JP2007189790A - 電気料金管理システム、方法およびプログラム - Google Patents

電気料金管理システム、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 特定の期間を指定して電気料金を前払いで支払うことで割引を行い、グループ単位での加入も可能とし割引を行い、さらに契約期間満了時に残額が限度額以上残っていた場合には利率を演算して顧客に返却するシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】 読書き可能なカードに期間内に使用可能な電気料金などの顧客との契約内容を記録し、電力の使用の際には該カードから消費した電力に対応した利用料金を差し引き、残額が所定値になった際には電力の供給を停止する、もしくは顧客は送電を継続してもらうかを判断し決定できる場面を設けて、契約満了の際に残額が残っている場合は、顧客に返戻金として返す金額をある利率にて残額を演算するように構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電力利用の契約において、前払いによる割引、長期契約割引および、複数箇所をまとめて前払いし、支払いも一箇所で行い、契約期間を経過したときに限度額以上利用可能な残量があった場合はある利率で契約料金を返却するという電力契約に関わる電気料金管理システム、方法およびプログラムに関する。
従来、電気料金は毎月払いであり、前払いの制度は無かった。また電力の自由化も行われていなかった。またグループ単位の加入もしくは契約も無く、前払いもしくはグループなどの複数契約を可能としさらに前払いおよびグループ契約およびそれらの契約の前払いによる割引制度についてはサービスとして提供していなかった。
また、特許文献1は、ある施設内における例えば電気料金に対する目標値を1ヶ月、あるいは1年単位といった所定期間で設定し、 この目標値に基づいて電力負荷における使用電力量や最大電力を制御することによって電気料金の管理を行うことを目的としていて、所定期間に使用される電力量の目標値と、所定期間を細分化した単位時間に使用された電力量とに基づいて各単位時間の使用電力量の目標値を算出して電力負荷の使用電力量を制御するという技術を提案している。
特許文献2は、自動改札装置などに関し、投入された券を読み取り、通過条件を満たしていない場合において券の所有者の通過を阻止し、精算処理を行うように誘導するという技術について提案している。特許文献3は、プリペイドカードを用いたシステムにおいてカードを読み書き可能にすることで例えば支払いの際に1円玉、5円玉を使用しなくても良いシステムなどを提案している。
特許3238696号公報 特許2723261号公報 特公平07−120464号公報
ところが、上述したように、従来は電力利用において顧客に提供していたサービスとしては、一定期間の電気料金の前払いおよびその際の料金割引サービスは提供していなかったので、顧客のニーズに合わせたサービスを提供できていなかった。さらに顧客が省電力に協力したとしても顧客が評価され例えば利用料金がその分安くなるというサービスも提供されていなかった。さらに電力の自由化政策もあり、顧客は電力会社を選択できるようになったので電力会社としては顧客に魅力のあるサービスを提供することも望まれている。
さらに特許文献1にて提案されている技術は、設定した期間における電力使用量を前もって支払うことで割引がなされ顧客にサービスを提供することについては言及していない。さらに複数箇所をまとめて1つの契約者にて電気料金の支払いを行うグループに対するサービスに対して割引サービスを行うということについても言及されていない。さらに複数箇所を1箇所でまとめて支払いを行う場合について連絡も1箇所にまとめて行うことができることなどの記述は無い。また契約満了時において、契約時に設定した利用可能な電力の残量値が存在する場合は一定の利率で残額を返却するというサービスを提供するものではない。
本発明はかかる従来の問題に鑑みてなされたものであり、前払いで電気料金を予め支払う顧客に対して割引というサービスを提供し、さらに複数箇所をまとめて契約する顧客に対しても割引サービスを提供し、契約期間が満了した時に利用可能な電力の残量値が存在する場合は、契約期間に依存した一定率を残量値に対応する金額残金に対して返却するサービスを提供する。さらに期間途中で顧客が限度額を超過した電力を使用した場合は、即時に電力の送電を停止するか、もしくは顧客に通信ネットワークを介して警告を発し、顧客が電力送信の継続を望んだ場合は継続するサービスを提供する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に関わる電気料金管理システムは、電気料金を前もって支払う電気料金の支払いシステムであって、設定された期間に応じて割引率を算出し、契約する期間分の電気料金を決定し、前記決定した電気料金および顧客の情報を記録および読み取り可能なカードに前記契約内容を記録するカード発行装置と、前記記録されたカードの内容を読み取り可能であり、電力使用量に応じて記録された使用可能な電気料金を差し引き、使用可能な電力の残量値が所定値になった時に、電力の供給を遮断する電力遮断装置とを備えたことを特徴とする。
本発明により、契約期間に従って割引率を算出し、前払いを行う電気料金を決定し、該電気料金および顧客の情報などをカードに記録し、そのカードを使用して各電力利用者の家庭で電力の利用料を計測し、使用可能な電力の残量値が予め定められた所定値、たとえばゼロになった時に自動的に電力供給を停止することができる。またカードを利用することにより情報の漏洩を最小限にとどめることができ、さらにカードさえあればどこにいても電力の送電を受けることが可能なサービスを提供できる。また、電力会社にとっては、予定していた電力使用量を使い切った時に自動的に送電を停止することができるので効率の高い収入が得られる。
上記目的を達成するために提案する本発明に関わるもう一つの電気料金管理システムは、電気料金を前もって支払う電気料金の支払いシステムであって、設定された期間に応じて割引率を算出し、契約する期間分の電気料金を決定する電力利用管理サーバと、前記前記決定された電気料金および顧客の情報を前記電力利用管理サーバから取得し、読み取り可能なカードに記録するカード発行装置と、前記記録されたカードの内容を読み取り可能であり、電力使用量に応じて記録された使用可能な電気料金を差し引き、使用可能な電力の残量値が所定値になった時に、電力の供給を遮断する電力遮断装置とを備えたことを特徴とする。
本発明により、前払いの電気料金を支払うに際して電力利用管理サーバは、契約の際に指定される契約期間に応じて割引率を算出し契約を行う電気料金を決定し、前記決定した電気料金をカード発行装置でカードに記録し、さらに電力の使用量に応じて記録されている電力使用量を減算し、使用可能な電力の残量値が予め定められた所定値、たとえばゼロになった時に自動的に電力供給を停止することができる。
さらに、前記電力利用管理サーバと前記カード発行装置は、通信ネットワークを介して接続されており、前記決定された電気料金および顧客情報は通信ネットワークを介して送受信されるように構成するのも好ましい。本発明により、電力利用管理サーバは算出し決定した電気料金をカード発行装置に通信ネットワークを介して人手を介さずに自動的に間違いなく通知することができる。電力利用管理サーバとカード発行装置とを連携させることで、間違いが少なく、効率良い運用が可能となる。
また、前記電力遮断装置は、前記カードを差し込むことで電力の供給を開始し、抜くことで電力を遮断する機能を有するように構成するのも好ましい。本発明により、カードを所有していないと電力の供給を行えないようにすることができる。
さらに好ましくは、前記電力利用管理サーバは、複数箇所の電気料金の契約を一つの契約にまとめて、前記複数箇所の各月度の電気料金を前記一つの契約の顧客に付け込み、カード発行装置は、箇所ごとに契約した電気利用内容を箇所ごとにカードに記録し、電力遮断装置は、前記契約している1もしくは複数箇所の使用可能な電力の残量値が所定値になった時に、電力の供給を遮断するように構成する。本発明により、関連のある複数箇所を1つのグループとして取り扱い、前記複数箇所の各月度の合計電気料金を主たる契約者に付け込み、電力の利用量の計算はグループ構成員ごとに行い、使用可能な電力の残量値が予め定められた所定値、たとえばゼロになったグループの1員があれば、そのグループ構成員への電力供給を停止することができ、電力会社側としては電気料金の管理が容易になり且つ電力の利用について利用者ごとに管理ができる。利用者側は、電気料金の管理が容易となり且つ割引を受けることができる。よって複数契約を所望している例えば別居中の家族や複数の拠点を有する会社などにとって有益なサービスを提供することになる。
さらに電力遮断装置は、残量値が所定値になる以前に予め決められたアラームを上げるように構成することも好ましい。本発明により使用可能な電力の残量値が予め定められた所定値、たとえばゼロになる前に電力の利用者に通知することで、残量値が所定値、たとえばゼロになった時に送電の停止を望まない顧客に利便性を与えることができ、顧客は電力の送電を停止させられることなく次の契約が可能となる。
また、電力利用管理サーバと電力遮断装置は通信ネットワークを介して接続されており、電力利用管理サーバは、使用可能な電力の残量値が所定値になる以前に顧客が電気料金の追加の支払いを行ったという情報を受信した際には、前記契約に関連する電力遮断装置に電力の遮断を行わないように第1の通知を行い、前記第1の通知を受信した電力遮断装置は、使用可能な電力の残量値が所定値になっても電力の遮断を行わないように構成するのも好ましい。本発明により、最初に契約した電力の利用量を超過した場合でも、直ちに送電を停止せずに送電を継続することができる。送電の即時停止を望まない顧客に対して利便性を与えることができる。
また、電力利用管理サーバと電力遮断装置は通信ネットワークを介して接続されており、電力利用管理サーバは、前記複数箇所の1つの契約をまとめた契約に属する1または複数の箇所の使用可能な電力の残量値が所定値になる以前に契約者が電気料金の追加の支払いを行ったという情報を受信した際には、前記契約に関連する1または複数箇所の電力遮断装置に電力の遮断を行わないように第1の通知を行い、前記第1の通知を受信した電力遮断装置は、使用可能な電力の残量値が所定値になっても電力の遮断を行わないように構成するのも好ましい。本発明により、グループにて契約を行った構成員の電力利用量が契約した値を超過した場合においても、超過した箇所ごとに電力利用管理サーバが電力遮断装置に送電の停止を行わないように指示することで送電の停止を望まない顧客に利便性を与えることができる。
さらに、電気料金を前もって支払う電気料金の支払いシステムであって、設定された期間に応じて割引率を算出し、契約する期間分の電気料金を決定する電力利用管理サーバと、前記前記決定された電気料金および顧客の情報を前記電力利用管理サーバから取得し、読み取り可能なカードに記録するカード発行装置と、電力の供給を遮断する機能を有し電力会社管轄の施設内に存在する電力遮断装置とを備え、電力利用管理サーバは、契約者の使用可能な残量値が所定値になったことを検知した際に、契約者の電力の遮断を行うように前記電力遮断装置に第2の通知を行い、前記第2の通知を受信した電力遮断装置は、電力の遮断を行うように構成するのも好ましい。本発明により、カードを用いて電力遮断装置が電力の遮断を独自で行うのではなく、電力遮断装置を電力会社の施設内に設置し、電力利用管理サーバが電力の遮断の指示を電力遮断装置に行うことで中央で制御することが可能となり、電力の遮断に対してより柔軟な対応が可能となる。
さらに好ましくは、電力利用管理サーバは、残量値が所定値になる以前に予め決められた担当者に予め決められた方法で通知するように構成し、また電力利用管理サーバは、残量値が所定値になる以前に契約者に予め決められた方法で通知するように構成するのも良い。本発明により、利用可能な電力の残量値がある決められた値になった時に契約時の利用可能な電力量を顧客が超過しそうであると検知し、電力会社または顧客のどちらかかまたは双方に契約時の利用可能な電力量を超過しそうであることを通知する。電力会社にとっては契約した電力量を使い切ってしまいそうな顧客がいるときは自動的にシステムが担当者にメールで知らせるもしくは画面上に知らせることが可能であるため、次の契約のためのトリガーとして営業的に利用することが可能となる。よって電力会社の担当者もしくは顧客は電力利用量の超過に準備することができる。
加えて、電力利用管理サーバは、一定期間ごとにその期間の顧客の電力使用量と電気料金とカードの電力利用残高および、電力使用量の予想対実績のグラフ、気温補正予想対実績グラフを作成するようにし、前記電力利用管理サーバは、作成した電力使用量と電気料金とカードの電力利用残高および、電力使用量の予想対実績のグラフ、気温補正予想対実績グラフを通信ネットワークを介してアクセスまたは表示可能とするように構成するのも好ましい。本発明により、利用可能な電力の残量値を提示することおよび、電力の利用量の実績と契約時の予想のグラフと、気温にて補正された気温補正予想対実績グラフを作成し顧客に提示することで、顧客が電力の使用に関する現状の認識を行うことや、将来への対策を練る情報として利用することができ、顧客の省電力に対する意識を高揚させることができる。また、作成したグラフを通信ネットワークを介して閲覧可能とすることでさらに顧客に利便性を与え、省電力に対する意識の高揚を図ることができる。
また、契約満了時に、契約時に設定した限度以上の利用可能な電力の残量値が残っていた場合は、残量値に対して一定の利率を掛けた金額を返却金として算出する返戻金算出手段を備えるように構成し、さらに、一定の利率は契約期間により変動するように構成するのも好ましい。本発明により、顧客が省電力化を実行し、契約時の利用可能な電力の上限値から一定量が残っている場合は、顧客に対し利用可能な残量値に対応した利率でもって返戻金を算出し顧客に返戻金として返却する。これにより、顧客の省電力化の取り組みがより一層期待できる。
さらに、カード補正装置は、カードに記録された内容を読み取り、電力利用管理サーバで管理している契約者の電力利用の実績を照会し、補正する機能を有するように構成するのも良い。本発明により、カードで計測した電力量の計測値と、電力会社側で計測した値とを比較し補正を行うことができる。
上記目的を達成するための本発明に関わる電気料金管理方法は、電気料金を前もって支払う電気料金の支払い方法であって、設定された期間に応じて割引率を算出し、契約する期間分の電気料金を決定する第1のステップと、前記前記決定された電気料金および顧客の情報を取得し、読み取り可能なカードに記録する第2のステップと、前記記録されたカードの内容を読み取り、電力使用量に応じて記録された使用可能な電気料金を差し引き、使用可能な電力の残量値が所定値になった時に、電力の供給を遮断する第3のステップとを含むことを特徴とする。
さらに前記第1のステップは、複数箇所の電気料金の契約を一つの契約にまとめて、前記複数箇所の各月度の電気料金を前記一つの契約の顧客に付け込むステップを含み、前記第2のステップは、箇所ごとに契約した電気利用内容を箇所ごとにカードに記録するステップを含み、前記第3のステップは、前記契約している1もしくは複数箇所の使用可能な電力の残量値が所定値になった時に、電力の供給を遮断するように構成するのも好ましい。
また、契約満了時に、契約時に設定した限度以上の利用可能な電力の残量値が残っていた場合は、一定の利率を掛けた金額を返却金として算出する第4のステップを含むように構成するのも良い。
本発明により、電力の使用料金を前もって支払う方法が可能となり、顧客は前払いシステムによる長期期間契約の割引、電力利用量による割引、さらに契約満了時に利用可能な電力の残量値があった場合は返戻金を得ることができる。他社とのサービスによる差別化が可能となり顧客満足度のアップにつながる。さらにリピート契約が増加する相乗効果も得られる。
上記目的を達成するための本発明に関わる電気料金管理プログラムは、電気料金の前払いシステムのコンピュータ上で動作するプログラムであって、契約する期間に応じて電気料金を割り引いた額を契約期間の契約料金として算出する第1の処理と、一定期間ごとに使用した電力使用量を前払い額に対応する契約利用電力量から差し引く第2の処理と、前記差し引いた残量値が所定値になったときに対応する電力回線の電力の供給を停止する第3の処理と、契約満了時に、契約時に設定した限度以上の利用可能な電力の残量値が残っていた場合は、一定の利率を掛けた金額を顧客に返却する第4の処理を、コンピュータ上で実行させることを特徴とする。
本発明によりコンピュータを用いて自動的に期間を定めた顧客のランクに依存した複雑な電気料金の割引率を算出し、さらにリアルタイムに顧客が使用した電力量と対応する電力使用料金を計算し、使用した電力量が前払いした金額と同額になった場合、自動的に送電を停止し、さらに契約満了時に一定額以上の利用可能な残量値があった場合は、残量値に対応した返戻金を顧客に返却することが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、電力需要家は電気料金を前払いすることで割引サービスを受けることが可能となる。さらに例えば家族が複数箇所に住居を構えている場合に対応して、複数箇所でのグループでの加入も可能となり、その契約の際には契約者が費用を負担するということが可能となり、グループを形成する電力需要家および電力会社双方にとって利便性が高くなる。さらに契約した電力利用量を超過した際には送電を停止することも可能となり、電力会社として余計な送電を停止することができる。また、契約期間の満了時に電力利用の残量があった場合は、ある利率にて契約金を返戻金として返却することが可能であり、電力会社にとっては安定収入が得られ、電力需要家としては省電力の努力を行った場合には返戻金を受け取ることができるという利点がある。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1本発明の第1の実施の形態に関わる電気料金管理システムの全体構成図である。第1の実施の形態に関わる電気料金管理システムの構成の概略について図1を用いて以下に説明する。第1の実施の形態においては、電気料金管理システムは、電力会社側に設置されるカード発行装置2、カード補正装置3、電力利用管理サーバ1および電力を送電する送電所7と、電力需要家側に設置される電力遮断装置5および契約の時に作成される契約カード6から構成される。電力遮断装置5は電力会社の管理下にあり、また送電所は電力会社の管理下にあるがその存在場所としては電力会社に隣接している必要は無いものである。
電力需要家側は1人分のみの契約者と複数の顧客をグループとして有する電力需要家グループ1および2が存在している。また個人のみの顧客も「個人客」として存在する。各工場、本社個人宅などに伸びる回線10は配電線であり、送電所7からの電力を顧客宅まで運ぶものである。電力遮断装置5は図1に表しているように各顧客ごとに顧客の住居の近くに設置されている。また図3に通信ネットワーク4を介した電力利用管理サーバ1と電力遮断装置5の機能ブロック図を示している。電力利用管理サーバ1は大きくは、通信ネットワーク4との情報の送受信を行う送受信部12、マンマシンインタフェース機能を有し操作者の入力を中央演算処理部13に伝えるのに使用される入力部15、中央演算処理部13から操作者へ情報を表示する表示部16、さまざまな機能を有する中央演算処理部13、本実勢の形態を実現するためにさまざまな情報を格納する記憶部14から構成されている。
さらに、中央演算処理部13には、133〜139の以下に示すようにさまざまな機能を有する手段を備えている。入出力制御手段132は、入力部15と表示部16との入出力を司る。送受信処理手段131は、通信ネットワーク4からの情報を送受信し中央演算処理部13が有する機能との橋渡しを行う。データ入出力手段133は、顧客情報や契約に関するデータなどの登録および抽出など行う機能を有する。カード作成手段134は、カードに書き込む内容を抽出し、カード発行装置2に情報を通知する機能を有する。
予想対実績グラフ作成手段135は、定期的に利用した電力量と、予め予測した電力量とを入力としてグラフを作成する機能を有する。グループ管理手段136は、複数箇所の顧客をまとめて1つのグループとしてグループを管理する機能を有する。割引算出利用料金決定手段137は、顧客と契約する時にその契約期間、契約する利用電力量、グループとして契約するなどの契約に関し割引率を計算したり、契約時の利用料金を決定したりする機能を有する。残量値枯渇通知手段138は、契約した後に電力を使い続けて利用可能な電力の残量値が所定値、たとえばゼロに達した時に契約者や電力会社の担当者などにメールや電話といった手段で通知する機能を有する。アラーム通知手段139は、利用可能な電力の残量値が所定値、たとえばゼロになる以前に予め決められた値に達した時に契約者や電力会社の担当者に通知を行う機能を有する。
記憶部14は、さまざまなデータベースを有しているが、本実施の形態では141〜144というデータベース(DB)を保存している。顧客情報データベース(DB)141は、図4に示すように顧客IDごとに、顧客名、住所、電話番号、電子メールアドレス、配電線ID、顧客ランク、即時遮断するかどうかのフラグ、契約IDなどのさまざまな顧客の情報を格納している。契約データベース(DB)142は、図5、6に示すように、顧客との契約に関するデータを格納している。顧客のランク、その契約期間、契約の電力容量などにより段階的に契約IDを格納しているが、この契約IDは本実施の形態では割引率を1対1に対応している。図6に示すグループIDはグループを構成するときにその構成人数によってさらに割引率と契約IDを決めるものである。
課金情報データベース(DB)143は、図8に示すように顧客ごとに契約済の利用可能電力容量の上限値と現在の残容量値および各月度ごとにその月々で使用した電力利用量と対応する電気料金を格納する。グループ契約データベース(DB)144は、図7に示すように、グループの総数と、存在するグループのIDがリンクされており、さらに各グループIDに対して主契約者と従たる契約者である第2契約者などが登録されている。
電力需要家宅に設置される電力遮断装置5も大きくは、以下のように構成されている。通信ネットワーク4を経由して電力利用管理サーバ1と情報の送受信を行う送受信部52、さまざまな機能を備える中央演算処理部53、機能を実現するために必要なさまざまな情報を記憶する記憶部54、マンマシンインタフェースを司る入力部55と表示部56、電力の遮断を行う電力遮断部57、カードを装着する部分であるカード装着部58、アラームを発生する機能を有するアラーム部59を備えている。
また、中央演算処理部53はさらに、情報の送受信を行い中央演算処理部53が有する機能と情報の授受を行う送受信処理部531、外部との入出力を司る入出力処理手段532、およびカードの読み書き手段533と電力遮断機能を有する電力遮断手段534を備えている。記憶部54は、契約に関するデータを格納する契約データ542、リアルタイムに変動する電力の利用量を格納する電力利用量データ543を備えている。ここで第1の実施の形態では通信ネットワーク4との接続機能は有さないので、今から説明する第1の実施の形態の説明においては、図3において通信ネットワーク4および、送受信部52は存在しないものとして説明する。
第1の実施の形態における電気料金管理システムは以上のように構成され以下に動作を説明する。
[1.データの事前登録]
顧客データおよび契約に関わるデータなどの登録は以下のように行う。顧客の情報は、顧客情報DB141に登録する。本実施の形態では、図3に示す電力利用管理サーバ1内のデータ入力手段133がデータの登録を行う。図9に各種データの登録に関する動作フローを示している。まず「顧客情報データ登録ルーチン」を起動することで顧客の情報を登録(S91)し、次に「契約データ登録ルーチン」を起動して契約に関するデータの登録(S92)を行う。データの入力は、操作者が入力部15にて行い、その確認は表示部16にて行う。
入力部15から入力されたデータは入出力処理手段132を経由してデータ入出力手段133がデータを取得し、データ入出力手段133が顧客情報DB141または契約DB142などに記録する。逆に顧客情報または契約の情報はデータ入出力手段133が顧客情報DB141または契約DB142を制御して情報を入手し、入出力処理手段132を介して表示部16に入手した情報を送ることで操作者が見ることができる。データの流れは上記であり、以下に各ルーチンについて説明する。
「顧客情報データ登録ルーチン」を、その動作フローを示す図10を用いて説明する。図4に示している顧客情報データベース(DB)141の各顧客に対応する、顧客名、住所、電話番号、携帯電話のメールアドレスを含んでも良い電子メールアドレス、顧客に送電している配電線の配電線IDおよび顧客ランクを登録する(S101)。即遮断か否か(yes/no)および契約IDの項目の設定は、実際の契約時に行う。顧客ランクとは例えば、既にさまざまな契約を交わしているまたは、ある一定以上契約上の付き合いのある顧客であるなどのような電力会社との関係によって設定しているランクであり、高いランクは高い割引率を得られるなどの考慮がなされるものである。
次に「契約データ登録ルーチン」を、その動作フローを図11を用いて説明する。顧客ランクに対応した契約期間とその割引率を登録し(S111)、全顧客ランクについてその登録作業を継続して行う(S112)。以上でデータ事前登録は終了である。両ルーチンともにデータの流れは先に述べた通りである。
[2.新規契約、個人およびグループ契約の登録]
本実施の形態における電力の新規契約について、個人およびグループ新規契約の動作を図12を用いて説明する。最初に顧客が所望している契約期間と主となる顧客の顧客ランク、契約期間および契約の電力量により、図5に示す顧客対応契約DB142を参照して「割引率」および「契約ID」を抽出し(S121)、抽出した「契約ID」を顧客情報DB141内の対象の顧客情報の「契約ID」の欄に登録する(S122)。次に電力利用量が契約した電力利用量の上限値を超えたときに即時送電を遮断するかどうかの顧客の意向に従い(S123)、即時送電の遮断を希望するのであれば顧客情報DB141内の「即時遮断」に「yesもしくは1」を設定し(S124)、即時送電の遮断を望まないならば「noもしくは0」を登録する(S125)。この即時送電の遮断はオプションとして存在しても良い。本実施の形態では主契約者が望んだ「即時遮断」の内容に従属する第2契約者以下の契約者も準じることとしている。
次にグループ契約するのであるかどうかにより処理を分岐する(S126)。顧客がグループ契約を希望している場合は、先に抽出した「契約ID」および割引率に加えて一律図6に示すグループ内の人数にてさらに割引を行うこととしている(S127)。図6に示すように、さらなる割引率とそのときの契約IDを抽出し、顧客情報DBの対応の顧客情報内の「契約ID」に抽出した「契約ID」を登録する。このグループ契約に関する割引率の算出については、「顧客ランク」、「契約期間」、「グループ人数」、「契約電力量」により図5と同様なデータ構成で割引率および契約IDを求めるようにしても良い。
次にグループ内の契約者を特定させるためにグループIDを取得する(S128)。図7に示すようにグループIDごとにそのグループに属する顧客を登録する(S129)。図7中、「主契約者」は本グループで支払い対象の主たる契約者で、「第2契約者」以降は従たる契約者である。また、作成されているグループの総数も記録されている。このグループIDはグループが出来た時に作成されるものであり、グループが無くなった時は削除される。グループを構成する顧客を全て登録するまで前記ステップS129の動作を繰り返し(S12A)、全員登録が終わった場合は処理を終了する。
[3.カードの発行]
カードはグループ構成員全てに対して作成する。その作成されたカードを顧客宅に設置される電力遮断装置に装着することで契約による電力の送電が開始される。カードは構造的に図14に示すように例えば磁気的な記憶部64を有しており、その記憶部62の中に図13に示している顧客ID、顧客を特定するためのパスワード、契約時に指定した電力量、契約時に指定した期間に対応する電力の利用可能な上限値および、現在の電力の利用可能な残量値が記憶されている。
図15は、カード発行時の動作フローを示す。カード発行時には、図13に示す項目である、顧客ID、パスワード、契約電力量、契約による利用可能な電力量の上限値を記録する(S151)。次にグループでの契約か判断し(S152)、グループ契約の場合は、グループIDを記録し(S153)、即時遮断するかどうか判断し、即時遮断する場合は、「即時遮断」の項目に「yes」もしくは「1」を記録し(S155)、即時遮断でない場合は、「no」もしくは「0」を記録する(156)。「yes」、「no」を記録するか「1」、「0」を記憶させるかは、どちらが判断しやすいかで決定して良い。
[4.カードを電力遮断装置に装着もしくは着脱]
カードを顧客の電力遮断装置に装着した際には、図16に示す動作フローに従って電力遮断装置は動作する。まず、パスワードロックを掛けている場合もしくは掛ける場合は(S161)、パスワードの入力を要求する(S162)。パスワードが正しくなかった場合は最初のパスワードと入力画面に戻りその後は以下に記す動作を繰り返すことになる。パスワードが正しかった場合(S163)もしくはパスワードの入力がない場合は、次に送電中であるかどうか判断する(S164)。
送電中の場合は、残量値が有るかどうか判断し(S165)残量値が無ければ送電を停止する(S166)。送電中で残量値が有った場合は、電力遮断装置5の記憶部54の契約データ542に利用可能な電力量の上限値を設定し(S169)、次に即時遮断するかどうかの顧客が指定した値(yes/no)を電力遮断装置5内の契約データ542に記録する。カード装着時に送電中で無かった場合(S164のnoのルート)は、利用可能な電力の残量値が有るかどうか判断し(S167)、有れば送電を開始し(S168)次の動作であるステップS169に進み、無ければ何もしないで次の動作であるステップS169に進む。
次にカードを着脱した時の電力遮断装置5の動作について図17を用いて説明する。着脱した際に、電力の送電を遮断する設定になっているか判断する(S171)。遮断する設定になっていなければ処理を終了する。遮断する設定になっていれば、パスワードの入力を要求する(S172)。もしくはパスワードの入力は必要とせず次に進むという動作でも良い。入力されたパスワードが正しいかどうか判断し(S173)、正しくなければステップS172に戻り再度パスワードの入力を待つ。このとき図17の動作フローには説明していないがエラー画面やランプ、警報などでエラーが発生したことを表現しても良い。入力されたパスワードが正しい場合はさらに送電中であるはどうか判断し(S174)、送電中で無ければ何もせず終了する。送電中場合は送電を停止(S175)して処理を終了する。
[5.通常運転]
通常運転時の電源遮断装置5の動作を図18を用いて説明する。通常運転時には、電力遮断装置5は、電力の使用を監視し、電力が使用されるごとにリアルタイムに使用されている電力量を特定し記憶部54内の契約データに現在の電力利用の残量値から使用された電力量を減算して残量値として記録する(S181)。次に残量値が所定値としてゼロになった時に即時遮断するかどうかを指定する「即時遮断」の設定が有りかどうか判断する(S182)。「無し(no)」の場合は後で説明するステップS186へ進む。「有り(yes)」の場合は、利用可能な電力の残量値が予め設定されていた値に達しているかどうかを判断し(S183)、到達していれば(S184)予め決められた方法でアラームを上げる(S185)。アラームとしては記載していないが、例えば電力遮断装置に備えられているアラームランプ、警報機などである。
次に利用可能な電力の残量値が所定値としてゼロに達しているかどうか判断する(S186、S187)。ゼロに達している場合は、次に即時遮断の設定になっているか顧客情報DBから判断し(S188)、即時遮断が設定されている場合は送電を遮断し(S189)、処理を終了する。ゼロに達していない場合は何もせず処理を終了する。
[6.契約満了時]
契約満了時の電源遮断装置5の動作を図19を用いて説明する。契約満了時には、電力遮断装置5はまず電力遮断装置5内の記憶部54内の電力利用量データ543から利用可能な電力の残量値を取得する(S191)。それからカードの電力利用料データの残量値のエリアに記録する。この後は、カードを抜き、電力会社でカード補正装置3に装着する。カード補正装置3に使用済のカードを装着した時の動作フローを図20を用いて説明する。カードに記録された内容と電力会社内で蓄積した内容とを比較し(S201)正しい値をカードに記録する(S202)。
この後は、カードを用いてカード精算機などで以下の作業を行う。利用可能な電力の残量値が一定額を超えていた場合は、一定の利率などを計算し契約時の利用料金にその利率を掛け合わせ、得られた金額を返戻金として算出する。図21に返戻金の利率データを示す。本実施の形態の場合は、契約を行った総電力利用量10%以上の残量値が有った場合は、契約金額の10%を返戻金として返却するというデータとなっている。もっと利率の算出方法を複雑にし、契約を行う年数、契約の電力利用量および残量値の割合などにより細かく算出式を立てて行うことも可能である。電力会社はこの求めた返戻金を基に顧客に返戻金を渡すなどの処理を行う。
本発明の第1の実施の形態は以上のように構成され動作する。
本実施の形態によれば、カードを用いて顧客が要望する期間の電力利用量、契約電力量、複数人数をまとめて1人の主契約者を決めて利用料金などの決済などを行うグループユーザをなどを基にして前払い料金を決定しカードに利用可能な電力利用量の上限値などの必要な内容をカード発行装置2でカードに記録し、顧客宅では電力の使用に際しては電力遮断装置5にカードを装着し、電力遮断装置5が電力利用状況などを随時記録することで、利用可能な電力の残量値が所定値、たとえばゼロになった場合は電力遮断装置5が送電を停止し、即時送電停止を望まない顧客に対しては残量値が予め決めた値になった時にアラームを上げ、さらに契約満了時には残量値が予め決められた値を超過している場合は、電力の契約料金からある利率で返戻金を顧客に返すというきめ細かなサービスを顧客に対して提供することができる。
次に本発明の第2の実施の形態について以下に説明する。図2は第2の実施の形態に関わる電気料金管理システムの全体構成図である。第2の実施の形態に関わる電気料金管理システムの構成の概略について図2を用いて説明する。第1の実施の形態と異なるのは、カード発行装置2、カード補正装置3、およびカード6が無くなり、電力利用管理サーバ1、送電所、電力遮断装置5が通信ネットワーク4を介して回線12を介して接続されており情報の送受信が可能であるところである。回線12は例えば従来の専用線、FTTH(Fiber To The Home)、ADSL(Asynmetric Digital Subscriber Line)、CATV(Cable TV)などのブロードバンド回線を用いたインターネットであったりする。
次に第1の実施の形態と同様に、[1.データの事前登録]から[6.契約満了時]までの動作を以下に説明する。
[1.データの事前登録]、[2.新規契約、個人およびグループ契約の登録]
データの事前登録および個人およびグループの新規契約の動作については電力利用管理サーバ1を用いない第1の実施の形態と同じ動作である。
[3.カードの発行]、[4.カードを電力遮断装置にセット]
第2の実施の形態ではカードを用いないものとするので、第1の実施の形態に記載したこの部分の動作は第2の実施の形態では行われない。但し、同様な動作を電力利用管理サーバ1で行うので、この動作について以下に説明する。第1の実施の形態において、カードを電力遮断装置5に装着した時にカードの記憶部64に記録された内容を電力遮断装置5の記憶部54に記録させる図16において説明した内容は図22に示すように行われる。図16においてはカードを使用しているためパスワードによる認証を行っているが、通信ネットワーク4を介して相互に接続されている電力利用管理サーバ1と電力遮断装置5は例えばVPN(Virtual Private Network)などを用いて暗号化されてデータの授受を行っている。ここでは人間がパスワードを入力するような行為は必要が無いように通信プロトコルで情報の送受信が行われるので図22にはパスワードの認証の部分が削除されている。またカード装着による送電の停止などの処理も行われないため削除されている。
実際に行われる処理は以下の通りである。最初に電力利用管理サーバ1は顧客が契約した利用可能な電力量の上限値を抽出し、電力遮断装置5に通信ネットワーク4を介して送信する(S221b)。送信されてきた情報は電力遮断装置5の送受信部52から送受信処理手段531を経由してデータ入出力手段533が受信し(S221a)記憶部54内の該当のエリアに記憶させる(S222a)。次に情報を正しく受信たことを「受信OK」などのメッセージで通知し(S223a)、電力利用管理サーバ1は「受信OK」メッセージを受信すると(S222b)、次のデータである即時遮断を行うかどうか顧客が指定した内容(yesまたはno)を電力遮断装置5に送信する(S223b)。電力遮断装置5は即時遮断に関する情報を受信し(S224a)、その受信した内容を対応する記憶部54内の契約データ542に記憶させ(S225a)、次に「受信OK」メッセージを電力利用管理サーバ1に送信し(S226a)処理を終了する。電力利用管理サーバ1は「受信OK」メッセージ受信する(S224b)ことで情報が正しく伝わったことを認識し処理を終了する。次に通常運転の動作について以下に説明する。
[5.通常運転]
顧客が利用した電力の利用量は送電を行う送電所7にて分かるため、図2に示すように送電所7と電力利用管理サーバ1を通信ネットワーク4を介して接続して情報のやり取りを行うことで第1の実施の形態と同様の機能を実現する。第1の実施の形態において図18で説明したことと同じことを通信ネットワーク4を介して以下のように行う。図23を用いて説明する。
通信ネットワーク4を介して電力利用管理サーバ1と電力遮断装置5が相互に接続されている場合は、まず対象の顧客がグループの主契約者であるかどうか判断する(S239b)。グループ契約の主契約者である場合は図24のステップS24aに進む。通常の顧客であれば、電力使用量の監視および測定は電力利用監視サーバ1がリアルタイムに行い、利用した電力量を契約の時に記録した利用可能な電力量の上限値から減算して残量値に記録し、さらに電力遮断装置5に通信ネットワーク4を経由して送信する(S231b)。電力遮断装置5は受信した(S231a)利用可能な残量値を対応する記憶部54内の電力利用量データ543に記録する(S232a)。
次に電力利用管理サーバ1は顧客が送電の警告通知を指定しているかを判断し(S232b)、警告通知を指定している場合はステップS236bに進む。即時遮断を指定していない場合は、利用可能な電力の残量値が予め決められたアラーム値に達しているか判断する(S233b)。到達していない場合はステップS236bに進む。到達した(S234b)場合はアラームを上げることを指示するメッセージを電力遮断装置5に送信する(S235b)。この場合アラームの種類はランプ、警報機など利用可能な機器であれば何でも良い。また複数のアラームを上げる方法があるのであれば、予め決められた方法で行うように指示する(S235b)。
アラームを上げる指示を受信した(S233a)電力遮断装置5は、ランプ、警報機などの予め決められていた方法でアラームを上げる(S234a)。「アラームを上げよ」という指示のメッセージはこの動作フローに記載のように常に何度も送信しても良いし、一度行った場合は2度目は送信しないように構成しても良い。
次に利用可能な残量値が所定値としてゼロになっていないか判断する(S237b)。ゼロになっていなければ何もせず処理を終了する。ゼロになってしまった場合は、即時遮断の設定がなされているか顧客情報DB141より判断する(S238b)。即時遮断が設定されていない場合は何もせずに終了する。即時遮断が設定されている場合は、送電の停止を指示するメッセージを電力遮断装置5に送信し(S239b)、一連の処理を終了する。送電の停止指示するメッセージを受信した(S235a)電力遮断装置5は、送電を遮断し処理を終了する(S236a)。
次に顧客がグループ契約の主契約者だった場合の動作フローを図24を用いて説明する。グループの従たる契約者は顧客の管理を行う場合は本実施の形態では管理の対象とせず、主たる契約者を対象とし、主契約者であった場合は、従契約者の処理を同時に行うという処理の行い方をしている。よって図23にて対象の顧客がグループの主契約者で有った場合は図24の動作フローに従って作業を行うことになる。図24が図23と異なる部分は、最初の判断であるステップS249bにてグループを構成する全員分の処理を行ったか判断している部分と、全員分の処理が終了したときはステップS23aへ進み作業を終了するところである。上記以外の動作は図23と同じである。また、図23は各々の顧客に対する動作フローを示しているものであり、従たる契約者を除く全顧客について図23に示している動作を行うものである。
上記動作フローは電力使用量の計測および電力遮断の決定を電力利用管理サーバ1側で行うことを前提としているが、第1の実施の形態のように、電力使用量の計測は電力遮断装置5で行うように構成することも可能である。同様に電力遮断装置5および電力利用管理サーバ1の両方で情報を保存しておくことも可能である。また、記載はしていないが、グループ契約の場合で、送電の即時遮断を個別で契約を行うのみではなく、グループ単位で行うことも可能である。また、ステップS236bにおいて他の選択肢として、顧客が望めば、顧客が登録したメールアドレスにメールを飛ばす、もしくは自動でFAXする、または自動で電話をかけるなどの顧客が所望する方法で通知することも可能である。
また、本実施の形態には通信ネットワーク4が切断された場合の動作については記載していないが、例えば通信ネットワーク4の切断を検知したときは、電力遮断装置5は第1の実施の形態のように動作するということも可能である。
[5a.グラフの作成]
課金のタイミングなどのように一定期間ごとに以下のように動作することで、その期間の顧客の電力使用量および該利用量に対応する電気料金およびその期間で利用した後の電力利用残高および電力使用量の予想対実績のグラフおよび気温補正後の予想対実績のグラフを作成する。またグループ契約の場合は構成員全員を対象として上記レポートを作成し顧客に送付する。
図8に示すように一定期間間隔でその期間中の電力の使用量とその使用量に対応する電気料金を計算して一定期間ごとにデータとして保存しておく。該課金情報DB143は顧客IDごとに契約時に決定した利用可能な電力容量の上限値と現在まで使用した残りの残量値と、各月度の電力の使用量と対応する電気料金が保存されるように構成されている。図25は一定期間を経過するごとに動作するグラフの作成に関する動作フローを示している。
電力利用管理サーバ1は、まず直前の期間に対応する顧客の電力利用料を電力所より入手し(S251)、バッファに入れておく。次に取得した電力量より顧客の該当期間での利用料金を計算する(S252)。次に電力遮断装置5をアクセスし、記憶部に記録されている利用可能な電力の残量値を入手する(S253)。前記取得した各月度の電力使用量と以前に作成した各月の電力使用量の予想値をもって予想と実績のグラフを作成する(S254)。さらに各期間における気温データを入手し該当月の気温補正後予想対実績のグラフを作成する(S255)。次にグループ契約である場合は構成員全員のグラフを作成するためにグループ員かどうかを判断する(S256)。グループ契約でなければステップS258に進む。グループ契約の顧客であれば全員分の作業を行ったかを判断し(S257)、全員分を終了していなければ再度ステップS251に戻り再度次の顧客に対して同様の作業を行う。全員分終了していれば、作成したファイルを顧客に電子メールで添付として送信する(S258)。次に作成したグラフを通信ネットワーク4上で公表するかどうか判断し(S259)、公表する場合は作成したグラフをWEB閲覧できるファイルに変換してWEBサーバ上に登録しインターネット上でアクセスできるようにする(S25A)。
[6.契約満了時]
契約満了時は、電力利用管理サーバ1は、該当の顧客の利用可能な残量値を取得し、利用可能な電力の残量値が一定額を超えていた場合は、第1の実施の形態と同様に一定の利率などを計算し契約時の利用料金にその利率を掛け合わせ、得られた金額を返戻金として算出する。返戻金を求める演算も第1の実施の形態と同様である。
本発明の第2の実施の形態は以上のように構成され動作する。
本実施の形態によれば、カードを用いないで顧客が要望する期間の電力利用量、契約電力量、複数人数をまとめて1人の主契約者を決めて利用料金などの決済などを行うグループユーザなどを基にして前払い料金を決定し電力利用管理サーバと顧客宅に設定される電力遮断装置間で通信ネットワークを介して電力遮断装置に利用可能な電力利用量の上限値や、即時遮断するかどうかの設定値を通知し登録することができる。電力の利用状況の記録は、電力利用管理サーバが行い、状況を電力遮断装置に随時通知し、電力遮断装置は通知を受けた内容を記録することで、利用可能な電力の残量値が所定値、たとえばゼロになった場合は電力遮断装置5が送電を停止し、即時送電停止を望まない顧客に対しては残量値が予め決めた値になった時にアラームを上げ、さらに契約満了時には残量値が予め決められた値を超過している場合は、電力の契約料金からある利率で返戻金を顧客に返すというきめ細かなサービスを顧客に対して提供することができる。
第1の実施の形態における電気料金管理システムの全体構成図である。 第2の実施の形態における電気料金管理システムの全体構成図である。 電気料金管理システムを構成する電力利用管理サーバおよび電力遮断装置の機能ブロック図である。 第1および第2の実施の形態の顧客情報データベースである。 第1および第2の実施の形態の顧客ランク対応契約データベースである。 第1および第2の実施の形態のグループ対応契約データベースである。 第1および第2の実施の形態のグループ契約登録データベースである。 第1および第2の実施の形態の課金情報データベースである。 第1および第2の実施の形態の電力利用管理サーバに各種データを登録するときの動作フロー図である。 第1および第2の実施の形態の電力利用管理サーバに顧客情報を登録する「顧客情報登録ルーチン」の動作フローである。 第1および第2の実施の形態の電力利用管理サーバに顧客情報を登録する「契約データ登録ルーチン」の動作フローである。 電力利用管理サーバに顧客の情報を新規登録する際の動作フロー図である。 第1の実施の形態におけるカードの記憶部に記憶される内容である。 第1の実施の形態におけるカードの斜視図である。 第1の実施の形態におけるカードを発行する際の動作フロー図である。 第1の実施の形態におけるカードを装着した際の動作フロー図である。 第1の実施の形態におけるカードを着脱した際の動作フロー図である。 第1の実施の形態における日々の電力の通常運転時の電力遮断装置の動作フロー図である。 第1の実施の形態における契約満了時の動作フロー図である。 第1の実施の形態におけるカード補正時の動作フロー図である。 第1および第2の実施の形態における返戻金の利率データである。 第2の実施の形態における電力遮断装置の初期設定の動作フロー図である。 第2の実施の形態における日々の通常運転時の動作フロー図である。 第2の実施の形態におけるグループ契約の場合の日々の通常運転時の動作フロー図である。 定期的に予想対実績グラフなどを作成する動作フロー図である。
符号の説明
1 電力利用管理サーバ
2 カード発行装置
3 カード補正装置
4 通信ネットワーク
5 電力遮断装置
6 カード
7 送電所
8、9 契約者宅
10 配電線
11 ルータ
12 回線
12、52 送受信部
13、53 中央演算処理部
14、54 記憶部
15、55 入力部
16、56 表示部
57 電力遮断部
58 カード装着部
59 アラーム部
131、531 送受信処理手段
132、532 入出力処理手段
133 データ入出力手段
134 カード作成手段
135 予想対実績グラフ作成手段
136 グループ管理手段
137 割引算出利用料金決定手段
138 残量値枯渇通知手段
139 アラーム通知手段
533 カード読み書き手段
534 電力遮断手段
542 契約データ
543 電力利用量データ

Claims (20)

  1. 電気料金を前もって支払う電気料金の支払いシステムであって、
    設定された期間に応じて割引率を算出し、契約する期間分の電気料金を決定し、前記決定した電気料金および顧客の情報を記録および読み取り可能なカードに前記契約内容を記録するカード発行装置と、
    前記記録されたカードの内容を読み取り可能であり、電力使用量に応じて記録された使用可能な電気料金を差し引き、使用可能な電力の残量値が所定値になった時に、電力の供給を遮断する電力遮断装置と、
    を備えたことを特徴とする電気料金管理システム。
  2. 電気料金を前もって支払う電気料金の支払いシステムであって、
    設定された期間に応じて割引率を算出し、契約する期間分の電気料金を決定する電力利用管理サーバと、
    前記前記決定された電気料金および顧客の情報を前記電力利用管理サーバから取得し、読み取り可能なカードに記録するカード発行装置と、
    前記記録されたカードの内容を読み取り可能であり、電力使用量に応じて記録された使用可能な電気料金を差し引き、使用可能な電力の残量値が所定値になった時に、電力の供給を遮断する電力遮断装置と、
    を備えたことを特徴とする電気料金管理システム。
  3. 電力利用管理サーバとカード発行装置は、通信ネットワークを介して接続されており、前記決定された電気料金および顧客情報は通信ネットワークを介して送受信されることを特徴とする請求項2に記載の電気料金管理システム。
  4. 前記電力遮断装置は、前記カードを差し込むことで電力の供給を開始し、抜くことで電力を遮断する機能を有することを特徴する請求項1に記載の電気料金管理システム。
  5. 前記電力利用管理サーバは、複数箇所の電気料金の契約を一つの契約にまとめて、前記複数箇所の各月度の電気料金を前記一つの契約の顧客に付け込み、
    カード発行装置は、箇所ごとに契約した電気利用内容を箇所ごとにカードに記録し、
    電力遮断装置は、前記契約している1もしくは複数箇所の使用可能な電力の残量値が所定値になった時に、電力の供給を遮断することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一に記載の電気料金管理システム。
  6. 電力遮断装置は、残量値が所定値になる以前に予め決められたアラームを上げることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一に記載の電気料金管理システム。
  7. 電力利用管理サーバと電力遮断装置は通信ネットワークを介して接続されており、
    電力利用管理サーバは、使用可能な電力の残量値が所定値になる以前に顧客が電気料金の追加の支払いを行ったという情報を受信した際には、前記契約に関連する電力遮断装置に電力の遮断を行わないように第1の通知を行い、
    前記第1の通知を受信した電力遮断装置は、使用可能な電力の残量値が所定値になっても電力の遮断を行わないことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一または請求項6に記載の電気料金管理システム。
  8. 電力利用管理サーバと電力遮断装置は通信ネットワークを介して接続されており、
    電力利用管理サーバは、前記複数箇所の1つの契約をまとめた契約に属する1または複数の箇所の使用可能な電力の残量値が所定値になる以前に契約者が電気料金の追加の支払いを行ったという情報を受信した際には、前記契約に関連する1または複数箇所の電力遮断装置に電力の遮断を行わないように第1の通知を行い、
    前記第1の通知を受信した電力遮断装置は、使用可能な電力の残量値が所定値になっても電力の遮断を行わないことを特徴とする請求項5に記載の電気料金管理システム。
  9. 電気料金を前もって支払う電気料金の支払いシステムであって、
    設定された期間に応じて割引率を算出し、契約する期間分の電気料金を決定する電力利用管理サーバと、
    前記前記決定された電気料金および顧客の情報を前記電力利用管理サーバから取得し、読み取り可能なカードに記録するカード発行装置と、
    電力の供給を遮断する機能を有し電力会社管轄の施設内に存在する電力遮断装置と、
    を備え、
    電力利用管理サーバは、契約者の使用可能な残量値が所定値になったことを検知した際に、契約者の電力の遮断を行うように前記電力遮断装置に第2の通知を行い、
    前記第2の通知を受信した電力遮断装置は、電力の遮断を行うことを特徴とする電気料金管理システム。
  10. 電力利用管理サーバは、残量値が所定値になる以前に予め決められた担当者に予め決められた方法で通知することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一に記載の電気料金管理システム。
  11. 電力利用管理サーバは、残量値が所定値になる以前に契約者に予め決められた方法で通知することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一に記載の電気料金管理システム。
  12. 電力利用管理サーバは、一定期間ごとにその期間の顧客の電力使用量と電気料金とカードの電力利用残高および、電力使用量の予想対実績のグラフ、気温補正後予想対実績グラフを作成することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一に記載の電気料金管理システム。
  13. 前記電力利用管理サーバは、作成した電力使用量と電気料金とカードの電力利用残高および、電力使用量の予想対実績のグラフ、気温補正後予想対実績グラフを通信ネットワークを介してアクセスまたは表示可能とすることを特徴とする請求項12に記載の電気料金管理システム。
  14. 契約満了時に、契約時に設定した限度以上の利用可能な電力の残量値が残っていた場合は、残量値に対して一定の利率を掛けた金額を返却金として算出する返戻金算出手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし13のいずれか一に記載の電気料金管理システム。
  15. 前記一定の利率は契約期間により変動することを特徴とする請求項14に記載の電気料金管理システム。
  16. カード補正装置は、カードに記録された内容を読み取り、電力利用管理サーバで管理している契約者の電力利用の実績を照会し、補正する機能を有することを特徴とする請求項1ないし15のいずれか一に記載の電気料金管理システム。
  17. 電気料金を前もって支払う電気料金の支払い方法であって、
    設定された期間に応じて割引率を算出し、契約する期間分の電気料金を決定する第1のステップと、
    前記前記決定された電気料金および顧客の情報を取得し、読み取り可能なカードに記録する第2のステップと、
    前記記録されたカードの内容を読み取り、電力使用量に応じて記録された使用可能な電気料金を差し引き、使用可能な電力の残量値が所定値になった時に、電力の供給を遮断する第3のステップと、
    を含むことを特徴とする電気料金管理方法。
  18. 前記第1のステップは、複数箇所の電気料金の契約を一つの契約にまとめて、前記複数箇所の各月度の電気料金を前記一つの契約の顧客に付け込むステップを含み、
    前記第2のステップは、箇所ごとに契約した電気利用内容を箇所ごとにカードに記録するステップを含み、
    前記第3のステップは、前記契約している1もしくは複数箇所の使用可能な電力の残量値が所定値になった時に、電力の供給を遮断することを特徴とする請求項17に記載の電気料金管理方法。
  19. 契約満了時に、契約時に設定した限度以上の利用可能な電力の残量値が残っていた場合は、一定の利率を掛けた金額を返却金として算出する第4のステップを含むことを特徴とする請求項17または18に記載の電気料金管理方法。
  20. 電気料金の前払いシステムのコンピュータ上で動作するプログラムであって、
    契約する期間に応じて電気料金を割り引いた額を契約期間の契約料金として算出する第1の処理と、
    一定期間ごとに使用した電力使用量を前払い額に対応する契約利用電力量から差し引く第2の処理と、
    前記差し引いた残量値が所定値になったときに対応する電力回線の電力の供給を停止する第3の処理と、
    契約満了時に、契約時に設定した限度以上の利用可能な電力の残量値が残っていた場合は、一定の利率を掛けた金額を顧客に返却する第4の処理を、
    コンピュータ上で実行させることを特徴とする電気料金管理プログラム。
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