JP2007198899A - ナビゲーション装置及び方法、並びにナビゲーションプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】案内地点までの距離をユーザが視覚的、感覚的にわかりやすいように案内情報を提示する。
【解決手段】利用者が指定するなどして決定された目的地までの経路を探索し、移動体の移動速度を検出するとともに、経路探索により得られた案内経路に含まれる案内地点及び当該案内地点における案内情報、並びに移動体の現在位置を表示する。ここで、経路誘導中の表示において、移動体の現在位置を示す現在位置を表示画面中の固定位置に表示する。また、現在位置表示体に対して相対的に移動する移動表示体を表示するとともに、移動表示体上の案内地点に対応する位置に案内情報表示体を表示する。移動表示体は、例えば円盤状又は線状の表示体とすることができ、移動体の移動速度に応じて回転又は流動速度が変化する。また、移動表示体上の案内地点に対応する位置に、案内情報表示体が表示される。案内情報表示体は進行方向を示す矢印などの図案とすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動体のナビゲーション装置に関する。
車両などの移動体の移動に伴い、目的地までのルート上で進行方向などを表示するナビゲーション装置が知られている。既知のナビゲーション装置は、経路誘導において、移動体が交差点などの案内地点に近づくと、表示装置の画面に移動体の進行方向を示す矢印などの案内情報を表示する。また、既知のナビゲーション装置には、矢印などの案内情報に加えて、移動体の現在位置から交差点までの距離を数字などで表示するものもある。このようなナビゲーション装置の例が、特許文献1乃至4に記載されている。
特開2005−172564号公報 特開2005−127937号公報 特開2005−77187号公報 特開2001−272242号公報
しかしながら、上記のように進行方向を示す矢印を表示するとともに、案内地点までの距離を数字で表示する案内表示では、次の案内地点までの距離を感覚的に把握しにくく、右折、左折などの操作を行うタイミングを認識しにくい。
本発明が解決しようとする課題には、上記のようなものが例として挙げられる。本発明は、ナビゲーション装置における経路誘導において、案内地点までの距離をユーザが視覚的、感覚的にわかりやすいように案内情報を提示することを課題とする。
請求項1に記載の発明では、ナビゲーション装置は、目的地までの案内経路を探索する経路探索手段と、移動体の移動速度を検出する移動検出手段と、前記案内経路に含まれる案内地点及び当該案内地点における案内情報、並びに移動体の現在位置を表示装置の表示画面に表示する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記移動体の現在位置を示す現在位置表示体を前記表示画面中の固定位置に表示する手段と、前記移動検出手段により検出された前記移動体の移動速度に対応する移動速度で、前記現在位置表示体に対して相対的に移動する移動表示体を前記表示画面中に表示する手段と、前記移動表示体上の案内地点に対応する位置に、案内情報表示体を表示する手段と、を有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明では、移動体の現在位置を測位する測位装置及びコンピュータを備える装置において実行されるナビゲーション方法は、目的地までの案内経路を探索する経路探索工程、前記測位装置を用いて、移動体の移動速度を検出する移動検出工程、及び、前記案内経路に含まれる案内地点及び当該案内地点における案内情報、並びに移動体の現在位置を表示装置の表示画面に表示する表示制御工程、を備え、前記表示制御工程は、前記移動体の現在位置を示す現在位置表示体を前記表示画面中の固定位置に表示する工程と、前記移動検出手段により検出された前記移動体の移動速度に対応する移動速度で、前記現在位置表示体に対して相対的に移動する移動表示体を前記表示画面中に表示する工程と、前記移動表示体上の案内地点に対応する位置に、案内情報表示体を表示する工程と、を有することを特徴とする。
請求項8に記載の発明では、移動体の現在位置を測位する測位装置及びコンピュータを備える装置において実行されるナビゲーションプログラムは、目的地までの案内経路を探索する経路探索手段、移動体の移動速度を検出する移動検出手段、及び、前記案内経路に含まれる案内地点及び当該案内地点における案内情報、並びに移動体の現在位置を表示装置の表示画面に表示する表示制御手段、として前記コンピュータを機能させ、前記表示制御手段は、前記移動体の現在位置を示す現在位置表示体を前記表示画面中の固定位置に表示する手段と、前記移動検出手段により検出された前記移動体の移動速度に対応する移動速度で、前記現在位置表示体に対して相対的に移動する移動表示体を前記表示画面中に表示する手段と、前記移動表示体上の案内地点に対応する位置に、案内情報表示体を表示する手段と、を有することを特徴とする。
本発明の1つの実施形態では、ナビゲーション装置は、目的地までの案内経路を探索する経路探索手段と、移動体の移動速度を検出する移動検出手段と、前記案内経路に含まれる案内地点及び当該案内地点における案内情報、並びに移動体の現在位置を表示装置の表示画面に表示する表示制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記移動体の現在位置を示す現在位置表示体を前記表示画面中の固定位置に表示する手段と、前記移動検出手段により検出された前記移動体の移動速度に対応する移動速度で、前記現在位置表示体に対して相対的に移動する移動表示体を前記表示画面中に表示する手段と、前記移動表示体上の案内地点に対応する位置に、案内情報表示体を表示する手段と、を有する。
上記のナビゲーション装置は、移動体としての車両などに搭載されるカーナビゲーション装置、人間が所持して移動する携帯型端末装置などにより構成される。ナビゲーション装置は、移動体の移動速度を検出する移動検出手段を備える。移動検出手段は、例えばGPS装置などにより構成される。経路探索手段は、利用者が指定するなどして決定された目的地までの経路を探索する。そして、表示制御手段は、経路探索により得られた案内経路に含まれる案内地点及び当該案内地点における案内情報、並びに移動体の現在位置を表示装置の表示画面に表示する。移動体が車両や人間などである場合、案内地点は例えば交差点などであり、案内情報は例えばその交差点を右折、左折するなどの指示情報である。ナビゲーション装置は、これらの情報を表示装置の表示画面に表示することにより、利用者を案内経路に沿って目的地へ誘導する。なお、案内地点とは、探索されたルート上において移動体が進行方向などを変更する必要があるため、ナビゲーション装置が案内情報を表示する地点をいい、例えば交差点、高速道路の出入口、経由地などが含まれる。
ここで、表示制御手段は、経路誘導中の表示において、移動体の現在位置を示す現在位置表示体を表示画面中の固定位置に表示する。また、移動体の移動速度に対応する移動速度で、現在位置表示体に対して相対的に移動する移動表示体を表示画面中に表示するとともに、移動表示体上の案内地点に対応する位置に案内情報表示体を表示する。移動表示体は、例えば円盤状又は線状の表示体とすることができ、移動体の移動速度に応じて回転又は流動速度が変化する。また、移動表示体上の案内地点に対応する位置に、案内情報表示体が表示される。案内情報表示体は例えば進行方向を示す矢印などの図案とすることができる。よって、現在位置表示体に対する、移動表示体の相対的な移動を見ることにより、利用者は、次以降の案内地点までの距離を視覚的、直感的に容易に知ることができる。
上記のナビゲーション装置の一態様では、前記表示制御手段は、案内経路上の次の案内地点に対応する案内情報を文字表示する。よって、利用者は次の案内地点における進行方向などを常に意識することができる。
上記のナビゲーション装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記移動表示体上に、所定距離間隔で等距離マークを表示する手段を有する。移動表示体は移動体の移動速度に対応する速度で移動するので、等距離マークを見ることにより、移動体の速度や次の案内地点が到来するまでの時間などをより正確に知ることができる。
上記のナビゲーション装置の他の一態様では、前記等距離マークは、前記案内経路に関連するイベントの存在を示すイベントマークを含み、前記表示制御手段は、前記移動表示体上の前記イベントマークが前記現在位置表示体の位置に到来したときに、対応するイベント情報を表示する手段を有する。この態様では、利用者は、案内経路上に用意されたイベント情報、例えば観光情報などを見ることができる。この際、イベントマークは等距離マークとして機能しているので、イベント情報を提示するために新たなマークなどを用意する必要がない。
好適な実施例では、前記移動表示体は、前記移動体の移動速度に応じた回転速度で回転する円盤形状の表示体であり、前記等距離マークは、前記円盤形状の表示体の側面に表示される。他の好適な実施例では、前記移動表示体は、前記移動体の移動速度に応じた速度で流動する線状表示体であり、前記等距離マークは、前記線状表示体上に表示される。
本発明の他の実施形態では、移動体の現在位置を測位する測位装置及びコンピュータを備える装置において実行されるナビゲーション方法は、目的地までの案内経路を探索する経路探索工程、前記測位装置を用いて、移動体の移動速度を検出する移動検出工程、及び、前記案内経路に含まれる案内地点及び当該案内地点における案内情報、並びに移動体の現在位置を表示装置の表示画面に表示する表示制御工程、を備え、前記表示制御工程は、前記移動体の現在位置を示す現在位置表示体を前記表示画面中の固定位置に表示する工程と、前記移動検出手段により検出された前記移動体の移動速度に対応する移動速度で、前記現在位置表示体に対して相対的に移動する移動表示体を前記表示画面中に表示する工程と、前記移動表示体上の案内地点に対応する位置に、案内情報表示体を表示する工程と、を有する。
本発明のさらに他の実施形態では、移動体の現在位置を測位する測位装置及びコンピュータを備える装置において実行されるナビゲーションプログラムは、目的地までの案内経路を探索する経路探索手段、移動体の移動速度を検出する移動検出手段、及び、前記案内経路に含まれる案内地点及び当該案内地点における案内情報、並びに移動体の現在位置を表示装置の表示画面に表示する表示制御手段、として前記コンピュータを機能させ、前記表示制御手段は、前記移動体の現在位置を示す現在位置表示体を前記表示画面中の固定位置に表示する手段と、前記移動検出手段により検出された前記移動体の移動速度に対応する移動速度で、前記現在位置表示体に対して相対的に移動する移動表示体を前記表示画面中に表示する手段と、前記移動表示体上の案内地点に対応する位置に、案内情報表示体を表示する手段と、を有する。また、上記のナビゲーションプログラムは、記憶媒体に記憶して取り扱うことができる。
移動体としての車両に搭載されたナビゲーション装置、又は携帯型端末装置などにおいて、上記のナビゲーション方法を実施し、又は、上記のナビゲーションプログラムを実行することにより、上記のナビゲーション装置を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。なお、以下の説明は、本発明を携帯型端末装置(以下、単に「端末装置」とも呼ぶ。)に適用した例を示す。なお、携帯型端末装置とは、例えば携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯型PC、携帯型ゲーム機などを含む。但し、本発明は車両などの移動体に搭載されるカーナビゲーション装置などの一般的な移動体ナビゲーション装置に適用することも可能である。
[端末装置の構成]
図1に、端末装置1の概略構成を示す。端末装置1は、入力装置2、GPS(Global Positioning System)装置3、記憶装置4、演算装置5及び表示装置6を備える。入力装置2は、端末装置1に設けられた入力キー、操作ボタン、タッチパネル、ジョイスティックなどにより構成され、利用者が指示、選択などを入力する際に使用される。
GPS装置3は、複数の衛星からの信号を受信することにより、移動体の現在位置を測位する。本実施例では、利用者が所持する端末装置1の現在位置を測位する。現在位置は、通常、緯度、経度などで示される。
記憶装置4は、主として地図データを記憶する。この地図データは、目的地までの経路探索処理、及び、経路探索により得られた案内経路に沿って利用者を誘導する経路誘導処理において使用される。また、記憶装置4には、演算装置5が実行すべき各種のプログラムが記憶される。上記の経路探索処理や経路誘導処理は、具体的には記憶装置4内に記憶された経路探索プログラムや経路誘導プログラムを、演算装置5が実行することにより実現される。
表示装置6は、経路誘導処理において、利用者に案内情報を表示するための装置である。表示装置6は、端末装置1の種類により異なるが、一般的には小型の液晶パネルなどにより構成される。
演算装置5は、記憶装置4に記憶されている各種のプログラムを実行することにより、端末装置1の各処理を行う。
[表示例]
本発明は、経路探索により求められた案内経路に基づいて経路誘導を行う際、端末装置1の移動速度に応じた移動表示体を表示することにより、視覚的、直感的に案内地点までの距離を容易に把握できるようにする点に特徴を有する。
(第1の表示例)
経路誘導処理における1つの表示例を図2に示す。この表示例では、図2に示すように、表示装置6の表示画面10には、移動表示体としての円盤状表示体11が表示される。円盤状表示体11は、移動体である端末装置1の移動速度に応じた速度で矢印の方向に回転する。
また、表示画面10には、端末装置1の現在位置を示す現在位置表示体として、現在位置バー12が表示される。現在位置バー12は、表示画面10内の所定位置に固定された状態で表示されるので、移動体である端末装置1が移動しても、現在位置バー12の表示位置は変わらない。
このように、円盤状表示体11は、位置が固定された現在位置バー12に対して相対的に回転移動する。また、円盤状表示体11の回転速度は、移動体である端末装置1の移動速度に対応している。よって、視覚的には、円盤状表示体11の回転は、移動体である端末装置1の案内経路上における移動を示すものとなる。即ち、端末装置1が高速で移動していれば円盤状表示体11は高速で回転し、端末装置1が低速で移動していれば円盤状表示体11は低速で回転する。
円盤状表示体11の側面には、等間隔で複数の等距離マーク15が設けられている。よって、等距離マーク15の間隔は所定の移動距離を示すことになる。移動体である端末装置1が高速で移動しているときには、円盤状表示体11は高速で回転し、所定時間内に多数の等距離マーク15が現在位置バー12を通過することになる。利用者は、等距離マーク15の移動速度により、端末装置1の移動速度を直感的に容易に知ることができる。
また、等距離マーク15は、通常の等距離マーク15aと、イベントマーク15bとを含む。イベントマーク15bは等距離マークとしての機能を有するが、それに加えて、その位置において何らかのイベント情報が用意されていることを示している。このため、イベントマーク15bは、通常の等距離マーク15aとは異なる態様で表示される。図2の例では、イベントマーク15bは網掛けの円形状のマークとして表示され、通常の等距離マーク15aは白抜きの円形状のマークとして表示されている。なお、通常の等距離マークとイベントマークの表示上の区別はこの方法には限定されず、各マークの形状(円形と三角形など)、色、大きさなどを異ならせることにより表示上区別することができる。
円盤状表示体11上には、案内情報表示体として案内板13が表示される。円盤状表示体11上における案内板13の表示位置は、案内経路上における案内地点の位置に対応している。図2の例において、案内板13aは左折を示し、案内板13bは右折を示している。よって、図2の例に示す経路誘導例では、円盤状表示体11の回転移動により案内板13aが現在位置バー12の位置に到来したタイミングで、そのときに端末装置1がいる交差点などを左折する指示が示されている。また、その後は、案内板13bが現在位置バー12の位置に到来したタイミングで、そのときに端末装置1がいる交差点などを右折する指示が示されている。円盤状表示体11の裏側に位置する案内板13c、13dは将来の案内情報を示しており、円盤状表示体11の回転移動に伴って円盤状表示体11の前面側に移動してくる。案内板13c、13dは背面側の一部しか見えていないものの、利用者は近い将来案内地点が到来することを予め知ることができる。なお、本例では案内板13には進行方向を示す矢印が示されているが、他の図案などにより進行方向を示すこととしてもよい。また、矢印に加えて、交差点名称などを表示することとしてもよい。
現在位置バー12の上方のメッセージボード14には、案内経路上の次の案内地点における案内情報が文字で表示される。図2の例では、次の案内板13aに対応する案内地点においてA(地名)方面へ左折せよとの案内情報が表示されている。なお、イベントマーク15bが現在位置バー12の位置に到来したときには、対応するイベント情報をメッセージボード14に表示することができる。例えばイベント情報として近隣の観光地の案内情報などが用意されている場合には、その案内情報がメッセージボード14に表示される。
以上のように、第1の表示例では、円盤状表示体11が、固定位置に表示される現在位置バー12に対して端末装置1の移動速度に応じた速度で回転移動し、円盤状表示体11上に等距離マーク15や案内板13が表示されるので、利用者は次の案内地点までの距離や所要時間などを視覚的、感覚的に容易に把握することができる。
(第2の表示例)
図3に第2の表示例を示す。図2に示す第1の表示例では移動表示体として円盤状表示体11が表示されるのに対し、図3に示すように第2の表示例では移動表示体として線状表示体21が表示される。それ以外は、第2の表示例の構成は基本的に第1表示体と同様である。
図3に示すように、線状表示体21上には等距離マーク25が表示される。等距離マーク25は、通常の等距離マーク25aと、イベントマーク25bとを含む。等距離マーク25a、イベントマーク25bの機能は第1の表示例と同様である。さらに、線状表示体21上には、案内地点に対応する位置に、案内情報表示体としての案内板23が表示される。
図3における表示画面の右端には、現在位置表示体としての現在位置バー22が表示され、その上方にメッセージボード24が表示される。現在位置バー22及びメッセージボード24の機能も第1の表示例と同様である。
なお、図3の例は、案内板23aがちょうど現在位置バー22の位置に到来した状態を示している。なお、第2の表示例では、破線矢印29で示すように、現在位置バー22の近傍で線状表示体21の幅が徐々に広がり、現在位置バー22の位置では案内板23が拡大表示される。
第2の表示例においても、移動表示体としての線状表示体21は、端末装置1の移動速度に応じた速度で流れるように移動し、これに伴って等距離マーク25、案内板23などが現在位置バー22に向かって移動する。よって、利用者は、次の案内地点までの距離を視覚的、感覚的に容易に把握することができる。
[経路探索・誘導処理]
次に、図2又は図3に示すような表示を行う経路探索・誘導処理について説明する。図4は、経路探索・誘導処理のフローチャートである。なお、この処理は、図1に示す演算装置5が、予め用意され記憶装置4に記憶された経路探索プログラム、経路誘導プログラムを実行することにより実施される。
まず、利用者が入力装置2を操作して、目的地及び必要な検索条件などを入力し経路探索指示を入力すると、演算装置5は入力された目的地及び検索条件に基づいて、経路探索を行う(ステップS1)。この際、演算装置5は、GPS装置3から移動体としての端末装置1の現在位置を取得し、現在位置を出発点として経路探索を行う。また、経路探索においては、演算装置5は、記憶装置4に記憶されている地図データを利用する。なお、経路探索自体の処理方法は既知であるので詳細な説明は省略するが、基本的には、地図データを用いて、出発点と目的地とを結ぶ複数の経路を算出し、そのうち検索条件に合致するものを選択して案内経路とする。
経路探索により案内経路が決定すると、演算装置5は経路誘導を開始する(ステップS2)。経路誘導では、演算装置5はGPS装置3から端末装置1の現在位置を定期的に取得し、先に決定された案内経路と、端末装置1の現在位置とに基づいて図2又は図3に示すような表示を行う。そして、端末装置1が目的地に到着するまで経路誘導を継続し、目的地に到着すると(ステップS3:Yes)、処理を終了する。
図5は経路誘導処理の詳細を示すフローチャートである。図5において、まず、演算装置5は端末装置1の現在位置をGPS装置3から取得し(ステップS11)、現在位置から予め決定され範囲内の案内地点を抽出する(ステップS12)。なお、予め決定された範囲とは、表示画面10内に表示する対象として予め決定された範囲を指す。
次に、演算装置5は、図2又は図3に示すように、移動表示体としての円盤状表示体11又は線状表示体21を表示するとともに、その上に案内情報表示体としての案内板13又は23、等距離マーク25又は25を表示する(ステップS13)。
次に、演算装置5は、GPS装置3から得られる現在位置に基づいて、移動体である端末装置1の移動速度を算出し、それに応じて円盤状表示体11の回転速度又は線状表示体21の流動速度を決定し、円盤状表示体11又は線上表示体21を移動させる(ステップS14)。
また、演算装置5は、案内板13、23又はイベントマーク15b、25bが現在位置バー12、22の位置に到来したか否かを判定し、到来した場合には、対応する案内情報又はイベント情報をメッセージボード14、24に表示する(ステップS15)。
演算装置5は、移動体である端末装置1が目的地に到着するまで以上の処理を繰り返す。これにより、図2又は図3に示すような表示により、目的地までの経路誘導が実行される。
ナビゲーション装置の実施例である端末装置の概略構成を示す。 経路誘導における表示例を示す。 経路誘導における他の表示例を示す。 経路探索・誘導処理のフローチャートである。 誘導処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1 端末装置
2 入力装置
3 GPS装置
4 記憶装置
5 演算装置
6 表示装置

Claims (9)

  1. 目的地までの案内経路を探索する経路探索手段と、
    移動体の移動速度を検出する移動検出手段と、
    前記案内経路に含まれる案内地点及び当該案内地点における案内情報、並びに移動体の現在位置を表示装置の表示画面に表示する表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記移動体の現在位置を示す現在位置表示体を前記表示画面中の固定位置に表示する手段と、
    前記移動検出手段により検出された前記移動体の移動速度に対応する移動速度で、前記現在位置表示体に対して相対的に移動する移動表示体を前記表示画面中に表示する手段と、
    前記移動表示体上の案内地点に対応する位置に、案内情報表示体を表示する手段と、を有することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記案内経路上の次の案内地点に対応する案内情報を文字表示することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記移動表示体上に、所定距離間隔で等距離マークを表示する手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記等距離マークは、前記案内経路に関連するイベントの存在を示すイベントマークを含み、
    前記表示制御手段は、前記移動表示体上の前記イベントマークが前記現在位置表示体の位置に到来したときに、対応するイベント情報を表示する手段を有することを特徴とする請求項3に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記移動表示体は、前記移動体の移動速度に応じた回転速度で回転する円盤形状の表示体であり、
    前記等距離マークは、前記円盤形状の表示体の側面に表示されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記移動表示体は、前記移動体の移動速度に応じた速度で流動する線状表示体であり、
    前記等距離マークは、前記線状表示体上に表示されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のナビゲーション装置。
  7. 移動体の現在位置を測位する測位装置及びコンピュータを備える装置において実行されるナビゲーション方法であって、
    目的地までの案内経路を探索する経路探索工程、
    前記測位装置を用いて、移動体の移動速度を検出する移動検出工程、及び、
    前記案内経路に含まれる案内地点及び当該案内地点における案内情報、並びに移動体の現在位置を表示装置の表示画面に表示する表示制御工程、を備え、
    前記表示制御工程は、
    前記移動体の現在位置を示す現在位置表示体を前記表示画面中の固定位置に表示する工程と、
    前記移動検出手段により検出された前記移動体の移動速度に対応する移動速度で、前記現在位置表示体に対して相対的に移動する移動表示体を前記表示画面中に表示する工程と、
    前記移動表示体上の案内地点に対応する位置に、案内情報表示体を表示する工程と、を有することを特徴とするナビゲーション方法。
  8. 移動体の現在位置を測位する測位装置及びコンピュータを備える装置において実行されるナビゲーションプログラムであって、
    目的地までの案内経路を探索する経路探索手段、
    移動体の移動速度を検出する移動検出手段、及び、
    前記案内経路に含まれる案内地点及び当該案内地点における案内情報、並びに移動体の現在位置を表示装置の表示画面に表示する表示制御手段、として前記コンピュータを機能させ、
    前記表示制御手段は、
    前記移動体の現在位置を示す現在位置表示体を前記表示画面中の固定位置に表示する手段と、
    前記移動検出手段により検出された前記移動体の移動速度に対応する移動速度で、前記現在位置表示体に対して相対的に移動する移動表示体を前記表示画面中に表示する手段と、
    前記移動表示体上の案内地点に対応する位置に、案内情報表示体を表示する手段と、を有することを特徴とするナビゲーションプログラム。
  9. 請求項8に記載のナビゲーションプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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