JP2007192273A - 水抜バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】 管体の中間に介装できるようにして、管体の中間においても排水できるようにし、管体全体の排水に要する時間の短縮を図る。
【解決手段】 管体5に介装されて接続される入口11及び出口12を有した本体10を備え、本体10に水を外部に排出可能な排出口20を設け、本体10内の水圧が所定の値より低い場合に排出口20を開にし水圧が所定の値より高い場合に排出口20を閉にする弁機構30を備え、弁機構30を、貫通孔31を貫通して進退可能に設けられ進出時に排出口20を開にし後退時に排出口20を閉にする弁部32を有したロッドRと、ロッドRの他端34側が収納される収納部60と、ロッドRの他端34側に設けられロッドRの進退動を許容して収納部60を仕切るとともに内側で本体10内の水圧を受ける移動体70と、ロッドRの進出方向に移動体70を移動体70の外側から付勢するスプリング80とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水が流される管体に接続され管体内の水抜を行なう水抜バルブに関する。
従来、この種の水抜バルブとしては、例えば、特許文献1(実開平7−4999号公報)に記載されたものが知られている。
図7に示すように、水抜バルブVaは、本体200,本体200内に内蔵する弁体210及び弁体210を開閉するばね215を備えてなる。本体200は、一端部に開口した入口203と他端部に開口した排出口204とを有した管状に形成されている。また、本体200の中間に突設された段部の入口203側端部には、テーパー状の弁座201が形成されている。本体200の入口203の内周面には、前面板205が設けられている。前面板205には、複数の通水孔206が設けられている。また、前面板205の裏面中央には、中央の通水孔206に連通する筒部207が形成されている。排出口204の内周面には、ばね215を支持する仕切り板208が設けられている。仕切り板208には、複数の通水孔209が設けられている。
弁体210は、本体200の内周面と弁体210の外周との間に隙間を有した平板状の受圧部211と、受圧部211の裏面外周縁部に形成され弁座201に対応する円錐状に形成されるテーパー面212と、受圧部211の裏面中央に突設される軸部213とを備えてなる。また、弁体210は、その軸部213が仕切り板208の中央に突設される案内筒部214内に挿入されてガイドされる。
ばね215は、コイルスプリングで構成され、一端が弁体210の受圧部211の裏面に当接し、他端が仕切り板208に当接し、弁体210を弁座201とテーパー面212とが離反する方向に付勢している。
図8に示すように、この水抜バルブVaは、例えば、消雪システムSaの消雪用の水を噴霧するスプリンクラーのノズルNを備えた管体5の末端に設けられる。
この消雪システムSaは、管体5に、水の貯留槽1から水を吸引するとともにこの水を管体5内に送るポンプPを介装した構成としている。
この消雪システムSaを作動させて消雪をする場合には、ポンプPを作動させ、管体5のポンプP側の水圧を高め、弁体210の受圧部211に水圧を加える。弁体210の受圧部211に水圧が加わると、ばね215の付勢力に抗して、弁体210は、本体200の他端側に移動し、弁座201と弁体210のテーパー面212とが密着する。このため、管体5に接続されたノズルNから水が散水される。
次に、消雪を終える場合には、ポンプPを停止する。この際、本体200内に流入する水の水圧が低下し、弁体210がばね215によって押し戻されて本体200の一端側に移動し、弁座201と弁体210のテーパー面212とが離間する。そして、管体5内の残水は、本体200の内部を通って排出口204から管体5の外部に排水される。
実開平7−4999号公報
ところで、このような水抜バルブVaにあっては、ポンプPからの水の供給を停止して排出口204を開にして、水を排出口204から排出する際、管体5の末端にしか設けられないので、管体5の始端にある水が管体5の末端に至るまでの時間が長くかかり、特に、寒冷地において消雪システムSa等に用いられると、管体5の内部の水が凍結し易くなるという問題がある。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、管体の中間に介装できるようにして、管体の中間においても排水できるようにし、管体全体の排水に要する時間の短縮を図った水抜バルブを提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の水抜バルブは、水が流される管体に接続され該管体内の水抜を行なう水抜バルブにおいて、上記管体に介装されて接続される入口及び出口を有した本体を備え、該本体に水を外部に排出可能な排出口を設け、上記本体内の水圧が所定の値より低い場合に上記排出口を開にし水圧が所定の値より高い場合に上記排出口を閉にする弁機構を備えている。
この水抜バルブは、管体に介装されて接続される。
そして、管体に水を供給するときは、入口側の管体に水を流入させる。
この際、水抜バルブにおいては、入口から本体の内部に水が流入し、出口から水が出て行く。そして、管体全体に水が行き渡り本体の内部の水圧が所定の値よりも高くなると、弁機構が作動して排出口を閉にする。これにより、排出口が閉になるので、ほとんど排出口から水を漏れ出させることなく管体全体に水を流通させることができる。
その後、管体への水の供給を停止し、管体内の水を抜く場合には、入口側の管体への水の流入を停止する。この際、管体の水圧が低くなっていき、本体の内部の水圧が所定の値より低くなると、弁機構が排出口を開にする。排出口が開になると、排出口から管体内の水が排出されていく。
本体には、入口及び出口が設けられているので、本体の入口側の管体内の水が入口から本体に流入し排出口から排出されるだけでなく、本体の出口側の管体の内部の水もこの出口から本体に流入し排出口から排出される。そのため、水抜バルブの本体の入口及び出口の両側の管体の水が排出口から排出することができるので、従来の管体の末端に設けた排出バルブに比較して、管体全体の水の排出に要する時間を短くすることができる。即ち、水抜バルブの入口側の管体に水が流入しなくなると、管体の内部の水を素早く排出することができ、特に、寒冷地等においては、管体の凍結を抑制することができる。
また、この水抜バルブを管体の始端側に介装すると、出口側から本体内に水が流入することができることから、末端が始端よりも高い傾斜した管体であっても管体内の水を抜くことができる。これにより、水抜バルブの汎用性を高めることができる。
更に、入口及び出口があるので、管体に複数の水抜バルブを介装することができる。この場合、複数の水抜バルブから管体内の水が排出されるので、より一層管体の水抜に要する時間を短縮できる。
また、必要に応じ、上記弁機構を、上記本体の排出口に対向する部位に形成した貫通孔を貫通して進退可能に設けられ進出時に上記排出口を開にし後退時に上記排出口を閉にする弁部を一端側に有したロッドと、上記本体の外側に設けられ上記ロッドの他端側が収納される収納部と、上記ロッドの他端側に設けられ上記ロッドの進退動を許容して上記収納部を仕切るとともに内側で上記本体内の水圧を受ける移動体と、上記収納部に収納され上記ロッドの進出方向に上記移動体を該移動体の外側から付勢するスプリングとを備えて構成している。
この水抜バルブにおいては、管体内に水が流されて入口から水が本体の内部に流入し、本体内の水圧が高まると移動体はスプリングの付勢力に抗して移動させられていく。そして、この移動体の移動に伴って、ロッドが後退していき、ロッドの弁部が排出口を閉にする。また、管体内に水が流されなくなり、管体全体の水圧が所定値よりも低くなると、移動体は、スプリングの付勢力により移動させられる。この移動体の移動に伴って、ロッドが進出していき、ロッドの弁部が排出口を開にする。これにより、本体の内部の水圧が上昇または降下することにより、確実に排出口を開閉でき、管体内の水を確実に外部に排出できる。
更に、必要に応じ、上記本体の貫通孔に上記ロッドの中間部を摺動可能にガイドするガイド孔を有した中間ガイド部材を設け、該中間ガイド部材に上記移動体との間に形成された空間に連通し水が流入する連通路を形成している。
これにより、中間ガイド部材のガイド孔によりロッドがガイドされるので、ロッドの進退動が安定し、確実に排出口を開閉できる。
また、必要に応じ、上記中間ガイド部材に、上記ロッドの進出時に上記移動体が衝止する中間ストッパを設けた構成としている。
移動体の移動によりロッドが進出すると、移動体が中間ガイド部材に衝止することにより、ロッドの進出が止められる。これにより、ロッドの過度の進出が抑止され、移動体に過度の負荷がかかって移動体を損傷する事態を防止でき、次に排出口を閉にする際に、管体に水を流すと確実に排出口を閉にすることができる。
更にまた、必要に応じ、上記排出口の外側に上記本体に支持され上記ロッドの一端部を摺動可能にガイドするガイド孔を有した端部ガイド部材を設けている。
これにより、端部ガイド部材のガイド孔によりロッドがガイドされるので、ロッドの進退動が安定し、確実に排出口を開閉できる。
更に、必要に応じ、上記移動体を、上記収納部を仕切るとともに上記ロッドの他端側がシールされて貫通するダイヤフラムを備えて構成している。
本体内の水圧をダイヤフラムで受けてロッドを進退動させるので、ロッドの進退動の応答性を向上させることができる。
次にまた、必要に応じ、上記ロッドの弁部が上記排出口を閉にしているとき、該ロッドを強制的に押圧して進出させ該排出口を開にする強制開機構を設けている。
また、管体に水が流れ、ロッドの弁部が排出口を閉にしている際に、水抜パイプのロッドが進出して管体の水抜可能であるかをチェックしたい場合がある。
この場合、強制開機構を用いて、ロッドを進出させていく。ロッドが進出すると、弁部が排出口を開にするので、排出口から本体の内部の水の一部が排出される。これにより、簡単な構造でロッドを進出するかどうかをチェックすることができる。
また、万が一、排出口の閉時に、弁部と排出口が凍り付き、排出口の開時に、スプリングの付勢力によっても排出口を開にできないような場合においても、上記と同様に強制開機構を用いる。これにより、凍り付いた弁部と排出口とを引きはがすことができる。
また、上記強制開機構を、上記収納部に上記ロッドと同軸に進退可能に挿通され該収納部から突出した一端部を押圧した進出時に他端が上記ロッドの他端に当接して該ロッドを進出させる押圧シャフトと、上記押圧シャフトの一端部の押圧を解除したとき上記押圧シャフトを元位置に復帰させるバネとを備えた構成としている。
強制開機構を用いる場合には、押圧シャフトの一端部を、例えば、足で踏む等して押圧シャフトを押圧する。押圧シャフトの一端部が押圧されると、押圧シャフトはバネの付勢力に抗して進出していき、ロッドの他端に当接してロッドを進出させていく。ロッドが進出すると、弁部が排出口を開にするので、排出口から本体の内部の水の一部が排出される。これにより、簡単な構造でロッドを進退動するかどうかをチェックすることができる。
その後、押圧シャフトの一端部の押圧を解除すると、バネにより押圧シャフトが元位置に復帰させられる。また、ロッドは、水圧のかかった移動体により、後退し、弁部が排出口を閉にする。これにより、バネを設けて押圧シャフトを元位置に復帰させるので、強制開機構により進出したロッドを自動的に後退させることができる。
本発明の水抜バルブによれば、管体に介装されて接続される入口及び出口を有した本体を備え、本体に水を外部に排出可能な排出口を設け、本体内の水圧が所定の値より低い場合に排出口を開にし水圧が所定の値より高い場合に排出口を閉にする弁機構を備えたので、管体全体に水を供給する場合には、入口側の管体に水を流入させて、本体の内部の水圧が所定の値よりも高くすれば、弁機構が作動して排出口を閉にすることから、ほとんど排出口から水を漏れ出させることなく管体全体に水を流通させることができる。
また、管体内の水を抜く際には、管体の水圧が低くなり本体の内部の水圧が所定の値より低くなり、弁機構が排出口を開にすると、本体の入口側の管体の内部の水がこの入口から本体に流入し排出口から排出されるだけでなく、本体の出口側の管体の内部の水もこの出口から本体に流入し排出口から排出されていくので、水抜バルブの本体の入口及び出口の両側の管体の水が排出口から排出することができ、従来の管体の末端に設けた排出バルブに比較して、管体全体の水の排出に要する時間を短くすることができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る水抜バルブについて詳細に説明する。
図1乃至図3に示すように、水抜バルブV1は、例えば、電車や自動車等の車両が通行する高架橋Kに設けられ、この高架橋Kに積もる雪を消雪の為に水を噴出するスプリンクラーのノズルN等が設けられる管体5を備えた消雪システムSに備えられている。
消雪システムSは、図2に示すように、消雪用の水が貯留される貯留槽1と、貯留槽1に貯留された水が流される2つの主管2と、この2つの主管2の中央に並列接続され貯留槽1の水を主管2に送給する送給管4と、主管2から分岐しスプリンクラーのノズルNが設けられる複数の管体5とを備えてなる。
送給管4には、貯留槽1の水を吸い上げるためのポンプP及び貯留槽1からの水を加温するためのボイラBが介装されている。また、送給管4は、ボイラBの下流側で2つに分岐しており(4a,4b)、2つの主管2に夫々水を供給できるようになっている。
管体5は、図3に示すように、管体5の末端側が始端よりも低く設けられている。
また、この消雪システムSおいて、スプリンクラーのノズルNからの水及びこの水で溶かされる雪を、高架橋Kに形成した傾斜面で受けるとともに高架橋Kに設けた側溝6に集めて、回収管6aで回収されて貯留槽1に送られる。
水抜バルブV1は、水が流される管体5に接続され、管体5内の水抜を行なうものである。
詳しくは、図1に示すように、水抜バルブV1は、管体5に介装されて接続される入口11及び出口12を有した本体10を備え、本体10に水を外部に排出可能な排出口20を設け、本体10内の水圧が所定の値より低い場合に排出口20を開にし水圧が所定の値より高い場合に排出口20を閉にする弁機構30を備えている。
本体10は、例えば、金属で形成された筒体13と、管体5に接続され筒体13の壁部に互いに対向して設けられる2つの孔14の外側に夫々溶接固定される接続管15,16とを備えてなる。筒体13の一端17側には、排出口20が設けられている。また、筒体13の他端18側は、後述の貫通孔31として構成されている。
接続管15,16は、互いの管軸が同軸になるように筒体13に設けられている。また、接続管15,16のうちいずれか一方の接続管(15)の筒体13に溶接固定されていない端は、入口11として構成され、いずれか他方の接続管(16)の筒体13に溶接固定されていない端は、出口12として構成されている。
排出口20は、外周が筒体13の内壁に接合されたドーナツ状の排出口形成部材19の中央に形成されている。排出口20の外側の周縁には、凸条21が形成されている。
入口11及び出口12は、管体5に溶接固定されて管体5に接続される。
弁機構30は、本体10の排出口20に対向する部位に形成した貫通孔31を貫通して進退可能に設けられ進出時に排出口20を開にし後退時に排出口20を閉にする弁部32を一端33側に有したロッドRと、本体10の外側に設けられロッドRの他端34側が収納される収納部60と、ロッドRの他端34側に設けられロッドRの進退動を許容して収納部60を仕切るとともに内側で本体10内の水圧を受ける移動体70と、収納部60に収納されロッドRの進出方向に移動体70を移動体70の外側から付勢するスプリング80とを備えた構成としている。
ロッドRの弁部32は、ロッドRに挿通された金属製の円盤状部材38と、円盤状部材38に付設されたゴムディスク39と、円盤状部材38にゴムディスク39を押さえる押さえ金具40とを備えて構成されている。円盤状部材38,ゴムディスク39及び押さえ金具40の夫々の中央には、ロッドRが貫通している。また、押さえ金具40は、ゴムディスク39の中央の孔に差し込まれ内側にロッドRが挿通され一端が円盤状部材38に当接する筒部41と、筒部41の他端に設けられ筒部41の軸方向外側に突設される円盤状の押さえ部42とを備えてなる。押さえ部42の筒部41の設けられた側の反対の面は、ロッドRに設けた段部43に当接する。段部43よりもロッドRの一端33側には、雄ネジ部44が形成されている。そして、ゴムディスク39を、円盤状部材38,押さえ金具40の押さえ部42とで挟み込んだ状態で、ロッドRの一端33側に設けられた雄ネジ部44にナット45をネジ込むことにより、弁部32がロッドRに設けられている。
ロッドRは、中間ガイド部材50及び端部ガイド部材55で進退動がガイドされる。
中間ガイド部材50は、板状に形成され、その外周が本体10の貫通孔31の内周壁に接合されて設けられ、ロッドRの中間部を摺動可能にガイドするガイド孔51を有したドーナツ状に形成されている。ガイド孔51は、中間ガイド部材50の中央に設けられたガイドブッシュ52で形成されている。また、中間ガイド部材50には、移動体70との間に形成された空間に連通し水が流入する連通路53が形成されている。連通路53は、中間ガイド部材50に設けたガイド孔51を中心に周方向に沿って複数列設されている。
端部ガイド部材55は、板状に形成され、その外周が筒体13の一端17側の内周壁に接合されて設けられ、ロッドRの中間部を摺動可能にガイドするガイド孔56を有したドーナツ状に形成されている。ガイド孔56は、中間ガイド部材50の中央に設けられたガイドブッシュ57で構成されている。また、端部ガイド部材55には、排出口20からの水が通過する通過孔58が設けられている。通過孔58は、端部ガイド部材55に設けたガイド孔56を中心に周方向に沿って複数列設されている。
収納部60は、筒体13の他端18部と、筒体13の他端18に取り付けられるカップ体61とにより構成される。カップ体61の開口端縁には、筒体13の他端18端縁に設けたフランジ18aに、着脱可能に取り付けるためのフランジ62が形成されている。フランジ18a,62は、図示しないが、ボルトを挿通するための挿通孔を備え、挿通孔に挿通されたボルト及びボルトに螺合するナットにより締め付けられて互いに着脱可能に結合される。
移動体70は、収納部60を仕切るとともにロッドRと他端34側がシールされ貫通するダイヤフラム71を備えて構成されている。ダイヤフラム71は、その中央にロッドRの他端34部が貫通し、筒体13のフランジ18a及びカップ体61のフランジ62の間にその外周縁部が挾持されて収納部60内に張設されている。
また、移動体70は、筒体13側のダイヤフラム押さえ72と、カップ体61側のダイヤフラム受け73とを備えている。ダイヤフラム押さえ72及びダイヤフラム受け73は、ダイヤフラム71を挾持している。
ダイヤフラム押さえ72は、例えば、ステンレス等の金属により円盤状に形成され、中央にロッドRを挿通可能な挿通孔74が設けられている。また、ダイヤフラム受け73は、例えば、鋳鉄等の金属により円盤状に形成され、中央にロッドRを挿通可能な挿通孔75が設けられている。
ダイヤフラム押さえ72及びダイヤフラム受け73は、ロッドRの他端34側に形成された雄ネジ77にネジ込まれるダブルナット78によりロッドRの中間に設けた段部76に押し付けられてダイヤフラム71を挾持している。
スプリング80は、一端がカップ体61の底壁61aに、他端がダイヤフラム受け73に夫々当接している。また、スプリング80の他端部は、ダイヤフラム受け73のダイヤフラム71に接していない面に形成された凹所73aに入り込んでいる。そして、ダイヤフラム受け73を底壁61aに対して離間する方向に付勢することによりダイヤフラム71を付勢している。また、このスプリング80の付勢力は、排出口20を開にする水圧の値に応じて適宜設定される。本発明の実施の形態においては、例えば、本体10の水圧が0.05MPaよりも低いときに排出口20を開にし、高いときに排出口20を閉にするように設定した。
更に、ロッドRの進出量を規定する中間ストッパ90が設けられている。
中間ストッパ90は、中間ガイド部材50のガイドブッシュ52の上端面で構成されている。そして、ガイドブッシュ52の上端面に、ロッドRの進出時に移動体70のダイヤフラム押さえ72が衝止することによりロッドRの進出量を規定している。
更にまた、ロッドRの弁部32が排出口20を閉にしているとき、ロッドRを強制的に押圧して進出させ排出口20を開にする強制開機構100が設けられている。
強制開機構100は、収納部60にロッドRと同軸に進退可能に挿通され収納部60から突出した一端103部を押圧した進出時に他端104がロッドRの他端34に当接してロッドRを進出させる押圧シャフト101と、押圧シャフト101の一端103部の押圧を解除したとき押圧シャフト101を元位置に復帰させるバネ102とを備えて構成されている。
押圧シャフト101は、カップ体61の底壁61aに設けた挿通孔108に挿通されている。また、押圧シャフト101には、その一端103側にカップ体61を覆う椀状に形成されたカバー107が設けられ、他端104側にカップ体61の内側の挿通孔108周縁部に衝止する段状のストッパ109が形成されている。ストッパ109は、ロッドRの後退時において、後退量を規定するストッパとしても機能する。
更にまた、押圧シャフト101の他端104面には、ロッドRの他端34部が入り込む凹部105が形成されている。
また、バネ102は、カバー107の底壁の内側面と、カップ体61の底壁61aの外側面との間に設けられカバー107の底壁をカップ体61の底壁61aに対して離間させるコイルスプリングで構成されている。更に、バネ102は、カップ体61の底壁61a外側面に設けられた凸部106により保持される。
また、管体5には、図3に示すように、水抜バルブV1の他に、主管2の直後に設けられる開閉バルブ7と、開閉バルブ7の後流側に設けられる減圧バルブ8とが介装されている。
開閉バルブ7は、ポンプPが作動して主管2側の水圧が一定値より大きくなると、後流側に主管2側の水を流すようにし、ポンプPが非作動で主管2側の水圧が一定値以下になると水を流さないように自動的に開閉を行なうものである。
減圧バルブ8は、開閉バルブ7から水が流れてきた際に、減圧バルブ8よりも後流側の管体5の水圧が一定値を越えないように水の流量を調整するものである。
更に、管体5の末端には、従来のような管体5の末端に設けるタイプの水抜バルブVが設けられている。
尚、主管2及び開閉バルブ7よりも前流側の管体5は、例えば、図示しないヒータ等で常時加温されることにより凍結が防止されている。
この消雪システムSに設けた本発明の実施の形態の水抜バルブV1は、本体10に入口11及び出口12が備えられているので、管体5の途中に介装することができる。即ち、従来のものを管体5の途中に設けようとすると、例えば、管体5の途中に略T字状の枝管を介装した上でこの枝管に設けなければならず、設置作業が煩雑になってしまうが、実施の形態の水抜バルブV1は、そのまま管体5に介装するだけでよく、管体5への設置作業も容易である。
従って、この消雪システムSを用いて消雪をする場合には、ポンプPを作動させて主管2の水圧を高めていき、開閉バルブ7を開にし、開閉バルブ7の後流側の管体5に水を流す。管体5に水が流れると、管体5内を流れる水圧が上昇していく。
図1に示すように、各水抜バルブV1においては、管体5内に水が流されると、入口11から水が本体10の内部に流入し、出口12から水が出て行く一方、本体10内に流入した一部の水は、連通路53を通って移動体70と中間ガイド部材50との間の空間に水が流入する。また、わずかな量ではあるが排出口20から水が排出される。
そして、管体5全体に水が行き渡って管体5の内部の水圧が高まり、本体10の内部に流入した水圧が所定の値よりも高くなると、ダイヤフラム71と中間ガイド部材50との間の空間内に流入した水は、ダイヤフラム71を、スプリング80の付勢力に抗して中間ガイド部材50と離間する方向に移動させていく。このダイヤフラム71の移動に伴って、ロッドRが後退していき、ロッドRの弁部32が排出口20を閉にする。
これにより、排出口20が閉になるので、排出口20から水を漏れ出させることなく管体5に水を流通させることができる。
また、ロッドRが後退していくとロッドRの他端34が押圧シャフト101の他端104に当接する。そして、ロッドRは、更に後退しようとするが、押圧シャフト101はストッパ109が挿通孔108周縁部に衝止して後退しないので、押圧シャフト101によりその後退が停止される。
このダイヤフラム71で本体10の内部の水圧を受けてロッドRを移動させたので、ロッドRの移動の応答性を向上させることができる。
また、この際、ロッドRは、中間ガイド部材50及び端部ガイド部材55のガイド孔51,56に摺動してガイドされるので、ロッドRを安定して後退させることができ、弁部32が確実に排出口20を閉にできる。また、弁部32は、中間ガイド部材50でガイドされる部分と端部ガイド部材55でガイドされる部分の間にあるので、弁部32付近においては、ロッドRの進退動方向とロッドRの軸とがぶれにくくなり、より確実に弁部32が排出口20を閉にできる。
また、管体5の末端に設けた水抜バルブVも、管体5内の水圧の上昇により、排出口(図示せず)が閉になる。
各水抜バルブV,V1の排出口20が閉になると、ノズルNから管体5内の水が噴出されていき高架橋K上に堆積した雪や氷等を溶かして消雪する。
そして、消雪を終えて、ノズルNからの水の噴出を終えるならば、ポンプPを非作動にして主管2の水圧を低くしていく。主管2の水圧が所定の値よりも低くなると、開閉バルブ7が閉になり、開閉バルブ7よりも後流側の管体5に水が流れなくなり、また、ノズルNから水がでることにより管体5内を流れる水圧が低減されていく。そして、管体5全体の水圧が所定値よりも低くなると、ダイヤフラム71は、スプリング80の付勢力により中間ガイド部材50と接近する方向に移動させられる。このダイヤフラム71の移動に伴って、ロッドRが進出していき、ロッドRの弁部32が排出口20を開にするとともに、移動体70が中間ガイド部材50に衝止することにより、ロッドRの進出が止められる。
この際、移動体70が中間ストッパ90に衝止するので、ロッドRの過度の進出が抑止され、ダイヤフラム71に過度の負荷がかかってダイヤフラム71を損傷する事態を防止でき、次に消雪を行なう際に、管体5に水を流すと確実に排出口20を閉にすることができる。
排出口20が開になると、排出口20から管体5内の水が排出されていく。
この際、本体10は、入口11及び出口12を備えており、管体5に複数設けられているので、それだけ管体5の水抜に要する時間を短縮でき、管体5の内部の水の凍結を防止することができる。
また、この際、移動体70の移動に伴ってロッドRが一端33側に移動していくが、中間ガイド部材50及び端部ガイド部材55の2箇所でガイドするので、ロッドRの動きが安定するようになり、確実に弁部32が排出口20を開にすることができる。
このように、ポンプPを作動,非作動させることにより、自動的に管体5の水抜を行なうことができるようになる。
また、ポンプPが作動し、管体5に水が流れ、ロッドRの弁部32が排出口20を閉にしている際に、水抜パイプのロッドRが進出して管体5の水抜可能であるかをチェックしたい場合がある。この場合、強制開機構100を用いるようにし、押圧シャフト101の一端103部を例えば、足で踏む等して押圧する。押圧シャフト101の一端103部が押圧されると、押圧シャフト101はバネ102の付勢力に抗して進出していき、ロッドRの他端34に当接してロッドRを進出させていく。ロッドRが進出すると、弁部32が排出口20を開にするので、排出口20から本体10の内部の水の一部が排出される。これにより、簡単な構造でロッドRを進退動するかどうかをチェックすることができる。
その後、押圧シャフト101の一端103部の押圧を解除すると、バネ102により押圧シャフト101が元位置に復帰させられる。また、ロッドRは、ダイヤフラム71にかかった水圧により、後退し、弁部32が排出口20を閉にする。
また、何らかの異常がロッドRにあり、押圧シャフト101を押圧しても排出口20から水が排出されない場合には、非消雪時に水抜バルブV1そのものや部品を交換する等して補修する。
更にまた、万が一、排出口20の閉時に、弁部32と排出口20が凍り付き、スプリング80の付勢力によっても排出口20を開にできないような場合においても、上記と同様に強制開機構100を用いる。これにより、凍り付いた弁部32と排出口20とを引きはがすことができる。
次に、図4及び図5に示すように、上記の実施の形態の水抜バルブV1を始端と末端の高さが同じ管体5を備えた消雪システムS,始端が末端よりも低い管体5を備えた消雪システムSについて説明する。
図4に示すように、管体5の始端と末端とが同じ高さの消雪システムSに用いると、水抜バルブV1で水を抜く場合において、本体10には、入口11及び出口12が設けられているので、本体10の入口11側の管体5の内部の水がこの入口11から本体10に流入し排出口20から排出されるだけでなく、本体10の出口12側の管体5の内部の水もこの出口12から本体10に流入し排出口20から排出されていく。そのため、上記の場合に加えて、水抜バルブV1の本体10の入口11及び出口12の両側の管体5の水が排出口20から排出されるので、従来の管体の末端に設けた水抜バルブに比較して、管体5全体の水の排出に要する時間を短くすることができる。これにより、ポンプPの停止時に、管体5の内部の水を素早く排出することができ、管体5の凍結を抑制することができる。
また、図5に示すように、上記の実施の形態の水抜バルブV1を管体5の始端が末端よりも低い消雪システムSに用いると、出口12側から本体10内に水が流入するので、末端が始端よりも高い管体5であっても管体5内の水を抜くことができる。これにより、水抜バルブV1の汎用性を高めることができる。
尚、水抜バルブV1と開閉バルブ7の間は非常に短い間隔で、水抜バルブV1からの水抜後には、管体5には、ごくわずかな量の水しか残らないことになる。そのため、仮に、このわずかな量の水が凍結していたとしても次に水を流す際に影響することはない。
次にまた、別の実施の形態に係る水抜バルブV2について説明する。
この水抜バルブV2は、上記実施の形態の水抜バルブV2とは本体10の形状が異なっている。
本体10は、鋳鉄等で十字状に形成され、その先端に、入口11,出口12,孔110及び貫通孔31が設けられている。入口11及び出口12は、相対向している。また、孔110及び貫通孔31は、相対向している。
入口11及び出口12には、上記と同様に管体5が溶接により接続されている。
また、孔110には、底部114底壁に排出口20が形成された椀状部材111の底部114側が挿入されている。この椀状部材111は、底部114が本体10の内部に臨むように孔110に挿通され、孔110に溶接固定されている。また、椀状部材111の側壁112は、その開口113側が、椀状部材111の底部114側よりも外側に張り出し、開口113側と底部114側との間に段部115を有している。更に、椀状部材111の側壁112の底部114側外側面は、本体10の内壁面に密着し、側壁112の段部115が孔110の開口113端縁に当接している。
また、貫通孔31には、底部124底壁にガイド孔51及び連通路53を有したカップ状部材120が挿通されて設けられている。カップ状部材120は、底部124が本体10の内部に臨むように貫通孔31に挿通され、貫通孔31に溶接固定されている。また、カップ状部材120の開口123端縁には、フランジ125が形成されている。このフランジ125には、カップ体61のフランジ125と互いに着脱可能になっている。更に、カップ状部材120の側壁の底部124側が貫通孔31側の本体10の内壁に密着し、フランジ125の裏面が貫通孔31の開口123端縁に当接している。
また、上記実施の形態と異なり、強制開機構100が無く、かわりに、スプリング80の付勢力を調整する調整機構130を備えた構成となっている。
調整機構130は、スプリング80の他端側に当接するスプリング受け131と、カップ体61の底壁61aに貫通してネジ込まれバネ102受けをカップ体61の底壁61aに対して近接及び離間方向に移動させるボルト132とを備えた構成としている。
この調整機構130は、ボルト132をネジ込むことにより、スプリング受け131とダイヤフラム受け73とを近接させ、スプリング80の付勢力を高めるとともに、ネジ戻すことによりバネ102受けとダイヤフラム受け73とを離間させスプリング80の付勢力を低くする。
図中、135は、ロッドRの後退時において、後退量を規定するストッパである。
その他の構成は上記のものと略同様である。
この水抜バルブV2は、上記のものと同様に、消雪システムS等に用いられる。
そして、予め調整機構により、スプリング80の付勢力を調整し、適宜の水圧でダイヤフラム71が移動できるようにする。これにより、上記のものに比較して、スプリング80の調整ができるので、スプリング80の交換等をしなくてもよく、汎用性が向上させられる。
また、作用及び効果は、上記のものと同様である。
尚、本発明の実施の形態に係る水抜バルブV1,V2は、消雪システムに設けたが、これに限定されるものでなく、例えば、田畑に水を供給する農業用水供給システムや、工業用水等の液体を供給する工業用液体供給システム等、液体の供給,非供給を交互に繰り返す液体供給システムの管体5であればどのようなシステムの管体5に設けてよい。
尚また、本発明の実施の形態に係る水抜バルブV1,V2は、水を流す管路に設けたが、これに限定されるものでなく、油やアルコール等の液体であればどのようなものに適用してもよい。
本発明の実施の形態に係る水抜バルブを弁機構の作用とともに示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る水抜バルブが設けられる消雪システムを示す図である。 本発明の実施の形態に係る水抜バルブが設けられる消雪システムの管体を示す図である。 本発明の実施の形態に係る水抜バルブが設けられる消雪システムの別の管体を示す図である。 本発明の実施の形態に係る水抜バルブが設けられる消雪システムのまた別の管体を示す図である。 本発明の別の実施の形態に係る水抜バルブを示す断面図である。 従来の水抜バルブの一例を示す図である。 従来の水抜バルブが設けられる消雪システムを示す図である。
符号の説明
V1,V2 水抜バルブ
5 管体
10 本体
11 入口
12 出口
20 排出口
21 凸条
30 弁機構
R ロッド
31 貫通孔
32 弁部
50 中間ガイド部材
51 ガイド孔
52 ガイドブッシュ
53 連通路
55 端部ガイド部材
56 ガイド孔
57 ガイドブッシュ
60 収納部
70 移動体
71 ダイヤフラム
72 ダイヤフラム押さえ
73 ダイヤフラム受け
80 スプリング
90 中間ストッパ
100 強制開機構
101 押圧シャフト
102 バネ

Claims (8)

  1. 水が流される管体に接続され該管体内の水抜を行なう水抜バルブにおいて、
    上記管体に介装されて接続される入口及び出口を有した本体を備え、該本体に水を外部に排出可能な排出口を設け、上記本体内の水圧が所定の値より低い場合に上記排出口を開にし水圧が所定の値より高い場合に上記排出口を閉にする弁機構を備えたことを特徴とする水抜バルブ。
  2. 上記弁機構を、上記本体の排出口に対向する部位に形成した貫通孔を貫通して進退可能に設けられ進出時に上記排出口を開にし後退時に上記排出口を閉にする弁部を一端側に有したロッドと、上記本体の外側に設けられ上記ロッドの他端側が収納される収納部と、上記ロッドの他端側に設けられ上記ロッドの進退動を許容して上記収納部を仕切るとともに内側で上記本体内の水圧を受ける移動体と、上記収納部に収納され上記ロッドの進出方向に上記移動体を該移動体の外側から付勢するスプリングとを備えて構成したことを特徴とする請求項1記載の水抜バルブ。
  3. 上記本体の貫通孔に上記ロッドの中間部を摺動可能にガイドするガイド孔を有した中間ガイド部材を設け、該中間ガイド部材に上記移動体との間に形成された空間に連通し水が流入する連通路を形成したことを特徴とする請求項2記載の水抜バルブ。
  4. 上記中間ガイド部材に、上記ロッドの進出時に上記移動体が衝止する中間ストッパを設けたことを特徴とする請求項3記載の水抜バルブ。
  5. 上記排出口の外側に上記本体に支持され上記ロッドの一端部を摺動可能にガイドするガイド孔を有した端部ガイド部材を設けたことを特徴とする請求項2,3または4記載の水抜バルブ。
  6. 上記移動体を、上記収納部を仕切るとともに上記ロッドの他端側がシールされて貫通するダイヤフラムを備えて構成したことを特徴とする請求項2,3,4または5記載の水抜バルブ。
  7. 上記ロッドの弁部が上記排出口を閉にしているとき、該ロッドを強制的に押圧して進出させ該排出口を開にする強制開機構を設けたことを特徴とする請求項2,3,4,5または6記載の水抜バルブ。
  8. 上記強制開機構を、上記収納部に上記ロッドと同軸に進退可能に挿通され該収納部から突出した一端部を押圧した進出時に他端が上記ロッドの他端に当接して該ロッドを進出させる押圧シャフトと、上記押圧シャフトの一端部の押圧を解除したとき上記押圧シャフトを元位置に復帰させるバネとを備えて構成したことを特徴とする請求項7記載の水抜バルブ。
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