JP2007189988A - 天敵虫用捕虫機 - Google Patents

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Abstract

【課題】自然界に存在する天敵虫を捕集し、捕集した天敵虫を植物栽培用のビニールハウス等の施設内に放ち、農薬を用いずに害虫を除去する天敵虫用捕虫機を提供する。
【解決手段】背負式あるいは台車搭載の送風発生手段11と、該送風発生手段11に連結される送風管12と、該送風管12の送風口と対向した開口14aを備えた袋状の捕虫網14を備え、該捕虫網14は、開口14aに捕集する虫が通過可能なゴミ除去用のネット16を取り付けていると共に、袋部の奥端に捕虫収容用の容器18を着脱自在に取り付けており、前記送風により捕虫網14内に害虫の天敵となる虫(天敵虫M)を追い込むと共に更に容器18内に集め、捕虫終了後に容器18を袋部から分離して容器18内の天敵虫Mを取り出せる構成としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、天敵虫用捕虫機に関し、詳しくは、野菜、茶、花等の果葉類に付着する害虫を天敵となる虫を活用して減農薬栽培を行うため、該天敵となる虫を効率良く捕集するものでる。
従来、果葉類の害虫防除方法として、各種農薬からなる殺虫剤を使用されている。
しかしながら、野菜や果実の種類によっては付着する害虫に対して有効な農薬が少ない場合があると共に、マメハモグリバエ、コナガ等の薬剤抵抗性のある難防除害虫に対しては農薬による殺虫効果が低い。また、近時、消費者の安全・健康志向から残留農薬が問題となり、無農薬・減農薬栽培に対する要望が強くなってきている。
農薬を用いずに害虫を駆除する方法としては、特開2001−78645号公報(特許文献1)等で提供されている害虫駆除装置を用いて物理的方法により害虫を駆除したり、特開平11−253069号公報(特許文献2)のように害虫の天敵となる虫を飼育して、飼育した天敵虫により害虫を駆除する方法がある。
しかしながら、特許文献1で提供されている害虫駆除装置では、作物を叩き付けて害虫を掻き入れる構成としているため作物を傷めやすい問題がある。
一方、天敵を活用した場合、例えば、ナス、シシトウ等に付着するアザミウマ類、ハダニ類及びアブラムシ類は難防除害虫であるが、これら害虫に対する有力な天敵であるヒメハナムメシ類を用いると害虫の抑制することができる。
しかしながら、特許文献2のように天敵虫を飼育する方法では、天敵虫の飼育に手間と時間がかかりコスト高になる問題がある。
特開2001−78645号公報 特開平11−253069号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、作物に被害をもたらす害虫の天敵虫を飼育することによって得るのではなく、自然界に存在する天敵虫を効率良く捕集し、捕集した天敵虫を植物栽培用のビニールハウスや野菜工場等の施設内に放つことのできる天敵虫用捕虫機を提供することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、
背負式あるいは台車搭載の送風発生手段と、
前記送風発生手段に連結される送風管と、
前記送風管の送風口と対向した開口を備えた袋状の捕虫網を備え、
前記捕虫網は、前記開口に捕集する虫が通過可能なゴミ除去用のネットを取り付けていると共に、袋部の奥端に捕虫収容用の容器を着脱自在に取り付けており、
前記送風により捕虫網内に害虫の天敵となる虫(天敵虫)を追い込むと共に更に容器内に集め、捕虫終了後に前記容器を袋部から分離して容器内の天敵虫を取り出せる構成としていることを特徴とする天敵虫用捕虫機を提供している。
前記構成によれば、送風口からの送風により植物等にとまっている天敵虫を捕虫網に追い込み、捕虫網の袋部の奥端に設けた容器内に集めることができる。
このように天敵虫を捕虫網に追い込む際、捕虫網の開口に設けたゴミ除去用のネットにより雑草や捕集したい天敵虫よりも大きな虫等を塞き止めて、これら雑草や大きな虫が捕虫網内に入り込まないようにして分別している。これにより、捕集したい天敵虫よりも大きな雑草等のゴミや虫を取り除くことができ、天敵虫を効率良く集めることができる。
前記ゴミ除去用のネットの網糸の間隔は3.0〜10.0mmとして、捕集したい天敵虫が通過できるよう、天敵虫よりも大きく設定している。
また、捕集網は捕獲した天敵虫を逃がさないため、捕集網の網糸の間隔は天敵虫の大きさに応じて設定しているが、例えば、1.0mm以下のメッシュとしていることが好ましい。
前記構成によれば、ゴミ除去用のネットを通過して捕虫網内に入り込んだ天敵虫を捕虫網の網目から外部へ抜け出さないようにして奥端の容器内に集めることができる。
例えば、天敵虫としてヒメハナカメムシ類を捕集したい場合、ゴミ除去用ネットの網糸の間隔を3.0〜5.0mmとして、ヒメハナカメムシ類はゴミ除去用のネットを通過させる一方、不要なカスミカメムシ等はゴミ除去用のネットで引っ掛けて捕虫網内に入れないようにしていることが好ましい。また、捕虫網の網糸の間隔は捕集する天敵虫であるヒメハナカメムシ類が通過できないよう0.7〜0.8mmとしている。
さらに、捕虫網内に入り込んだ天敵虫よりも小さな虫等を効率良く捕虫網の外部に追い出すため、捕虫網の送風方向に直交する捕虫網の断面積を奥端側へいくにしたがって小さくしていることが好ましい。
前記構成によれば、捕虫網内に追い込まれた天敵虫の大部分が一旦捕虫網に引っ掛かった後、容器内に集められるのに対して、天敵虫よりも小さな虫やゴミは捕虫網の網目を通過させて外部へ追い出すことができる。
また、天敵虫を捕集する前記容器は捕虫網の袋部に対して着脱自在に取り付けているため、該容器に天敵虫を集めた後、容器を捕虫網の袋部から取り外し、容器のみを植物栽培用のビニールハウスや野菜工場等の施設内まで搬送して、該施設内で容器から天敵虫を取り出して放つことができる。
このように、天敵虫を集める容器を捕虫網の袋部に取り付け自在としているため、天敵虫の捕集作業中に容器が天敵虫で一杯になれば、該容器を空の容器と取り替えればよく、捕虫機自体を前記施設まで運んだり、捕虫網を捕虫機から取り外す必要がなく、捕集作業を効率良く行うことができる。
前記容器には天敵虫の出入口となる開口を閉鎖する蓋を着脱自在に取り付けられるようにし、容器を捕虫網の袋部から取り外した後に開口を蓋で閉鎖して捕集した天敵が逃げないようにしていることが好ましい。該蓋には天敵虫が通過できない大きさの通気用の孔を設けている。
このように、本発明の天敵虫用捕虫機で捕集した天敵虫をビニールハウスや野菜工場等の植物栽培施設内に放つことにより、該天敵虫によって作物に被害をもたらす害虫を駆除でき、農薬を用いずに無農薬野菜等の作物を生産することが可能となる。
前記捕虫網の開口を囲むフレームを前記送風管の中間部で支持すると共に、該フレームに前記捕虫網の先端縁および前記ネットの周縁を取り付けている一方、
前記送風管の先端に前記開口に向いた噴射ノズルを取り付けると共に、植物接触棒を捕虫網側に向けて突出させ、
前記植物接触棒を植物に接触させて、該植物に付いている前記天敵虫を飛び立たせた状態で、前記送風口からの送風で捕虫網内で捕獲する構成としていることが好ましい。
前記構成によれば、植物に付いている天敵虫を送風のみによって飛び立たせて捕獲するのではなく、予め植物接触棒を植物に接触させることにより植物に付いた天敵虫を飛び立たせておき、そこに送風を当てることにより容易に天敵虫を捕獲することができる。
よって、送風だけでは植物から飛び立たない天敵虫も前記植物接触棒により飛び立たせて捕獲することができ、かつ、送風だけで天敵虫を飛び立たせる場合に比べて弱い送風でも天敵虫を捕獲することができる。
また、前記送風管の先端に前記捕虫網の開口に向いた噴射ノズルを取り付けており、植物に近接する位置で前記噴射ノズルから送風を植物に当てて植物に付いた前記天敵虫を吹き飛ばし、前記捕虫網内で捕獲する構成としてもよい。
前記構成によれば、植物に付いた飛び立たない虫も送風により吹き飛ばして捕獲することができる。
前記捕虫網の開口と対向配置する送風管に左右幅方向に突出する取付材を設け、該取付材の端部から一対の前記植物接触棒を突出させ、その他端を前記捕虫網の開口フレームの下枠部の幅方向両側と連結していることが好ましい。
前記構成によれば、捕虫機を左右幅方向に突出させた一対の植物接触棒により支持されて安定した状態で天敵虫の捕獲作業を行うことができる。
また、取付材は植物を上方から叩き、前記天敵虫を植物から追い出すことに使え、噴射ノズルの効果と合わせて天敵虫の捕獲作業を効率良く行うことができる。
前述したように、本発明によれば、送風口からの送風により植物等にとまっている天敵虫を捕虫網に追い込み、捕虫網の先端に設けたゴミ除去用のネットで分別された天敵虫を捕虫網の袋部の奥端に設けた容器内に効率良く集めることができる。
また、前記容器は捕虫網の袋部に対して着脱自在に取り付けているため、該容器に天敵虫を集めた後、容器を捕虫網の袋部から取り外し、容器のみを植物栽培用のビニールハウスや野菜工場等の施設内まで搬送して、該施設内で容器から天敵虫を取り出して放つことができる。
さらに、本発明の捕虫機に植物接触棒を設け、該植物接触棒を予め植物に接触させることにより天敵虫を飛び立たせておき、そこに送風を当てて天敵虫を捕獲する構成とすると、より多くの天敵虫を効率良く捕獲することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6は、本発明の第1実施形態を示し、天敵虫用捕虫機10は、背負式の送風発生手段11と、該送風発生手段11に連結された送風管12と、該送風管12の先端に取り付けた噴射ノズル13からなる送風口と対向した開口14aを備えた袋状の捕虫網14を備えている。
天敵虫捕獲用の捕虫網14は、網糸の間隔を1.0mm以下としたメッシュからなり、対向位置に大きな開口14aと該開口14aよりも小さな開口14bを設け、先端側の開口14aから後端側の開口14bへいくにしたがって縮径した形状としている。
前記捕虫網14の開口14aの周縁には、図3に示すように、開口14aを囲む矩形枠からなるフレーム15を取り付けており、該フレーム15の内周面にゴミ除去用のネット16を取り付けて、捕虫網14の開口14aにネット16を設けている。ゴミ除去用のネット16は、網糸の間隔を4.0mmとして、天敵虫は通過できるが、天敵虫よりも大きな草等のゴミや虫は通過できない構成としている。
また、捕虫網14の開口14bの周縁にも、図3に示すように、開口14bを囲む円環形状のフレーム17を取り付けている。該フレーム17には、一端開口の円筒状の捕虫収容用の容器18を着脱自在に取り付けている。
なお、本実施形態では、容器18の開口端側をフレーム17に圧入により固定しているが、フレーム17と容器18とをロック結合やネジ締めにより着脱自在に取り付ける構成としてもよい。
前記捕虫網14を取り付けたフレーム15の上端には、図1に示すように、送風管12の中間部に取り付けた支持片19を連結する一方、フレーム15の下端には、送風管12の先端から延在させた後述の植物接触棒21を連結して、フレーム15を所定位置に位置決め固定している。この状態で、捕虫網14の開口14aが送風管12の送風口(噴射ノズル13)と対向する一方、容器18は捕虫網14の袋部の奥端に取り付けられた状態となる。捕虫網14の開口14aは送風管12の軸線方向に対して直交させており、天敵虫用捕虫機10を使用するときに、開口14aが地面に対して約60度傾斜した状態となるように設定している。
前記送風管12の先端には左右方向に取付材20を突設し、該取付材の両端から左右一対の植物接触棒21を突出させて捕虫網14側へ延在させ、その他端を捕虫網14に取り付けたフレーム15の下枠部の幅方向両側と連結している。
また、送風管12の後方側には、把持部22aを有するハンドル22と、送風管12の送風口からの送風量を調節するスロットル23を設けている。
背負式の送風発生手段11としては、原動機付きのブロア24を用い、該ブロア24を肩掛け保持具25上に取り付けている。
次に、前記天敵虫用捕虫機10の使用方法について説明する。
図4に示すように、作業者Hは送風発生手段11を背負い、一方の手でハンドル22の把持部22aを持つと共に他方の手でスロットル23を押圧し、植物に近接する位置で噴射ノズル13より送風を植物に当てながら天敵虫用捕虫機10を移動させる。
こうすると、取付材20および植物接触棒21が植物に接触し、該植物に付いていた天敵虫Mが飛び立つ。この飛び立った天敵虫Mに噴射ノズル13からの送風で、捕虫網14内に送りこんで捕獲する。なお、天敵虫Mより大きな雑草等のゴミや虫は、捕虫網14の開口14aに設けたゴミ除去用のネット16に引っ掛かって捕虫網14内に入らないようにしている。
捕虫網14内に捕獲された天敵虫Mはさらに送風により奥端の容器18まで送り込まれて収容される。
容器18に天敵虫Mが溜まった後、図6に示すように、容器18を捕虫網14から取り外し、容器18の開口を蓋(図示せず)で閉鎖して、該容器18を所要の施設まで搬送する。植物栽培用のビニールハウスや野菜工場内で容器18から蓋を取り外し、天敵虫Mを容器18から取り出して施設内部に放つと、天敵虫Mにより植物に付いた害虫を駆除することができる。
前記構成によれば、送風管12の先端に設けた送風口からの送風により植物等にとまっている天敵虫Mを捕虫網14に追い込み、捕虫網14の先端に設けたゴミ除去用のネット16で分別された天敵虫Mを捕虫網14の袋部の奥端に設けた容器18内に集めることができる。
また、天敵虫用捕虫機10に設けた植物接触棒21を予め植物に接触させることにより天敵虫Mを飛び立たせておき、そこに送風を当てて天敵虫Mを捕獲しているため、より多くの天敵虫Mを効率良く捕獲することができる。
さらに、容器18は捕虫網14の袋部に対して着脱自在に取り付けているため、該容器18に天敵虫Mを集めた後、容器18を捕虫網14の袋部から取り外し、容器18のみを植物栽培用のビニールハウスや野菜工場等の施設内まで搬送して、該施設内で容器18から天敵虫Mを取り出して放つことができる。
なお、本実施形態では送風発生手段11を背負式としているが、図7に示すように、ブロア24を台車26に載置して移動させる構成としてもよい。
(実験例)
本発明の前記実施形態の天敵虫用捕虫機10を用いて天敵虫のヒメハナカメムシの採集を行い、採集効率を調査した。
実験例1〜10では、スカエボラ、バーベナからなる草種毎に存在するヒメハナカメムシの密度を事前に把握して、採集効率を調査した。その結果を表1に示す。
表1中において、「推定値」は1平方メートル当たりに存在するヒメハナカメムシの数である。「採集機での採集数」は本発明の天敵虫用補集機10を用いて1平方メートル当たりで補集したヒメハナカメムシの数である。
Figure 2007189988
表1に示すように、実施例1、2、5,6、9、10はバーベナからなる草種でヒメハナカメムシを補集した。実施例3、4、7,8はスカエボラからなる草種で補集した。
表に示すように、草種をとわず採集効率は5〜45%の範囲で、平均10%程度で効率良く採集できることが確認できた。
なお、バーベナには捕獲したくないカスミカメムシが多く付いているが、天敵虫捕獲の際、カスミカメムシはゴミ除去用のネット16に引っ掛かり1匹も捕獲されなかった。また、雑草やゴミ、蜂、大型の虫も全てゴミ除去用ネット16に引っ掛かり捕虫網14内に採集されなかった。
図8は、本発明の第2実施形態を示す。
本実施形態の天敵虫用捕虫機10’では、捕虫網14’を第1実施形態と相違させており、網糸の間隔を第1実施形態の捕虫網の網糸の間隔よりも大きくして、捕集したい天敵虫は通過しないが天敵虫よりも小さなゴミや虫は捕虫網14’から外部へ追い出せるようにしている。
また、捕虫網14’に取り付けたフレーム15’を支持片19’と植物接触棒21’に着脱自在としており、捕集したい天敵虫の大きさに応じて網糸の間隔の異なった捕集網に交換できる構成としている。
前記構成によれば、ゴミ除去用のネット16で捕集したい天敵虫より大きなものを排除すると共にメッシュよりも網糸の間隔を大きくした捕虫網14’で天敵虫よりも小さなものを排除して2段階で分別作業を行うことにより、容器18にはできる限り捕集したい天敵虫のみを集めることができる。
なお、他の構成及び作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第1実施形態の天敵虫用捕虫機の側面図である。 天敵虫用捕虫機の平面図である。 捕虫網の斜視図である。 天敵虫用捕虫機の使用状況を示す図面である。 天敵虫用捕虫機の使用状況の要部拡大図である。 容器を捕虫網から取り外した状態を示す図面である。 第1実施形態の変形例を示す図面である。 第2実施形態の天敵虫用捕虫機の側面図である。
符号の説明
10 天敵虫用捕虫機
11 送風発生手段
12 送風管
13 噴射ノズル
14 捕虫網
14a 開口
15 フレーム
16 ゴミ除去用のネット
18 捕虫収集用の容器
20 取付材
21 植物接触棒

Claims (4)

  1. 背負式あるいは台車搭載の送風発生手段と、
    前記送風発生手段に連結される送風管と、
    前記送風管の送風口と対向した開口を備えた袋状の捕虫網を備え、
    前記捕虫網は、前記開口に捕集する虫が通過可能なゴミ除去用のネットを取り付けていると共に、袋部の奥端に捕虫収容用の容器を着脱自在に取り付けており、
    前記送風により捕虫網内に害虫の天敵となる虫(天敵虫)を追い込むと共に更に容器内に集め、捕虫終了後に前記容器を袋部から分離して容器内の天敵虫を取り出せる構成としていることを特徴とする天敵虫用捕虫機。
  2. 前記捕虫網の開口を囲むフレームを前記送風管の中間部で支持すると共に、該フレームに前記捕虫網の先端縁および前記ネットの周縁を取り付けている一方、
    前記送風管の先端に前記開口に向いた噴射ノズルを取り付けると共に、植物接触棒を捕虫網側に向けて突出させ、
    前記植物接触棒を植物に接触させて、該植物に付いている前記天敵虫を飛び立たせた状態で、前記送風口からの送風で捕虫網内で捕獲する構成としている請求項1に記載の天敵虫用捕虫機。
  3. 前記送風管の先端に前記捕虫網の開口に向いた噴射ノズルを取り付けており、植物に近接する位置で前記噴射ノズルから送風を植物に当てて植物に付いた前記天敵虫を吹き飛ばし、前記捕虫網内で捕獲する構成としている請求項1または請求項2に記載の天敵虫用捕虫機。
  4. 前記捕虫網の開口と対向配置する送風管に左右幅方向に突出する取付材を設け、該取付材の端部から一対の前記植物接触棒を突出させ、その他端を前記捕虫網の開口フレームの下枠部の幅方向両側と連結している請求項2または請求項3に記載の天敵虫捕虫機。
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