JP2007188388A - 自動販売機における商品収納庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品の積み崩れを防止しながら補給作業性を高めることができる自動販売機における商品収納庫を提供する。
【解決手段】商品Dを横向き姿勢で上下方向に沿って直積み収納する商品収納部16と、商品収納部16に対して奥行き方向から商品を補給可能な上下方向に沿う商品投入口17と、上下方向に延在する軸芯19A,19Bの周りに揺動して商品投入口17を開閉し、閉位置において直積み収納された商品Dの端面に対向して当該商品の積み崩れを防止する扉体18とを備えた自動販売機における商品収納庫15において、扉体18は、上下に分割された複数の分割扉18A,18Bからなり、上下に隣接する一対の分割扉18A,18Bの間には、これらの分割扉18A,18Bの結合状態と分離状態とを選択的に切り替える切替部材20が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、商品が横向き姿勢で上下方向に直積み収納されている自動販売機における商品収納庫に関する。
近年、商品を横向き姿勢で上下方向に直積み収納する自動販売機が広く用いられている(例えば特許文献1参照)。図7は、従来の商品直積み収納式の自動販売機の構成の一例を示している。
図示する従来の自動販売機1は、商品を収納した断熱構造の商品収納庫5を内蔵した本体2と、本体2の正面に取り付けられた外扉3と、断熱構造の内扉4とを備えている。商品収納庫5は本体2の左右方向に複数列取り付けられており、天井に敷設されたレール(図示略)に沿って本体2の内部から図示するように各列毎に正面側へ引出し自在に構成されている。
商品収納庫5は、ビンや缶、PET(ポリエチレンテレフタレート)ボトル等の容器に入れられた飲料商品Dを横向き姿勢で上下方向に沿って直積み収納する複数の商品収納部6を備えている。各商品収納部6には、奥行き方向から商品Dを補給可能な商品投入口7が上下方向に沿って設けられている。そして、この商品投入口7を開閉する扉体8が上下方向に延在する軸芯9の周りに揺動自在に取り付けられている。
扉体8は、商品収納部6に対して商品を補給する際に開操作されて商品投入口7を開放する。商品投入口7への商品の補給が完了した後、扉体8は閉操作されて商品投入口7を閉塞する。扉体8が閉位置にあるとき、図8に示すように、商品収納部6に横向き姿勢で上下方向に沿って直積み収納された商品Dの端部に対向して、商品の積み崩れを防止する。
ところで近年、飲料商品の形態が多様化、複雑化してきており、高さ方向に関して形状が規則的又は不規則的に変化した容器も広く流通している。このような商品を横向き姿勢で上下方向に直積みした際、商品の収納状態はきわめて不安定となる。このため、商品収納部へ当該商品を補給する作業中に下段側の商品が積み崩れ、開放された商品投入口から商品が外部へ飛び出して散逸するという問題が発生し易い。
このような問題を解決するため、商品収納庫の商品投入口を開閉する扉体を上下複数段に分割し、各段の補給作業が完了する毎に対応する扉を閉めながら商品の補給を行うようにすることで、補給作業時の商品の積み崩れを防止する方法が知られている(下記特許文献2,3参照)。
実開平6−19087号公報 特開平4−347792号公報 特開平5−159147号公報
しかしながら、商品投入口を開閉する扉体を上下に複数段に分割した従来の商品収納庫においては、商品収納部へ商品を補給する際、分割された個々の扉を最初にひとつひとつ開操作しなければならない。このため、操作が繁雑となり、商品補給作業の効率が悪いという問題がある。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、商品の積み崩れを防止しながら補給作業性を高めることができる自動販売機における商品収納庫を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するに当たり、本発明は、商品を横向き姿勢で上下方向に沿って直積み収納する商品収納部と、この商品収納部に対して奥行き方向から商品を補給可能な上下方向に沿う商品投入口と、上下方向に延在する軸芯の周りに揺動して前記商品投入口を開閉し、閉位置において直積み収納された商品の端面に対向して当該商品の積み崩れを防止する扉体とを備えた自動販売機における商品収納庫において、前記扉体は、上下に分割された複数の分割扉からなり、上下に隣接する一対の分割扉の間には、これらの分割扉の結合状態と分離状態とを選択的に切り替える切替部材が設けられている。
以上のように構成される本発明の自動販売機における商品収納庫においては、商品収納部へ商品を補給する際には切替部材を上記結合状態へ切り替えることで、一度に複数の分割扉を同時に開操作させることができる。これにより個々の分割扉の開操作性を改善することができる。また、商品補給時は、切替部材を上記分離状態に切り替えることで、下段側の商品収納部へ商品が補給される毎に対応する分割扉を個別に閉操作させることができるので、収納された商品の積み崩れを確実に防止することができる。
本発明に係る切替部材は、上下に隣接する一対の分割扉のうち上方側に位置する分割扉の下端に上下方向にスライド自在に取り付けられているとともに、当該切替部材は、上記一対の分割扉のうち下方側に位置する下分割扉と結合される第1の位置と、当該下分割扉に結合されない第2の位置とを選択的にとるように構成されている。この構成により、分割扉間の結合状態と分離状態とを簡単に切り替えることができるので、作業性が損なわれることもない。
特に、本発明に係る切替部材は、上記第2の位置において、下分割扉の開操作時に上分割扉と係合して当該上分割扉をも開操作させ、下分割扉の閉操作時には上分割扉と係合せずに単独で閉操作されるように構成されている。この場合、切替部材を上記第2の位置に切り替えておくことで、商品補給の際、下分割扉を開操作させることで上分割扉をも連動させて開放させることが可能となり、また、商品補給時は下分割扉のみを単独で閉操作することが可能となる。これにより、切替部材の切替操作を行うことなく、個々の分割扉の一括開操作と下分割扉の個別閉操作とが可能となり、作業性の更なる向上を図ることができるようになる。
以上述べたように、本発明の自動販売機における商品収納庫によれば、分割した個々の扉の開操作性を高めることができると同時に、商品の積み崩れを効果的に防止することができる。これにより、自動販売機の商品収納庫に対する商品の補給作業性を向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態による自動販売機における商品収納庫15の構成を示す要部正面図である。本実施の形態において、商品収納庫15は、各種缶入り飲料、ビン入り飲料、PET等のプラスチック容器入り飲料などの商品Dを収納するコラム状(柱状)の商品収納部16を図において左右方向に複数列備えている。
商品収納部16は、商品Dを横向き姿勢で上下方向に沿って直積み収納できるように構成されている。各列の商品収納部16の形成幅は、商品Dの最大外径(例えば底部径)よりもやや大きく設定されている。これにより、商品Dは、その高さ方向を商品収納部16の奥行き方向に向けて単列で上下方向に直積みされている。
商品収納部16の一端は開放され他端は閉塞されている。商品収納部16の開放端は、商品Dを商品収納部16に対して奥行き方向から補給可能な商品投入口17として形成されている。商品投入口17は上下方向に沿って連続的に形成されている。
各列の商品収納部16に対しては、商品投入口17を開閉する扉体18がそれぞれ取り付けられている。扉体18は、上下2段に分割された一対の分割扉18A,18Bで構成されている。各分割扉18A,18Bは、それぞれ上下方向に延在する軸芯19A,19Bの周りに揺動して、対応する商品投入口17の高さ領域をそれぞれ開閉する。
上下一対の分割扉18A,18Bのうち上方側に位置する上分割扉18Aは、商品投入口17の最上部から中央部の間の高さ領域を開閉する。また、上下一対の分割扉18A,18Bのうち下方側に位置する下分割扉18Bは、商品投入口17の中央部から最下部の間の高さ領域を開閉する。
扉体18を上下一対の分割扉18A,18Bで構成することにより、図1に示すように商品投入口17の全高さ領域を開放又は閉塞した状態と、商品投入口17の上半分領域を開放し下半分領域を閉塞する状態とをとることができる。なお勿論、必要に応じて、商品投入部17の上半分領域を閉塞し下半分を開放することも可能である。
軸芯19A,19Bはクランク形状に折曲げ形成されてなり(図3B参照)、各分割扉18A,18Bのそれぞれ一側面側の上部及び下部に設けられている。軸芯19A,19Bは、隣接する商品収納部16の間を仕切る隔壁40の上端及び下端と、その中央位置に取り付けられたブラケット41とにそれぞれ軸支されている。
上分割扉18Aと下分割扉18Bとの間には、これら一対の分割扉18A,18Bの結合状態と分離状態とを選択的に切り替える切替部材20を備えている。切替部材20の一構成例を図2に示す。図2Aは切替部材20の左側面図、図2Bは切替部材20の正面図である。
切替部材20は、例えばプラスチック材料の射出成形体からなり、上下方向に長手方向をもつ長方形状の本体部21と、この本体部21の周囲から立上り形成された周壁部22とを備えている。後述するように、切替部材20は、上分割扉18Aの下端に上下方向にスライド自在に取り付けられている。
本体部21の中央部やや下方側には、作業者の手指が進入できる程度の大きさの操作口23が形成されている。図示の例では、操作口23は上壁及び下壁を備えた矩形状に形成されており、周囲の周壁部22を肉盛りすることで所定の深さが確保されている。本体部21には、操作口23の上方側領域及び下方側領域に、各領域の中心軸線上にそれぞれ一対のガイド軸24a,24b及びガイド軸25a,25bが立設されている。これらのガイド軸は、上記中心軸線に沿った分割線で左右2つに分割された半割状の突起で、図示する離間位置から互いに近接する方向にそれぞれ弾性変形可能とされている。
切替部材20の周壁部22には、その左右同一高さ位置に外方へ突出する一対のガイド片26,26が設けられている。図示するガイド片26は直角三角形状であり、その斜面部が上方側に向けられることで、上分割扉18Aへの取り付け性が高められている。図示の例において、一対のガイド片26は、ガイド軸24bとほぼ同一の高さ位置に設けられている。
また、周壁部22の上端部中央及び下端部中央には、上部ストッパ27A及び下部ストッパ27Bがそれぞれ設けられている。これらのストッパ27A,27Bは、周壁部22の端面から所定高さ突出して形成されており、後述するように上分割扉18A及び下分割扉18Bと係合して切替部材20の上方スライド位置及び下方スライド位置を規定する。
図3及び図4は、上下一対の分割扉18A,18Bと上記構成の切替部材20との関係を示しており、図3は分割扉18A,18B間の結合状態を示し、図4は分割扉18A,18B間の分離状態を示している。また、図3A及び図4Aは分割扉18A,18Bの境界部を示す要部側面図、図3B及び図4Bはそれらの正面図である。
切替部材20は、上分割扉18Aに対して上下方向にスライド自在に取り付けられており、上分割扉18Aの下端と下分割扉18Bの上端との間を跨ぐようにして配置されている。そして、切替部材20は、上分割扉18Aに対して上下移動することで、図3に示すように上分割扉18Aと下分割扉18Bに結合される第1の位置と、図4に示すように下分割扉18Bに結合されない第2の位置とを選択的にとるように構成されている。
上分割扉18Aの正面には切替部材20の上部の収容空間を形成する前壁部28Aが設けられている。切替部材20は、その上部が上分割扉18Aの下端部に挿入されて前壁部28Aの内面側に設置される。前壁部28Aの中心部には、上下方向に沿って直線的なガイド溝29Aが形成されている。また、上分割扉18Aの左側面部には、切替部材20の一方のガイド片26と係合するスロット32が形成されている。このスロット32は、切替部材20の上下スライド領域に亘って形成されている。
ガイド溝29Aは、切替部材20のガイド軸24a,24bが弾性変形状態で挿通される程度の幅に形成されており、これらガイド溝29Aとガイド軸24a,24bとの係合状態を維持しながら切替部材20を上下方向にスライドさせることで切替部材20の直進移動性が確保されている。ガイド溝29Aの所定位置には、ガイド軸24a,24bが拡径することで切替部材20の上記第1,第2の位置を規定するためのガイド切欠き30a,30b,30cが形成されている。
切替部材20の最上方位置は、ガイド溝29Aの上端と上部ストッパ27Aとの係合位置で規定されている。この切替部材20の最上方位置において、操作口23は、上分割扉18Aの下端よりも更に下方に位置している。図示の例では、操作口23の上壁部が上分割扉18Aの前壁部28Aの下端に接する位置に設定されている。
一方、下分割扉18Bの正面には、切替部材20の下部の収容空間を形成する前壁部28Bが設けられている。この前壁部28Bは、図3に示すように、切替部材20が第1の位置をとる場合にのみ切替部材20の下部を収容する位置に形成されている。切替部材20が第1の位置にある状態では、下分割扉18Bの上端側は切替部材20の背面側、すなわち商品投入口17側に位置している。
図3に示す第1の位置において、切替部材20の下部は、下分割扉18B側の前壁部28Bの内面側に設置される。前壁部28Bの中心部には、上下方向に沿って直線的なガイド溝29Bが形成されている。ガイド溝29Bは、切替部材20のガイド軸25a,25bが弾性変形状態で挿通される程度の幅に形成されており、これらガイド溝29Bとガイド軸25a,25bとの係合状態を維持しながら切替部材20を上下方向にスライドさせることで切替部材20の直進移動性が確保されている。ガイド溝29Bの所定位置には、ガイド軸25a,25bが拡径することで切替部材20の上記第1の位置を規定するためのガイド切欠き31a,31bが形成されている。
切替部材20の最下方位置は、ガイド溝29Bの下端と下部ストッパ27Bとの係合位置で規定されている。この切替部材20の最下方位置において、操作口23の下壁部が下分割扉18Bの前壁部28Bの上端に接する位置に設定されている。
以上のように構成される本実施の形態の上下一対の分割扉18A,18Bからなる扉体18においては、切替部材20が図3に示す第1の位置をとるときは上分割扉18Aと下分割扉18Bとを相互に結合し、一体となって開閉操作される。
これに対して、切替部材20が図4に示す第2の位置をとるときは上分割扉18Aと下分割扉18Bとの結合状態は解除されるものの、下分割扉18Bの開操作時に切替部材20を介して上分割扉18Aと係合し当該上分割扉18Aも同時に開操作される。また、下分割扉18Bの閉操作時においては、上分割扉18Aと係合することなく単独で閉操作される。
本実施の形態の上下一対の分割扉18A,18Bからなる扉体18は、商品投入口17に対して2つの閉位置をとり得るように構成されている。図5は、商品投入口17に対する上分割扉18Aの閉位置固定機構を示している。
上分割扉18Aの上端部には、商品投入口17の上縁33に形成された閉位置設定溝34に係合可能な係止片35が形成されている。この係止片35は、略L字形状に屈曲形成されてなり、閉位置設定溝34のガイド部34Cに進入する基部35aと、ガイド部34Cに連設された第1の溝部34A及び第2の溝部34Bに係止される係止部35bとを備えている。上分割扉18Aは軸芯19Aの軸方向に所定距離上下移動可能とされ、この上分割扉18Aの上下移動を伴って閉操作することで、係止片35の係止部35bが閉位置設定溝34の第1の溝部34A又は第2の溝部34Bに係止されるようになっている。
閉位置設定溝34の第1の溝部34Aに係止部35aが係止されると、上分割扉18Aは図6において実線で示すように、商品投入口17に面する位置に固定される。一方、閉位置設定溝34の第2の溝部34Bに係止部35aが係止されると、上分割扉18Aは図6において一点鎖線で示すように、商品投入口17よりも更に商品収納部16側に回動した位置に固定される。これら上分割扉18Aの固定位置は、商品収納部16に収納される商品Dの大きさ(高さ)に応じて使い分けられる。
本実施の形態では、上分割扉18Aの閉操作の際、下分割扉18Bが切替部材20と係合して自動的に閉操作される。従って、下分割扉18Bの閉位置は、上分割扉18Aの閉位置に規制される。
以上のように構成される本実施の形態の自動販売機における商品収納庫15においては、商品収納部16へ商品Dを補給する際、切替部材20を図3に示す第1の位置へ切り替えることで、一度に上下の分割扉18A,18Bを同時に開操作させることができる。これにより個々の分割扉18A,18Bの開操作性を改善することができる。また、商品補給時は、切替部材20を図4に示す第2の位置に切り替えることで、下段側の商品収納部へ商品Dが補給された後に下分割扉18Bのみを閉操作させることができるので、収納された商品Dの積み崩れを確実に防止することができる。
また、本実施の形態において、切替部材20は、図3に示す第1の位置と、図4に示す第2の位置とを選択的にとるように構成されている。この構成により、分割扉18A,18B間の結合状態と分離状態とを簡単に切り替えることができるので、作業性が損なわれることもない。
特に、本実施の形態において、切替部材20は、上記第2の位置(図4)において、下分割扉18Bの開操作時に上分割扉18Aと係合して当該上分割扉18Aをも開操作させ、下分割扉18Bの閉操作時には上分割扉18Aと係合せずに単独で閉操作されるように構成されている。この場合、切替部材20を上記第2の位置に切り替えておくことで、商品Dの補給の際、下分割扉18Bを開操作させることで上分割扉18Aをも連動させて開放させることが可能となり、また、商品補給時は下分割扉18Bのみを単独で閉操作することが可能となる。これにより、切替部材20の切替操作を行うことなく、個々の分割扉18A,18Bの一括開操作と下分割扉18Bの個別閉操作とが可能となり、作業性の更なる向上を図ることができるようになる。
また、切替部材20を上記第2の位置に保持したままで上分割扉18Aのみを開操作することができる。これにより、比較的補給量が少ない場合などは下分割扉18Bの閉状態を保持することで、下段側の商品Dの積み崩れを防ぎながら商品Dの補給を行うことが可能となり、商品の補給作業性を高めることができる。
なお、商品Dの形態によっては、直積み収納しても積み崩れが生じにくい種類のものもある。この場合、扉体18は上下に分割する形態にする必要性が乏しくなるので、切替部材20を図3に示す第1の位置に位置させて、上下の分割扉18A,18Bを常時一体化させておいてもよい。
なおまた、扉体18は、商品収納部16に収納される商品Dの形態に対応して、各列の商品収納部16毎に、上下の分割扉18A,18Bの切替位置を異ならせることができることは勿論である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施の形態では、切替部材20が図3に示したように上分割扉18Aと下分割扉18Bとを結合する第1の位置と、図4に示したように上分割扉18Aと下分割扉18Bとは結合されないが下分割扉18Bの開操作時に上分割扉18Aと係合する第2の位置を切替操作されるように構成した。これに加えて、切替部材20を上分割扉18Aに対して更に上方位置へ移動させて、切替部材20が下分割扉18Bと全く係合しないように構成することも可能である。この場合、上下の分割扉を相互に独立して開閉操作することが可能となる。
また、以上の実施の形態では、ひとつの扉体18を上分割扉18Aと下分割扉18Bの2つに分割した構成について説明したが、勿論これに限られることなく、ひとつの扉体を上下に3つ以上に分割することも可能である。
本発明の実施の形態による自動販売機における商品収納庫15の構成を示す要部正面図である。 本発明に係る切替部材20の構成を示す側面図及び正面図である。 切替部材20が第1の位置にあるときの状態を示す側面図及び正面図である。 切替部材20が第2の位置にあるときの状態を示す側面図及び正面図である。 上分割扉18Aの閉位置固定機構を説明する要部斜視図である。 上分割扉18Aの閉位置を説明する商品収納部16の平面断面図である。 従来の自動販売機における商品収納庫の概略構成を示す斜視図である。 直積み収納された商品Dと扉体8との関係を示す要部側断面図である。
符号の説明
15 商品収納庫
16 商品収納部
17 商品投入口
18 扉体
18A 上分割扉
18B 下分割扉
19A,19B 軸芯
20 切替部材
21 本体部
22 周壁部
23 操作口
29A,29B ガイド溝
34 閉位置設定溝
35 係止片
D 商品

Claims (3)

  1. 商品を横向き姿勢で上下方向に沿って直積み収納する商品収納部と、この商品収納部に対して奥行き方向から商品を補給可能な上下方向に沿う商品投入口と、上下方向に延在する軸芯の周りに揺動して前記商品投入口を開閉し、閉位置において直積み収納された商品の端面に対向して当該商品の積み崩れを防止する扉体とを備えた自動販売機における商品収納庫において、
    前記扉体は、上下に分割された複数の分割扉からなり、
    上下に隣接する一対の分割扉の間には、これらの分割扉の結合状態と分離状態とを選択的に切り替える切替部材が設けられている
    ことを特徴とする自動販売機における商品収納庫。
  2. 前記切替部材は、前記一対の分割扉のうち上方側に位置する分割扉の下端に上下方向にスライド自在に取り付けられているとともに、
    前記切替部材は、前記一対の分割扉のうち下方側に位置する下分割扉と結合される第1の位置と、当該下分割扉に結合されない第2の位置とを選択的にとる
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機における商品収納庫。
  3. 前記第2の位置において、前記切替部材は、前記下分割扉の開操作時に前記上分割扉と係合して当該上分割扉をも開操作させ、前記下分割扉の閉操作時には前記上分割扉と係合せずに単独で閉操作される
    ことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機における商品収納庫。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007193468A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機の商品収納ラック
CN107195098A (zh) * 2016-03-15 2017-09-22 株式会社久保田 商品收纳装置

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