JP2007195647A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】パンツタイプの吸収性物品において、本体部の前方部および後方部の着用者に対する密着性を向上するとともに吸収性物品の着用を容易とする。
【解決手段】吸収性物品1は、胴部弾性部材41と脚部弾性部材42との間において本体部2に接合される前方部弾性部材43および後方部弾性部材を備えることにより、本体部2の前方部201および後方部の着用者に対する密着性を向上することができる。前方部弾性部材43は、2本の弾性糸を含む第1弾性糸群431、第2弾性糸群432および第3弾性糸群433を備える。互いに隣接する弾性糸群の間の距離DL1,DL2は、各弾性糸群における弾性糸の間隔DS1,DS2,DS3のいずれよりも大きい。吸収性物品1の着用の際には、両手の指先を弾性糸群の間に深く引っ掛けることができ、本体部2を強固に掴むことができる。その結果、吸収性物品1の着用を容易とすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、上端に胴部開口を有し、下端に一対の脚部開口を有するパンツタイプの吸収性物品に関する。
従来より、着用者からの排泄物を受ける使い捨ておむつの1つとしてパンツタイプのものが利用されている。パンツタイプの使い捨ておむつでは、上端の胴部開口および下端の一対の脚部開口の周囲に弾性部材を設けることにより、着用者に対する使い捨ておむつの密着性を向上させ、排泄物の重さ等により使い捨ておむつがずれることを防止する構造が採用されている。
特許文献1では、パンツタイプの使い捨ておむつのウエスト開口部(胴部開口)と一対のレッグ開口部(脚部開口)との間の胴周囲部において、全周に亘ってギャザを形成する複数の弾性部材を設け、当該複数の弾性部材の間隔をウエスト開口部に近づくほど狭くし、かつ、各弾性部材の伸張率をウエスト開口部に近づくほど高くすることにより、使い捨ておむつの胴周囲部を着用者に良好にフィットさせる技術が開示されている。
また、特許文献2では、パンツタイプの使い捨ておむつの腹側部において、胴回り部分の外層シートを貫通する複数の補助開口部を設けることにより、着用時に補助開口部に指を引っ掛けて使い捨ておむつを容易に着用する技術が開示されている。
特開平8−112309号公報 特開2004−267335号公報
ところで、パンツタイプの使い捨ておむつは、通常、使い捨ておむつの胴部開口から脚部開口へと脚を挿入した後、胴部開口の内側に親指を入れて胴部開口近傍を掴み、使い捨ておむつを腰部まで引き上げることにより着用される。
特許文献1の使い捨ておむつでは、ウエスト開口部に近づくほど弾性部材の間隔が狭くなるため、着用する際に使い捨ておむつに指を安定して引っ掛けることが困難となる。このため、着用者によっては使い捨ておむつを強く掴むことができず、使い捨ておむつを容易に着用することができない場合がある。
また、特許文献2の使い捨ておむつでは、外層シートに補助開口部を有するため、尿等が補助開口部から外部に漏出する恐れがあり、また、補助開口部を有する胴回り部分の強度が低下して外層シートが破れてしまう可能性もある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、パンツタイプの吸収性物品において、本体部の前方部および後方部の着用者に対する密着性を向上するとともに吸収性物品の着用を容易とすることを目的としている。
請求項1に記載の発明は、上端に胴部開口を有し、下端に一対の脚部開口を有するパンツタイプの吸収性物品であって、着用者の腹側および背側の肌に接する前方部および後方部の間の中間部で折り曲げられ、前記中間部を下側に向けた際の前記前方部の左右両側の部位が、前記後方部の左右両側の部位にそれぞれ接合されている本体部と、胴部開口のエッジに沿って前記本体部に接合されるとともに収縮することにより胴部開口ギャザを形成する胴部弾性部材と、一対の脚部開口のそれぞれのエッジに沿って前記本体部に接合されるとともに収縮することにより脚部開口ギャザを形成する脚部弾性部材と、前記胴部弾性部材および前記脚部弾性部材の間において左右方向に沿って前記前方部に接合されるとともに収縮することにより前方部ギャザを形成する前方部弾性部材と、前記胴部弾性部材および前記脚部弾性部材の間において前記左右方向に沿って前記後方部に接合されるとともに収縮することにより後方部ギャザを形成する後方部弾性部材とを備え、前記前方部弾性部材および前記後方部弾性部材の少なくとも一方が、複数の弾性糸を前記左右方向に垂直な上下方向に第1の間隔にて配列した第1弾性糸群と、前記第1弾性糸群の下方において複数の弾性糸を前記上下方向に第2の間隔にて配列した第2弾性糸群とを備え、前記第1弾性糸群の下端と前記第2弾性糸群の上端との間の前記上下方向に関する距離が、前記第1の間隔および前記第2の間隔のいずれよりも大きい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品であって、前記第1の間隔および前記第2の間隔が1mm以上9mm以下であり、前記第1弾性糸群の前記下端と前記第2弾性糸群の前記上端との間の前記距離が10mm以上20mm以下である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の吸収性物品であって、着用者に着用された状態において、前記第1弾性糸群および前記第2弾性糸群のそれぞれに生じる張力が、前記胴部弾性部材に生じる張力よりも小さい。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記第1弾性糸群の前記下端に位置する弾性糸の断面積が、前記第1弾性糸群の他の弾性糸および前記第2弾性糸群の前記上端に位置する弾性糸の断面積よりも大きい。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記前方部弾性部材および前記後方部弾性部材の前記少なくとも一方が、前記第2弾性糸群の下方において、前記第1弾性糸群の前記下端と前記第2弾性糸群の前記上端との間の前記距離よりも小さい第3の間隔にて、複数の弾性糸を前記上下方向に配列した第3弾性糸群をさらに備え、前記第2弾性糸群の下端と前記第3弾性糸群の上端との間の前記上下方向に関する距離が、前記第1の間隔、前記第2の間隔および前記第3の間隔のいずれよりも大きい。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の吸収性物品であって、前記第1弾性糸群、前記第2弾性糸群および前記第3弾性糸群がそれぞれ、2本の弾性糸のみを備える。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記第1弾性糸群の上端と前記胴部弾性部材の下端との間の前記上下方向に関する距離が、前記第1の間隔および前記第2の間隔のいずれよりも大きい。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記前方部弾性部材および前記後方部弾性部材のそれぞれが、前記第1弾性糸群および前記第2弾性糸群を備える。
請求項9に記載の発明は、上端に胴部開口を有し、下端に一対の脚部開口を有するパンツタイプの吸収性物品であって、着用者の腹側および背側の肌に接する前方部および後方部の間の中間部で折り曲げられ、前記中間部を下側に向けた際の前記前方部の左右両側の部位が、前記後方部の左右両側の部位にそれぞれ接合されている本体部と、胴部開口のエッジに沿って前記本体部に接合されるとともに収縮することにより胴部開口ギャザを形成する胴部弾性部材と、一対の脚部開口のそれぞれのエッジに沿って前記本体部に接合されるとともに収縮することにより脚部開口ギャザを形成する脚部弾性部材と、前記胴部弾性部材および前記脚部弾性部材の間において左右方向に沿って前記前方部に接合されるとともに収縮することにより前方部ギャザを形成する前方部弾性部材と、前記胴部弾性部材および前記脚部弾性部材の間において前記左右方向に沿って前記後方部に接合されるとともに収縮することにより後方部ギャザを形成する後方部弾性部材とを備え、前記前方部弾性部材および前記後方部弾性部材の少なくとも一方が、第1弾性糸と、前記第1弾性糸の下方において、前記左右方向に垂直な上下方向に関して前記第1弾性糸と第1の距離をあけて配置された第2弾性糸と、前記第2弾性糸の下方において、前記上下方向に関して前記第2弾性糸と前記第1の距離よりも小さい第2の距離をあけて配置された第3弾性糸とを備える。
本発明では、本体部の前方部および後方部の着用者に対する密着性を向上するとともに吸収性物品の着用を容易とすることができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る吸収性物品1の外観を示す図であり、図2および図3はそれぞれ、吸収性物品1を正面図(すなわち、着用者の腹側に位置する部位の図)および背面図(すなわち、着用者の背側に位置する部位の図)である。吸収性物品1は、上端(すなわち、図1中の上側の端部)に胴部開口11を有し、下端に一対の脚部開口12を有するパンツタイプの使い捨ておむつである。
図4は、吸収性物品1を展開した状態で着用者側から見た平面図である。図4に示すように、吸収性物品1は、略シート状の本体部2を備える。吸収性物品1では、本体部2の図4中の下側の部位201が着用者の腹側の肌に接し、図4中の上側の部位203が着用者の背側の肌に接する。以下の説明では、本体部2の着用者の腹側および背側の肌に接する部位201,203をそれぞれ、「前方部201」および「後方部203」と呼び、前方部201と後方部203との間で着用者の股間部に対向する部位202を「中間部202」と呼ぶ。
図1に示すように、吸収性物品1では、本体部2が中間部202で折り曲げられ、中間部202を下側に向けた際の前方部201の左右両側の部位(すなわち、前方部201の幅方向の両側の部位)が、後方部203の左右両側の部位(すなわち、後方部203の幅方向の両側の部位)にそれぞれ接合されている。
図5は、吸収性物品1を図4中に示すA−Aの位置で切断した断面図である。図4および図5に示すように、本体部2は、吸収体である吸収コア22、吸収コア22の内側(すなわち、着用者側)の主面を覆うトップシート21、吸収コア22の外側(すなわち、着用者側とは反対側)の主面を覆うバックシート23、バックシート23の外側を覆う外装シート24、および、吸収コア22の長手方向(すなわち、図4中の上下方向)のほぼ全長に亘って吸収コア22の長手方向とは垂直な幅方向の両側に設けられた一対の側壁部3を備える。図4中では、吸収コア22の輪郭を太い破線にて示す。トップシート21およびバックシート23は、ホットメルト接着剤等により吸収コア22の周囲にて互いに接合され、吸収コア22の側方には側壁部3が接合される。また、外装シート24およびバックシート23もホットメルト接着剤等により接合される。
トップシート21は透液性の材料、例えば、親水性繊維により形成された不織布であり、着用者からの排泄物の水分を速やかに捕捉して吸収コア22へと移動させる。トップシート21として利用される不織布は、例えば、ポイントボンド不織布やエアスルー不織布、スパンレース不織布であり、これらの不織布を形成する親水性繊維としては通常、セルロースやレーヨン、コットン等が用いられる。なお、トップシート21として、表面を界面活性剤により親水処理した疎水性繊維(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ナイロン)にて形成された透液性の不織布が利用されてもよく、また、開孔を有するプラスチックフィルムが利用されてもよい。
吸収コア22は、親水性繊維(例えば、粉砕したパルプ繊維やセルロース繊維)に粒状の吸水性ポリマー(例えば、SAP(Super Absorbent Polymer))を混合したものをティッシュペーパーや透液性不織布等の被覆シートにより包み込んで形成され、トップシート21を透過した水分を吸収して迅速に固定する。親水性繊維を包む被覆シートは、親水性繊維および吸水性ポリマーとホットメルト接着剤により接合されて、親水性繊維の型崩れ、および、吸水性ポリマーの脱落(特に、吸水後における脱落)を防止する。
バックシート23は、撥水性または不透液性のプラスチックフィルムであり、トップシート21を透過した水分、および、吸収コア22に一旦吸収された水分が、外装シート24側にしみ出すのを防止する。着用者の快適性の観点からは、通気性を有するプラスチックフィルムがバックシート23として利用されることが好ましい。バックシート23としては、撥水性または不透液性の不織布や当該不織布の内側に撥水性または不透液性のプラスチックフィルムが積層された積層シートが利用されてもよい。バックシート23に利用される不織布は、例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS(スパンボンド・メルトブロー・スパンボンド)不織布であり、必要に応じて撥水処理が施されてもよい。
外装シート24は、撥水性または不透液性の不織布であり、前方部201における外装シート24の左右両側の部位が、後方部203における外装シート24の左右両側の部位にそれぞれ接合されることにより、吸収性物品1がパンツ型に形成される。なお、外装シート24として、撥水性または不透液性のプラスチックフィルムやプラスチックフィルムと不織布との積層シートが利用されてもよいが、着用者の肌触りを向上するという観点からは、外装シート24は不織布により形成されることが好ましい。
図4および図5に示すように、一対の側壁部3のそれぞれには、長手方向に伸びる2本の弾性糸31が接合されており、図4に示すように吸収性物品1を広げた状態では、弾性糸31は伸張状態となっている。吸収性物品1では、弾性糸31が収縮することにより、本体部2の側方において側壁部3が着用者側に向かって立ち上がり、着用時に着用者の足の付け根近傍に当接する立体ギャザーが形成される。
側壁部3は、撥水性または不透液性の不織布(例えば、スパンボンド不織布やメルトブロー不織布、SMS不織布)やプラスチックフィルム、あるいは、これらの複合材料により形成される。吸収性物品1の快適性向上の観点からは、側壁部3が通気性を有することが好ましい。弾性糸31としては、例えば、ポリウレタン糸、帯状のポリウレタンフィルム、糸状または帯状の天然ゴム等が用いられる。
図1ないし図3に示すように、吸収性物品1は、また、胴部開口11のエッジに沿うとともに胴部開口11の全周に亘って本体部2に接合される胴部弾性部材41、一対の脚部開口12のそれぞれのエッジに沿うとともに脚部開口12のほぼ全周に亘って本体部2に接合される脚部弾性部材42、胴部弾性部材41および脚部弾性部材42の間において左右方向(すなわち、幅方向)に沿って前方部201に接合される前方部弾性部材43、並びに、胴部弾性部材41および脚部弾性部材42の間において左右方向に沿って後方部203に接合される後方部弾性部材44をさらに備える。
胴部弾性部材41は複数の弾性糸を含み、吸収性物品1では、これら複数の弾性糸を胴部弾性部材41と総称している。脚部弾性部材42も同様に複数の弾性糸を含み、これら複数の弾性糸を脚部弾性部材42と総称している。胴部弾性部材41および脚部弾性部材42に含まれる複数の弾性糸は、本体部2の前方部201および後方部203のそれぞれの長手方向の端部において、ホットメルト接着剤等により外装シート24に接着される。
前方部弾性部材43および後方部弾性部材44もそれぞれ複数の弾性糸を含み、当該複数の弾性糸もホットメルト接着剤等により外装シート24に接着される。前方部弾性部材43および後方部弾性部材44が接合される部位では、外装シート24は2枚の不織布を積層した構造とされており、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44は当該2枚の不織布の間に接合される。
なお、正確には胴部弾性部材41の弾性糸は、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44の弾性糸と同様に、前方部201と後方部203とに個別に設けられる。
胴部弾性部材41、脚部弾性部材42、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44にそれぞれ含まれる複数の弾性糸としては、例えば、ポリウレタン糸、帯状のポリウレタンフィルム、糸状または帯状の天然ゴム等が用いられる。本実施の形態では、繊度300〜2000デシテックスの糸状部材である複数のポリウレタン糸が、ゴム系のホットメルト接着剤により本体部2に接着される。なお、胴部弾性部材41、脚部弾性部材42、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44に含まれる弾性糸の本体部2に対する接合方法としては、超音波圧着や熱圧着等を採用することもできる。ただし、製造の簡素化等の観点からは、ホットメルト接着剤による接着が好ましい。
胴部弾性部材41および脚部弾性部材42はそれぞれ、胴部開口11および脚部開口12の周囲にほぼ全周に亘って伸張状態(好ましくは、1.1倍〜5.0倍に伸張された状態)で接合され、収縮することにより胴部開口ギャザおよび脚部開口ギャザを形成する。前方部弾性部材43および後方部弾性部材44も同様に、本体部2の前方部201および後方部203にそれぞれ伸張状態(好ましくは、1.1倍〜5.0倍に伸張された状態)で接合され、収縮することにより前方部ギャザおよび後方部ギャザを形成する。
図1および図2に示すように、前方部弾性部材43は、複数の弾性糸4311を含む第1弾性糸群431、第1弾性糸群431の下方において複数の弾性糸4321を含む第2弾性糸群432、および、第2弾性糸群432の下方において複数の弾性糸4331を含む第3弾性糸群433を備える。本実施の形態では、第1弾性糸群431、第2弾性糸群432および第3弾性糸群433はそれぞれ、弾性糸を2本のみ有する。図1および図3に示すように、後方部弾性部材44も前方部弾性部材43と同様に、2本の弾性糸4411を含む第1弾性糸群441、2本の弾性糸4421を含む第2弾性糸群442、および、2本の弾性糸4431を含む第3弾性糸群443を備える。
図1に示す前方部弾性部材43の第1弾性糸群431では、下端に位置する弾性糸4311が、第1弾性糸群431の他の弾性糸4311(本実施の形態では、上端に位置する弾性糸4311)よりも太い(すなわち、断面積が大きい。)。前方部弾性部材43の第2弾性糸群432、並びに、後方部弾性部材44の第1弾性糸群441および第2弾性糸群442においても同様に、各弾性糸群の下端に位置する弾性糸は、各弾性糸群の他の弾性糸よりも太い。
また、前方部弾性部材43の第1弾性糸群431の下端に位置する弾性糸4311は、第2弾性糸群432の上端に位置する弾性糸4321よりも太く、第2弾性糸群432の下端に位置する弾性糸4321は、第3弾性糸群433の上端に位置する弾性糸4331よりも太い。後方部弾性部材44においても同様に、第1弾性糸群441の下端に位置する弾性糸4411は、第2弾性糸群442の上端に位置する弾性糸4421よりも太く、第2弾性糸群442の下端に位置する弾性糸4421は、第3弾性糸群443の上端に位置する弾性糸4431よりも太い。
着用者に着用された状態の吸収性物品1では、伸張された胴部弾性部材41が収縮することにより、胴部開口11近傍の部位が着用者の胴回りに密着し、脚部弾性部材42が収縮することにより、脚部開口12近傍の部位が着用者の脚部に密着する。また、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44が収縮することにより、前方部201および後方部203が着用者の腹側および背側の肌に密着する。
吸収性物品1が着用者に着用された状態(すなわち、胴部弾性部材41、脚部弾性部材42、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44が伸張された状態)では、前方部弾性部材43の第1弾性糸群431、第2弾性糸群432および第3弾性糸群433、並びに、後方部弾性部材44の第1弾性糸群441、第2弾性糸群442および第3弾性糸群443にそれぞれ生じる張力は、胴部弾性部材41に生じる張力よりも小さい。このため、本体部2の前方部201および後方部203の着用者に対する密着性が過剰に大きくなることを防止することができ、吸収性物品1の着用感を快適なものとすることができる。
図2に示すように、前方部弾性部材43の第1弾性糸群431では、2本の弾性糸4311が左右方向に垂直な上下方向に間隔DS1にて配列されており、第2弾性糸群432では、2本の弾性糸4321が間隔DS2にて上下方向に配列されている。また、第3弾性糸群433では、2本の弾性糸4331が間隔DS3にて上下方向に配列されている。図3に示すように、後方部弾性部材44でも同様に、第1弾性糸群441、第2弾性糸群442および第3弾性糸群443において、2本の弾性糸の間隔はそれぞれDS1,DS2,DS3とされる。間隔DS1,DS2,DS3は1mm以上9mm以下とされ、本実施の形態では7mmとされる。
図2に示す前方部弾性部材43では、第1弾性糸群431の下端の弾性糸4311と第2弾性糸群432の上端の弾性糸4321との間の上下方向に関する距離DL1、および、第2弾性糸群432の下端の弾性糸4321と第3弾性糸群433の上端の弾性糸4331との間の上下方向に関する距離DL2は、上記間隔DS1,DS2,DS3のいずれよりも大きい。図3に示す後方部弾性部材44においても同様に、第1弾性糸群441の下端の弾性糸4411と第2弾性糸群442の上端の弾性糸4421との間の上下方向に関する距離、および、第2弾性糸群442の下端の弾性糸4421と第3弾性糸群443の上端の弾性糸4431との間の上下方向に関する距離がそれぞれDL1,DL2とされ、当該距離DL1,DL2は上記間隔DS1,DS2,DS3のいずれよりも大きい。距離DL1,DL2は10mm以上20mm以下とされ、本実施の形態では14mmとされる。
また、吸収性物品1では、図2および図3に示すように、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44の第1弾性糸群431,441の上端の弾性糸4311,4411と胴部弾性部材41の下端の弾性糸との間の上下方向に関するそれぞれの距離DL3も、上記間隔DS1,DS2,DS3のいずれよりも大きい。
吸収性物品1を着用する際には、通常、胴部開口11から脚部開口12へと脚を挿入した後、胴部開口11の内側に両手の親指を入れて本体部2の胴部開口11近傍を掴み、吸収性物品1を腰部まで引き上げる。着用された吸収性物品1では、本体部2の前方部201および後方部203に前方部弾性部材43および後方部弾性部材44が設けられているため、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44が設けられない吸収性物品に比べて、本体部2の前方部201および後方部203の着用者に対する密着性を向上することができる。その結果、吸収性物品1がずれてしまうことを防止して、吸収性物品1からの排泄物の漏出を確実に防止することができる。
上述のように、吸収性物品1では、前方部弾性部材43における第1弾性糸群431の下端と第2弾性糸群432の上端との間の距離DL1、および、第2弾性糸群432の下端と第3弾性糸群433の上端との間の距離DL2が、第1弾性糸群431、第2弾性糸群432および第3弾性糸群433のそれぞれにおける複数の弾性糸の間隔DS1,DS2,DS3のいずれよりも大きい。吸収性物品1の着用の際には、両手の指先を第1弾性糸群431と第2弾性糸群432との間、または、第2弾性糸群432と第3弾性糸群433との間に位置させて本体部2の前方部201を掴むことにより、指先を深く本体部2に引っ掛けることができ、小さな握力でも本体部2を強固に把持することができる。その結果、吸収性物品1を腰部側に容易に引き上げることができ、吸収性物品1の着用を容易とすることができる。
また、吸収性物品1では、後方部弾性部材44における第1弾性糸群441の下端と第2弾性糸群442の上端との間の距離DL1、および、第2弾性糸群442の下端と第3弾性糸群443の上端との間の距離DL2が、第1弾性糸群441、第2弾性糸群442および第3弾性糸群443のそれぞれにおける複数の弾性糸の間隔DS1,DS2,DS3のいずれよりも大きい。このため、両手の指先を第1弾性糸群441と第2弾性糸群442との間、または、第2弾性糸群442と第3弾性糸群443との間に位置させて本体部2の後方部203を強固に掴むことができる。このように、吸収性物品1では、着用の際に本体部2の前方部201および後方部203のいずれをも強固に掴むことができるため、吸収性物品1の着用をより容易とすることができる。
ここで、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44において、第1ないし第3弾性糸群の間の距離DL1,DL2が10mm以上とされることにより、これらの弾性糸群の間において指先を本体部2に容易に引っ掛けることができるため、本体部2をより強固に掴んで吸収性物品1の着用をさらに容易とすることができる。また、距離DL1,DL2が20mm以下とされることにより、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44に含まれる複数の弾性糸の配置が必要以上に疎らになることを防止することができる。これにより、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44の収縮による本体部2の着用者への密着性を適切な範囲に維持することができる。
さらに、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44では、各弾性糸群における複数の弾性糸の間隔DS1,DS2,DS3が1mm以上とされることにより、各弾性糸群において複数の弾性糸の配置が必要以上に密になることを防止することができる。これにより、吸収性物品1の製造において、製造途中での蛇行等の影響で隣り合う弾性糸同士がくっついてしまって局所的に着用者の肌に強く影響する弾性糸群ができてしまうことを防ぐことができるため、蛇行等を防ぐための特別な制御をする必要がなく、当該複数の弾性糸の本体部2に対する取り付けを容易に行うことができ、吸収性物品1の製造を簡素化することができる。間隔DS1,DS2,DS3は、より好ましくは3mm以上である。また、間隔DS1,DS2,DS3が9mm以下とされることにより、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44に含まれる複数の弾性糸の配置が必要以上に疎らになることを防止することができる。これにより、本体部2の着用者への密着性を適切な範囲に維持することができる。
前方部弾性部材43および後方部弾性部材44ではそれぞれ、3つの弾性糸群が、各弾性糸群の複数の弾性糸の間隔DS1,DS2,DS3よりも大きい距離をあけて設けられている。このように、吸収性物品1では、弾性糸群の間の部位(すなわち、指先を引っ掛けやすい部位)が本体部2の前方部201および後方部203のそれぞれにおいて上下方向に複数箇所設けられるため、吸収性物品1の着用をさらに容易とすることができる。
また、前方部弾性部材43および後方部弾性部材44では、各弾性糸群が2本の弾性糸のみを備えるため、間隔DS1,DS2,DS3と間隔DS1,DS2,DS3よりも大きい距離DL1,DL2とが交互に配列される。これにより、弾性糸群の間の部位に指先をさらに容易に引っ掛けることができるため、吸収性物品1の着用をより一層容易とすることができる。
前方部弾性部材43および後方部弾性部材44では、第1弾性糸群431,441および第2弾性糸群432,442のそれぞれの下端に位置する弾性糸の断面積が、当該弾性糸が含まれる弾性糸群の他の弾性糸の断面積、および、当該弾性糸の下側に隣接する他の弾性糸群の上端に位置する弾性糸の断面積よりも大きい。このように、弾性糸群の間の部位の上縁に位置する弾性糸の断面積を、周囲に配置された他の弾性糸の断面積よりも大きくする(すなわち、繊度を大きくする)ことにより、本体部2を掴む際に指先に伝わる感触に基づいて指先を引っ掛ける位置を容易に見つけ出すことができ、さらに、吸収性物品1を腰部側に引き上げる際に指先に力を入れやすいため、吸収性物品1の着用をより一層容易とすることができる。
なお、吸収性物品1では、本体部2の第3弾性糸群433,443の下側の部位に指先を引っ掛けて本体部2を掴んでもよい。この場合、第3弾性糸群433,443の下端に位置する弾性糸の断面積も、第3弾性糸群433,443に含まれる他の弾性糸の断面積よりも大きくすることが好ましい。
吸収性物品1では、本体部2の前方部201および後方部203において、胴部弾性部材41の下端と第1弾性糸群の上端との間の距離が、各弾性糸群における弾性糸の間隔よりも大きくされる。これにより、吸収性物品1の着用時に、必要に応じて、胴部弾性部材41と第1弾性糸群431,441との間の部位にも指先を引っ掛けることができるため、吸収性物品1の着用をより一層容易とすることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る吸収性物品1aについて説明する。図6および図7は、吸収性物品1aの正面図および背面図である。図6および図7に示すように、吸収性物品1aは、第1の実施の形態と同様に、上端(すなわち、図6および図7中の上側の端部)に胴部開口11を有し、下端に一対の脚部開口12を有するパンツタイプの使い捨ておむつである。吸収性物品1aでは、図1ないし図3に示す吸収性物品1とは異なり、前方部弾性部材43aおよび後方部弾性部材44aがそれぞれ2つの弾性糸群のみを備える。その他の構成は図1ないし図3と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図6および図7に示すように、吸収性物品1aは、第1の実施の形態と同様に、本体部2、胴部弾性部材41および脚部弾性部材42を備える。吸収性物品1aは、また、胴部弾性部材41および脚部弾性部材42の間において左右方向(すなわち、幅方向)に沿って本体部2の前方部201に接合される前方部弾性部材43a、並びに、胴部弾性部材41および脚部弾性部材42の間において左右方向に沿って本体部2の後方部203に接合される後方部弾性部材44aをさらに備える。
図6に示すように、前方部弾性部材43aは、複数の弾性糸4311を含む第1弾性糸群431、および、第1弾性糸群431の下方において複数の弾性糸4321を含む第2弾性糸群432を備える。本実施の形態では、第1弾性糸群431および第2弾性糸群432はそれぞれ、3本の弾性糸(ポリウレタン糸)を有する。図7に示すように、後方部弾性部材44aも前方部弾性部材43aと同様に、3本の弾性糸4411を含む第1弾性糸群441、および、3本の弾性糸4421を含む第2弾性糸群442を備える。前方部弾性部材43aおよび後方部弾性部材44aでは、第1弾性糸群の下端に位置する弾性糸が、第1弾性糸群の他の2本の弾性糸、および、第2弾性糸群の上端に位置する弾性糸よりも太い。
図6および図7に示す吸収性物品1aが着用者に着用された状態では、第1の実施の形態と同様に、前方部弾性部材43aの第1弾性糸群431および第2弾性糸群432、並びに、後方部弾性部材44aの第1弾性糸群441および第2弾性糸群442にそれぞれ生じる張力は、胴部弾性部材41に生じる張力よりも小さい。このため、本体部2の前方部201および後方部203の着用者に対する密着性が過剰に大きくなることを防止することができ、吸収性物品1aの着用感を快適なものとすることができる。
図6に示すように、前方部弾性部材43aの第1弾性糸群431では、3本の弾性糸4311が上下方向に間隔DS1にて配列されており、第2弾性糸群432では、3本の弾性糸4321が間隔DS2にて上下方向に配列されている。図7に示すように、後方部弾性部材44aでも同様に、第1弾性糸群441および第2弾性糸群442において、3本の弾性糸の間隔はそれぞれDS1,DS2とされる。間隔DS1,DS2は1mm以上9mm以下とされ、本実施の形態では7mmとされる。
図6に示す前方部弾性部材43aでは、第1弾性糸群431の下端の弾性糸4311と第2弾性糸群432の上端の弾性糸4321との間の上下方向に関する距離DL1が、上記間隔DS1,DS2のいずれよりも大きい。図7に示す後方部弾性部材44aにおいても同様に、第1弾性糸群441の下端の弾性糸4411と第2弾性糸群442の上端の弾性糸4421との間の上下方向に関する距離がDL1とされ、当該距離DL1は上記間隔DS1,DS2のいずれよりも大きい。距離DL1は10mm以上20mm以下とされ、本実施の形態では14mmとされる。
また、吸収性物品1aでは、図6および図7に示すように、前方部弾性部材43aおよび後方部弾性部材44aの第1弾性糸群431,441の上端の弾性糸4311,4411と胴部弾性部材41の下端の弾性糸との間の上下方向に関するそれぞれの距離DL3も、上記間隔DS1,DS2のいずれよりも大きい。
吸収性物品1aでは、前方部弾性部材43aおよび後方部弾性部材44aにより、第1の実施の形態と同様に、本体部2の前方部201および後方部203の着用者に対する密着性を向上することができる。また、前方部弾性部材43aおよび後方部弾性部材44aにおいて、第1弾性糸群431,441の下端と第2弾性糸群432,442の上端との間の距離DL1が、第1弾性糸群431,441および第2弾性糸群432,442のそれぞれにおける複数の弾性糸の間隔DS1,DS2のいずれよりも大きくされる。このため、第1の実施の形態と同様に、吸収性物品1aの着用の際に、本体部2の第1弾性糸群431と第2弾性糸群432との間、または、第1弾性糸群441と第2弾性糸群442との間に指先を深く引っ掛けることができ、吸収性物品1aの着用を容易とすることができる。
吸収性物品1aでは、第1の実施の形態と同様に、距離DL1を10mm以上20mm以下とすることにより、吸収性物品1aの着用をさらに容易とすることができるとともに本体部2の着用者への密着性を適切な範囲に維持することができる。また、間隔DS1,DS2を1mm以上9mm以下とすることにより、吸収性物品1aの製造を簡素化することができるとともに本体部2の着用者への密着性を適切な範囲に維持することができる。
前方部弾性部材43aおよび後方部弾性部材44aでは、第1弾性糸群431,441のそれぞれの下端に位置する弾性糸の断面積が、当該弾性糸が含まれる弾性糸群の他の弾性糸の断面積、および、第2弾性糸群432,442の上端に位置する弾性糸の断面積よりも大きくされる。これにより、第1の実施の形態と同様に、吸収性物品1aの着用時に指先に伝わる感触に基づいて指先を引っ掛ける位置を容易に見つけ出すことができ、さらに、吸収性物品1を腰部側に引き上げる際に指先に力を入れやすいため、吸収性物品1aの着用をより一層容易とすることができる。
吸収性物品1aでは、第1の実施の形態と同様に、本体部2の前方部201および後方部203において、胴部弾性部材41の下端と第1弾性糸群の上端との間の距離が、各弾性糸群における弾性糸の間隔よりも大きくされることにより、吸収性物品1aの着用時に、必要に応じて、胴部弾性部材41と第1弾性糸群431,441との間の部位にも指先を引っ掛けることができるため、吸収性物品1aの着用をより一層容易とすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る吸収性物品1bについて説明する。図8および図9は、吸収性物品1bの正面図および背面図である。図8および図9に示すように、吸収性物品1bは、第1の実施の形態と同様に、上端(すなわち、図8および図9中の上側の端部)に胴部開口11を有し、下端に一対の脚部開口12を有するパンツタイプの使い捨ておむつであり、本体部2、胴部弾性部材41および脚部弾性部材42、並びに、胴部弾性部材41および脚部弾性部材42の間において左右方向(すなわち、幅方向)に沿って本体部2の前方部201に接合される前方部弾性部材43b、並びに、胴部弾性部材41および脚部弾性部材42の間において左右方向に沿って本体部2の後方部203に接合される後方部弾性部材44bを備える。
ただし、図1ないし図3に示す吸収性物品1とは異なり、前方部弾性部材43bおよび後方部弾性部材44bがそれぞれ3本の弾性糸(ポリウレタン糸)を備える。以下の説明では、前方部弾性部材43bに含まれる3本の弾性糸を、上側から下側に向かって、「第1弾性糸4301」「第2弾性糸4302」「第3弾性糸4303」と呼び、後方部弾性部材44bに含まれる3本の弾性糸を、上側から下側に向かって、「第1弾性糸4401」「第2弾性糸4402」「第3弾性糸4403」と呼ぶ。その他の構成は図1ないし図3と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
図8に示すように、前方部弾性部材43bでは、第1弾性糸4301と第2弾性糸4302との上下方向に関する距離DL4が、第2弾性糸4302と第3弾性糸4303との上下方向に関する距離DL5よりも大きくされる。また、図9に示す後方部弾性部材44bでも、前方部弾性部材43bと同様に、第1弾性糸4401と第2弾性糸4402との上下方向に関する距離DL4が、第2弾性糸4402と第3弾性糸4403との上下方向に関する距離DL5よりも大きくされる。吸収性物品1bでは、距離DL4が10mm以上20mm以下(本実施の形態では、14mm)とされ、距離DL5が1mm以上9mm以下(本実施の形態では、7mm)とされる。前方部弾性部材43bおよび後方部弾性部材44bでは、第1弾性糸4301,4401の断面積がそれぞれ、隣接する第2弾性糸4302,4402の断面積よりも大きい。
吸収性物品1bでは、前方部弾性部材43bの第2弾性糸4302および第3弾性糸4303をまとめて、第1弾性糸4301の下方において第1弾性糸4301との間の距離DL4よりも小さい間隔(すなわち、距離DL5)にて上下方向に配列された弾性糸群と捉えることができる。また、後方部弾性部材44bの第2弾性糸4402および第3弾性糸4403をまとめて、第1弾性糸4401の下方において第1弾性糸4401との間の距離DL4よりも小さい間隔DL5にて上下方向に配列された弾性糸群と捉えることができる。
吸収性物品1bでは、図8および図9に示すように、前方部弾性部材43bおよび後方部弾性部材44bの第1弾性糸4301,4401と胴部弾性部材41の下端の弾性糸との間の上下方向に関するそれぞれの距離DL6が上記距離DL5よりも大きい。
吸収性物品1bが着用者に着用された状態では、第1の実施の形態と同様に、前方部弾性部材43bおよび後方部弾性部材44bにそれぞれ生じる張力は、胴部弾性部材41に生じる張力よりも小さい。このため、本体部2の前方部201および後方部203の着用者に対する密着性が過剰に大きくなることを防止することができ、吸収性物品1bの着用感を快適なものとすることができる。
吸収性物品1bでは、前方部弾性部材43bおよび後方部弾性部材44bにより、第1の実施の形態と同様に、本体部2の前方部201および後方部203の着用者に対する密着性を向上することができる。また、前方部弾性部材43bおよび後方部弾性部材44bにおいて、第1弾性糸4301,4401と第2弾性糸4302,4402との間の距離DL4が、第2弾性糸4302,4402と第3弾性糸4303,4403との間の距離DL5よりも大きくされる。このため、吸収性物品1bの着用の際に、本体部2の第1弾性糸4301と第2弾性糸4302との間、または、第1弾性糸4401と第2弾性糸4402との間に指先を深く引っ掛けることができ、第1の実施の形態と同様に、吸収性物品1bの着用を容易とすることができる。
特に、距離DL4を10mm以上20mm以下とすることにより、吸収性物品1bの着用をさらに容易とすることができるとともに本体部2の着用者への密着性を適切な範囲に維持することができる。また、距離DL5を1mm以上9mm以下とすることにより、吸収性物品1bの製造を簡素化することができるとともに本体部2の着用者への密着性を適切な範囲に維持することができる。
吸収性物品1bでは、胴部弾性部材41の下端と前方部弾性部材43bおよび後方部弾性部材44bの第1弾性糸4301,4401との間のそれぞれの距離DL6が、距離DL5よりも大きくされることにより、吸収性物品1bの着用時に、必要に応じて、胴部弾性部材41と第1弾性糸4301,4401との間の部位にも指先を引っ掛けることができるため、吸収性物品1bの着用をより一層容易とすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、第1および第2の実施の形態に係る吸収性物品では、各弾性糸群に含まれる弾性糸の本数は4本以上とされてもよい。
第1の実施の形態に係る吸収性物品1では、前方部弾性部材43または後方部弾性部材44の一方のみが3つの弾性糸群を備え、当該3つの弾性糸群において互いに隣接する弾性糸群の間の距離DL1,DL2が、各弾性糸群に含まれる複数の弾性糸の間隔DS1,DS2,DS3のいずれよりも大きくされてもよい。また、第2の実施の形態に係る吸収性物品1aでも同様に、前方部弾性部材43aまたは後方部弾性部材44aの一方のみが2つの弾性糸群を備え、当該2つの弾性糸群の間の距離DL1が、各弾性糸群に含まれる複数の弾性糸の間隔DS1,DS2のいずれよりも大きくされてもよい。第3の実施の形態に係る吸収性物品1bでは、前方部弾性部材43bまたは後方部弾性部材44bの一方においてのみ、第1弾性糸と第2弾性糸との間の距離DL4が、第2弾性糸と第3弾性糸との間の距離DL5よりも大きくされてもよい。上記いずれの場合であっても、吸収性物品の着用を容易とすることができる。
第1の実施の形態に係る吸収性物品の外観を示す図である。 吸収性物品の正面図である。 吸収性物品の背面図である。 吸収性物品を展開した状態で着用者側から見た平面図である。 吸収性物品の断面図である。 第2の実施の形態に係る吸収性物品の正面図である。 吸収性物品の背面図である。 第3の実施の形態に係る吸収性物品の正面図である。 吸収性物品の背面図である。
符号の説明
1,1a,1b 吸収性物品
2 本体部
11 胴部開口
12 脚部開口
41 胴部弾性部材
42 脚部弾性部材
43,43a,43b 前方部弾性部材
44,44a,44b 後方部弾性部材
201 前方部
202 中間部
203 後方部
431,441 第1弾性糸群
432,442 第2弾性糸群
433,443 第3弾性糸群
4301,4401 第1弾性糸
4302,4402 第2弾性糸
4303,4403 第3弾性糸
4311,4321,4331,4411,4421,4431 弾性糸

Claims (9)

  1. 上端に胴部開口を有し、下端に一対の脚部開口を有するパンツタイプの吸収性物品であって、
    着用者の腹側および背側の肌に接する前方部および後方部の間の中間部で折り曲げられ、前記中間部を下側に向けた際の前記前方部の左右両側の部位が、前記後方部の左右両側の部位にそれぞれ接合されている本体部と、
    胴部開口のエッジに沿って前記本体部に接合されるとともに収縮することにより胴部開口ギャザを形成する胴部弾性部材と、
    一対の脚部開口のそれぞれのエッジに沿って前記本体部に接合されるとともに収縮することにより脚部開口ギャザを形成する脚部弾性部材と、
    前記胴部弾性部材および前記脚部弾性部材の間において左右方向に沿って前記前方部に接合されるとともに収縮することにより前方部ギャザを形成する前方部弾性部材と、
    前記胴部弾性部材および前記脚部弾性部材の間において前記左右方向に沿って前記後方部に接合されるとともに収縮することにより後方部ギャザを形成する後方部弾性部材と、
    を備え、
    前記前方部弾性部材および前記後方部弾性部材の少なくとも一方が、
    複数の弾性糸を前記左右方向に垂直な上下方向に第1の間隔にて配列した第1弾性糸群と、
    前記第1弾性糸群の下方において複数の弾性糸を前記上下方向に第2の間隔にて配列した第2弾性糸群と、
    を備え、
    前記第1弾性糸群の下端と前記第2弾性糸群の上端との間の前記上下方向に関する距離が、前記第1の間隔および前記第2の間隔のいずれよりも大きいことを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記第1の間隔および前記第2の間隔が1mm以上9mm以下であり、前記第1弾性糸群の前記下端と前記第2弾性糸群の前記上端との間の前記距離が10mm以上20mm以下であることを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1または2に記載の吸収性物品であって、
    着用者に着用された状態において、前記第1弾性糸群および前記第2弾性糸群のそれぞれに生じる張力が、前記胴部弾性部材に生じる張力よりも小さいことを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記第1弾性糸群の前記下端に位置する弾性糸の断面積が、前記第1弾性糸群の他の弾性糸および前記第2弾性糸群の前記上端に位置する弾性糸の断面積よりも大きいことを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記前方部弾性部材および前記後方部弾性部材の前記少なくとも一方が、前記第2弾性糸群の下方において、前記第1弾性糸群の前記下端と前記第2弾性糸群の前記上端との間の前記距離よりも小さい第3の間隔にて、複数の弾性糸を前記上下方向に配列した第3弾性糸群をさらに備え、
    前記第2弾性糸群の下端と前記第3弾性糸群の上端との間の前記上下方向に関する距離が、前記第1の間隔、前記第2の間隔および前記第3の間隔のいずれよりも大きいことを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項5に記載の吸収性物品であって、
    前記第1弾性糸群、前記第2弾性糸群および前記第3弾性糸群がそれぞれ、2本の弾性糸のみを備えることを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記第1弾性糸群の上端と前記胴部弾性部材の下端との間の前記上下方向に関する距離が、前記第1の間隔および前記第2の間隔のいずれよりも大きいことを特徴とする吸収性物品。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記前方部弾性部材および前記後方部弾性部材のそれぞれが、前記第1弾性糸群および前記第2弾性糸群を備えることを特徴とする吸収性物品。
  9. 上端に胴部開口を有し、下端に一対の脚部開口を有するパンツタイプの吸収性物品であって、
    着用者の腹側および背側の肌に接する前方部および後方部の間の中間部で折り曲げられ、前記中間部を下側に向けた際の前記前方部の左右両側の部位が、前記後方部の左右両側の部位にそれぞれ接合されている本体部と、
    胴部開口のエッジに沿って前記本体部に接合されるとともに収縮することにより胴部開口ギャザを形成する胴部弾性部材と、
    一対の脚部開口のそれぞれのエッジに沿って前記本体部に接合されるとともに収縮することにより脚部開口ギャザを形成する脚部弾性部材と、
    前記胴部弾性部材および前記脚部弾性部材の間において左右方向に沿って前記前方部に接合されるとともに収縮することにより前方部ギャザを形成する前方部弾性部材と、
    前記胴部弾性部材および前記脚部弾性部材の間において前記左右方向に沿って前記後方部に接合されるとともに収縮することにより後方部ギャザを形成する後方部弾性部材と、
    を備え、
    前記前方部弾性部材および前記後方部弾性部材の少なくとも一方が、
    第1弾性糸と、
    前記第1弾性糸の下方において、前記左右方向に垂直な上下方向に関して前記第1弾性糸と第1の距離をあけて配置された第2弾性糸と、
    前記第2弾性糸の下方において、前記上下方向に関して前記第2弾性糸と前記第1の距離よりも小さい第2の距離をあけて配置された第3弾性糸と、
    を備えることを特徴とする吸収性物品。
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