JP2007199563A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電装置と、当該蓄電装置の電力を使用する定着装置とを備える画像形成装置において、スリープモード復帰時に確実に蓄電装置から定着装置への電力供給が行われるようにする技術を提供すること。
【解決手段】複写機10は、蓄電装置120と、当該蓄電装置120の電力を使用する定着装置200とを備える画像形成装置である。そして、複写機10は、蓄電装置120の残り電力量を検出する電力監視回路180と、スリープモード中に、残り電力量が所定量(許容最低蓄電量)以下となった場合、蓄電装置120に充電装置110から商用電源ACの電力を充電させる、スリープ時充電制御部410とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電装置と、当該蓄電装置の電力を使用する定着装置とを備える画像形成装置に関する。
従来より、印刷装置、複写機、ファックス、複合機などの画像形成装置においては、定着装置の立ち上がり時間を短くするために、蓄電装置を設けて、電力を蓄電装置に充電して、商用電源の電力と蓄電装置が出力する直流電力とを併用して定着装置を動作させている。
特許文献1では、かかる蓄電装置を、単に定着装置への電力供給のみに用いるのではなく、商用電源からの電力供給が停止しているスリープモード期間中に、制御回路を稼動させる電源装置としても用いる技術が示されている。
また、特許文献2では、蓄電装置の蓄電量が不足しているときに、蓄電装置から定着装置への電力供給を停止して、定着装置が商用電源の電力のみにより安定して動作するようにする技術を示している。
特開2004−294554号公報 特開2004−200149号公報
しかしながら、かかる蓄電装置に蓄電された電力は、スリープモード時に減少する。蓄電装置に蓄電された電力は一般に、制御回路等で敢えて消費されなくとも自然に低減していき、商用電源ACからの充電をしないスリープモードの間に蓄電量が減少して、スリープモード終了時に定着装置に適切に電源供給できなくなるときがある。
しかも、近年では、特許文献1記載の技術のように、蓄電装置がスリープモード中にも制御装置等に電源供給を行う技術が使われつつあり、スリープ中に蓄電量が制御装置等により高速度に低減されて、スリープ復帰時(スリープ終了時)に蓄電量が不足するという事態が生じ易い。
そして、制御装置等によりスリープ中に蓄電電力が消費されると、スリープ中に低減される電力量が予測し難くなるので、スリープ開始前に予め十分な電力を蓄電しておくなどの簡単な手法によっては、かかる事態を回避できなくなる。
もちろん、不十分な電力量しか残っていなければ、定着装置への蓄電装置からの電源供給を行わないようにすることで、電力不足により不安定な動作が生じることは避けることができるようになるが、蓄電装置への再充電が完了されるまでは定着装置を高速に立ち上げることはできず、ユーザの利便性が損われることに変わりがない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、蓄電装置と、当該蓄電装置の電力を使用する定着装置とを備える画像形成装置において、スリープモード復帰時に確実に蓄電装置から定着装置への電力供給が行われるようにする技術を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、蓄電装置と、当該蓄電装置の電力を使用する定着装置とを備える画像形成装置であって、前記蓄電装置の残り電力量を検出する残電力量検出手段と、スリープモード中に、残り電力量が予め定められた一定量以下となった場合、前記蓄電装置に商用電源から電力を充電する充電手段とを備える画像形成装置である。
この構成によれば、蓄電装置の電力が定着装置に使用される。そして、当該蓄電装置の残り電力量が検出される。そして、スリープモード中において、残り電力量が予め定められた一定量以下となった場合に、蓄電装置に商用電源から電力が充電される。
したがって、スリープモード中に、残り電力が所定量以下となった場合に、蓄電装置に商用電源から電力が充電されることで、蓄電装置から定着装置へのスリープ復帰時の電力供給を確実に行うことができる。
また、請求項2記載の発明は、前記一定量は、前記定着装置の立ち上げ時に前記定着装置で消費される前記蓄電装置の電力量以上である請求項1記載の画像形成装置である。
この構成によれば、スリープモード中に、残り電力がかかる量以下となった場合に、蓄電装置に商用電源から電力が充電される。
したがって、スリープモード中に、残り電力量がその量以下となった場合、蓄電装置に商用電源から電力が充電されることで、スリープモード復帰時に、蓄電装置から定着装置に電力を供給して確実に定着装置の立ち上げを行うことができるようになる。
また、請求項3記載の発明は、前記蓄電装置は、スリープモード期間中に、蓄電する電力を当該画像形成装置が有している制御回路へと供給する請求項1または2記載の画像形成装置である。
この構成によれば、蓄電装置の電力が、スリープモード期間中に、当該画像形成装置が有している制御回路へと供給される。
したがって、スリープ復帰時に電力供給を確実に行わせるようにした蓄電装置を、スリープモード期間中の制御回路への電力供給に有効に利用することができる。
この発明によれば、スリープモード中において、残り電力が予め定められた一定量以下となった場合に、蓄電装置に商用電源から電力が充電されることで、スリープモード復帰時に、蓄電装置から定着装置への電力供給を確実に行うことができる。
以下、本発明の一実施形態に係る複写機10について図面を参照して説明する。
図1は、複写機10を示す説明図である。
以下では、複写機10を例にとって、本発明を実施するための形態を説明する。ただし、本発明は、複写機に限らず、プリンタとしても、FAXとしても、複合機としても実施することができる。
複写機10は電子写真方式の画像形成装置である。複写機10は、感光体ドラム等の画像形成機構や、複写対象の原稿画像を読み取るスキャナなどを備えているが、図1では、それら画像形成機構等については、説明の便宜上から図示を省略している。
複写機10は、商用電源ACに接続して、商用電源ACから供給される電力によって作動する。
複写機10は、定着装置200と、補助電源装置100と、制御装置400と、直流電源装置400eと、DC/DC変換装置150と、電力監視回路180と、操作パネル400iとを有する。
補助電源装置100は、商用電源ACから電気が充電され、商用電源ACと共に用いられる電源である。補助電源装置100は、定着装置200と制御装置400とに対して蓄電された電力を供給する。制御装置400に対してはDC/DC変換装置150を介して供給を行う。
補助電源装置100は、充電装置110と、蓄電装置120とを有する。
充電装置110は、商用電源ACに接続され、商用電源ACから電力を供給されて、蓄電装置120を充電する。
蓄電装置120は、充電装置110が供給する電力を蓄電して、蓄電する電力を定着装置200や制御装置400に対して供給する。蓄電装置120は、鉛蓄電池やカドニカ電池などの蓄電池(バッテリー)や、大容量の電気二重層キャパシタ(コンデンサ)などにより構成される。
電力監視回路180は、補助電源装置100に蓄電されている電力の電力量を監視する。
定着装置200は、記録紙上に形成されたトナー像に加熱処理を施して、トナー像を記録紙に定着させる。定着装置200は、商用電源ACと、補助電源装置100との2つの電源から、2種類の電力を供給される。定着装置200は、異なる種類の2つの発熱装置201,202を有し、それぞれ、商用電源ACと補助電源装置100との各電力で動作させる。こうすることで、定着装置200は、定着処理のために必要な発熱量を、急速に発生させる。
直流電源装置400eは、商用電源ACから供給される交流電力を、制御装置400で利用可能な直流電力に変換する。
DC/DC変換装置150は、補助電源装置100が出力する電力から、制御装置400が利用可能な電力を生成する。DC/DC変換装置150が出力する電力は、たとえば、3.3〜5V程度の電圧である。DC/DC変換装置150は、補助電源装置100が出力する50〜70V程度の電圧の電力を、かかる低電圧の電力に変換する。
制御装置400は、情報処理装置であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成される。
制御装置400は、直流電源装置400eによって生成出力される電力と、DC/DC変換装置150によって生成出力される電力とにより稼動する。
なお、直流電源装置400eとDC/DC変換装置150とは、所定の電流逆流防止用のダイオードを介して制御装置400に接続されている。
制御装置400は、電力監視回路180による電力量検知結果を参照すると共に、複写機10各部のスイッチSw1,Sw2,SwA,SwB,SwTの開閉を行って、複写機10の動作を制御する。
操作パネル400iは、複写機10に設けられている液晶表示パネルを示したものである。制御装置400は、操作パネル400iにユーザが一定期間、操作をしなかった場合に、複写機10をスリープモードにし、スリープモード中に操作パネル400iに何らかの操作がされると、逆に、通常の運転モードに戻す。スリープモードについては、これから詳しく説明する。
スイッチSw1,Sw2,SwA,SwB,SwTは、複写機10に設けられた電気スイッチであり、オン状態とオフ状態とが上述のように制御装置400により切り替えられる。
スイッチSw1は、商用電源ACから、直流電源装置400eおよび定着装置200への電源供給をオン・オフするスイッチである。
スイッチSw2は、商用電源ACから補助電源装置100への電源供給をオン・オフするスイッチである。
スイッチSwTは、補助電源装置100の電力を制御装置400が使用するか否かを切り替えるスイッチである。スイッチSwTをオン状態にすると、DC/DC変換装置150を介して、制御装置400に電力が供給される。
他方、スイッチSwA,SwBは、定着装置200への、商用電源ACと補助電源装置100とからの電源供給をオン・オフするスイッチである。これらをオン状態にすることで、それぞれ、定着装置200の発熱装置201,202が発熱される。なお、これらスイッチSwA,SwBは、スイッチSw1がオン状態にされている、複写機10が通常運転モード(上述)のときにしかオンにされることはない。
図1には、制御装置400に実現される機能ブロックを併せて示している。制御装置400には、スリープ処理部420と、スリープ時充電制御部410と、定着装置制御部430とが実現される。
スリープ処理部420は、複写機10の動作状態をスリープモードにしたり、スリープモードを解除して通常運転モードに戻したりする。スリープ処理部420は、複写機10をスリープモードにするときには、スイッチSw1およびスイッチSw2をオフ状態にさせる。スイッチSw1をオフ状態にすることで、商用電源ACの電力が直流電源装置400eおよび定着装置200で消費されないようにするとともに、スイッチSw2をオフ状態にして、補助電源装置100でも商用電源ACの電力が消費されないようにする。ここで、スイッチSw1を切ると、商用電源ACから直流電源装置400eを介して、制御装置400へと電源供給することが停止するが、制御装置400は、代わりにスイッチSwTをオン状態とすることにより、補助電源装置100の電力を、DC/DC変換装置150を介して、スリープモードの間、利用する。
定着装置制御部430は、スイッチSwA,SwBのオン・オフを切り替えることで、商用電源ACと補助電源装置100とから、定着装置200への電源供給を行わせたり、止めたりする。なお、操作パネル400iに操作が行われてスリープモードが終了するときには、定着装置制御部430によってスイッチSwA,SwBがオン状態にされ、商用電源ACと蓄電装置120との電力がそれぞれ定着装置200に供給される。
スリープ処理部420は、スリープモードを解除するときには、スイッチSw1をオン状態にし、スイッチSwTをオフ状態にする。
スリープ時充電制御部410は、スリープモード開始時に、スリープ処理部420によって起動されて、スリープ期間中、継続的に電力監視回路180を用いて蓄電装置120の残電力量を検出して、所定の許容最低蓄電量より蓄電装置120の残電力量が少なくなっていれば、スイッチSw2を一時的にオン状態にして、充電装置110から蓄電装置120に充電を実行させる(この充電を、以下では、スリープ時充電と略称する)。
上述した許容最低蓄電量は、定着装置200の立ち上げ時に、定着装置200の発熱装置202が消費する蓄電装置120の電力量である。この電力量が発熱装置202で用いられることで、定着装置200の立ち上げが高速化される。
スリープ時充電制御部410は、このようにしてスリープ時充電を行うときには、蓄電装置120の蓄電量が所定の目標蓄電量となるまで、蓄電装置120の蓄電量を増加させる。
目標蓄電量は、上述の許容最低蓄電量から、さらに、スリープ中に制御装置400により消費される電力量を余分に加えた電力量である。具体的には、1晩(たとえば8〜12時間)スリープモードが続いたときに、その間に制御装置400によって消費される蓄電装置120の電力量を余分に加えた電力量が目標蓄電量とされる。
図2は、複写機10が行う動作を示すフローチャートである。
ステップS1では、スリープモードへと複写機10の状態が移行されたことが、スリープ時充電制御部410により検知される。図示する処理は、この検知に応じて開始される。
ステップS2では、スリープ時充電制御部410が、電力監視回路180を用いて蓄電装置120の残電力量を検出する。
ステップS3では、スリープ時充電制御部410により、検出された残電力量が前述の許容最低蓄電量以下となっているかどうか判定される。許容最低蓄電量以下となっている場合には(ステップS3:YES)、ステップS4、S5の処理が行われて、スリープ時充電が実行される。
ステップS4では、スリープ時充電制御部410が、スイッチSw2を一時的にオン状態にして、蓄電装置120に電力を充電させる。
ステップS5では、蓄電装置120の蓄電量が前述の目標蓄電量まで達したかどうかがチェックされる。スリープ時充電制御部410は、再び電力監視回路180を用いて蓄電装置120の蓄電量を検出し、このチェックを行う。目標蓄電量が達成されていれば(ステップS5:YES)、スリープ時充電処理は終了し、ステップS6の処理に移る。他方、目標蓄電量まで充電がされていなければ(ステップS5:NO)、ステップS4の処理に戻って充電を続ける。
ステップS6では、スリープモードがスリープ処理部420により終了されたか否かがスリープ時充電制御部410に調べられて、終了していれば図2の処理が終了する(ステップS6:YES)とともに、スリープモードが継続している場合には(ステップS6:NO)、再びステップS2に戻って、上述の処理を繰り返す。
図3は、複写機10の動作例を示すタイミングチャートである。
図3では、図中の左から右へと、複写機10の各部が時間経過につれてとる状態変化を、4つのグラフにより、それぞれ示している。最上段〜3段目のグラフは、それぞれ、直流電源装置400e、補助電源装置100、および充電装置110の出力を示している。また、最下段のグラフは、蓄電装置120の蓄電量を示している。
タイミングt1は、操作パネル400iでスタートキーの押し下げ等があり、複写機10が画像形成を開始させるタイミングである。タイミングt1〜t2の間に画像形成が行われる。
この間には、複写機10は通常運転モードであり、スイッチSw1(図1参照)がオン状態である。このため、直流電源装置400eに電源供給が行われており、直流電源装置400eから制御装置400に対して電力が供給される(最上段のグラフ)。そして、スイッチSwAもオン状態とされることで、商用電源ACから定着装置200に対しても電力供給がされる。加えて、スイッチSwBもオン状態とされて、補助電源装置100からも定着装置200に電力供給がされる(2段目のグラフ)。この期間における補助電源装置100の出力は、タイミングt3〜t6におけるスリープモード時よりも相対的に大きくなる。なお、図3の場合、タイミングt1〜t2の途中で、定着装置200は、発熱処理を完了しており(発熱装置201,202を所定の温度にさせ終えており)、このためタイミングt1〜t2の途中で補助電源装置100の出力は少し低下している(2段目のグラフ)。もっとも、その後もこのタイミングt2になるまでは、画像を記録紙に印字するために補助電源装置100の電力が複写機10で消費され、タイミングt3〜t6のスリープモード時よりは相対的に補助電源装置100の出力は大きくなっている。なお、印字のために補助電源装置100が出力を行うことについては、本実施形態では、詳しい説明は行わない。
このようにして補助電源装置100の蓄電電力は、タイミングt1〜t2の間に、比較的大量に消費されて、その蓄電量が大きく低下する(図3の最下段のグラフ)。
タイミングt2は、画像形成が終了したタイミングであり、その後、タイミングt6まで、操作パネル400iへのユーザ操作が途絶する。スリープ処理部420は、タイミングt3で所定期間が経過したことを検出して複写機10をスリープモードに移行させ、タイミングt6でユーザに再び操作がされるまで、スリープモードを継続させる。
タイミングt3までは、スリープ処理部420は、通常運転モードを続ける。そして、この結果、タイミングt3までは、直流電源装置400eは制御装置400へと電力を供給し続ける(最上段のグラフ)。
そして、タイミングt2〜t3の期間には、スイッチSw2がオン状態にされて、3段目のグラフに示すように、充電装置110から蓄電装置120に充電が行われる。このようにタイミングt2〜t3で蓄電装置120の充電が行われることにより、蓄電装置120の蓄電量が目標蓄電量にされる(図に示した場合には、タイミングt3の直前で目標充電量が達成されている)。
タイミングt3では、このようにして比較的高いレベルに蓄電装置120の充電量がなった状態で、スリープモードが開始される。
スリープモード中(タイミングt3〜t6)は、直流電源装置400eは、スイッチSw1がオフ状態にされることで、制御装置400に対して電力を供給しなくなり(最上段のグラフ)、制御装置400に対しては、補助電源装置100が電力を供給する(2段目のグラフ参照)。なお、図3のグラフでは、タイミングt3の直前から少し余裕をもって補助電源装置100が電力供給を開始していることを示している。
このようにして、補助電源装置100の電力は、スリープモード中に、制御装置400により消費されるのに加えて、自然に減衰する分もあり、継続して減少する(最下段のグラフ)。もっとも、定着装置200で大量に消費がされるタイミングt1〜t2の期間と比べると、この期間の減少スピードは遅い。
タイミングt4は、このようにして次第に減少してきた蓄電装置120の蓄電量が、許容最低蓄電量となったタイミングを示している。蓄電量が許容最低蓄電量まで下がると、そのことがスリープ時充電制御部410に検知され(図2のステップS3:YES)、スリープ時充電が実行される(ステップS4,S5:タイミングt4〜t5)。この期間中には、一時的にスイッチSw2がオン状態にされることで、充電装置110から蓄電装置120へと充電が行われて(三段目のグラフ参照)、タイミングt5で目標充電量が達成されるまで、充電装置110の蓄電量が上昇する(ステップS4〜S5の説明参照)。
そして、目標充電量が達成されてスリープ時充電が終了した後は(ステップS5:YES)、再び蓄電量は減少していくが(タイミングt5〜)、許容最低蓄電量まで下がると(ステップS3:YES)再びスリープ時充電が実行され、再度目標蓄電量までスリープ時充電制御部410に充電がされる(ステップS4,S5)。もっとも、図示する場合は、タイミングt5の後に、蓄電量が許容最低蓄電量まで下がるまでに、タイミングt6で、操作パネル400iに操作がされて、スリープモードが終了した場合を示している。このように、スリープモード中に、蓄電量が許容最低蓄電量まで下がるたびにスリープ時充電によって目標充電量まで蓄電量が回復されることで、必ず、スリープモードが終了するときに、蓄電装置120の蓄電量は、少なくとも許容最低蓄電量を超えている(最下段のグラフのタイミングt6を参照)。
スリープモードが終了されると、タイミングt6〜t7において、複写機10は、タイミングt1〜t2と同様の処理を行う。このときには、タイミングt1〜t2の場合と同様、定着装置200へと蓄電装置120が電力供給を行うが、蓄電装置120がここで定着装置200へと供給する電力の電力量は、許容最低蓄電量に相当する電力量であり、蓄電装置120には上述の通り少なくとも許容最低蓄電量を超える電力があるため、スリープモード終了後(タイミングt6〜t7)における、定着装置200での発熱処理は、確実で安定した動作となる。すなわち、許容最低蓄電量に相当する電力が確実に定着装置200の発熱装置202に供給されて、定着装置200が確実に立ち上がる。
この構成によれば、蓄電装置120の電力が定着装置200に使用される。そして、蓄電装置120の残り電力量が検出される。そして、スリープモード中において、残り電力量が許容最低蓄電量以下となった場合に、蓄電装置120に商用電源ACから電力が充電される。
したがって、スリープモード中において、残り電力が許容最低蓄電量以下となった場合に、蓄電装置120に商用電源ACから電力が充電されることで、スリープモード復帰時に、蓄電装置120から定着装置200への電力供給を確実に行うことができる。
ここで、許容最低蓄電量は、定着装置200の立ち上げ時に定着装置200で消費される蓄電装置120の電力量である。
スリープモード中に、残り電力量がそのような許容最低蓄電量以下となった場合に、蓄電装置120に商用電源ACから電力が充電される。
したがって、スリープモード中に、残り電力量がその量以下となった場合に、蓄電装置120に商用電源ACから電力が充電されることで、スリープモード復帰時に、蓄電装置120から定着装置200に電力を供給して確実に定着装置200の立ち上げを行うことができる。
また、蓄電装置120は、スリープモード期間中に、蓄電する電力を複写機10が有している制御装置400へと供給する。
したがって、スリープ復帰時に電力供給を確実に行う蓄電装置120を、スリープモード期間中の制御装置400への電力供給に、有効に利用することができている。
複写機10を示す説明図である。 複写機10が行う動作を示すフローチャートである。 複写機10の動作例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
10 複写機
100 補助電源装置
110 充電装置
120 蓄電装置
150 DC/DC変換装置
180 電力監視回路
200 定着装置
201,202 発熱装置
400 制御装置
400e 直流電源装置
400i 操作パネル
410 スリープ時充電制御部
420 スリープ処理部
430 定着装置制御部
AC 商用電源

Claims (3)

  1. 蓄電装置と、当該蓄電装置の電力を使用する定着装置とを備える画像形成装置であって、
    前記蓄電装置の残り電力量を検出する残電力量検出手段と、
    スリープモード中に、残り電力量が予め定められた一定量以下となった場合、前記蓄電装置に商用電源から電力を充電する充電手段とを備える画像形成装置。
  2. 前記一定量は、前記定着装置の立ち上げ時に前記定着装置で消費される前記蓄電装置の電力量以上である請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記蓄電装置は、スリープモード期間中に、蓄電する電力を当該画像形成装置が有している制御回路へと供給する請求項1または2記載の画像形成装置。
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