JP2007192635A - 回路測定システム及び回路測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定環境において生じる寄生容量により測定値が変動する回路の測定において、寄生容量を検出してその影響を補正し、真の回路特性を得る回路測定システム及び回路測定方法を提供する。
【解決手段】特性を測定する対象回路1、測定環境において生じる寄生容量の影響を受けない構成の第1のリングオシレータ2、及び同寄生容量の影響を受ける構成の第2のリングオシレータ3を、同一チップ7上に設計する。対象回路1、第1のリングオシレータ2、及び第2のリングオシレータ3から出力される信号を、それぞれ測定する。第1及び第2のリングオシレータ2及び3の発振周波数から寄生容量を検出する。検出した寄生容量による対象回路1の特性変動率を、回路シミュレーションで解析する。対象回路1の実測値を特性変動率の分だけ補正することで、対象回路1の真の実力値を得る。
【選択図】図1

Description

本発明は、LSIに組み込まれている回路の特性を測定するシステム、及びそのシステムが行う回路の特性を測定する方法に関する。
従来、オペアンプ等の周波数依存がある回路の測定は、図13に示すように、樹脂やセラミック等で回路が覆われた(パッケージ化された)組み立てチップ8を、チップソケットを介して評価ボード9にセットして、プローブとケーブル13を介して測定評価ボード9の測定ピン12を測定装置64に接続することで行われる。組み立てチップ8の内部には、シリコンレベルのチップ57があり、チップ57の内部に測定対象となる回路(以下、対象回路と記す)1が設計されている。対象回路1の入出力等の測定に必要な端子は、I/Oパッド6に接続されており、さらに、I/Oパッド6と組み立てチップ8の外部ピンとは、金ワイヤー10によるワイヤーボンディングによって接続されている。
しかし、対象回路1から測定装置64に至るまでの測定環境の部分、すなわち対象回路1の出力からI/Oパッド6までの配線、I/Oパッド6自身、金ワイヤー10、評価ボード9の配線11、及びプローブとケーブル13に寄生容量が存在する。そのため、このような環境で周波数依存測定等のDC以外の測定を行う場合には、測定環境において生じる寄生容量の影響によって、図14に示すように、測定結果と回路が持つ真の特性との間に測定誤差が生じる。
この課題を解決するためには寄生容量を把握すればよいが、測定環境において生じる寄生容量を正しく測定することは現実的に困難である。そこで、従来の技術では、回路の出力部分に工夫を加えること等で、測定環境において生じる寄生容量の影響を無視できるような対策や、複数の測定項目がある場合に、I/Oパッド6との接続が不要な端子をトランスファーゲートを利用して遮断する等の対策が、とられていた。
特開平5−157799号公報
一方、LSIに組み込まれている特定の回路(対象回路)の特性を、LSIの構成上直接測定できない場合には、その特定の回路を切り出した直接測定が可能な回路を別途用意する方法もある。その際には、出力端子以降の寄生容量の影響を受けないようにするため、出力段のドライブ能力を上げるようなレイアウト変更がなされる。
しかし、この方法の場合、適正なレイアウト変更を行うためのノウハウと工数とが必要になるという課題がある。また、複数の回路を測定したい場合、回路毎に異なる出力部分のレイアウト変更が必要になり、多くの工数が必要になるという課題もある。また、レイアウトの変更を行った結果、レイアウト変更後の特性は正しく測定できても、その結果がレイアウト変更前のオリジナル回路とは特性差が存在する可能性があり、その場合に正しく特性差を補正するのが難しいという課題もある。
それ故に、本発明の目的は、対象回路のレイアウト変更は行わず、直接得られる測定結果は測定環境において生じる寄生容量の影響をそのまま受ける代わりに、正しい測定環境において生じる寄生容量を測定して、回路の測定結果を正しく補正して、回路の真の特性を得ることができる回路測定システム及び回路測定方法を提供することである。
本発明は、チップ上に形成された対象回路の特性を測定する回路測定システム及び回路測定方法に向けられている。そして、上記目的を達成させるために、本発明の回路測定システムは、第1及び第2のリングオシレータ、評価ボード、対象回路測定部、リングオシレータ測定部、SPICEパラメータ補正部、リングオシレータ寄生容量影響解析部、寄生容量検出部、対象回路寄生容量影響解析部、及び対象回路測定値補正部とを備える。また、本発明の回路測定方法は、第1及び第2のリングオシレータと評価ボードとを使用して、各々の測定部、補正部、解析部及び検出部の処理を実行することで実現される。
第1のリングオシレータは、対象回路と同一のチップ上に形成され、かつ測定環境において生じる寄生容量の影響を受けないように構成されている。第2のリングオシレータは、対象回路と同一のチップ上に形成され、かつ測定環境において生じる寄生容量の影響を受けるように構成されている。評価ボードは、チップをセットして測定するためのボードであり、対象回路の出力測定用の配線が有する寄生容量と、第2のリングオシレータの出力測定用の配線が有する寄生容量とが、同等になるように構成されている。対象回路測定部は、対象回路の特性を測定して、得られた実測値を記録する。リングオシレータ測定部は、第1及び第2のリングオシレータの発振周波数をそれぞれ測定して、得られた実測値を記録する。SPICEパラメータ補正部は、第1のリングオシレータの実測値と回路シミュレーションの計算値とが一致するように、SPICEパラメータを補正する。リングオシレータ寄生容量影響解析部は、寄生容量の変化に応じた第2のリングオシレータの値の変化を解析する。寄生容量検出部は、第2のリングオシレータの実測値とリングオシレータ寄生容量影響解析部の解析結果とを比較して、測定環境において生じる寄生容量を検出する。対象回路寄生容量影響解析部は、寄生容量検出部で検出された寄生容量を用いて、対象回路が影響を受けた特性の変動率を回路シミュレーションによって解析する。対象回路測定値補正部は、対象回路寄生容量影響解析部で解析された特性の変動率に従って、対象回路の実測値を補正する。
ここで、第1のリングオシレータと第2のリングオシレータとは、リング部分のトランジスタ構成及び配線レイアウトが同一であり、第1のリングオシレータの出力は、多段インバータによって構成された第1の出力バッファを介して、チップの第1のI/Oパッドに接続され、第2のリングオシレータの出力は、チップの第2のI/Oパッドに接続され、かつ第1の出力バッファと同一構成の第2の出力バッファが出力側がオープン状態で接続されていることが望ましい。
又は、第1のリングオシレータと第2のリングオシレータとは、リング部分のトランジスタ構成及び配線レイアウトが同一であり、第1のリングオシレータの出力は、多段インバータによって構成された第1の出力バッファを介して、チップの第1のI/Oパッドに接続され、第2のリングオシレータの出力は、チップの第2のI/Oパッドに接続され、かつ第1の出力バッファと等価の負荷容量を持つ容量素子が接続されていてもよい。
あるいは、第1のリングオシレータと第2のリングオシレータとは、リング部分のトランジスタ構成及び配線レイアウトが同一であり、第1のリングオシレータの出力は、多段インバータによって構成された第1の出力バッファを介して、チップの第1のI/Oパッドに接続され、第2のリングオシレータの出力は、チップの第2のI/Oパッドに接続されていてもよい。
リング部分に用いるトランジスタは、ゲート幅が3ミクロン以上及びゲート長が1から2ミクロンまでの範囲で、かつチップを製造するプロセス仕様の中で最も厚い酸化膜を用いて形成されていることが好ましい。また、測定電圧条件は、印加可能な上限近傍が好ましい。
なお、対象回路、第1のリングオシレータ及び第2のリングオシレータの各出力信号が、チップを回転させて評価ボードにセットすることで同一のI/Oパッドに接続されるように、対象回路、第1のリングオシレータ及び第2のリングオシレータがチップ上で配置されていれば、なおよい。
上記の本発明によれば、対象回路の出力部のレイアウト変更することなく、測定環境において生じる寄生容量による特性変動分を補正した真の実力値を得ることができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る回路測定システムによって測定されるシリコンレベルのチップ7の構成例を示す図である。このチップ7上には、実際に特性の測定を行う対象である対象回路1、第1のリングオシレータ2、及び第2のリングオシレータ3が、設計されている。対象回路1は、入力端子Target_IN及び出力端子Target_OUTのI/Oパッド6に、第1のリングオシレータ2は、出力端子RING1_OUTのI/Oパッド6に、第2のリングオシレータ3は、出力端子RING2_OUTのI/Oパッド6に、それぞれ接続されている。
なお、図1では明示を省略しているが、回路を動作させるために必要なバイアス端子もI/Oパッド6に接続しておく必要がある。また、入力端子Target_IN、出力端子Target_OUT、出力端子RING1_OUT、及び出力端子RING2_OUTの各I/Oパッド6は、隣接して設ける必要はない。
第1のリングオシレータ2は、複数のインバータがリング状に接続された構成であり、第1のリングオシレータ2の出力は、多段のインバータチェーンからなる出力バッファ4を介してI/Oパッド6に接続される。この接続により、第1のリングオシレータ2の発振周波数が、測定環境において生じる寄生容量によって変化しない構成となる。
第2のリングオシレータ3も、複数のインバータがリング状に接続された構成であるが、この第2のリングオシレータ3の出力は、I/Oパッド6に直接接続される。この接続により、第2のリングオシレータ3の発振周波数が、測定環境において生じる寄生容量によって変化する構成となる。なお、第1のリングオシレータ2と同じ容量負荷を持たせるため、第2のリングオシレータ3の出力に、同一構成の出力バッファ4を出力側オープン状態で接続してある。
ここで、第1のリングオシレータ2の出力からI/Oパッド6(出力端子RING1_OUT)までの配線と、第2のリングオシレータ3の出力からI/Oパッド6(出力端子RING2_OUT)までの配線とは、共に長さが極力短いのほうが望ましく、また可能な限り配線形状を似せておくことが望ましい。例えば、第1のリングオシレータ2の出力は、I/Oパッド6(出力端子RING1_OUT)と直接繋がらないが、I/Oパッド6(出力端子RING1_OUT)の近傍までダミー配線を引いておいて、第2のリングオシレータ3の配線に似せておく。また、第2のリングオシレータ3の出力にぶら下がっている出力バッファ4の出力側は、I/Oパッド6(出力端子RING2_OUT)と直接繋がらないが、I/Oパッド6(出力端子RING2_OUT)の近傍までダミー配線を引いておいて、第1のリングオシレータ2の配線に似せておく。
次に、図1のチップ7を測定するための測定環境、すなわち回路測定システムを説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係る回路測定システムの構成例を説明する図である。この回路測定システムは、設計したチップ7がパッケージ化された組み立てチップ8を評価ボード9にセットして、評価ボード9の測定ピン12と測定装置14とをプローブとケーブル13を介して接続する、ことによって構成される。
図2に示す本発明の回路測定システムと図13で示す従来の回路測定システムとの相違点は、チップ7に第1及び第2のリングオシレータ2及び3を設けたこと、及び評価ボード9がこの第1及び第2のリングオシレータ2及び3の測定が可能なように設計されていることである。そして、評価ボード9の各配線は、対象回路1と繋がる配線が持つ寄生容量と、第1のリングオシレータ2と繋がる配線が持つ寄生容量と、第2のリングオシレータ3と繋がる配線が持つ寄生容量とが均等になるように、配線幅及び配線長が同等かつ使用するプリント基板の配線層が共通になるように設計しておくことが望ましい。
次に、図3を用いて、図2に示した第1の実施形態に係る回路測定システムが実行するチップ7内の対象回路1の真の特性を得るための測定方法を説明する。この図3に示す各処理を行う機能は、例えば測定装置14内に構成される。この測定装置14は、対象回路測定部16と、リングオシレータ測定部17と、SPICEパラメータ補正部18と、リングオシレータ寄生容量影響解析部19と、寄生容量検出部20と、対象回路寄生容量影響解析部21と、対象回路測定値補正部22とを備える。
まず、対象回路測定部16が、対象回路1の測定を実施して、その測定データを記録する。次に、リングオシレータ測定部17が、第1のリングオシレータ2及び第2のリングオシレータ3の発振周波数をそれぞれ測定して、その発振周波数を記録する。この際、第1のリングオシレータ2と第2のリングオシレータ3とで、印加電圧条件を等しくする。ただし、この後の工程で行うシミュレーションの精度向上の観点から、印加する電源電圧は高いほうが望ましい。例えば、電源電圧3.3V用のトランジスタで設計されている場合、3.3V又は3.3V近傍の条件で測定することが望ましい。なお、このリングオシレータの印加電圧の条件は、1つでもよいし複数でもよい。
次に、SPICEパラメータ補正部18が、SPICEによる回路シミュレーションの発振周波数と、第1のリングオシレータ2の発振周波数とが一致するように、SPICEパラメータを補正する。具体的には、サイズ関係のパラメータや、しきい値や、移動度を制御するパラメータ等を補正して、第1のリングオシレータ2の実測値と回路シミュレーションの計算値とが一致するようにする。この際、第1のリングオシレータ2のリング構成及び出力バッファ4に加え、I/Oパッド6直前までのダミー配線も含めたレイアウトを、LPE(Layout Parameter Extraction)ツールにかけて、寄生容量も含めた回路のネットリストを用意し、回路シミュレーションする。
次に、リングオシレータ寄生容量影響解析部19が、第2のリングオシレータ3の発振周波数が寄生容量によってどのように変化するのかを解析する。この際、第2のリングオシレータ3のリング構成に加え、出力バッファ4及びI/Oパッド6直前までのダミー配線も含めたレイアウトを、LPEツールにかけて、寄生容量も含めた回路のネットリストを用意し、さらに図4に示すように第2のリングオシレータ3の出力に負荷容量(容量素子)23を接続して回路シミュレーションする。この負荷容量23の値を変化させることで、図5に示すような負荷容量23と第2のリングオシレータ3の発振周波数との関係を解析する。一般的に負荷容量23は、1pF〜50pF程度の間で変化させればよいが、測定環境に応じてこの範囲を変更しても差し支えない。
次に、寄生容量検出部20が、第2のリングオシレータ3の実測値をリングオシレータ寄生容量影響解析部19が求めた解析結果に適用し、測定環境において生じる寄生容量を求める。
次に、対象回路寄生容量影響解析部21が、対象回路1の特性が測定環境において生じる寄生容量でどのように変化するのかを解析する。ここでは、寄生容量がある場合とない場合のシミュレーション結果を比較し、寄生容量の影響による特性変化率を求める。具体的には、対象回路1のLPEネットリストを用意し、図6に示すように、対象回路1の出力に負荷容量23を接続した回路のネットリストを回路シミュレーションする。そして、図7に示すように、負荷容量23の値が、ゼロの時と寄生容量検出部20で検出された検出容量の時との2つの条件でシミュレーションを実施し、その結果から検出寄生容量による特性の変化率を求める。
最後に、対象回路測定値補正部22が、対象回路寄生容量影響解析部21で求められた特性変化率の分だけ対象回路1の実測値を補正し、その結果を対象回路1の真の実力値として得る。例えば、測定環境において生じる寄生容量によって対象回路1の実測値が10%低下するという解析結果が出ていた場合、実測値を10%大きくする。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係る回路測定システム及び回路測定方法によれば、対象回路1の測定環境において生じる寄生容量による特性変動分を補正した真の実力値を得ることができる。
なお、測定環境において生じる寄生容量の差が少なくなるように、第1及び第2のリングオシレータ2及び3を有するチップ設計及び評価ボード設計を行えば、対象回路1と同じ、あるいは別の種類の対象回路がチップ7上に複数存在していても差し支えない。
また、若干の精度低下を許容できるのであれば、対象回路1と、第1及び第2のリングオシレータ2及び3とは、同一チップ7上に存在しなくてもよい。ただし、I/Oパッド6全体の配置方法や、ワイヤーボンディングの手法、及びパッケージの材料等は、同一である必要がある。
また、第2のリングオシレータ3の代わりに、図8に示す第3のリングオシレータ24を用いてもよい。第3のリングオシレータ24では、出力バッファ4の代わりに出力バッファ4と等価な負荷容量25を接続している。又は、図9に示す第4のリングオシレータ26を用いてもよい。第4のリングオシレータ26では、出力バッファ4を接続せずに、単にI/Oパッド6と接続している。ただし、この場合、リングオシレータ寄生容量影響解析部19では、図4に代えて図10に示す回路のシミュレーションを実施し、寄生容量によってどのように変化するのかを解析する必要がある。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態では、測定装置14内のSPICEパラメータ補正部18が、第1のリングオシレータ2の実測値と回路シミュレーションの計算値とが一致するように、SPICEパラメータを補正する。この際、リングオシレータで使われているトランジスタが、MOSトランジスタで、かつそのサイズが小さい(例えば、ゲート長がデザインルールで許す最小寸法を使用している)と、デバイスのばらつきは非常に大きくなり、SPICEパラメータの補正が困難になる。また、リングオシレータで使われているトランジスタが、LSIの内部回路用のゲート酸化膜が薄いトランジスタである場合、ゲート酸化膜が厚いトランジスタの回路よりも低いバイアスでしか測定できず、回路特性ばらつきの影響が大きくなり、SPICEパラメータの補正が困難になる。
その対策として、第1のリングオシレータ2及び第2のリングオシレータ3で使用するトランジスタは、サイズが大きくかつ酸化膜厚が厚いものを使用することが望ましい。具体的な目安としては、ゲート幅は3ミクロン以上で、かつゲート長はショートチャネル効果や逆ショートチャネル効果の影響が無いか又は影響が小さいサイズのトランジスタを選ぶ。典型的なサイズとしては、1ミクロンから2ミクロン程度が良いが、逆ショートチャネル効果の特性によっては、さらに大きくする必要がある。酸化膜厚については、対象回路1が搭載されるLSIで、膜厚が最大のトランジスタを使う。
(第3の実施形態)
上述した第1の実施形態で説明したように、図1に示した構成のチップ7と、図2に示した評価ボード9を使った測定の場合、評価測定用の信号が評価ボード9上で異なる配線経路を通るため、この配線経路の差によって寄生容量に差ができる。
その対策として、チップ7を図11に示すような構成で設計することが考えられる。図11では、対象回路1、第1のリングオシレータ2、及び第2のリングオシレータ3を、異なる面の入出力端子に接続されるように配置設計し、それぞれの回路を測定する際には、チップ37を90度ずつ回転させて評価ボード9のソケットにセットする。これにより、評価ボード9上の同じ配線経路を信号が通るようにでき、測定環境において生じる配線容量を一致させることができる。
ただし、対象回路1とリングオシレータとの測定装置が異なり、評価ボード9から出すピン配置を分けなければならない場合には、図12に示すように設計すればよい。すなわち、対象回路1、第1のリングオシレータ2、及び第2のリングオシレータ3の各信号が通る共通配線を、対象回路用測定ピン27及びリングオシレータ用測定ピン28の直前かつ中間点の位置まで引き回し、その先に切り替えスイッチ29を設ける。そして、対象回路1を測定する場合には、共通配線を対象回路用測定ピン27に繋ぐ状態に切り替えスイッチ29を切り替え、第1及び第2のリングオシレータ2及び3を測定する場合には、共通配線をリングオシレータ用測定ピン28に繋ぐ状態に切り替えスイッチ29を切り替える。これにより、両経路による寄生容量の違いを最小に留めることができる。
なお、第1のリングオシレータ2は、評価ボード9の測定ピン削減の観点から、上記のようにチップ37を回転させることで同じ位置に来ることが望ましいが、この条件は必須ではなく第2のリングオシレータ3の端子はどこに配置しても構わない。また、対象回路1、第1のリングオシレータ2、及び第2のリングオシレータ3の信号を出力する3つのI/Oパッド6が、チップ37を回転させることで、評価ボード9上の同じ位置に来るように設計されていれば、I/Oパッド6がチップ37の周囲に配置されていなくてもよい。
典型的には、上記実施形態で説明した回路の測定方法は、記憶装置(ROM、RAM、ハードディスク等)に格納された上述した処理手順を実行可能な所定のプログラムデータが、CPUによって解釈実行されることで実現される。この場合、プログラムデータは、CD−ROMやフレキシブルディスク等の記録媒体を介して記憶装置内に導入されてもよいし、記録媒体上から直接実行されてもよい。
本発明の回路測定システム及び回路測定方法は、LSIに使用される回路を測定する場合等に利用可能であり、特に測定環境において生じる寄生容量の影響を補正した回路の真の特性を精度良く得たい場合等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る回路測定システムによって測定されるチップ7の構成例を示す図 本発明の第1の実施形態に係る回路測定システムの構成例を説明する図 図2に示した回路測定システムが実行する測定方法を説明する図 第2のリングオシレータ3の構成例を示す図 第2のリングオシレータ3の発振周波数と寄生容量との関係を説明する図 対象回路1の構成例を示す図 対象回路1の特性と寄生容量との関係を説明する図 第3のリングオシレータ24の構成例を示す図 第4のリングオシレータ26の構成例を示す図 第4のリングオシレータ26の他の構成例を示す図 本発明の第3の実施形態に係る回路測定システムによって測定されるチップ37の構成例を示す図 図11のチップ37をセットする評価ボード9の構成例を示す図 従来の回路測定システムの構成例を説明する図 測定環境において生じる寄生容量による測定誤差を説明する図
符号の説明
1 対象回路
2、3、24、26 リングオシレータ
4 出力バッファ
6 I/Oパッド
7、37、57 チップ(シリコンレベル)
8 組み立てチップ
9 評価ボード
10 金ワイヤー
11 配線
12、27、28 測定ピン
13 プローブとケーブル
14、64 測定装置
16 対象回路測定部
17 リングオシレータ測定部
18 SPICEパラメータ補正部
19 リングオシレータ寄生容量影響解析部
20 寄生容量検出部
21 対象回路寄生容量影響解析部
22 対象回路測定値補正部
23、25 負荷容量
29 切り替えスイッチ

Claims (14)

  1. チップ上に形成された対象回路の特性を測定する回路測定システムであって、
    前記対象回路と同一のチップ上に形成され、かつ測定環境において生じる寄生容量の影響を受けないように構成された第1のリングオシレータと、
    前記対象回路と同一のチップ上に形成され、かつ測定環境において生じる寄生容量の影響を受けるように構成された第2のリングオシレータと、
    前記対象回路の出力測定用の配線が有する寄生容量と、前記第2のリングオシレータの出力測定用の配線が有する寄生容量とが、同等になるように構成された、前記チップをセットして測定するための評価ボードと、
    前記対象回路の特性を測定して、得られた実測値を記録する対象回路測定部と、
    前記第1及び第2のリングオシレータの発振周波数をそれぞれ測定して、得られた実測値を記録するリングオシレータ測定部と、
    前記第1のリングオシレータの実測値と回路シミュレーションの計算値とが一致するように、SPICEパラメータを補正するSPICEパラメータ補正部と、
    寄生容量の変化に応じた前記第2のリングオシレータの値の変化を解析するリングオシレータ寄生容量影響解析部と、
    前記第2のリングオシレータの実測値と前記リングオシレータ寄生容量影響解析部の解析結果とを比較して、測定環境において生じる寄生容量を検出する寄生容量検出部と、
    前記寄生容量検出部で検出された寄生容量を用いて、前記対象回路が影響を受けた特性の変動率を回路シミュレーションによって解析する対象回路寄生容量影響解析部と、
    前記対象回路寄生容量影響解析部で解析された特性の変動率に従って、前記対象回路の実測値を補正する対象回路測定値補正部とを備える、回路測定システム。
  2. 前記第1のリングオシレータと前記第2のリングオシレータとは、リング部分のトランジスタ構成及び配線レイアウトが同一であり、
    前記第1のリングオシレータの出力は、多段インバータによって構成された第1の出力バッファを介して、前記チップの第1のI/Oパッドに接続され、
    前記第2のリングオシレータの出力は、前記チップの第2のI/Oパッドに接続され、かつ前記第1の出力バッファと同一構成の第2の出力バッファが出力側がオープン状態で接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の回路測定システム。
  3. 前記第1のリングオシレータと前記第2のリングオシレータとは、リング部分のトランジスタ構成及び配線レイアウトが同一であり、
    前記第1のリングオシレータの出力は、多段インバータによって構成された第1の出力バッファを介して、前記チップの第1のI/Oパッドに接続され、
    前記第2のリングオシレータの出力は、前記チップの第2のI/Oパッドに接続され、かつ前記第1の出力バッファと等価の負荷容量を持つ容量素子が接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の回路測定システム。
  4. 前記第1のリングオシレータと前記第2のリングオシレータとは、リング部分のトランジスタ構成及び配線レイアウトが同一であり、
    前記第1のリングオシレータの出力は、多段インバータによって構成された第1の出力バッファを介して、前記チップの第1のI/Oパッドに接続され、
    前記第2のリングオシレータの出力は、前記チップの第2のI/Oパッドに接続されていることを特徴とする、請求項1に記載の回路測定システム。
  5. 前記リング部分に用いるトランジスタは、ゲート幅が3ミクロン以上及びゲート長が1から2ミクロンまでの範囲で、かつ前記チップを製造するプロセス仕様の中で最も厚い酸化膜を用いて形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の回路測定システム。
  6. 前記対象回路、前記第1のリングオシレータ及び前記第2のリングオシレータの各出力信号が、前記チップを回転させて前記評価ボードにセットすることで同一のI/Oパッドに接続されるように、前記対象回路、前記第1のリングオシレータ及び前記第2のリングオシレータが前記チップ上で配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の回路測定システム。
  7. チップ上に形成された対象回路の特性を測定する回路測定方法であって、
    前記対象回路と同一のチップ上に形成され、かつ測定環境において生じる寄生容量の影響を受けないように構成された第1のリングオシレータと、
    前記対象回路と同一のチップ上に形成され、かつ測定環境において生じる寄生容量の影響を受けるように構成された第2のリングオシレータと、
    前記対象回路の出力測定用の配線が有する寄生容量と、前記第2のリングオシレータの出力測定用の配線が有する寄生容量とが、同等になるように構成された、前記チップをセットして測定するための評価ボードとを用いて、
    前記対象回路の特性を測定するステップと、
    前記第1及び第2のリングオシレータの発振周波数をそれぞれ測定するステップと、
    前記第1のリングオシレータの実測値と回路シミュレーションの計算値とが一致するように、SPICEパラメータを補正するステップと、
    寄生容量の変化に応じた前記第2のリングオシレータの値の変化を解析するステップと、
    前記第2のリングオシレータの実測値と前記解析の結果とを比較して、測定環境において生じる寄生容量を検出するステップと、
    前記検出された寄生容量を用いて、前記対象回路が影響を受けた特性の変動率を回路シミュレーションによって解析するステップと、
    前記特性の変動率に従って前記対象回路の実測値を補正するステップとを行う、回路測定方法。
  8. 前記第1のリングオシレータと前記第2のリングオシレータとは、リング部分のトランジスタ構成及び配線レイアウトが同一であり、
    前記第1のリングオシレータの出力は、多段インバータによって構成された第1の出力バッファを介して、前記チップの第1のI/Oパッドに接続され、
    前記第2のリングオシレータの出力は、前記チップの第2のI/Oパッドに接続され、かつ前記第1の出力バッファと同一構成の第2の出力バッファが出力側がオープン状態で接続されていることを特徴とする、請求項7に記載の回路測定方法。
  9. 前記第1のリングオシレータと前記第2のリングオシレータとは、リング部分のトランジスタ構成及び配線レイアウトが同一であり、
    前記第1のリングオシレータの出力は、多段インバータによって構成された第1の出力バッファを介して、前記チップの第1のI/Oパッドに接続され、
    前記第2のリングオシレータの出力は、前記チップの第2のI/Oパッドに接続され、かつ前記第1の出力バッファと等価の負荷容量を持つ容量素子が接続されていることを特徴とする、請求項7に記載の回路測定方法。
  10. 前記第1のリングオシレータと前記第2のリングオシレータとは、リング部分のトランジスタ構成及び配線レイアウトが同一であり、
    前記第1のリングオシレータの出力は、多段インバータによって構成された第1の出力バッファを介して、前記チップの第1のI/Oパッドに接続され、
    前記第2のリングオシレータの出力は、前記チップの第2のI/Oパッドに接続されていることを特徴とする、請求項7に記載の回路測定方法。
  11. 前記リング部分に用いるトランジスタは、ゲート幅が3ミクロン以上及びゲート長が1から2ミクロンまでの範囲で、かつ前記チップを製造するプロセス仕様の中で最も厚い酸化膜を用いて形成されていることを特徴とする、請求項7に記載の回路測定方法。
  12. 前記対象回路、前記第1のリングオシレータ、及び前記第2のリングオシレータの各出力信号が、前記チップを回転させて前記評価ボードにセットすることで同一のI/Oパッドに接続される位置に、前記対象回路、前記第1のリングオシレータ、及び前記第2のリングオシレータが配置されていることを特徴とする、請求項7に記載の回路測定方法。
  13. チップ上に形成された対象回路の特性を測定する回路測定システムが実行するプログラムであって、
    前記回路測定システムは、
    前記対象回路と同一のチップ上に形成され、かつ測定環境において生じる寄生容量の影響を受けないように構成された第1のリングオシレータと、
    前記対象回路と同一のチップ上に形成され、かつ測定環境において生じる寄生容量の影響を受けるように構成された第2のリングオシレータと、
    前記対象回路の出力測定用の配線が有する寄生容量と、前記第2のリングオシレータの出力測定用の配線が有する寄生容量とが、同等になるように構成された、前記チップをセットして測定するための評価ボードとを備えており、
    前記回路測定システムに、
    前記対象回路の特性を測定するステップと、
    前記第1及び第2のリングオシレータの発振周波数をそれぞれ測定するステップと、
    前記第1のリングオシレータの実測値と回路シミュレーションの計算値とが一致するように、SPICEパラメータを補正するステップと、
    寄生容量の変化に応じた前記第2のリングオシレータの値の変化を解析するステップと、
    前記第2のリングオシレータの実測値と前記解析の結果とを比較して、測定環境において生じる寄生容量を検出するステップと、
    前記検出された寄生容量を用いて、前記対象回路が影響を受けた特性の変動率を回路シミュレーションによって解析するステップと、
    前記特性の変動率に従って前記対象回路の実測値を補正するステップとを実行させるための、プログラム。
  14. チップ上に形成された対象回路の特性を測定する回路測定システムが実行するプログラムが記録された記録媒体であって、
    前記回路測定システムは、
    前記対象回路と同一のチップ上に形成され、かつ測定環境において生じる寄生容量の影響を受けないように構成された第1のリングオシレータと、
    前記対象回路と同一のチップ上に形成され、かつ測定環境において生じる寄生容量の影響を受けるように構成された第2のリングオシレータと、
    前記対象回路の出力測定用の配線が有する寄生容量と、前記第2のリングオシレータの出力測定用の配線が有する寄生容量とが、同等になるように構成された、前記チップをセットして測定するための評価ボードとを備えており、
    前記回路測定システムに、
    前記対象回路の特性を測定するステップと、
    前記第1及び第2のリングオシレータの発振周波数をそれぞれ測定するステップと、
    前記第1のリングオシレータの実測値と回路シミュレーションの計算値とが一致するように、SPICEパラメータを補正するステップと、
    寄生容量の変化に応じた前記第2のリングオシレータの値の変化を解析するステップと、
    前記第2のリングオシレータの実測値と前記解析の結果とを比較して、測定環境において生じる寄生容量を検出するステップと、
    前記検出された寄生容量を用いて、前記対象回路が影響を受けた特性の変動率を回路シミュレーションによって解析するステップと、
    前記特性の変動率に従って前記対象回路の実測値を補正するステップとを実行させるためのプログラムが記録された、記録媒体。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013015441A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Tokai Rika Co Ltd 電子回路
JP2013102356A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Panasonic Corp 無線装置およびその製造方法
US11915773B2 (en) 2021-07-22 2024-02-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Nonvolatile memory device and method of detecting wordline defect of the same

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