JP4458867B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱部へ電力を供給する蓄電器を有する定着装置システムを備えた画像形成装置に関するものである。
最近の複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、電子写真方式で転写紙等の記録媒体上にトナー像を形成した後、定着装置を通過させてトナーを加熱させることにより記録媒体上にトナー像を定着させる方式が一般的である。
また、このような定着装置では、電力供給を受けた加熱部の発熱によりローラや無端ベルトなどを加熱し、そのローラや無端ベルトなどの定着部材を記録媒体と接触させることによってトナーを加熱するようにしている。ここで、加熱部への電力供給は商用交流電源からが一般的であったが、最近では蓄電器と併用して発熱部へ電力供給する定着装置システムも開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
即ち、画像形成装置では装置立上げから複写終了までのトータルの複写時間の短縮が求められているが、上記定着装置システムが休止している状態から主電源が入れられるなどして立上げられる場合には、複数の加熱体へそれぞれ商用交流電源と蓄電器とから電力供給されて定着部材が加熱され、リロード温度まで急速に昇温することができ、装置が使用可能となるまでの待ち時間を短縮し、ひいてはトータルの複写時間を短縮することが可能であった。
特開2002−174988号公報
しかしながら、上記画像形成装置でも画像品質を確保することを最優先に制御する構成となっていることから、定着不良の防止を目的として通紙速度を通常より下げるために、複写時間を多く要する場合があり、トータルの複写時間の短縮化が困難なことがあった。
本発明は、以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであり、複数の記録媒体が連続して前記定着部材を通過する連続通紙のコピースタート時もしくは連続通紙前において蓄電器の利用形態を効率よく適切に制御することにより、連続通紙の複写速度を大きくし、トータルの複写時間を短縮することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、商用電源により充電される蓄電器と、商用電源及び前記蓄電器から電力供給されて加熱する加熱部と、前記加熱部により加熱される定着部材と、前記蓄電器の蓄電エネルギーを検知する蓄電検知部とを備え、前記定着部材により未定着画像を加熱して記録媒体上に定着させる画像形成装置において、前記蓄電エネルギーが閾値以上の場合、前記蓄電器から前記加熱部への電力供給を許可する制御部と、複数の記録媒体が連続して前記定着部材を通過する連続通紙時における前記定着部材を通過する前記記録媒体の総枚数を予測する枚数予測部を備え、前記制御部は、前記枚数予測部が予測した前記記録媒体の総枚数が所定値以上の場合、前記蓄電エネルギーが前記閾値以上の場合であっても前記連続通紙に先立って前記商用電源から前記蓄電器への充電を行わせることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記制御部は、前記枚数予測部が予測した前記記録媒体の総枚数が所定値以上の場合、前記連続通紙に先立って前記総枚数に対応する充電終了用の閾値を設定し、該充電終了用の閾値に至るまで前記商用電源から前記蓄電器への充電を行わせることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、原稿上の画像を読み取る画像読み取り部を備え、前記枚数予測部は、前記画像読み取り部の原稿読み取り情報に基づき、前記総枚数を予測することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記枚数予測部は、外部から入力されるプリント命令情報に基づき、前記総枚数を予測することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、商用電源により充電される蓄電器と、商用電源及び前記蓄電器から電力供給されて加熱する加熱部と、前記加熱部により加熱される定着部材と、前記蓄電器の蓄電エネルギーを検知する蓄電検知部とを備え、前記定着部材により未定着画像を加熱して記録媒体上に定着させる画像形成装置において、複数の記録媒体が連続して前記定着部材を通過する連続通紙が行われる時に前記蓄電エネルギーが閾値以上の場合、前記蓄電器から前記加熱部への電力供給を許可する制御部と、前記連続通紙が行われる前に、前記連続通紙が行われることを予測する通紙予測部とを備え、前記制御部は、前記連続通紙が行われることが予測された時、連続通紙開始前に、前記蓄電器の蓄電エネルギーが前記閾値未満の場合、前記商用電源から前記蓄電器への充電を行わせることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、原稿上の画像を読み取る画像読み取り部を備え、前記通紙予測部は、前記画像読み取り部の原稿読み取り情報に基づき、前記連続通紙が行われることを予測することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記通紙予測部は、外部から入力されるプリント命令情報に基づき、前記連続通紙が行われることを予測することを特徴とする。
本発明によれば、連続通紙のコピースタート時もしくは連続通紙前に連続コピー動作に伴う全コピー枚数が所定値以上の場合、その総枚数に応じて充電終了用の閾値を設定するとともに蓄電器を充電終了用の閾値まで充電した後、蓄電器からの放電電圧で加熱部を発熱させるように構成したため、蓄電器の放電を決定する閾値を最悪通紙条件でなく、平均的な使用により想定される通紙条件に耐え得る充電終了用の閾値まで蓄熱器を充電し、これにより蓄電器を有効活用することが可能となり、かつあらかじめの閾値では定着不良が起こり得る通紙条件の際には、高く設定した電圧の蓄電器の放電を以って定着部材の能力、即ち高い非温度低下性を維持して高品質の定着を得ることが可能となる。
また、蓄電器の充電開始とともに各原稿の読み取り処理をも開始させることにより充電中の待機時間を有効に利用し、総複写時間を短縮することが可能となる。
以下に、本発明の各実施の形態の前提となる構成について説明する。
図9に定着装置の例を示す。図9に示す定着装置は、加熱部の一態様であるヒータ93,94により加熱され図中時計回りの方向に回転する定着ローラ(定着部材)91と、定着ローラ91に一定のニップ圧で押圧し図中反時計回りの方向に回転する加圧ローラ(定着部材)92と、定着ローラ91に当接しその表面温度を検出する温度センサ(温度検出部)95とを備えている。
定着ローラ91は、通常は中空円筒形状のローラであるが、無端ベルトの形態であっても良い。また、定着装置の立上り時には静止状態であり、記録媒体であるシートPが通される通紙時には図中時計回りの方向に回転する。
加圧ローラ92は、通常はその表面がシリコーンゴム等の弾性部材で構成された円筒形状のローラであるが、無端ベルトの形態であっても良い。また、加圧ローラ92の定着炉―ラ91への押し当ては、図示しない加圧手段により一定の圧力で定着ローラ91の方向へ押圧されることにより行われる。また、加圧ローラ92も定着装置の立上り時には静止状態であり、記録媒体であるシートPが通される通紙時には図中反時計回りの方向に回転する。尚、定着ローラ91及び加圧ローラ92の回転駆動は図示していない駆動機構により行われる。
ヒータ93,94は、全て定着ローラ91の中空部内に配置されているが、それぞれシート状のヒータとして、定着ローラ91の上側部分を覆う状態で配置しても良い。
ヒータ93は、商用電源等の外部電源(以下、商用電源と称する)から電力が供給されることで発熱し、その輻射熱により定着ローラ91を加熱する。
ヒータ94は、蓄電器から電力が供給されることで発熱し、その輻射熱により定着ローラ91を加熱する。
ヒータ93,94は電力が供給されて発熱し、定着ローラ91を加熱することができるものであればヒータの種類に特に制約はなく、また定着ローラ91を加熱する任意の位置に配置可能である。
温度センサ95は、定着ローラ91の表面温度が検出できる温度計であれば接触式、非接触式を問わず、放射温度計、熱電対等何れでも良い。
画像形成装置で画像形成処理が行われる場合、電子写真方式により未定着画像であるトナーTを担持した記録媒体であるシートPは加熱された定着ローラ91と加圧ローラ92とのニップ部を通過する際に、定着ローラ91と加圧ローラ92とにより加熱され、シートPにトナーTが定着される。このとき、トナーTがシートPに定着するためには所定の熱が必要であり、そのために定着ローラ91の表面温度がトナーTの定着可能な温度であるリロード温度となるようにヒータ93,94への電力供給が制御されている。
図10に定着装置システムの回路構成例を示す。図10において、ヒータ93は商用電源(外部電源)86から供給される電力により発熱し、ヒータ94は蓄電部の一態様であるキャパシタ87から供給される電力により発熱する構成となっている。ヒータ94は複数本のヒータがキャパシタ87と並列に接続されたものが好ましく、図示していないスイッチの切替えによりこれらのヒータのいずれか1本あるいはすべてがキャパシタ87と接続されるようにすると良い。例えば、装置立上げ時には全てのヒータがキャパシタ87に接続され、通紙時にはいずれか選択されたヒータが接続されるようにする。
キャパシタ87は、電気二重層キャパシタ等の静電容量がファラッドオーダ以上の大きな容量を有するキャパシタを用いることが好ましい。また、キャパシタ87には蓄電検知器88が接続されている。
蓄電検知器88により検出されたキャパシタ87の蓄電エネルギー(残電力量)の指標となるキャパシタ電圧、並びに温度センサ95により検出された定着ローラ91の温度は、それぞれ検知信号として入力回路を経て制御部の一態様であるCPU81に取り込まれる。CPU81は蓄電検知器88、温度センサ95からの検知信号に基づいて定着ローラ91の表面温度が設定温度になるように、トライアック83を介するヒータ93への通電、及びFET85を介するヒータ94への通電をそれぞれコントローラ82、84により制御する。尚、キャパシタ87は、スイッチ89の切替えにより、充電装置8aに接続されて充電可能となる。
図11は、上記定着装置システムの主要部の機能構成を示すブロック図である。
図11では、CPU81内に判定部81a、モード選択部81bを備える構成となっている。また、判定部81aは予め設定されたキャパシタ電圧に関する閾値を持っており、モード選択部81bは装置立上げ時及び通紙動作時のキャパシタ87からヒータ94への電力供給の許可・不許可、そのキャパシタ87からの電力供給許可・不許可に応じたCPM(1分間当りのコピー枚数)設定など複数のモードを持っている。
モード選択部81bが行うモード選択は例えば次のように行われる。
(s51)コピースタートボタンにより連続コピー命令が出される。
(s52)キャパシタ87のキャパシタ電圧が蓄電検知部88により検出され、その検知信号がCPU81に取りこまれる。
(s53)CPU81内の判定部81aにおいて、検出されたキャパシタ電圧と閾値とが比較され、その大小を判定して、判定結果がモード選択部81bに送られる。
(s54)モード選択部81bにおいて、ステップs53の判定結果に応じてモード選択が行われ、選択されたモードに基づいて定着装置システムを含めて画像形成装置の動作が制御される。
上記ステップs54で選択されるモードとしては、例えば、次のようなものが用意されている。
(モード51)検出されたキャパシタ電圧が閾値以上の場合、キャパシタ87からヒータ94へ電力供給を許可し、CPMを通常条件とする。
(モード52)検出されたキャパシタ電圧が閾値未満の場合、キャパシタ87からヒータ94へ電力供給を不許可とし、CPMを低下(ダウン)させた条件とする。この場合、連続通紙による定着ローラ91の温度の落ち込みを補うだけの電力供給ができず、CPMが通常条件では定着不良が発生してしまうため、CPMをダウンさせて画像品質を確保するものである。
連続通紙を行う際にキャパシタ電圧が閾値未満の場合(モード52)の上記定着装置システムの動作例を図12に示す。この場合、前提条件は次の通りとする。
・放電開始閾値:30V
・CPM通常条件:75CPM
・CPMダウン条件:40CPM
・コピー命令:40枚連続通紙
・コピー命令時のキャパシタ電圧:27V
(s61)コピースタートボタンにより連続コピー命令が出されと、キャパシタ87のキャパシタ電圧(27V)が蓄電検知部88により検出され、その検知信号がCPU81に取りこまれる。
(s62)判定部81aにおいて、キャパシタ電圧(27V)が閾値(30V)未満であると判定され、判定結果がモード選択部81bに送られる。
(s63)モード選択部81bにおいて、キャパシタ87からヒータ94へ電力供給が不許可、CPMダウン条件(40CPM)のモードが選択される。
(s64)商用電源86からヒータ94への電力供給が開始され、定着ローラ91が加熱され、立上げ時間として30sを要する。このとき、キャパシタ87は待機状態である。
(s65)40CPMで通紙が開始され、商用電源86だけで定着ローラ91の温度が維持され、定着状態の良好なコピーが可能となる。なお、通紙時間として60sを要する。即ちトータルの複写時間は90秒となる
以上のように、連続通紙枚数が比較的少なく、定着ローラの温度落込みもわずかな場合でも、キャパシタの充電電圧が閾値未満である場合には通紙速度を低くして、キャパシタの蓄電電力を利用せずに画像形成を行っており、複写に時間を要していた。
発明者らは、この問題が充電電圧の閾値は複写機の仕様に応じて、いかなる連続通紙枚数,紙種でも温度落込みが発生しないように設定しているために発生していることに着目し、鋭意検討したところ、キャパシタを効率よく活用することで上記問題を解決する本発明を成すに至った。
以下に、本発明に係る画像形成装置内の定着装置システムの第1の実施の形態について説明する。尚、本実施の形態においては定着装置システムの連続通紙時の一例について説明するが、これに限定されるものではない。
図1は、本発明に係る定着装置システムの回路図である。
定着装置システム10Aは、図10に示した本発明の実施の形態の前提となる構成のうち、CPU(特許請求の範囲に記載の制御部に相当)11の動作が異なり、それ以外は基本的に図10の構成と同じである。即ちヒータ93に接続される商用電源16、ヒータ94に接続されるキャパシタ17、さらにキャパシタ17に接続される蓄電検知器18、商用電源16の電力供給の制御に関するコントローラ12及びトライアック13、キャパシタ17の電力供給の制御に関するコントローラ14及びFET15、スイッチ19、充電装置1aを備える。但し、キャパシタ17は、例えば1セル当たり2.5V、容量500Fの電気二重層キャパシタを20個用いたバンク構成が一例として採用されている。ヒータ93は例えば定格900W、ヒータ94は例えば定格1000W、定格800Wの2本のヒータからなる。定着装置は図9に示す構成のもと同様で良い。
図2は、本実施の形態の定着装置システムの主要部の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、CPU11は、第1に、内部の制御実行部Caに、キャパシタ17の充放電を制御(即ちスイッチ19を制御)する充放電制御部(特許請求の範囲に記載の制御部に相当)11Aと、充電終了用の閾値を設定(但しあらかじめ固定的に設定しておいても良い)する際の一方のコア的技術をなす枚数予測部11aと、充電終了用の閾値を設定する際の他方のコア的技術をなす閾値設定部(特許請求の範囲に記載の制御部に相当)11bと、連続通紙の総枚数が所定値(以下、枚数閾値と称する)以上であるか否かを判定する他、現在のキャパシタ電圧(即ち蓄電エネルギー)が放電開始閾値(特許請求の範囲に記載の閾値に相当)以上であるか否か、及び充電終了用の閾値以上であるか否かを判定する判定部(特許請求の範囲に記載の制御部に相当)11cと、後述するモードを選択するモード選択部(特許請求の範囲に記載の制御部に相当)11dとを随時機能的に構成するものである。
また、CPU11は、第2に、内部の情報解析部Ddに、蓄電検知部18、温度センサ95、画像読み取り部1b、外部入力部1c、コピー枚数等を指定する例えばテンキーTke、コピースタートスイッチCsw等からの各種情報を取り込めるよう各々との電気的な接続関係を有する。即ちCPU11は、本発明の一つの視点である連続通紙時においては、蓄電検知器18により検出されたキャパシタ17の蓄電エネルギー(残電力量)の指標となるキャパシタ電圧の情報、並びに温度センサ95により検出された定着ローラ91の温度情報を各々検知信号として取り込む。この他、詳しくは後述する。
充放電制御部11Aは、第1に例えば記録媒体(シートP)が連続して定着ローラ(定着部材)91を通過する連続通紙時に、キャパシタ17の蓄電エネルギーがあらかじめ設定された閾値(例えば25V)以上である場合は、キャパシタ17からヒータ94に対し電力供給を開始することを許可しかつ実行するためスイッチ19を放電側に制御する。即ちスイッチ制御信号を出力することでスイッチ19を制御するものであり、例えば論理回路やリレー接点等を用いる態様がある。
充放電制御部11Aは、第2に後述する如く枚数予測部11aの動作を介する閾値設定部11bが充電終了用の閾値(例えば30V)を設定した場合は、あらかじめ設定してある閾値(例えば25V)を考慮することなくキャパシタ17に商用電源16からの電力供給を与えて充電すべくスイッチ19を充電側に制御する。キャパシタ17の蓄電エネルギーが充電終了用の閾値(例えば30V)に達した場合は、キャパシタ17からヒータ94に対し電力供給を開始すべくスイッチ19を放電側に制御する。但し、この放電制御は既にコピースタートスイッチCswがON操作されている場合(コピースタート待機状態)か、もしくはコピースタートスイッチCswのON操作を待って行われる。
尚、閾値が例えば25Vに設定される場合は、連続通紙の総枚数が例えば統計的に十分に対応し得る範囲を勘案した場合であり、これにより殆どの場合、無駄な電力消費を節約することが可能となる。但し閾値は、定着装置システム(定着ローラ91)10Aの形式やサイズ等、ひいては画像形成装置の形式やサイズ等により随時適切に設定されるものである。
一方、キャパシタ17の最大蓄電エネルギーは、本例の場合、例えば1セル当たり2.5Vの電気二重層キャパシタを20個用いたバンク構成であるから最大50Vであり、かつヒータ94をほぼ最大に発熱させるには蓄電エネルギーが例えば30Vあれば良く、従ってこれらの関係から充電開始閾値を例えば25V以上に設定するという態様がある。但し、これらの閾値は定着装置(定着ローラ91)の大きさや、商用電源16で発熱するヒータ93のあらかじめ設定した発熱能力等により任意に設定されるものである。
商用電源16からキャパシタ17に電力供給を行って蓄電エネルギーが例えば27Vから例えば放電開始閾値(充電終了用の閾値)例えば30Vに昇圧する場合、蓄電エネルギーを1V上昇させるのに例えば5sかかるとすれば、充電で15sの時間を要することになる。
枚数予測部11aは、連続通紙時に定着装置(定着ローラ91)に連続通紙される総枚数を予測して総枚数情報を出力し一時的に記憶させるものである。総枚数の予測には、例えば画像読み取り部1aから画像読み取り時に得られる原稿枚数情報(例えばテンキーTkeの操作に基づく)と、コピー命令の際に入力されるコピー枚数情報(例えばテンキーTkeの操作に基づく)とを乗じた値を総枚数とすれば良い。また、外部入力部(例えば所要の情報処理装置、電子計算機等)1cから入力されるプリント命令情報に含まれる原稿枚数情報とプリントアウト枚数情報とから求められる枚数を総枚数としても良い。この他、オートシートフィーダに先端にローラ等を有する往復移動体(図示せず)の変位に基づく電圧変化(電流変化)を検出して総枚数を予測する態様、もしくはオートシートフィーダに光学的に原稿枚数の厚みを検出して総枚数を予測する態様等を採用しても良い。
閾値設定部11bは、枚数予測部11aからの総枚数情報に基づいて、連続通紙時のキャパシタ電圧(蓄電エネルギー)に関する閾値(即ち充電終了用の閾値)を設定する機能を有する。
詳しくは、総枚数をある範囲で区切り、その範囲毎に充電終了用の閾値を持たせておき、枚数予測部11aからの総枚数情報が該当する範囲の充電終了用の閾値に設定されるようにする。例えば、ある総枚数n未満では従来の閾値(例えば25V)とし、総枚数n以上であれば従来の閾値よりも増加させた値(例えば30V)を充電終了用の閾値とすれば良い。あるいは、まず総枚数情報からCPM通常条件で連続給紙した場合の通紙時間t1を算出し、次いで連続通紙時にキャパシタ17からヒータ94に電力供給する状態を仮定して、キャパシタ17が放電可能な電圧の上限であるキャパシタ上限電圧から通紙時間t1だけさかのぼる形で逆算してキャパシタ電圧を求め、この値を充電終了用の閾値としても良い。設定された充電終了用の閾値(例えば30V)の情報は判定部11cに送られる。
判定部11cは、第1に連続通紙時に枚数予測部11aが予測した総枚数の情報を取込んで連続通紙の総枚数があらかじめ設定された枚数閾値以上であるか否かを比較して判定し総枚数の判定情報を閾値設定部11bに出力する。第2に現在のキャパシタ電圧(即ち蓄電エネルギー)が放電終了用の閾値(例えば30V)以上であるか否かを比較して判定し判定情報を充放電制御部11Aに出力する。第3に充放電制御部11Aが連続通紙時にキャパシタ17を充電させる制御を行った後、蓄電エネルギーが充電終了用の閾値以上となったか否かを比較して判定し肯定する場合に充電完了の判定情報を充放電制御部11Aに出力する。
モード選択部11dは、装置立上げ時及び通紙動作時のキャパシタ17からヒータ94への電力供給の許可・不許可、そのキャパシタ17からのヒータ94への電力供給許可・不許可に応じたCPM(1分間当りのコピー枚数)設定など複数のモードを持っている。
モード選択部11dが有する複数のモードのうち、例えば、モード1は、コピー枚数が枚数閾値(例えば50枚)以下にあり、キャパシタ電圧があらかじめ設定された閾値(例えば25V)以上にある場合、連続通紙時にキャパシタ17からヒータ94への電力供給を許可し、CPMを通常条件に設定する。一方、モード2は、コピー枚数が枚数閾値(例えば50枚)以上にある場合(キャパシタ電圧があらかじめ設定された閾値(例えば25V)以上にあるか否かは考慮せず)、連続通紙時にキャパシタ17に充電終了用の閾値(例えば30V)に達するまで充電を行った後、キャパシタ17からヒータ94への電力供給を許可し、かつ通常条件に設定した後、リロード温度の検出で商用電源16からヒータ93への電力供給を許可する。
尚、CPM設定の場合、例えば75CPMもしくは40CPMを設定する場合があり、本例ではこの範囲内を例示するものであるが、これに限定されるものでなく、さらに多くのCPMが設定可能となるようにしても良いことは勿論である。
次に、図3を参考に、本実施の形態の定着装置システムのモード1の動作例を説明する。前提条件は次の通りとする。
・放電開始閾値(連続通紙時):25V
・枚数閾値:50枚
・充電終了用の閾値:30V
・CPM通常条件:75CPM
・CPMダウン条件:40CPM
・コピー指令時のコピー総枚数:40枚
・コピー指令時のキャパシタ電圧:27V
(s11)例えばテンキーTkeの操作による連続通紙のコピー枚数情報の指定を検出するとともに、枚数予測部11aにおいて、画像読み取り部1aから取り込まれる原稿枚数情報と、コピー枚数情報とを乗じて総枚数(40枚)を求め、かつCPU11の情報解析部でコピースタートボタンCswのON操作による連続コピー命令を検出する。
(s12)閾値設定部11bにおいて、総枚数(40枚)の情報に基づき、即ち総枚数(40枚)が枚数閾値50枚よりも低いので充電終了用の閾値の設定は行わず、総枚数(40枚)の情報を判定部11cに送る。また、CPMを通常のCPM、即ち75CPMに設定する。
(s13)判定部11cにおいて、蓄電検知部18を通してキャパシタ17の現在の蓄電エネルギーを検出するとともに、現在のキャパシタ電圧(蓄電エネルギー)が放電開始閾値(25V)以上であるか否かを判定する。本例ではコピー開始時のキャパシタ電圧は27Vであったから、放電開始電圧25V以上であることが判定される。
(s14)画像形成装置の連続コピー動作に係る各主要部(定着装置システムを含む)を待機状態にする。
(s15)商用電源16からヒータ93に電力供給を行って立ち上げ動作に入る。即ち温度センサ95からの定着ローラ91の温度計測に基づく温度情報を検出するとともに、定着ローラ91がリロード温度に達したか否かを判定する。定着ローラ91の立ち上げ動作には30sの時間を要する。
(s16)定着ローラ91の温度がリロード温度に達した場合、画像形成装置の連続コピー動作に係る各主要部(定着装置システム10Aを含む)の待機状態を解除するとともに、コピースタートスイッチCswのON操作を有効にし、商用電源16からの供給電力でヒータ93の発熱を継続するとともに、キャパシタ17からの放電電力(27V)でヒータ94を発熱させ、これらの発熱で定着ローラ91を効率良く加熱する。
(s17)連続コピー動作に伴い定着ローラ91の加熱と加圧ローラ92のニップ圧とをもって75CPMで連続通紙される各シートPに順次未転写画像を定着する。
(s18)全てのコピー動作が終了すると、次回のコピー動作に備えて商用電源16からキャパシタ17への充電を行う。充電後の蓄電エネルギーは例えば25Vとする。
本実施の形態の場合、全コピー処理に要する時間は、30s+32sであり、従来(図6参照)と比べた場合、43s短縮することが可能となった。
次に、図4を参考に、本実施の形態の定着装置システムのモード2の動作例を説明する。前提条件は次の通りとする。
・放電開始閾値(連続通紙時):25V
・枚数閾値:50枚
・充電終了用の閾値(強制充電閾値):30V
・CPM通常条件:75CPM
・CPMダウン条件:40CPM
・コピー指令時のコピー総枚数:100枚
・コピー指令時のキャパシタ電圧:27V
(s21)例えばテンキーTkeの操作による連続通紙のコピー枚数情報の指定を検出するとともに、枚数予測部11aにおいて、画像読み取り部1aから取り込まれる原稿枚数情報と、コピー枚数情報とを乗じて総枚数(100枚)を求め、かつCPU11の情報解析部でコピースタートボタンCswのON操作による連続コピー命令を検出する。
(s22)閾値設定部11bにおいて、総枚数(100枚)の情報に基づき、即ち総枚数(100枚)が枚数閾値50枚よりも高いので充電終了用の閾値(30V)の設定を行って、総枚数(100枚)の情報及び充電終了用の閾値(30V)の情報を判定部11cに送り、かつCPMを通常のCPM、即ち75CPMに設定する。
(s23)画像形成装置の連続コピー動作に係る各主要部(定着装置システムを含む)を待機状態にする。
(s24)充放電制御部11Aがスイッチ19を充電側に制御して、商用電源16からキャパシタ17への電力供給を行って充電する。
(s25)判定部11cにおいて、蓄電検知部18を通してキャパシタ17の現在の蓄電エネルギーを検出するとともに充電終了用の閾値(30V)と比較して、現在の蓄電エネルギーが充電終了用の閾値(30V)に達したか否かを判定する。例えば1V充電するのに5sの時間を要する場合、コピー指定時のキャパシタ電圧は27Vであったから、その差3Vであり乗算すると、キャパシタ17の蓄電エネルギーが30Vに達するには15sの時間を要することになる。
(s26)キャパシタ17の蓄電エネルギーが30Vに達したことが判定された場合、充放電制御部11Aがスイッチ19を中立側に制御する一方で、CPU11の制御により商用電源16からヒータ93に電力供給を行って立ち上げ動作に入る。立ち上げ動作後は、判定部11cが温度センサ95からの定着ローラ91の温度計測に基づく温度情報を検出するとともに、定着ローラ91がリロード温度に達したか否かを判定する。定着ローラ91の立ち上げ動作には30sの時間を要する。
(s27)定着ローラ91の温度がリロード温度に達した場合、画像形成装置の連続コピー動作に係る各主要部(定着装置システムを含む)の待機状態を解除するとともに、コピースタートスイッチCswのON操作を有効にし、ヒータ93の発熱を継続するとともに、キャパシタ17の放電電力(30V)でヒータ94をも発熱させ、これらの各発熱で効率良く定着ローラ91を加熱する。
(s28)連続コピー動作に伴い定着ローラ91の加熱と加圧ローラ92のニップ圧とをもって75CPMの連続通紙に際し順次各シートP上の未転写画像を定着する。
(s29)全てのコピー動作が終了すると、次回のコピー動作に備えて商用電源16からキャパシタ17への充電を行う。充電後の蓄電エネルギーは例えば25Vとする。
本実施の形態の場合、全コピー処理に要する時間は、15s+30s+80sであり、従来(図6参照)と比べた場合、55s短縮することが可能となった。
本実施の形態においては、連続通紙時に連続コピー動作に伴う全コピー枚数が所定値(枚数閾値)以上の場合、その総枚数に応じて充電終了用の閾値を設定するとともにキャパシタ17を充電終了用の閾値まで充電した後、コピー開始とともにキャパシタ17からの放電電圧でヒータ94をも発熱させるように構成したため、キャパシタ17の放電を決定する閾値を最悪通紙条件でなく、平均的な使用により想定される通紙条件に耐え得る閾値(特段に設定される充電終了用の閾値)に等しくしてキャパシタ17を有効活用する他、あらかじめの閾値では定着不良が起こり得る通紙条件の際には、高く設定した閾値(充電終了用の閾値)までキャパシタを充電し、これにより定着ローラ91の能力、即ち高い非温度低下性を維持して定着不良を確実に防止する定着装置システムを提供することができる。
次に、本実施の形態の定着装置システム10Aを画像形成装置に組み込んだ構成例を図5に示す。図5に示す画像形成装置100では、像担持体としてのドラム状感光体101と、感光体101を一様に帯電する帯電手段102と、帯電後の感光体101上にレーザ光Lを露光して静電潜像を形成するレーザ光学系140と、感光体101上の静電潜像を現像してトナー像とする現像部107とで電子写真方式の機構が構成されている。また、感光体101上のトナー像は転写手段106により給紙カセット110から供給されるシートPに転写され、トナー像が形成されたシートPは定着装置システム10に搬送され、定着ロール91と加圧ロール92とで加熱されることによりトナーがシートPに定着される構成である。
画像形成装置100において、主電源が入れられると画像形成装置100の各部が起動するとともに、定着装置システム10Aも立上げ動作に入り、判定部11cがキャパシタ17の蓄電エネルギーを検出する一方、定着装置10を含む所要の各部が待機状態に入る。連続通紙の総枚数が所定値(枚数閾値)以上である場合、充放電制御部11Aが商用電源16からキャパシタ17への電力供給を高く設定した充電終了用の閾値まで充電した後、CPU11が定着装置10のヒータ93を発熱させ立ち上げ動作を終了(リロード温度到達)させ、しかる時に待機状態を解消して充放電制御部11Aがキャパシタ17からの放電を行わせヒータ94を発熱させ、これらの発熱で定着ローラ91を高効率で加熱する。かくてコピースタートボタンCswのON操作が有効になり連続コピー動作を行うことが可能となる。この場合も定着ロール91の高い非温度低下性が維持される。
この場合もキャパシタ17の放電を決定する閾値を最悪通紙条件でなく、平均的な使用により想定される通紙条件に耐え得る閾値(特段に設定される充電終了用の閾値)に等しくしてキャパシタ17を有効活用する他、あらかじめの閾値では定着不良が起こり得る通紙条件の際には、高く設定した閾値(充電終了用の閾値)までキャパシタを充電し、これにより定着ローラ91の能力、即ち高い非温度低下性を維持して定着不良を確実に防止する画像形成装置を提供することができる。
以下に、本発明に係る画像系装置の定着装置システムの第2の実施の形態について説明する。尚、本実施の形態においても第1の実施の形態で説明した定着装置システム10Aの前提となる技術を前提とするものであり、この点の重複する説明は省略する。
まず、本発明の前提となる上記定着装置システムにおいて連続通紙を行う場合に検出されたキャパシタ電圧が閾値未満の場合の動作例を図6に示す。この場合、前提条件は次の通りとする。
・放電開始閾値(連続通紙時及び放電時):30V
・CPM通常条件:75CPM
・CPMダウン条件:40CPM
・コピー命令:100枚連続通紙
・コピー命令時のキャパシタ電圧:27V
(s31)電源投入スイッチにより装置の立ち上げ命令が出力されると、キャパシタ87のキャパシタ電圧(27V)が蓄電検知部88により検出され、その検知信号がCPU81に取りこまれる。
(s32)判定部81aにおいて、キャパシタ電圧(27V)が閾値(30V)未満であると判定され、判定結果がモード選択部81bに送られる。
(s33)モード選択部81bにおいて、キャパシタ87からヒータ94へ電力供給が不許可、CPMダウン条件(40CPM)のモードが選択される。
(s34)商用電源86からヒータ93への電力供給が開始され、定着ローラ91が加熱され、立上げ時間として30sを要する。このとき、キャパシタ87は待機状態である。
(s35)温度センサ95により定着ローラ91の温度が検出されるとともに、定着ローラ91の温度がリロード温度に達したか否かが判定される。
(s36)リロード温度に達した場合、40CPMで通紙が開始され、商用電源86だけで定着ローラ91の温度が維持され、定着状態の良好なコピーが可能となる。このとき、キャパシタ87は待機状態である。尚、通紙時間として150sを要する。即ち、40CPMでトータル100枚の複写時間は立ち上げ時間30sと合わせて180秒となる
以上のように、連続通紙枚数が比較的少なく、定着ローラの温度落込みもわずかな場合でも、キャパシタの充電電圧が閾値未満である場合には通紙速度を低くして、キャパシタの蓄電電力を利用せずに画像形成を行っており、複写に時間を要していた。
発明者らは、この問題が充電電圧の閾値は複写機の仕様に応じて、いかなる連続通紙枚数,紙種でも温度落込みが発生しないように設定しているために発生していることに着目し、鋭意検討したところ、キャパシタを効率よく活用することで上記問題を解決する本発明を成すに至ったものである。
即ち、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置内の定着装置システムは上記着眼点に鑑みて以下の構成を備えるものである。尚、本実施の形態の定着装置システム10Bも、第1の実施の形態で図1に示した構成と同様の構成を備えるものであり、この点の重複する説明は省略する。
図7は、本実施の形態の定着装置システム10Bの主要部の機能構成を示すブロック図である。図7に示すように、CPU11は、第1に、内部の制御実行部Caに、キャパシタ17の充放電を制御(即ちスイッチ19を制御)する充放電制御部(特許請求の範囲に記載の制御部に相当)11Aと、連続通紙を予測する通紙予測部11Bと、通紙予測部11Bが連続通紙を予測した場合に充電終了用の閾値を設定する閾値設定部(特許請求の範囲に記載の制御部に相当)11bと、連続通紙が予測された場合に現在のキャパシタ電圧(即ち蓄電エネルギー)が放電開始閾値(特許請求の範囲に記載の閾値に相当)以上であるか否か、及び充電終了用の閾値以上であるか否かを判定する判定部(特許請求の範囲に記載の制御部に相当)11cと、後述するモードを選択するモード選択部(特許請求の範囲に記載の制御部に相当)11dとを随時機能的に構成するものである。
通紙予測部11Bは、連続通紙の予測には、例えば画像読み取り部1aから画像読み取り時に得られる原稿枚数情報(例えばテンキーTkeの操作に基づく)や、コピー命令の際に入力されるコピー枚数情報(例えばテンキーTkeの操作に基づく)を用いるという形態がある。また、連続通紙の予測には、外部入力部(例えば所要の情報処理装置、電子計算機等)1cから入力されるプリント命令情報に含まれる原稿枚数情報や、プリントアウト枚数情報を用いるという態様がある。この他、オートシートフィーダに先端にローラ等を有する往復移動体(図示せず)を設け、その変位に基づく電圧変化(電流変化)を検出して連続通紙を予測する態様、もしくはオートシートフィーダに光学的に原稿枚数の厚みを検出することで連続通紙を予測するという態様等もある。
尚、CPU11が行う制御の一つには、通紙予測部11Bが動作を開始する際、即ち連続通紙の予測を開始する時点、あるいは連続通紙の予測が判明した後、キャパシタ17に商用電源16からの電力供給を行って充電を開始する時点で、各原稿の画像を読み込む処理を開始して所要のメモリにあらかじめ記憶しておくという制御がある。キャパシタ17の充電中の空き時間(即ち充電中の待機時間)を各原稿の読み込み処理をもって有効に利用するという技術的思想である。各原稿の画像を読み込む処理は、キャパシタ17の充電終了用の閾値(例えば30V)までの充電が終了した後、必要があれば定着ローラ91をリロード温度まで加熱する待機時間中も継続するという場合も当然にあり得る。これを以って総複写時間の短縮を図ることも可能となる。但し、定着ローラ91をリロード温度まで加熱する待機時間を経過しても原稿の読み込みを継続するか否かの判断は任意に定めるものであり、例えば複写処理を行うオペレータの判断(選択操作)に任せても良い。
上記CPU11の制御(待機時間中の原稿読み取り制御)は第1の実施の形態の画像形成装置に適用しても良いことは勿論である。
また、CPU11は、第2に、内部の情報解析部Ddに、蓄電検知部18、温度センサ95、画像読み取り部1b、外部入力部1c、コピー枚数等を指定する例えばテンキーTke、コピースタートスイッチCsw等からの各種情報を取り込めるよう各々との電気的な接続関係を有する。即ちCPU11は、本発明の一つの視点である連続通紙の際には連続通紙前(即ち連続通紙開始前)において、蓄電検知器18により検出されたキャパシタ17の蓄電エネルギー(残電力量)の指標となるキャパシタ電圧の情報、並びに温度センサ95により検出された定着ローラ91の温度情報を各々検知信号として取り込む。この他、詳しくは後述する。
充放電制御部11Aは、第1に通紙予測部11Bが記録媒体(シートP)が連続して定着ローラ(定着部材)91を通過する連続通紙を予測した場合、キャパシタ17の蓄電エネルギーがあらかじめ設定された閾値(例えば25V)以上であれば、キャパシタ17からヒータ94に対し電力供給を開始することを許可しかつ実行するためスイッチ19を放電側に制御する。
充放電制御部11Aは、第2に通紙予測部11Bが記録媒体(シートP)が連続して定着ローラ(定着部材)91を通過する連続通紙を予測したことで、閾値設定部11bが充電終了用の閾値(例えば30V)を設定した場合は、一つにはあらかじめ設定してある放電開始閾値(例えば25V)を考慮することなくキャパシタ17に商用電源16からの電力供給を与えて充電すべくスイッチ19を充電側に制御する。キャパシタ17の蓄電エネルギーが充電終了用の閾値(例えば30V)に達した場合は、リロード温度に基づく立ち上げ動作終了後に、キャパシタ17からヒータ94に対し電力供給を開始すべくスイッチ19を放電側に制御する。但し、この放電制御(連続通紙開始時点ともなり得る)は既にコピースタートスイッチCswがON操作されている場合(コピースタート待機状態)か、もしくはコピースタートスイッチCswのON操作を待って行われる。
一方、放電開始閾値が例えば25Vに設定される場合は、第1の実施の形態の場合と同様に連続通紙の総枚数が例えば統計的に十分に対応し得る範囲を勘案した場合であり、これにより殆どの場合、無駄な電力消費を節約することが可能となるからであり、即ち本例の画像形成装置(定着ローラ91)は、第1の実施の形態で説明したものと同一のものであることを前提とする。
一方、キャパシタ17には、本例の場合も、例えば1セル当たり2.5Vの電気二重層キャパシタを20個用いたバンク構成が採用されているものとする。
閾値設定部11bは、通紙予測部(枚数予測部11a)11Bからの連続通紙情報に基づいて、連続通紙開始前のキャパシタ電圧(蓄電エネルギー)に関する閾値(即ち充電終了用の閾値)を設定する機能を有する。
充電終了用の閾値の設定に際しては、第1の実施の形態の場合と同様に、一つには例えば総枚数をある範囲で区切り、その範囲毎に充電終了用の閾値を設定しておいて、枚数予測部11aからの総枚数情報が該当する範囲の充電終了用の閾値を選定する態様がある。例えば、ある総枚数n未満では従来の閾値(例えば25V)とし、総枚数n以上であれば従来の閾値よりも増加させた値(例えば30V)を充電終了用の閾値とするのも好ましい。また、一つには総枚数情報からCPM通常条件で連続給紙した場合の通紙時間t1を算出し、次いで連続通紙時にキャパシタ17からヒータ94に電力供給する状態を仮定して、キャパシタ17が放電可能な電圧の上限であるキャパシタ上限電圧から通紙時間t1だけさかのぼる形で逆算してキャパシタ電圧を求め、この値を充電終了用の閾値とする態様がある。
判定部11cは、第1に連続通紙が予測されて充電終了用の閾値(例えば30V)が設定された場合に現在の蓄電エネルギーと充電終了用の閾値とを比較して判定し判定情報を充放電制御部11Aに出力する。第2に現在のキャパシタ電圧(即ち蓄電エネルギー)が充電終了用の閾値(例えば30V)以上であるか否かを比較して判定し判定情報を充放電制御部11Aに出力する。第3に充放電制御部11Aが連続通紙時にキャパシタ17を充電させる制御を行った後、蓄電エネルギーが充電終了用の閾値以上となったか否かを比較して判定し肯定する場合に充電完了の判定情報を充放電制御部11Aに出力する。
モード選択部11dは、装置立上げ時及び通紙動作時のキャパシタ17からヒータ94への電力供給の許可・不許可、そのキャパシタ17からのヒータ94への電力供給許可・不許可に応じたCPM(1分間当りのコピー枚数)設定など複数のモードを持っている。
モード選択部11dが有する複数のモードのうち、例えば、モード1は、コピー枚数が枚数閾値(例えば50枚)以下にあり、キャパシタ電圧があらかじめ設定された放電開始閾値(例えば25V)以上にある連続通紙時の場合、キャパシタ17からヒータ94への電力供給を許可し、CPMを通常条件に設定する。モード2は、コピー枚数が枚数閾値(例えば50枚)以上にあることが予測された場合(キャパシタ電圧があらかじめ設定された放電開始閾値(例えば25V)以上にあるか否かの判断は任意である)、連続通紙開始前にキャパシタ17に充電終了用の閾値(30V)に達するまで充電を行った後、商用電源16からヒータ93への電力供給を許可し、かつリロード温度に達成した段階でキャパシタ17からヒータ94への電力供給を許可し、通常条件に設定する。
尚、本実施の形態の場合もCPM設定には、例えば75CPMもしくは40CPMを設定する場合があり、この範囲内を例示するものであるが、これに限定されるものでなく、さらに多くのCPMを設定可能としても良いことは勿論である。
本実施の形態の定着装置システムのモード2の動作例を図8に示す。尚、モード1の動作については第1の実施の形態で説明したモード1の場合と基本的に同様であり詳しい説明は省略する。一方、本動作例の場合、前提条件は次の通りとする。
・充電終了用の閾値(放電開始閾値):30V
・通紙枚数検出の閾値:50枚
・CPM通常条件:75CPM
・CPMダウン条件:40CPM
・コピー指令時のキャパシタ電圧:27V
(s41)例えばテンキーTkeの操作による連続通紙のコピー枚数情報の指定を検出するとともに、通紙予測部11Bにおいて、画像読み取り部1aから取り込まれる原稿枚数情報と、コピー枚数情報から連続通紙を予測し、かつCPU11の情報解析部でコピースタートボタンCswのON操作による連続コピー命令を検出する。
(s43)画像形成装置の連続コピー動作に係る各主要部(定着装置システム10Bを含む)を待機状態にする。
(s42)閾値設定部11bにおいて、連続通紙であるため、充電終了用の閾値(30V)の設定を行って、充電終了用の閾値(30V)の情報を判定部11cに送り、かつCPMを通常のCPM、即ち75CPMに設定する。
(s44)充放電制御部11Aがスイッチ19を充電側に制御して、商用電源16からキャパシタ17への電力供給を行って充電を開始するとともに、各原稿の読み取り処理を開始して各原稿の読み取り情報を所定のメモリに記憶してゆく。
(s45)判定部11cにおいて、蓄電検知部18を通してキャパシタ17の現在の蓄電エネルギーを検出するとともに充電終了用の閾値(30V)と比較して、現在の蓄電エネルギーが充電終了用の閾値(30V)に達したか否かを判定する。例えば1V充電するのに5sの時間を要する場合、コピー指定時のキャパシタ電圧は27Vであったから、その差3Vであり乗算すると、キャパシタ17の蓄電エネルギーが30Vに達するには15sの時間を要することになる。
(s46)判定部11cにおいて、キャパシタ17の蓄電エネルギーが30Vに達したことが判定された場合、充放電制御部11Aがスイッチ19を中立側に制御する一方で、CPU11の制御により商用電源16からヒータ93に電力供給を行って立ち上げ動作に入る。立ち上げ動作後は、判定部11cが温度センサ95からの定着ローラ91の温度計測に基づく温度情報を検出するとともに、定着ローラ91がリロード温度に達したか否かを判定する。定着ローラ91の立ち上げ動作には30sの時間を要する。
(s47)定着ローラ91の温度がリロード温度に達した場合、画像形成装置の連続コピー動作に係る各主要部(定着装置システムを含む)の待機状態を解除するとともに、コピースタートスイッチCswのON操作を有効にし、ヒータ93の発熱を継続するとともに、キャパシタ17の放電電力(30V)でヒータ94をも発熱させ、これらの各発熱で効率良く定着ローラ91を加熱する。
(s48)連続コピー動作に伴い定着ローラ91の加熱と加圧ローラ92のニップ圧とをもって75CPMの連続通紙に際し順次各シートP上の未転写画像を定着する。
(s49)全てのコピー動作が終了すると、次回のコピー動作に備えて商用電源16からキャパシタ17への充電を行う。充電後の蓄電エネルギーは例えば25Vとする。
本実施の形態の場合、全コピー処理に要する時間は、15s+30s+80sであり、従来(図6参照)と比べた場合、55s短縮することが可能となった。
本実施の形態においても、連続通紙開始前に充電終了用の閾値を設定するとともにキャパシタ17を充電終了用の閾値まで充電した後、コピー開始とともにキャパシタ17からの放電電圧でヒータ94をも発熱させるように構成したため、キャパシタ17の放電を決定する閾値を最悪通紙条件でなく、平均的な使用により想定される通紙条件に耐え得る閾値(特段に設定される充電終了用の閾値)に等しくし、これによりキャパシタ17を有効活用することが可能となり、かつあらかじめの閾値では定着不良が起こり得る通紙条件の際には、高く設定した閾値(充電終了用の閾値)までキャパシタを充電し、以って定着ローラ91の能力、即ち高い非温度低下性を維持して定着不良を確実に防止する定着装置システムを提供することができる。一方、キャパシタ17への充電開始とともに各原稿の読み取り処理をも開始するため充電中の待機時間を有効に利用することが可能で、この観点からも総複写時間を短縮することが可能となる。
次に、本実施の形態の定着装置システム10Bを画像形成装置に組み込んだ構成例を同じく図5に示す。図5に示す画像形成装置100において、主電源が入れられると画像形成装置100の各部が起動可能となるとともに、定着装置システム10Bも立上げ動作に入り、判定部11cがキャパシタ17の蓄電エネルギーを検出する一方、定着装置10を含む所要の各部が待機状態に入る。連続通紙が予測された場合、充放電制御部11Aが商用電源16からキャパシタ17への電力供給を高く設定した充電終了用の閾値まで充電するとともに、各原稿の読み取り処理を開始した後、CPU11が定着装置10のヒータ93を発熱させ立ち上げ動作を終了(リロード温度到達)させ、しかる時に待機状態を解消して充放電制御部11Aがキャパシタ17からの放電を行わせヒータ94を発熱させ、これらの発熱で定着ローラ91を高効率で加熱する。かくてコピースタートボタンCswのON操作が有効になり連続コピー動作を行うことが可能となる。この場合も定着ローラ91の高い非温度低下性が維持される。一方、充電開始とともに各原稿の読み取り処理をも開始するため充電中の待機時間を有効に利用することが可能で、この観点からも総複写時間を短縮することが可能となる。
この場合もキャパシタ17の放電を決定する閾値を最悪通紙条件でなく、平均的な使用により想定される通紙条件に耐え得る閾値(特段に設定される充電終了用の閾値)に等しくしてキャパシタ17を有効活用する他、あらかじめの閾値では定着不良が起こり得る通紙条件の際には、高く設定した閾値(充電終了用の閾値)までキャパシタ17を充電し、これにより定着ローラ91の能力、即ち高い非温度低下性を維持して定着不良を確実に防止する画像形成装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る定着装置システムの回路図である。 第1の実施の形態に係る定着装置システムの主要部の機能構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る定着装置システムのモード1の動作例を示すタイムチャートである。 第1の実施の形態に係る定着装置システムのモード2の動作例を示すタイムチャートである。 第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を説明する断面図である。 本発明の前提となる技術の動作例を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る定着装置システムの主要部の機能構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る定着装置システムのモード2の動作例を示すタイムチャートである。 本発明の第1,第2の実施の形態で採用する定着装置の構成を説明する説明図である。 従来の定着装置システムの回路図である。 従来の定着装置システムの主要部の機能構成を示すブロック図である。 従来の定着装置システムンの動作を説明するタイムチャートである。
符号の説明
10,90 定着装置システム
11 CPU
11A 充放電制御部
11B 通紙予測部
11a 枚数予測部
11b 閾値設定部
11c,81a 判定部
11d,81b モード選択部
12,14,82,84 コントローラ
13,83 トライアック
15,85 FET
16,86 商用電源
17,87 キャパシタ
18,88 蓄電検知器
19,89 スイッチ
1a,8a 充電装置
1b 画像読み取り部
1c 外部入力部
91 定着ローラ
92 加圧ローラ
93,94 ヒータ
95 温度センサ
Csw コピースタートスイッチ
Ca 制御実行部
Dd 情報解析部
100 画像形成装置
101 感光体
102 帯電手段
103 クリーニング手段
105 現像スリーブ
106 転写手段
107 現像部
110 給紙カセット
111 中板
112 アーム
113 給紙ローラ
114 分離パッド
115 レジストローラ対
120 排紙ローラ対
121 排紙口
122 排紙トレイ
125 排紙補助トレイ
130 操作パネル
131 外装部
132 給紙トレイ
133 ピン
134 ケース
135 電源回路
136 プリント板
137 コントローラボード
140 レーザ光学系
P シート
T トナー


Claims (7)

  1. 商用電源により充電される蓄電器と、商用電源及び前記蓄電器から電力供給されて加熱する加熱部と、前記加熱部により加熱される定着部材と、前記蓄電器の蓄電エネルギーを検知する蓄電検知部とを備え、前記定着部材により未定着画像を加熱して記録媒体上に定着させる画像形成装置において、
    前記蓄電エネルギーが閾値以上の場合、前記蓄電器から前記加熱部への電力供給を許可する制御部と、
    複数の記録媒体が連続して前記定着部材を通過する連続通紙時における前記定着部材を通過する前記記録媒体の総枚数を予測する枚数予測部を備え、
    前記制御部は、前記枚数予測部が予測した前記記録媒体の総枚数が所定値以上の場合、前記蓄電エネルギーが前記閾値以上の場合であっても前記連続通紙に先立って前記商用電源から前記蓄電器への充電を行わせることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記枚数予測部が予測した前記記録媒体の総枚数が所定値以上の場合、前記連続通紙に先立って前記総枚数に対応する充電終了用の閾値を設定し、該充電終了用の閾値に至るまで前記商用電源から前記蓄電器への充電を行わせることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 原稿上の画像を読み取る画像読み取り部を備え、
    前記枚数予測部は、前記画像読み取り部の原稿読み取り情報に基づき、前記総枚数を予測することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記枚数予測部は、外部から入力されるプリント命令情報に基づき、前記総枚数を予測することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 商用電源により充電される蓄電器と、商用電源及び前記蓄電器から電力供給されて加熱する加熱部と、前記加熱部により加熱される定着部材と、前記蓄電器の蓄電エネルギーを検知する蓄電検知部とを備え、前記定着部材により未定着画像を加熱して記録媒体上に定着させる画像形成装置において、
    複数の記録媒体が連続して前記定着部材を通過する連続通紙が行われる時に前記蓄電エネルギーが閾値以上の場合、前記蓄電器から前記加熱部への電力供給を許可する制御部と、
    前記連続通紙が行われる前に、前記連続通紙が行われることを予測する通紙予測部とを備え、
    前記制御部は、前記連続通紙が行われることが予測された時、連続通紙開始前に、前記蓄電器の蓄電エネルギーが前記閾値未満の場合、前記商用電源から前記蓄電器への充電を行わせることを特徴とする画像形成装置。
  6. 原稿上の画像を読み取る画像読み取り部を備え、
    前記通紙予測部は、前記画像読み取り部の原稿読み取り情報に基づき、前記連続通紙が行われることを予測することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記通紙予測部は、外部から入力されるプリント命令情報に基づき、前記連続通紙が行われることを予測することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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