光源81K、光源81Y、光源81Cと呼称する。光源81Mおよび光源81Kは、第1光源の一例であり、光源81Yおよび光源81Cは、第2光源の一例である。
光源81Mおよび光源81Kは、本体ケーシング2の前後方向において並んで配置されている。光源81Yおよび光源81Cは、本体ケーシング2の前後方向において互いに向かい合った状態で配置されている。光源81Mおよび光源81Kから出射されるビームは、光源81Yおよび光源81Cから出射されるビームに対して略直交する。4つの光源81は、ポリゴンミラー17に向けてビームを出射する。
図4は、走査光学装置12における光源81が配置されている領域周辺の拡大図である。図5は、光源81Mの斜視図である。光源81Mは、図4および図5に示すように、第1半導体レーザの一例としての半導体レーザ101Mと、第1カップリングレンズの一例としてのカップリングレンズ102と、第1ホルダの一例としてのホルダ103と、第1基板の一例としての基板104とを備えている。光源81Mでは、ホルダ103によって半導体レーザ101Mとカップリングレンズ102とが保持されている。光源81Mでは、半導体レーザ101Mから出射されたレーザ光を、カップリングレンズ102によりビームに変換する。
ホルダ103は、アルミニウム合金からなる板材を板金加工してなる部材である。図5に示すように、ホルダ103は、半導体レーザ101Mが固定されるレーザ保持壁111と、カップリングレンズ102が固定される台状のレンズ保持部112と、レーザ保持壁111とレンズ保持部112とをつなぐ接続部113とを備えている。
レーザ保持壁111は、その中央に半導体レーザ101Mが嵌合されるべく貫通して形成された円形の取付穴が形成されている。当該取付穴の縁には半導体レーザ101Mのレーザ光が出射される方向に向かって突出した縁取り114が形成されている。この縁取り114が、半導体レーザ101Mと嵌合する筒部を形成している。また、レーザ保持壁111には、半導体レーザ101Mを後述する基板104に固定するための2つのネジ穴115が設けられている。
レンズ保持部112は、レーザ保持壁111の前方に所定距離離れて配置されている。レンズ保持部112の上面、すなわちカップリングレンズ102が取り付けられる面には、半導体レーザ101Mのレーザ光が出射される方向に延びた溝112aが形成されている。この溝112aは、カップリングレンズ102をレンズ保持部112に固定する接着剤である光硬化性樹脂135を配置する部分となる。すなわち、溝112aに光硬化性樹脂135が溜まる形で塗布されることにより、樹脂がレンズの周囲に流れるのを防止することができるとともに、光硬化性樹脂135を塗布する位置の基準とすることができる。
接続部113は、レーザ保持壁111の下端から前方に延びる下壁113aと、下壁113aの前端とレンズ保持部112の後端をつなぐように上下に延びる前壁113bとを有して構成されている。下壁113aには、ホルダ103をフレーム16に固定するためのネジ穴116が形成されている。
基板104は、半導体レーザ101Mの動作を制御するためのプリント基板である。基板104は、半導体レーザ101Mおよび半導体レーザ101Kを保持している。基板104は、図4に示すように、フレーム16の側壁44の外側に固定されている。なお、側壁44は、半導体レーザ101Mの出射方向に直交している。
光源81Kは、半導体レーザ101Mに代えて半導体レーザ101Kを備える点を除いて、光源81Mと同一の構成である。半導体レーザ101Mと半導体レーザ101Kとの違いについては後述する。
図6は、光源81Cの斜視図である。なお、図6では、後述するカップリングレンズ105の図示を省略している。光源81Cは、図4および図6に示すように、第2半導体レーザの一例としての半導体レーザ101Cと、第2カップリングレンズの一例としてのカップリングレンズ105と、第2ホルダの一例としてのホルダ106と、第3ホルダの一例としてのホルダ107と、第2基板の一例としての基板108とを備えている。光源81Cでは、ホルダ106によって半導体レーザ101Mが保持されており、ホルダ107によってカップリングレンズ105が保持されている。光源81Cでは、半導体レーザ101Cから出射されたレーザ光を、カップリングレンズ105によりビームに変換する。
ホルダ106は、半導体レーザ101Cを保持する。ホルダ106は、アルミニウム合金からなる平板となっている。ホルダ106には、その中央に半導体レーザ101Cが嵌合されるべく貫通して形成された円形の取付穴(不図示)が形成されている。当該取付穴の縁には半導体レーザ101Cのレーザ光が出射される方向に向かって突出した縁取り120が形成されている。この縁取り120が、半導体レーザ101Cと嵌合する筒部を形成している。また、ホルダ106には、半導体レーザ101Cを後述する基板108に固定するための2つのネジ穴(不図示)が設けられている。ホルダ106は、ホルダ107側に、半導体レーザ101Cの出射方向に直交する第1平面部106aを有している。
ホルダ107は、カップリングレンズ105を保持する。ホルダ107は、レンズ保持部121と、平板部122と、接続部123とを備えている。レンズ保持部121、平板部122および接続部123は、樹脂からなっている。
レンズ保持部121は、カップリングレンズ105が固定される台状をなしている。レンズ保持部121は、ホルダ106の前方に所定距離離れて配置されている。レンズ保持部121の上面、すなわちカップリングレンズ105が取り付けられる面には、半導体レーザ101Cのレーザ光が出射される方向に延びた溝121aが形成されている。
平板部122は、ホルダ106の第1平面部106aに接触する第2平面部122aを有している。平板部122には、平板部122とホルダ106とを接続するためのネジ穴(不図示)が形成されており、平板部122とホルダ106とがネジにより締結されている。
第2平面部122aは、半導体レーザ101Cの出射方向から見たときに、上部の一部に切欠きを有している。これにより、ホルダ106の第1平面部106aの一部は、第2平面部122aと対向し合う平面内において外部に露出した状態にすることができる。その結果、第1平面部106aを介した半導体レーザ101Cの放熱効果を向上させることができる。なお、本実施形態では、第1平面部106aを有するホルダ106が金属からなっているため、放熱性が高くなっている。
接続部123は、レンズ保持部121と平板部122とを接続している。接続部123の下壁には、ホルダ107をフレーム16に固定するためのネジ穴123aが形成されている。
基板108は、半導体レーザ101Cの動作を制御するためのプリント基板である。基板108は、半導体レーザ101Cを保持している。基板108は、フレーム16とは非接触となっている。
光源81Yは、半導体レーザ101Cに代えて半導体レーザ101Yを備える点を除いて、光源81Cと同一の構成である。半導体レーザ101Cと半導体レーザ101Yとの違いについては後述する。
入射光学系18は、図4に示すように、スリット板26と、反射ミラー27と、シリンドリカルレンズ29とを備えている。スリット板26は、2枚の平板が略直角方向に連続する略L字形状のプレートからなり、各平板には、スリットがそれぞれ開口されている。各スリットは、主走査方向に延びる長孔形状に形成されており、副走査方向において、各光源81に対応する間隔で、互いに間隔を隔てて配置されている。そして、このスリット板26は、各スリットが、レーザ光の通過方向において、各カップリングレンズ102・105の下流側に配置され、各カップリングレンズ102・105とそれぞれ対向するように配置されている。
各カップリングレンズ102・105を通過した各レーザ光は、スリット板26の各スリットによって、レーザ光の通過方向に直交する断面形状が制限され、これによって、各光源81から発光されるレーザ光の迷光が防止される。
反射ミラー27は、レーザ光の通過方向において、上記各スリットの下流側に配置されており、略L字形状のスリット板26の各平板に対して、略45°に傾斜するように設けられている。この反射ミラー27は、光源81Kおよび光源81Mから出射されたレーザ光が、上側において、そのまま直線的に通過し、光源81Yおよび光源81Cから出射されたレーザ光が、下側において、略90°反射するように形成されている。これによって、2個の光源81から互いに直交する方向に発光された2本のレーザ光の光路が、主走査方向において一致するように合成される。
シリンドリカルレンズ29は、樹脂材料を用いた射出成形によって形成される樹脂製レンズであり、レーザ光の通過方向において、スリット板26の下流側であって、ポリゴンミラー17の上流側に、スリット板26と所定間隔を隔てて対向配置されている。このシリンドリカルレンズ29は、スリット板26と対向する面が、スリット板26を通過したレーザ光が入射する円筒状の入射面となっており、ポリゴンミラー17と対向する面が、上記入射面から入射したレーザ光を出射する平面状の出射面となっている。
ポリゴンミラー17は、高速回転によって、互いに反対側から入射される2組(4本)のレーザ光を、それぞれ偏向し、主走査方向に走査する。各組における2本のレーザ光は、ポリゴンミラー17の反射面に対してそれぞれ異なる角度で入射するため、ビーム偏向面17aからは、次第に副走査方向において互いに離間する角度で反射される。
走査光学装置12では、図2各色に対応して4つの走査光学系80M・80K・80Y・80Cが設けられている。各走査光学系80は、レンズの一例としての走査レンズ19と、複数のミラーとを備えている。各色における走査光学系80の詳細については、後述する。走査光学系80では、走査レンズ19によって、ポリゴンミラー17によって等角速度で偏向されたビームを、像面において等速度で走査するよう変換し、主走査方向に結像する。また、走査光学系80は、走査レンズ19によって、ポリゴンミラー17のビーム偏向面17aを像面に副走査方向に結像し、ポリゴンミラー17の回転軸に対するミラー面の平行度の誤差(すなわち、偏向器の面倒れ)を補正する。走査レンズ19は、入射光学系18からポリゴンミラー17に入射し、ポリゴンミラー17によって主走査方向に等角速度で偏向された2本のレーザ光を、像面において等速度で走査するように変換するfθ特性を有するレンズである。走査レンズ19は、樹脂からなっている。
イエローに対応する走査光学系80Yは、光源81Yから出射されポリゴンミラー17によって偏向された光を、第2像面の一例としての感光ドラム51Yに結像させる。走査光学系80Yは、第2走査光学系の一例である。走査光学系80Yは、前後方向最前方に配置されており、一方の走査レンズ19と、当該走査レンズ19の上側を通過したレーザ光を反射させるミラー35aと、ミラー35aで反射されたレーザ光を第2像面の一例としての感光ドラム51Yへ向けて反射するミラー35bとを備えている。
走査光学系80Yでは、レーザ光は、一方の走査レンズ19の上側を通過し、ミラー35aにおいて斜め後側上方に反射され、ミラー35bにおいて鉛直方向下方に反射されイエロー出射窓21Yから出射される。
マゼンタに対応する走査光学系80Mは、光源81Mから出射されポリゴンミラー17によって偏向された光を、第1像面の一例としての感光ドラム51Mに結像させる。走査光学系80Mは、第1走査光学系の一例である。走査光学系80Mは、ポリゴンミラー17と走査光学系80Yとの間に配置されており、一方の走査レンズ19と、当該走査レンズ19の下側を通過したレーザ光を反射させる2つのミラー37aおよび37bと、ミラー37bで反射されたレーザ光を感光ドラム51Mへ向けて反射するミラー37cとを備えている。
走査光学系80Mでは、レーザ光は、一方の走査レンズ19の下側を通過し、ミラー37aにおいて上方に反射され、次いで、ミラー37bにおいて後方に反射され、ミラー37cにおいて鉛直方向下方に反射されマゼンタ出射窓21Mから出射される。
シアンに対応する走査光学系80Cは、光源81Cから出射されポリゴンミラー17によって偏向された光を、第2像面の一例としての感光ドラム51Cに結像させる。走査光学系80Cは、第2走査光学系の一例である。走査光学系80Cは、ポリゴンミラー17と後述するブラックに対応する走査光学系80Kとの間に配置されており、他方の走査レンズ19と、当該走査レンズ19の下側を通過したレーザ光を反射させる2つのミラー39aおよび39bと、ミラー39bで反射されたレーザ光を感光ドラム51Cへ向けて反射するミラー39cとを備えている。
走査光学系80Cでは、レーザ光は、他方の走査レンズ19の下側を通過し、ミラー39aにおいて上方に反射され、次いで、ミラー39bにおいて前方に反射され、その後、ミラー39cにおいて鉛直方向下方に反射されシアン出射窓21Cから出射される。
ブラックに対応する走査光学系80Kは、光源81Kから出射されポリゴンミラー17によって偏向された光を、第1像面の一例としての感光ドラム51Kに結像させる。走査光学系80Kは、第1走査光学系の一例である。走査光学系80Kは、前後方向最後方に配置されており、他方の走査レンズ19と、当該走査レンズ19の上側を通過したレーザ光を反射させるミラー41aと、ミラー41aで反射されたレーザ光を感光ドラム51Kへ向けて反射するミラー41bとを備えている。
走査光学系80Kでは、レーザ光は、他方の走査レンズ19の上側を通過し、ミラー41aにおいて斜め前側上方に反射され、ミラー41bにおいて鉛直方向下方に反射されブラック出射窓21Kから出射される。
ここで、本実施形態における走査光学装置12では、光源81Kおよび光源81Mにおいて基板104がフレーム16の側壁44に固定されている。そのため、環境温度が上昇した場合、半導体レーザ101K・101Mとカップリングレンズ102との距離は、半導体レーザ101K・101Mとカップリングレンズ102とを接続するホルダ103の膨張だけではなく、フレーム16の膨張にも依存して変化する。具体的には、環境温度が上昇した場合、図4に示すように、フレーム16は、ホルダ103におけるフレーム16への固定部であるネジ穴116と、基板104との距離が大きくなるように膨張する。これにより、半導体101レーザK・101Mとカップリングレンズ102との距離Dが大きくなる。
一方、光源81Cおよび光源81Yでは、基板108がフレーム16に固定されていない。そのため、環境温度が上昇した場合、半導体レーザ101C・101Yとカップリングレンズ105との距離は、半導体レーザ101C・101Yとカップリングレンズ105とを接続するホルダ107の膨張のみに依存して変化する。
したがって、従来のように、すべての光源において、半導体レーザとカップリングレンズとを接続するホルダが同じ材料で形成されている場合には、基板が樹脂からなるフレームに固定されている光源における半導体レーザとカップリングレンズとの距離が、基板がフレームに固定されていない光源における半導体レーザとカップリングレンズとの距離よりも大きくなってしまう。その結果、フレームに固定されている光源と、基板がフレームに固定されていない光源とで焦点位置が互いに異なってしまう。
これに対して、本実施形態における走査光学装置12では、光源81Kおよび光源81Mにおけるホルダ103が金属からなっているとともに、光源81Yおよび光源81Cにおけるホルダ107が樹脂からなっている。そのため、ホルダ107の熱膨張率が、ホルダ103の熱膨張率よりも高くなっている。その結果、環境温度が上昇した場合に、ホルダ107がホルダ103よりも大きく膨張させることができる。換言すれば、環境温度が変化した際の、ホルダ103の熱膨張による半導体レーザ101K・101Mとカップリングレンズ102との距離の変化と、ホルダ107の熱膨張による半導体レーザ101Y・101Cとカップリングレンズ105との距離の変化とを異ならせることができる。当該距離の変化の違いによって、基板104がフレーム16に固定されていることに起因する、半導体レーザとカップリングレンズとの距離の変化を相殺することができる。その結果、環境温度が変化した場合において、光源81K・81Mと光源81C・81Yとの焦点位置のずれを軽減することができる。
ここで、光源81は、環境温度が上昇すると、半導体レーザとカップリングレンズとの間の距離がそれぞれ大きくなり、焦点が手前にずれる。走査光学装置12では、走査光学系80が、光源81K・81Mからの光と、光源81C・81Yからの光とがともに入射する、樹脂からなる走査レンズ19を備えている。その結果、環境温度が上昇したときに、樹脂からなる走査レンズ19が膨張し、焦点が奥側にずれることにより、焦点位置の変動を小さくすることができる。
また、走査光学装置12では、ホルダ106は、半導体レーザ101C・101Yの出射方向に直交する第1平面部106aを有し、ホルダ107は、第1平面部106aに接触する第2平面部122aを有する。
これにより、半導体レーザ101C・101Yを保持するホルダ106の第1平面部106aを基準にして、ホルダ107が熱膨張したときの、半導体レーザ101C・101Yとカップリングレンズ105との距離の変動を規定することができる。
次に、本実施形態における半導体レーザ101K・101M・101C・101Yの詳細について説明する。
本実施形態における走査光学装置12では、1回の走査ごとにインタレース操作を行う。そのため、半導体レーザ101K・101M・101C・101Yは、それぞれ複数、本実施形態では2つの発光部を備えている。
ここではまず、半導体レーザ101Mについて説明する。図7は、半導体レーザ101Mの構成を示す図である。図7に示すように、半導体レーザ101Mは、2つの発光部E1・E2を有している。発光部E1・E2は、距離Soだけ離間して配置されている。本実施形態における半導体レーザ101Mでは、2つの発光部E1・E2が距離So=30μmだけ離間している。
2つの発光部E1・E2を結ぶ線L1は、主走査方向に対して斜めになっている。この例では、線L1と主走査方向とのなす角θは78.85°である。これにより、発光部E1・E2の副走査方向の間隔Poは、Po=So×sinθ=29.43μmとなる。また、発光部E1・E2の主走査方向の間隔Qoは、Qo=So×cosθ=5.80μmとなる。走査光学系80Mの副走査方向における結像倍率は4.3倍であるため、感光ドラム51Mに結像される2つのビームスポットの副走査方向の間隔Pは、P=Po×βs=127μmとなる。
走査光学装置12では、半導体レーザ101M・101Cにおける、2つの発光部を結ぶ線と主走査方向とのなす角度が78.85となっている。また、半導体レーザ101K・101Yにおける、2つの発光部を結ぶ線と主走査方向とのなす角度が-78.85となっている。
図8は、光源81Kから出射される光ビーム群の走査レンズ19における入射位置を表す図である。図中左右方向が主走査方向、図中上下方向が副走査方向を表している。また、図中「SOS」が走査開始位置、「COS」が走査中央位置、「EOS」が走査終了位置をそれぞれ表している。
図8に示すように、COS位置における、光ビーム群のうち実線で示す発光部E1から の光ビームの主光線の入射高さH1と、破線で示す発光部E2からの光ビームの主光線の 入射高さH2との比は約1.32:1となっている。
なお、光源81Kおよび光源81Yにおける半導体レーザ101K・101Yは、2つの発光部を結ぶ線と主走査方向とのなす角度が-78.85°と半導体レーザ101Mとは逆になっているため、発光点の位置関係が逆になる。なお、光源81Cにおける半導体レーザ101Cは、2つの発光部を結ぶ線と主走査方向とのなす角度が半導体レーザ101Mと同様であるため、発光点の位置関係も光源81Mと同様になる。
図9は、走査光学装置12におけるインタレース走査を説明する図であり、感光ドラム51Kの被走査面における発光部E1・E2の像IE1・IE2の移動をそれぞれ示している。図示の例では、前述の発光部E1・E2からのレーザ光に基づく、副走査方向に互いに離れた複数の走査線が露光されている。
具体的には、例えばあるタイミングで、発光部E1の像IE1と発光部E2の像IE2 とが、それぞれ、走査線S11及び走査線S14に沿って主走査方向に走査される。この 例では、像IE1と像IE2との副走査方向における中心間距離は、光源81Kから照射された光ビーム群のピッチPに相当し、各走査線S11,S12,S13・・・の中心間距離Piの3倍となる。
一方、感光ドラム51Kは、図示しないモータにより回転駆動される。上記光ビーム群が走査される感光ドラム51Kの被走査面は、上記のように像IE1・IE2が主走査方向に一回の走査をされる間に、副走査方向にPmだけ移動する。この距離Pmは、距離Piの2倍である。このため、例えば、図示のタイミングで示すように像IE1・IE2が走査線S11,S14を走査した後は、二点鎖線に示すように、像IE1・IE2は2本ずれた走査線S13,S16を走査する。そして、その次のタイミングでは、像IE1・IE2はさらに2本ずれた走査線S15,S18を走査する。以降、同様の走査態様が繰り 返される。
本実施形態では、上記のようにして、光ビーム群による1回の走査ごとに、副走査方向にn番目の走査線Snとn+3番目の走査線Sn+3(但しnは自然数)との走査が実行される。これによって、被走査面61aの全走査線Sに沿って順次露光が行われる。
<変形例>
上記の実施形態では、光源81Mおよび光源81Kに対してそれぞれホルダ103が設けられる態様であったが、本発明の走査光学装置はこれに限られない。図10は、本変形例における走査光学装置が備えるホルダ103Aを示す図である。図10に示すように、本変形例における走査光学装置では、上記の実施形態における、光源81Mのホルダ103と、光源81Kにおけるホルダ103とが一体として形成されているホルダ103Aを備えている。ホルダ103Aは、第1ホルダの一例である。
ホルダ103Aは、金属で形成されている。ホルダ103Aは、半導体レーザ101Mと、半導体レーザ101Kと、半導体レーザ101Mおよび半導体レーザ101Kにそれぞれ対応するカップリングレンズ(図10では図示を省略している)を保持する。
<画像形成部の構成>
プロセス部13は、図1に示すように、複数色のトナーに対応して複数設けられている。すなわち、プロセス部13は、イエロープロセス部13Y、マゼンタプロセス部13M、シアンプロセス部13Cおよびブラックプロセス部13Kの4つからなる。これらプロセス部13は、前方から後方に向かって互いに間隔を隔てて、順次、並列配置されている。各プロセス部13は、感光ドラム51、帯電器52および現像カートリッジ53を備えている。
感光ドラム51は、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成され、像面が形成されるドラム本体と、このドラム本体の軸心において、ドラム本体の軸方向に沿って延びるドラム軸とを備えている。
帯電器52は、ワイヤおよびグリッドを備え、帯電バイアスの印加により、コロナ放電を発生させる正帯電型のスコロトロン型帯電器を用いることができ、感光ドラム51の後方において、感光ドラム51と接触しないように間隔を隔てて対向配置されている。
現像カートリッジ53は、その筐体内に、現像ローラ56、供給ローラ57および層厚規制ブレード58を備えている。現像カートリッジ53の筐体の上側部分は、トナーを収容するトナー収容室55として形成されており、各色のトナーが収容されている。
各プロセス部13では、画像形成時に、各トナー収容室55に収容されている各色のトナーが、供給ローラ57に供給され、この供給ローラ57の回転により現像ローラ56に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ57と、現像バイアスが印加されている現像ローラ56との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ56上に供給されたトナーは、現像ローラ56の回転に伴って、層厚規制ブレード58と現像ローラ56との間に進入し、一定厚さの薄層となって、現像ローラ56上に担持される。
一方、帯電器52は、帯電バイアスの印加により、コロナ放電を発生させて、感光ドラム51の表面を一様に正帯電させている。感光ドラム51の表面は、感光ドラム51の回転に伴って、帯電器52により一様に正帯電された後、走査光学装置12の出射窓21から出射されたレーザ光の高速走査により露光され、シート3に形成すべき画像に対応した各色の静電潜像が形成される。
さらに感光ドラム51が回転すると、次いで、現像ローラ56の表面に担持されかつ正帯電されているトナーが、現像ローラ56の回転により、感光ドラム51に対向して接触するときに、感光ドラム51の表面に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム51の表面のうち、レーザ光によって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム51の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム51の表面には、各色に対応して、反転現像によるトナー像が担持される。
転写部14は、本体ケーシング2内において、シートカセット7の上方であって、プロセス部13の下方において、前後方向に沿って配置されている。転写部14は、駆動ローラ59、従動ローラ60、搬送ベルト61、転写ローラ62およびベルトクリーニング部63を備えている。
ベルトクリーニング部63は、搬送ベルト61の下方であって、ブラックプロセス部1
3Kと搬送ベルト61を挟んで対向配置されている。ベルトクリーニング部63は、1次クリーニングローラ64と、2次クリーニングローラ65と、掻取ブレード66と、クリーニングボックス67とを備えている。
シート排出部6は、排紙パス71、排紙ローラ72および排紙トレイ73を備えている。排紙パス71は、上流側端部が、下方において搬送ローラ70に隣接し、シート3が後方に向かって給紙されるように、また、下流側端部が、上方において排紙ローラ72に隣接し、シート3が前方に向かって排紙されるような、略U字形状のシート3の搬送経路として形成されている。排紙ローラ72は、排紙パス71の下流側端部に、1対のローラとして設けられている。排紙トレイ73は、本体ケーシング2の上面に、前方から後方に向かって下方に傾斜する傾斜壁として形成されている。
搬送ローラ70から送られたシート3は、排紙パス71内において、搬送方向が前後反転された後、排紙ローラ72によって、前方に向かって排紙される。排紙されたシート3は、排紙トレイ73上に載置される。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
12 走査光学装置
16 フレーム
17 ポリゴンミラー(偏向器)
19 走査レンズ(レンズ)
44 側壁
80M、80K 走査光学系(第1走査光学系)
80C、80Y 走査光学系(第2走査光学系)
81M、81K 光源(第1光源)
81C、81Y 光源(第2光源)
101M、101K 半導体レーザ(第1半導体レーザ)
101C、101Y 半導体レーザ(第2半導体レーザ)
102 カップリングレンズ(第1カップリングレンズ)
104 基板(第1基板)
103、103A ホルダ(第1ホルダ)
105 カップリングレンズ(第2カップリングレンズ)
106 ホルダ(第2ホルダ)
106a 第1平面部
107 ホルダ(第3ホルダ)
108 基板(第2基板)
122a 第2平面部

Claims (4)

  1. 第1半導体レーザ、当該第1半導体レーザから出射された光をビームに変換する第1カップリングレンズ、および、前記第1半導体レーザと前記第1カップリングレンズとを保持する第1ホルダを有する第1光源と、
    第2半導体レーザ、当該第2半導体レーザから出射された光をビームに変換する第2カップリングレンズ、前記第2半導体レーザを保持する第2ホルダ、および、前記第2ホルダに固定され前記第2カップリングレンズを保持する第3ホルダを有する第2光源と、
    前記第1光源および前記第2光源からの光を偏向する偏向器と、
    前記第1光源から出射され前記偏向器によって偏向された光を、第1像面に結像させる第1走査光学系と、
    前記第2光源から出射され前記偏向器によって偏向された光を、第2像面に結像させる第2走査光学系と、
    前記第1光源と、前記第2光源と、前記偏向器と、前記第1走査光学系と、前記第2走査光学系とを保持するフレームとを備え、
    前記第1光源は、前記第1半導体レーザを保持するとともに、前記フレームに固定された第1基板を備え、
    前記第2光源は、前記第2半導体レーザを保持するとともに、前記フレームに非接触の第2基板を備え、
    前記第1ホルダはアルミニウム合金からなり、
    前記第3ホルダは前記第1ホルダより熱膨張率の大きい樹脂からなり、
    前記フレームは樹脂からなり、前記第1半導体レーザの出射方向に直交する側壁を有し、
    前記第1基板は、前記側壁に固定されている、走査光学装置。
  2. 前記第1走査光学系および前記第2走査光学系は、前記第1光源からの光と、前記第2光源からの光とがともに入射するレンズを備え、
    前記レンズは、樹脂からなる、請求項に記載の走査光学装置。
  3. 前記第2ホルダは、前記第2半導体レーザの出射方向に直交する第1平面部を有し、
    前記第3ホルダは、前記第1平面部に接触する第2平面部を有する、請求項1または2に記載の走査光学装置。
  4. 前記第1平面部は、前記第2平面部と対向し合う平面内において露出している、請求項に記載の走査光学装置。
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