JP3914969B2 - 捕虫機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は捕虫機に関し、詳しくは、野菜、茶、花等の植物に付着する害虫を物理的方法により、植物を傷めないようにして大量に捕獲駆除するハンディタイプの捕虫機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、野菜の害虫防除方法として、各種農薬からなる殺虫剤を使用するのが一般的である。しかしながら、野菜の種類によっては付着する害虫に対して有効な農薬が少ない場合があると共に、マメハモグリバエ、コナガ等の薬剤抵抗性のある難防除害虫に対しては農薬による殺虫効果が低い。また、近時、消費者の安全・健康志向から残留農薬が問題となり、無農薬・減農薬栽培に対する要望が強くなってきている。
【0003】
農薬を用いずに害虫を駆除する方法としては、天敵による駆除や交尾阻害剤(フェロモン剤)を使用する方法等があるが、これらを単独で用いても防除効果が農薬と比較して低く、農薬と併用せざるを得ない問題がある。このような問題より、近時、農薬を用いずに物理的方法により捕獲・駆除する害虫駆除装置が提案され始めている。
【0004】
例えば、図9に示す特開2001−78645号公報に開示された作物の害虫駆除装置1では、ゴム製のビータ3を放射状に突出させたロータ2を回転駆動手段5により回転させて、稲についたイネドロオイムシを捕集カゴ4に掻き入れている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−78645号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記害虫駆除装置1ではビータ3で作物を叩き付けて害虫を掻き入れる構成としているため作物を傷めやすく、害虫が付着しやすいシュンギク、コマツナ、チンゲンサイ等の軟弱野菜では、野菜を叩くと、野菜を傷める問題が生じる。このように、野菜、特に、軟弱野菜に付着する害虫の駆除を有効に行える方法は未だ提供されていない。
また、ビータ3で叩きつけられて飛翔した害虫は、ロータ2の回転のみで捕集カゴ4に導いて捕獲しているため、捕集カゴ4に捕獲されずに、外部へと逃げてしまう害虫が発生する問題もある。
【0007】
上記害虫駆除装置1は回転駆動手段5等を設けた稲用装置で大型化しており、野菜を栽培しているハウス内で用いるのには適さず、処理高さの調節機構や、処理幅の調節機構が付設されていないため、野菜の種類に対応させることができなく、操作性も悪い問題がある。
【0008】
本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、農薬に代えた物理的方法により農薬と同等な害虫防除機能を有し、特に、植物を傷めずに確実に害虫を捕獲し、操作性の良好な捕虫機を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、背負い式の送風発生手段にダクトを介して送風管を連結し、該送風管をフレームで支持して左右方向に延在させると共に、該フレームで上記送風管の送風口と対向する後方に開口を有する袋状の捕集網を支持し、該送風管と捕集網の開口との間或いは上記送風管に対して上記捕集網と反対側に虫追い出し具を垂下し、かつ、上記フレームにハンドルを取り付け、作業者が上記送風発生手段を背負うと共に上記ハンドルを把持して上記フレーム、送風管および捕集網を育成している植物に沿って搬送し、上記虫追い出し具が植物に接触することで該植物についた害虫が追い出されて、上記送風口からの送風で上記捕集網の内部に追い込んで捕獲する構成としていることを特徴とする捕虫機を提供している。
【0010】
上記構成とすると、送風管から軟弱野菜等の植物方向に向けて送風することで、植物の回りを飛んでいる害虫や植物に付着した害虫を上記捕集網に追い込むことができ、捕集網内に追い込まれた後は、該捕集網に向かって送風が送られ続けているために害虫は捕集網から容易に逃げ出すことができず、高い害虫駆除率を達成することができる。
また、作業者がハンドルを持って自在に操作可能なハンディタイプとしているので、自在な作業姿勢をとることができ、丈の高い植物や台上で栽培している植物に対して高い位置で捕虫作業をしたり、丈の不揃いな植物に対して臨機応変な作業姿勢に調整しながら捕虫作業をすることも簡単に行うことができる。
したがって、上記捕虫機を用いることにより、あらゆる植物に対しても農薬を用いずに、無農薬野菜等の植物を生産することが可能となる。なお、捕虫機を構成する各種部材は軽量であることが好ましく、例えば、アルミや樹脂等を用いるとよい。
【0011】
さらに、車輪で走行する台車タイプではなくハンディタイプとしているので、車輪通過による作物の傷みの発生も起こらず、かつ、栽培の都合上、車輪の通る通路が確保されない圃場でも、作業者が歩くスペースさえ確保できれば使用可能である利点もある。
なお、上記捕虫機は、シュンギク、コマツナ、チンゲンサイ等の難防除害虫がつきやすい軟弱野菜に対しては特に有効である。
【0012】
特に、上発明では、送風管と上記捕集網の開口との間、或いは、上記送風管に対して上記捕集網と反対側に虫追い出し具を垂下し、
上記虫追い出し具が植物に接触することで該植物についた害虫が追い出されて、上記送風口から送風で上記捕集網の内部に追い込み可能としている。
【0013】
上記構成とすると、送風だけでは植物から離れない害虫については、上記虫追い出し具が植物の茎や葉に軽く接触することで、植物に付着している害虫を飛び立たせることができ、この飛翔した害虫を送風により捕集網に追い込んで捕獲駆除することができる。
上記虫追い出し具は、水平方向に間隔をあけて垂下された複数の紐状部材として、送風を妨げず且つ接触しても植物に痛みを発生させないようにしていることが好ましい。なお、紐状部材に代えて、撓み性が良く送風を遮断せず、かつ、接触する食物に損傷を与えない素材、例えば、薄いシート材を間隔をあけて垂下させてもよい。
【0014】
上記ハンドルは上記フレームから左右いずれかに延出しており、かつ、上記フレームに対して前後方向あるいは/および上下方向にオフセット状に位置ズレさせて取り付けられていると好適である。
【0015】
なお、上記ハンドルは、上記フレームとクランク状に接続されることでオフセット配置しているとよい。
上記構成とすると、上記ハンドルと上記フレームがオフセット状に位置ズレされてハンドルの軸線とフレームの軸線が不一致となっているので、作業者はハンドルとフレームの両方を保持した際に二軸支持することができる。よって、作業者が一軸支持した場合のように捕虫機が軸周りに不本意に回転してしまうことがなく、安定支持することができ操作性が向上する。
一方、作業者が捕虫機を意識的に回転させて捕集網の開口を塞ぐ際には、オフセットされたハンドルとフレームがテコの原理を生み出し、フレーム軸線回りの回転を行い易くなる利点もある。
【0016】
上記フレームあるいは/および上記ハンドルに、首下げ用や肩掛け用とする紐状の吊り下げ具を取り付けている。
【0017】
上記構成とすると、例えば、作業者は該吊り下げ具を自分の首にかけた状態で捕虫作業を行うことで、ハンドルを持つ腕への負担を低減できると共に、片手だけでも作業を行うことができ作業者の自由度も向上する。
なお、上記吊り下げ具は、その長さを作業姿勢に応じて任意に調節可能とすることで、作業者にとって楽な作業姿勢が得られ易くなる。
【0018】
また、第2の発明として背負い式の送風発生手段にダクトを介して送風管を連結し、該送風管をフレームで支持して左右方向に延在させると共に、該フレームで上記送風管の送風口と対向する後方に開口を有する袋状の捕集網を支持し、かつ、上記フレームにハンドルを取り付け、該ハンドルはフレームに対してフレーム軸線方向である左右方向、上下方向あるいは/および回転方向に調節自在とし、作業者が上記送風発生手段を背負うと共に上記ハンドルを把持して上記フレーム、送風管および捕集網を育成している植物に沿って搬送し、上記送風管の送風口からの送風で植物についた害虫を上記捕集網の内部に追い込んで捕獲する構成としていることを特徴とする捕虫機を提供している。
【0019】
上記構成とすると、ハンドル位置が自在に選択できるので、作業者にとって更に都合のよい作業姿勢が得られる。特に、捕虫機自体を縦に立てた状態や斜めに傾斜させた状態としても作業者の姿勢は通常のままで行うことできる。
【0020】
また、上記ハンドルは前後方向の略重心位置となるように上記フレームに取り付けていると、作業上、楽に且つ安定して捕虫機を保持することができる。
【0021】
さらに、第3の発明として、背負い式の送風発生手段にダクトを介して送風管を連結し、該送風管をフレームで支持して左右方向に延在させると共に、該フレームで上記送風管の送風口と対向する後方に開口を有する袋状の捕集網を支持し、かつ、上記フレームにハンドルを取り付け、
上記送風管の送風口には送風ガイドを取り付ける一方、上記フレームの両側にはL字形状あるいは円弧状の網支持具を下後方に突出させて取り付けて、上記捕集網の開口を上記網支持具で保持しており、
作業者が上記送風発生手段を背負うと共に上記ハンドルを把持して上記フレーム、送風管および捕集網を育成している植物に沿って搬送し、上記送風管の送風口からの送風で植物についた害虫を上記捕集網の内部に追い込んで捕獲する構成とすると共に、上記捕虫機を地面に設置した際に、上記網保持具の屈曲部が地面へのスタンドとなることで上記送風ガイドが地面に当たらないよう保護していることを特徴とする捕虫機を提供している。
【0022】
上記構成とすると、上記網保持具がL字形状あるいは円弧状となっていることで、屈曲部分がスタンド部の役目を果たし、送風ガイドが地面に干渉して破損するのを防止できる。かつ、網保持具をスタンドとして地面に設置した状態で捕集網の開口を閉じて捕獲した虫を逃がさずに捕集網の取り外しを容易に行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態の捕虫機を図面を参照して説明する。
図1乃至図6は第1実施形態を示す。
捕虫機10は、左右に横断するアルミ製のフレーム11に対して前方側に略平行状態で送風用の分配管12を取付具24で固定している。分配管12は樹脂製で、軸線方向に沿って間隔をあけて送風管13を下後方に向けて突設しており、送風管13の下面から後方に突出するように扇状の送風ガイド14をタイバンド32で取り付けて、各送風口13aからの送風が送風ガイド14に当たって横方向に拡散されるように規制している。フレーム11の後方側には分配管12の送風管13からの送風に対向するように開口18を設けた袋状の捕集網15を取り付けている。
【0024】
捕集網15は0.5mm以下の間隔のメッシュの素材または布地からなり上枠16と下枠17で開口18が形成され、上枠16はフレーム11の直後方に沿って取り付けられていると共に、下枠17はフレーム11から下後方に向けて突設されたL字状の網保持具19の後端に連結されている。即ち、下枠17は、上面視で上枠16に対して後方に位置ズレするように配置されている。
【0025】
また、フレーム11の両端に取付紐(図示せず)を架け渡し、その取付紐から間隔をあけて複数本の紐状部材である虫追い出し具23を垂下させることで、捕集網15の開口18より前方に虫追い出し具13を垂設している。本実施形態では、隣接する虫追い出し具23の間の間隔を5cm〜15cm、虫追い出し具13の上下長さを20〜30cmとしているが、対象作物の状態により適宜変更するとよい。
【0026】
フレーム11の一側には、十字カプラ21を介してL字形状のハンドル20をオフセット状にクランク接続している。
ハンドル20は、垂直方向の縦部20bと、水平方向の横部20aと、横部20aの端部に設けられた把持部20cとを備えている。
十字カプラ21は、図3に示すように、上下方向に第1挿通孔21aを穿設して該第1挿通孔21aから端部にかけてスリット21cを設けていると共に、左右方向に第2挿通孔21bを穿設して該第1挿通孔21bから端部にかけてスリット21dを設けている。
【0027】
十字カプラ21の第2挿通孔21bに円筒状のフレーム11を挿通してネジ30でカシメ固定していると共に、円筒状のハンドル20の縦部20bを第1挿通孔21aに上方から挿通してネジ31でカシメ固定している。
つまり、ネジ30で調節することにより、ハンドル20をフレーム11軸線方向の左右方向に位置調節可能としていると共に、ネジ31で調節することによりハンドル20を上下方向および回転方向に位置調節可能としている。
上記構成とすることで、ハンドル20の横部20aの軸線とフレーム11の軸線とが、上下・左右方向にオフセット状に位置ズレした状態となる。
さらに、ハンドル20が取り付けられた位置は、フレーム11、分配管12、網保持具19、捕集網15等を含んだ捕虫機10全体の前後方向の重心位置となっている。
【0028】
図1に示すように、ハンドル20とフレーム11の所要位置には、紐状の吊り下げ具22をループ状に取り付けており、吊り下げ具22の一端には吊り下げ具22の長さを調節する寸法調節具29が取り付けられている。
また、分配管12は、各送風口13aからの送風圧が一定となるように先細りのテーパ形状としており、一端側にナイロン製(あるいは布製)の筒状体25をタイバンド26で締め付けて取り付けると共に、筒状体25の他端を背負式の送風発生手段28に連結されたフレキシブルダクト27にタイバンド26で締め付けて取り付けている。
【0029】
背負い式の送風発生手段28としては、原動機付きのブロア28を用い、該ブロア28を肩掛け保持具33上に取り付けている。ブロア28から発生させる風速は10m/sec以上としており、かつ、風速は調節可能としている。
【0030】
次に、捕虫機10を用いた捕虫作業について説明する。
図4に示すように、作業者は、肩掛け保持具33に載せたブロア28を背負った状態で、吊り下げ具22を首に掛けて、右手でハンドル20の把持部20cを握ると共に、左手でフレーム11の任意の位置を把持して、捕虫機10を持ち上げる。
そして作業者は、畝Uの野菜Yの上方に捕虫機10を位置させた状態で、ブロア28をオンして溝Rを歩いていく。
【0031】
図5(A)(B)に示すように、送風管13の送風口13aから噴出する送風が野菜Yの回りを飛んでいる害虫Mを捕集網15の内部へと開口18から追い込むと同時に、紐状の虫追い出し具23が野菜Yの上部の茎や葉に軽く接触して野菜Yに付着している害虫Mを強制的に飛翔させ、この飛翔した害虫Mを送風により捕集網15に追い込んで捕獲駆除している。
また、害虫Mが捕集網15内に追い込まれた後は、捕集網15に向かって送風が送られ続けているために害虫Mは捕集網15から容易に逃げ出すことができない。しかも、上枠16と下枠17との前後位置をずらしているので、送風が停止された時には、図5(C)に示すように、降下した捕集網15の上面が下枠17に被されて開口18が閉鎖され、害虫が開口18より逃げ出すのを自動的に防止することができる。
【0032】
害虫捕獲作業の中断時や保管時には、図6に示すように、L字形状の網保持具19の屈曲部19aと分配管12とで地面に設置させることで、送風ガイド14が地面に干渉して破損するのを防止できるようになっている。また、この状態では捕集網15の開口18が塞がれているので、作業終了の際には、この状態から捕集網15を取り外して、上枠16と下枠17とを重ね合わせて捕集網15の開口18を閉じて持ち運び、天日に干して害虫Mを死滅させるとよい。
なお、網保持具19は、地面へのスタンドとなる形状であればL字形状に限定されず、例えば円弧状などでもよい。
【0033】
図7および図8は第2実施形態を示す。
第1実施形態との相違点は、捕虫機10’に取り付けられるハンドルを高背ハンドル40に代えて、低背の野菜Y’の害虫捕集作業を行っている点である。
【0034】
高背ハンドル40は、垂直方向の縦棒41と水平方向の横棒42とを十字カプラ21で位置調節自在に連結しており、横棒42の両端を把持部42a、42bとしている。(なお、十字カプラ21の構造は第1実施形態で説明しているので省略する。)
そして、高背ハンドル40の横棒42の任意の位置に、第1実施形態と同様の紐状の吊り下げ具22を取り付けている。
【0035】
上記構成とすると、低背の畝U’に生育している低背の野菜Y’に対して害虫Mの捕獲作業を行う場合に、作業者はしゃがむことなく楽な姿勢で作業を行うことができる利点がある。
なお、ハンドル40の横棒42の高さや、横棒42の縦棒41に対する水平方向位置は、十字カプラ21で自在に調節することができる。
他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明の捕虫機によれば、送風管からの植物に向けた送風で、植物の回りを飛んでいる害虫や植物に付着した害虫を捕集網に追い込んで捕獲することができ、無農薬栽培に非常に好適となる。しかも、作業者がハンドルを持って自在に操作可能なハンディタイプとしているので、自在な作業姿勢をとることができ、丈の高い植物に対して高い位置で捕虫作業をしたり、丈の不揃いな植物に対して臨機応変な作業姿勢に調整しながら捕虫作業をすることも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の捕虫機の斜視図である。
【図2】 (A)は捕虫機の上面図、(B)は側面図である。
【図3】 ハンドルのフレームへの接続を示す要部斜視図である。
【図4】 捕虫作業を示す正面図である。
【図5】 (A)(B)は害虫の捕獲を説明する図面、(C)は送風停止時の捕集網の側面図である。
【図6】 捕虫機の保管状態を示す側面図である。
【図7】 第2実施形態の捕虫作業を示す正面図である。
【図8】 (A)は捕虫機の上面図、(B)は側面図である。
【図9】 従来例を示す図面である。
【符号の説明】
10 捕虫機
11 フレーム
12 分配管
13 送風管
13a 送風口
14 送風ガイド
15 捕集網
16 上枠
17 下枠
18 開口
19 網保持具
20 ハンドル
21 十字カプラ
22 吊り下げ具
23 虫追い出し具
28 ブロア(送風発生手段)
40 高背ハンドル
M 害虫
Y 野菜
U 畝

Claims (6)

  1. 背負い式の送風発生手段にダクトを介して送風管を連結し、該送風管をフレームで支持して左右方向に延在させると共に、該フレームで上記送風管の送風口と対向する後方に開口を有する袋状の捕集網を支持し、該送風管と捕集網の開口との間或いは上記送風管に対して上記捕集網と反対側に虫追い出し具を垂下し、かつ、上記フレームにハンドルを取り付け、作業者が上記送風発生手段を背負うと共に上記ハンドルを把持して上記フレーム、送風管および捕集網を育成している植物に沿って搬送し、上記虫追い出し具が植物に接触することで該植物についた害虫が追い出されて、上記送風口からの送風で上記捕集網の内部に追い込んで捕獲する構成としていることを特徴とする捕虫機。
  2. 背負い式の送風発生手段にダクトを介して送風管を連結し、該送風管をフレームで支持して左右方向に延在させると共に、該フレームで上記送風管の送風口と対向する後方に開口を有する袋状の捕集網を支持し、かつ、上記フレームにハンドルを取り付け、該ハンドルはフレームに対してフレーム軸線方向である左右方向、上下方向あるいは/および回転方向に調節自在とし、作業者が上記送風発生手段を背負うと共に上記ハンドルを把持して上記フレーム、送風管および捕集網を育成している植物に沿って搬送し、上記送風管の送風口からの送風で植物についた害虫を上記捕集網の内部に追い込んで捕獲する構成としていることを特徴とする捕虫機。
  3. 背負い式の送風発生手段にダクトを介して送風管を連結し、該送風管をフレームで支持して左右方向に延在させると共に、該フレームで上記送風管の送風口と対向する後方に開口を有する袋状の捕集網を支持し、かつ、上記フレームにハンドルを取り付け、
    上記送風管の送風口には送風ガイドを取り付ける一方、上記フレームの両側にはL字形状あるいは円弧状の網支持具を下後方に突出させて取り付けて、上記捕集網の開口を上記網支持具で保持しており、
    作業者が上記送風発生手段を背負うと共に上記ハンドルを把持して上記フレーム、送風管および捕集網を育成している植物に沿って搬送し、上記送風管の送風口からの送風で植物についた害虫を上記捕集網の内部に追い込んで捕獲する構成とすると共に、上記捕虫機を地面に設置した際に、上記網保持具の屈曲部が地面へのスタンドとなることで上記送風ガイドが地面に当たらないよう保護していることを特徴とする捕虫機。
  4. 上記ハンドルは、上記フレームから左右いずれかに延出しており、かつ、上記フレームに対して前後方向あるいは/および上下方向にオフセット状に位置ズレさせて取り付けられている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の補虫機。
  5. 上記フレームあるいは/および上記ハンドルに、首下げ用や肩掛け用とする紐状の吊り下げ具を取り付けている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の捕虫機。
  6. 上記ハンドルは前後方向の略重心位置となるように上記フレームに取り付けている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の捕虫機。
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