JP2007196905A - ワイパーブレード - Google Patents

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Abstract

【課題】長さ寸法の異なる複数の種類を製造しても、スポイラーの嵌合溝部によるバーティブラへの嵌合を適切なものとしつつ製造コストの増加を抑制することができるワイパーブレードを提供すること。
【解決手段】リフィール11と、複数のホルダー13を有するバーティブラ12と、嵌合溝部25を有するスポイラー17とを備え、嵌合溝部25に受入凹所26が設けられたワイパーブレード10である。スポイラー17は、長さが異なる2つのバーティブラ12に一端部17fを切断することによって共用され、各受入凹所26のうち少なくとも1つは、スポイラー17の他端17eを基準として、長さの異なるバーティブラで互いに異なる位置に存在するホルダー13の双方を受け入れ可能にバーティブラ12の長手方向に延びる構成とされ、嵌合溝部25は、長手方向に延びる受入凹所26でのホルダー13と、他の受入凹所26でのホルダー13との間に存在するバーティブラ12の部分に密接する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、長尺形状のバーティブラ部の下面側にリフィールが取り付けられた構成のワイパーブレードに関する。
従来、例えば、車両のフロントガラスのウィンドウ面等の払拭面を払拭するために、払拭面を摺動するワイパー条片を有するワイパーを用いることが広く知られている。このようなワイパーとして、ワイパー条片に風除け条片を設けることにより、ワイパー条片の摺動に伴う空気の流れを利用してワイパー条片の払拭面への付勢を補助することができるワイパーブレードが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、本出願人は、ワイパー条片としての長尺形状のリフィールをバーティブラで付勢することによりリフィールを払拭面に対して均一に当接させつつ、風除け条片としてのスポイラーをバーティブラに設ける構成のワイパーブレードを既に出願した発明で提案した(特願2004−256900)。このワイパーブレードでは、長尺な板形状のバーティブラに複数のホルダーが取り付けられ、スポイラーにバーティブラと嵌合可能な嵌合溝部が形成されている。このワイパーブレードは、リフィールが各ホルダーに保持されることによりバーティブラに沿うようにバーティブラに設けられ、このバーティブラとスポイラーの嵌合溝部とが嵌合されて、構成されている。
ここで、提案したワイパーブレードでは、リフィールを保持するホルダーがバーティブラに取り付けられていることから、バーティブラ上にはホルダーによる段差部が生じ、スポイラーの嵌合溝部がバーティブラに適切に嵌合することの妨げとなる。このため、スポイラーの嵌合溝部には、バーティブラ上のホルダーの取り付け位置と対向する位置にホルダーを受け入れる受入凹所が形成されている。これにより、このワイパーブレードでは、スポイラーの嵌合溝部がバーティブラ上のホルダーの影響を受けることなくバーティブラに適切に嵌合することができ、払拭面を摺動する際、スポイラーにリフィールの払拭面への付勢の補助を適切なものとすることができる。
特表2003−534973号公報
ところで、車両の払拭面は、例えば車両の種類により大きさ寸法が異なることから、長さ寸法の異なるリフィールおよびそれに適合する長さ寸法のバーティブラを有する複数の種類のワイパーブレードを製造することが望ましい。この場合、バーティブラは、リフィールを払拭面に対し均一に当接させるためのものであることから、ホルダーのバーティブラへの取り付け位置がバーティブラの長さ寸法に応じて異なることとなる。このため、ワイパーブレードでは、複数の種類を製造するために、異なる長さ寸法の各バーティブラに適合するように長さ寸法および嵌合溝部の受入凹所の位置が設定された複数のスポイラーを形成する必要がある。ここで、ワイパーブレードでは、バーティブラが板状部材であることから長尺の板部材を適切な長さ寸法に切断することで所望のバーティブラを得ることができ、かつリフィールが払拭面を等しく払拭するように長さ方向で見て一定の形状とされていることから長尺のリフィールを適切な長さ寸法に切断することで所望のリフィールを得ることができる。
しかしながら、スポイラーは、長さ寸法および嵌合溝部の受入凹所の位置がワイパーブレードの種類によって異なることから、バーティブラに適切に嵌合させるために、ワイパーブレードの種類に応じて形状の異なる複数のスポイラーを形成する必要があり、そのための形状の異なる複数の金型を用意する必要がある。このように、複数の異なる種類のワイパーブレードを製造する場合、スポイラーの嵌合溝部がバーティブラに適切に嵌合する構成とすると、ワイパーブレードの製造コストの増加を招いてしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みて為されたもので、長さ寸法の異なる複数の種類を製造しても、スポイラーの嵌合溝部によるバーティブラへの嵌合を適切なものとしつつ製造コストの増加を抑制することができるワイパーブレードを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載のワイパーブレードは、払拭面を払拭する長尺形状のリフィールと、該リフィールの長手方向に間隔を置いて該リフィールを保持する複数のホルダーが取り付けられたバーティブラと、該バーティブラに装着されて該バーティブラを被覆するスポイラーとを備え、該スポイラーには、前記バーティブラの長手方向に沿って延びて該バーティブラに嵌合される嵌合溝部が設けられ、該嵌合溝部には、前記バーティブラの長手方向に間隔を置いて前記各ホルダーの受入凹所が設けられ、前記スポイラーは、長さが異なりかつ前記各ホルダーの間隔が異なる少なくとも2つのバーティブラに、一方の端部を切断することによって共用され、前記各受入凹所のうち少なくとも1つは、前記スポイラーの他方の端部を基準として、長さの異なるバーティブラで互いに異なる位置に存在する前記ホルダーの双方を受け入れ可能に前記バーティブラの長手方向に延びる構成とされ、前記嵌合溝部は、当該バーティブラの長手方向に延びる受入凹所と他の受入凹所との間で、長手方向に延びる受入凹所に受け入れられたホルダーと、他の受入凹所に受け入れられたホルダーとの間に存在するバーティブラの部分に密接することを特徴とする。
請求項2に記載のワイパーブレードは、請求項1に記載のワイパーブレードであって、前記スポイラーは、前記一方の端部が前記バーティブラの中央部側に位置し、かつ前記他方の端部が前記バーティブラの両先端側に位置して前記バーティブラを被覆するように2つ設けられ、前記各スポイラーは、前記先端を基準とする前記中央部までの前記バーティブラの長さ寸法に応じて前記一方の端部が切断されることを特徴とする。
請求項3に記載のワイパーブレードは、請求項1または請求項2に記載のワイパーブレードであって、前記スポイラーは、長手方向に延びる受入凹所が少なくとも2つ設けられ、その長さが互いに異なる構成とされていることを特徴とする。
請求項4に記載のワイパーブレードの組付け方法は、請求項1に記載のバーティブラのホルダーに請求項1に記載のリフィールを保持させ、前記バーティブラの長さ寸法に応じて請求項1に記載のスポイラーを切断し、当該スポイラーの嵌合溝部を前記バーティブラに嵌合させることによりワイパーブレードが組付けられることを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも1つの受入凹所が長さ寸法の異なるバーティブラで互いに異なる位置に存在するホルダーを受入可能に長手方向に延びる構成とされ、かつ長手方向に延びる受入凹所に受け入れられたホルダーと、他の受入凹所に受け入れられたホルダーとの間に存在するバーティブラの部分が嵌合溝部に密接されているので、一方の端部を切断することによりスポイラーを長さの異なるバーティブラに共用させてもスポイラーの嵌合溝部をバーティブラに適切に嵌合させることができる。このため、長さ寸法の異なる複数の種類のワイパーブレードを製造する場合であっても、単一の種類のスポイラーを形成すればよいので、製造コストの増加を抑制することができる。
以下に、本発明に係るワイパーブレードの実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態に係るワイパーブレード10を各構成部品に展開して示した模式的な斜視図である。ワイパーブレード10は、車両のフロントガラス等(図示せず。)からなる払拭面S(図4(b)参照。)を払拭するために車両に設けられる。ワイパーブレード10は、リフィール11と、バーティブラ12と、複数のホルダー13と、クリップベース14と、クリップベースカバー15と、クリップ16(図5参照。)と、2本のスポイラー17とを備えている。
リフィール11は、払拭面Sを傷つけることなく払拭面Sを摺動可能な弾性部材で形成されており、長尺形状を呈している。リフィール11は、図4(b)に示すように、払拭面Sに当接されるラバー本体部11aと、ラバー本体部11aの上方に位置する頭部11bと、ラバー本体部11aおよび頭部11bを連結する首部11cとを有する。ラバー本体部11aの断面形状は、逆三角形状を呈し、頭部11bは、断面形状が矩形状を呈し金属製のバッキング11dを有する。首部11cは、ラバー本体部11aおよび頭部11bの間に凹部を規定している。ラバー本体部11aは、その下端の払拭部11eで払拭面Sに当接しており、払拭部11eが払拭面Sを摺動する。
バーティブラ12は、弾性を有する長尺な金属板で構成されており、図1に示すように、長尺方向に対して弓なりに湾曲した形状を呈している。バーティブラ12は、円柱状に形成された弾性金属棒を径方向に圧縮することによって平らに加工されたものである。このような加工により、角部が存在しない滑らかな断面形状のバーティブラ12を形成することが可能となるとともに、弓なりに湾曲させたバーティブラ12の中央部12aを押し下げて平らにした場合に、バーティブラ12の下面に加えられる付勢力を均等にすることが容易となる。
ここで、車両(図示せず。)の種類および車両におけるガラスの種類等により払拭面Sの面積が異なることから、リフィール11およびバーティブラ12は、払拭面Sに適合する長さ寸法とすることが望ましい。リフィール11は、払拭面Sを均一に払拭することができるように、延在方向と直交する断面で見て等しい形状の長尺なリフィールとして形成されており、このリフィールを所望の長さ寸法で切断することで、ワイパーブレード10が適用される払拭面Sに適合するものを得ることができる。また、バーティブラ12は、前述した円柱状の弾性金属棒あるいはこの弾性金属棒を平らに加工した部材を所望の長さ寸法に切断することで、ワイパーブレード10が適用される払拭面Sに適合するものを得ることができる。このバーティブラ12には、リフィール11の取り付けのためのホルダー13が取り付けられる。
ホルダー13は、図2に示すように、矩形板材の両側部が折り返されかつ2段階にL字状に折り込まれるように加工されており、その断面で見て逆凸字状を呈している。ホルダー13の下壁部13aには、切り欠き18が形成されている。切り欠き18は、一定の間隔を保ちつつバーティブラ12の伸長方向に沿って伸長している。
また、ホルダー13の内方には、その上部に位置する第1空間19と、第1空間19の下方に位置する第2空間20とが規定されている。第1空間19は、全体に直方体形状を呈し、バーティブラ12を挿通するために必要な横幅寸法及び高さ寸法を確保できる幅寸法w及び高さ寸法hとされており、バーティブラ12の受け入れを許す(図4(b)参照。)。第2空間20は、第1空間19よりも幅の狭い直方体形状を呈しており、リフィール11の頭部11b(図4(b)参照。)を挿通するために必要な横幅寸法及び高さ寸法が確保されている。第2空間20は、頭部11bが挿通された際、ホルダー13の切り欠き18の周縁部両端がリフィール11の首部11cを挟持する構造とされており、リフィール11がホルダー13から抜け落ちない構造となっている(図4(b)参照。)。このため、ホルダー13は、取り付けられたバーティブラ12上でリフィール11を保持することにより、バーティブラ12にリフィール11を取り付けることができ、ホルダー13の長さ寸法lは、バーティブラ12へのリフィール11の取り付け強度を十分なものとすることができる大きさに設定されている。
ホルダー13は、リフィール11の払拭部11eがその全長に渡り均等な圧力で払拭面Sに当接するようにバーティブラ12にリフィール11を取り付けられるものであることから、バーティブラ12の長さ寸法に応じて、適宜取り付け位置および個数が設定される。本実施例では、図1に示すように、同一形状で等しい大きさ寸法の8個のホルダー13が用いられており、各ホルダー13は、バーティブラ12の伸長方向に沿って適切な間隔を置いてバーティブラ12に配接され、かつ後述するクリップベース14が装着される中央部12aを中心に左右に均等に配置されている。各ホルダー13は、その第1空間19にバーティブラ12が挿入されることによりバーティブラ12に取り付けられる構成であることから、バーティブラ12上で段差部(図1、図4および図5参照。)を形成する。このバーティブラ12の伸長方向で見た中央位置となる中央部12aには、クリップベース14が取り付けられる。
クリップベース14は、図5に示すように、バーティブラ12をその両側方から挟持することができ、これによりバーティブラ12に取り付けることができる。クリップベース14は、バーティブラ12の両側縁部でバーティブラ12を介在させて対向する一対の対向壁部14aを有し、この一対の対向壁部14aには軸受部14bが形成されている。この一対の対向壁部14aには、軸受部14bに挿通されるリベット21を介してクリップ16が回動自在に設けられる。
クリップ16は、合成樹脂で形成されており、全体に箱状を呈するクリップ本体部22と、その両側に位置するガイド壁部23とを有する。クリップ本体部22は、長手方向の一端部に半円形状に張り出したクリップ湾曲部分22aを有し、他端部に板形状のレバー部分22bを有する。クリップ湾曲部分22aには、その半円形状の中心軸線に略等しい中心軸線を有しリベット21の挿通を許す挿通孔22cが形成されている。レバー部分22bは、一端22dがクリップ本体部22に一体的とされ、バーティブラ12の長手方向に延在している。レバー部分22bは、その下端面すなわちバーティブラ12に対向する面に係止爪22eが設けられており、他端22fを押圧することにより一端22dを基点とする撓み変形が可能とされている(図5(b)の二点鎖線のレバー部分22b参照。)。このクリップ本体部22の両側に両ガイド壁部23が設けられている。両ガイド壁部23は、全体に矩形状を呈し対を為しており、後述するようにクリップ本体部22に装着されるワイパーアーム24が、バーティブラ12の幅方向へ変位することを防止する。
クリップ本体部22に装着されるワイパーアーム24は、図示は略すが車両に設けられており、端部が取り付けのためのフック部24aとされている。フック部24aは、クリップ16のクリップ湾曲部分22aを取り巻くように当接可能なアーム湾曲部分24bと、厚さ方向に貫通しレバー部分22bの係止爪22eに係合可能な係止孔24cとを有する。
ワイパーブレード10では、クリップベース14の両対向壁部14aの間にクリップ16を配置し(矢印O参照。)、両対向壁部14aの軸受部14bおよびクリップ16の挿通孔22cにリベット21を挿通して(矢印P参照。)、クリップ16が回動自在にクリップベース14に設けられる。このクリップベース14にクリップベースカバー15が装着される。
クリップベースカバー15は、プラスチック材料から形成されており、角部が面取りされている。クリップベースカバー15は、クリップベース14および後述するようにバーティブラ12に取り付けられる2つのスポイラー17の端部を覆うようにクリップベース14に装着される(図4(a)参照。)。
ワイパーブレード10は、ワイパーアーム24のフック部24aが回動自在なクリップ16のクリップ本体部22を取り巻き、かつフック部24aの係止孔24cがレバー部分22bの係止爪22eと係合するように(矢印Q参照。)、ワイパーアーム24がクリップ16に装着されて車両に取り付けられる。
2つのスポイラー17は、それぞれバーティブラ12の約半分の長さの長尺形状を呈しており、ゴム等の弾性体材料から金型(図示せず。)を用いて形成されている。2つのスポイラー17は、バーティブラ12の中央部12aにクリップベース14を介在させてバーティブラ12全体を覆うように、すなわち中央部12aからバーティブラ12の各先端12bに至る個所を覆うように、リフィール11を保持した状態のバーティブラ12に伸長方向に沿って設置可能である。ここで、各スポイラー17は、バーティブラ12の中央部12a側に位置される端部を一方の端部(17f)とし、バーティブラ12の各先端12b側に位置される端部を他方の端部(17e)とする。
スポイラー17は、図3に示すように、バーティブラ12に設置された場合、ワイパーブレード10の摺動方向に直交する2つの外側面17a、17bがそれぞれ異なる傾斜を有するように形成されている。外側面17aは、傾斜面によって構成され、上面略中央部には、長手方向に延びる低リブ17cが形成され、さらに上面の外側面17b側には、低リブ17cに平行に形成された高リブ17dが立設されている。各スポイラー17は、ワイパーブレード10が車両(図示せず。)に設置された際、ワイパーブレード10がその停止位置から揺動開始したとき、外側面17aが最初に払拭面S側に位置するようにバーティブラ12に設置される。外側面17aの傾斜面は、車両走行時にスポイラーにあたる空気の流れを低リブ17c及び高リブ17dへスムースに流し、流れてきた空気を低リブ17c及び高リブ17dが受けてワイパーブレード10全体に均一な圧力を加えることによって、払拭面Sへ向けてリフィール11に加えられる付勢力の補助を行う。
スポイラー17の底面部には、嵌合溝部25が形成されている。嵌合溝部25は、断面形状がバーティブラ12の両側縁部を挟持可能な逆凸字形状を呈し、スポイラー17の長手方向に沿って延在し、溝部開口25aでスポイラー17の底面部を開口している。各嵌合溝部25は、スポイラー17の延在方向と直交する断面で見て、バーティブラ12を挿通するために必要な横幅寸法及び高さ寸法とされており、バーティブラ12の嵌合が可能とされている(図3(b)二点鎖線の符号12参照。)。各嵌合溝部25には、図6に示すように、各ホルダー13によりバーティブラ12上に生じた段差部(図1、図4および図5参照。)を受け入れる受入凹所26が形成されている。各受入凹所26は、スポイラー17の延在方向と直交する断面で見て、ホルダー13の第1空間19を規定する個所と当接しつつ嵌入可能な大きさ寸法、すなわち高さ寸法Hおよび幅寸法Wとされている(図4(b)参照)。本実施例のワイパーブレード10では、バーティブラ12上の8つのホルダー13のうち、最も中央部12aに近い2つのホルダー13が取り付けられた個所には、各スポイラー17が位置されず、クリップベースカバー15により覆われることから、3つの受入凹所26が設けられた2つのスポイラー17が用いられている。各スポイラー17の嵌合溝部25は、ホルダー13でリフィール11を保持した状態のバーティブラ12を、溝部開口25aからリフィール11の払拭部11eが露呈した状態で収納することができる。
本発明に係るワイパーブレード10では、スポイラー17の嵌合溝部25の受入凹所26が、従来のワイパーブレードと異なる構成とされている。受入凹所26は、各スポイラー17に3つずつ設けられているが、前述したようにバーティブラ12がその中央部12aから見て左右対象とされていることから、一方のスポイラー17について説明し他方については説明を省略する。
3つの受入凹所26を、図6(a)、(b)に示すように、バーティブラ12の先端12b側から順に、第1受入凹所26a、第2受入凹所26bおよび第3受入凹所26cとし、スポイラー17の延在方向に沿う寸法を長さ寸法とする。また、各ホルダー13は、前述したように、同一形状で等しい大きさ寸法とされているが、各受入凹所26と同様に、先端12b側から順に、第1ホルダー13a、第2ホルダー13bおよび第3ホルダー13cとする。
本実施例は、前述したように、一方のスポイラー17に3つのホルダー13が被覆されるワイパーブレード10の例を示している。ここで、ホルダー13の個数および取り付け位置は、バーティブラ12の長さ寸法から決まることから、図7に示すように、スポイラー17に3つのホルダー13が被覆される構成において、最も小さい長さ寸法のバーティブラ12minとそこへの各ホルダー13の取り付け位置とを求めることができ、かつ最も大きい長さ寸法のバーティブラ12maxとそこへの各ホルダー13の取り付け位置とを求めることができる。そこで、本発明のワイパーブレード10のスポイラー17は、バーティブラ12maxに適合する長さ寸法のスポイラー(17)を形成し、このスポイラー(17)の一端部(17f)側を所望の長さ寸法に切断することで異なる長さ寸法のバーティブラ12に対応可能とされている。このため、第1受入凹所26a、第2受入凹所26bおよび第3受入凹所26cは、スポイラー(17)の他端部(17e)側を基準として、バーティブラ12minおよびバーティブラ12maxに基づき、位置および長さ寸法が設定されている。
第1受入凹所26aは、本実施例では、バーティブラ12の長さ寸法に拘わらず、その先端12bから見たバーティブラ12での第1ホルダー13aの取り付け位置が一定であることから、設定された第1ホルダー13aの取り付け位置に適合する位置でホルダー13の長さ寸法lに等しい長さ寸法L1に設定されている。
第2受入凹所26bは、バーティブラ12minでの設定位置の第2ホルダー13bを受け入れ可能な位置から、バーティブラ12maxでの設定位置の第2ホルダー13bを受け入れ可能な位置まで延在するように、位置および長さ寸法L2が設定されている。
第3受入凹所26cは、バーティブラ12minでの設定位置の第3ホルダー13cを受け入れ可能な位置から、バーティブラ12maxでの設定位置の第3ホルダー13cを受け入れ可能な位置まで延在するように、位置および長さ寸法L3が設定されている。
このため、ワイパーブレード10のスポイラー(17)は、バーティブラ12minの長さ寸法からバーティブラ12maxの長さ寸法までの範囲内であれば、バーティブラ12の長さ寸法に拘わらず3つホルダー13a、13b、13cを3つの受入凹所26a、26b、26cで適切に受け入れて、バーティブラ12に嵌合溝部25を嵌合させることができる。本実施例では、一例として、上記した単一の種類のスポイラー(17)を用いて、C1からC5までの5つの長さ寸法のワイパーブレード10を製造できることを示している(図6参照。)。ここで、長さ寸法C1は、バーティブラ12minに適合する大きさであり、かつ長さ寸法C5は、バーティブラ12maxに適合する大きさであり(図7参照。)、長さ寸法C2〜C4は、その範囲内で設定されている(図6参照。)。
つぎに、このワイパーブレード10における組付け方法を、スポイラー17の長さ寸法が図6および図7の符号C3に設定される場合を例にして、説明する。
まず、前述したように、長尺の部材を所望の長さに切断することにより、払拭面Sに適合する長さ寸法のリフィール11およびバーティブラ12(図7参照。)を形成する。バーティブラ12の長さ寸法に応じて設定された個数(本実施例では8つ)のホルダー13を設定された取り付け位置に取り付ける(図1参照。)。
バーティブラ12にクリップベース14を装着し、そこにリベット21を介してクリップ16を装着する(図5参照。)。
設定されたホルダー13の個数に適合する2つのスポイラー(17)、すなわちバーティブラ12に取り付けられたホルダー13のうち、スポイラー(17)で被覆すべき個数に等しい個数の受入凹所26(本実施例では3つ)を有する2つのスポイラー(17)を選択し(図6参照。)、他端(17e)を基準として両スポイラー(17)の一端(17f)側をバーティブラ12の長さ寸法に応じる長さ寸法の位置(本実施例では図6および図7の符号C3の位置)で切断して2つのスポイラー17を形成する。
バーティブラ12に取り付けられた各ホルダー13にリフィール11を保持させ、このバーティブラ12および各ホルダー13を覆うようにバーティブラ12を両スポイラー17の嵌合溝部25に収容させて両スポイラー17をバーティブラ12に取り付ける(図4(b)参照。)。このとき、各スポイラー17の各嵌合溝部25では、第1受入凹所26aに第1ホルダー13aが受け入れられ、第2受入凹所26bの略中央位置に第2ホルダー13bが受け入れられ、第3受入凹所26cの略中央位置に第3ホルダー13cが受け入れられることとなる(図7参照。)。このため、両スポイラー17は、嵌合溝部25でバーティブラ12を適切に挟持する(図3(b)参照。)と共に、バーティブラ12の各ホルダー13が位置されている個所では各受入凹所26a、26b、26cで各ホルダー13a、13b、13cを適切に挟持する(図4(b)参照。)ことができる。換言すると、バーティブラ12は、各受入凹所26に対向する部分が各ホルダー13を介して各受入凹所26と密接し、各受入凹所26に対向しない部分が嵌合溝部25と密接している。
バーティブラ12にスポイラー17が設置されると、スポイラー17の嵌合溝部25の溝部開口25aからリフィール11の払拭部11eが露呈した状態で、バーティブラ12および各ホルダー13が嵌合溝部25内に収納されバーティブラ12および各ホルダー13がスポイラー17により被覆される。これにより、払拭面Sに適合する大きさ寸法のワイパーブレード10を得ることができる。
このワイパーブレード10は、クリップベース14のクリップ16に取り付けられたワイパーアーム24(図5参照。)により払拭面Sへ向けての付勢力が付与される。この付勢力は、バーティブラ12の弾性作用によりリフィール11に均等に伝達される。このため、リフィール11の払拭部11eは、払拭面Sに対して均等な押圧力で当接している。ワイパーブレード10は、ワイパーアームの揺動に伴って払拭部11eが払拭面Sを摺動し、払拭面Sを払拭することができる。
また、2つのスポイラー17は、その嵌合溝部25と各ホルダー13が取り付けられた状態のバーティブラ12とが適切に嵌合することによりバーティブラ12に設けられていることから、リフィール11に均一な圧力を加えることができ、払拭面Sへ向けてリフィール11に加えられる付勢力の補助を適切に行うことができる。
ここで、上記した例では、スポイラー17が長さ寸法C3に設定される場合について、ワイパーブレード10の組付け方法を説明したが、前述したように、本実施例では、スポイラー(17)を用いて、スポイラー17の長さ寸法で見てC1からC5までの5種類の長さ寸法(図6参照。)のワイパーブレード10を製造することができる。これは、スポイラー(17)は、C1(バーティブラ12min)からC5(バーティブラ12max)までの長さ寸法であれば、バーティブラ12の長さ寸法に拘わらず、そこに取り付けられた3つのホルダー13a、13b、13cを3つの受入凹所26a、26b、26cで受け入れつつ嵌合溝部25とバーティブラ12とを嵌合させることができることによる。なお、スポイラー17を長さ寸法C5に設定する場合、スポイラー(17)を切断することなくそのまま用いてスポイラー17とする。
このため、スポイラー(17)を、その他端(17e)を基準として、設定されたバーティブラ12の長さ寸法に応じる位置(本実施例では、図6の符号C1〜C5の位置。)で一端(17f)側を切断すれば、設定されたバーティブラ12を適切に被覆する2つのスポイラー17を得ることができる。よって、単一の種類のスポイラー(17)を用いて、スポイラー17によるリフィール11の払拭面Sへの付勢の適切な補助が可能な複数の大きさ寸法のワイパーブレード10(本実施例では5種類)を製造することができ、払拭面Sに適合する大きさ寸法とすることができる。また、単一の種類のスポイラー(17)を用いることから、複数の種類のスポイラーが必要となる従来のワイパーブレードに比較して、複数の金型を用意する必要がなくかつ複数の種類のスポイラーを形成しなくて済むので、製造コストの増加を抑制することができる。
また、例えば払拭面Sの大きさ寸法が小さくなり、バーティブラ12の長さ寸法が小さくなる場合、そこに取り付けられるホルダー13の個数を減少させても、ホルダー13によるリフィール11のバーティブラ12への取り付けを適切なものとすることができる。この場合、例えば、図8に示すように、切断する前のスポイラー(170)を、嵌合溝部250の受入凹所260の個数が少ないものとすることで適切に対応することができる。この一例としてのスポイラー(170)は、2つの受入凹所260すなわち第1受入凹所260aおよび第2受入凹所260bを有し、4つの長さ寸法C6、C7、C8およびC9に対応可能とされている。
第2受入凹所260bは、スポイラー170に2つのホルダーが収容される構成において、最も小さい長さ寸法のバーティブラでの設定位置の第2ホルダーを受け入れ可能な位置から、最も大きい長さ寸法のバーティブラでの設定位置の第2ホルダーを受け入れ可能な位置まで延在するように、位置および長さ寸法L20が設定されている。なお、第1受入凹所260aは、スポイラー(17)の第1受入凹所26aに等しく、位置および長さ寸法L10が設定されている。
このため、スポイラー(170)は、長さ寸法がC6、C7、C8およびC9であれば、換言すると長さ寸法がC6からC8の範囲内であれば、長さの異なるバーティブラ12で互いに異なる位置に存在する2つのホルダー13を2つ受入凹所260a、260bで受け入れつつバーティブラ12に嵌合溝部250を嵌合させることができる。よって、単一の種類のスポイラー(170)を用いて、スポイラー170によるリフィール11の払拭面Sへの付勢の適切な補助が可能な複数の大きさ寸法のワイパーブレード10(図8の例では4種類)を製造することができ、払拭面Sに適合する大きさ寸法とすることができる。また、単一の種類のスポイラー(170)を用いることから、複数の種類のスポイラーが必要となる従来のワイパーブレードに比較して、複数の金型を用意する必要がなくかつ複数の種類のスポイラーを形成しなくて済むので、製造コストの増加を抑制することができる。
さらに、例えば払拭面Sの大きさ寸法が大きくなり、バーティブラ12の長さ寸法が大きくなる場合、そこに取り付けられるホルダー13の個数を増加させて、ホルダー13によるリフィール11のバーティブラ12への取り付けを適切なものとする必要がある。この場合、例えば、図9に示すように、切断する前のスポイラー(1700)を、嵌合溝部2500の受入凹所2600の個数が多いものとすることで適切に対応することができる。この一例としてのスポイラー(1700)は、4つの受入凹所2600すなわち第1受入凹所2600a、第2受入凹所2600b、第3受入凹所2600cおよび第4受入凹所2600dを有し、3つの長さ寸法C10、C11およびC12に対応可能とされている。
第2受入凹所2600bは、スポイラー1700に4つのホルダーが収容される構成において、最も小さい長さ寸法のバーティブラでの設定位置の第2ホルダーを受け入れ可能な位置から、最も大きい長さ寸法のバーティブラでの設定位置の第2ホルダーを受け入れ可能な位置まで延在するように、位置および長さ寸法L200が設定されている。また、第3受入凹所2600cも同様に、位置および長さ寸法L300が設定されている。第4受入凹所2600dは、図9に示す例では、バーティブラ12の長さ寸法に拘わらず、バーティブラ12への第4ホルダー(図示せず。)の取り付け位置が一定であるので、その位置でホルダー13の長さ寸法lに等しい長さ寸法L400に設定されている。なお、第1受入凹所2600aは、スポイラー(17)の第1受入凹所26aに等しく、位置および長さ寸法L100が設定されている。
このため、スポイラー(1700)は、長さ寸法がC10、C11およびC12であれば、換言すると長さ寸法がC10からC12の範囲内であれば、長さの異なるバーティブラ12で互いに異なる位置に存在する4つのホルダー13を4つの受入凹所2600a、2600b、2600c、2600dで受け入れつつバーティブラ12に嵌合溝部2500を嵌合させることができる。よって、単一の種類のスポイラー(1700)を用いて、スポイラー1700によるリフィール11の払拭面Sへの付勢の適切な補助が可能な複数の大きさ寸法のワイパーブレード10(図9の例では3種類)を製造することができ、払拭面Sに適合する大きさ寸法とすることができる。また、単一の種類のスポイラー(1700)を用いることから、複数の種類のスポイラーが必要となる従来のワイパーブレードに比較して、複数の金型を用意する必要がなくかつ複数の種類のスポイラーを形成しなくて済むので、製造コストの増加を抑制することができる。
したがって、本実施例のワイパーブレード10では、長さ寸法の異なる複数の種類を製造しても、スポイラー17の嵌合溝部25によるバーティブラ12への嵌合を適切なものとしつつ製造コストの増加を抑制することができる。
また、ワイパーブレード10では、受入凹所26の個数の設定が異なる3つの種類のスポイラー(17、170、1700)を形成するだけで、12種類のワイパーブレードを製造することができる。換言すると、3つの種類のスポイラー(17、170、1700)を形成するだけで、スポイラー170に2つのホルダーが被覆される構成における最も小さな長さ寸法のバーティブラ12から、スポイラー1700に4つのホルダーが被覆される構成における最も大きな長さ寸法のバーティブラ12までの範囲内であれば、如何なる長さ寸法のバーティブラ12であっても当該バーティブラ12にスポイラーを適切に取り付けることができ、如何なる長さ寸法のワイパーブレード10であっても製造することができる。
以上、本発明に係るワイパーブレードを、図面を用いて説明したが、本発明に係るワイパーブレードは上記したものに限定されるものではなく、スポイラーの溝部に凹所が設けられていればよく、各凹所の長さ寸法は適宜変更することができる。
また、上記した実施例では、ホルダー13が3つ収容される構成において、最小の長さ寸法のバーティブラ12をバーティブラ12minとし、かつホルダー13が3つ必要である場合の最大の長さ寸法のバーティブラ12をバーティブラ12maxとし、これらに基づいて各受入凹所26の位置および長さ寸法が設定されていたが、各受入凹所26の位置および長さ寸法は、複数の長さ寸法のバーティブラに適合できるように適宜設定すればよく、上記した実施例に限定されるものではない。
上記した実施例では、凹所を2、3、4つ有する3種類のスポイラーが形成されていたが、リフィールを払拭面に対し均一に当接させる観点から、バーティブラの長さ寸法に応じて異なる各ホルダーの個数に応じるものであれば凹所の個数は適宜変更することができ、上記した実施例に限定されるものではない。
スポイラーは、ワイパーブレードの摺動に伴ってその周囲の空気の流れを整流し、かつ空気からの押圧力を受けて払拭面に対してリフィールの払拭部が均一に当接するようにリフィールを付勢することができるものであればよく、上記した形状に限定されるものではない。
本発明の実施の形態に係るワイパーブレードを示す展開斜視図である。 ホルダーを示す斜視図である。 スポイラーを示す図であって、(a)はその斜視図であり、(b)は(a)に示すI−I線に沿って得られた断面図である。 図1のワイパーブレードを示す図であって、(a)はその斜視図であり、(b)は(a)に示すII−II線に沿って得られた断面図である。 クリップベースの近傍を部分的に示す斜視図であり、(a)はその斜視図であり、(b)は(a)に示すIII−III線に沿って得られた断面図である。 スポイラーを示す図であって、(a)はその底面図であり、(b)は(a)に示すIV−IV線に沿って得られた断面図であり、(c)は(b)に示すV−V線に沿って得られた断面図である。 スポイラーが異なる長さ寸法のバーティブラを適切に収容可能でることを説明するための模式図である。 図6とは異なる形状のスポイラーを示す図であって、図6(a)と同様の底面図である。 図6および図8とは異なる形状のスポイラーを示す図であって、図6(a)と同様の底面図である。
符号の説明
10 ワイパーブレード
11 リフィール
12 バーティブラ部
13 ホルダー
17 スポイラー
25 溝部
26 凹所
S 払拭面

Claims (4)

  1. 払拭面を払拭する長尺形状のリフィールと、該リフィールの長手方向に間隔を置いて該リフィールを保持する複数のホルダーが取り付けられたバーティブラと、該バーティブラに装着されて該バーティブラを被覆するスポイラーとを備え、
    該スポイラーには、前記バーティブラの長手方向に沿って延びて該バーティブラに嵌合される嵌合溝部が設けられ、該嵌合溝部には、前記バーティブラの長手方向に間隔を置いて前記各ホルダーの受入凹所が設けられ、
    前記スポイラーは、長さが異なりかつ前記各ホルダーの間隔が異なる少なくとも2つのバーティブラに、一方の端部を切断することによって共用され、
    前記各受入凹所のうち少なくとも1つは、前記スポイラーの他方の端部を基準として、長さの異なるバーティブラで互いに異なる位置に存在する前記ホルダーの双方を受け入れ可能に前記バーティブラの長手方向に延びる構成とされ、
    前記嵌合溝部は、当該バーティブラの長手方向に延びる受入凹所と他の受入凹所との間で、長手方向に延びる受入凹所に受け入れられたホルダーと、他の受入凹所に受け入れられたホルダーとの間に存在するバーティブラの部分に密接することを特徴とするワイパーブレード。
  2. 前記スポイラーは、前記一方の端部が前記バーティブラの中央部側に位置し、かつ前記他方の端部が前記バーティブラの両先端側に位置して前記バーティブラを被覆するように2つ設けられ、前記各スポイラーは、前記先端を基準とする前記中央部までの前記バーティブラの長さ寸法に応じて前記一方の端部が切断されることを特徴とする請求項1に記載のワイパーブレード。
  3. 前記スポイラーは、長手方向に延びる受入凹所が少なくとも2つ設けられ、その長さが互いに異なる構成とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワイパーブレード。
  4. 請求項1に記載のバーティブラのホルダーに請求項1に記載のリフィールを保持させ、
    前記バーティブラの長さ寸法に応じて請求項1に記載のスポイラーを切断し、
    当該スポイラーの嵌合溝部を前記バーティブラに嵌合させることによりワイパーブレードが組付けられることを特徴とするワイパーブレードの組付け方法。
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