JP2007193278A - 画像形成装置およびその画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定プリント枚数ごとに画像安定化動作を原則として実施する画像形成装置において、プリント途中で画像安定化動作の実施によってユーザを待たす確率を少なくした画像形成装置を提供する。
【解決手段】プリント枚数履歴記録部301は所定期間の間の七曜ごと、単位時間ごとのプリント枚数を記録する。集計算出部303は所定期間内の各七曜ごとに単位時間ごとの平均プリント枚数を計算し、1日における使用時間帯を決定した後、平均プリント枚数の最小となる時間帯を優先時間帯とし、平均プリント枚数の最大となる時間帯を禁止時間帯とする。制御タイミング決定部305は優先時間帯に画像安定化動作を実行するよう画像安定化制御実行部306を起動する。また、禁止時間帯に所定プリント枚数に達したとき、後の時間帯になるまで画像安定化動作の実行を待つ。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像安定化制御を行う画像形成装置およびその画像形成方法に関する。
例えば、電子写真方式の画像形成装置において、像担持体上に描かれるトナーの付着量は、同一の帯電条件、露光条件、現像条件においても、環境や履歴などの外乱により変化する。そのため、画像形成装置には像担持体上に描かれるトナーの付着量を検知するためのトナー付着量センサが装着されており、そのセンサ検出の結果に基づき、適正で安定した画像が出力されるように、帯電条件、露光条件、現像条件を制御できる画像安定化制御機能が搭載されている。
この画像安定化制御が起動するタイミングは、予め定められたプリント枚数ごとに起動されることが多い。
また、最近の画像形成装置のプリント速度は、速くなっているが、プリント中に画像安定化制御が起動されると、ユーザに待ち時間を与えてしまい、プリント速度向上の効果が発揮されなくなる。
特開平10‐222023号公報
このような特定のタイミングで画像安定化制御が起動する画像形成装置では、ユーザがプリントしているときに、画像安定化制御の実行タイミングに入ると、たとえそのプリント枚数が少数であったとしても、プリント途中でプリントを中断して画像安定化制御が起動してしまい、その間、ユーザは待機する必要がある。このような問題は、電子写真方式に限られるものではなく、インクジェット方式、その他の記録方式の画像形成装置にも同様に発生する。
本発明は、画像安定化制御が起動するタイミングを工夫することで、待ち時間の短縮を図るものである。
上記課題を解決するため、本発明は、画像安定化動作を行う画像形成装置であって、所定期間内のプリント履歴を記録する記録手段と、記録されたプリント履歴から1日における使用時間帯を決定し、単位時間帯ごとの使用頻度を集計する集計手段と、前記集計手段で決定された使用時間帯において、使用頻度の少ない単位時間帯に画像安定化動作を実行させる制御手段とを備えることとしている。
上述のような構成によって、ユーザの使用頻度の少ない時間帯で画像安定化動作が実行されるので、ユーザの待機する確率を減少させることができる。
また、前記画像安定化動作の実行は、所定のプリント枚数ごとに実行され、前記制御手段は、前記集計手段で決定された使用時間帯において、使用頻度の多い時間帯に画像安定化動作を実行させないこととしている。
このような構成によって、使用頻度の多い時間帯に画像安定化動作が実行されることを回避して、ユーザがプリント途中に待たされることを防止することができる。
また、前記集計手段は、前記集計手段で集計された使用時間帯において、使用頻度の最小となる単位時間帯を優先時間帯と決定する優先時間帯決定部を有し、前記制御手段は、前記優先時間帯に画像安定化制御を実行させることとしている。
このような構成によって、使用頻度の最小となる時間帯を優先時間帯と決定し、この優先時間帯に画像安定化動作を実行させるのでユーザがプリント途中でもされる確率は最小となる。
また、前記集計手段は、前記集計手段で集計された使用時間帯において、使用頻度の最大となる単位時間帯を禁止時間帯と決定する禁止時間帯決定部を有し、前記制御手段は、前記禁止時間帯に所定のプリント枚数に達したとき、前記禁止時間帯の後の単位時間帯に画像安定化動作を実行させることとしている。
このような構成によって、使用頻度の最大となる時間帯を禁止時間帯と決定し、所定のプリント枚数ごとに実施される画像安定化動作の時間がこの時間帯に一致したとしても、画像安定化動作の実行をこの禁止時間帯の後の時間帯まで待って行うこととして、ユーザがプリント途中で待たされる確率を減少させることができる。
また、前記集計手段は、前記集計手段で集計された使用時間帯において、使用頻度の最大となる単位時間帯を禁止時間帯と決定する禁止時間帯決定部を有し、前記制御手段は、前記禁止時間帯の前の時間帯に禁止時間帯中にプリントされる枚数を予測し、前記禁止時間帯中に前記所定のプリント枚数に達すると推測したとき、禁止時間帯の前の時間帯に画像安定化動作を実行させることとしている。
このような構成によって、禁止時間帯に所定のプリント枚数に達することを回避して、その前の時間帯に画像安定化動作を実行することとするので、画像品質の低下を招くことなく、ユーザをまたす確率を低下させることができる。
また、前記禁止時間帯中にプリントされる枚数は、禁止時間帯の前の時間帯が始まるまでにプリントされている現在のプリント枚数に、前記集計手段で集計されたプリント履歴に記録されている禁止時間帯の前の時間帯と禁止時間帯との合計プリント枚数を加えた枚数であることとしている。
このような構成によって、禁止時間帯中にプリントされる枚数が正確に予測されるので、画像安定化動作を禁止時間帯の前の時間帯に確実に実行して画像品質の低下を防止することができる。
また、 前記所定期間は、複数週以上の期間であり、祝祭日の情報を加味して使用頻度の少ない所定の七曜や祝祭日を前記集計から除外し、前記使用時間帯は七曜ごとに決定されることとしている。
このような構成によって、プリント履歴から得られる使用頻度の信頼性が向上する。
また、感光体の表面を帯電させる帯電手段と、感光体の表面に静電潜像を形成する露光手段と、静電潜像をトナーにより顕在化してトナー像を形成する現像手段とを更に備え、 前記制御手段は、帯電条件、露光条件、現像条件の少なくとも1つを調整することとしている。
このような構成によって、画像安定化動作が確実に実行することができる。
また、本発明は、画像安定化動作を行う画像形成装置の画像形成方法であって、所定期間内のプリント履歴を記録する記録ステップと、記録されたプリント履歴から1日における使用時間帯を決定し、単位時間帯ごとの使用頻度を集計する集計ステップと、前記集計手段で決定された使用時間帯において、使用頻度の少ない単位時間帯に画像安定化動作を実行させる制御ステップとを有することとしている。
このような方法によって、ユーザの使用頻度の少ない時間帯で画像安定化動作が実行されるので、ユーザの待機する確率を減少させることができる。
また、前記画像安定化動作の実行は、所定のプリント枚数ごとに実行され、前記制御ステップは、前記集計ステップで決定された使用時間帯において、使用頻度の多い時間帯に画像安定化動作を実行させないこととしている。
このような方法によって、使用頻度の多い時間帯に画像安定化動作が実行されることを回避して、ユーザがプリント途中に待たされることを防止することができる。
また、前記集計ステップは、前記集計ステップで集計された使用時間帯において、使用頻度の最小となる単位時間帯を優先時間帯と決定する優先時間帯決定サブステップを有し、
前記制御ステップは、前記優先時間帯に画像安定化制御を実行させることとしている。
このような方法によって、使用頻度の最小となる時間帯を優先時間帯と決定し、この優先時間帯に画像安定化動作を実行させるのでユーザがプリント途中でもされる確率は最小となる。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について図面を用いて説明する。
(一実施の形態)
図1は、本発明に係る画像形成装置の実施の形態1の一例であるタンデム型のフルカラー複写機の概略の構成を示す図である。
この画像形成装置は、ローラ101、102、103、104に張架されて図中反時計方向(矢符105方向)に回転駆動される中間転写ベルト106を備えている。ローラ102には、中間転写ベルト106上の残留トナー等を除去するクリーナ107が対向して配置されている。ローラ101には、2次転写ローラ108が対向して配置されている。2次転写ローラ108の上方には、定着装置109が設置されている。
ローラ間には、中間転写ベルト106に対し、ローラ102からローラ101に向けてイエロー画像形成部110、マゼンタ画像形成部120、シアン画像形成部130、ブラック画像形成部140がこの順序で配置されている。各画像形成部110、120、130、140には、ドラム型の感光体1を備えており、その感光体1の周囲に帯電装置2、露光装置3、現像装置4、1次転写チャージャ5および感光体1上の残留トナー等を除去するクリーナ6がこの順序で配置されている。現像装置4には、感光体1に対向して現像ローラ41が配置されている。1次転写チャージャ5は中間転写ベルト106を介して感光体1に対向している。
露光装置3は、制御部201からの駆動信号を受けて画像形成のためのレーザ光を発し、感光体ドラム1上を主走査方向に露光走査させる。感光体ドラム1は、前記露光を受ける前にクリーナ6で表面の残存トナーが除去され、帯電装置2により一様に帯電されており、このように一様に帯電した状態で上記レーザ光による露光を受けると、感光体ドラム1の表面に静電潜像が形成される。
各静電潜像は、それぞれ各色の現像装置4により現像され、これにより感光体ドラム1表面に各色のトナー像が形成され、一次転写チャージャ5に印加された電圧により生じる静電力により、回転する中間転写ベルト106上に順次転写されていく。
この際、各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト106上の同じ位置に重ね合わせて一次転写されるように、上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。これにより、トナー像は、中間転写ベルト106上において順に重ねられることになる。
中間転写ベルト106上に転写されたトナー画像は、ローラ101と二次転写ローラ108との間で両ローラ間に生じる静電力により記録紙Sに記録され、定着装置109によって定着される。
また、画像安定化制御時に中間転写ベルト106上に描かれるトナーパッチのトナー付着量を読みとるためのトナー付着量センサ151が、中間転写ベルト106に対向して配置されている。
なお、画像形成装置の構成は本実施の形態に限定されないのは勿論である。
図2は、図1の画像形成装置における制御回路の概略を示す構成図である。
各画像形成部の帯電装置2には、制御部201の指示のもとに、その画像形成部用の出力可変帯電用電源YPW2,MPW2,CPW2またはKPW2から感光体帯電用の所定の高電圧が、所定のタイミングで印加される。各画像形成部の現像装置4の現像ローラ41には、制御部201の指示のもとに、その画像形成部用の現像バイアス電源YPW4,MPW4,CPW4またはKPW4から所定の現像バイアス電圧が所定のタイミングで印加される。
各画像形成部の1次転写チャージャ5や2次転写ローラ108に対しても制御部201の指示のもとに各1次転写チャージャ用電源および各2次転写ローラ用電源(図示せず)から所定の転写電圧が所定のタイミングで印加される。
さらに、各画像形成部における露光装置3や感光体1、現像装置4の各駆動モータ等、また中間転写ベルト106を張架したローラを駆動するモータや2次転写ローラ駆動モータ、定着装置等も制御部201の指示のもとに、所定タイミングで起動するよう構成されている。
次に、画像形成装置の画像安定化制御の実行のための構成を説明する。
図3は、画像形成装置の画像安定化制御の実行のための機能構成図である。
この画像形成装置は、プリント枚数履歴記録部301と、内蔵時計302と、集計算出部303と、カレンダー機能304と、制御タイミング決定部305と、画像安定化制御実行部306と、プリント枚数間隔保持部307と、プリント枚数カウント部308とを備えている。
プリント枚数履歴記録部301は、所定期間のプリント履歴を記録する。このためカウンタiを有し、内蔵時計302を参照して、1日単位で単位時間当たりのプリント枚数を記録する。
図4は、プリント枚数履歴記録部301の記憶領域に用意されたプリント枚数履歴テーブルの様式の一例を示す図である。
プリント枚数履歴テーブル401には、単位時間402ごとに1週間403分のプリント枚数を記録するエントリーが設けられている。ここでは、単位時間402を1時間としているが、30分単位でもよいし、2時間単位でも良いし、その他の任意の単位時間とすることができる。
ここで、内蔵時計302は、24時間ごとにリセットされるものとする。
カウンタiは、各単位時間の最初にリセットされ、プリントが1枚されるごとにiが1ずつインクリメントされる。単位時間を経過すると、対応するエントリーにプリント枚数が記録される。なお、このプリント枚数履歴記録部301の動作については後述する。
内蔵時計302は、24時間制で、時を刻む。
集計算出部303は、プリント枚数履歴記録部301に記録されたプリント枚数履歴テーブル401から七曜ごとの所定期間の履歴を抽出する。
図5は、抽出された集計テーブルを示す図である。
集計テーブル501は、特定の七曜例えば月曜日の所定の期間例えば4週間分を示している。集計テーブル501の右の欄502には、各単位時間帯における過去4週の平均プリント枚数が計算されている。この最下欄503には、過去4週間の1日平均プリント枚数が計算されている。なお、この集計テーブル501は、月曜日ものであり、他の曜日についても同様に集計されている。また、この集計テーブル501には、見つけることができないが、1日の合計プリント枚数が1日の平均プリント枚数より極端に少ない日は、この集計テーブルのデータから除外される。例えば、1日の平均プリント枚数の1/10以下の日のデータを除外する。
集計算出部303は、集計した集計テーブルのその日の平均プリント枚数履歴(過去4週分の単位時間帯あたりの平均プリント枚数)を基に使用時間帯を決定する。
図6(a)は、月曜日の平均プリント枚数履歴を示している。平均プリント枚数履歴601の最下欄には、その1日の合計プリント枚数を24で除算した1時間当たりの平均プリント枚数が計算されている。集計算出部303は、この平均プリント枚数を超える時間帯を使用時間帯として決定する。この際、1日のうち、最初に平均プリント枚数を超える最初の開始時刻と最後の終了時刻との間を使用時間帯とする。
図6(b)は、図6(a)に示した平均プリント枚数履歴601の平均プリント枚数履歴グラフ602を示している。破線603は、1時間当たりの平均プリント枚数を示している。この平均プリント枚数を超える時間は、8時が開始時刻であり、19時が終了時刻となる。従って、使用時間帯は矢印604に示すように8時から19時の間と決定される。集計算出部303は、さらに、この使用時間帯におけるプリント枚数(使用頻度)が最小となる単位時間帯を優先時間帯605に決定する。また、この使用時間帯におけるプリント枚数(使用頻度)が最大となる単位時間帯を禁止時間帯606に決定する。
集計算出部303は、使用時間帯および優先時間帯605、禁止時間帯606を制御タイミング決定部305に通知する。図6(a)、(b)に示すこの月曜日の使用時間帯は、8時から始まり19時に終了する。優先時間帯605は、S12時から13時であり、禁止時間帯606は、13時から14時である。なお、集計算出部303の動作については後述する。
カレンダー機能304は、暦を記憶している。この暦によって、集計算出部303は、祝祭日や日曜日等の休日を予め知って、プリント履歴からこの休日を除外してもよい。
制御タイミング決定部305は、集計算出部303から通知された使用時間帯および優先時間帯605、禁止時間帯606ならびに前回の画像安定化制御の実行後のプリント枚数に基づいて、画像安定化制御実行部306を起動させる。
制御タイミング決定部305は、先ず、自身が有する優先実行フラグをリセットする。内蔵時計302から通知される時刻が、集計算出部303から通知された優先時間帯にあるか否かを判定し、優先時間帯にあれば、優先実行フラグが立っているときには何もしないが、優先実行フラグが立っていないときには、優先実行フラグを立て、画像安定化制御実行部306を起動する。
また、制御タイミング決定部305は、プリント要求があるときに、プリント枚数カウント部308から通知されるカウンタjの値がプリント枚数間隔保持部307に保持されている所定の枚数Jを超えるか否かを判定する。超えていると判定したとき、内蔵時計302が示す時刻が集計算出部303から通知された禁止時間帯に属するか否かを判定する。禁止時間帯に属さないときには、画像安定化制御実行部306を起動する。禁止時間帯に属するときには、禁止時間帯が終了するのを待って画像安定化制御実行部306を起動する。
制御タイミング決定部305は、画像安定化制御実行部306が画像安定化動作を実行した後、プリント枚数カウント部308にカウンタjを0に初期化させるリセット指示をする。
画像安定化制御実行部306は、制御タイミング決定部305から起動されると、画像形成部を制御して画像安定化動作を実行する。
ここで、画像安定化動作を再び図1および図2を参照して、簡単に説明する。
中間転写ベルト106上にある決められた現像条件、帯電条件、露光条件のもとで階調が異なる複数のトナーパッチを描き、そのトナー付着量をトナー付着量センサ151で読み取り、センサ出力値から実際の出力画像の階調特性を検知する。このセンサ検出結果に基づき、画像安定化動作実施後に適正な階調の画像が出力されるように、制御部201にて現像条件、帯電条件、露光条件が決定され、画像安定化動作実施後のプリント時には、決定された各条件に基づいて現像動作等が制御される。この画像安定化動作は、階調補正の一例であるが、他の画像安定化動作、例えば公知のγ補正を実行してもよいし、また、中間転写ベルト106上のトナーパッチの間隔を測定し、各色の書込みタイミングを適正なものとなるよう露光条件等を制御するレジスト補正を実行してもよい。
プリント枚数間隔保持部307は、画像形成装置でプリントされた枚数が所定の枚数に達すると原則として画像安定化動作を実行させるその所定の枚数Jを保持している。この枚数Jは、任意に設定することができる。
プリント枚数カウント部308は、カウンタjを有し、画像形成装置のプリント枚数をカウントし、制御タイミング決定部305にその値jを通知する。また制御タイミング決定部305からリセット指示を受けると、カウンタjをゼロにする。
次に、本実施の形態の動作について、フローチャートを用いて説明する。
図7は、プリント枚数履歴記録部301の動作を説明するフローチャートである。
先ず、プリント枚数履歴記録部301は、タイマーをリセットし、始動させる(S702)。24時間が経過したか否かを判定し(S704)、経過していればS702に戻り、経過していなければ、カウンタiをリセットする(S706)。
記録紙Sにプリントされたか否かを判定し(S708)、プリントされたときはカウンタiを1インクリメントし(S710)、プリントされていないときには単位時間が経過したか否かを判定する(S712)。単位時間が経過していないときは、S708に戻る。単位時間が経過しているときは、単位時間当りのプリント枚数iをプリント枚数履歴テーブル401の対応するエントリーに記録し(S714)、S704に戻る。
図8は、集計算出部303の動作を説明するフローチャートである。
集計算出部303は、プリント枚数履歴記録部301に記録された過去4周分の七曜ごと、単位時間ごとのプリント枚数を抽出する(S802)。
次に、1日ごとのプリント枚数を集計し、1日の平均プリント枚数を計算する(S804)。1日の平均プリント枚数の1/10以下のプリント枚数の日の履歴データを集計から除外する(S806)。七曜ごとの平均プリント枚数Dを計算する(S808)。七曜ごとの単位時間当りの平均プリント枚数Tm=D/24を計算する(S810)。
七曜ごとの各単位時間当りの平均プリント枚数Tを計算する(S812)。七曜ごとにT>=Tmとなる最初の開始時刻と最後の終了時刻との間を使用時間帯とする(S814)。
七曜ごとに使用時間帯で最大プリント枚数Tを示す単位時間帯を禁止時間帯とする(S816)。七曜ごとに使用時間帯で最小プリント枚数Tを示す単位時間帯を優先時間帯とする(S818)。
次に、制御タイミング決定部305の動作について、図9のフローチャートを用いて説明する。
制御タイミング決定部305は、先ず、優先実行フラグをリセットする(S902)。内蔵時計302を参照して、集計算出部303から通知された優先時間帯か否かを判定する(S904)。優先時間帯でなければ、S914に移る。優先時間帯であれば、優先実行フラグが立っているか否かを判定し(S906)、立っているときは、S914に移る。当たっていないときは、優先実行フラグを立てて(S908)、画像安定化制御実行306を起動する。画像安定化制御実行部306は、画像安定化動作を実行する(S910)。
制御タイミング決定部305は、プリント枚数カウント部308にカウンタjを0に初期化するよう指示する。プリント枚数カウント部308は、カウンタj=0とする(S912)。
次に、制御タイミング決定部305は、プリント要求が有るか否かを判定し(S914)、なければS904に戻り、有るときには、j>=Jであるか否かを判定し(S916)、jがJ未満であれば、プリントを実行し、カウンタjを1インクリメントする(S920)。ジョブが終了したか否かを判定し(S922)、終了していればS904に戻り、終了していなければS916に戻る。
S916において、jがJ以上であれば、禁止時間帯であるか否かを判定する(S918)。禁止時間帯でなければ、原則どおりS910に移る。禁止時間帯であれば、S920に移り、プリントを実行する。
以上のように、本実施の形態では、優先時間帯に優先的に画像安定化動作を実行させ、禁止時間帯には、画像安定化動作を実施させずに、禁止時間帯の後の時間帯に画像安定化動作を実行させるようにすることによって、プリントをするユーザを待たせる確率をできるだけ少なくするようにしている。
(変形例)
上記実施の形態では、所定のプリント枚数Jに達したとき、画像安定化動作を実施することとして、その画像安定化動作が禁止時間帯中に発生したとき、禁止時間帯の後の時間帯で画像安定化動作を実施することとしたけれども、上記実施の形態の変形例として、禁止時間帯に画像安定化動作の実施がされることを予測して、禁止時間帯の前の時間帯に画像安定化動作の実行をするようしたものである。
以下、図10に示すフローチャートを用いて説明する。
図9に示したS902の後に、制御タイミング決定部305は、集計算出部303から通知された禁止時間帯の前の時間帯か否かを判定する(S1002)。否であればS1008に移る。肯定であれば、現在のプリント枚数(カウンタjの値)に前の時間帯と禁止時間帯とのプリント平均枚数を平均プリント枚数履歴601から読み出して加え、その値がJ以上か否かを判定する(S1004)。J未満のときはS1008に移る。
肯定のときは、画像安定化動作をこの前の時間帯で実行する(S1006)。
S1008において、優先時間帯か否かを判定する。優先時間帯であれば優先実行フラグを立てて(S1010)、図9のS904に戻る。優先時間帯でなければ同様にS904に戻る。
以上のように、この変形例では、禁止時間帯の前の時間帯で画像安定化動作の実行を済ませてしまうので、禁止時間帯にプリント途中に画像安定化動作を実行する確率を少なくすることができる。
なお、上記実施の形態では、図3に画像形成装置の機能構成図を示したけれども、各部の機能をコンピューターに発揮させるプログラムで実現してもよいのは勿論である。
また、画像形成装置としては、画像安定化制御を行う公知のモノクロ/カラーの複写機、プリンタ、FAX,やこれらの複合機などいずれにも適用できるのは勿論である。
本発明に係る画像形成装置は、プリンタや複写機の画像安定化動作のタイミングをユーザの利用履歴に応じて、効率的に行うことの出来るものとして事務機器分野で広く利用することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施の形態の一例であるタンデム型のフルカラー複写機の概略を示す構成図である。 上記実施の形態の画像形成装置の制御回路を示す構成図である。 上記実施の形態の画像形成装置の画像安定化動作を実施するための機能構成図である。 上記実施の形態のプリント枚数履歴記録部の記憶領域に記録されるプリント枚数履歴テーブルの一例を示す図である。 上記実施の形態の集計算出部で抽出された集計テーブルの一例を示す図である。 (a)は、過去4週の月曜日の平均プリント枚数履歴の一例を示す図である。
(b)は、(a)に示した平均プリント枚数履歴をグラフ化した図である。
上記実施の形態のプリント枚数履歴記録部の動作を説明するフローチャートである。 上記実施の形態の集計算出部の動作を説明するフローチャートである。 上記実施の形態の制御タイミング決定部の動作を説明するフローチャートである。 上記実施の形態の変形例である制御タイミング決定部の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 感光体
2 帯電装置
3 露光装置
4 現像装置
5 一次転写チャージャ
6 クリーナ
S 記録紙
101 ローラ
102 ローラ
103 ローラ
104 ローラ
106 転写ベルト
107 クリーナ
108 一次転写ローラ
109 定着装置
110 イエロー画像形成部
120 マゼンタ画像形成部
130 シアン画像形成部
140 ブラック画像形成部
201 制御部
301 プリント枚数履歴記録部
302 内蔵時計
303 集計算出部
304 カレンダー機能
305 制御タイミング決定部
306 画像安定化制御実行部
307 プリント枚数間隔保持部
308 プリント枚数カウント部

Claims (11)

  1. 画像安定化動作を行う画像形成装置であって、
    所定期間内のプリント履歴を記録する記録手段と、
    記録されたプリント履歴から1日における使用時間帯を決定し、単位時間帯ごとの使用頻度を集計する集計手段と、
    前記集計手段で決定された使用時間帯において、使用頻度の少ない単位時間帯に画像安定化動作を実行させる制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像安定化動作の実行は、所定のプリント枚数ごとに実行され、
    前記制御手段は、前記集計手段で決定された使用時間帯において、使用頻度の多い時間帯に画像安定化動作を実行させないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記集計手段は、
    前記集計手段で集計された使用時間帯において、使用頻度の最小となる単位時間帯を優先時間帯と決定する優先時間帯決定部を有し、
    前記制御手段は、前記優先時間帯に画像安定化制御を実行させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記集計手段は、
    前記集計手段で集計された使用時間帯において、使用頻度の最大となる単位時間帯を禁止時間帯と決定する禁止時間帯決定部を有し、
    前記制御手段は、前記禁止時間帯に所定のプリント枚数に達したとき、前記禁止時間帯の後の単位時間帯に画像安定化動作を実行させることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 前記集計手段は、
    前記集計手段で集計された使用時間帯において、使用頻度の最大となる単位時間帯を禁止時間帯と決定する禁止時間帯決定部を有し、
    前記制御手段は、前記禁止時間帯の前の時間帯に禁止時間帯中にプリントされる枚数を予測し、前記禁止時間帯中に前記所定のプリント枚数に達すると推測したとき、禁止時間帯の前の時間帯に画像安定化動作を実行させることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  6. 前記禁止時間帯中にプリントされる枚数は、禁止時間帯の前の時間帯が始まるまでにプリントされている現在のプリント枚数に、前記集計手段で集計されたプリント履歴に記録されている禁止時間帯の前の時間帯と禁止時間帯との合計プリント枚数を加えた枚数であることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記所定期間は、複数週以上の期間であり、祝祭日の情報を加味して使用頻度の少ない所定の七曜や祝祭日を前記集計から除外し、前記使用時間帯は七曜ごとに決定されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 感光体の表面を帯電させる帯電手段と、
    感光体の表面に静電潜像を形成する露光手段と、
    静電潜像をトナーにより顕在化してトナー像を形成する現像手段とを更に備え、
    前記制御手段は、帯電条件、露光条件、現像条件の少なくとも1つを調整することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 画像安定化動作を行う画像形成装置の画像形成方法であって、
    所定期間内のプリント履歴を記録する記録ステップと、
    記録されたプリント履歴から1日における使用時間帯を決定し、単位時間帯ごとの使用頻度を集計する集計ステップと、
    前記集計手段で決定された使用時間帯において、使用頻度の少ない単位時間帯に画像安定化動作を実行させる制御ステップとを有することを特徴とする画像形成方法。
  10. 前記画像安定化動作の実行は、所定のプリント枚数ごとに実行され、
    前記制御ステップは、前記集計ステップで決定された使用時間帯において、使用頻度の多い時間帯に画像安定化動作を実行させないことを特徴とする請求項9記載の画像形成方法。
  11. 前記集計ステップは、
    前記集計ステップで集計された使用時間帯において、使用頻度の最小となる単位時間帯を優先時間帯と決定する優先時間帯決定サブステップを有し、
    前記制御ステップは、前記優先時間帯に画像安定化制御を実行させることを特徴とする請求項9記載の画像形成方法。
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