JP6660164B2 - 水抜きバルブ - Google Patents

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Description

本発明は、水が流される管体に接続され内部の水圧が所定圧を超えているときは排出口を閉にし水圧が所定圧以下のときに排出口を開にして自動的に水抜きを行う水抜きバルブに係り、特に、水圧が所定圧を超えているときに強制的に排出口を開にする機能を備えた水抜きバルブに関する。
一般に、図9に示すように、例えば、寒冷地等において、電車や自動車等の車両が通行する高架橋には、この高架橋に積もる雪を消雪する消雪システムSが備えられている。この消雪システムSは、消雪用の水が貯留される貯留槽1と、貯留槽1に貯留された水がポンプ2によって汲み上げられて流される主管3と、この主管3から分岐し開閉バルブ4及び減圧バルブ5が介装されるとともにスプリンクラーのノズルNが複数設けられる多数の管体6とを備えてなる。管体6の末端側は始端よりも低くなるように配管されており、その末端には、ポンプ2の非駆動時に自動的に管体6内の水抜きをして管体6内の水の凍結を防止する水抜きバルブが設けられている。
従来、例えば、図10に示すように、水抜きバルブVaとしては、本願出願人が先に提案した特許文献1(特許第4757640号公報)に記載されたものが知られている。この水抜きバルブVaは、水が流される管体6に接続される水の入口101を有するとともに水を外部に排出可能な排出口102を有した本体100と、本体100内の水が流入する受圧室103を有しこの受圧室103の水圧が所定圧以下のとき排出口102を開にし水圧が所定圧を超えたとき排出口102を閉にする弁機構104とを備えて構成されている。
弁機構104は、本体100の排出口102に対向し本体内の水が通過可能な通過通路105を有した対向壁部106と、対向壁部106に進退可能に設けられるロッド107と、ロッド107の一端側に設けられロッド107の進出時に排出口102を開にし後退時に排出口102を閉にする弁体108と、対向壁部106の外側に設けられロッド107の他端側が収納される収納部110と、ロッド107の他端側に設けられ収納部110を仕切って対向壁部106との間に対向壁部106の通過通路105を通して水が流入する受圧室103を形成するダイヤフラム111と、収納部110内であってダイヤフラム111を外側から内側へ向けて付勢し受圧室103の水圧が所定圧以下のとき伸長してダイヤフラム111を介してロッド107を進出させる一方、受圧室103の水圧が所定圧を超えたとき縮小してダイヤフラム111を介してロッド107を後退させるコイルスプリング112とを備えて構成されている。
また、ロッド107の弁体108が排出口102を閉にしているとき、ロッド107を強制的に押圧して進出させ排出口102を開にする強制開機構120が設けられている。この強制開機構120は、収納部110にロッド107と同軸に進退可能に挿通され収納部110から突出した一端部121を押圧した進出時に他端部122がロッド107の他端に当接してロッド107を進出させる押圧シャフト123と、押圧シャフト123の一端部の押圧を解除したとき押圧シャフト123を元位置に復帰させるコイルスプリング124とを備えて構成されている。押圧シャフト123の一端部には押圧シャフト123,コイルスプリング124及び収納部110の上部を覆うカップ状のカバー125が設けられており、このカバー125を例えば人の足で押圧し、コイルスプリング124の付勢力に抗して押圧シャフト123を進出させてロッド107を介して排出口102を開にできるようにしている。
そして、消雪システムSを作動させて消雪をする場合には、ポンプ2を作動させる。これにより、ポンプ2から水が管体6及び水抜きバルブVaに流入し、多少は排出口102から水漏れがあるものの管体6及び水抜きバルブVaの本体100内に水が充満していくと、受圧室103に流入する水も多くなって受圧室103内の水圧が上昇し、ダイヤフラムがコイルスプリング112の付勢力に抗して外側に膨出してロッド107及び弁体108を後退させ、所定圧力を超えると、排出口102を閉にする。この状態では、管体6の圧力が上昇するので、管体6に接続されたスプリンクラーのノズルNから水が散水される。
一方、消雪を終える場合には、ポンプ2を停止する。これにより、ノズルNから水が出ることにより管体6内及び本体100内の水の水圧が低下し、受圧室103内の水圧も下降し、所定圧力以下になるとダイヤフラム111がコイルスプリング112の付勢力により内側に膨出し、ロッド107及び弁体108を前進させ、排出口102を開にする。この状態では、管体6の水が排出口102から流出し、管体6及び本体100内が空になる。その結果、管体6や水抜きバルブVa内で水が凍結してしまう事態が防止される。
ところで、ポンプ2が作動して管体6及び水抜きバルブVaに水が流れ、弁機構104の弁体108が排出口102を閉にして水圧が所定圧を超えている際に、弁機構104のロッド107を進出させて本体100の水抜が行われるか否か、また、その後ロッド107が後退して弁体108が排出口102を閉にする動作が行われるか否かについて、弁機構104の点検チェックをしたい場合がある。この場合、強制開機構120を作動させる。この際、水抜きバルブVaのカバー125を例えば人の足で押圧する。これにより、コイルスプリング124の付勢力に抗して押圧シャフト123が進出するので、正常であれば、ロッド107が押圧されて弁体108が排出口102を開にし、水が排出されるので、正常を確認できる。水が排出されない場合には何らかの異常があったとして対処する。
その後、足を離せば、コイルスプリング124の付勢力により押圧シャフト123が後退するので、正常であれば、再び、本体100内の圧力が上昇し、ロッド107が後退して弁体108が排出口102を閉にし、水の排出が止まることから、正常を確認できる。水の排出が止まらない場合には、何らかの異常があったとして対処する。その結果、ロッド107が進退動して弁体108が排出口102を開閉できることを点検チェックすることができる。この場合、逐一ポンプ2を始動,停止することによりロッド107及び弁体108の作動を確認しなくても、いつでも弁機構104の動作を確認ができることから、時間を節約でき、点検効率が極めて良くなる。
特許第4757640号公報
ところで、上記従来の水抜きバルブVaにあっては、強制開機構120により、水圧が所定圧を超えているときに強制的に排出口102を開にして、弁機構104のロッド107が進退動して弁体108が排出口102を開閉できることを点検チェックすることができるようになっているが、カバー125を例えば人の足で押圧するので、足で踏むとはいってもその荷重が例えば30Kg程度にもなるとその作業が煩雑であり、作業性が悪いという問題があった。また、押圧シャフト123を押圧してロッド107を進出させるので、水圧が所定以下になることでのロッド107の進出の動作確認ができないという問題もある。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、人の力をほとんど要することなく容易に弁機構の動作確認を行うことができるようにし、しかも、通常動作により弁機構の動作確認を行うことができるようにして、点検効率の向上を図った水抜きバルブを提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明の水抜きバルブは、水が流される管体に接続される水の入口を有するとともに水を外部に排出可能な排出口を有した本体と、該本体内の水が流入する受圧室を有し該受圧室の水圧が所定圧以下のとき上記排出口を開にし水圧が所定圧を超えたとき上記排出口を閉にする弁機構とを備えた水抜きバルブにおいて、
上記受圧室の水圧が所定圧を超えて上記排出口を閉にしているとき、該受圧室の水を上記本体の外部に排出して該受圧室内の圧力を強制的に所定以下にする強制開閉弁を設け、 上記受圧室を構成する壁部に該受圧室内の水を上記本体の外部に排出して該受圧室の圧力を所定圧以下にすることが可能な排出通路を設け、上記強制開閉弁を上記排出通路に接続した構成としている。
これにより、管体に水が流入し管体及び本体内に水が充満していくと、受圧室に流入する水も多くなって受圧室内の水圧が上昇し、所定圧力を超えると弁機構が排出口を閉にする。一方、管体内及び本体内の水の水圧が低下すると、受圧室内の水圧も下降し、所定圧力以下になると弁機構が排出口を開にする。この状態では、排出口が開になるので、本体内の水及び管体の水が排出口から流出し、本体内及び管体内が空になる。
ところで、管体及び本体に水が充満し弁体が排出口を閉にして水圧が所定圧を超えている際に、弁機構の動作確認を行いたい場合があるが、この場合には、強制開閉弁を開にする。これにより、受圧室の水が排出されて行くので受圧室内の圧力が強制的に所定以下になる。そのため、正常であれば、弁機構が排出口を開にし、本体内の水が排出口から排出されていくので、正常を確認できる。水が排出されない場合には何らかの異常があったとして対処する。そして、その後、強制開閉弁を閉にすると、水が本体内に流入しているので、再び、本体内に水が充満し、受圧室に流入する水も多くなって受圧室内の水圧が上昇し、弁機構が排出口を閉にし、水の排出が止まることから、正常を確認できる。水の排出が止まらない場合には、何らかの異常があったとして対処する。その結果、強制開閉弁の開閉動作だけで、弁機構の動作確認を行うことができ、従来のように人の力をほとんど要することなく容易に、しかも、通常の水圧の上昇,下降により弁機構の動作確認を行うことができ、そのため、点検効率を大幅に向上させることができる。
そして、必要に応じ、上記弁機構は、上記本体の排出口に対向し該本体内の水が通過可能な通過通路を有した対向壁部と、該対向壁部に形成したガイド孔を摺動して進退可能に設けられるロッドと、該ロッドの一端側に設けられ該ロッドの進出時に上記排出口を開にし後退時に上記排出口を閉にする弁体と、上記対向壁部の外側に設けられ上記ロッドの他端側が収納される収納部と、上記ロッドの他端側に設けられ上記収納部を仕切って上記対向壁部との間に該対向壁部の通過通路を通して水が流入する受圧室を形成するダイヤフラムと、上記収納部内であって上記ダイヤフラムを外側から内側へ向けて付勢し上記受圧室の水圧が所定圧以下のとき伸長して該ダイヤフラムを介して上記ロッドを進出させる一方該受圧室の水圧が所定圧を超えたとき縮小して該ダイヤフラムを介して上記ロッドを後退させるコイルスプリングとを備えて構成され、
上記受圧室を構成する壁部に該受圧室内の水を上記本体の外部に排出して該受圧室の圧力を所定圧以下にすることが可能な排出通路を設け、上記強制開閉弁を上記排出通路に接続した構成としている。
これにより、管体及び本体に流入し、多少は排出口から水漏れがあるものの管体及び本体内に水が充満していくと、受圧室に流入する水も多くなって受圧室内の水圧が上昇し、所定圧力を超えるとダイヤフラムがコイルスプリングの付勢力に抗して外側に膨出し、ロッドを後退させる。このため、ロッドとともに弁体が移動して排出口を閉にする。一方、管体内及び本体内の水の水圧が低下し、受圧室内の水圧も下降し、所定圧力以下になるとダイヤフラムがコイルスプリングの付勢力により内側に膨出し、ロッドを前進させる。このため、ロッドとともに弁体が移動して排出口を開にする。この状態では、排出口が開になるので、本体内の水及び管体の水が排出口から流出し、本体内及び管体内が空になる。
ところで、弁機構の弁体が排出口を閉にして水圧が所定圧を超えている際に、弁機構のロッドを進出させて本体の水抜が行われるか否か、また、その後ロッドが後退して弁体が排出口を閉にする動作が行われるか否かについて弁機構の点検チェックをしたい場合がある。この場合には、強制開閉弁を開にする。これにより、受圧室の水が排出されて行くので受圧室内の圧力が強制的に所定以下になる。そのため、正常であれば、コイルスプリングの付勢力によりロッドが進出し、弁体が排出口を開にし、本体内の水が排出口から排出されていくので、正常を確認できる。水が排出されない場合には何らかの異常があったとして対処する。
そして、その後、強制開閉弁を閉にすると、水が本体内に流入しているので、再び、本体内に水が充満し、受圧室に流入する水も多くなって受圧室内の水圧が上昇し、正常であれば、コイルスプリングの付勢力に抗してロッドが後退し、弁体が排出口を閉にし、水の排出が止まることから、正常を確認できる。水の排出が止まらない場合には、何らかの異常があったとして対処する。その結果、ロッドが進退動して弁体が排出口を開閉できることを点検チェックすることができる。そのため、強制開閉弁の開閉動作だけで、弁機構の動作確認を行うことができ、従来のように人の力をほとんど要することなく容易に弁機構の動作確認を行うことができる。しかも、通常の水圧の上昇,下降により弁機構の動作確認を行うことができる。即ち、ロッドを強制的に押圧しなくても、コイルスプリングの伸縮によるロッドの進退動を確認できる。そのため、点検効率を大幅に向上させることができる。
この場合、上記強制開閉弁を、手動で駆動されるボール弁で構成したことが有効である。手動で容易に、操作でき、作業性を向上させることができる。
そして、必要に応じ、上記弁機構の閉時及び上記強制開閉弁の閉時に上記受圧室内の圧力が所定圧を超えた状態を維持しつつ該受圧室内の水を僅かずつ排出するオリフィスを設けた構成としている。受圧室に水が流入し、受圧室内の圧力が所定圧を超えた際、この状態を維持しつつ、常時、オリフィスから水が僅かずつ排出されるので、水の停滞が無くなり、そのため、寒冷の環境での凍結を防止することができる。
また、必要に応じ、上記本体に上記入口と同軸上で同径の水の出口を設け、該出口に該出口を開閉し、上記弁機構の開時における上記排出口の開度よりも大きな開度に開くことができる端末開閉弁を設けた構成としている。排出口から水が排出されるので、本体内に流入する水にゴミが混入している場合、ある程度は排出口から排出させることができるが、このゴミが大きい場合には、目詰まりの原因になる。この場合には、端末開閉弁を開にすれば、大きな開口から水を排出できるので、大きなゴミを排出させることができ、目詰まりを確実に防止することができる。
また、必要に応じ、上記本体の出口に、少なくとも上記端末開閉弁若しくは該出口を塞ぐ遮蔽板を着脱可能に取り付ける取付部を形成した構成としている。端末開閉弁若しくは遮蔽板の取付けを選択的に行うことができるので、配管条件に合わせて、水抜きバルブを設けることができる。
本発明の水抜きバルブによれば、管体及び本体に水が充満し弁体が排出口を閉にして水圧が所定圧を超えている際に、弁機構の動作確認を行いたい場合があるが、この場合には、強制開閉弁の開閉動作だけで、弁機構の動作確認を行うことができ、従来のように人の力をほとんど要することなく容易に、しかも、通常の水圧の上昇,下降により弁機構の動作確認を行うことができ、そのため、点検効率を大幅に向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る水抜きバルブを示す外観図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は背面図、(e)は平面図、(f)は底面図である。 本発明の実施の形態に係る水抜きバルブを排出口が閉の状態で示す正面断面図である。 本発明の実施の形態に係る水抜きバルブを排出口が閉の状態で示す正面断面図の要部拡大図である。 本発明の実施の形態に係る水抜きバルブを排出口が閉の状態で示す左側面断面図である。 本発明の実施の形態に係る水抜きバルブを示す図4中A−A線断面図である。 本発明の実施の形態に係る水抜きバルブに備えられる強制開閉弁の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る水抜きバルブを排出口が開の状態で示す正面断面図である。 本発明の実施の形態に係る水抜きバルブにおいて遮蔽板を取付けた状態を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 本発明の実施の形態に係る水抜きバルブが設けられる消雪システムの一例を示す図である。 従来の水抜きバルブの一例を示す図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る水抜きバルブについて詳細に説明する。
図1乃至図7に示す本発明の実施の形態に係る水抜きバルブVは、例えば、寒冷地等において、電車や自動車等の車両が通行する高架橋に設置され、この高架橋に積もる雪を消雪する為の消雪システムSに設けられる。この消雪システムSは、図9に示すように、消雪用の水が貯留される貯留槽1と、貯留槽1に貯留された水がポンプ2によって汲み上げられて流される主管3と、この主管3から分岐し常開の開閉バルブ4及び減圧バルブ5が介装されるとともにスプリンクラーのノズルNが複数設けられる多数の管体6(図9では1本のみ図示)とを備えてなる。管体6の末端側は始端よりも低くなるように配管されており、その末端に、本発明の実施の形態に係る水抜きバルブVが設けられる。
本発明の実施の形態に係る水抜きバルブVは、図1乃至図7に示すように、水が流される管体6に接続される水の入口11及び出口12を有するとともに水を外部に排出可能な排出口20を有した管状の本体10を備えている。入口11と出口12は本体10の軸線P上に同軸で同径に形成されている。排出口20は本体10の軸線Pに直交する軸線Qを中心に形成されている。詳しくは、図3に示すように、本体10は、軸線Pを有した管状部材13とこの管状部材13に設けられた挿入部材14とから構成されている。管状部材13には軸線Qを中心とした上孔15及び下孔16が形成されており、挿入部材14はこの上孔15及び下孔16に挿入して固定されている。挿入部材14は、上孔15に挿入され外側に外向きの鍔部17を有した上板18と、下孔16部に挿入される下板21と、本体10内を横断し上板18と下板21とを連結する一対の連結杆22とを備えて形成されている。鍔部17には、等角度間隔で4つの挿通孔23が形成される一方、管状部材13の上孔15の周囲には挿通孔23に対応して凸設されたウエルドボルト24が設けられ、挿通孔23をウエルドボルト24に挿通し、ナット25を締め付けることにより、挿入部材14は管状部材13に止着されている。そして、排出口20は下板21に設けられている。
また、水抜きバルブVは、本体10の軸線Qに沿い排出口20とは反対側の外側に本体10内の水が流入する受圧室50を有し、受圧室50の水圧が所定圧以下のとき排出口20を開にし、水圧が所定圧を超えたとき排出口20を閉にする弁機構30を備えている。
詳しくは、弁機構30は、本体10の排出口20に対向し本体10内の水が通過可能な通過通路31を有した対向壁部32と、対向壁部32に形成したガイド孔33を摺動して進退可能に設けられ軸線Qを軸線とするロッド34とを備えている。ガイド孔33は挿入部材14の上板18に形成した嵌合孔35に嵌着されたガイドブッシュ36に形成されている。通過通路31は、本体10の管状部材13に形成した上孔15の開口縁部及び挿入部材14の鍔部17を貫通して形成されている。また、本体10の外側であって排出口20と同軸に筒状で排出口20から排出される水をガイドするガイド管37が突出形成されており、このガイド管37の内側には、中央にロッド34の先端部が摺動可能にガイドされるガイド通孔38が形成された架設杆39が架設されている。
ロッド34の一端側には、ロッド34の進出時に排出口20を開にし後退時に排出口20を閉にする弁体40が設けられている。弁体40は、閉時に一部が排出口20に嵌合して接合する接合部材41を止め具42を介してロッド34に止着されている。
また、弁機構30は、対向壁部32の外側に設けられロッド34の他端側が収納される収納部43を備えている。収納部43は本体10に一体に設けられ、対向壁部32を囲繞して外側に突出する基部44と、基部44に凸設されたウエルドボルト45及びナット46で止着されロッド34の他端側を包容するカップ状のケース体47で構成されている。
更に、弁機構30は、ロッド34の他端側に設けられ収納部43を仕切って対向壁部32との間に対向壁部32の通過通路31を通して水が流入する受圧室50を形成するダイヤフラム51を備えている。ダイヤフラム51は、その外周が収納部43の基部44とケース体47との間に挾持されて取り付けられている。これにより、受圧室50は、基部44とダイヤフラム51とで囲繞される空間で構成される。ロッド34はダイヤフラム51の中央を貫通しており、ロッド34を貫通してロッド34に設けられる下部材52及び上部材53によってダイヤフラム51を挾持することにより、ダイヤフラム51はロッド34に取り付けられ、ロッド34はダイヤフラム51の上下方向の膨出により進退動させられる。
更にまた、弁機構30は、収納部43内であってダイヤフラム51を外側から内側へ向けて付勢し受圧室50の水圧が所定圧以下のとき伸長してダイヤフラム51を介してロッド34を進出させる一方、受圧室50の水圧が所定圧を超えたとき縮小してダイヤフラム51を介してロッド34を後退させるコイルスプリング54を備えている。コイルスプリング54の上側にはスプリング押さえ55が設けられているとともに、ケース体47にロッド34と同軸に進退動可能に螺合し、進退動によりスプリング押さえ55を介してコイルスプリング54の強さを調整可能な調整ボルト56が設けられており、この調整ボルト56の調整により、ダイヤフラム51の作動する所定圧力が規定される。57はケース体47の頂部に着脱可能に設けられ調整ボルト56を覆うカップ状のキャップである。
そして、水抜きバルブVにおいては、受圧室50の水圧が所定圧を超えて排出口20を閉にしているとき、受圧室50の水を排出して受圧室50内の圧力を強制的に所定以下にする強制開閉弁60が設けられている。図5に示すように、受圧室50を構成する収納部43の基部44は、平面から見て本体10の出口12及び入口11の軸方向に直交する方向に膨出した一対の膨出空間61を有しており、一方の膨出空間61を形成する壁部に、受圧室50内の水を排出して受圧室50の圧力を所定圧以下にすることが可能な排出通路62を設け、強制開閉弁60を接続管63を介して排出通路62に接続している。強制開閉弁60は、図6に示すように、操作レバー64の手動操作で駆動されるボール弁65で構成されている。尚、操作レバー64は、使用時以外は、安全のため外してあり、使用時に装着する。図1乃至図3,図5及び図7においては、操作レバー64を外した状態で図示している。
また、他方の膨出空間61を構成する壁部には、弁機構30の弁体40の閉時及び強制開閉弁60の閉時に受圧室50内の圧力が所定圧を超えた状態を維持しつつ受圧室50内の水を僅かずつ排出するオリフィス66が設けられている。
更に、本体10の入口11側には、管体6が接続される取付け管67が溶接固定されている。一方、出口12には、外向きのフランジ68が形成されている。このフランジ68は、これに等角度間隔で4つの雌ネジ部69が形成され、少なくとも端末開閉弁80若しくは遮蔽板90(図8)が取り付けられる取付部70として構成されている。実施の形態では、取付部70に端末開閉弁80が取り付けられている。端末開閉弁80は、所謂バタフライ弁といわれ、弁機構30の弁体40の開時における排出口20の開度よりも大きな開度に開くことができる開口81を有して形成され、手動の操作部82により開閉される。端末開閉弁80の外周には、取付部70の雌ネジ部69に対応したボルト挿通孔83が等角度間隔で形成されたフランジ84が備えられ、このボルト挿通孔83にボルト85を挿通し、雌ネジ部69に締め付けることにより、端末開閉弁80は本体10に取り付けられている。
従って、この実施の形態に係る水抜きバルブVが取り付けられた消雪システムSを作動させて消雪をする場合には、図9に示すように、ポンプ2を作動させる。これにより、図2乃至図4、図9に示すように、ポンプ2から水が管体6及び水抜きバルブVに流入し、多少は排出口20から水漏れがあるものの管体6及び水抜きバルブVの本体10内に水が充満していくと、受圧室50に流入する水も多くなって受圧室50内の水圧が上昇し、所定圧力を超えるとダイヤフラム51がコイルスプリング54の付勢力に抗して外側に膨出し、ロッド34を後退させる。このため、ロッド34とともに弁体40が移動して排出口20を閉にする。この状態では、管体6の圧力が上昇するので、管体6に接続されたスプリンクラーのノズルNから水が散水される。
また、受圧室50には、オリフィス66が設けられており、受圧室50に水が流入し、受圧室50内の圧力が所定圧を超えた際、この状態を維持しつつ、常時、オリフィス66から水が僅かずつ排出されるので、水の停滞が無くなり、そのため、寒冷の環境での凍結を防止することができる。
一方、消雪を終える場合には、ポンプ2を停止する。これにより、ノズルNから水が出ることにより管体6内及び本体10内の水の水圧が低下し、図7に示すように、受圧室50内の水圧も下降し、所定圧力以下になるとダイヤフラム51がコイルスプリング54の付勢力により内側に膨出し、ロッド34を前進させる。このため、ロッド34とともに弁体40が移動して排出口20を開にする。この状態では、排出口20が開になるので、本体10内の水及び管体6の水が排出口20から流出し、本体10内及び管体6内が空になる。その結果、管体6や水抜きバルブV内で水が凍結してしまう事態が防止される。
ところで、図2乃至図4に示すように、ポンプが作動して管体6及び水抜きバルブVに水が流れ、弁機構30の弁体40が排出口20を閉にして水圧が所定圧を超えている際に、弁機構30のロッド34を進出させて本体10の水抜が行われるか否か、また、その後ロッド34が後退して弁体40が排出口20を閉にする動作が行われるか否かについて、弁機構30の点検チェックしたい場合がある。この場合には、図5及び図6に示す強制開閉弁60を開にする。この場合、強制開閉弁60は手動で駆動されるボール弁なので、手動で容易に、操作でき、作業性を向上させることができる。これにより、受圧室50の水が排出されて行くので受圧室50内の圧力が強制的に所定以下になる。そのため、正常であれば、図7に示すように、コイルスプリング54の付勢力によりロッド34が進出し、弁体40が排出口20を開にし、本体10内の水が排出口20から排出されていくので、正常を確認できる。水が排出されない場合には何らかの異常があったとして対処する。
その後、強制開閉弁60を閉にすると、水が本体10内に流入しているので、再び、本体10内に水が充満し、受圧室50に流入する水も多くなって受圧室50内の水圧が上昇し、正常であれば、図2乃至図4に示すように、コイルスプリング54の付勢力に抗してロッド34が後退し、弁体40が排出口20を閉にし、水の排出が止まることから、正常を確認できる。水の排出が止まらない場合には、何らかの異常があったとして対処する。その結果、ロッド34が進退動して弁体40が排出口20を開閉できることを点検チェックすることができる。そのため、強制開閉弁60の開閉動作だけで、弁機構30の動作確認を行うことができ、従来のように人の力をほとんど要することなく容易に弁機構30の動作確認を行うことができる。しかも、通常の水圧の上昇,下降により弁機構30の動作確認を行うことができる。即ち、ロッド34を強制的に押圧しなくても、コイルスプリング54の伸縮によるロッド34の進退動を確認できる。そのため、点検効率を大幅に向上させることができる。
また、管体6からの水は排出口20から排出されるので、本体10内に流入する水にゴミが混入している場合、ある程度は排出口20から排出させることができるが、このゴミが大きい場合には、目詰まりの原因になる。この場合には、端末開閉弁80を開にすれば、大きな開口81から水を排出できるので、大きなゴミを排出させることができ、目詰まりを確実に防止することができる。
図8には、本発明の実施の形態に係る水抜きバルブVにおいて、端末開閉弁80の変わりに、遮蔽板90を取り付けた例を示す。遮蔽板90は、これに取付部70の雌ネジ部69に対応したボルト挿通孔91が等角度間隔で形成され、このボルト挿通孔91にボルト92を挿通し、雌ネジ部69に締め付けることにより、本体10に取り付けられている。本体10内にゴミが混入している場合、ある程度は排出口20から排出させることができるが、このゴミが大きい場合には、目詰まりの原因になる。この場合には、遮蔽板90を取外して大きなゴミを排出させることができ、目詰まりを確実に防止することができる。
尚、本発明の実施の形態に係る水抜きバルブVにおいて、強制開閉弁60をボール弁65で構成したが必ずしもこれに限定されるものではなく、他のタイプの手動の開閉弁でも良く、また、ソレノイドバルブなど電気的に開閉するタイプであっても良く、適宜変更して差支えない。また、本発明の実施の形態に係る水抜きバルブVは、消雪システムSに設けた例で説明したが、これに限定されるものでなく、本水抜きバルブVを、例えば、田畑に水を供給する農業用水供給システムや、工業用水等の液体を供給する工業用液体供給システム等、液体の供給,非供給を交互に繰り返す液体供給システムの管体であればどのようなシステムの管体に設けてもよい。尚また、本発明の実施の形態に係る水抜きバルブVは、水を流す管路に設けたが、これに限定されるものでなく、油やアルコール等の液体であればどのようなものに適用してもよい。
V 水抜きバルブ
S 消雪システム
1 貯留槽
2 ポンプ
3 主管
N ノズル
6 管体
10 本体
11 入口
12 出口
P 軸線
Q 軸線
13 管状部材
14 挿入部材
20 排出口
30 弁機構
31 通過通路
32 対向壁部
33 ガイド孔
34 ロッド
37 ガイド管
38 ガイド通孔
39 架設杆
40 弁体
43 収納部
44 基部
47 ケース体
50 受圧室
51 ダイヤフラム
52 下部材
53 上部材
54 コイルスプリング
55 スプリング押さえ
56 調整ボルト
57 キャップ
60 強制開閉弁
61 膨出空間
62 排出通路
63 接続管
66 オリフィス
67 取付け管
70 取付部
80 端末開閉弁
81 開口
90 遮蔽板

Claims (6)

  1. 水が流される管体に接続される水の入口を有するとともに水を外部に排出可能な排出口を有した本体と、該本体内の水が流入する受圧室を有し該受圧室の水圧が所定圧以下のとき上記排出口を開にし水圧が所定圧を超えたとき上記排出口を閉にする弁機構とを備えた水抜きバルブにおいて、
    上記受圧室の水圧が所定圧を超えて上記排出口を閉にしているとき、該受圧室の水を上記本体の外部に排出して該受圧室内の圧力を強制的に所定以下にする強制開閉弁を設け、 上記受圧室を構成する壁部に該受圧室内の水を上記本体の外部に排出して該受圧室の圧力を所定圧以下にすることが可能な排出通路を設け、上記強制開閉弁を上記排出通路に接続したことを特徴とする水抜きバルブ。
  2. 上記弁機構は、上記本体の排出口に対向し該本体内の水が通過可能な通過通路を有した対向壁部と、該対向壁部に形成したガイド孔を摺動して進退可能に設けられるロッドと、該ロッドの一端側に設けられ該ロッドの進出時に上記排出口を開にし後退時に上記排出口を閉にする弁体と、上記対向壁部の外側に設けられ上記ロッドの他端側が収納される収納部と、上記ロッドの他端側に設けられ上記収納部を仕切って上記対向壁部との間に該対向壁部の通過通路を通して水が流入する受圧室を形成するダイヤフラムと、上記収納部内であって上記ダイヤフラムを外側から内側へ向けて付勢し上記受圧室の水圧が所定圧以下のとき伸長して該ダイヤフラムを介して上記ロッドを進出させる一方該受圧室の水圧が所定圧を超えたとき縮小して該ダイヤフラムを介して上記ロッドを後退させるコイルスプリングとを備えて構成され、
    上記受圧室を構成する壁部に該受圧室内の水を上記本体の外部に排出して該受圧室の圧力を所定圧以下にすることが可能な排出通路を設け、上記強制開閉弁を上記排出通路に接続したことを特徴とする請求項1記載の水抜きバルブ。
  3. 上記強制開閉弁を、手動で駆動されるボール弁で構成したことを特徴とする請求項1または2記載の水抜きバルブ。
  4. 上記弁機構の閉時及び上記強制開閉弁の閉時に上記受圧室内の圧力が所定圧を超えた状態を維持しつつ該受圧室内の水を僅かずつ排出するオリフィスを設けたことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の水抜きバルブ。
  5. 上記本体に上記入口と同軸上で同径の水の出口を設け、該出口に該出口を開閉し、上記弁機構の開時における上記排出口の開度よりも大きな開度に開くことができる端末開閉弁を設けたことを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の水抜きバルブ。
  6. 上記本体の出口に、少なくとも上記端末開閉弁若しくは該出口を塞ぐ遮蔽板を着脱可能に取り付ける取付部を形成したことを特徴とする請求項5記載の水抜きバルブ。
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