JP2007192271A - パイプの空中架設構造及び空中架設方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の地下埋設方式の欠点を解決することができる新規な管敷設方式を提供する。
【解決手段】パイプの空中架設構造(100)は、第一の支点(111)と第二の支点(112)との間に掛け渡された高張力ワイヤー(113)と、第一の支点(111)と第二の支点(112)との間を延びる中空の流体搬送パイプ(120)と、流体搬送パイプ(120)を高張力ワイヤー(113)に吊り下げるパイプ吊り下げ具(130)と、からなる。流体搬送パイプ(120)は相互に接続可能な複数の基本パイプからなり、第一の基本パイプに接続された第二の基本パイプは第一の基本パイプに対して軸方向に伸縮可能であり、かつ、第一の基本パイプに対して方向から傾斜する方向に屈曲可能である。
【選択図】図1

Description

本発明はパイプを空中に架設する構造及び方法に関する。
水道管やガス管などの管は、公道上においては、地中に埋設して配設する方式が主流である。
従来は、それらの管は地上から約1200cmの深さに埋設されていた。最近では、地上から約60cmの深さに埋設する浅埋設方式に変わりつつある。
しかしながら、場所によっては、それらの管を地下に埋設することが不可能である場合が多々ある。例えば、河川の下方に管を通さなければならない場合、既に多くの既設管が埋設されており、新たに管を埋設するスペースがない場合、オープンカット工法が困難な交通量が多い道路の下に埋設しなければならない場合、鉄道線路の下方に埋設しなければならない場合、あるいは、コンクリート・アスファルトの撤去及び復旧が難しい場所である場合などである。
本発明は、従来の地下埋設方式における上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、従来の地下埋設方式の欠点を解決することができる新規な管敷設方式を提供することを目的とする。
なお、本発明は従来にない新しい発想に基づくものであるため、参考にすべき先行技術が存在しない。このため、先行技術としての特許文献は例示しない。
以下に、「発明の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「特許請求の範囲」の記載と「発明の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「特許請求の範囲」に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本発明は、流体供給源(102、340)から流体供給先(103)へ流体を送るパイプの空中架設構造(100、200、300、400、500)であって、第一の支点(111)と第二の支点(112)との間に掛け渡された高張力ワイヤー(113、303)と、前記第一の支点(111)と前記第二の支点(112)との間を延びる中空の流体搬送パイプ(120、320)と、前記流体搬送パイプ(120、320)を前記高張力ワイヤー(113、303)に吊り下げるパイプ吊り下げ具(130、330)と、からなり、前記流体搬送パイプ(120、320)は相互に接続可能な複数の基本パイプ(150)からなり、第一の基本パイプ(150A)に接続された第二の基本パイプ(150B)は前記第一の基本パイプ(150A)に対して軸方向に伸縮可能であり、かつ、前記第一の基本パイプ(150A)に対して前記軸方向から傾斜する方向に屈曲可能であることを特徴とするパイプの空中架設構造を提供する。
本発明に係るパイプの空中架設構造は、地上に立てられた中空の第一の供給ポール(301)をさらに備えることができる。この場合、前記第一の供給ポール(301)が前記第一の支点(111)を構成し、前記第一の供給ポール(301)は前記流体供給源(340)に接続され、前記流体供給源(340)から供給された前記流体は前記第一の供給ポール(301)から前記流体搬送パイプ(320)を経て前記流体供給先に供給される。
本発明に係るパイプの空中架設構造は、地上に立てられた中空の第二の供給ポール(302)をさらに備えることができる。この場合、前記第二の供給ポール(302)が前記第二の支点(112)を構成し、前記第二の供給ポール(302)は前記流体供給先に接続され、前記流体供給源(340)から供給された前記流体は前記流体搬送パイプ(320)から前記第二の供給ポール(302)を経て前記流体供給先に供給される。
前記第一の供給ポール(301)と前記第二の供給ポール(302)との間には、少なくとも一つの支持ポール(410)を地上に立てることができる。この場合、前記流体搬送パイプ(320)は前記支持ポール(410)により支持される。
前記支持ポール(410)には前記流体搬送パイプ(320)と接続可能な接続用パイプ(420)を取り付けることができる。この場合、前記流体搬送パイプ(320)は前記接続用パイプ(420)に接続される。
本発明に係るパイプの空中架設構造は、少なくとも一つの分岐用パイプ(510)をさらに備えることができる。この場合、前記分岐用パイプ(510)は前記流体搬送パイプ(320)に接続され、前記流体を前記流体搬送パイプ(510)から分岐させて流す。
前記分岐用パイプ(510)は、例えば、蛇腹状に形成されたプラスチック製のホースからなる。
本発明は、さらに、流体供給源(102、340)から流体供給先(103)へ流体を送るパイプを空中に架設する方法であって、第一の支点(111)と第二の支点(112)との間に高張力ワイヤー(113、303)を掛け渡す第一の過程と、前記第一の支点(111)と前記第二の支点(112)との間を延びる中空の流体搬送パイプ(120、320)を前記高張力ワイヤー(113、303)に吊り下げる第二の過程と、からなり、前記流体搬送パイプ(120、320)は相互に接続可能な複数の基本パイプ(150)からなり、第一の基本パイプ(150A)に接続された第二の基本パイプ(150B)は前記第一の基本パイプ(150A)に対して軸方向に伸縮可能であり、かつ、前記第一の基本パイプ(150A)に対して前記軸方向から傾斜する方向に屈曲可能であることを特徴とするパイプの空中架設方法を提供する。
本発明に係るパイプの空中架設方法は、前記第一の支点(111)を構成する中空の第一の供給ポール(301)を地上に立てる過程と、前前記第一の供給ポール(301)を前記流体供給源(340)に接続する過程と、をさらに備えることができる。
本発明に係るパイプの空中架設方法は、前記第二の支点(112)を構成する中空の第二の供給ポール(302)を地上に立てる過程と、前記第二の供給ポール(302)を前記流体供給先に接続する過程と、をさらに備えることができる。
本発明に係るパイプの空中架設方法は、前記第一の供給ポール(301)と前記第二の供給ポール(302)との間に少なくとも一つの支持ポール(410)を地上に立て、前記流体搬送パイプ(320)を前記支持ポール(410)により支持する過程をさらに備えることができる。
本発明に係るパイプの空中架設方法は、少なくとも一つの分岐用パイプ(510)を前記流体搬送パイプ(320)に接続し、前記流体を前記流体搬送パイプ(320)から分岐させて前記分岐用パイプ(510)内を流す過程をさらに備えることができる。
(1)例えば、本発明に係るパイプの空中架設構造をアスファルト道路上に構築することにより、アスファルトのカッター切りや配管のための土木工事をほぼ無くすことができる。すなわち、道路の掘削を最小限にすることができる。このため、アスファルト、砕石、残土などの産業廃棄物(建築系廃棄物)を従来工法の1/5から1/10に減らすことが可能である。
また、商店街、交通量が多い道路、道幅の狭い道路などにおける掘削土木作業がなくなるため、地域住民に対する行政サービスの向上を図ることができる。
(2)第三の実施形態において示す第一及び第二の供給ポールの固定を確実に行えば、かなりの広範囲の管径を有する流体搬送パイプを用いることができる。このため、本発明に係るパイプの空中架設構造の適用範囲はかなり広範囲である。
(3)従来のガス管・水道管の仮設工事においては、既設管の連絡のための作業を土中で2回行うことが必要であった。これに対して、本発明に係るパイプの空中架設構造によれば、1回ですむ。
さらに、従来の仮設管の配設時においては、各家庭のガスメーターや水道メーターを既設管に接続させるため、道路を掘削して、既設管を探すための土木作業が必須であった。これに対して、第四の実施形態において述べるように、空中に架設される流体搬送パイプに分岐用パイプを接続させることにより、そのような土木作業を行う必要がなくなる。
(4)仮に、地中に埋設されたパイプからガス漏れが生じた場合、漏れたガスは地中に蓄積されるか、あるいは、隙間を通って地上に排出される。何れの場合であっても、漏れたガスに何らかの原因で引火すれば、極めて危険である。これに対して、本発明に係るパイプの空中架設構造においては、流体搬送パイプからガス漏れが生じたとしても、火気がないため、引火のおそれがない。また、流体搬送パイプからガスが漏れたとしても、ガスは極めて短時間のうちに大気中に拡散するため、引火の危険性は極めて少ない。
(5)本発明に係るパイプの空中架設構造によれば、複数の土木工事を並行して行うことができる。
従来は、工費の関係上、ガス工事と水道工事とをできる限り同時施工としていた。このため、進行速度の遅い工事をベースとして他の工事を進めざるを得ず、工期の短縮は極めて困難であった。
これに対して、本発明に係るパイプの空中架設構造によれば、各工事を単独で施工することが可能になる。例えば、ガス管や水道管の仮設は各施工者が別々に独立に行うことができるため(例えば、道路の右側と左側で)、工期の大幅な短縮、ひいては、工費の軽減を図ることが可能である。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態に係るパイプの空中架設構造100の概略図である。
図1は工場101の内部を示しており、工場101の内部の一端側にコンプレッサ102が配置され、反対側に加工機械103が配置されている。ここで、コンプレッサ102から排出される圧縮空気を加工機械103に供給する必要があるが、コンプレッサ102と加工機械103との間には他の機械類104が配置されており、工場101内の床には適当な配管を行うスペースがないものと想定する。
本発明の第一の実施形態に係るパイプの空中架設構造100はこのような場合に効果を発揮する。
図1に示すように、本実施形態に係るパイプの空中架設構造100は、第一の支点111と第二の支点112との間に掛け渡された高張力ワイヤー113と、第一の支点111と第二の支点112との間を延びる流体搬送パイプ120と、流体搬送パイプ120を高張力ワイヤー113に吊り下げるパイプ吊り下げ具130と、から構成されている。
第一の支点111及び第二の支点112の各々は、例えば、工場101の壁に固定されたブラケットから構成される。
流体搬送パイプ120の一端は、例えば、蛇腹状に形成されたプラスチック製のパイプ141を介して、コンプレッサ102に接続されている。また、流体搬送パイプ120の他端は、同様に、例えば、蛇腹状に形成されたプラスチック製のパイプ142を介して、加工機械103に接続されている。
流体搬送パイプ120は相互に接続可能な複数の基本パイプ150から構成されている。
図2は、基本パイプ150の構造を示す分解斜視図である。
図2に示すように、基本パイプ150の一端には内径が拡大して形成されている拡大径部151が形成されており、拡大径部151に連続してフランジ152が形成されている。
フランジ152の開口は基本パイプ150を嵌合し得る内径を有している。さらに、フランジ152にはボルトを通す4個の貫通孔153が等間隔に形成されている。
基本パイプ150の他端から所定の距離だけ離れた位置には2個の突起154が形成されている。2個の突起154は基本パイプ150の一直径上に位置している。すなわち、2個の突起154は基本パイプ150の縦断面の中心に対して180度の円周角だけ相互に離れて位置している。
第一の基本パイプ150A(図2の右側に示す基本パイプ150)と第二の基本パイプ150B(図2の左側に示す基本パイプ150)とは、可動フランジ160とゴムリングからなるパッキン170とを介して、相互に接続される。
可動フランジ160は基本パイプ150の外周に嵌合し得る内径を有している。
さらに、可動フランジ160には4個の貫通孔161が形成されている。これらの貫通孔161は、可動フランジ160と基本パイプ150のフランジ152とを重ね合わせたときに、フランジ152に形成された貫通孔153と位置的に一致する。
可動フランジ160の開口には二つの切り欠き162が形成されている。二つの切り欠き162はそれぞれ突起154が通過し得る大きさを有している。
これらの二つの切り欠き162の間の位置関係は、基本パイプ150に形成された二つの突起154の間の位置関係と同じである。すなわち、可動フランジ160を基本パイプ150に嵌め込むと、二つの突起154はそれぞれ二つの切り欠き162と重なり合い、さらに、切り欠き162を通過する。
さらに、二つの突起154と二つの切り欠き162とが重なり合っている場合、すなわち、ともに一直線上にある場合には、可動フランジ160の貫通孔161と第一の基本パイプ150Aのフランジ152の貫通孔153とは重なり合わない。
これとは逆に、可動フランジ160の貫通孔161と第一の基本パイプ150Aのフランジ152の貫通孔153とが相互に重なり合う場合には、二つの突起154と二つの切り欠き162とはそれぞれ重なり合わない。
このため、後述するように、可動フランジ160と第一の基本パイプ150Aのフランジ152とをボルト及びナットで接続すると、突起154は切り欠き162に対して重なり合う位置にはないため、突起154が可動フランジ160に対するストッパーとして機能し、第二の基本パイプ150Bが可動フランジ160ひいては第一の基本パイプ150Aから抜け出ることを防止することができる。
なお、上述の流体搬送パイプ120は本発明者が既に提案したものである(例えば、特開2004−332857号公報参照)。
本実施形態におけるパイプ吊り下げ具130は高張力ワイヤー113に連結されたワイヤーからなっている。このワイヤーは一端において高張力ワイヤー113に固定され、他端においてリングを形成している。流体搬送パイプ120はこのワイヤーリングの中に入れられることにより、高張力ワイヤー113から吊り下げられている。
ゴムリングとしてのパッキン170は、基本パイプ150の外周に嵌合し得る内径を有している。
図3乃至図5は、第一の基本パイプ150Aと第二の基本パイプ150Bとを相互に接続する過程を示す斜視図である。
以下、図3乃至図5を参照して、第一の基本パイプ150Aと第二の基本パイプ150Bとを相互に接続する方法を説明する。
まず、図3に示すように、可動フランジ160を第二の基本パイプ150Bに嵌め込み、第二の基本パイプ150Bの突起154が可動フランジ160の切り欠き162を通過する位置まで、可動フランジ160を移動させる。
次いで、パッキン170を第二の基本パイプ150Bに嵌め込む。
次いで、図4に示すように、第一の基本パイプ150Aを90度回転させる。これにより、突起154は切り欠き162と重なり合わない位置に移動する。
次いで、第一の基本パイプ150Aを第二の基本パイプ150Bのフランジ152の開口に嵌合させる。
この後、図5に示すように、可動フランジ160の貫通孔161と第一の基本パイプ150Aのフランジ152の貫通孔153とにボルト155を通し、ナット156で締め付ける。
これにより、第一の基本パイプ150Aと第二の基本パイプ150Bとが相互に接続される。
図6は、第一の基本パイプ150A及び第二の基本パイプ150Bの接続状況を示す概略図である。
第二の基本パイプ150Bは、その軸方向においては、第一の基本パイプ150Aに対して拘束されていないため、軸方向において、第一の基本パイプ150Aに対して伸縮が可能である(あるいは、軸方向において、移動が可能である)。すなわち、第二の基本パイプ150Bを第一の基本パイプ150Aの拡大径部151の内部に押し込むことにより、第二の基本パイプ150Bは第一の基本パイプ150Aに対して収縮し、第二の基本パイプ150Bを第一の基本パイプ150Aの拡大径部151から引き出すことにより、第二の基本パイプ150Bは第一の基本パイプ150Aに対して伸長する。
さらに、第二の基本パイプ150Bは、その軸方向においては、第一の基本パイプ150Aに対して拘束されていないため、第一の基本パイプ150Aに対して、軸方向から傾斜する方向に屈曲することも可能である。
すなわち、第二の基本パイプ150Bは第一の基本パイプ150Aに対して伸縮性及び可撓性(または、屈曲性)を有する。
基本パイプ150の内径にも依存するが、一般的には、第二の基本パイプ150Bは第一の基本パイプ150Aに対して60乃至150mm程度の範囲内において移動が可能であり、さらに、第一の基本パイプ150Aに対して最大で約15度まで屈曲することも可能である。
本実施形態に係るパイプの空中架設構造100の形成方法の一例を以下に説明する。
まず、第一の支点111としてのブラケット及び第二の支点112としてのブラケットの間に高張力ワイヤー113を掛け渡す。
次いで、高張力ワイヤー113にパイプ吊り下げ具130を連結する。
次いで、パイプ吊り下げ具130を構成するワイヤーリングの中に流体搬送パイプ120を通過させるようにして、第一の支点111と第二の支点112との間に流体搬送パイプ120を構築する。
その後、蛇腹状のプラスチック製パイプ141を介して流体搬送パイプ120とコンプレッサ102とを接続し、さらに、蛇腹状のプラスチック製パイプ142を介して流体搬送パイプ120と加工機械103とを接続する。
以上の過程により、本実施形態に係るパイプの空中架設構造100が工場101内に構築される。
以上のような構造を有する本実施形態に係るパイプの空中架設構造100によれば、地表に配管のスペースを確保することができない場合であっても、空中に架設された流体搬送パイプ120を介して、流体供給源としてのコンプレッサ102から流体供給先としての加工機械103に圧縮空気を供給することができる。
パイプを空中に敷設する場合、揺れに対するパイプの抵抗性の大小が特に問題となる。揺れに対するパイプの抵抗が小さいと、風や地震などに起因する僅かな振動によっても、パイプがずれたり、あるいは、外れたり、最悪の場合には、落下したりするおそれが大きくなる。
これに対して、本実施形態に係るパイプの空中架設構造100において用いられている流体搬送パイプ120は、上述のように、隣接するパイプに対して可撓性を有する基本パイプ150から構成されているため、振動を受けた場合であっても、その振動は基本パイプ150が有する可撓性により吸収されるため、流体搬送パイプ120が外れたり、落下したりすることはない。
また、流体供給源としてのコンプレッサ102あるいは流体供給先としての加工機械103の配置位置が変わった場合であっても、高張力ワイヤー113及び流体搬送パイプ120の配置を変えることにより、地表に敷設したパイプの配置を変える場合の労力と比較して、はるかに少ない労力で、本実施形態に係るパイプの空中架設構造100を再構築することができる。
なお、本実施形態に係るパイプの空中架設構造100は上記のような構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、高張力ワイヤー113は工場101の壁に取り付けられたブラケットに固定されているが、例えば、工場101内の鉄骨を利用して、高張力ワイヤー113を張ることも可能である。
また、流体供給源としてのコンプレッサ102と流体搬送パイプ120との間、並びに、流体搬送パイプ120と流体供給先としての加工機械103との間はそれぞれ蛇腹状のプラスチック製パイプ141、142を介して接続されているが、蛇腹状のプラスチック製パイプ141、142に代えて、他の接続手段を用いることも可能である。
また、本実施形態におけるパイプ吊り下げ具130はリング状のワイヤーから構成されているが、パイプ吊り下げ具130はこれに限定されるものではなく、パイプ吊り下げ具130として他の道具または手段を用いることも可能である。
(第二の実施形態)
図7は、本発明の第二の実施形態に係るパイプの空中架設構造200の概略図である。
本実施形態に係るパイプの空中架設構造200は第一の工場201と第二の工場202との間に構築されている。
本実施形態に係るパイプの空中架設構造200は第一の実施形態に係るパイプの空中架設構造100と同様の構造を有している。このため、第一の実施形態に係るパイプの空中架設構造100における構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付す。
第一の工場201と第二の工場202との間の領域203は、河川、鉄道、高速道路などのパイプの敷設工事が不可能な領域であると想定する。
本実施形態に係るパイプの空中架設構造200によれば、第一の工場201と第二の工場202との間に、パイプの敷設工事が不可能な領域203が存在する場合であっても、空中に架設された流体搬送パイプ120を介して、流体供給源としての第一の工場201内のコンプレッサ102から流体供給先としての第二の工場202内の加工機械103に圧縮空気を供給することができる。
領域203が高速道路や鉄道である場合、流体搬送パイプ120が常に振動を受けることが予想される。本実施形態における流体搬送パイプ120は、上述のように、隣接するパイプに対して可撓性を有する基本パイプ150から構成されているため、振動を受けた場合であっても、その振動は基本パイプ150が有する可撓性により吸収されるため、流体搬送パイプ120が外れたり、落下したりすることはない。
(第三の実施形態)
図8は、本発明の第三の実施形態に係るパイプの空中架設構造300の概略図である。
本実施形態に係るパイプの空中架設構造300は、図8に示すように、地面350に立てられた中空の第一の供給ポール301と、地面350に立てられた中空の第二の供給ポール302と、第一の供給ポール301の頂点と第二の供給ポール302の頂点との間に掛け渡された高張力ワイヤー303と、第一の供給ポール301と第二の供給ポール302との間を延びる流体搬送パイプ320と、流体搬送パイプ320を高張力ワイヤー303に吊り下げるパイプ吊り下げ具330と、から構成されている。
本実施形態に係るパイプの空中架設構造300においては、高張力ワイヤー303は第一の供給ポール301の頂点と第二の供給ポール302の頂点との間に掛け渡されている。すなわち、第一の供給ポール301の頂点が第一の実施形態における第一の支点111に対応し、第二の供給ポール302の頂点が第一の実施形態における第二の支点112に対応している。
また、本実施形態における高張力ワイヤー303、流体搬送パイプ320及びパイプ吊り下げ具330はそれぞれ第一の実施形態における高張力ワイヤー113、流体搬送パイプ120及びパイプ吊り下げ具130と同一の構造を有している。
第一の供給ポール301の上端の付近には、フランジ304が形成されており、第一の供給ポール301はフランジ304を介して、流体搬送パイプ320の一端と接続されるようになっている。
また、第一の供給ポール301の下端の近辺には接続口305が設けられている。
地中にはガスを送るガス本管340が埋設されており、第一の供給ポール301は、接続口305において、ガスの流量を制御する流量制御バルブ341を介して、ガス本管340と接続されている。
このように、ガス本管340を流れるガスは、流量制御バルブ341、接続口305、第一の供給ポール301及びフランジ304を通過して、流体搬送パイプ320に送られる。
第二の供給ポール302の上端の付近には、フランジ306が形成されており、第二の供給ポール302はフランジ306を介して、流体搬送パイプ320の他端と接続されるようになっている。
また、第二の供給ポール302の下端の近辺には排出口307が設けられている。ガス本管340から第一の供給ポール301、流体搬送パイプ320及び第二の供給ポール302を介して送られてきたガスは排出口307から何れかの流体供給先に供給される。
以上のような構造を有する本実施形態に係るパイプの空中架設構造300においては、ガス本管340を流れるガスは、ガス本管340から流量制御バルブ341を介して第一の供給ポール301の内部に流れ込み、流体搬送パイプ320を通って、第二の供給ポール302に到達する。その後、第二の供給ポール302の排出口307から所定の流体供給先に送られる。
このように、本実施形態に係るパイプの空中架設構造300によれば、第一及び第二の実施形態と同様に、地表に配管のスペースを確保することができない、あるいは、困難な場合であっても、空中に架設された流体搬送パイプ320を介して、流体供給源としてのガス本管340から流体供給先にガスを供給することができる。
また、本実施形態における流体搬送パイプ320は、上述のように、隣接するパイプに対して可撓性を有する基本パイプ150から構成されているため、風その他の原因により振動を受けた場合であっても、その振動は基本パイプ150が有する可撓性により吸収されるため、流体搬送パイプ120が外れたり、落下したりすることはない。
なお、流体搬送パイプ320からガスが漏れる可能性も考えられる。仮に、地中に埋設されたパイプからガス漏れが生じた場合、漏れたガスは地中に蓄積されるか、あるいは、隙間を通って地上に排出される。何れの場合であっても、漏れたガスに何らかの原因で引火すれば、極めて危険である。これに対して、本実施形態の場合、流体搬送パイプ320からガス漏れが生じたとしても、火気がないため、引火のおそれがない。また、流体搬送パイプ320からガスが漏れたとしても、ガスは極めて短時間のうちに大気中に拡散するか、あるいは、上昇するため、引火の危険性は極めて少ない。
なお、本実施形態においては、第一の供給ポール301及び第二の供給ポール302の双方を用いたが、何れか一方のみを用いることも可能である。
また、本実施形態においては、第一の供給ポール301をガス本管340に接続したが、ガス本管のみならず、水道管その他の流体が流れる管に接続することが可能である。
なお、第一の供給ポール301及び第二の供給ポール302は、必要に応じて、吊り下げワイヤー、支持ワイヤーその他の手段により、自立を支えることが可能である。
(第四の実施形態)
図9は、本発明の第四の実施形態に係るパイプの空中架設構造400の概略図である。
本実施形態に係るパイプの空中架設構造400は、図8に示した第三の実施形態に係るパイプの空中架設構造300と比較して、支持ポール410をさらに備えている。
支持ポール410を備えている点を除いて、本実施形態に係るパイプの空中架設構造400は第三の実施形態に係るパイプの空中架設構造300と同一の構造を有している。
支持ポール410は第一の供給ポール301と第二の供給ポール302との間において地面350に立てられている。支持ポール410は、第一の供給ポール301及び第二の供給ポール302とは異なり、中空である必要はなく、中実のポールを支持ポール410として用いることができる。
高張力ワイヤー303は第一の供給ポール301及び第二の供給ポール302の各頂点並びに支持ポール410の頂点に掛け渡されている。
さらに、支持ポール410の上端の近辺には、基本パイプ150と同一の構造を有する接続用パイプ420が、その軸線が水平方向を向くように、取り付けられている。
このため、流体搬送パイプ320を構成する複数の基本パイプ150の一つとして接続用パイプ420を用いることにより、流体搬送パイプ320は必然的に支持ポール410に支持されることになる。
第一の供給ポール301と第二の供給ポール302との間の距離が長い場合には、第一の供給ポール301と第二の供給ポール302との間に支持ポール410を立てることにより、流体搬送パイプ320をより安定的に支持することが可能である。
なお、本実施形態に係るパイプの空中架設構造400は1個の支持ポール410のみを有するものとして構成したが、第一の供給ポール301と第二の供給ポール302との間の距離に応じて、2個以上の支持ポール410を立てることも可能である。
さらに、支持ポール410には接続用パイプ420を取り付けることは必ずしも必要ではなく、支持ポール410により、高張力ワイヤー303及び流体搬送パイプ320を単純に支持する構造とすることもできる。
(第五の実施形態)
図10は、本発明の第五の実施形態に係るパイプの空中架設構造500の概略図である。
本実施形態に係るパイプの空中架設構造500は、図9に示した第四の実施形態に係るパイプの空中架設構造400と比較して、分岐用パイプ510と分岐高張力ワイヤー520とをさらに備えている。
分岐高張力ワイヤー520は、その一端において、高張力ワイヤー303に接続され、他端において、各家庭530に接続されている。
分岐用パイプ510は、その一端において、流体搬送パイプ320に接続され、他端において、各家庭530の流量計540に接続されている。分岐用パイプ510は蛇腹状に形成されたプラスチック製のホースからなる。
分岐用パイプ510はパイプ吊り下げ具330を介して分岐高張力ワイヤー520に吊り下げられている。
本実施形態に係るパイプの空中架設構造500によれば、ガス本管340の工事期間中において、容易に各家庭530に仮設のガス管を敷設することができる。ガス本管340と各家庭530とを結ぶ仮設管の埋設工事を行う必要はなくなるため、無駄な土木工事を減らすことができる。
すなわち、従来の仮設管の配設時においては、各家庭530のガスメーターや水道メーターをガス本管340に接続させるため、道路を掘削して、ガス本管340を探すための土木作業が必須であった。
これに対して、本実施形態によれば、空中に架設される流体搬送パイプ320に分岐用パイプ510を接続させることにより、そのような土木作業を行う必要がなくなる。
なお、本実施形態においては、分岐用パイプ510は蛇腹状に形成されたプラスチック製のホースからなるものとしたが、分岐用パイプ510として、他の種類のホースまたはパイプを用いることも可能である。
本発明の第一の実施形態に係るパイプの空中架設構造の概略図である。 基本パイプの構造を示す分解斜視図である。 第一の基本パイプと第二の基本パイプとを相互に接続する一過程を示す斜視図である。 第一の基本パイプと第二の基本パイプとを相互に接続する一過程を示す斜視図である。 第一の基本パイプと第二の基本パイプとを相互に接続する一過程を示す斜視図である。 第一の基本パイプ及び第二の基本パイプの接続状況を示す概略図である。 本発明の第二の実施形態に係るパイプの空中架設構造の概略図である。 本発明の第三の実施形態に係るパイプの空中架設構造の概略図である。 本発明の第四の実施形態に係るパイプの空中架設構造の概略図である。 本発明の第五の実施形態に係るパイプの空中架設構造の概略図である。
符号の説明
100 本発明の第一の実施形態に係るパイプの空中架設構造
101 工場
102 コンプレッサ
103 加工機械
104 他の機械類
111 第一の支点
112 第二の支点
113 高張力ワイヤー
120 流体搬送パイプ
130 パイプ吊り下げ具
141、142 プラスチック製パイプ
150 基本パイプ
151 拡大径部
152 フランジ
153 貫通孔
154 突起
155 ボルト
156 ナット
160 可動フランジ
161 貫通孔
162 切り欠き
170 パッキン
200 本発明の第二の実施形態に係るパイプの空中架設構造
201 第一の工場
202 第二の工場
300 本発明の第三の実施形態に係るパイプの空中架設構造
301 第一の供給ポール
302 第二の供給ポール
303 高張力ワイヤー
304 フランジ
305 接続口
306 フランジ
307 排出口
320 流体搬送パイプ
330 パイプ吊り下げ具
341 流量制御バルブ
350 地面
400 本発明の第四の実施形態に係るパイプの空中架設構造
410 支持ポール
420 接続用パイプ
500 本発明の第五の実施形態に係るパイプの空中架設構造
510 分岐用パイプ
520 分岐高張力ワイヤー

Claims (12)

  1. 流体供給源から流体供給先へ流体を送るパイプの空中架設構造であって、
    第一の支点と第二の支点との間に掛け渡された高張力ワイヤーと、
    前記第一の支点と前記第二の支点との間を延びる中空の流体搬送パイプと、
    前記流体搬送パイプを前記高張力ワイヤーに吊り下げるパイプ吊り下げ具と、
    からなり、
    前記流体搬送パイプは相互に接続可能な複数の基本パイプからなり、第一の基本パイプに接続された第二の基本パイプは前記第一の基本パイプに対して軸方向に伸縮可能であり、かつ、前記第一の基本パイプに対して前記軸方向から傾斜する方向に屈曲可能であることを特徴とするパイプの空中架設構造。
  2. 地上に立てられた中空の第一の供給ポールを備え、
    前記第一の供給ポールが前記第一の支点を構成し、前記第一の供給ポールは前記流体供給源に接続され、
    前記流体供給源から供給された前記流体は前記第一の供給ポールから前記流体搬送パイプを経て前記流体供給先に供給されることを特徴とする請求項1に記載のパイプの空中架設構造。
  3. 地上に立てられた中空の第二の供給ポールを備え、
    前記第二の供給ポールが前記第二の支点を構成し、前記第二の供給ポールは前記流体供給先に接続され、
    前記流体供給源から供給された前記流体は前記流体搬送パイプから前記第二の供給ポールを経て前記流体供給先に供給されることを特徴とする請求項1または2に記載のパイプの空中架設構造。
  4. 前記第一の供給ポールと前記第二の供給ポールとの間に少なくとも一つの支持ポールが地上に立てられており、前記流体搬送パイプは前記支持ポールにより支持されるものであることを特徴とする請求項3に記載のパイプの空中架設構造。
  5. 前記支持ポールには前記流体搬送パイプと接続可能な接続用パイプが取り付けられており、前記流体搬送パイプは前記接続用パイプに接続されるものであることを特徴とする請求項4に記載のパイプの空中架設構造。
  6. 少なくとも一つの分岐用パイプをさらに備え、
    前記分岐用パイプは前記流体搬送パイプに接続され、前記流体を前記流体搬送パイプから分岐させて流すものであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のパイプの空中架設構造。
  7. 前記分岐用パイプは蛇腹状に形成されたプラスチック製のホースからなるものであることを特徴とする請求項6に記載のパイプの空中架設構造。
  8. 流体供給源から流体供給先へ流体を送るパイプを空中に架設する方法であって、
    第一の支点と第二の支点との間に高張力ワイヤーを掛け渡す第一の過程と、
    前記第一の支点と前記第二の支点との間を延びる中空の流体搬送パイプを前記高張力ワイヤーに吊り下げる第二の過程と、
    からなり、
    前記流体搬送パイプは相互に接続可能な複数の基本パイプからなり、第一の基本パイプに接続された第二の基本パイプは前記第一の基本パイプに対して軸方向に伸縮可能であり、かつ、前記第一の基本パイプに対して前記軸方向から傾斜する方向に屈曲可能であることを特徴とするパイプの空中架設方法。
  9. 前記第一の支点を構成する中空の第一の供給ポールを地上に立てる過程と、
    前前記第一の供給ポールを前記流体供給源に接続する過程と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載のパイプの空中架設方法。
  10. 前記第二の支点を構成する中空の第二の供給ポールを地上に立てる過程と、
    前記第二の供給ポールを前記流体供給先に接続する過程と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項8または9に記載のパイプの空中架設方法。
  11. 前記第一の供給ポールと前記第二の供給ポールとの間に少なくとも一つの支持ポールを地上に立て、前記流体搬送パイプを前記支持ポールにより支持する過程をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載のパイプの空中架設方法。
  12. 少なくとも一つの分岐用パイプを前記流体搬送パイプに接続し、前記流体を前記流体搬送パイプから分岐させて前記分岐用パイプ内を流す過程をさらに備えることを特徴とする請求項8乃至11の何れか一項に記載のパイプの空中架設方法。
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