JP2007194794A - 撮影装置、撮影画像の画像処理方法及びプログラム - Google Patents

撮影装置、撮影画像の画像処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】色のついたライティングの影響を受けずに色補正を正しく行う。
【解決手段】台座13には、予め、カラーバーが印刷されている。書画カメラ1は、この台座13を含む領域を撮影領域として撮影を行う。書画カメラ1は、台座射影パラメータを取得し、カラーバーの位置とカラーバー画像の位置を対応させてから、カラーバー画像の色成分の情報を取得する。カラーバーの本来のカラー値は既知であり、書画カメラ1は、取得した色成分の情報と本来のカラー値とに基づいて、カラー歪みを推測し、推測したカラー歪みに基づいて色補正パラメータを取得する。書画カメラ1は、取得した色補正パラメータに基づいて色補正、明るさ補正を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影装置、撮影画像の画像処理方法及びプログラムに関するものである。
近年、撮影装置として、ユーザが原稿台に載置した原稿をカメラで撮影して、カメラで撮影した原稿の画像データを記憶して画像処理を行い、プロジェクタを用いてスクリーン上に原稿の画像を拡大して投影するものがある(例えば、特許文献1参照)。
図11(a)、(b)に示すように、この撮影装置の支柱52は、カメラ部51の向きを変えることができるように可動式になっている。図11(a)に示すように、カメラ部51が原稿台53の真上に配置されて、原稿台53に載置された原稿(用紙)が撮影されると、図12(a)に示すような画像が得られる。
ライトの映り込みがある場合は、図11(b)に示すように、カメラ部51が少し斜め上方向に配置される。このようにカメラ部51が配置されて原稿台53に載置された原稿が撮影されると、図12(b)に示すような画像が得られる。
この従来の撮影装置は、輝度、色差といった画像効果に関する処理に対して余分な領域の影響を排除するため、得られた画像から原稿画像の切り出しを行い、正面化補正を行う。そして、従来の撮影装置は、正面化補正を行った画像に対して画像鮮明化処理を行い、最終的に、図12(c)に示すような視認性の良い画像を生成する。
かかる従来の撮影装置は、原稿画像のみからなる画像から、輝度ヒストグラム、色ヒストグラムを作成し、作成したヒストグラムに基づいてパラメータを取得し、このパラメータに基づいて、画像の引き延ばし又は陰等の影響によるシェーディング補正等の画像鮮明化処理を行うようにしている。
特開2005−122323号公報(第10,26頁、図1,2,22,24)
しかし、従来の撮影装置では、撮影画像を基にしてパラメータを取得しているため、コントラストや鮮やかさを高めることはできるものの、色のついたライティング等の影響による色の補正をすることができない。このため、色合いが重要な写真の投影等において、必要とされる色合いの画像を得られない場合がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、色補正を正しく行うことが可能な撮影装置、撮影画像の画像処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
また、本発明は、容易に色補正を行うことが可能な撮影装置、撮影画像の画像処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る撮影装置は、
各色の予め設定されたカラー画素値を示すカラーバーと形状が既知の多角形の頂点とが予め記された台座を撮影する撮影部と、
前記撮影部の撮影によって得られた撮影画像中の前記台座に記された多角形の頂点座標に基づき、前記多角形画像の各座標を出力座標系に射影変換するための射影パラメータを取得する射影パラメータ取得部と、
前記射影パラメータ取得部によって設定された出力座標系におけるカラーバー画像の各カラー画素値から色補正パラメータを取得する色補正パラメータ取得部と、
前記色補正パラメータ取得部が取得した色補正パラメータを用いて、前記撮影画像の色補正を行う色補正部と、を備えたことを特徴とする。
前記射影パラメータ取得部は、前記撮影画像から、前記台座に付された多角形に対応する多角形画像の頂点座標を取得し、前記台座に記された多角形の頂点座標と前記多角形画像の頂点座標とを比較して前記出力画像の出力座標系を設定し、前記多角形画像の各座標を前記出力座標系に射影変換するための射影パラメータを取得するようにしてもよい。
前記色補正パラメータ取得部は、前記出力座標系における前記カラーバー画像の位置と前記台座に記されたカラーバーの位置とを対応させて、前記カラーバー画像の各カラー画素値と前記台座に付されたカラーバーの各カラー画素値とを比較し、前記カラーバーの各カラー画素値が前記カラーバー画像のそれぞれのカラー画素値に変化した変化分を示すカラー歪みを取得し、前記取得したカラー歪みに基づいて、前記カラーバー画像の各カラー画素値を前記カラーバーのそれぞれのカラー画素値に変換するための色補正パラメータを取得するようにしてもよい。
前記カラーバーは、原色と黒色と白色との色成分のそれぞれのカラー画素値を領域に分けて示すものであってもよい。
前記色補正パラメータ取得部は、前記カラー歪みの逆関数を線形近似して前記色補正パラメータを取得するようにしてもよい。
前記色補正部は、前記射影パラメータ取得部が取得した射影パラメータに基づいて前記台座の画像の各座標を前記出力座標系に射影変換して射影補正画像を生成し、前記撮影画像の色補正を行うようにしてもよい。
本発明の第2の観点に係る撮影画像の画像処理方法は、
各色のカラー画素値を示すカラーバーと形状が既知の多角形の頂点とが予め記された台座を撮影することによって得られた撮影画像中の前記台座に記された多角形画像の頂点座標に基づき、出力座標系に射影変換するための射影パラメータを取得するステップと、
前記設定された出力座標系におけるカラーバー画像の各カラー画素値から色補正パラメータを取得するステップと、
前記取得した色補正パラメータを用いて、前記撮影画像の色補正を行うステップと、を備えたことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータに、
各色のカラー画素値を示すカラーバーと形状が既知の多角形の頂点とが予め記された台座を撮影することによって得られた撮影画像中の前記台座に記された多角形画像の頂点座標に基づき、出力座標系に射影変換するための射影パラメータを取得する手順、
前記設定された出力座標系におけるカラーバー画像の各カラー画素値から色補正パラメータを取得する手順、
前記取得した色補正パラメータを用いて、前記撮影画像の色補正を行う手順、
を実行させるためのものである。
本発明によれば、色補正を正しく行うことができる。また、色補正を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態に係る撮影装置を図面を参照して説明する。尚、本実施形態では、撮像装置を撮影画像投影装置として説明する。
本実施形態に係る撮影画像投影装置の構成を図1に示す。
撮影画像投影装置は、書画カメラ1と、プロジェクタ2と、を備える。書画カメラ1とプロジェクタ2とは、ビデオ映像ケーブル31を介して接続される。
書画カメラ1は、撮影対象を撮影する撮影装置であり、カメラ部11と、支柱12と、台座13と、を備える。カメラ部11は、原稿4を撮影するためのものである。カメラ部11には、デジタルカメラが用いられる。支柱12は、カメラ部11を取り付けるためのものである。台座13は、支柱12を支えるためのものである。
また、この書画カメラ1は、図2に示すように、画像データ生成部21と、データ処理部22と、からなる。画像データ生成部21とデータ処理部22とは、例えば、図1に示すカメラ部11に備えられる。画像データ生成部21は、原稿4を撮影して得られた原稿画像のデータを取り込むためのものである。
データ処理部22は、画像データ生成部21から、撮影対象の画像データを取得して、プロジェクタ2に出力するための画像の処理を行うものである。
画像データ生成部21は、光学レンズ装置101と、イメージセンサ102と、から構成される。
光学レンズ装置101は、原稿4を撮影するために、光を集光するレンズなどで構成されたものであり、焦点、露出、ホワイトバランス等のカメラ設定パラメータを調整するための周辺回路を備える。
イメージセンサ102は、光学レンズ装置101が光を集光することによって結像した画像を、デジタル化した画像データとして取り込むためのものであり、CCD(Charge Coupled Device;電荷結合素子)等によって構成される。
また、画像データ生成部21は、定期的に画像の撮影を行う。画像データ生成部21は、例えば、300万画素の画像を10フレーム/秒の速さで動画撮影と画像読み出しが可能なものである。
データ処理部22は、メモリ201と、ビデオ出力装置202と、画像処理装置203と、操作部204と、プログラムコード記憶装置206と、CPU207と、から構成される。
メモリ201は、画像データ等を記憶するものである。メモリ201は、これらのデータが書き込まれる領域として、図3に示すように、センサ画像記憶領域201aと、処理画像記憶領域201bと、表示画像記憶領域201cと、作業データ記憶領域201dと、を有する。
センサ画像記憶領域201aは、イメージセンサ102が取り込んだ画像データを、撮影する毎に一時記憶するための領域である。イメージセンサ102は、画像データをセンサ画像記憶領域201aに記憶し、画像処理装置203、CPU207は、一時記憶された画像データをセンサ画像記憶領域201aから読み出す。
処理画像記憶領域201bは、画像処理装置203が処理に必要な画像データを書き込むための領域である。作業データ記憶領域201dは、座標データ等を記憶するための領域である。
図2に戻り、ビデオ出力装置202は、メモリ201の表示画像記憶領域201cに記憶された画像データに基づいてRGB信号を生成するものである。ビデオ出力装置202は、生成したRGB信号をプロジェクタ2に出力する。
画像処理装置203は、CPU207に制御されて、メモリ201のセンサ画像記憶領域201aに一時記憶された画像データに対して画像処理を行うためのものである。画像処理装置203は、書画カメラ1の機能を実現するため、以下のような画像処理を行う。
(1)台座射影パラメータ取得処理
(2)色補正パラメータ取得処理
(3)画像射影補正と色補正処理
(4)画像の圧縮処理
(5)投影処理
(1)〜(5)の処理を具体的に説明する。
(1)台座射影パラメータ取得処理
台座射影パラメータ取得処理は、正面化補正を行うために、台座13の画像の形状(座標)を正面からみた形状に射影するためのパラメータを取得する処理である。
形状が既知の四角形を斜めに撮影すると、台形等のような矩形歪みが生じる。このような矩形歪みが生じても、その形状が既知であれば、矩形歪みが生じた画像を正面から撮影したような画像に補正することができる。
書画カメラ1は、これを利用して、長方形の形状の被写体を撮影し、画像処理装置203は、取得した被写体画像の形状に基づいて正面化補正を行う。
この射影パラメータ取得方法について説明する。
まず、台座13には、被写体として、図4(a)に示すような形状が既知である長方形の内部領域Sp11が印刷される。また、台座13の四隅には、この内部領域Sp11の頂点座標を特定するためのマークとして、L型のコーナーマーク141〜144が描画又は刻印される。
書画カメラ1は、撮影範囲として、この台座13を含む範囲を撮影し、図4(b)に示すような台座画像12aを含む撮影画像1aを取得し、イメージセンサ102は、取得した撮影画像1aをメモリ201のセンサ画像記憶領域201aに記憶する。画像処理装置203は、この撮影画像1aにおいて、予め、四隅のコーナーマーク画像141a〜144aの位置を判別する。このコーナーマーク画像141a〜144aによって特定される領域Sp11aは台座13の内部領域Sp11に対応する撮影画像1a内の内部領域である。
画像処理装置203は、メモリ201のセンサ画像記憶領域201aから、この撮影画像1aを読み出して、図5(a)に示すように、各コーナーマーク画像141a〜144aが含まれるべき四隅の領域Sp21a〜Sp24aを設定する。画像処理装置203は、例えば、領域Sp21a〜Sp24aの画像を2値化して、図5(b)に示すような2値化画像Sp21b〜Sp24bを取得する。
台座13の画像の色が黒色、コーナーマーク画像141a〜144aの色とテーブル画像の色とが白色として判別された場合、画像処理装置203は、図5(b)に示すように、2値化画像Sp21b〜Sp24bから、それぞれ、ラベリング等の手法を用いて、境界に接していない最大の白の連結領域を探し、図5(c)に示すような2値化されたコーナーマーク画像141c〜144cを取得する。
画像処理装置203は、このコーナーマーク画像141c〜144cの中心を長方形の画像の各頂点とする。このようにして得られた各頂点座標を、それぞれ、(x0,y0),(x1,y1),(x2,y2),(x3,y3)とする。
画像処理装置203は、出力画像の座標系を設定し、この座標(x0,y0),(x1,y1),(x2,y2),(x3,y3)を出力画像の座標系の座標(0,0),(umax,0),(umax,vmax),(0,vmax)に合わせて出力するとき、入力画像(書画カメラ1の撮影画像)の座標(x,y)と出力画像(u,v)と出力画像(u,v)の関係を次の数1を用いて取得する。
Figure 2007194794
最終的な座標(u,v)は、次の数2によって算出される。
Figure 2007194794
射影行列Aは次の数3のAtpによって表される。
Figure 2007194794
よって、Atpの各要素は前述の四隅の座標(x0,y0),(x1,y1),(x2,y2),(x3,y3)から求めることができる。画像処理装置203は、このようにして、数3に示すH行例を台座射影パラメータとして取得する。そして、画像処理装置203は、取得したH行列のデータをメモリ201の作業データ記憶領域201dに記憶する。
(2)色補正パラメータ取得処理
色補正とは、撮影された画像はライティングやシェーディング、イメージセンサ特性等の様々な要因によって本来の色から変化した色を、元の色に戻す処理をいう。
また、色補正パラメータとは、どのような色歪みが生じているかを示す値であり、また、撮影により変化した色に基づいて元の色に戻す色補正のための値でもある。色補正パラメータ取得処理とは、この色補正パラメータを取得する処理をいう。
画像処理装置203は、色補正を正しく行うため、台座射影パラメータを取得し、台座13に記されたカラーバー15の位置とカラーバー画像15aの位置とを対応させてから、この色補正処理を実行する。
この色補正パラメータを取得するため、本実施形態では、図6(a)に示すように、予め、台座13上のコーナーマーク143の外側にカラーバー15が印刷される。
カラーバー15は、複数の成分の色がそれぞれの領域に分けられて並べられたものであり、複数の色成分のそれぞれのカラー画素値を示すものである。本実施形態では、カラーバー15の各色は、図6(b)に示すように、黒、白、赤、緑、青、シアン、マゼンタ、イエローの8色とし、カラーバー15は、これら複数の色成分の各カラー画素値をそれぞれの領域に分けて示す。
このカラーバー15の印刷位置とコーナーマーク141〜144との相対位置は、台座13に原稿4が載置されてもカラーバー15が原稿4によって覆われない位置に設定される。書画カメラ1は、このような台座13を含む範囲を撮影することによって、図6(c)に示すようなカラーバー画像15aを含む撮影画像1aを取得する。
カラーバー画像15aの各色の領域の中心点の座標を、台座13に記されたカラーバー15の位置とカラーバー画像15aの位置とを対応させるため、前述の出力画像の座標系で表す。このときのそれぞれの座標を(u_black,v_black),(u_white,v_white),(u_red,v_red),(u_green,v_green),(u_blue,v_blue),(u_cyan,v_cyan),(u_mazenta,v_mazenta),(u_yellow,v_yellow)とする。
表記を簡単化するため、カラーバー15の色集合をScolor=(black,white,red,green,blue,cyan,mazenta,yellow)とすると、上記座標は、色集合(uc,vc),c∈Scolorのように表される。
色集合(uc,vc),c∈Scolorの座標を順次、数3に代入することにより、入力画像に対応するカラーバー画像15aの各色の中心位置座標(xc,yc),c∈Scolorを求めることができる。
この中心座標(xc,yc)の近傍画素の平均の画素値をQcとする。この画素値Qcがカラーバー画像15aの各色をサンプリングした色となる。画素値Qcはカラー画素値である。本実施形態では、RGBカラー空間を用いるものとし、カラー画像QcをRGB表記で(r_Qc,g_Qc,b_Qc)で表すものとする。
こららのカラーバー画像15aの本来の色をカラー値Pcとする。カラー値Pcは既知の値であり、カラー値Pcが様々な要因のカラー歪みを受けて画素値Qcに変化する。カラー歪みは、この変化分を示す。このカラー歪みをfとすると次の数4が成り立つ。
Figure 2007194794
この歪みfを推測し、その歪みfの逆関数を用いると、入力画像の画素値Qから、最適な元のカラー値Pを求めることができる。このカラー値Pは、次の数5によって表される。
Figure 2007194794
本実施形態では、カラー歪みfが線形であるとみなし、数5を線形近似して簡単化し、次の数6に示すようなモデルを考える。
Figure 2007194794
数6において、Pはカラー歪補正後のRGB画素値であり、Qはカラー歪みを受けた入力画像のRGB画素値である。パラメータS,Tは、色補正パラメータであり、カラーバー画像15aからサンプリングした画素値Qcとそのカラーバー15の元のカラー値Pc=(r_Pc,g_Pc,b_Pc)tとが既知であるので、これらから最小2乗法によってパラメータT,Sを求めることができる。
画像処理装置203は、画素値Qcとカラー値Pc=(r_Pc,g_Pc,b_Pc)tとに基づいて最小2乗法により、パラメータT,Sを取得する。そして、画像処理装置203は、取得したパラメータT,Sをメモリ201の作業データ記憶領域201dに記憶する。
(3)画像射影補正と色補正処理
画像射影補正とは、台座13を斜めから撮影して得られた撮影画像から正面化補正を行う処理である。画像処理装置203は、台座射影パラメータ取得処理において求めた射影補正パラメータAtpをメモリ201の作業データ記憶領域201dから読み出して、出力画像の各画素の座標(u,v)(0≦u<umax,0≦v<vmax)を順番に数3に代入し、その対応する入力画素(x,y)を求めることにより、画像射影補正を行う。
尚、座標(x,y)は、整数になるとは限らないため、出力画素Qの座標(u,v)の画素値Q(u,v)は、入力画像pの座標(x,y)の周辺の画素値からバイリニア法による補間方法を用いて求められる。バイリニア法による補間方法は、次の数7によって表される。
Figure 2007194794
画素値Qはカラー値であるので、数7におけるpはRGB3次元ベクトルである。この結果、求められる画素値QもRGBの3次元ベクトルになる。この3次元ベクトルをRGBカラー画素値Q=(r_Q,g_Q,b_Q)tとする。
画像処理装置203は、以上の手順を出力範囲(u,v)(0≦u<umax,0≦v<vmax)のすべての座標点において行い、各画素の補正RGB画素値Pを求める。
色補正パラメータ取得処理で求めたS,Tパラメータを用いて、数6に、数7で求めたRGBカラー画素値Q=(r_Q,g_Q,b_Q)tを代入することにより、補正カラー画素値P=(r_P,g_P,b_P)tを求めることができる。
このような処理が色補正処理であり、画像処理装置203は、この色補正処理を行い、補正カラー画素値P=(r_P,g_P,b_P)tを求め、求めた値をメモリ201の処理画像記憶領域201b内であって出力画像の画素の座標(u,v)に対応する場所に記憶する。
(4)画像の圧縮処理
画像の圧縮処理は、補正した画像のデータを、コンピュータに送り出すために圧縮する処理である。
画像処理装置203は、メモリ201の処理画像記憶領域201bに記憶されている画像データに対してJPEG画像圧縮を行い、画像データを圧縮する。画像処理装置203は、圧縮した画像データをPCインタフェース装置208に送り出す。
(5)投影処理
投影処理は、画像データをスクリーン3に投影するための処理である。画像処理装置203は、プロジェクタ2にリアルタイムに現在の撮影画像をそのまま投影する場合、画像データをメモリ201のセンサ画像記憶領域201aから読み出して、同じメモリ201内の表示画像記憶領域201cにコピーする。
また、補正した画像をスクリーン3に投影する場合、画像処理装置203は、補正した画像のデータを、メモリ201の処理画像記憶領域201bから読み出して、同じメモリ201内の表示画像記憶領域201cにコピーする。
次に、図2に戻り、操作部204は、ユーザの操作情報を取得するためのものであり、電源スイッチ等を備える。
電源スイッチ(図示せず)は、書画カメラ1の電源をオン(ON)、オフ(OFF)するためのものである。
支柱傾き変化検出部205は、図1に示す支柱12の傾きなどを切り替えた場合に、その支柱12の傾きの変化を検出するためのものである。支柱傾き変化検出部205は、例えば、重力加速度計等を備え、支柱12の動きを検出する機構部(図示せず)を有する。支柱傾き変化検出部205は、支柱12の動作を検出すると、支柱12が動いたことを示す情報をメモリ201の作業データ記憶領域201dに記憶する。
プログラムコード記憶装置206は、CPU207が実行するプログラムを記憶するためのものであり、ROM等によって構成される。
CPU207は、プログラムコード記憶装置206に格納されているプログラムに従って、各部を制御する。
具体的には、CPU207は、後述するカメラ基本処理を実行する。CPU207は、カメラ基本処理において、カメラ部11の撮影条件の初期化を行う。撮影条件には、カメラ部11のフォーカス、シャッター速度(露光時間)、絞りなどの露出、ホワイトバランス、ISO感度などを含む。CPU207は、オートフォーカス測定、測光などをおこなって撮影が最適になる条件を探して、画像データ生成部21をその条件となるように初期化を行う。
また、CPU207は、メモリ201の初期化、通信、画像処理等に用いるデータの初期化を行う。
CPU207は、支柱傾き変化検出部205から支柱12の傾きが変化した旨の情報が供給されると、画像処理装置203に台座射影パラメータ取得処理を実行させる。
CPU207は、画像処理装置203に色補正パラメータ取得処理を実行させ、撮影画像から台座13上に印刷されたカラーバーの情報を得て、色補正パラメータを作成する。
次に、CPU207は、画像処理装置203に画像射影補正と色補正処理とを実行させ、まず、以前に得られた台座13の射影パラメータを用いて、斜めに映っている原稿4等の画像を正面から撮影したように、画像の補正を行う。
PCインタフェース装置208は、画像データ等を、USB(Universal Serial Bus)規格のデータに変換し、通信ケーブルを介してコンピュータに送信するとともに、コンピュータからのデータ、信号を受信するためのものである。
図1に戻り、プロジェクタ2は、書画カメラ1から供給された画像データを投影光に変換し、スクリーン3にこの投影光を照射して原稿画像をスクリーン3上に結像させるものである。
次に本実施形態に係る撮影画像投影装置の動作を説明する。
ユーザが書画カメラ1の操作部204の電源スイッチを押下すると、書画カメラ1の電源はONし、書画カメラ1のCPU207は、プログラムコード記憶装置206からプログラムコードを読み出してカメラ基本処理を実行する。
このカメラ基本投影処理を図7に示すフローチャートに従って説明する。
CPU207は、光学レンズ装置101の周辺回路を制御して、光学レンズ装置101の焦点、ズームレンズ位置、絞りなどのカメラ設定と、ビデオ出力装置202等の初期化と、を行う(ステップS11)。
CPU207は、メモリ201の初期化、通信、画像処理等に用いるデータの初期化を行う(ステップS12)。このとき、CPU207は、あわせて、カメラのフォーカス、シャッター速度(露光時間)、絞りなどの露出、ホワイトバランス、ISO感度等の撮影条件の初期化を行う。
CPU207は、オートフォーカス測定、測光等を行って撮影が最適になる条件を探し、カメラ設定を行うとともに、画像データ生成部21の制御を行って画像の撮影を行う(ステップS13)。イメージセンサ102は、撮影された画像のデータをメモリ201のセンサ画像記憶領域201aに記憶する。
CPU207は、メモリ201の作業データ記憶領域201dに書き込まれた情報に基づいて、支柱12の傾きが変化したか否かを判定する(ステップS14)。
支柱12の傾きは変化しなかったと判定した場合(ステップS14においてNo)、CPU207は、ステップS16に進む。
支柱12の傾きが変化したと判定した場合(ステップS14においてYes)、CPU207は、画像処理装置203に、台座射影パラメータ取得処理を実行するように指示する(ステップS15)。
画像処理装置203は、この指示に従って台座射影パラメータ取得処理を実行し、数2,数3に従って取得した射影パラメータである行列Atpのデータをメモリ201の作業データ記憶領域201dに記憶する。
CPU207は、画像処理装置203に色補正パラメータ取得処理を実行するように指示する(ステップS16)。
画像処理装置203は、CPU207の指示に従い、色補正パラメータ取得処理を実行し、カラーバー画像15aの情報から、最小2乗法によってパラメータT,Sを取得する。そして、画像処理装置203は、取得した歪みfのパラメータT,Sをメモリ201の作業データ記憶領域201dに記憶する。
CPU207は、画像処理装置203に、画像射影補正と色補正処理を行うように指示する(ステップS17)。
画像処理装置203は、CPU207の指示に従い、図8に示すフローチャートに従って、画像射影補正と色補正処理を実行する。
画像処理装置203は、座標u=0に初期化する(ステップS21)。
画像処理装置203は、座標v=0に初期化する(ステップS22)。
画像処理装置203は、射影パラメータAtpを用いて、数3に座標(u,v)を代入し、座標(x,y)を求める(ステップ23)。
画像処理装置203は、得られた座標(x,y)から、バイリニア法を示す数7に従って出力画像の画素値Q(u,v)を求める(ステップS24)。
画像処理装置203は、求めたRGBカラー画素値Q(u,v)=(r_Q,g_Q,b_Q)tを用い、数6に従い、補正したRGBカラー画素値P=(r_P,g_P,b_P)を求める(ステップS25)。
画像処理装置203は、求めたRGBカラー画素値P=(r_P,g_P,b_P)をメモリ201の処理画像記憶領域201bに記憶する(ステップS26)。
画像処理装置203は、座標vをインクリメントして、次のコラム座標点に移動させる(ステップS27)。
画像処理装置203は、座標vが指定範囲vmaxを超えたか否かを判定する(ステップ28)。
座標vが指定範囲vmax以下と判定した場合(ステップ28おいて、v≦vmax)、画像処理装置203は、再び、ステップS23〜S27を実行し、同一ラインにおける画素値の取得が終了するまで、順番に出力画像の画素値P(u,v)を求める。
座標vが指定範囲vmaxを超えたと判定した場合(ステップ28において、v>vmax)、画像処理装置203は、座標uをインクリメントする(ステップS29)。
画像処理装置203は、座標uが指定範囲umaxを超えたか否かを判定する(ステップ30)。
座標uが指定範囲umax以下と判定した場合(ステップ30において、u≦umax)、画像処理装置203は、座標vを初期化し、そのラインを始点から順番に出力画像の画素値P(u,v)を求める(ステップS22〜S29)。
一方、座標uが指定範囲umaxを超えたと判定した場合(ステップ30において、u>umax)、画像処理装置203は、この画像射影補正と色補正処理を終了させる。
画像処理装置203がこのような画像射影補正と色補正処理を実行すると、CPU207は、画像処理装置203に投影処理を実行するように指示する。
画像処理装置203は、このCPU207の指示に従い、補正した画像のデータを、メモリ201の処理画像記憶領域201bから読み出して、同じメモリ201内の表示画像記憶領域201cにコピーする。
CPU207は、メモリ201内の表示画像記憶領域201cから画像データを読み出して、プロジェクタ2に画像を投影するように、ビデオ出力装置202を制御する(図7のステップS18)。
CPU207は、ビデオ出力装置202が画像をプロジェクタ2に投影すると、再び、ステップS13に戻り、画像の撮影を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、台座13にカラーバー15が印刷され、画像処理装置203は、撮影画像から台座射影パラメータを取得する。そして、画像処理装置203は、この台座射影パラメータを用いて、台座13に記されたカラーバー15の位置とカラーバー画像15aの位置とを対応させ、撮影画像からカラーバー画像15aの色成分の情報を取得する。書画カメラ1は、取得した色成分の情報と本来のカラー値とに基づいて、カラー歪みを示す色補正パラメータT,Sを取得し、取得した色補正パラメータT,Sに基づいて色補正、明るさ補正を行うようにした。
従って、原稿4が、色のついたライティングや書画カメラ1の設定等の影響を受けても、常に本来の色に近い状態の画像を生成することができ、また、台座13に記されたカラーバー15の位置とカラーバー画像15aの位置とが正確に対応するため、色補正を正しく行うことができる。特に、色合いが重要な写真の投影等において、必要とされる色合いの画像を得ることができ、その効果は大きい。
そして、エッジ抽出時、カラーチャート付近に汚れ等があった場合でも、カラーチャートを特定できる。また、ライトの写り込みを避けるためにカメラ部11の向きを変えた場合でも、カラーバー画像15aの位置を把握することができ、色補正を正しく行うことができる。また、マウス等でカラーバー画像15aの位置を指定する必要もなく、容易に色補正を行うことができる。
尚、本発明を実施するにあたっては、種々の形態が考えられ、上記実施の形態に限られるものではない。
例えば、カラーバー15を複数の場所に印刷することもできる。
画像処理装置203は、各位置におけるカラーバー151〜154の各画像の補正パラメータSm,Tm(m=1,2,・・・,M;Mは台座13上に印刷されたカラーバー)を求め、これらのパラメータを補正する画素の位置に応じて変更する。このように構成されることにより、台座13の陰やライティングムラの影響を低減することもできる。
例えば、図9に示すように、台座13上であって各コーナーマーク141〜144の外側に、それぞれ、カラーバー151〜154が印刷される。画像処理装置203は、これら4箇所の色補正パラメータを取得し、バイリニア法を用い、補正を行う画素の座標に応じて補正パラメータを算出し、算出したパラメータを用いて色補正を行うように構成されることもできる。
上記実施形態では、歪みfを、簡単化のため、線形であるとみなし、色補正パラメータT,Sを求めるようにした。しかし、歪みfは線形であることに限られるものではなく、例えば、歪みfは、元の色Pを求める数5が画素値Qcの2次方程式で表されるような関数であってもよい。
上記実施形態では、台座射影パラメータ取得処理において用いられるマークとして、コーナーマーク141〜144を用いるようにした。しかし、マークはコーナーマーク141〜144に限られるものではなく、例えば、図10に示すような円マーク161〜164であってもよいし、三角マークであってもよい。この場合、画像処理装置203は、円マーク161〜164又は三角マークの重心の位置と長方形の頂点位置とを対応させ、この重心位置を求めて、長方形の四隅の頂点座標を取得する。
また、撮影装置は、コンピュータを備えられたものであってもよい。そして、コンピュータが、画像処理装置203を備え、コンピュータが画像処理等を行うようにしてもよい。このようにすれば、カメラ部11には、汎用のデジタルカメラを用いることもできる。
上記実施形態では、プログラムが、それぞれメモリ等に予め記憶されているものとして説明した。しかし、撮影装置を、装置の全部又は一部として動作させ、あるいは、上述の処理を実行させるためのプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical disk)などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、これを別のコンピュータにインストールし、上述の手段として動作させ、あるいは、上述の工程を実行させてもよい。
さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを格納しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
本発明の実施形態に係る撮影画像投影装置の構成を示す図である。 図1に示す書画カメラの構成を示すブロック図である。 図2に示すメモリの各記憶領域を示すブロック図である。 台座射影パラメータ取得処理に用いるコーナーマークを説明するための図であり、(a)は、台座に描画又は刻印されたコーナーマークを示し、(b)は、その画像を示す。 台座射影パラメータ取得処理を示す図であり、(a)は、四隅に設けられる領域を示し、(b)は、2値化されたこの各領域の画像を示し、(c)は、この領域から取り出したコーナーマーク画像を示す。 カラーバーを示す図であり、(a)は、台座に印刷されたカラーバーを示し、(b)は、カラーバーの色配置を示し、(c)は、カラーバー画像を含む撮影画像を示す。 図1に示す書画カメラが実行するカメラ基本処理を示すフローチャートである。 図2に示す画像処理装置が実行する画像射影補正と色補正処理を示すフローチャートである。 台座にカラーバーを複数印刷した応用例を示す図である。 コーナーマークの代わりに円マークを描画した応用例を示す図である。 従来の撮影装置を示す図である。 従来の撮影装置の撮影画像を示す図である。
符号の説明
1・・・書画カメラ、2・・・プロジェクタ、3・・・スクリーン、4・・・原稿、11・・・カメラ部、13・・・台座、201・・・メモリ、202・・・ビデオ出力装置、203・・・画像処理装置、204・・・操作部、205・・・支柱傾き変化検出部、207・・・CPU

Claims (8)

  1. 各色の予め設定されたカラー画素値を示すカラーバーと形状が既知の多角形の頂点とが予め記された台座を撮影する撮影部と、
    前記撮影部の撮影によって得られた撮影画像中の前記台座に記された多角形の頂点座標に基づき、前記多角形画像の各座標を出力座標系に射影変換するための射影パラメータを取得する射影パラメータ取得部と、
    前記射影パラメータ取得部によって設定された出力座標系におけるカラーバー画像の各カラー画素値から色補正パラメータを取得する色補正パラメータ取得部と、
    前記色補正パラメータ取得部が取得した色補正パラメータを用いて、前記撮影画像の色補正を行う色補正部と、を備えた、
    ことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記射影パラメータ取得部は、前記撮影画像から、前記台座に付された多角形に対応する多角形画像の頂点座標を取得し、前記台座に記された多角形の頂点座標と前記多角形画像の頂点座標とを比較して前記出力画像の出力座標系を設定し、前記多角形画像の各座標を前記出力座標系に射影変換するための射影パラメータを取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記色補正パラメータ取得部は、前記出力座標系における前記カラーバー画像の位置と前記台座に記されたカラーバーの位置とを対応させて、前記カラーバー画像の各カラー画素値と前記台座に付されたカラーバーの各カラー画素値とを比較し、前記カラーバーの各カラー画素値が前記カラーバー画像のそれぞれのカラー画素値に変化した変化分を示すカラー歪みを取得し、前記取得したカラー歪みに基づいて、前記カラーバー画像の各カラー画素値を前記カラーバーのそれぞれのカラー画素値に変換するための色補正パラメータを取得する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 前記カラーバーは、原色と黒色と白色との色成分のそれぞれのカラー画素値を領域に分けて示すものである、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮影装置。
  5. 前記色補正パラメータ取得部は、前記カラー歪みの逆関数を線形近似して前記色補正パラメータを取得する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  6. 前記色補正部は、前記射影パラメータ取得部が取得した射影パラメータに基づいて前記台座の画像の各座標を前記出力座標系に射影変換して射影補正画像を生成し、前記撮影画像の色補正を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮影装置。
  7. 各色のカラー画素値を示すカラーバーと形状が既知の多角形の頂点とが予め記された台座を撮影することによって得られた撮影画像中の前記台座に記された多角形画像の頂点座標に基づき、出力座標系に射影変換するための射影パラメータを取得するステップと、
    前記設定された出力座標系におけるカラーバー画像の各カラー画素値から色補正パラメータを取得するステップと、
    前記取得した色補正パラメータを用いて、前記撮影画像の色補正を行うステップと、を備えた、
    ことを特徴とする撮影画像の画像処理方法。
  8. コンピュータに、
    各色のカラー画素値を示すカラーバーと形状が既知の多角形の頂点とが予め記された台座を撮影することによって得られた撮影画像中の前記台座に記された多角形画像の頂点座標に基づき、出力座標系に射影変換するための射影パラメータを取得する手順、
    前記設定された出力座標系におけるカラーバー画像の各カラー画素値から色補正パラメータを取得する手順、
    前記取得した色補正パラメータを用いて、前記撮影画像の色補正を行う手順、
    を実行させるためのプログラム。
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