JP4972239B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着部材を用いてトナー像を記録媒体に熱定着する定着装置を備えた画像形成装置に係り、特に、ロール紙や定型サイズを越える長尺紙をその記録媒体として使用できる複写機、デジタル複合機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ装置等の画像形成装置は、普通紙やOHP等の記録媒体上に画像を形成するが、この画像形成は、画像形成の高速性や画像品質、コストなどから電子写真方式が広く採用されている。かかる電子写真方式は、記録媒体上にトナー像を形成し、形成したトナー像を熱と圧力で記録媒体上に定着する方式であり、定着方式としては安全性等の面からヒートロール方式が現在最も多く採用されている。ヒートロール方式は、ハロゲンヒータなどの発熱部材により加熱される定着ローラと、定着ローラに対向配置される加圧ローラを圧接してニップ部と呼ばれる相互圧接部を形成し、このニップ部でトナー像が転写された記録媒体を通じて加熱する方式である。
近年では、ロール紙や定型サイズを越える長尺紙を使用した、より長距離の長尺通紙が可能な画像形成装置が登場してきている。長尺通紙の場合には、用紙に定着に必要な熱が長時間連続して奪われていくため、熱容量の大きな定着ローラが必要となる。しかしながら熱容量の大きな定着ローラを用いると、通紙を開始できるまでの立ち上がり時間が増大してしまうことが課題となる。そのため従来では、定着ローラの熱容量を大きくせずに、定着ローラ内に補助発熱部を配置して、充電型の補助電源を用いてこれに立ち上がり初期に比較的大容量の電力供給を行って定着ローラを加熱することで、通紙を開始できるまでの立ち上がり時間を短縮する方法が採用されている。
特許文献1には、定着ローラに複数の発熱部を設け、待機状態からの立ち上がり時にこれらを駆動して大電力を得るようにした技術が開示されている。
また特許文献2には、定着装置の補助電源として大容量のキャパシタを用い、その充電電圧を検出して効率的にキャパシタに対する充放電を行わせる技術が開示されている。
また特許文献3には、補助発熱部に供給する電力について電流、電圧を適度に設定した状態での大電力を可能としつつも、発熱部材への突入電流により周辺の回路に不具合を生じることがないように、キャパシタの充電電圧と定着ローラの温度に基づいて、補助発熱部に与える電力を制御する技術が開示されている。
また特許文献4には、コピージョブの所要時間とキャパシタの充電時間に基づいて、画像形成ジョブの所要時間が最短になるように、キャパシタの充電動作および画像形成ジョブの実行を制御し、画像形成ジョブの完了時間を最短化する技術が開示されている。
特開2002-14574号 特開2004-286869号 特開2005-32558号 特開2005-18049号 特開平6-4005号 特開平8-220928号
しかしながら、このような補助電源を利用して通紙開始までの立ち上がり時間を短縮する場合においても、結局、前述のような長尺の記録媒体に対して定着を行う場合には、熱容量の小さい定着ローラを用いる限り、その過程において定着ローラの温度が定着に必要な温度以下となってしまうことがあり、定着不良が生じるといった問題があった。
この問題に対応するため特許文献5には、定形サイズ以上の長尺紙の通紙を判別する判別手段を設け、この判別手段の判別結果に基づいて、複数のヒータの点灯数を制御する技術が開示されている。
しかしながら、この方法によれば、単に長尺紙のサイズによってヒータのオンオフを決定しているため、定着温度が十分であるにも拘わらずに過剰な熱量が定着ローラに与えられるような場合があり、依然として定着工程が安定的に行われにくいという問題がある。
また、特許文献6には、紙サイズ、紙厚、表面性に応じて定着条件を変えることにより、長尺記録紙を通紙する際の定着温度の落ち込みに起因した画質の低下等を防止する技術が開示されている。
しかしながら、この方法によれば、使用する記録媒体の特性のみに基づいて定着ローラへの加熱条件を決定しているが、定着品質は、トナーの特性や使用環境に応じた定着ローラの温度などによっても左右されるために、必ずしも良好な結果が得られにくいという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、長尺の記録媒体に対して定着を行う場合において、熱容量の小さい定着ローラを用いても、安定的に高品質の定着を行える画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、
定着ローラ及び加圧ローラを用いてトナー像を記録媒体に熱定着する定着装置を備えた画像形成装置において、
外部電源と、補助電源と、前記外部電源から供給される電力によって発熱し、前記定着ローラを加熱する主発熱部材と、
前記補助電源から供給される電力によって発熱し、前記定着ローラを加熱する補助発熱部材と、
前記定着部材の表面温度を検出する温度検出手段と、
前記温度検出手段で検出された前記定着ローラの表面温度に基づいて、該定着ローラの表面温度が、記録媒体に対するトナー像の定着に必要な所定の条件を満たしているかを判断する判定部と、
前記判定部により、該定着ローラの表面温度が、記録媒体に対するトナー像の定着に必要な所定の条件を満たしていないと判断された場合に、前記補助電源からの前記補助発熱部材への電力供給を開始させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記定着ローラ及び前記加圧ローラの表面温度に基づいて、前記定着ローラがトナー像に与える定着に必要な供給熱量である定着熱量、及び前記定着ローラにより前記記録媒体に与えられる定着総供給熱量を算出し、
前記定着ローラの表面温度が前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着温度を下回らないこと、
前記定着熱量が前記トナー像をなすトナーの特性値であるトナー定着必要熱量を下回らないこと、及び
前記定着総供給熱量が前記記録媒体の特性値である総定着必要熱量を下回らないこと、
という3つの条件について監視し、
該監視中に前記3つの条件のうちのいずれかが保持できないと判断する場合には、前記補助電源から前記補助発熱部材への電力供給を開始する、
制御を行う、
ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、前記制御部は、前記定着ローラ及び前記加圧ローラとのニップ部で前記記録媒体に与える前記定着熱量、及び、前記ニップ部で前記定着ローラ及び前記加圧ローラが前記記録媒体に与える熱量を、それぞれ個別に(下記数式2に示すように、定着ローラがニップ部で与える定着熱量(J/cm )はQ H 、加圧ローラがニップ部で与える定着熱量(J/cm ))はQ P とする)
(ただし、cは定着ローラと加圧ローラが記録媒体をニップする時間(秒)、Qは定着熱量(J/cm)、√Tはトナー熱取得度(J/cm℃√秒)、√Rは定着ローラまたは加圧ローラのローラ離型層の熱取得度(J/cm℃√秒)、T定着ローラまたは加圧ローラの表面温度(℃)、TTC定着ローラの加圧ローラとの接触面温度)
により算出し、前記定着総供給熱量を
(ただし、Qは定着総供給熱量(J/cm
より求めることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、前記判定部で定められる所定の条件は、使用するトナーの特性によって決定されるトナー定着温度及び記録媒体上のトナー層への定着供給熱量、並びに使用する記録媒体の特性によって決定される該記録媒体への総定着供給熱量のいずれか一つまたは全てをその条件として含んでいることを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1からのいずれかの画像形成装置において、前記補助電源に電気二重層キャパシタを用いたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1からのいずれかの画像形成装置において、前記補助電源に燃料電池を用いたことを特徴とする。
請求項の発明は、請求項1からのいずれかの画像形成装置において、燃料電池で構成される補助電源の燃料の残量を検知する残量検知手段と、前記残量検知手段により検知された燃料の残量が所定値以下となった場合にこれを通知する残量通知手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、定着部材の表面温度が、記録媒体に対するトナー像の定着に必要な所定の条件を満たしていない場合には、補助電源からの補助発熱部材への電力供給が開始されるので、ロール紙や定型サイズを越える長尺紙をその記録媒体として使用する場合においても、その定着工程において定着不良が生じるような問題が回避され、良好な画像形成が可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る電子写真方式の複写機やプリンタ装置等の画像形成装置、特にロール紙や定型サイズを越える長尺紙をその記録媒体として使用できる画像形成装置を概念的に示す断面図である。図において、本発明に係る画像形成装置は、給紙部100の上部に画像形成部200を備え、更に画像形成部200の上部に読取部(スキャナ部)300を備えて構成されている。
読取部300の原稿台301上に置かれた原稿は、1枚ずつ読取部300に給紙され、密着イメージセンサー(CIS)302により画像読み取りされ、その後に排紙トレイ上に排紙される。詳細には、原稿台301上に置かれる原稿は、図示しないサイドフェンスによりその幅方向が揃えられ、給紙ローラ303により給紙されて、密着イメージセンサー302下に搬送される。原稿台301上には、図示しない原稿幅検知センサ及び原稿長さ検知センサが設けられている。両センサにより、原稿台301から送られる原稿のサイズを検知する。密着イメージセンサー302下の原稿は、LEDアレイや蛍光灯などの光源により露光され、その反射光がロッドレンズアレイを通り、密着イメージセンサー302上に結像され、これが光電変換される。原稿読み取り終了後は、原稿は搬送ローラ304によって本体後部側の排紙トレイ上に排紙されか、またはさらに排紙ローラ305によって本体上部側の排紙トレイ上に排紙される。
画像形成部200は、作像部201、定着部202、排紙部203を有しており、密着イメージセンサー302で読み取られ、光電変換された画像信号は、ここで画像処理される。LED書込部204により、帯電器よって一様に帯電した感光体205上に前記画像の静電潜像を形成する。画像形成部200は、給紙部100から給送された記録用紙に対して原稿画像の複写を行い、その用紙は排紙部203を経て、画像形成部200上面の排紙トレイ206、あるいは画像形成部200後方の排紙トレイ207に排出される。
給紙部100は、上下2段のロール紙トレイ101、102を有している。このロール紙トレイ101、102は、装置筐体から図の左方向に引き出し可能となっており、トレイを引き出した状態でロール紙のセットやジャム処理を行うように構成されている。ロール紙トレイ101、102には、夫々2つずつロール紙をセットすることができる。紙管の周囲に巻装された各ロール紙103〜106は、一対のペーパーホルダ107〜110を介して給紙部100にセットされる。各ロール紙に対する給紙ローラ111〜114がロール紙近傍に配設されている。各給紙ローラ111〜114により送り出されたロール紙は、トレイ前面側(図の左側)に設けられたロールカッターユニット115、116で一定の長さに切断され、画像形成部200へと送り込まれる。
このカットされて送り込まれたロール紙は、レジストローラ208にて作像タイミングとの同期を取り、感光体205に導かれ、感光体205上に形成された画像を転写部209により転写され、分離部210により感光体205から分離されて搬送ベルト211で定着部202へ導かれ、熱的に画像を定着される。画像を定着されたロール紙は、排紙部203をなす排紙ローラ212、213によって排紙される。排紙方向は分岐爪214により切り替えられ、画像形成部200上面の排紙トレイ206側、または画像形成部200後方の排紙トレイ207側となる。定着部202と排紙ローラ212の間には排紙センサ215が、また排紙ローラ212と排紙ローラ213の間には排紙センサ216が設けてあり、これら排紙センサ215、216によってロール紙が排紙部203にあるか否かを判別できるようになっている。また図示は省略するが、画像形成部200には、排紙ローラ212、213を駆動する駆動制御手段を備えるとともに、読取部300には動作のスタート指示や、搬送するロール紙の情報であるリピートコピーや長尺通紙情報を入力するための操作部を設けてある。
図2は、図1に示した定着部202の細部を拡大して概念的に示した断面図である。図には、定着ローラ20と、これに対向配置された加圧ローラ21と、定着ローラ20内に配置される2つのヒータ(主ヒータ22及び補助ヒータ23)と、主ヒータ22に電力供給を行う外部電源たるAC電源24と、補助ヒータ23に電力供給を行う補助電源25と、定着ローラ20及び加圧ローラ21の表面温度を検出する温度検出手段26及び27と、定着ローラに回転駆動力を与えるための好ましくはサーボモータからなる電磁モータ28と、電磁モータ28の回転駆動力を定着ローラ20に伝達するための中継ギヤ29とが示されている。
定着ローラ20は、円筒形状の金属管に離型層を配置して構成され、その内部長手方向に沿って配置された2本のヒータ22及び23によって規定の温度まで加熱されるものである。定着ローラ20は、好ましくは円筒形状のアルミ管または炭素鋼管の表層にシリコン樹脂層を設けて構成することができる。加圧ローラ21は、金属管にゴム層と離型層を配置して構成され、定着ローラ20に圧接されている。加圧ローラ21は、好ましくは中実円柱のアルミ管または炭素鋼管に、シリコーンゴム層を、その表層にシリコン樹脂チューブを配置して構成することができる。定着ローラ20と加圧ローラ21は、電磁モータ28からの回転駆動力を中継ギヤ29を介して伝達されて回転駆動し、そのニップ間に、前記転写部209を通過してその表面にトナーの未定着画像を備えた用紙Pを通過させることによって、これに加熱と加圧を同時に与えて、像を定着させるものである。ヒータ22及び23は、温度検出手段26及び27で検出される定着ローラ20及び加圧ローラ21の表面温度に基づいて算出される制御条件に従って点灯制御され、これによって定着ローラ20と加圧ローラ21とのニップ部Nでの定着総供給熱量Q が画像定着に適した熱量に制御される。
主ヒータ22は、AC電源24から与えられる電力によって加熱駆動される。また補助ヒータ23は、充放電可能な補助電源25から与えられる電力によって加熱駆動される。好適な実施例において、これら主ヒータ22及び補助ヒータ23は、ハロゲンヒータ、ニクロム線ヒータ、またはIHヒータである。また、前記電磁モータ28は、好ましくはサーボモータであり、前記温度検出手段26及び27は、好ましくはサーミスタまたは温度センサである。
図3は、定着装置の一実施例の構成を示す回路図である。図には、定着装置の主ヒータ22及び補助ヒータ23と、主ヒータ22に電力供給するAC電源24と、AC電源24から主ヒータ22への電力供給をオンオフする制御スイッチ30と、補助ヒータ23に電力供給を行う補助電源25と、AC電源24から電力を受けて補助電源25に充電を行う充電器31と、充放電切替手段32と、定着ローラ20の表面温度を検出する温度検出手段26と、加圧ローラ21の表面温度を検出する温度検出手段27と、これらの温度検出手段26及び27で測定した温度や他の制御情報に基づいて前記充放電切替手段32を切替制御する制御部33と、補助電源25の電圧を検出する電圧センサ34とが示されている。
AC電源24は、主ヒータ22に電力供給を行い、この電力供給は制御スイッチ30のオンオフによって制御される。前述の定着ローラ20は、主としてAC電源24で駆動される主ヒータ22の加熱によって規定温度を維持する。
補助電源25は、AC電源24から電力供給を受ける充電器31によって充電可能な電源であり、補助ヒータ23に電力供給を行うことによって、主ヒータ22による定着ローラ20の加熱を補助する役割を有している。従って、この補助ヒータ23は、画像形成装置の立ち上がり時や待機状態からの復帰時、及び主電源からの最大電力を超える電力供給が必要とされる時に駆動して、装置の起動を早めたり定着ローラ20を安定的に温度調整できるようにする。
好適な実施例においては、補助電源25として、電気二重層キャパシタが用いられる。電気二重層キャパシタは、その特性から、数分程度の急速な充電が可能であると共に、放電初期には高い電圧で電力供給が可能であり、立ち上がり時やオフモードからの復帰時にはこの初期放電特性が有効活用される。電気二重層キャパシタはまた、その寿命がほぼ無制限であり、繰り返しの充放電による劣化も少ないので、本発明における補助電源として用いるのに最適なものである。
補助電源25は、充放電切替手段32の切替えによって、充電器31からの充電が可能となると共に、補助ヒータ23への放電が可能となる。この回路構成において、充電器31は、AC電源24が主ヒータ22に通電されていないときにこれに接続され、また、補助電源25が補助ヒータ23に通電されていないときにこの補助電源25に充電を行う。
制御部33は、温度検出手段26及び27で測定した温度に基づいて算出される制御条件に従って、充放電切替手段32を切替制御する。以下に、この制御部33で規定される制御条件について説明する。
図4は、図2におけるローラのニップ部を拡大して概念的に示した断面図である。図において、定着ローラ20と加圧ローラ21が圧接する部分、すなわちローラのニップ部Nにおいて、これらローラ20及び21と、用紙Pのトナー層P1及び用紙層P2の間で熱の授受が行われる。ここで、定着ローラ20がトナー層P1に与える定着に必要な供給熱量、すなわち定着熱量Qは、図5の式(1)により算出される。同様に、加圧ローラ21が与える定着熱量Qもこの式(1)により算出される。そして、用紙P2に与えられる定着総供給熱量Qは、式(2)に示されるようにこれらの総和で求められる。
制御部33は、定着ローラ20及び加圧ローラ21の表面温度に基づいて、前記定着熱量Q 及び前記定着総供給熱量Qを算出する。そして、定着ローラ20の表面温度がトナー定着温度を下回らないこと、定着熱量Qがトナー特性値であるトナー定着必要熱量を下回らないこと、及び定着総供給熱量Qが用紙特性値である総定着必要熱量を下回らないことを内部で演算を行いながら監視する。そしてこれらの条件のうちのいずれかが保持できないと判断する場合には、充放電切替手段32を切り替えて補助電源25を補助ヒータ23に接続し、これを加熱する。
次に、長尺通紙を行う場合の前記制御部33の制御タイミングについて、タイミングチャートを用いて説明する。図6は、補助電源として電気二重層キャパシタを用いたときの、(A)定着ローラの表面温度推移、(B)ヒータの総消費電力推移、(C)AC電源で駆動される主ヒータの消費電力推移、(D)補助電源で駆動される補助ヒータの消費電力推移、(E)補助電源への充電のオン・オフタイミングをそれぞれ示している。
図において、t1区間は、定着ローラを設定定着温度まで立上げている区間であり、この例ではこの区間はAC電源のみ駆動して主ヒータのみを加熱している。もっとも、このt1区間で補助電源である電気二重層キャパシタから電力供給を行い補助ヒータ23を発熱させることで、設定定着温度までの到達時間を短縮することが可能である。
次いで、t2区間は、画像形成装置がコピー原稿の読み込み、プリンタのジョブ読み込みを待つ状態、またはこれらの読み込みが行われていない待機状態にある区間である。この区間は、定着設定温度を保持させるためにAC電源のオン・オフが行われ主ヒータがパルス的に駆動される。ここで、電圧センサ34により検出された電圧に基づいて補助電源に充電する余地が残っていると判断される場合、AC電源が主ヒータ22に使用されていない間はAC電源の電力は補助電源への充電のために使用される。電圧センサ34により補助電源が規定充電量まで充電されたことが検出された場合は、次に充電する余地を電圧センサ34が検出するまで補助電源への充電は停止される。
次にt3〜t4区間は、スキャナ部での原稿の読み込み終了後、またはプリンタジョブの読み込み終了後に、通紙を開始して定着装置による定着工程を実行する区間である。定着工程の最初の段階においては、AC電源による主ヒータのみに電力供給が行われる。t3区間において、定着部への通紙の結果、定着ローラの熱が奪われていき、その温度が徐々に低下していく様子が示されている。
この区間において、前記制御部33は、定着ローラ20及び加圧ローラ21の表面温度に基づいて、前記定着熱量Q及び前記定着総供給熱量Qを算出し、定着ローラ20の温度がトナー定着温度を下回らないこと、定着熱量Qがトナー定着必要熱量を下回らないこと、及び定着総供給熱量Qが総定着必要熱量を下回らないことを監視している。
図において、定着ローラの表面温度が低下していくと、制御部34は前記条件のうちのいずれかが保持できないと判断して、補助電源25を駆動して補助ヒータ23の加熱を開始する(t3区間の終わり)。なお、t1区間の立ち上がり時よりもt3区間のAC電力が小さく示されている理由は、コピー動作時においてはAC電力の一部がDC電力に変換されて他の機構の動作に使用されているからである。
t4区間では、AC電源からの主ヒータへの電力供給を行いながら、補助電源である電気二重層キャパシタから補助ヒータに電力が供給されている様子が示されている。すなわちこの区間、(B)に示されるように、ヒータ総消費電力は、主ヒータ消費電力(C)と補助ヒータ消費電力(D)を合わせた電力となり、この総消費電力により定着ローラの温度が、定着必要条件以上に上昇される。補助電源として利用される電気二重層キャパシタは、放電を続けると出力が低下していくことが知られており、その放電曲線はキャパシタの容量、出力設定などによって決定されるものである。
t5区間は、用紙の通紙が終わり、AC電源から電力を主ヒータに供給して定着ローラの表面温度を再び設定定着温度まで復帰させる区間である。この区間で補助電力を補助ヒータに供給すれば、定着設定温度到達までの時間を短縮することもできる。
t6区間は、コピー原稿の読み込み、プリンタのジョブ読み込みを待つ状態、またはそれらの読み込みが行われていない待機状態であり、定着設定温度を保持させるためにAC電源のオン・オフが行われる。この区間において、補助電源に充電する余地が残っていると判断される場合には、AC電源が主ヒータに使用されていない間は、その電力は補助電源の充電用に使用される。電圧センサ34により補助電源が規定充電量まで充電されたことが検出された場合は、次に充電する余地を電圧センサ34が検出するまで補助電源への充電は停止される。
このようにして定着工程において、定着ローラが用紙に対するトナー像の定着に必要な所定の条件を満たしていないと判断されると、補助電源による補助ヒータの発熱が開始されるので、ロール紙のような長尺の用紙を定着する場合においても、定着がその工程の全区間にわたって良好に行われることとなり、高い印字品質が得られるようになるものである。
好適な他の実施例においては、補助電源25として、燃料交換可能な燃料電池が用いられる。燃料電池は、その出力電圧が安定しており、これを補助電源に用いる場合には、定着ローラの温度をコントロールし易いという利点があると共に、燃料を交換することによって、恒久的な使用ができるという利点がある。図7は、補助電源として燃料電池を用いたときの、(A)定着ローラの温度推移、(B)ヒータの総消費電力推移、(C)AC電源で駆動される主ヒータの消費電力推移、(D)補助電源で駆動される補助ヒータの消費電力推移、(E)補助電源として用いられる燃料電池の燃料残量をそれぞれ示している。
図において、t1区間は、定着ローラの接触面温度を設定定着温度まで立上げている区間であり、この例ではこの区間はAC電源のみ駆動して主ヒータのみを加熱している。もっとも、このt1区間で補助電源である燃料電池から電力供給を行い補助ヒータ23を発熱させることで、設定定着温度までの到達時間を短縮することが可能である。
次いで、t2区間は、画像形成装置がコピー原稿の読み込み、プリンタのジョブ読み込みを待つ状態、またはこれらの読み込みが行われていない待機状態にある区間である。この区間は、定着設定温度を保持させるためにAC電源のオン・オフが行われ主ヒータがパルス的に駆動される。ここで、電圧センサ34により検出された電圧に基づいて補助電源に充電する余地が残っていると判断される場合、AC電源が主ヒータ22に使用されていない間はAC電源の電力は補助電源への充電のために使用される。電圧センサ34により補助電源が規定充電量まで充電されたことが検出された場合は、次に充電する余地を電圧センサ34が検出するまで補助電源への充電は停止される。
次にt3〜t4区間は、スキャナ部での原稿の読み込み終了後、またはプリンタジョブの読み込み終了後に、通紙を開始して定着装置による定着工程を実行する区間である。定着工程の最初の段階においては、AC電源による主ヒータのみに電力供給が行われる。t3区間において、定着部への通紙の結果、定着ローラの熱が奪われていき、その温度が徐々に低下していく様子が示されている。
この区間において、前記制御部33は、定着ローラ20及び加圧ローラ21の表面温度に基づいて、前記定着熱量Q及び前記定着総供給熱量Qを算出し、定着ローラ20の温度がトナー定着温度を下回らないこと、定着熱量Qがトナー定着必要熱量を下回らないこと、及び定着総供給熱量Qが総定着必要熱量を下回らないことを監視している。
図において、定着ローラの温度が低下していくと、制御部34は前記条件のうちのいずれかが保持できないと判断して、補助電源25を駆動して補助ヒータ23の加熱を開始する(t3区間の終わり)。なお、t1区間の立ち上がり時よりもt3区間のAC電力が小さく示されている理由は、コピー動作時においてはAC電力の一部がDC電力に変換されて他の機構の動作に使用されているからである。
t4区間では、AC電源からの主ヒータへの電力供給を行いながら、補助電源である燃料電池から補助ヒータに電力が供給されている様子が示されている。すなわちこの区間、(B)に示されるように、ヒータ総消費電力は、主ヒータ消費電力(C)と補助ヒータ消費電力(D)を合わせた電力となり、この総消費電力により定着ローラの温度が、定着必要条件以上に上昇される。(A)において、補助電池に燃料電池を用いた場合には、先の電気二重層キャパシタを用いた場合とは異なり、定着ローラの温度が直線的に上昇していく様子が示されている。補助電源として利用される燃料電池は、放電を行うことにより燃料が減少していくことが知られており、その燃料残量は常に監視し、操作部にて使用者に燃料残量を通知できるように構成する。燃料電池の燃料はカートリッジ式のような交換が容易な構成とすることが好ましい。
t5区間は、用紙の通紙が終わり、AC電源から電力を主ヒータに供給して定着ローラの表面温度を再び設定定着温度まで復帰させる区間である。この区間で補助電力を補助ヒータに供給すれば、定着設定温度到達までの時間を短縮することもできる。
t6区間は、コピー原稿の読み込み、プリンタのジョブ読み込みを待つ状態、またはそれらの読み込みが行われていない待機状態であり、定着設定温度を保持させるためにAC電源のオン・オフが行われる。この区間において、補助電源に充電する余地が残っていると判断される場合には、AC電源が主ヒータに使用されていない間は、その電力は補助電源の充電用に使用される。電圧センサ34により補助電源が規定充電量まで充電されたことが検出された場合は、次に充電する余地を電圧センサ34が検出するまで補助電源への充電は停止される。
このようにして定着工程において、定着ローラが用紙に対するトナー像の定着に必要な所定の条件を満たしていないと判断されると、補助電源による補助ヒータの発熱が開始されるので、ロール紙のような長尺の用紙を定着する場合においても、定着がその工程の全区間にわたって良好に行われることとなり、高い印字品質が得られるようになるものである。
前記実施例において制御部34は、定着ローラ20の表面温度がトナー定着温度を下回らないこと、定着熱量Qがトナー特性値であるトナー定着必要熱量を下回らないこと、及び定着総供給熱量Qが用紙特性値である総定着必要熱量を下回らないことの条件のうちのいずれかが保持できないと判断する場合に、補助ヒータ23を加熱するよう構成した。しかし、そのうちの2つの条件またはその全ての条件が保持できないと判断する場合に、補助ヒータの加熱を行うように構成することもできる。
図1は、本発明に係る電子写真方式の複写機やプリンタ装置等の画像形成装置を概念的に示す断面図である。 図2は、図1に示した定着部の細部を拡大して概念的に示した断面図である。 図3は、定着装置の一実施例の構成を示す回路図である。 図4は、図2におけるローラのニップ部を拡大して概念的に示した断面図である。 図5は、定着ローラがトナー層に与える定着供給熱量及び用紙に与えられる定着総供給熱量を求める算出式を示した図である。 図6は、補助電源として電気二重層キャパシタを用いたときの制御のタイミングチャートである。 図7は、補助電源として燃料電池を用いたときの制御のタイミングチャートである。
符号の説明
20 定着ローラ
21 加圧ローラ
22 主ヒータ
23 補助ヒータ
24 AC電源
25 補助電源
26、27 温度検出手段
28 電磁モータ
29 中継ギヤ
30 制御スイッチ
31 充電器
32 充放電切替手段
33 制御部
34 電圧センサ
N ニップ部
P 用紙
P1 トナー層
P2 用紙層
100 給紙部
101、102 ロール紙トレイ
103〜106 ロール紙
107〜110 ペーパーホルダ
111〜114 給紙ローラ
115、116 ロールカッターユニット
200 画像形成部
201 作像部
202 定着部
203 排紙部
204 LED書込部
205 感光体
206、207 排紙トレイ
208 レジストローラ
209 転写部
210 分離部
211 搬送ベルト
212、213 排紙ローラ
214 分岐爪
215、216 排紙センサ
300 読取部
301 原稿台
302 密着イメージセンサー
303 給紙ローラ
304 搬送ローラ
305 排紙ローラ

Claims (6)

  1. 定着ローラ及び加圧ローラを用いてトナー像を記録媒体に熱定着する定着装置を備えた画像形成装置において、
    外部電源と、補助電源と、前記外部電源から供給される電力によって発熱し、前記定着ローラを加熱する主発熱部材と、
    前記補助電源から供給される電力によって発熱し、前記定着ローラを加熱する補助発熱部材と、
    前記定着部材の表面温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段で検出された前記定着ローラの表面温度に基づいて、該定着ローラの表面温度が、記録媒体に対するトナー像の定着に必要な所定の条件を満たしているかを判断する判定部と、
    前記判定部により、該定着ローラの表面温度が、記録媒体に対するトナー像の定着に必要な所定の条件を満たしていないと判断された場合に、前記補助電源からの前記補助発熱部材への電力供給を開始させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記定着ローラ及び前記加圧ローラの表面温度に基づいて、前記定着ローラがトナー像に与える定着に必要な供給熱量である定着熱量、及び前記定着ローラにより前記記録媒体に与えられる定着総供給熱量を算出し、
    前記定着ローラの表面温度が前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着温度を下回らないこと、
    前記定着熱量が前記トナー像をなすトナーの特性値であるトナー定着必要熱量を下回らないこと、及び
    前記定着総供給熱量が前記記録媒体の特性値である総定着必要熱量を下回らないこと、
    という3つの条件について監視し、
    該監視中に前記3つの条件のうちのいずれかが保持できないと判断する場合には、前記補助電源から前記補助発熱部材への電力供給を開始する、
    制御を行う、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、前記制御部は、前記定着ローラ及び前記加圧ローラとのニップ部で前記記録媒体に与える前記定着熱量、及び、前記ニップ部で前記定着ローラ及び前記加圧ローラが前記記録媒体に与える熱量を、それぞれ個別に(下記数式2に示すように、定着ローラがニップ部で与える定着熱量(J/cm )はQ H 、加圧ローラがニップ部で与える定着熱量(J/cm ))はQ P とする)
    (ただし、cは定着ローラと加圧ローラが記録媒体をニップする時間(秒)、Qは定着熱量(J/cm)、√Tはトナー熱取得度(J/cm℃√秒)、√Rは定着ローラまたは加圧ローラのローラ離型層の熱取得度(J/cm℃√秒)、T定着ローラまたは加圧ローラの表面温度(℃)、TTC定着ローラの加圧ローラとの接触面温度)
    により算出し、前記定着総供給熱量を
    (ただし、Qは定着総供給熱量(J/cm
    より求めることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記判定部で定められる所定の条件は、使用するトナーの特性によって決定されるトナー定着温度及び記録媒体上のトナー層への定着供給熱量、並びに使用する記録媒体の特性によって決定される該記録媒体への総定着供給熱量のいずれか一つまたは全てをその条件として含んでいることを特徴とする請求項1または2の画像形成装置。
  4. 前記補助電源に電気二重層キャパシタを用いたことを特徴とする請求項1から3のいずれかの画像形成装置。
  5. 前記補助電源に燃料電池を用いたことを特徴とする請求項1から4のいずれかの画像形成装置。
  6. 燃料電池で構成される補助電源の燃料の残量を検知する残量検知手段と、前記残量検知手段により検知された燃料の残量が所定値以下となった場合にこれを通知する残量通知手段とを備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかの画像形成装置。
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