JP2007190116A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】万が一、制御プリント配線基板上の高電流が流れる部分から発火した場合でも、その発火により上部枠体やパネル部材が類焼することがない洗濯機を実現する。
【解決手段】洗濯機本体17に積載した上部枠体18内に収容され洗濯機の運転を制御する電源用制御プリント配線基板(制御プリント配線基板)31を内装し第1の舟状のケース(舟状のケース)36内に、電源用制御プリント配線基板31を内装した状態で、ポッティング材を充填することで防水保護された電源用制御プリント配線基板ユニット(制御プリント配線基板ユニット)38を形成し、電源用制御プリント配線基板31上に実装され高電流が流れるリレー(電装部品)42a、トライアック(電装部品)42bおよび雄コネクタ(コネクタ部)40a、40b、雌コネクタ(コネクタ部)41a、41bの上方が、カバー体(金属部材)43で覆われる構成としたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御プリント配線基板が防水保護された制御プリント配線基板ユニットを有する洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は図4に示すような構成が一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
以下、その構成について図4を用いて説明する。洗濯槽1を収納した洗濯機本体2の上部には上部枠体3が装着され、上部枠体3の略中央部には衣類投入口4が形成され、衣類投入口4は蓋5で開閉自在に覆われている。また、上部枠体3の後部には、給水を制御する電磁給水弁6と、その電磁給水弁6に連通し洗濯槽1内に給水する注水口部材7とが内蔵され、その上方を後部パネル部材8で覆っている。
また、上部枠体3の前部には、略凹状の制御プリント配線基板収納部9が形成され、ボタン10を有する前部パネル部材11が制御プリント配線基板収納部9を上方より被装している。前部パネル部材11の裏面には、スイッチ(図示せず)を有する制御プリント配線基板ユニット12が装着されている。また、制御プリント配線基板12上には、高電流(例えば、3アンペア(A)以上)が流れる交流電源やモータ(図示せず)等と接続されたリード線13の先端部が挿着されるコネクタ部14や電装部品15が実装されている。
特開平5−123492号公報
しかしながら、前記従来の構成では、電装部品15の部品不良、コネクタ部14のガタツキ、或いは加締め不良、水や蒸気の浸入等が原因で、万が一、電装部品15やコネクタ部14から発火した場合、前部パネル部材11は、PP(ポリ・プロプレン)やABS(アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン)等の熱可塑性樹脂で形成されているため、電装部品15やコネクタ部14からの発火により、上部枠体3や前部パネル部材11が類焼してしまうといった課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、電装部品の部品不良、コネクタ部のガタツキ、或いは加締め不良、水や蒸気の浸入等が原因で、万が一、制御プリント配線基板上の高電流が流れる電装部品やコネクタ部から発火した場合でも、その発火により上部枠体やパネル部材が類焼することがない洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、洗濯機本体と、前記洗濯機本体に積載した上部枠体と、前記上部枠体内に収容され洗濯機の運転を制御する制御プリント配線基板と、前記制御プリント配線基板を内装し上面が開放された舟状のケースと、前記制御プリント配線基板を前記舟状のケース内に内装した状態で前記舟状のケース内にウレタン樹脂等によりなるポッティング材を充填することで前記制御プリント配線基板が防水保護された制御プリント配線基板ユニットとを備え、前記制御プリント配線基板ユニットは、前記制御プリント配線基板上に実装された電装部品およびコネクタ部のうち、少なくとも高電流が流れる前記電装部品およびコネクタ部の上方が、金属部材で覆われる構成としたものである。
これによって、制御プリント配線基板上の高電流が流れる電装部品の部品不良、コネクタ部のガタツキ、或いは加締め不良、水や蒸気の浸入等が原因で、万が一、電装部品やコネクタ部から発火した場合でも、電装部品およびコネクタ部の上方を覆う金属部材にて、発火の拡大を防ぐことができることとなる。
本発明の洗濯機は、制御プリント配線基板上の高電流が流れる電装部品の部品不良、コネクタ部のガタツキ、或いは加締め不良、水や蒸気の浸入等が原因で、万が一、電装部品やコネクタ部から発火した場合でも、PPやABS等の熱可塑性樹脂で形成された上部枠体やパネル部材が類焼してしまうことを防止することができる。
本発明の請求項1記載の発明は、洗濯機本体と、前記洗濯機本体に積載した上部枠体と、前記上部枠体内に収容され洗濯機の運転を制御する制御プリント配線基板と、前記制御プリント配線基板を内装し上面が開放された舟状のケースと、前記制御プリント配線基板を前記舟状のケース内に内装した状態で前記舟状のケース内にウレタン樹脂等によりなるポッティング材を充填することで前記制御プリント配線基板が防水保護された制御プリント配線基板ユニットとを備え、前記制御プリント配線基板ユニットは、前記制御プリント配線基板上に実装された電装部品およびコネクタ部のうち、少なくとも高電流が流れる前記電装部品およびコネクタ部の上方が、金属部材で覆われる構成とした洗濯機とすることにより、制御プリント配線基板上の高電流が流れる電装部品の部品不良、コネクタ部のガタツキ、或いは加締め不良、水や蒸気の浸入等が原因で、万が一、電装部品やコネクタ部から発火した場合でも、電装部品およびコネクタ部の上方を覆う金属部材にて、発火の拡大を防ぐことができ、PPやABS等の熱可塑性樹脂で形成された上部枠体やパネル部材が類焼してしまうことを防止することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の金属部材は、舟状のケースに固定される構成としたことにより、別途、金属部材を取り付けるための構成を形成する必要がないため、安価に金属部材を取り付けることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の制御プリント配線基板ユニットは、制御プリント配線基板上に高電流が流れる電装部品およびコネクタ部が実装された電源用制御プリント配線基板ユニットと、制御プリント配線基板上に信号等の低電流しか流れない電装部品およびコネクタ部が実装された操作用制御プリント配線基板ユニットに分割され、金属部材は、前記電源用制御プリント配線基板ユニット側に設けられる構成としたことにより、高電流が流れる電装部品およびコネクタ部を電源用制御プリント配線基板ユニット側に集約することで、金属部材で覆う範囲を限定することができるので、金属部材を小さくすることができ、金属部材を安価にすることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の電源用制御プリント配線基板ユニットは、開放された上面が横方向を向き、舟状のケースの両側壁がそれぞれ上下方向を向くように立てた状態で上部枠体に装着される構成としたことにより、舟状のケースの両側壁がそれぞれ横方向に向くようにした状態で上部枠体に装着される構成とした場合に比較して、覆う面積を少なくすることができるので、金属部材をさらに小さくすることができ、金属部材をさらに安価にすることができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の金属部材は、高電流が流れる前記電装部品およびコネクタ部の上方を覆うとともに舟状のケースの外側から側壁に沿うように形成された第1金属部分と、前記第1の金属部分に対し略直角に形成され前記舟状のケースの底面に沿うように形成された第2の金属部分とから構成され、前記第1の金属部分に、前記舟状のケースの上端部に前記上端方向から底面方向に向けて引っ掛かるように形成された略L字状の引掛け部が設けられ、前記舟状のケースを前記略L字状の引掛け部と前記第2の金属部分とにより挟むことで、電源用制御プリント配線基板ユニットに固定される構成としたことにより、挟むだけで、金属部材を電源用制御プリント配線基板ユニットに固定できるので、固定のためのねじ等が不要となり、安価に金属部材を取り付けることができる。
第6の発明は、特に、第5の発明の金属部材の第1金属部分の先端部分は、制御プリント配線基板の反対側に折り曲がる構成としたことにより、コネクタ部に接続されたリード線が金属部材の先端部分に当接したとしても、傷ついたりすることはなく、安全にリード線を引き回すことができる。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明の上部枠体に凹部を設け、制御プリント配線基板ユニットは、前記凹部内に載設され、前記凹部は、前記制御プリント配線基板ユニットと金属部材が載設された状態で、外観パネル部材にて覆われる構成としたことにより、金属部材が所定の位置に取り付けられたのを確認した後、外観パネル部材を上部枠体に取り付けるので、金属部材を確実に所定の位置に取り付けることができるので、万が一、制御プリント配線基板上の高電流が流れる電装部品やコネクタ部から発火した場合でも、その発火により上部枠体やパネル部材が類焼するのをさらに確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の上部枠体の分解斜視図、図2は、同洗濯機のカバー体(金属部材)の斜視図、図3は、同洗濯機のカバー体(金属部材)と制御プリント配線基板の組立斜視図を示すものである。
図1において、洗濯槽16を収納した洗濯機本体17の上部には、PP(ポリ・プロプレン)やABS(アクリルニトリル・ブタジエン・スチレン)等の熱可塑性樹脂で形成された上部枠体18が装着されている。上部枠体18には、略中央部に洗濯槽16に衣類を投入するための衣類投入口19を形成している。衣類投入口19は、後方で軸支された蓋20で開閉自在に覆われている。衣類投入口19の前方には、前部凹部21が形成され、衣類投入口19の側方には、側部凹部22が形成されている。前部凹部21は、表示部23および操作ボタン24等を有しPPやABS等の熱可塑性樹脂で形成された操作表示パネル部材25にて覆われる構成としており、側部凹部22は、PPやABS等の熱可塑性樹脂で形成された外観パネル部材26にて覆われる構成としている。
また、上部枠体18の後部には、給水を制御する電磁給水弁27と、その電磁給水弁27に連通し洗濯槽16内に給水する注水口部材28とが内蔵され、その上方を後部パネル部材29で覆っている。
洗濯機の運転を制御する制御プリント配線基板は、交流電源およびモータ(図示せず)等の駆動部品とリード線30a、30bを介して接続された電源用制御プリント配線基板31と、電源用制御プリント配線基板31と信号リード線32で接続され操作表示パネル部材25の表示部23の対応位置に設けた表示電装部品33、および操作ボタン24の対応位置に設けた操作電装部品34等が実装された操作用制御プリント配線基板35とに分割されている。
電源用制御プリント配線基板31および操作用制御プリント配線基板35は、それぞれ上面が開放された第1の舟状のケース36および第2の舟状のケース37内に内装された状態で、第1の舟状のケース36および第2の舟状のケース37内にウレタン樹脂等によりなるポッティング材が充填され、電源用制御プリント配線基板31および操作用制御プリント配線基板35が防水保護された電源用制御プリント配線基板ユニット38および操作用制御プリント配線基板ユニット39が形成されている。
上記したように、操作用制御プリント配線基板35は、電源用制御プリント配線基板31と信号リード線32で接続されており、操作用制御プリント配線基板35上には、低電流(例えば、1A以下)で動作する表示電装部品33および操作電装部品34等が実装されているのみで、高電流(例えば3A以上)が流れることはない構成となっている。
一方、電源用制御プリント配線基板31には、交流電源から電流が入力されるリード線30aの先端に設けた雄コネクタ40aが挿着される雌コネクタ41aが実装され、モータ(図示せず)等の駆動部品へ電流を出力するリード線30bの先端に設けた雄コネクタ40bが挿着される雌コネクタ41bが実装されるとともに、交流電源からの電流用のリレー42aやモータへの通電を制御するためのトライアック42b等が実装されている。モータ駆動時において、雌コネクタ41a、41b、雄コネクタ40a、40b、リレー42aおよびトライアック42bには、高電流(例えば3A以上)が流れることとなる。
操作用制御プリント配線基板ユニット39が、操作表示パネル部材25の裏面にねじ止め固定された後、操作表示パネル部材25が、前部凹部21を覆うように取り付けられる。このように、操作用制御プリント配線基板ユニット39を前部に配置させることで、使用者が操作しやすいようにしている。
電源用制御プリント配線基板ユニット38は、その長手方向が前後方向に位置するとともに、第1の舟状のケース36の開放された上面が横方向を向き、両側壁36a、36bがそれぞれ上下方向を向くように立てた状態で、側部凹部22にねじ止め固定されている。この状態において、構成電源用制御プリント配線基板31上に実装された雌コネクタ41a、41b、その雌コネクタ41a、41bに挿着される雄コネクタ40a、40b、交流電源からの電流用のリレー42aおよびモータへの通電を制御するためのトライアック42bは、電源用制御プリント配線基板31の後部側に集中するように設けられている。
このように集中して設けられた雌コネクタ41a、41b、雄コネクタ40a、40b、リレー42aおよびトライアック42bの上方には、不燃性の金属材料で形成されたカバー体(金属部材)43を設けている。このカバー体43の構成について、図2および図3を用いて説明する。
図2において、カバー体43は、第1の金属部分44と第2の金属部分45とを有し、第1の金属部分44と第2の金属部分45とが略直角になるように形成されている。第1の金属部分44には、先端部分46aが第2の金属部材45方向に向くように略L字状に形成された引掛け部46が設けられている。また、第2の金属部分45の一辺には、第2の金属部分45に対し略直角になるように位置決めリブ47が設けられている。さらに、第1の金属部分44において、第2の金属部分45との接続部分の反対側の先端部分は、第2の金属部分45に対して反対側に折れ曲がるように先端保護部48aを設けている。なお、第1の金属部分44の両側端部にも、同方向に折れ曲がる先端保護部48bを設けている。
このような構成におけるカバー体43は、図3に示すように、電源用制御プリント配線基板ユニット38に取り付けられる。この取り付け方法について、以下に説明する。
図3において、カバー体43は、引掛け部46を先端部分46aが電源用制御プリント配線基板ユニット38の底面方向に向いて第1の舟状のケース36の上方に位置する側壁36aの上端部36cに引っ掛けるとともに、第1の金属部分44は側壁36aに沿うように位置し、また、第2の金属部分45は第1の舟状のケース36の底面36eに沿うように位置している。このとき、第2の金属部分45の一辺に設けた位置決めリブ47が、第1の舟状のケース36の後方側に位置するの後方側壁36dに沿うことで、カバー体43の電源用制御プリント配線基板ユニット38に対する位置決めがなされている。
また、第1の金属部分44の前後方向(矢印a方向)の長さは、集中して設けられた雌コネクタ41a、41b、雄コネクタ40a、40b、リレー42aおよびトライアック42bが全て覆われ、かつ、さらに雌コネクタ41a、41b、雄コネクタ40a、40b、リレー42aおよびトライアック42bのうち最前に位置する部品よりも所定寸法長くなるように設定されている。
さらに、第1の金属部分44の左右方向(矢印b方向)の長さは、外観パネル部材26の天面内部の形状にほぼ沿うような長さに設定されている。
上記構成において、その作用を説明する。
上記したように、モータ駆動時において、雌コネクタ41a、41b、雄コネクタ40a、40b、リレー42aおよびトライアック42bには、高電流(例えば3A以上)が流れる。通常の使用状態においては、全く問題はないが、リレー42a、トライアック42bに部品不良があった場合、雌コネクタ41a、41bと雄コネクタ40a、40bのガタツキ、加締め不良、あるいはリード線30a、30bの一部断線があった場合、あるいはその部分へ水や蒸気が浸入した場合など、電装部品やコネクタ部から発火するおそれがある。このような場合でも、その発火の拡大をカバー体43の第1の金属部分44で防ぐことができるので、PPやABS等の熱可塑性樹脂で形成された外観パネル部材26が、類焼してしまうことを防止することができる。
また、電源用制御プリント配線基板ユニット38は、その長手方向が前後方向に位置するとともに、第1の舟状のケース36の開放された上面が横方向を向き、両側壁36a、36bがそれぞれ上下方向を向くように立てた状態で、側部凹部22にねじ止め固定されていることにより、カバー体43の第1の金属部分44の大きさを、第1の舟状のケース36の開放された上面が上方向を向き、両側壁36a、36bがそれぞれ横方向を向くようにした状態で雌コネクタ41a、41b、雄コネクタ40a、40b、リレー42aおよびトライアック42bを覆うようにした場合に対し、小さくすることができ、カバー体43を安価にすることができる。
また、カバー体43は、引掛け部46を先端部分46aが電源用制御プリント配線基板ユニット38の底面方向に向いて第1の舟状のケース36の上方に位置する側壁36aの上端部36cに引っ掛けるとともに、第1の金属部分44は側壁36aに沿うように位置し、また、第2の金属部分45は第1の舟状のケース36の底面36eに沿うように位置するように構成しているので、ねじ等の固定部品が不要となり、安価にカバー体43を取り付けることができる。このとき、位置決めリブ47は、第1の舟状のケース36の後方側に位置するの後方側壁36dに沿うように形成されているので、カバー体43の電源用制御プリント配線基板ユニット38に対する位置決めがなされるとともに、前方向に位置ずれを防止することができる。なお、後方向への位置ずれは、側部凹部22の後部にリブ(図示せず)を設けることで防止することができる。
また、リード線30a、30bは、第1の金属部分44の近傍を引き回されることとなるが、第1の金属部分44の端部には、電源用制御プリント配線基板31に対して反対側に折れ曲がる先端保護部48a、48bが設けられているので、リード線30a、30bの被覆が、第1の金属部分44の端部のエッジで傷ついたりすることはなく、安全にリード線30a、30bを引き回すことができる。
また、電源用制御プリント配線基板ユニット38にカバー体43を取り付けた状態で、側部凹部22にねじ止め固定し、その後、外観パネル部材26を取り付けるように構成しているので、カバー体43が所定の位置に取り付けられたのを確認した後、外観パネル部材26を上部枠体18に取り付けるので、カバー体43を確実に所定の位置に取り付けることができるので、万が一、雌コネクタ41a、41b、雄コネクタ40a、40b、リレー42aおよびトライアック42bから発火した場合でも、その発火により外観パネル部材26が類焼するのをさらに確実に防止することができる。
なお、本実施の形態1においては、モータ駆動時において、高電流(例えば3A以上)が流れる電装部品やコネクタ部を雌コネクタ41a、41b、雄コネクタ40a、40b、リレー42aおよびトライアック42bとしたが、それ以外にも存在してもよく、その場合もその部分をカバー体43で覆えばよい。
また、図1に示すように、外観パネル部材26の裏面において、高電流が流れる雌コネクタ41a、41b、雄コネクタ40a、40b、リレー42aおよびトライアック42bの対応位置に広範囲でアルミテープ49を貼付することで、さらに外観パネル部材26が類焼することを防止することができ、さらに安全性を向上させることができる。
本発明にかかる洗濯機は、制御プリント配線基板上の高電流が流れる電装部品の部品不良、コネクタ部のガタツキ、或いは加締め不良、水や蒸気の浸入等が原因で、万が一、電装部品やコネクタ部から発火した場合でも、PPやABS等の熱可塑性樹脂で形成された上部枠体やパネル部材が類焼しまうことを防止することができるので、制御プリント配線基板が防水保護された制御プリント配線基板ユニットを有する洗濯機として有用である。
本発明の第1の実施の形態における洗濯機の上部枠体の分解斜視図 同洗濯機のカバー体の斜視図 同洗濯機のカバー体と制御プリント配線基板の組立斜視図 従来の洗濯機の構成図
符号の説明
17 洗濯機本体
18 上部枠体
31 電源用制御プリント配線基板(制御プリント配線基板)
36 第1の舟状のケース(舟状のケース)
38 電源用制御プリント配線基板ユニット(制御プリント配線基板ユニット)
40a、40b 雄コネクタ(コネクタ部)
41a、41b 雌コネクタ(コネクタ部)
42a リレー(電装部品)
42b トライアック(電装部品)
43 カバー体(金属部材)

Claims (7)

  1. 洗濯機本体と、前記洗濯機本体に積載した上部枠体と、前記上部枠体内に収容され洗濯機の運転を制御する制御プリント配線基板と、前記制御プリント配線基板を内装し上面が開放された舟状のケースと、前記制御プリント配線基板を前記舟状のケース内に内装した状態で前記舟状のケース内にウレタン樹脂等によりなるポッティング材を充填することで前記制御プリント配線基板が防水保護された制御プリント配線基板ユニットとを備え、前記制御プリント配線基板ユニットは、前記制御プリント配線基板上に実装された電装部品およびコネクタ部のうち、少なくとも高電流が流れる前記電装部品およびコネクタ部の上方が、金属部材で覆われる構成とした洗濯機。
  2. 金属部材は、舟状のケースに固定される構成とした請求項1記載の洗濯機。
  3. 制御プリント配線基板ユニットは、制御プリント配線基板上に高電流が流れる電装部品およびコネクタ部が実装された電源用制御プリント配線基板ユニットと、制御プリント配線基板上に信号等の低電流しか流れない電装部品およびコネクタ部が実装された操作用制御プリント配線基板ユニットに分割され、金属部材は、前記電源用制御プリント配線基板ユニット側に設けられる構成とした請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 電源用制御プリント配線基板ユニットは、開放された上面が横方向を向き、舟状のケースの両側壁がそれぞれ上下方向を向くように立てた状態で上部枠体に装着される構成とした請求項3に記載の洗濯機。
  5. 金属部材は、高電流が流れる前記電装部品およびコネクタ部の上方を覆うとともに舟状のケースの外側から側壁に沿うように形成された第1金属部分と、前記第1の金属部分に対し略直角に形成され前記舟状のケースの底面に沿うように形成された第2の金属部分とから構成され、前記第1の金属部分に、前記舟状のケースの上端部に前記上端方向から底面方向に向けて引っ掛かるように形成された略L字状の引掛け部が設けられ、前記舟状のケースを前記略L字状の引掛け部と前記第2の金属部分とにより挟むことで、電源用制御プリント配線基板ユニットに固定される構成とした請求項4に記載の洗濯機。
  6. 金属部材の第1金属部分の先端部分は、制御プリント配線基板の反対側に折り曲がる構成とした請求項5記載の洗濯機。
  7. 上部枠体に凹部を設け、制御プリント配線基板ユニットは、前記凹部内に載設され、前記凹部は、前記制御プリント配線基板ユニットと金属部材が載設された状態で、外観パネル部材にて覆われる構成とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の洗濯機。
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