JP2007187926A - 表示素子の製造装置および表示素子の製造方法 - Google Patents

表示素子の製造装置および表示素子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007187926A
JP2007187926A JP2006006669A JP2006006669A JP2007187926A JP 2007187926 A JP2007187926 A JP 2007187926A JP 2006006669 A JP2006006669 A JP 2006006669A JP 2006006669 A JP2006006669 A JP 2006006669A JP 2007187926 A JP2007187926 A JP 2007187926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
bonding
display element
unit
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006006669A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirosuke Sakai
宏祐 酒井
Junichi Ishida
淳一 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006006669A priority Critical patent/JP2007187926A/ja
Publication of JP2007187926A publication Critical patent/JP2007187926A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】可撓性の各基板を貼り合わせる工程において、各基板表面に形成される所定のパターンの位置合わせを正確かつ容易とすることで、生産性の高い表示素子の製造装置および表示素子の製造方法を実現する。
【解決手段】本発明の液晶表示素子の製造方法は、可撓性の第1基板31および第2基板41に形成された各セルパターン31b・41bの位置を検出する工程と、前記第1基板31および第2基板41に対し、検出されたパターン31b・41bの位置を基準として、両基板の対向する位置にそれぞれ基準穴31a・41bを所定の数形成する工程と、前記各基準穴31a・41bに位置決めピンを挿入しながら、前記第1基板31と第2基板41とを貼り合わせる工程とを含んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示素子の製造装置および表示素子の製造方法に関するものであり、とくに、表示素子を構成する長尺状の可撓性基板同士を貼り合わせるための貼合装置、およびこの貼合装置を用いた表示素子の製造方法に関するものである。
従来から、表示素子を代表する液晶表示素子の基板としては、光学特性に優れかつ安価なガラス基板が専ら使用されてきた。しかしながら、最近になって携帯機器の表示素子の高性能化が進み、またその応用範囲が拡大するとともに、液晶表示素子の軽量化、コストダウンなどが急務になっている。
このような問題に鑑み、液晶表示素子において、ガラス基板に代えてプラスチック基板を用いることが試みられている。プラスチック基板は、透明性合成樹脂材料からなる可撓性基板であり、実用上問題のない程度の光学特性を有し、ガラス基板よりも著しく軽量でかつ加工が容易という優れた特性を有している。また、プラスチック基板自体が可撓性を有することから、物理的な応力が加わる状態、湾曲状態などでも使用することができる。したがって、プラスチック基板などの可撓性基板を用いれば、液晶表示素子の軽量化および液晶表示素子の応用範囲の拡大は比較的容易であるが、可撓性基板を用いて液晶表示素子を効率良くかつ安価に製造する製造方法の確立が現状における重要な課題の1つになっている。
液晶表示素子を効率よく製造する方法として、長尺状のシートに電極パターン等を連続的に形成して長尺状の基板を作製し、作製した長尺基板同士を貼り合わせることで表示素子を得る方法等が開示されている(例えば特許文献1、特許文献2)。
また一方で、特許文献3には、所定の長さに切断された可撓性基板を長尺状態の可撓性基板に貼り合わせることで位置決めを正確に行うという技術、特に実施例には、両基板に対向するような基準穴を設け、該基準穴に位置決めピンを挿入して貼り合わせる方法が開示されている。
さらに、特許文献4には基板に基準穴を設け、該基準穴を利用して位置合せし、露光工程、液晶塗布工程、積層工程を行う方法が開示されている。
特開昭62−150218号公報 特開昭62−150283号公報 特開昭59−119317号公報 特開平5−307173号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に示されるように長尺状の基板同士を連続的に貼り合わせる場合、たとえ最初に貼り合わせる状態で一方の可撓性基板に形成されるパターンと、もう一方の可撓性基板に形成されるパターンとを正確に一致させておいたとしても、連続して貼り合わせる間に、両基板に形成されたパターン間隔の差などが累積し、貼り合わせにズレが生じてしまう。
そこで、特許文献3には、一方の基板を切断してパターン毎に分離し、基板に形成した基準穴にピンを通して位置合せして貼り合わせる方法が提案されている。しかしながら、何の基準も無く基準穴を形成しているため両基板に形成されるパターンに位置ズレがあった場合、貼り合わせ不良が発生する可能性があった。また、貼り合わせる前に一方の可撓性基板を切断しているため、切断された基板を個別に保持する必要があり、保持や貼り合わせの機構が複雑になるという問題がある。
また、特許文献4には、基板に形成した基準穴を利用して各種工程における位置合わせを行う方法が提案されている。しかしながら、表示素子の製造工程にはCVD(Chemical Vapor Deposition)プロセスなど高温雰囲気下で行われるプロセスが含まれているため、熱により基準穴の変形や、位置ズレが生じる恐れがある。そのため、貼り合わせを行う段階で基準穴を用いて位置合わせを行っても位置ズレが発生してしまうという問題があった。貼り合わせを行う方法について、詳細な記載が無く、可撓性基板の延び等により両基板に形成されたパターン間隔に差がある場合には、その誤差の累積によるズレには対応できない。
上記の問題点に鑑み、本発明は、長尺状の各可撓性基板を貼り合わせる工程において、各基板表面に形成される所定のパターンの位置合わせを正確かつ容易とすることで、生産性の高い表示素子の製造装置および表示素子の製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の表示素子の製造方法は、それぞれ表面に表示部を形成する単位パターンが複数形成された長尺状の可撓性基板である第1基板と第2基板とを貼り合せる工程を含む表示素子の製造方法において、前記第1基板および第2基板の各々について、前記単位パターンの位置を検出する工程と、前記第1基板および第2基板の各々について、検出された前記単位パターンの位置を基準として、両基板の対向する位置にそれぞれ基準穴を形成する工程と、前記各基準穴に位置決めピンを挿入しながら、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせる工程とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、前記第1基板および第2基板の各々について、単位パターンの位置を検出する工程と、前記第1基板および第2基板の各々について、検出された前記単位パターンの位置を基準として、両基板の対向する位置にそれぞれ基準穴を形成する工程と、前記各基準穴に位置決めピンを挿入しながら、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせる工程とを含んでいる。すなわち、両基板の対向する位置にそれぞれ設けられた基準穴は、各基板表面に形成された単位パターンの位置を基準として設定された位置に設けられている。
従来の構成では、前記基準穴は、パターンの位置を基準に設けられているものではないため、たとえ最初に両基板を貼り合わせる状態で一方の可撓性基板に形成されるパターンと、もう一方の可撓性基板に形成されるパターンとを正確に一致させておいたとしても、連続して貼り合わせる間に、両基板に形成されたパターン間隔の差などが累積し、貼り合わせにズレが生じてしまうといった問題があった。
これに対し、本願の上記の構成によれば、前記基準穴は、貼り合わせる基板同士において互いに一致させる必要のある各単位パターンの位置を基準として設定された位置に設けられているため、可撓性基板の搬送工程においてずれが生じたとしても、前記基準穴と単位パターンとの位置関係を一定に保つことができる。このため、長尺状の可撓性基板を搬送しながら連続的に貼り合わせる場合であっても、基板搬送によるずれに影響されることなく、常に、両基板に形成された各単位パターンの位置合わせを高精度に行うことができる。この結果、生産性の高い表示素子の製造方法を実現することができる。
また、上記の表示素子の製造方法は、さらに、パターン形成手段が、前記第1基板または第2基板を固定した状態で、前記第1基板または第2基板上に前記単位パターンを形成するパターン形成工程を含むことが望ましい。
上記の構成によれば、前記第1基板または第2基板を固定した状態で、前記単位パターンを前記第1基板または第2基板上に形成する。このため、可撓性基板の送り動作に起因する位置精度の低下を防止することができ、パターン形成における位置精度を良好に保つことができる。この結果、両基板に形成された各パターンの位置合わせを高精度に行うことができる。
上記の課題を解決するために、本発明の他の表示素子の製造方法は、それぞれ表面に表示部を形成する単位パターンが複数形成された長尺状の可撓性基板である第1基板と第2基板とを貼り合せる工程を含む表示素子の製造方法において、前記単位パターンが形成された前記第1基板と第2基板との各々に対し、前記貼り合せる工程にて用いられる基準穴を形成する工程を含み、前記貼り合せる工程では、各基準穴に位置決めピンを挿入しながら、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせることを特徴とする。
なお、本発明における基準穴は、表示部を形成する単位パターンの形成位置を基準として形成される、すなわち、パターン形成工程を経た後、すなわち、高温プロセス(CVDプロセス等)を経た後に基準穴を形成するため、基準穴が熱により変形するといった問題も生じない。
また、上記の表示素子の製造方法は、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせた貼合基板を、隣接する単位パターン間で切断する工程をさらに含むことが望ましい。
上記の構成によれば、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせた貼合基板を、隣接する単位パターン間で切断する。このため、長尺状の可撓性基板に連続的に形成された単位パターン位置に誤差があっても、貼り合わせによりその誤差が累積することはない。この結果、各基板表面に形成される単位パターンの位置合わせを正確かつ容易に行うことができ、不良品の発生点数を抑制し、生産性の高い表示素子の製造方法を実現することができる。
上記の表示素子の製造方法は、さらに、前記第1基板または第2基板のうち少なくとも一方に、前記単位パターン毎に、各単位パターンを囲むように接着剤を配置する工程を含む構成としてもよい。
上記の構成によれば、前記第1基板または第2基板のうち少なくとも一方に、前記単位パターン毎に、各単位パターンを囲むように接着剤を配置する工程を含んでいる。このため、切断時にダストが発生し、貼合基板に続く未貼り合わせの第1基板と第2基板との間に侵入するのを防止することができる。
上記の表示素子の製造方法は、さらに、前記貼合基板の隣接する単位パターン間に、線状に接着剤を配置する工程を含み、
前記貼合基板を、前記線状に配置された各接着剤と該接着剤に基板搬送方向に隣接する単位パターンの側辺との間の切断線に沿って切断する構成としてもよい。
上記の構成によれば、前記単位パターンを囲む接着剤と前記線状に配置された接着剤とにより、前記貼合基板の切断の際に発生するダストが、貼合基板の基板間の隙間に侵入するのを防止するとともに、まだ貼り合わされていない次の貼り合わせパターンの貼り合わせ側面に貼合基板の切断時に発生するダストが付着するのを防止することができる。
上記の表示素子の製造方法は、さらに、前記貼合基板の隣接する単位パターン間に、線状に接着剤を配置する工程を含み、
前記線状に配置された接着剤に沿って前記貼合基板を切断する構成としてもよい。
上記の構成によれば、貼合基板を切断する際に発生するダストを、前記線状に配置された接着剤により、貼合基板間に侵入するのを防止するとともに、まだ貼り合わされていない次の貼り合わせパターンの貼り合わせ側面に切断時に発生するダストが付着するのを防止することができる。
上記接着剤は、少なくとも紫外線硬化性接着剤と熱硬化性接着剤とを含むものであることが望ましい。
前記接着剤として、紫外線硬化性だけの接着剤を用いた場合、接着剤の性能が劣り、対環境性が劣るため好ましくない。また、熱硬化性だけの接着剤を用いた場合、硬化時間がかかるため、本願の構成のように連続的に貼り合わせを行う方法にインラインで使用するのには限界がある。
本発明の上記の構成によれば、前記接着剤は、少なくとも紫外線硬化性接着剤と熱硬化性接着剤とを含んでいる。これにより、さらに所定の長さ単位の貼合基板に対し、前記接着剤を紫外線硬化させた後、装置から搬出することによって、次工程への搬送によって位置合わせがずれることが無く、短時間で接着できて生産性の高い可撓性基板の貼り合わせ方法を実現することができる。更に次工程で熱処理により、接着剤を完全に硬化させることにより、可撓性基板の貼り合わせ強度を強くすることができる。
上記の表示素子の製造方法は、さらに、前記接着剤の一部または全部を硬化させて前記貼合基板を固着する工程を含む構成であってもよい。
上記の構成によれば、切断や次工程への搬送によって位置合わせがずれることの無い可撓性基板の貼り合わせ方法を実現することができる。
また、前記第1基板と第2基板の貼り合わせ工程は、減圧状態で行われることが望ましい。
上記の構成によれば、第1基板と第2基板との間に空気が入って2枚の基板を接合する接着剤が途切れる、2枚の基板の間隔が広くなりすぎるといった問題を抑制でき良好な表示素子を製造することができる。
前記貼り合わせ工程の前に、前記第1基板または第2基板の何れかに液晶物質を載置する工程を実施する構成としてもよい。
上記の構成によれば、例えば、長尺状の可撓性基板を用いて、連続的に位置合わせを行って貼り合わせると同時に、液晶を封入することができ、より生産性の高い表示素子の貼り合わせが可能となる。
上記の課題を解決するために、本発明の表示素子の製造装置は、表示部を形成する単位パターンが連続的に形成されており、前記単位パターンを基準として基準穴が形成された可撓性の第1基板と、第1基板の各単位パターンに対応する単位パターンが連続的に形成されており、前記単位パターンを基準として基準穴が形成された可撓性の第2基板とを連続的に貼り合せる液晶表示装置の製造装置において、ロール状に巻き取られた第1基板と、ロール状に巻き取られた第2基板とを同一方向に巻き出して搬送する搬送手段と、前記第1基板と第2基板に形成された基準穴に位置決めピンを挿入しつつ第1基板と第2基板とを貼り合わせる基板貼合手段と、第1基板と第2基板とを貼り合せた貼合基板を所定の単位ごとに切断する切断手段とを有することを特徴とする。
上記の構成によれば、基板を貼り合わせるための位置決め用の基準穴が、貼り合わせる基板同士において互いに一致させる必要のあるパターンそれぞれを基準として形成されているので、高精度の貼り合わせが可能となる。したがって、単位パターンを基準として基板に形成された基準穴に、位置決めピンを挿入しつつ基板同士を貼り合わせることができ、ロールから巻きだされた可撓性基板を、位置合わせを行って連続的に貼り合わせ、生産性を向上させることが可能となる。また、切断手段により所定の単位ごとに貼合基板を切断することが可能であるので、長尺の可撓性基板に連続的に形成されたパターン位置に誤差があっても、貼り合わせによりその誤差が累積することなく、位置合わせを行って貼り合わせることができ、高精度な貼り合わせを行うことが可能となる。
液晶表示装置の製造装置は、前記切断手段が、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせた貼合基板を、隣接する単位パターン間で切断する構成であることが望ましい。
上記の構成によれば、前記切断手段が前記第1基板と第2基板とを貼り合わせた貼合基板を、隣接する単位パターン間で切断する。このため、長尺状の可撓性基板に連続的に形成されたパターン位置に誤差があっても、貼り合わせによりその誤差が累積することはない。この結果、各基板表面に形成される所定のパターンの位置合わせを正確かつ容易に行うことができ、生産性の高い表示素子の製造装置を実現することができる。
上記の構成において、前記基板貼合手段は一対の回転ローラを含み、該一対の回転ローラは、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせた状態で狭持し、前記貼合基板を形成する構成であることが望ましい。
上記の構成によれば、単純な構成で、基板に形成された基準穴に位置決めピンを挿入しながら基板同士を貼り合わせることができる。
この場合、前記一対の回転ローラを構成する少なくとも一方のローラに、前記位置決めピンとの干渉を避けるための溝が形成されていることが望ましい。
上記の構成によれば、前記一対の回転ローラを構成する少なくとも一方のローラに、前記位置決めピンとの干渉を避けるための溝が形成されている。このため、第1基板と第2基板とを貼り合わせる際に、基板の端部にもローラの圧力を負荷することができる。この結果、各基板に形成された基準穴に位置決めピンを確実に通すことができ、基板全面を均一に貼り合わせることができる。
また、上記の構成において、さらに、前記一対の回転ローラの基板搬送方向上流側に、前記第1基板と第2基板の搬送方向前端部を保持する一対の補助ローラが配置されていることが望ましい。
上記の構成によれば、前記一対の回転ローラの基板搬送方向上流側に、前記第1基板と第2基板の搬送方向前端部を保持する一対の補助ローラが配置されている。これにより、前記貼合基板を所定の長さ単位で切断しても、前記一対の補助ローラにより未貼り合わせの基板の搬送方向前端部を保持することができるため、単純な装置構造により連続的に基板を繰り出して貼り合わせを行うことが可能となる。
この場合、前記一対の補助ローラを構成する各ローラの表面には粘着層が形成されていることが望ましい。
上記の構成によれば、前記補助ローラの表面には粘着層が形成されている。これにより、より確実に未貼り合わせの基板の搬送方向前端部を保持することが可能となる。
また、上記の表示素子の製造装置は、さらに、前記第1基板または第2基板の少なくとも一方に載置された接着剤を硬化させるための硬化手段を有していることが望ましい。
上記の構成によれば、前記第1基板または第2基板の少なくとも一方に載置された接着剤を硬化させるための硬化手段を備えている。これにより、貼り合わせ位置の仮止めが可能となり、装置から取り出しても位置ズレすることなく短時間で、より確実な貼り合わせをすることができる。
また、上記の表示素子の製造装置は、さらに、前記第1基板または第2基板の何れか一方に、液晶物質を載置するための液晶供給手段と、少なくとも、前記貼合基板形成手段を内蔵する減圧容器と、前記減圧容器内を減圧する減圧手段とを備えることが望ましい。
上記の構成によれば、前記基板貼合装置による前記貼合基板の形成を減圧容器内で減圧状態にて行うため、基板間に気泡が入るのを防止することができ、貼合基板のギャップ(基板の貼合面に形成された柱状突起の高さ)を均一にすることができる。さらに、可撓性の第1基板および第2基板を、連続的に位置合わせを行って貼り合わせると同時に、液晶を封入する場合であっても、不良品の発生点数を抑制し、生産性の向上を図ることができる可撓性表示素子の製造装置を実現することができる。
さらに、前記減圧容器にゲートバルブを介して接続されたロードロックを備え、更に所定の貼合基板を、ゲートバルブを介して減圧されたロードロックに移載する手段と、ゲートバルブを閉じてロードロック内を大気圧に開放する手段とを備えていることが望ましい。
上記の構成によれば、減圧状態で前記第1基板と第2基板との貼り合わせを行った後、貼り合わせ基板を大気圧に開放することで、貼り合わせ基板全面が大気圧により均一にプレスされ、結果として、均一なセルギャップを得ることができる。この結果、不良品の発生点数を抑制し、高品質の貼合基板を提供することができる。
上記の表示素子の製造装置は、さらに、前記単位パターンの位置を検出するパターン位置検出手段と、前記第1基板および第2基板の各々について、前記パターン位置検出手段により検出された前記単位パターンの位置を基準として、両基板の対向する位置にそれぞれ基準穴を形成する基準穴形成手段とを含む構成とすることが望ましい。
上記の構成によれば、前記第1基板および第2基板の各々について、前記単位パターンの位置を検出するパターン位置検出手段と、前記第1基板および第2基板の各々について、前記パターン位置検出手段により検出された前記単位パターンの位置を基準として、両基板の対向する位置にそれぞれ基準穴を形成する基準穴形成手段とを備えている。
従来の構成では、前記基準穴は、パターンの位置を基準に設けられているものではないため、たとえ最初に両基板を貼り合わせる状態で一方の可撓性基板に形成されるパターンと、もう一方の可撓性基板に形成されるパターンとを正確に一致させておいたとしても、連続して貼り合わせる間に、両基板に形成されたパターン間隔の差などが累積し、貼り合わせにズレが生じてしまうといった問題があった。
これに対し、本発明の上記の構成によれば、前記基準穴形成手段は、貼り合わせる基板同士において互いに一致させる必要のある各単位パターンの位置を基準として設定された位置に各基準穴を形成するため、可撓性基板の搬送工程においてずれが生じたとしても、前記基準穴と単位パターンとの位置関係を一定に保つことができる。このため、長尺状の可撓性基板を搬送しながら連続的に貼り合わせる場合であっても、基板搬送によるずれに影響されることなく、常に、両基板に形成された各単位パターンの位置合わせを高精度に行うことができる。この結果、生産性の高い表示素子の製造装置を実現することができる。
表示素子の製造装置は、前記第1基板または第2基板を固定した状態で、前記第1基板または第2基板上に前記単位パターンを形成するパターン形成手段をさらに含む構成としてもよい。
上記の構成によれば、前記第1基板または第2基板を固定した状態で、前記第1基板または第2基板上に前記単位パターンを形成するパターン形成手段を含んでいる。このため、両可撓性基板の送り動作に起因する位置精度の低下を防止することができ、パターン形成における位置精度を良好に保つことができる。
上記パターン形成手段は、例えば、金属膜形成(CVDプロセス)、レジスト塗布工程、露光工程、エッチング工程、レジスト剥離工程、および洗浄工程を繰り返し、パターンを積層する構成としてもよい。
なお、パターン位置検出手段としては、例えば、顕微鏡を介してCCDカメラによりパターン、あるいはパターンと同時に形成されたアライメントマークを撮像し、撮像したパターン(マーク)に画像処理を施し、パターンの形成位置を検出することが考えられる。
本発明の本発明の表示素子の製造方法は、以上のように、それぞれ表面に表示部を形成する単位パターンが複数形成された長尺状の可撓性基板である第1基板と第2基板とを貼り合せる工程を含む表示素子の製造方法において、前記第1基板および第2基板の各々について、前記単位パターンの位置を検出する工程と、前記第1基板および第2基板の各々について、検出された前記単位パターンの位置を基準として、両基板の対向する位置にそれぞれ基準穴を形成する工程と、前記各基準穴に位置決めピンを挿入しながら、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせる工程とを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、前記基準穴は、貼り合わせる基板同士において互いに一致させる必要のある各単位パターンの位置を基準として設定された位置に設けられているため、可撓性基板の搬送工程においてずれが生じたとしても、前記基準穴と単位パターンとの位置関係を一定に保つことができる。このため、長尺状の可撓性基板を搬送しながら連続的に貼り合わせる場合であっても、基板搬送によるずれに影響されることなく、常に、両基板に形成された各単位パターンの位置合わせを高精度に行うことができる。この結果、不良品の発生点数を抑制し、生産性の高い表示素子の製造方法を実現することができる。
本発明の表示素子の製造装置は、以上のように表示部を形成する単位パターンが連続的に形成されており、前記単位パターンを基準として基準穴が形成された可撓性の第1基板と、第1基板の各単位パターンに対応する単位パターンが連続的に形成されており、前記単位パターンを基準として基準穴が形成された可撓性の第2基板とを連続的に貼り合せる液晶表示装置の製造装置において、ロール状に巻き取られた第1基板と、ロール状に巻き取られた第2基板とを同一方向に巻き出して搬送する搬送手段と、前記第1基板と第2基板に形成された基準穴に位置決めピンを挿入しつつ第1基板と第2基板とを貼り合わせる基板貼合手段と、第1基板と第2基板とを貼り合せた貼合基板を所定の単位ごとに切断する切断手段とを有することを特徴とする。
上記の構成によれば、基板を貼り合わせるための位置決め用の基準穴が、貼り合わせる基板同士において互いに一致させる必要のあるパターンそれぞれを基準として形成されているので、高精度の貼り合わせが可能となる。したがって、単位パターンを基準として基板に形成された基準穴に、位置決めピンを挿入しつつ基板同士を貼り合わせることができ、ロールから巻きだされた可撓性基板を、位置合わせを行って連続的に貼り合わせ、生産性を向上させることが可能となる。また、切断手段により所定の単位ごとに貼合基板を切断することが可能であるので、長尺の可撓性基板に連続的に形成されたパターン位置に誤差があっても、貼り合わせによりその誤差が累積することなく、位置合わせを行って貼り合わせることができ、高精度な貼り合わせを行うことが可能となる。
本発明に係る可撓性表示素子の製造装置の一実施形態について、図1から図7に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、以下では、本発明をプラスチック基板の貼合装置に適用するものとして説明を行うが、本発明はこれに限定されるものではない。
(全体装置構成)
図1に示すように、本実施の形態の貼合装置(表示素子の製造装置)200は、それぞれ表示部を形成する連続的な単位パターン31c・41cが形成された長尺状のプラスチック基板(可撓性基板)である第1基板31と第2基板41とを貼り合わせ、貼合基板170とするものである。第1基板31上には、TFTなどの駆動回路、カラーフィルタなどが形成されており、第2基板41上には対向電極が形成されている。貼合装置200は、以下に詳細に説明するように、それぞれロール状態で供給される第1基板31と第2基板41とを減圧状態で位置合わせして貼り合わせ、さらに、貼合基板170の第1基板31と第2基板41との間に、液晶を封入する構成となっている。
このように、減圧状態で液晶物質を基板上に供給すれば、基板間に気泡が入るのを防止することができる。この結果、可撓性の第1基板および第2基板を、連続的に位置合わせを行って貼り合わせると同時に、液晶を封入する場合であっても、生産性の向上を図ることができる可撓性表示素子の製造装置を実現することができる。
図1に示すように、貼合装置200は、減圧チャンバ20(減圧容器、減圧手段)内に、第1ロール30、第2ロール40、一対の貼合ローラ50(基板貼合手段)、一対の補助ローラ60、第1の基板搬送系70、第2の基板搬送系80、および位置決め治具駆動機構10を内蔵している。
第1ロール30には、TFTなどの駆動回路とカラーフィルタなどが形成された長尺状の第1基板31がロール状に巻き取られ、第2ロール41には、対向電極が形成された長尺状の第2基板41が巻き取られている。一対の貼合ローラ50は、上ローラ51と下ローラ52とからなり、第1基板31と第2基板41とを貼り合わせるたた状態で狭持するものである。一対の補助ローラ60は、上ローラ61と下ローラ62とからなり、第1基板31および第2基板41を保持するためのものである。第1の基板搬送系70は、第1ロール30の回転軸71、スペーサ巻取りローラ72、張力検出ローラ73、ニップローラ75およびガイドローラ76から構成され、第2の基板搬送系80は、第2ロール40の回転軸81、スペーサ巻取りローラ82、張力検出ローラ83、テンションローラ84、ニップローラ85およびガイドローラ86から構成される。第1の基板搬送系70および第2の基板搬送系80は、第1基板31と第2基板41とを、それぞれ一対の補助ローラ60まで保持搬送するためのものである。
図1に示すように、減圧チャンバ20の外部には、第1基板31の所定位置に所定量の液晶を敵下するための液晶ディスペンサユニット100が設けられている。液晶ディスペンサユニット100は、液晶ディスペンサ101、制御部102、画像検出部103およびCCDカメラ104から構成されている。液晶ディスペンサ101には、予め脱泡された液晶が供給されており、第1基板31を搬送する際に、第1基板31上をCCDカメラ104で撮影し、第1基板31上に形成された基準マーク(図示せず)を検出し、所定位置に所定量の液晶を滴下する構成となっている。
減圧チャンバ20の外部には、さらに、基板の搬送位置を確認するCCDカメラ111と、第1基板31と第2基板41とが貼り合わされた貼合基板(以下、単に、貼合基板と称す)170の搬送位置を確認するCCDカメラ111の画像を検出する画像検出部112、画像検出部112で検出された画像を元に、後述するUV光源(硬化手段)およびレーザカッタ130(切断手段)を稼動させる制御部140、および貼合基板170を切断するためのレーザカッタ130、貼合基板170を仮固定するスポット紫外線照射手段122の紫外線照射器122a・122b、位置決め治具11bの位置決めピン11aの位置と、基板に形成された基準穴との位置合わせを行うCCDカメラ150が設けられている。UV光源121は、紫外線照射窓21cを通じて貼合基板170の前面にUV光を照射できるようになっている。
なお、本実施の形態では貼合基板170の切断手段としてレーザカッタ130を用いているが、それに限定されず、たとえば、ローラカッターやシャーリングなど、樹脂フィルムの切断に用いられる一般的なカッターを使用できる。
また、貼合装置200の構成に関し、貼り合わせ部分のみを減圧状態とすればよいが、図1に示すように第1ロール30、第2ロール40、および液晶ディスペンサ101を含むように構成してもよい。
次に、貼合装置200を構成する各構成要素の機能について以下に説明する。
(基板およびロール)
まず、図2(a)、(b)を参照し、第1基板31および第2基板41の構成について説明する。図2(a)、(b)は、第1基板31および第2基板41の表示部を形成する単位パターンおよび位置合せ用基準穴の位置を示している。
図2(a)に示す第1基板31は、貼り合わせ後に分割されて一つの液晶表示素子となる部分に相当する。図2(a)に示すように、第1基板31には、TFTなどの回路、カラーフィルタなどが形成されたセルパターン31bが多数設けられており、第1基板の両端部にはセルパターン31bと所定の位置関係にある基準穴31aが連続して形成されている。これらの基準穴31aは、パンチャーによる加工やレーザ加工などにより形成することができるが、特にこれらに限定されるものではない。
また、前述の通り、第1基板31にTFTやカラーフィルタが形成されており、対向する第2基板41には、主に対向電極が形成されているだけであるので、基準穴31aの形成位置精度としては、±数十μmオーダーの精度があれば十分であり、その程度の加工精度であれば先述したパンチャーやレーザ加工機でも加工することが可能である。
また、第1基板31の液晶を封入する領域には、第2基板41と貼り合わせる際の基板間のギャップを規制するために、図示しない複数の柱状突起が予め形成される。セルパターン31bのTFTやカラーフィルタはフォトリソ工程により形成される。
ここで、長尺状のプラスチック基板に形成する場合には、表示部を形成する単位パターン31c内では、セルパターン31bはμmオーダの位置精度で形成されるが、長尺基板を搬送して形成する単位パターン31c同士の間では位置精度が100μmオーダと悪くなっている。
後に詳細に説明するように、単位パターン31c(41c)は、第1基板31または第2基板41を搬送させることなく固定した状態で、例えば図14に示す光学系のみを移動させて形成することができるパターンの大きさを示している。
図2(b)に示す第2基板41は、貼り合わせ後に分割されて一つの液晶表示素子となる部分に相当する。第2基板41には、対向電極などが形成されたセルパターン41bが多数設けられており、第2基板41の両端部には、セルパターン41bと所定の位置関係にある基準穴41aが連続して形成されている。これらの基準穴41aは、対向する第1基板31の基準穴31aに対応する位置に形成される。これらの基準穴41aは、第1基板31の基準穴31aと同様に、パンチャーによる加工やレーザ加工などにより形成することができるが、特にこれらに限定されるものではない。基準穴41aの形成位置精度は、先述の基準穴31a同様、±数十μmオーダーの精度があれば十分である。また、セルパターン41bの対向電極は、マスクを介してスパッタにより形成される。
次に、本実施の形態におけるパターン形成工程および基準穴の形成工程について図14および図15を参照し説明する。
露光装置(パターン形成手段)300は、図14に示すように、光源301、マスク302およびレンズユニット303とからなる光学系と、CCDカメラ310とを備えている。同中、31dは、上記光学系により一度に露光できる範囲を示している。露光装置300は、CCDカメラ310により、形成されたパターンあるいはアライメントマークを撮影し、撮像したパターン(マーク)に画像処理を施して露光位置を決めるように構成されている。
第1基板31、第2基板41の各々について、例えば、CCDカメラ310により、図14の露光装置300を用いて形成された単位パターン31c・41cの位置を検出し、検出された各単位パターン31c・41cの位置を基準として、各基準穴31a・41bは、両基板の対向する位置に形成されている。
ここで、単位パターン31cは、第1基板31を搬送させることなく、上記光学系のみを図中矢印方向に移動させて形成することができる。すなわち、図14に示す光学系は、単位パターン31cの長さ分、基板長手方向に往復移動可能に形成されており、単位パターン31cの露光完了後、上記光学系を図中矢印の反対方向に移動させ初期位置に戻すと共に、第1基板31を図中矢印方向に単位パターン31cの長さ分移動させ、次の単位パターン31cの露光を行うように構成されている。なお、第2基板41のパターンについても同様の方法にて形成されるが、ここでの説明は省略する。
上記パターン位置検出手段としては、例えば図15に示すCCDカメラ401を用いることができ、顕微鏡を介して、パターン位置検出手段によりパターン、あるいはパターンと同時に形成されたアライメントマークを撮像し、撮像したパターン(マーク)に画像処理を施して、基準穴の形成位置を決める構成としてもよい。
従来の構成では、前記基準穴は、パターンの位置を基準に設けられているものではないため、たとえ最初に両基板を貼り合わせる状態で一方の可撓性基板に形成されるパターンと、もう一方の可撓性基板に形成されるパターンとを正確に一致させておいたとしても、連続して貼り合わせる間に、両基板に形成されたパターン間隔の差などが累積し、貼り合わせにズレが生じてしまうといった問題があった。
これに対し、上記の構成によれば、基準穴31a・41aは、基準穴形成手段により、貼り合わせる基板同士において互いに一致させる必要のある各セルパターン31b・41b(単位パターン31c、41c)の位置を基準として設定された位置に設けられているため、可撓性基板の搬送工程においてずれが生じたとしても、基準穴31a・41aとセルパターン31b・41b(単位パターン31c、41c)との位置関係を一定に保つことができる。このため、長尺状の可撓性基板を搬送しながら連続的に貼り合わせる場合であっても、基板搬送によるずれに影響されることなく、常に、両基板に形成された各パターンの位置合わせを高精度に行うことができる。この結果、生産性の高い表示素子の製造方法を実現することができる。
図15に、本発明の基準穴形成手段の具体例としてのパンチャー400を示している。同図に示すように、パンチャー400は、CCDカメラ401とパンチヘッド402とを備えている。パンチャー400は、単位パターン31cの長さ分図中矢印方向に移動させながら、基準穴31aを形成した後、図中矢印反対方向へ元の位置に移動すると共に、第1基板31を図中矢印方向に単位パターン31cの長さ分移動して次ぎの単位パターン31c分の基準穴31aを形成するように構成されている。また、パターン位置検出手段としてのCCDカメラ401により、第1基板31に形成されたパターン、あるいはアライメントマークを撮影し、撮像したパターンまたはアライメントマークに画像処理を施し、基準穴31aの穴あけ位置を決め、パンチヘッド402により基準穴31aを形成する。なお、第2基板41の基準穴41aについても同様の方法で形成されるが、ここでの説明は省略する。
なお、本発明の基準穴形成手段は、パンチャー400のようにパンチングにより形成するものに限らず、例えばレーザ加工により基準穴を形成するものであってもよい。
ここで、セルパターン41bを長尺のプラスチック基板に形成する場合には、プラスチック基板31・41を装置内で固定し一括してパターン形成する単位パターン41c内では、セルパターン41bはμmオーダの位置精度で形成されるが、長尺基板を搬送して形成する単位パターン41c同士の間では位置精度が100μmオーダと悪くなる。
このような長尺の可撓性基板に形成されたパターンの位置精度の低下は、パターンを形成する際に可撓性基板を送って、パターンを形成する長尺の可撓性基板上の場所を変える動作に起因するものである。
そこで、本実施の形態では、パターンの大きさ以上に動かすことなく、可撓性の第1基板31および第2基板41に対しパターンを形成することができる、単位パターン内においては、各基板自体は動かさずに、パターン形成の装置側の処理位置を変えてパターン形成する構成としている。これにより、可撓性基板の送り動作に起因する位置精度の低下を防止することができ、パターン形成における位置精度を良好に保つことができる。
具体的には、単位パターン31c・41c毎に形成されたセルパターン31b・41bの位置を検出し、検出されたセルパターン31b・41bの位置を基準として、所定の数/位置に基準穴31a・41aを形成することにより、基準穴の位置精度を保つことができる。基準穴31a・41aの形成は、少なくともセルパターンの一部分が形成された後であれば実施できるが、パターン形成のプロセス処理による基板の変形の可能性を考慮すると本装置の貼り合わせの前に行うのが望ましい。
したがって、可撓性の第1基板31または第2基板41を固定した状態でパターン形成できるパターンを単位パターン31cとした場合、貼合基板170を隣接する単位パターン31c間で切断することにより、可撓性基板の送り動作により生じるパターン位置のばらつきを抑制することができる。この結果、貼り合わせ時に基準穴31a・41aに基準ピンを挿入して位置合せしながら貼り合わせを行うことにより、連続的に貼り合わせを行っても貼り合わせ精度の高い可撓性基板の貼り合わせ方法を実現することができる。
なお、第1ロール30と第2ロール40は、表面に形成されたTFTやカラーフィルタ、対向電極などが接触して損傷したり、後述するシール剤33a・33b(接着剤)が他の面に接触したりしない様、それぞれ両端部にスペーサ32・42を挟んで巻き取られている。
(基板搬送系、貼合ローラ、補助ローラ)
図3に示すように、貼合ローラ50を構成する上ローラ51と下ローラ52との間のギャップは、第1基板31に設けられたシール剤33a(図2参照)が第2基板41に途切れなく接する程度のギャップに調整されている。本実施の形態においては、減圧チャンバ20内で行う貼り合わせによって最終的な基板ギャップを得るわけではないため、貼合ローラ50の素材は、特に限定されるものではない。なお、貼り合わせ時に所望のセルギャップまで圧着する場合は、貼合ローラ50の表面をゴム製にするなどして、貼合ローラ50で基板同士を押し付け合うようにしながら貼り合わせればよい。
補助ローラ60の表面は粘着性を持った素材で形成されており、第1基板31および第2基板41の貼り合わせ面と反対側の面に粘着して第1基板31および第2基板41の端部を固定保持することが可能である。粘着性を持った材料としては、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂などを用いることができるが、その素材は特に限定されるものではない。
また、図3に示すように、上ローラ61と下ローラ62との間のギャップは、後述する第1基板31に設けられたダミーシール33c(図2参照)と第2基板41の貼り合わせ面が、基板の切断部付近において途切れなく接触する程度の寸法に調整されている。なお、図3ではCCDカメラ150の図示を省略している。
さらに、図5に示すように、貼合ローラ50の上ローラ51の端部には、後述する位置決め治具11の位置決めピン11aが干渉しないような溝51aが形成されている。この構成により、第1基板31と第2基板41とを貼りあわせる際に、位置決め治具11bの上面と貼合ローラ50の上ローラ51の端部とで各基板の端部を挟み込むことが可能となり、基準穴31a・41aに位置決めピン11aを確実に通し、基板全面に渡り均一に貼り合わせることが可能となる。
第1ロール30の回転軸71、第2ロール40の回転軸81、およびテンションローラ74・84には図示しない駆動手段が設けられている。回転軸71とテンションローラ74との間、および回転軸81とテンションローラ84との間のテンションは、張力検出ローラ73・83により検出された検出結果に基づいて一定に保つよう制御される。なお、テンションローラ74・84には、それぞれ対応するニップローラ75・85が設けられており、各テンションローラと各ニップローラにて各基板を挟持しているため、回転軸71とテンションローラ74との間、および回転軸81とテンションローラ84との間の基板テンションは、それ以降(テンションローラと貼合ローラ間)の基板テンションとは独立して調整することが可能である。
テンションローラ74・84と貼り合わせ補助ローラ60との間においては、各基板31・41はガイドローラ76・86に接する程度に弛むように保持する。このように、基板に弛みを持たせるのは、貼り合わせ時に基板に形成された基準穴に位置決めピンが挿入され基板同士のアライメントが行われる際に、各基板が移動できるようにするためである。なお、ニップローラ75・85は、図4に示すように、基板のパターン形成面や基板上に配置されたシール剤に接触しないよう、基板の両端部のみを挟持するような形態となっている。
また、貼合基板排出ローラ90にも図示しない駆動手段が設けられており、該貼合基板排出ローラ90の回転は、位置決め治具11の搬送速度と同一になるように制御される。貼合基板排出ローラ90のギャップは貼合基板の厚みとほぼ同一か若干小さく調整されており、その表面はゴムなどの弾性材料から成り、貼合基板を挟み込むようにしながら排出する。
なお、上記した各ローラの回転軸は、図示しないフレームに固定されている。
(位置決め治具駆動機構)
図5は貼合装置200の搬送方向から貼合ローラ50部分の断面概略図である。図5に示すように、位置決め治具11bは一対の枠状部材が連結部材11cにより梯子状に連結された形状を有している(図1参照)。上記枠状部材の上部には前記基板に形成された基準穴31a・41aに対応する位置決めピン11aが固定されている。これらの位置決めピン11aは、各基板31・41の単位パターン31c・41cに設けられた基準穴31a・41aの数、配置に対応するように設けられている。また、連結部材11cにはガイドブシュ11d(4箇所)が固定されている。前記ガイドブシュ11dには支柱12(4本)が挿入されており、該支柱12は、リニアガイド14aのスライダ14bに固定されたベースプレート13aに固定されている。前記ベースプレート13aの中央付近にはナット13bが固定されており、該ナット13bにはボールネジ15aが螺合している。該ボールネジ15aは、チャンバ2の外壁に固定されたモーター15b(図1参照)により回転し、ボールネジ15aが回転することでステージ13、すなわち位置決め治具11が基板の搬送方向前後に移動可能となっている。また、前記連結部材11cの下部には一対の突起部11eが固定されており、該突起部11eの間にはスプライン軸16bが挿通されたアーム16aが挟持されている(図1参照)。アーム16aは、前記位置決め治具11の移動に追従して移動するように構成されている。スプライン軸16bは、チャンバ2の外壁に固定されたモーター16c(図1参照)により回転し、スプライン軸16bを回転させることでアーム16aの先端を上下させ、位置決め治具11を上下に移動させることが可能となっている。なお、モーター15b・16cの駆動力は、磁性流体継ぎ手など、減圧チャンバ20の気密を保つことが可能な機械要素により各軸(15b・16c)に伝達されている。
以上の構造により、基板に形成された基準穴に位置決めピン11aを挿入しつつ第1基板31および第2基板41の搬送および貼り合わせを行い、貼合基板170から位置決めピンを抜く機構を実現している。
(接着剤)
次に、図2(a)、(b)を参照し、本実施の形態で用いるシール剤の形成について説明する。
まず、第1基板31に対し、貼合装置200に供給される前に、セルパターン31bの内側にシール剤33aを環状に設けておく。このシール剤33aは、第1基板31と第2基板41とを接着し、かつ液晶を封入し密閉するためのものである。シール剤33aとして、紫外線硬化性だけの接着剤を用いた場合、接着剤の性能が劣り、対環境性が劣るため好ましくない。また、熱硬化性だけの接着剤を用いた場合、硬化時間がかかり、本願の構成のように連続的に貼り合わせを行う方法にインラインで使用するのには限界がある。そこで、本発明のシール剤33aとしては、紫外線照射によりある程度硬化し、その後熱処理により完全に硬化する紫外線熱併用型の接着剤を用いるのが好ましい。
更に、第1基板31に形成された単位パターン31cと単位パターン31cの間隙には、基板の全幅に渡り直線状にダミーシール33cを設けている。ここで、ダミーシール33cは前記シール剤33aに比べ、高さが高くなるように設けられている。先述したように、補助ローラ60に狭持された貼合基板170の基板間のギャップは第1基板31に設けられたダミーシール33cが第2基板41の貼り合わせ面に途切れることなく接触するように調整されている(図3参照)。これにより、貼合基板170を切断する際、ダミーシール33cと基板搬送向に該ダミーシール33cと隣接する単位パターンの側辺との間に設けられた切断線(図2(a)中の破線部分)に反って、貼合基板170を切断する構成となっている。
これにより、切断時に発生したダストが、貼合基板170に続く未貼り合わせの第1基板31と第2基板41との間に侵入するのを防止することができる。
また、ダミーシール33cは、前記シール剤33aに比べ、高く設けられているため、ダミーシール33cと第2基板41とが接触しても、シール剤33aと第2基板41とは接触することはない。すなわち、貼合ローラ50を通過するまでシール剤33aと第2基板41が接触することはないため、補助ローラ60と貼合ローラ50との間でシール剤33aが第2基板41に接触し、基板の不要な部分にシール剤33aが付着するといった問題が生じることはない。なお、ダミーシール33cは基板の接着を目的としていないので、このダミーシール33cの材料は、極端に粘度が高いものや、極端に粘度が低いものでなければ、その種類は特に限定するものではない。
なお、本実施の形態では、ダミーシール33cと単位パターン31cとの間を切断する構成としたが、ダミーシール33cに沿って切断しても同様の効果を奏することができる。さらに、ここでは単位パターン31cと単位パターン31cの間に線状にダミーシールを設けたが、ダミーシール33cの設け方はこれに限られるものではなく、単位パターンを囲むように環状にダミーシール33cを設け、該環状に設けられたダミーシール同士の間隙を切断する構成としても同様の効果を得ることが可能である。
更に、第1基板31には、スポット紫外線照射器122に対応する基板両端部の位置に、貼り合わされた第1基板31と第2基板41の位置を仮固定するため仮止め接着剤33bを点状に設けておく。仮止め接着剤33bには、紫外線照射により短時間で完全に硬化する紫外線硬化性の接着剤を用いる。
(基板材料)
第1基板31と第2基板41の材料としては、この分野で常用される樹脂材料であれば特に限定されないが、透明性樹脂材料が好ましい。透明性樹脂材料としては、たとえば、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンサルファイド、ポリイミドなどが挙げられる。
以下、基板の貼り合わせプロセスについて説明する。
(貼合装置初期セッティング)
まず、第1基板ロール30および第2基板ロール40を、それぞれ回転軸71・回転軸81にセットし、第1ロール30および第2ロール40から第1基板31および第2基板41を引き出す。このとき、第1ロール30および第2ロール40に巻き込まれているスペーサ32・42を引き出し、各スペーサの端部をスペーサ巻取りローラ72に固定する。この状態で第1基板31および第2基板41を引き出し、第1の基板搬送系70および第2の基板搬送系80を介して第1基板31および第2基板14の各端部を補助ローラ60表面の粘着部材に貼り付ける。そして、スクレーパ63を介して補助ローラ60に貼り付けた各基板を更に引き出す。この状態で、各基板の最端部にある基準穴の位置がほぼ合致するように各基板の引き出し具合を調整する。また、このとき、補助ローラ60からテンションローラ74とテンションローラ84との間に位置する第1基板31および第2基板41がガイドローラ76・86に接触する程度弛むようにセッティングする。以上の作業を手動および目視で行う。
以上の作業終了後、減圧チャンバ20を密閉し減圧チャンバ20およびロードロック室21内を所定の圧力(約1Pa)に減圧する。
(本装置による貼り合わせプロセス)
次に、図6の(a)ないし(f)を参照し、本貼合装置200による基板貼り合わせ工程説明する。図6の(a)ないし(f)では、説明の便宜上CCDカメラ150の図示を省略している。
なお、第1基板31のシール剤31aで囲まれた領域内には、液晶ディスペンサユニット100により液晶物質が載置されているものとする。
図6(a)は、上述の初期セッティングが終了した初期状態を示している。ここでは図7に示すように、CCDカメラ150により第1基板31に形成された基板送り方向の最先端にある基準穴31a1・41a1を撮影して基準穴31a1・41a1の位置を確認し、同じく基板送り方向について最先端にある位置決めピン11a1が、前記基準穴31a1および41a1の位置に来るように、位置決め治具11を移動させる。
次に、図6(b)に示すように、位置決め治具11を上昇させ、第1基板31および第2基板41に形成された基準穴31aおよび41aに位置決めピン11aを挿入する。なお、位置決めピン11aは先端からテーパーを持った形状を有しているため、基準穴31a・41aと位置決めピン11aの位置が多少ずれていたとしても、位置決め治具11が上昇すれば、位置決めピン11aが全ての基準穴31aに入り、第1基板31に形成されたパターン31cのひとつが位置決め治具11により位置決めされる。
次に、図6(c)に示すように、位置決め治具11を基板の搬送方向へ移動させ、基板を貼合ローラ50の上ローラ51と下ローラ52との間に引き出し移動させる。第1基板31が補助ローラ60を通過すると、第1基板31に形成された基準穴31aに、順次位置決めピン11aが挿入されていくように構成されている。
さらに、引き出された第2基板41は、貼合ローラ50を通過すると、第2基板41は下方へ押し付けられ、第2基板41に形成された基準穴41aが位置決めピン11aのテーパー部から根元の平行部へと移動しながら、正確な位置へと移動さし、第1基板31と貼り合わされる。先述したように、基準穴31a・41aは、基板に形成されたパターンを基準として形成されているため、基準穴31a・41aに連続的に位置決めピン11aを挿入しながら第1基板31と第2基板41との貼り合わせし、一つの貼り合わせパターン31c・41cの基準穴31a・41aに位置決めピン11aが挿入されることで、第1基板31と第2基板41基板とのアライメントが完了する。このとき、貼合基板排出ローラ90は回転駆動しており、その回転による基板の送り速度と位置決め治具11の移動速度が同様になるように制御される。
次に、図6(d)に示すように、基板は更に引き出され貼り合わせが進行する。そして、CCDカメラ111により貼合基板170の端部が撮影されると、位置決め治具11、回転軸71・81、およびテンションローラ74・84の駆動が停止される(図1参照)。この状態でにより先述の接着剤33bが設けられた部分に紫外線が照射され、第1基板31と第2基板41とが仮止めされる。前記接着剤31bの硬化時間が経過すると、レーザカッタ130が作動し、基板が切断される。そして、貼合基板の切断が終了するとゲートバルブ21aが開放され、図6(e)および(f)に示すように、位置決め治具11は下降して図6(a)に示す初期位置に移動される。同時に、貼合基板排出ローラ90が駆動し、貼合基板170をロードロック室21へと排出することができる。
貼合基板の排出が完了すると、ゲートバルブ21aが閉鎖し、チャンバ2内では引き続き上記の動作が繰り返される。
(貼り合わせ後の工程)
仮固定された貼合基板170がロードロック室21に排出されるとゲートバルブ17を閉じ、図示しないリーク手段により、ロードロック室21内を真空状態から徐々に大気圧へと戻していく。仮固定された貼合基板170は、真空状態で、第1基板31と第2基板41との間が、本来の液晶表示素子に必要な数μmの間隔(以下セルギャップという)よりも広くなっている。ロードロック室21内を徐々に大気圧にリークしていくと、環状のシール剤33aの内部は貼り合わせ時の真空状態の為、大気圧により第1基板31と第2基板41が近づく方向に均一にプレスされる。シール剤33aの内側には液晶が滴下されているが、その滴下量は所定のセルギャップでシール剤33の内側を満たす量に設定されており、第1基板31と第2基板41とが所定のセルギャップになった状態でシール剤33aの内部に隙間無く液晶が封入される。また、第1基板31の液晶を封入する領域には、図示しない複数の柱状突起が設けられており、大気圧で第1基板31と第2基板41がプレスされる際に、局所的にセルギャップよりも狭くなってセルギャップにムラが発生することが無いようになっている。
このように、減圧状態で第1基板31と第2基板41とを貼り合せ、貼合基板全面が大気圧により均一にプレスされる結果、均一なギャップ(基板の貼合面に形成された柱状突起の高さ)を得ることが可能となる。
さらに、ロードロック室21内が大気圧になりセルギャップまでプレスされた状態で、紫外線照射窓21cを通して貼合基板170の全面にUV光源160からUV光を照射し、シール剤33aを紫外線硬化させる。このとき、UV光が封入された液晶にも照射される為、UV光により液晶が劣化するなどの問題がある場合には、紫外線照射窓21cに液晶に影響の少ない波長のみを透過するフィルタを設けることや、貼合基板170上にUV光を遮断するマスクを配置して、液晶封入部分にUV光が当たらないようにするなどの対策が実施できる。
取出し口21bより貼合基板170を取り出し、本装置による貼り合わせと液晶封入が完了する。その後、取り出した貼合基板170を加熱し、シール剤33aを完全に硬化し、個々のセルパターンに分断するなどの後工程の処理を行って液晶パネルを製造することができる。
本実施の形態では、シール剤33aをUV光で硬化させる手順を大気圧によってプレスしてから実施しているが、それに限定されるものではなく、たとえばロードロック室21を真空からリークし始めると同時に紫外線照射を始めても良い。また、減圧チャンバ20にもUV光源を設けて、貼合基板170が減圧チャンバ20にある状態で、レーザカッタ130により切断される前に紫外線硬化時間の半分程度の時間UV光を照射してある程度硬化させておいても良い。要点は第1基板31と第2基板41の接着力を発揮できる状態で、大気圧によるセルギャップまでのプレスを阻害しない条件を適宜選択すればよい。
以上説明を行ったように、第1の基板または第2の基板のうち少なくとも一方に、接着剤が配置されており、第1の基板と第2の基板の所定の単位を貼り合わせた後、前記接着剤の一部または全部を硬化させてから、所定の単位の貼合基板の切断を行うため、切断や次工程への搬送によって位置合わせがずれることの無い可撓性表示素子を得ることができる。
本発明の表示素子の製造方法は、以上のように、それぞれ表面に表示部を形成するパターンが形成された可撓性の第1基板と第2基板とを連続的に貼り合せる工程を含む表示素子の製造方法において、前記第1基板および第2基板に対し、上記パターンの形成位置を基準として、両基板の対向する位置にそれぞれ基準穴を形成する工程と、前記第1基板または第2基板のうち少なくとも一方に、前記第1基板または第2基板を移動されることなく前記パターンを形成することができる単位パターン毎に、各単位パターンを囲むように接着剤を配置する工程と、ロール状に巻き取られた前記第1基板と第2基板とをそれぞれ同一方向に巻き出して搬送する工程と、前記各基準穴に位置決めピンを挿入しながら、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせる工程と、前記貼合基板を固着させる工程と、固着した前記貼合基板を、所定の単位長さごとに切断する工程とを含む構成であってもよい。
上記の構成において、前記貼合基板の切断単位である所定の単位長さは、前記単位パターンの長さであってもよい。
また、前記貼合基板の隣接する切断単位間の隙間に、線状に接着剤を配置し、前記線状に配置された接着剤と、前記貼合基板のパターンとの間隙を切断する構成であってもよい。
また、前記貼合基板の隣接する切断単位間の隙間に、線状に接着剤を配置し、該貼合基板を前記線状に配置された接着剤に沿って切断する構成であってもよい。
また、前記接着剤は、少なくとも紫外線硬化性接着剤と熱硬化性接着剤とを含む構成であってもよい。
また、前記貼合基板の固着工程は、前記接着剤の一部または全部を硬化させる工程を含む構成であってもよい。
また、前記第1基板と第2基板の貼り合わせ工程は、減圧状態で行われることが望ましい。
また、前記貼り合わせ工程の前に、前記第1基板または第2基板の何れかに液晶物質を載置する工程を実施する構成であってもよい。
本発明の可撓性表示素子の製造装置は、それぞれ表面にパターンが形成された可撓性の第1基板と第2基板とからなる表示素子の製造装置において、上記第1基板をロール状に巻き取る第1ロールと、上記第2基板をロール状に巻き取る第2ロールと、上記第1ロールにロール状に巻き取られた第1基板と、上記第2ロールにロール状に巻き取られた第2基板とを同一方向に巻き出して搬送する手段と、前記第1基板と第2基板に形成された基準穴に位置決めピンを挿入しながら第1基板と第2基板とを貼り合わせるための基板貼合手段と、前記基板貼合手段にて形成された、貼合基板を所定の単位長さごとに切断する切断手段とを含む構成であってもよい。
上記の構成において、前記基板貼合手段は、一対の回転ローラであってもよい。
また、上記の構成において、前記一対の回転ローラを構成する少なくとも一方のローラに、前記位置決めピンとの干渉を避けるための溝が形成されていることが望ましい。
上記の構成において、さらに、前記一対の回転ローラの基板搬送方向上流側に、一対の補助ローラが配置されていることが望ましい。
この場合、前記一対の補助ローラを構成する各ローラの表面には粘着層が形成されていることが望ましい。
また、前記第1基板または第2基板の少なくとも一方に載置された接着剤を硬化させるための硬化手段をさらに含むことが望ましい。
また、少なくとも前記貼り合わせ手段を内蔵した減圧手段と、前記第1基板または第2基板の何れか一方に液晶物質を載置するための液晶供給手段とをさらに備えることが望ましい。
また、前記減圧手段にゲートバルブを介して接続されたロードロックを備え、更に所定の貼合基板を、ゲートバルブを介して減圧されたロードロックに移載する手段と、ゲートバルブを閉じてロードロック内を大気圧に開放する手段と、前記貼合基板を排出する手段をさらに備えることが望ましい。
以上のように、本発明の実施の形態および実施例について説明を行ったが、ここで開示した実施の形態および実施例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
本発明の表示素子の製造方法および製造装置は、可撓性の各基板を貼り合わせる工程において、各基板表面に形成される所定のパターンの位置合わせを正確かつ容易とするもので、特に、プラスチック液晶表示素子の製造方法および製造装置に好適である。
本発明の実施例であるプラスチック液晶素子の貼合装置の構成を模式的に示す側面図である。 (a)は、プラスチック液晶の第1基板に形成されるパターン、シール等の配置を示し、(b)は、プラスチック液晶の第2基板に形成されるパターンの配置を示す説明図である。 本発明の実施例であるプラスチック液晶の貼合装置の、基板貼り合わせ時における貼合ローラおよび補助ローラ付近の状態を示す説明図である。 本発明の実施例であるプラスチック液晶素子の貼合装置のテンションローラ付近の拡大斜視図である。 本発明の実施例であるプラスチック液晶素子の貼合装置に含まれる、位置決め治具駆動機構の構造を示す断面図である。 (a)ないし(f)は、本発明の実施例であるプラスチック液晶素子の貼合装置による基板貼り合わせ動作フローを示す説明図である。 本発明の実施例であるプラスチック液晶の貼合装置の、貼り合わせ動作開始時における貼合ローラ付近の状態を示す説明図である。 従来のシール剤の形状を示す模式図である。 従来の可撓性液晶素子の製造工程を説明する説明図である。 従来の他のシール剤の形状を示す模式図である。 従来の他の可撓性液晶素子の製造工程を説明する説明図である。 従来の可撓性液晶素子の組み立て工程を説明する説明図である。 特許文献4の代表図である。 本発明のパターン形成手段を説明する説明図である。 本発明の基準穴形成手段を示す説明図である。
符号の説明
10 位置決め治具駆動機構
11a 位置決めピン
11b 位置決め治具
11c 連結部材
11d ガイドブシュ
11e 突起部
12 支柱
13a ベースプレート
13b ナット
14a リニアガイド
14b スライダ
15a ボールネジ
15b モーター
16a アーム
16b スプライン軸
16c モーター
17 軸受け部材
20 減圧チャンバ(減圧容器、減圧手段)
21 ロードロック室
21a ゲートバルブ
21b ゲートバルブ
21c 紫外線照射窓
30 第1ロール
31 第1基板
31a 基準穴
31b セルパターン(パターン)
32 スペーサ
33a シール剤(接着剤)
33b シール剤(接着剤)
33c ダミーシール
40 第2ロール
41 第2基板
41a 基準穴
41b セルパターン(パターン)
42 スペーサ
50 貼り合わせローラ(基板貼合手段)
51 上ローラ(基板貼合手段)
52 下ローラ(基板貼合手段)
60 補助ローラ
61 上補助ローラ
62 下補助ローラ
70 第1基板搬送系
71 回転軸
72 スペーサ巻取りローラ
73 張力検出ローラ
74 テンションローラ
75 ニップローラ
76 ガイドローラ
80 第1基板搬送系
81 回転軸
82 スペーサ巻取りローラ
83 張力検出ローラ
84 テンションローラ
85 ニップローラ
86 ガイドローラ
90 貼合基板排出ローラ
100 液晶ディスペンサユニット
101 ディスペンサ
102 CCDカメラ
103 画像検出部
104 制御部
111 CCDカメラ
121 UV光源(硬化手段)
122 紫外線スポット照射器(硬化手段)
130 レーザカッタ(切断手段)
140 制御部
150 CCDカメラ
160 UV光源(硬化手段)
170 貼合基板
200 貼合装置(表示素子の製造装置)
300 露光装置(パターン形成手段)
301 光源
302 マスク
303 レンズユニット
310 CCDカメラ
400 パンチャー基準穴形成手段
401 CCDカメラ(パターン位置検出手段)
402 パンチヘッド

Claims (22)

  1. それぞれ表面に表示部を形成する単位パターンが複数形成された長尺状の可撓性基板である第1基板と第2基板とを貼り合せる工程を含む表示素子の製造方法において、
    前記第1基板および第2基板の各々について、前記単位パターンの位置を検出する工程と、
    前記第1基板および第2基板の各々について、検出された前記単位パターンの位置を基準として、両基板の対向する位置にそれぞれ基準穴を形成する工程と、
    前記各基準穴に位置決めピンを挿入しながら、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせる工程とを含むことを特徴とする表示素子の製造方法。
  2. パターン形成手段が、前記第1基板または第2基板を固定した状態で、前記第1基板または第2基板上に前記単位パターンを形成するパターン形成工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示素子の製造方法。
  3. 前記第1基板と第2基板とを貼り合わせた貼合基板を、隣接する単位パターン間で切断する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の表示素子の製造方法。
  4. さらに、前記第1基板または第2基板のうち少なくとも一方に、前記単位パターン毎に、各単位パターンを囲むように接着剤を配置する工程を含むことを特徴とする請求項1記載の表示素子の製造方法。
  5. さらに、前記貼合基板の隣接する単位パターン間に、線状に接着剤を配置する工程を含み、
    前記貼合基板を、前記線状に配置された各接着剤と該接着剤に基板搬送方向に隣接する単位パターンの側辺との間の切断線に沿って切断することを特徴とする請求項4に記載の表示素子の製造方法。
  6. さらに、前記貼合基板の隣接する単位パターン間に、線状に接着剤を配置する工程を含み、
    前記線状に配置された接着剤に沿って前記貼合基板を切断することを特徴とする請求項4に記載の表示素子の製造方法。
  7. 前記接着剤は、少なくとも紫外線硬化性接着剤と熱硬化性接着剤とを含むことを特徴とする請求項4に記載の表示素子の製造方法。
  8. 前記接着剤の一部または全部を硬化させて前記貼合基板を固着する工程を含むことを特徴とする請求項4に記載の表示素子の製造方法。
  9. 前記第1基板と第2基板の貼り合わせ工程は、減圧状態で行われることを特徴とする請求項1に記載の表示素子の製造方法。
  10. 前記貼り合わせ工程の前に、前記第1基板または第2基板の何れかに液晶物質を載置する工程を実施することを特徴とする請求項9に記載の表示素子の製造方法。
  11. 表示部を形成する単位パターンが連続的に形成されており、前記単位パターンを基準として基準穴が形成された可撓性の第1基板と、第1基板の各単位パターンに対応する単位パターンが連続的に形成されており、前記単位パターンを基準として基準穴が形成された可撓性の第2基板とを連続的に貼り合せる液晶表示装置の製造装置において、
    ロール状に巻き取られた第1基板と、ロール状に巻き取られた第2基板とを同一方向に巻き出して搬送する搬送手段と、
    前記第1基板と第2基板に形成された基準穴に位置決めピンを挿入しつつ第1基板と第2基板とを貼り合わせる基板貼合手段と、
    第1基板と第2基板とを貼り合せた貼合基板を所定の単位ごとに切断する切断手段とを有することを特徴とする表示素子の製造装置。
  12. 前記切断手段は、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせた貼合基板を、隣接する単位パターン間で切断することを特徴とする請求項11記載の表示素子の製造装置。
  13. 前記基板貼合手段は、一対の回転ローラを含み、該一対の回転ローラは、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせた状態で狭持し、前記貼合基板を形成することを特徴とする請求項11記載の表示素子の製造装置。
  14. 前記一対の回転ローラを構成する少なくとも一方の回転ローラに、前記位置決めピンとの干渉を避けるための溝が形成されていることを特徴とする請求項13記載の表示素子の製造装置。
  15. さらに、前記一対の回転ローラの基板搬送方向上流側に、前記第1基板と第2基板の搬送方向前端部を保持する一対の補助ローラが配置されていることを特徴とする請求項13に記載の表示素子の製造装置。
  16. 前記一対の補助ローラを構成する各ローラの表面には粘着層が形成されていることを特徴とする請求項15に記載の表示素子の製造装置。
  17. さらに、前記第1基板または第2基板の少なくとも一方に配置された接着剤を硬化させるための硬化手段を有することを特徴とする請求項11に記載の表示素子の製造装置。
  18. 前記第1基板または第2基板の何れか一方に、液晶物質を載置するための液晶供給手段と、
    少なくとも、前記貼合基板形成手段を内蔵する減圧容器と、
    前記減圧容器内を減圧する減圧手段とを備えることを特徴とする請求項11に記載の表示装置の製造装置。
  19. さらに、前記減圧容器にゲートバルブを介して接続されたロードロックを備え、更に所定の貼合基板を、ゲートバルブを介して減圧されたロードロックに移載する手段と、ゲートバルブを閉じてロードロック内を大気圧に開放する手段とを含むことを特徴とする請求項18に記載の表示素子の製造装置。
  20. さらに、前記単位パターンの位置を検出するパターン位置検出手段と、
    前記第1基板および第2基板の各々について、前記パターン位置検出手段により検出された前記単位パターンの位置を基準として、両基板の対向する位置にそれぞれ基準穴を形成する基準穴形成手段とを含むことを特徴とする請求項11に記載の表示素子の製造装置。
  21. 前記第1基板または第2基板を固定した状態で、前記第1基板または第2基板上に前記単位パターンを形成するパターン形成手段をさらに含むことを特徴とする請求項11記載の表示素子の製造装置。
  22. それぞれ表面に表示部を形成する単位パターンが複数形成された長尺状の可撓性基板である第1基板と第2基板とを貼り合せる工程を含む表示素子の製造方法において、
    前記単位パターンが形成された前記第1基板と第2基板との各々に対し、前記貼り合せる工程にて用いられる基準穴を形成する工程を含み、
    前記貼り合せる工程では、各基準穴に位置決めピンを挿入しながら、前記第1基板と第2基板とを貼り合わせることを特徴とする表示素子の製造方法。

JP2006006669A 2006-01-13 2006-01-13 表示素子の製造装置および表示素子の製造方法 Pending JP2007187926A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006006669A JP2007187926A (ja) 2006-01-13 2006-01-13 表示素子の製造装置および表示素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006006669A JP2007187926A (ja) 2006-01-13 2006-01-13 表示素子の製造装置および表示素子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007187926A true JP2007187926A (ja) 2007-07-26

Family

ID=38343131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006006669A Pending JP2007187926A (ja) 2006-01-13 2006-01-13 表示素子の製造装置および表示素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007187926A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294362A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Toshiba Mobile Display Co Ltd 基板装置およびその製造方法
JP2013072964A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Dainippon Printing Co Ltd フレキシブル基板積層体
KR20140073447A (ko) * 2012-12-06 2014-06-16 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 유기 el 밀봉 장치
KR20140073446A (ko) * 2012-12-06 2014-06-16 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 유기 el 밀봉 장치, 밀봉 롤 필름 제작 장치 및 유기 el 밀봉 시스템
JP2021076640A (ja) * 2019-11-06 2021-05-20 凸版印刷株式会社 調光シートおよびその製造方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54126559A (en) * 1978-03-24 1979-10-01 Seiko Epson Corp Production of liquid crystal display panel
JPS58140718A (ja) * 1982-02-17 1983-08-20 Hitachi Ltd 液晶表示素子の製造方法及び製造装置
JPS6292916A (ja) * 1985-10-18 1987-04-28 Sharp Corp 液晶表示素子の製造方法
JPS6454420A (en) * 1987-08-25 1989-03-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Liquid crystal display element
JPH02308216A (ja) * 1989-05-24 1990-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd フィルム液晶の製造法
JPH05313151A (ja) * 1992-05-08 1993-11-26 Idemitsu Kosan Co Ltd 液晶素子の製造方法
JPH063658A (ja) * 1992-06-23 1994-01-14 Idemitsu Kosan Co Ltd 液晶フィルムの切断方法および切断装置
JP2001305563A (ja) * 2000-04-19 2001-10-31 Hitachi Techno Eng Co Ltd 基板貼合装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54126559A (en) * 1978-03-24 1979-10-01 Seiko Epson Corp Production of liquid crystal display panel
JPS58140718A (ja) * 1982-02-17 1983-08-20 Hitachi Ltd 液晶表示素子の製造方法及び製造装置
JPS6292916A (ja) * 1985-10-18 1987-04-28 Sharp Corp 液晶表示素子の製造方法
JPS6454420A (en) * 1987-08-25 1989-03-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Liquid crystal display element
JPH02308216A (ja) * 1989-05-24 1990-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd フィルム液晶の製造法
JPH05313151A (ja) * 1992-05-08 1993-11-26 Idemitsu Kosan Co Ltd 液晶素子の製造方法
JPH063658A (ja) * 1992-06-23 1994-01-14 Idemitsu Kosan Co Ltd 液晶フィルムの切断方法および切断装置
JP2001305563A (ja) * 2000-04-19 2001-10-31 Hitachi Techno Eng Co Ltd 基板貼合装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009294362A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Toshiba Mobile Display Co Ltd 基板装置およびその製造方法
JP2013072964A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Dainippon Printing Co Ltd フレキシブル基板積層体
KR20140073447A (ko) * 2012-12-06 2014-06-16 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 유기 el 밀봉 장치
KR20140073446A (ko) * 2012-12-06 2014-06-16 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 유기 el 밀봉 장치, 밀봉 롤 필름 제작 장치 및 유기 el 밀봉 시스템
KR101589166B1 (ko) * 2012-12-06 2016-01-27 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 유기 el 밀봉 장치
KR101628185B1 (ko) 2012-12-06 2016-06-08 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 유기 el 밀봉 장치, 밀봉 롤 필름 제작 장치 및 유기 el 밀봉 시스템
JP2021076640A (ja) * 2019-11-06 2021-05-20 凸版印刷株式会社 調光シートおよびその製造方法
JP7377410B2 (ja) 2019-11-06 2023-11-10 Toppanホールディングス株式会社 調光シートおよびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007033537A (ja) 可撓性表示素子の製造装置およびその素子の製造方法
JP3059360B2 (ja) 液晶パネルの製造方法および製造用プレス装置
US20080259575A1 (en) Tape-Style Flexible Circuit Board, and Manufacturing Method and Manufacturing Apparatus for the Same
JP3483809B2 (ja) 基板の貼り合わせ方法および貼り合わせ装置並びに液晶表示装置の製造方法
JPWO2006038496A6 (ja) 長尺フィルム回路基板、その製造方法およびその製造装置
WO2003046647A1 (fr) Panneau a cristaux liquides, son procede et son dispositif de production et dispositif d'estampage de plaque de polarisation
JP2020014012A (ja) デバイス製造方法
TW201440279A (zh) 有機電致發光(el)密封裝置、密封卷膜製作裝置及有機el密封系統
JP2005260275A (ja) 貼合せ基板製造装置及び基板貼合せ方法
JP2007187926A (ja) 表示素子の製造装置および表示素子の製造方法
JP5273875B2 (ja) 接着剤注入装置
JP5269873B2 (ja) 液晶表示装置の製造装置及び製造方法
JP2006178476A (ja) 貼合せ基板製造装置
JP2008015041A (ja) アライメント貼合装置及びアライメント貼合方法
JP2007273701A (ja) 可撓性フィルムの製造方法および製造装置
JP4150042B2 (ja) 貼合せ基板製造装置及び貼合せ基板製造方法
JP2011153292A (ja) 基板の貼り合せ方法及び装置
JP5843130B2 (ja) 基板への光学フィルム貼付装置
KR20140141137A (ko) 인쇄장치
JPH10171125A (ja) シート状ワークのプロキシミティ露光装置
WO2011039894A1 (ja) 液晶ディスプレイ製造装置及び液晶ディスプレイの製造方法
KR20030038943A (ko) 액정 표시 장치 제조용 시스템 및 이를 이용한 액정 표시장치의 제조 방법
JP4118922B2 (ja) 貼合せ基板製造装置及び貼合せ基板製造方法
WO2010150414A1 (ja) ウェブ加工装置及び電子装置の製造方法
JP7468945B2 (ja) 基板組立装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110322

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110802