JP2007198841A - 光学式測定方法及び光学式測定装置 - Google Patents

光学式測定方法及び光学式測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構成で、多様な測定に対応できるようにすること。
【解決手段】 光源11から測定対象物12の測定対象位置17に測定用光を照射し、相互の位置関係は既知であると共に光源11とは位置関係が無関係な任意の位置に配設された受光レンズ13及び光検出素子15、受光レンズ14及び光検出素子16によって、測定対象位置17で反射した測定用光を検出し、所定位置を基準とする測定対象位置17の座標、所定位置から測定対象位置17までの距離または、測定対象物12の形状を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、測定用光を測定対象物に照射すると共に前記測定対象物で反射した前記測定用光を検出し、前記検出した測定用光に基づいて前記測定対象物の位置等を測定する光学式測定方法及び光学式測定装置に関する。
従来から、半導体レーザ等の光源から発生した測定用光を測定対象物に照射し、測定対象物で反射した前記測定用光を検出することによって、所定位置から測定対象物の測定対象位置までの距離や前記測定対象物の3次元形状等を測定するようにした光学式測定装置が開発されている(例えば、非特許文献1参照)。
図12は、非特許文献1に記載された光学式測定装置の測定原理を示す図であり、三角測距方式の測定原理を示している。
図12において、1101は所定位置から測定対象物mまでの距離や測定対象物mの形状等を測定するための測定用光を出力する光源(例えば、半導体レーザや赤外線発光ダイオード)、1102は投光レンズ、1103は受光レンズ、1104は光検出素子としてのPSD(Position Sensitive Detector)、1105は投光レンズ1102の光学軸(レンズの中心を通りレンズ面に直角な軸)、1106は受光レンズ1103の光学軸、mは測定対象物である。尚、光検出素子としては、PSD1104の代わりにCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光センサアレー(CMOS光センサアレー)等も使用可能であるが、以下の説明ではPSD1104を用いた例で説明する。
光源1101から出力された測定用光は、投光レンズ1102によって所定の指向性が付与され、測定対象物mに照射される。測定対象物mに到達した測定用光は、測定対象物mによって乱反射され、該反射光の一部が受光レンズ1103によってPSD1104上にスポット(点)として集光される。
これにより、測定対象物mで反射された測定用光はPSD1104によって検出される。このとき、PSD1104上の受光スポットは、受光レンズ1103と測定対象物mとの距離に応じて、その位置が変化する。したがって、PSD1104上の受光スポット位置を電気的に検出することにより、所定位置から測定対象物mまでの距離を測定することが可能になる。
さらに図12を用いて説明すると、投光レンズ1102と受光レンズ1103の中心間距離(基線長)をA、受光レンズ1103の焦点距離をfとし、投光レンズ1102から出力される測定用光の広がりやレンズ1102、1103の厚み・収差は無視し、受光レンズ1103から距離fの位置にPSD1104の受光面があるものとする。この場合、所定位置である投光レンズ1102から測定対象物mまでの距離dは、中心間距離A、焦点距離f及び受光スポットの位置Xを用いて、幾何学的に次式で求められる。
d=A・f/X
中心間距離A及び受光レンズ1103の焦点距離fは既知の値であるため、PSD1104における受光スポットの位置Xを検出することにより、所定位置から測定対象物mまでの距離、測定対象物mの形状、測定対象物mの移動量等を光学的に測定することができる。以上のようにして、簡単な構成で高精度に、測定対象物mの形状等を測定することが可能である。
ところで、三次元形状の測定には、測定対象が工業製品の場合、光沢度や色などを総合的にみて、レーザ光等を使用した三角測距方式の光学式測定装置がよく使われる。
三角測距方式では前述したような測定原理を有するため、投光部と受光部は相互の位置関係を一定にする必要があり又、対称性がとれない等の理由によって、測定装置の据付などで大きなスペースを確保する必要がある。
また、投光部と受光部の相互位置は変えられず、光学的、機械的手段によってのみ測定用光を偏向することができるため、測定データと機構部位置情報の同期性の難しさから、高速測定が困難で又、測定によって得られた画像のひずみ解消が困難等の問題がある。
また、投光部は常に受光部側にのみ配置されるため、測定対象物の欠陥検出等の多様な測定に対応できない。
また、投光部から出力された測定用光と受光部で受光する戻りの測定用光は同一面の三角形を形成しており、アスペクト比の高い凹凸の形状測定では、戻り光による干渉によって測定が困難という問題がある。
また、レーザ光源を用いた三次元の形状測定を実現するためには、直行座標系または球極座標系あるいは円柱極座標系の駆動機構が必要になり、装置が大がかりになるという問題がある。
1個のレーザ投光部と1個のレーザ受光部の相互位置に意味を持つように構成された従来の三角測距方式のレーザ変位計を用いて測定対象物表面を走査する場合、照射光と戻り光を同一の屈折器(例えば反射ミラー)で偏向する場合は、屈折器が大きくなり、したがって、屈折器を回転駆動するためのモータの容量も大きくなるという問題がある。
また、レーザ変位計全体を作動させて偏向する場合も、同じく駆動系および機構系が大きくなるという欠点がある。
情報調査会より出版された「センサ技術」(1992年10月号(Vol.12.No.11))
本発明は、簡単な構成で、多様な測定に対応できるようにすることを課題としている。
また、本発明は、簡単な構成で測定用光を偏向できるようにすることを課題としている。
本発明によれば、光出力手段から測定対象物の測定対象位置に測定用光を照射し、相互の位置関係は既知であると共に前記光出力手段の位置とは無関係な位置に配設された複数の光検出手段によって前記測定対象位置で反射した前記測定用光を検出し、前記複数の光検出手段が検出した前記測定用光に基づいて、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、前記測定対象物の形状を算出することを特徴とする光学式測定方法が提供される。
光出力手段から測定対象物の測定対象位置に測定用光を照射し、前記光出力手段の位置とは無関係な位置に配設された複数の光検出手段によって前記測定対象位置で反射した前記測定用光を検出し、前記複数の光検出手段が検出した前記測定用光に基づいて、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、前記測定対象物の形状を算出する。
ここで、前記光出力手段は、断面が線状の測定用光を発生し、前記測定用光を偏向して前記測定対象位置に照射するように構成してもよい。
また、前記光出力手段は、断面が点状の測定用光を断面が線状の測定用光に変換し、前記断面が線状の測定用光を偏向して前記測定対象位置に照射するように構成してもよい。
また、前記光出力手段は、断面が点状の測定用光を環状の測定用光に変換し、前記環状の測定用光の径を増大又は減少させて前記測定対象位置に照射するように構成してもよい。
また、前記光出力手段は、前記測定用光の光軸を中心として一体的に若しくは相対的に回転するように及び/又は前記測定用光の光軸に沿って相互間の距離を変えるように、前記測定用光の光軸に沿って対向配設した1対のウエッジプリズムを動かすことにより、前記測定用光を偏向して前記測定対象位置に照射するように構成してもよい。
また、本発明によれば、測定対象物の測定対象位置に測定用光を照射する光出力手段と、相互の位置関係は既知であると共に前記光出力手段の位置とは無関係な位置に配設され、前記測定対象位置で反射した前記測定用光を検出する複数の光検出手段と、前記複数の光検出手段が検出した測定用光に基づいて、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、前記測定対象物の形状を算出する算出手段とを備えて成ることを特徴とする光学式測定装置が提供される。
光出力手段は、測定対象物の測定対象位置に測定用光を照射する。前記光出力手段の位置とは無関係な位置に配設された複数の光検出手段は、前記測定対象位置で反射した前記測定用光を検出する。算出手段は、前記複数の光検出手段が検出した測定用光に基づいて、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、前記測定対象物の形状を算出する。
ここで、前記光出力手段は、断面が点状の測定用光を出力する点状光源と、前記点状光源から出力される測定用光を偏向して前記測定対象位置に照射する偏向手段とを備えて成るように構成してもよい。
また、前記光出力手段は、断面が線状の測定用光を出力する線状光源と、前記線状光源から出力される線状の測定用光を偏向して前記測定対象位置に照射する偏向手段とを備えて成るように構成してもよい。
また、前記偏向手段は、前記線状光源から出力される線状の測定用光を、前記線状の測定用光の長さ方向と直行する方向に偏向して前記測定対象位置に照射するように構成してもよい。
また、前記線状光源は、断面が点状の測定用光を出力する点状光源と、前記点状光源から出力される測定用光を、断面が線状の測定用光に変換する変換手段とを備えて成るように構成してもよい。
また、前記変換手段は、前記断面が点状の測定用光を断面が線状の測定用光に変換する平凹円柱レンズを備えて成るように構成してもよい。
また、前記偏向手段は、前記測定用光を所定方向に偏向するガルバノミラー装置、一方向に回転して前記測定用光を所定方向に偏向するポリゴンミラー装置、前記測定用光の光軸を中心として一体的に若しくは相対的に回転するように及び/又は前記測定用光の光軸に沿って相互間の距離を変えるように動くと共に、前記測定用光の光軸に沿って対向配設された1対のウエッジプリズム、又は、印加される音響周波数に測定用光の偏向角度が比例する音響光学偏向器であるように構成してもよい。
また、前記光出力手段は、点状光源から出力される断面が点状の測定用光を環状の測定用光に変換する変換手段と、前記変換手段からの環状の測定用光の径を増大又は減少させる偏向手段とを備えて成るように構成してもよい。
また、前記偏向手段は、前記点状光源からの測定用光を断面が面状の測定用光に変換する変換レンズと、前記変換レンズからの測定用光を環状の測定用光にして出力する凸筒コーンミラーと、前記凸筒コーンミラーと同軸に配設されると共に前記軸に沿って凸筒コーンミラーと相対的に移動可能に配設され、前記凸筒コーンミラーからの測定用光を前記測定対象物側に出力する凹コーンミラーとを有して成り、前記凸筒コーンミラーと凹コーンミラーとの間の前記軸に沿う距離を変えることによって、前記測定対象物側に出力する環状の測定用光の径を変化させるように構成してもよい。
また、前記各光検出手段は、前記測定対象物からの測定用光を受光する受光レンズと、前記受光レンズに対向して設けられ、前記受光レンズを通過した測定用光を検出する光検出素子とを備えて成り、前記光検出素子は、CMOS光センサアレー、CCD又はPSDによって構成されて成るように構成してもよい。
また、前記光検出手段は複数設けられると共に、前記複数の光検出手段の中から所定数の光検出手段を選択する選択手段を備えて成り、前記算出手段は、前記選択手段が選択した複数の光検出手段で検出した測定用光に基づいて、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、前記測定対象物の形状を算出するように構成してもよい。
また、前記測定対象位置からの測定用光を前記光検出手段側に導光する導光部材を備えて成るように構成してもよい。
本発明によれば、光出力手段と光検出手段間の位置関係を無関係に設定して測定を行うことが可能になるため、測定の自由度が大きくなり、簡単な構成で多様な測定に対応することが可能になる。
また、本発明によれば、簡単な構成で測定用光を偏向することが可能になる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る光学式測定方法及び光学式測定装置について説明する。尚、以下の説明で使用する各図において、同一部分には同一符号を付している。
図1は、本発明の実施の形態に係る光学式測定方法及び光学式測定装置の測定原理の説明図である。
図1において、11は半導体レーザ等によって構成され断面が点状の測定用光を出力する光源、12は測定対象物、13、14は受光レンズ、15、16は受光レンズ13、14に対向して各々配設された光検出素子である。光検出素子15、16としては、PSD(Position Sensitive Detector)、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光センサアレー(CMOS光センサアレー)等、各種の光検出素子が使用可能である。
光検出素子15、16は、各々、測定対象物12で反射した前記測定用光を、対応する受光レンズ13、14を介して検出する。
光源11は、受光レンズ13及び光検出素子15や、受光レンズ14及び光検出素子16とは、相互の位置関係が無関係に配設される。受光レンズ13、光検出素子15、受光レンズ14及び光検出素子16は、相互の位置関係が既知の位置に配設されている。
ここで、光源11は光出力手段を構成し、受光レンズ13及び対応する光検出素子15は第1光検出手段を構成し、受光レンズ14及び対応する光検出素子16は第2光検出手段を構成している。前述したように、前記複数の光検出手段相互の位置関係は既知の位置に配設されると共に、前記各光検出手段は前記光出力手段の位置とは無関係な任意の位置に配設される。
このように、本実施の形態においては、測定対象物12の測定対象位置に測定用光を照射する光出力手段と、相互の位置関係は既知の位置に配設されると共に前記光出力手段の位置とは無関係な任意の位置に配設され、前記測定対象物の測定対象位置で反射した前記測定用光を検出する複数の光検出手段とを使用して、前記複数の光検出手段が検出した測定用光に基づいて、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、測定対象物12の形状を算出するようにしている。
尚、便宜上、受光レンズ13、14間の中心位置を座標原点Oとしており、各受光レンズ13、14の中心と原点Oとの距離Dと、各受光レンズ13、14の中心と対応する光検出素子15、16間の距離d1、d2とは所定の既知の値としている。
図1において、光源11から測定用光を測定対象物12に照射すると、測定対象物12表面の照射位置(測定対象位置)17では散乱光が発生して、その一部が受光レンズ13、14側に反射する。測定対象物12で反射した前記測定用光は、各々、受光レンズ13、14を介して、受光レンズ13、14に対応して配設された光検出素子15、16によって検出される。各光検出素子15、16には、各々、結像18、19が得られる。
このとき、点Oを原点とするXYZ直交座標系によって表した測定対象位置17の座標(x,y,z)は、下記3つの式(1)の通りとなる。但し、下記式(1)において、D、d1、d2は前述したように既知の値である。また、光検出素子15における結像18のZ軸方向座標h1及びY軸方向座標y1、光検出素子16における結像19のZ軸方向座標h2及びY軸方向座標y2は、光検出素子15、16による測定値である。
x=D・(h1・d2−d1・h2)/(h1・d2+d1・h2)
z=2h1・h2・D/(h1・d2+d1・h2) ・・・(1)
y=y1・z/h1=y2・z/h2
したがって、光検出素子15によってh1、y1を測定し、光検出素子16によって測定位置h2、y2を測定することにより、これらの測定値h1、y1、h2、y2及び既知の値d1、d2、Dを用いると共に前記3つの式(1)を用いて、図示しない算出手段によって算出処理を行うことにより、原点Oを基準として、測定対象物12上の測定対象位置17の座標(x,y,z)を算出することができる。また、幾何学的な算出処理を行うことにより、所定位置(例えば、原点O)から測定対象位置17までの距離も算出できる。また、光源11から出力する測定用光を偏向手段により偏向して測定対象物12を走査しながら測定を行うことによって、測定対象物12の複数の点を測定して、測定対象物12の3次元形状を算出することが可能になる。
このように、相互の位置関係は所定の既知の位置に配設されると共に光源11の位置とは無関係な位置に複数の光検出手段を配設し、前記複数の光検出手段によって測定対象物12の測定対象位置17で反射した前記測定用光を各々検出し、前記複数の光検出手段が検出した測定用光に基づいて、所定位置を基準とする測定対象位置17の座標等を測定することが可能になる。光源11の位置は、光検出手段の位置とは無関係に決定できるため、構成要素の配置の自由度が大きくなるため、装置の小型化が可能になったり、複雑な形状の測定対象物の形状等の測定が可能になる等の効果を奏する。
図2は、本発明の実施の形態に係る光学式測定方法及び光学式測定装置の他の測定原理の説明図である。図1の例では、光源として、断面が点状の測定用光を出力する点状光源を用いたが、本例では光源として、断面が線状の測定用光を出力する線状光源を使用している。尚、図1と同一部分には同一符号を付している。
図2において、21は断面が直線状の測定用光を出力する光源、12は測定対象物、13、14は受光レンズ、15、16は所定面積の平面状の光検出面を有するCMOS光センサアレー等によって構成され、測定対象物12で反射した前記測定用光を受光レンズ13、14を介して検出する面状の光検出素子である。尚、光源21は、直接、断面が線状の測定用光を発生する光源を用いてもよく、あるいは、断面が点状の測定用光を発生し、該測定用光を断面が線状の測定用光に変換するような構成の光源としてもよい。
ここで、光源21は光出力手段を構成し、受光レンズ13及び対応する光検出素子15は第1光検出手段を構成し、受光レンズ14及び対応する光検出素子16は第2光検出手段を構成している。このように、本実施の形態においては、測定対象物12の測定対象位置に断面が線状の測定用光を照射する光出力手段と、相互の位置関係は既知の値に配設されると共に前記光出力手段の位置とは無関係な位置に配設され、前記測定対象物の測定対象位置で反射した前記断面線状の測定用光を検出する複数の光検出手段とを使用して、前記複数の光検出手段が検出した測定用光に基づいて、算出手段により、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、測定対象物12の形状を算出するようにしている。
尚、図1の場合と同様に、受光レンズ13、14間の中心位置を座標原点Oとしており、各受光レンズ13、14の中心と原点Oとの距離D、各受光レンズ13、14の中心と対応する光検出素子15、16間の距離d1、d2は既知の値としている。
光源21から断面が線状の測定用光を測定対象物12の測定対象位置に照射すると、測定対象物12の測定対象位置には線状の測定用光22が照射されることになる。測定対象物12で反射した線状の前記測定用光は、各々、受光レンズ13、14を介して、受光レンズ13、14に対応して配設された光検出素子15、16に入射し、線状の結像23、24が検出される。
線状の結像23、24は、複数の点を連結したものと同じとみることができるため、図1で説明したのと同様の式を用いて、測定対象位置の座標等を算出することができる。
光検出素子15における結像23のZ軸方向座標h1及びY軸方向座標y1、光検出素子16における結像24のZ軸方向座標h2及びY軸方向座標y2を測定することにより、線状の結像23、24上の複数の点の座標(x,y,z)は、図1において使用した前記3つの式(1)を用いて算出することが可能である。また、同様にして、所定位置(例えば、原点O)から測定対象位置までの距離を測定することが可能である。また、線状の測定用光22を測定用光22の長さ方向と直交する方向(図2ではX軸方向)に偏向手段(図示せず))で偏向して走査しながら測定を行うことによって、測定対象物12の複数の点を測定して、測定対象物12の3次元形状を測定することが可能になる。
このように、光源21の位置とは無関係な位置に複数の光検出手段を配設し、前記光検出手段によって測定対象物12の測定対象位置22で反射した前記測定用光を検出し、前記複数の光検出手段が検出した測定用光に基づいて、所定位置を基準とする測定対象位置22の座標等を測定することが可能になるため、図1の例と同様に、光学式測定装置の小型化や、複雑な形状の測定対象物の測定が可能になり、多様な測定に対応することが可能になる。また、断面が線状の測定用光を使用するため、短時間で広い面積の測定が可能になるという効果を奏する。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る光学式測定装置の構成を概略的に示す図である。
図3において、光学式測定装置は、投光部31、受光部310及び制御部315を備えている。
投光部31は、断面が線状の測定用光を発生する機能と、発生した前記測定用光を偏向して出力する機能とを備えている。投光部31は、半導体レーザ34を発光駆動するためのレーザ駆動部32、測定用光としてのレーザ光を偏向走査するレーザ偏向走査部33を備えている。
レーザ偏向走査部33は、増幅部35、断面が点状の測定用光を発生する半導体レーザ34、半導体レーザ34が発生する断面点状の測定用光を断面が線状の測定用光に変換する光変換部36、光変換部36からの断面線状の測定用光を偏向するポリゴンミラー38を備えている。
尚、光変換部36を用いることなく、断面が線状の測定用光を直接発生するような光源を用いてもよい。
半導体レーザ34は、制御部315の制御の下、増幅部35を介してレーザ駆動部32によって駆動され、光変換部36に対して、所定波長のレーザ光を測定用光として出力する。ポリゴンミラー38は、周囲に複数(図3では6面)の平面反射面39を有しており、制御部315の制御によって、モータ37により所定の一方向に回転駆動され、断面が線状の測定用光を偏向して出力する。
光変換部36は、平凹円柱レンズによって構成されており、レーザ34からの断面点状の測定用光を、ポリゴンミラー38の回転軸と平行な線状の測定用光に変換してポリゴンミラー38に出力する。光変換部36は、断面点状の測定用光を断面線状の測定用光に変換するレンズであれば、他の構成のレンズを用いて構成することも可能である。
受光部310は、測定対象物314で反射した前記測定用光を検出する機能を有している。受光部310は、複数(図3では2つ)の受光器311a、311bを備えている。各受光器311a、311bは、各々、測定対象物314からの測定用光を受光する受光レンズ312a、312b、各受光レンズ312a、312bに対向して配設され所定面積を有するCMOS光センサアレーによって構成された光検出素子313a、313bを備えている。
制御部315は、受光部310によって検出した測定用光に基づいて測定対象物314の測定対象位置の座標等を算出する機能と、投光部31を制御する機能を有している。制御部315は、光検出素子313a、313bで検出した測定用光に対応する検出信号を受信して増幅する増幅部319、入出力インタフェース(I/O)312、317、320、中央処理装置(CPU)316、表示部322を備えている。CPU316及びI/O312、317、320はバス318に接続されている。
CPU316は、記憶手段(図示せず)に記憶された所定のプログラムを実行することにより、前記式(1)を用いて、光検出素子313a、313bによって検出した測定用光に基づいて測定対象物314の測定対象位置の座標等の算出処理を行ったり、投光部31の制御等の処理を行う。表示部322は、CPU316が算出した測定対象物314の測定対象位置の座標や形状等を表示する。
ここで、投光部31は光出力手段を構成し、CPU316は算出手段及び制御手段を構成し、受光器311a、311bは光検出手段を構成し、光変換部36は変換手段を構成している。また、ポリゴンミラー38は偏向手段を構成している。前記各光検出手段は、相互の位置関係は既知の値に設定されるが、前記光出力手段の位置とは無関係な位置に配設される。
図3において、制御部315のCPU316は、レーザ駆動部32及び増幅部35を介して、レーザ34を駆動制御することによって断面が点状の測定用光を出力させると共に、モータ37を回転制御する。
レーザ34から出力された点状の測定用光は、光変換部36によって、断面が線状でポリゴンミラー38の回転軸と平行な線状の測定用光に変換された後、ポリゴンミラー38に出力される。
モータ37は、制御部315の制御によって矢印方向の一方向に所定速度で回転し、ポリゴンミラー38を矢印方向に所定速度で回転させる。光変換部36からポリゴンミラー38に入力された断面線状の測定用光は、偏向されながら測定対象物314に照射される。これにより、測定対象物314は、断面線状の測定用光330によって矢印方向に走査される。
受光部310の複数の光検出素子313a、313bは、各々、対応して配設された受光レンズ312a、312bを介して、測定対象物314で反射した線状の前記測定用光330を検出して、前記検出した測定用光に対応する検出信号を制御部315に出力する。前記検出信号は増幅部319によって増幅された後、CPU316へ送られる。
CPU316は、受光部310からの前記検出信号に基づいて、前記式(1)を用いて、所定位置(例えば、受光レンズ312a、312bの中心位置である原点O)を基準として測定対象物314の測定対象位置の座標を算出する。
CPU316は、所定位置を基準として、測定対象物314の測定位置までの距離を算出するようにすることができる。また、CPU316は、モータ37を駆動してポリゴンミラー38を回転制御することにより、測定用光330を偏向させて測定対象物を走査し、測定対象物314の複数の位置の測定を行うようにすることができる。これにより、測定対象物314の3次元形状を算出することができる。
このようにして得られた前記測定対象位置の座標等は、表示部322によって表示される。
本第1の実施の形態によれば、投光部31の位置とは無関係な位置であって相互の位置関係は所定関係にある既知の位置に複数の光検出手段(受光レンズ312aと光検出素子313a、及び、受光レンズ312bと光検出素子313b)を配設し、前記光検出手段によって測定対象物314の測定対象位置で反射した前記測定用光330を検出し、前記複数の光検出手段が検出した測定用光に基づいて、所定位置を基準とする測定対象位置の座標等を測定することが可能になるため、図2の場合と同様に、光学式測定装置の小型化や、複雑な形状の測定対象物の測定が可能になる。
また、断面が線状の測定用光を使用するため、短時間で広い面積の測定が可能になるという効果を奏する。また、平凹円柱レンズを使用して、断面点状の測定用光を断面線状の測定用光に変換しているため、簡単な構成で断面線状の測定用光を発生させることが可能になる。また、測定用光による走査を行うための構成として、ポリゴンミラー38を使用しているため、小型化が可能で、精度の良い走査が可能になる等の効果を奏する。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る光学式測定装置の構成を概略的に示す図である。
図4において、光学式測定装置は、光源からの測定用光を偏向して測定対象物411に照射する偏向部45、測定対象物411の測定対象位置412で反射した測定用光を受光する複数(図4では2つ)の受光レンズ46、47を備えている。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る光学式測定装置の内部構成を概略的に示す図であり、図4と同一部分には同一符号を付している。
図5において、光学式測定装置本体42は、半導体レーザ等によって構成された光源41、偏向部45、受光部及び制御部410を備えている。尚、光源41と偏向部45との間に光ファイバを配設することにより、光源41で発生した測定用光を前記光ファイバを介して偏向部45へ導光するようにしてもよい。
光源41は断面が点状の測定用光を発生して偏向部45に出力する。偏向部45は、光源41からの測定用光を偏向して出力する。
受光部は、複数(図5では2つ)の受光レンズ46、47、及び各受光レンズ46、47に対向して配設されたCMOS光センサアレー等の光検出素子48、49を備えている。光源41と前記受光部との間の位置関係は、無関係に配設されている。
偏向部45は、1対のウエッジプリズム43、44を備えており、各ウエッジプリズム43、44は制御部410の制御によって、相対的に、あるいは、一体となって動けるように配設されている。
尚、受光レンズ46、47、光検出素子48、光検出素子48相互の位置関係は所定の既知の位置にある。即ち、受光レンズ46、47の中心間距離D、受光レンズ46と光検出素子48間の距離d0は、既知の値である。受光レンズ47と光検出素子49間の距離も、受光レンズ46と光検出素子48間の距離に等しく、距離d0であり、既知の値である。
ここで、光源41及び偏向部45は光出力手段を構成し、偏向部45は偏向手段を構成している。また、受光レンズ46及び光検出素子48は第1の光検出手段を構成し、受光レンズ47及び光検出素子49は第2の光検出手段を構成している。また、制御部410は算出手段及び制御手段を構成している。前述したように、前記各光検出手段は、相互の位置関係は既知の値に設定されるが、前記光出力手段の位置とは無関係な位置に配設される。
図6は、偏向部45の動作を説明するための説明図であり、同図(a)は正面図、同図(b)、(c)は斜視図である。尚、図4及び図5と同一部分には同一符号を付している。
図6(a)に示すように、ウエッジプリズム43、44は、相互に傾斜面が対向した状態で、測定用光の光軸に沿って配設されている。また、各ウエッジプリズム43、44は、制御部410の制御により、測定用光の光軸に沿って接近したり離れたりするように、相対的に摺動可能に配設されており、又、前記光軸を回転軸として、一体となって回転可能に配設され又、相対的に回転可能なように配設されている。
図6(b)に示すように、制御部410の制御により、両ウエッジプリズム43、44を、光軸を中心として一体的に回転させることによって、光源41から出力される測定用光を環状に偏向させて出力することができる。また、制御部410の制御により、ウエッジプリズム43、44の一方又は双方を、光軸を中心として相対的に回転させることにより、光源41から出力される測定用光を環状に偏向させて出力することができる。これにより、測定対象物411を測定用光413によって環状に走査することができる。
また、図6(c)に示すように、制御部410の制御により、両ウエッジプリズム43、44を光軸に沿って、相互に近接するように移動させ、あるいは、相互に離れるように移動させることによって、両ウエッジプリズム43、44間の距離を変えることにより、光源41から出力される測定用光を直線状に偏向させて出力することができる。これにより、測定対象物411を測定用光414によって直線状に走査することができる。
測定を行う場合、図5において、測定用光の光軸に沿ったウエッジプリズム43、44間の相対的な移動距離S、前記光軸を中心とするウエッジプリズム43、44の各回転角θ1、θ2を、測定内容に応じた値に制御部410に設定する。前記設定値通りに制御部410によってウエッジプリズム43、44を制御して動かし、測定用光を偏向して測定対象物411を走査する。同時に、受光レンズ46、47を介して、各々、光検出素子48、49により測定用光を検出する。
制御部410により、光検出素子48、49で検出した測定用光に基づいて、前記式(1)等を用いて、所定位置から測定対象物411の測定対象位置412の座標(x,y,z)や測定対象物411の3次元形状等を算出する。
このように、偏向手段として、1対のウエッジプリズム43、44を用いて、両プリズム43、44を一体的又は相対的に動かすことにより、測定用光を環状あるいは直線状に偏向させることができるため、構成を簡素化することが可能であり、小型化が可能になるという効果を奏する。
尚、測定用光の偏向は必要に応じて、環状又は直線状の少なくとも一方を行うようにすればよい。即ち、測定用光の光軸に沿って1対のウエッジプリズムを配設し、前記ウエッジプリズムを、前記測定用光の光軸を中心として一体的に若しくは相対的に回転するように動かす動作と、前記測定用光の光軸に沿って相互間の距離を変えるように動かす動作との少なくとも一方を行うことにより、前記測定用光を偏向して前記測定対象位置に照射するればよい。
また、前記第1の実施の形態と同様に、光源41の位置とは無関係な位置に複数の光検出手段(受光レンズ46と光検出素子48、及び、受光レンズ47と光検出素子49)を配設し、前記光検出手段によって測定対象物411の測定対象位置で反射した前記測定用光を検出し、前記複数の光検出手段が検出した測定用光に基づいて、所定位置を基準とする測定対象位置の座標等を測定することが可能になるため、装置の小型化や、複雑な形状の測定対象物の測定が可能になる等の効果を奏する。
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る光学式測定装置の構成を概略的に示す図であり、内部構成が分かり易いように部分的な断面図を示している。
図7において、光学式測定装置は、半導体レーザ等によって構成された光源61、光源61からの測定用光を偏向して環状の測定用光を測定対象物693に照射する偏向部62、測定対象物693の測定対象位置で反射した測定用光を検出する複数の光検出手段(図示せず)を備えている。前記複数の光検出手段間の距離は、前記各実施の形態と同様に、所定の既知の値に設定されているが、光源61及び偏向部62の位置とは無関係な位置に配置されている。
光源61は断面が点状の測定用光を発生して偏向部62に出力する。偏向部62は、光源61からの測定用光を環状の測定用光に変換し、前記環状の測定用光を偏向することによって前記環状測定用光の径を変える。これにより、径の異なる環状の測定用光によって測定対象物693を走査する。
偏向部62は、頂角が60度±15度の範囲の円錐台形状の光反射面695を有する凹コーンミラー68と、測定用光の光軸に沿って、凹コーンミラー68の中心部に同軸に配設された凸筒コーンミラー66とを備えた構成となっている。
凸筒コーンミラー66は、図8に示すように、円筒部材の長さ方向に形成された貫通孔691、前記円筒部材の長さ方向に対して45度の角度で前記円筒部材の端部周囲に形成された環状の光反射部67を備えている。凸筒コーンミラー66と凹コーンミラー68は、凸コーンミラー66の円筒部材の長さ方向である測定用光の光軸に沿って、相対的に移動可能なように配設されている。
凹コーンミラー68の中心部に設けられた貫通孔63内には、光源61からの測定用光の断面積を拡大するためのレンズ64及び拡大された測定用光を光軸に平行にするためのレンズ65が配設されている。また、凸筒コーンミラー66の円筒状空洞691内には円盤状の遮光部材692が取り付けられている。遮光部材692は、レンズ65及び円筒状空洞691を通って測定対象物693側に透過しようとする測定用光を遮蔽するためのものである。
ここで、光源61及び偏向部62は光出力手段を構成し、偏向部62は変換手段及び偏向手段を構成している。また、レンズ64、65、凸筒コーンミラー66、凹コーンミラー68は変換手段を構成し、又、凸筒コーンミラー66、凹コーンミラー68は偏向手段を構成している。
光源61から出力された断面点状の測定用光は、レンズ64によって断面が所定面積を有する円形状の測定用光に拡大された後、レンズ65によって光軸に平行な断面円形状の測定用光に変換される。
レンズ65を通った測定用光は、その外周部分が凸筒コーンミラー66の反射部67によって、凹コーンミラー68側に反射される。また、レンズ65を通った測定用光のうち、前記外周部分以外の部分は、遮光部材692によって遮光される。
これにより、凸筒コーンミラー66から凹コーンミラー68へは、環状の測定用光が出力される。
凹コーンミラー68は、凸筒コーンミラー66からの環状の測定用光を測定対象物693に向けて出力する。測定対象物693には環状の測定用光694が照射される。このとき、図示しない制御手段によって、凸筒コーンミラー66と凹コーンミラー68のいずれか一方を相対的に光軸に沿って移動制御することにより、測定対象物693に照射する前記環状測定用光の径を変えることができ、測定対象物693を径の異なる環状測定用光で走査することができる。
測定対象物693で反射した測定用光は、前述した実施の形態と同様に、受光レンズ及びこれに対面して設けられた光検出素子を有する複数(例えば、2つの)光検出手段光によって検出し、前記複数の光検出手段が検出した測定用光に基づいて、図示しない算出手段が、前記式(1)を用いて測定対象物693の測定対象位置の座標等を算出する。
本実施の形態においては、前記各実施の形態と同様の効果を奏するばかりでなく、環状の測定用光を用いて測定対象物693を走査して測定を行うことが可能になるという効果を奏する。
図9は、本発明の実施の形態に使用する複数の光検出手段の構成や配置を示す図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は平面図である。
図9において、81は半導体レーザ等によって構成され測定用光を出力する光源、82、83は測定対象物86で反射した測定用光を集光する受光レンズ、84、85はCMOS光センサアレー等によって構成された光検出素子である。
受光レンズ82に対向する位置に光検出素子84が配設され、受光レンズ83に対向する位置に光検出素子85が配設されている。受光レンズ82と光検出素子84間の距離は所定の既知の距離に配設され、又、受光レンズ83と光検出素子85間の距離は所定の既知の距離に配設されている。また、受光レンズ82、83間の距離も所定の既知の値に設定されている。測定対象物86で反射した測定用光は、受光レンズ82、83を介して、各々、対応する光検出素子84、85によって検出される。
ここで、受光レンズ82と光検出素子84は光検出手段を構成し又、受光レンズ83と光検出素子85は光検出手段を構成している。このように、本例では、2つの光検出手段を並べて配置した構成となっている。前記各光検出手段は、相互の位置関係は既知の値に設定されるが、前記光出力手段である光源81の位置とは無関係な位置に配設される。
図10は、本発明の実施の形態に使用する複数の光検出手段の構成等の他の例を示す図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は平面図である。
図10において、91は半導体レーザ等によって構成され測定用光を出力する光源、92、93は測定対象物98で反射した測定用光を集光する受光レンズ、94、95はCMOS光センサアレー等によって構成された光検出素子、96、97は測定対象物98で反射した測定用光を各々受光レンズ92、93側に導光するための反射ミラーである。
受光レンズ92に対向する位置に光検出素子94が配設され、受光レンズ93に対向する位置に光検出素子95が配設されている。受光レンズ92と光検出素子94間の距離は所定の既知の距離に配設され、又、受光レンズ93と光検出素子95間の距離は所定の既知の距離に配設されている。また、受光レンズ92、93間の距離も所定の既知の距離に設定されている。ここで、受光レンズ92と光検出素子94は光検出手段を構成し又、受光レンズ93と光検出素子95は光検出手段を構成している。また、反射ミラー96、97は導光部材を構成している。前記各光検出手段は、相互の位置関係は既知の値に設定されるが、前記光出力手段である光源91の位置とは無関係な位置に配設される。
測定対象物98で反射した測定用光は、反射ミラー96によって反射して受光レンズ92に導光され、受光レンズ92を通った後、光検出素子94によって検出される。また、測定対象物98で反射した測定用光は、反射ミラー97によって反射して受光レンズ93に導光され、受光レンズ93を通った後、光検出素子95によって検出される。
反射ミラー96、97を使用しない場合、測定対象物98で反射した測定用光を良好に検出するためには、受光レンズ92、93は各々破線で示した位置92A、93Aに距離を大きく離して配置しなければならず、又、各光検出素子94、95も各受光レンズに対応して配置する必要性があるため、相互に大きな距離を開けて配置する必要がある。したがって、光検出手段を配置するための空間が大きくなってしまい、光学式測定装置が大型化してしまう。しかしながら、本例のように、受光レンズ92、93と測定対象物98間に、測定用光を導光するための反射ミラー96、97を配設することにより、小型化することが可能になる。
図11は、本発明の実施の形態に使用する受光部の他の例を示す正面図で、複数の光検出手段を配置する他の例を示している。
図11(a)〜(j)において、黒点(同図(a)では符号1001、1002によって示した構成要素)は受光レンズ、実線で描いた円(同図(a)では符号1003、1004によって示した構成要素)は、CMOS光センサアレー等によって構成された光検出素子である。尚、受光レンズ及び該受光レンズに対向するように配設された光検出素子は光検出手段を構成している。前記各光検出手段は、相互の位置関係は既知の値に設定されるが、光出力手段の位置とは無関係な位置に配設されて使用される。
図11(a)は、2つの光検出手段を並設した構成であり、図9に示した構成のものである。
同図(b)は、図10に示した構成のものを、反射ミラーを省略して、光検出手段のみを示したものである。
同図(c)、(d)は、3つの光検出手段を同一円周上に、所定間隔を置いて配設した構成である。
同図(e)は、4つの光検出手段を同一円周上に等間隔で配設した構成である。
同図(f)は、4つの光検出手段を使用して、2つの同心円上に、各々2つ配設した構成である。
同図(g)は、6つの光検出手段を同一円周上に等間隔で配設した構成である。
同図(h)は、6つの光検出手段を使用して、外側の同心円上に等間隔に4つ配設し、内側の同心円上に2つ配設した構成である。
同図(i)は、8つの光検出手段を同一円周上に等間隔で配設した構成である。
同図(j)は、8つの光検出手段を使用して、外側の同心円上に等間隔に4つ配設し、内側の同心円上に等間隔に4つ配設した構成である。
測定を行う場合には、少なくとも2つの光検出手段を使用すればよいため、同図(a)、(b)以外の例のように、3つ以上の光検出手段を備えた受光部を使用する場合、測定対象物の形状や光学式測定装置が配置される位置等を考慮して、CPU等によって構成した選択手段(図示せず)により、いずれか2つの光検出手段を選択して、該選択した光検出手段で検出した測定用光に基づいて、測定対象位置の座標等を測定するように構成すればよい。即ち、光検出手段を複数設けると共に、前記複数の光検出手段の中から所定数の光検出手段を選択する選択手段を設け、前記選択手段が選択した複数の光検出手段で検出した測定用光に基づいて、算出手段が、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、前記測定対象物の形状を算出するように構成する。
以上述べたように、本実施の形態に係る光学式測定法によれば、光源から測定対象物の測定対象位置に測定用光を照射し、相互の位置関係は既知であるが前記光源とは無関係な任意の位置に配設された複数の光検出手段によって前記測定対象物の測定対象位置で反射した前記測定用光を検出し、前記複数の光検出手段が検出した測定用光に基づいて、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、前記測定対象物の形状を算出するようにしている。
また、本実施の形態に係る光学式測定装置によれば、相互の位置関係は既知であるが光出力手段とは無関係な位置に配設された複数の光検出手段を用いて測定対象物からの測定用光を検出し、前記複数の光検出手段が検出した測定用光に基づいて、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、前記測定対象物の形状を算出する算出手段とを備えて成ることを特徴としている。
したがって、前記光源と複数の光検出手段との位置関係を任意に設定できるため、これらの位置関係による測定制約が生じず、多様な測定に対応することが可能になる。
また、ポリゴンミラー、ウエッジプリズム、コーンミラー等を用いて測定用光を偏向しているため、簡単な構成で測定用光を偏向することが可能になり又、小型化が可能になる。
尚、偏向手段として、印加される音響周波数に偏向角度が比例する音響光学偏向器を用いることも可能である。この場合、機械的な可動部分がないため、短時間で変更が可能であり又、小型化可能である。また、他の偏向手段として、ガルバノミラー装置も使用することが可能である。
自動車用トランスミッション等をはじめとして、種々の凹凸面や穴端部を有する測定対象物の3次元形状、所定位置から測定対象物までの距離、所定位置を基準とする測定対象物の座標等の各種測定を行う光学式測定方法や光学式測定装置に適用可能である。
本発明の実施の形態に係る光学式測定方法及び光学式測定装置の測定原理の説明図である。 本発明の実施の形態に係る光学式測定方法及び光学式測定装置の他の測定原理の説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係る光学式測定装置の構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光学式測定装置の構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光学式測定装置の内部構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る光学式測定装置の動作説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る光学式測定装置の内部構成図である。 本発明の第3の実施の形態に使用する凸筒コーンミラーの斜視図である。 本発明の実施の形態に使用する受光部を示す図である。 本発明の実施の形態に使用する他の受光部を示す図である。 本発明の実施の形態に使用する受光部の他の例を示す図である。 三角測距方式の測定原理を示す図である。
符号の説明
11、21、41、61、81、91・・・光出力手段を構成する光源
12、314、411、693、86、98・・・測定対象物
13、14、46、47、82、83、92、93、312a、312b、1001、1002・・・光検出手段を構成する受光レンズ
15、16、48、49、84、85、94、95、313a、313b、692、1003、1004・・・光検出手段を構成する光検出素子
23、24・・・結像
31・・・光出力手段を構成する投光部
32・・・レーザ駆動部
33・・・レーザ偏向走査部
34・・・半導体レーザ
35・・・増幅部
36・・・変換手段を構成する光変換部
37・・・モータ
38・・・偏向手段を構成するポリゴンミラー
310・・・受光部
311a、311b・・・光検出手段を構成する受光器
316・・・算出手段及び制御手段を構成するCPU
319・・・増幅部
312、320、317・・・入出力インタフェース
315、410・・・算出手段及び制御手段を構成する制御部
316・・・中央処理装置
322・・・表示部
42・・・光学式測定装置本体
45・・・偏向手段を構成する偏向部
43、44・・・偏向手段を構成するウエッジプリズム
412・・・測定対象位置
413、414・・・測定用光
62・・・偏向手段、変換手段、光出力手段を構成する偏向部
63、691・・・貫通孔
64、65・・・レンズ
66・・・変換手段、偏向手段を構成する凸筒コーンミラー
67・・・反射部
68・・・変換手段、偏向手段を構成する凹コーンミラー
691・・・空洞
695・・・円錐台形状の反射面
96、97・・・導光部材を構成する反射ミラー

Claims (17)

  1. 光出力手段から測定対象物の測定対象位置に測定用光を照射し、相互の位置関係は既知であると共に前記光出力手段の位置とは無関係な位置に配設された複数の光検出手段によって前記測定対象位置で反射した前記測定用光を検出し、前記複数の光検出手段が検出した前記測定用光に基づいて、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、前記測定対象物の形状を算出することを特徴とする光学式測定方法。
  2. 前記光出力手段は、断面が線状の測定用光を発生し、前記測定用光を偏向して前記測定対象位置に照射するようにして成ることを特徴とする請求項1記載の光学式測定方法。
  3. 前記光出力手段は、断面が点状の測定用光を断面が線状の測定用光に変換し、前記断面が線状の測定用光を偏向して前記測定対象位置に照射するようにして成ることを特徴とする請求項2記載の光学式測定方法。
  4. 前記光出力手段は、断面が点状の測定用光を環状の測定用光に変換し、前記環状の測定用光の径を増大又は減少させて前記測定対象位置に照射することを特徴とする請求項1記載の光学式測定方法。
  5. 前記光出力手段は、前記測定用光の光軸を中心として一体的に若しくは相対的に回転するように及び/又は前記測定用光の光軸に沿って相互間の距離を変えるように、前記測定用光の光軸に沿って対向配設した1対のウエッジプリズムを動かすことにより、前記測定用光を偏向して前記測定対象位置に照射することを特徴とする請求項1記載の光学式測定方法。
  6. 測定対象物の測定対象位置に測定用光を照射する光出力手段と、相互の位置関係は既知であると共に前記光出力手段の位置とは無関係な位置に配設され、前記測定対象位置で反射した前記測定用光を検出する複数の光検出手段と、前記複数の光検出手段が検出した測定用光に基づいて、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、前記測定対象物の形状を算出する算出手段とを備えて成ることを特徴とする光学式測定装置。
  7. 前記光出力手段は、断面が点状の測定用光を出力する点状光源と、前記点状光源から出力される測定用光を偏向して前記測定対象位置に照射する偏向手段とを備えて成ることを特徴とする請求項6記載の光学式測定装置。
  8. 前記光出力手段は、断面が線状の測定用光を出力する線状光源と、前記線状光源から出力される線状の測定用光を偏向して前記測定対象位置に照射する偏向手段とを備えて成ることを特徴とする請求項6記載の光学式測定装置。
  9. 前記偏向手段は、前記線状光源から出力される線状の測定用光を、前記線状の測定用光の長さ方向と直行する方向に偏向して前記測定対象位置に照射することを特徴とする請求項8記載の光学式測定装置。
  10. 前記線状光源は、断面が点状の測定用光を出力する点状光源と、前記点状光源から出力される測定用光を、断面が線状の測定用光に変換する変換手段とを備えて成ることを特徴とする請求項8又は9記載の光学式測定装置。
  11. 前記変換手段は、前記断面が点状の測定用光を断面が線状の測定用光に変換する平凹円柱レンズを備えて成ることを特徴とする請求項10記載の光学式測定装置。
  12. 前記偏向手段は、前記測定用光を所定方向に偏向するガルバノミラー装置、一方向に回転して前記測定用光を所定方向に偏向するポリゴンミラー装置、前記測定用光の光軸を中心として一体的に若しくは相対的に回転するように及び/又は前記測定用光の光軸に沿って相互間の距離を変えるように動くと共に、前記測定用光の光軸に沿って対向配設された1対のウエッジプリズム、又は、印加される音響周波数に測定用光の偏向角度が比例する音響光学偏向器であることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一に記載の光学式測定装置。
  13. 前記光出力手段は、点状光源から出力される断面が点状の測定用光を環状の測定用光に変換する変換手段と、前記変換手段からの環状の測定用光の径を増大又は減少させる偏向手段とを備えて成ることを特徴とする請求項6記載の光学式測定装置。
  14. 前記偏向手段は、前記点状光源からの測定用光を断面が面状の測定用光に変換する変換レンズと、前記変換レンズからの測定用光を環状の測定用光にして出力する凸筒コーンミラーと、前記凸筒コーンミラーと同軸に配設されると共に前記軸に沿って凸筒コーンミラーと相対的に移動可能に配設され、前記凸筒コーンミラーからの測定用光を前記測定対象物側に出力する凹コーンミラーとを有して成り、
    前記凸筒コーンミラーと凹コーンミラーとの間の前記軸に沿う距離を変えることによって、前記測定対象物側に出力する環状の測定用光の径を変化させることを特徴とする請求項13記載の光学式測定装置。
  15. 前記各光検出手段は、前記測定対象物からの測定用光を受光する受光レンズと、前記受光レンズに対向して設けられ、前記受光レンズを通過した測定用光を検出する光検出素子とを備えて成り、
    前記光検出素子は、CMOS光センサアレー、CCD又はPSDによって構成されて成ることを特徴とする請求項6乃至14のいずれか一に記載の光学式測定装置。
  16. 前記光検出手段は複数設けられると共に、前記複数の光検出手段の中から所定数の光検出手段を選択する選択手段を備えて成り、
    前記算出手段は、前記選択手段が選択した複数の光検出手段で検出した測定用光に基づいて、所定位置を基準とする前記測定対象位置の座標、所定位置から前記測定対象位置までの距離、または、前記測定対象物の形状を算出することを特徴とする請求項6乃至15のいずれか一に記載の光学式測定装置。
  17. 前記測定対象位置からの測定用光を前記光検出手段側に導光する導光部材を備えて成ることを特徴とする請求項6乃至16のいずれか一に記載の光学式測定装置。
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