JP2007186958A - 除塵機の運転制御方法 - Google Patents

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輝一 新阜
Keisei Hayashida
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Abstract

【課題】流入水量、流入夾雑物量に追従して常に最適運転制御をするようにした除塵機の運転制御方法を提供すること。
【解決手段】スクリーン循環式除塵機の運転制御において、スクリーン通過前後の水位差変化を計測し、この水位差に応じてスクリーンの循環速度を可変制御するようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、除塵機の運転制御方法に関し、特に、スクリーン通過前後の水位差変化を計測することでスクリーンの循環速度を可変させることにより流入水位、夾雑物量に対応して常に最適な通水、捕捉性能を発揮するようにした除塵機の運転制御方法に関するものである。
従来、ろ面となるエンドレス状のスクリーンを循環させて、水路に流入する夾雑物(し渣)を連続的、かつ自動的に除去するようにしたスクリーン循環式除塵機においては、除塵機に流入する水量を検知して降雨、特に限定されるものではないが、例えば、豪雨時などのように流入水量が多い場合は運転速度が早くなるように、反対に季節による降雨量が少なく、流入水量が少なくなる場合は運転速度を遅くなるように自動運転を行うようにしている。
しかし、一般にスクリーン循環式除塵機においては、ろ面となるエンドレス状のスクリーンの循環速度に反比例して捕捉夾雑物量は変化し、循環速度が遅いほど細かな夾雑物が捕捉されるが、スクリーンに目詰まりが多くなる反面処理水量は減少し、反対に循環速度が速い場合には細かな夾雑物はスクリーン目を通過し比較的大きな夾雑物のみ捕捉され、処理水量は増すという特性を有する。
ところが、除塵機に流入する水量を検知して除塵機を自動運転する場合、除塵機のスクリーン前のみの水位上昇の検知だけで除塵機の運転、停止、速度変更をしている。この方法では、降雨量、季節に対応させ、さらには流入水量の変化、流入水の夾雑物濃度の変化に逐次追従させて最適に運転することは困難であるという問題があった。
本発明は、従来の除塵機のスクリーン前のみの水位上昇の検知だけで除塵機を運転、停止、速度変更をする除塵機の運転制御方法の有する問題点に鑑み、流入水量、流入夾雑物量に追従して常に最適運転制御をするようにした除塵機の運転制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の除塵機の運転制御方法は、スクリーン循環式除塵機の運転制御において、スクリーン通過前後の水位差変化を計測し、この水位差に応じてスクリーンの循環速度を可変制御するようにしたことを特徴とする。
この場合において、スクリーン通過前後の水位差変化が大なる場合はスクリーンの循環速度を早くなるように制御することができる。
また、スクリーン通過前後の水位差変化が小なる場合はスクリーンの循環速度を遅くなるように制御することができる。
また、水位差変化が設定値以上を異常と判定して開放ゲートを開くようにすることができる。
本発明の除塵機の運転制御方法によれば、スクリーン循環式除塵機の運転制御において、スクリーン通過前後の水位差変化を計測し、この水位差に応じてスクリーンの循環速度を可変制御するようにすることにより、降水量に応じた通水性能、夾雑物捕捉性能を逐次最適となるようにしてスクリーンの閉塞状態を生じることなく除塵機の自動運転制御をすることができる。
また、スクリーン通過前後の水位差変化が大なる場合は、スクリーンの循環速度を早くなるように制御することにより、豪雨時など一時的に流入水量が増加した場合やスクリーンの目詰まりが発生しても迅速に対応することができる。
また、スクリーン通過前後の水位差変化が小なる場合は、スクリーンの循環速度を遅くなるように制御することにより、流入水量が少ない場合には省電力運転や機器の摩耗を抑制することができる。
また、水位差変化が設定値以上を異常と判定して開放ゲートを開くようにすることにより、集中豪雨時や機械装置の故障などの緊急事態が発生した場合でも通水量を確保でき、除塵機の破損を未然に防止することができる。
以下、本発明の除塵機の運転制御方法の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図3に、本発明の除塵機の運転制御方法の一実施例を示す。
下水処理場、ポンプ場等の水路7内に、該水路内の水流を遮るようにして除塵機6、特に限定されるものではないが、例えば、図3に示すように、スクリーン循環式除塵機6を設置するとともに、該スクリーン循環式除塵機6の循環式スクリーンを直接モータ3にて、あるいはモータより減速機を介して可変速的に駆動するようにする。
このスクリーン駆動用のモータ3は、制御ソフト1からの信号によりインバータ2を介して制御して可変的に駆動するようにする。
なお、スクリーン駆動用のモータ3を可変速駆動するために、上記インバータ以外の可変速機構を採用することもできる。
この制御ソフト1には、水路7内に設置したスクリーン循環式除塵機6の前後の水位、すなわち、スクリーン通過前後の水位を計測するようにして水路7内の水面より上方位置になるようにして水位センサー4、5を設置し、これらの水位センサー4、5からの信号を制御ソフト1に印加するように構成する。
この水位センサー4は、水路7内のスクリーン循環式除塵機6よりも上流位置(スクリーン通過前位置)に設置し、また他方の水位センサー5は、スクリーン循環式除塵機6よりも下流位置(スクリーン通過後位置)に設置するものとする。そして、この各水位センサー4、5からは超音波、電波、赤外線等を水路内水面に対して照射し、超音波、電波、赤外線等の反射波を受信して水位センサー4、5の取付位置からの水面までの距離をそれぞれ計測するようにする。
なお、水位センサーには、上記反射方式の水位センサー以外の圧力式やフロート式等の任意の水位センサーを採用することもできる。
この水位センサー4、5によるそれぞれのスクリーン通過前後位置の水面位置の検知から、スクリーン循環式除塵機6より上流位置の水路内水深H1と、スクリーン循環式除塵機6より下流位置の水路内水深H2をそれぞれ算出することができるとともに、スクリーン通過前後の水位差変化を検出することができる。
次に、本発明の除塵機の運転制御方法の作用について説明する。
一般に、水路7内に設置したスクリーン循環式除塵機6の通過前後の水位は、スクリーン通過前は高く、スクリーン通過後の水位は低くなる。このスクリーン通過前後の水位差は、水路7内に流入する水量、水路内に流入する夾雑物(し渣)量、及びスクリーンの目詰まりによる変速状態等により変化する。
したがって、スクリーン通過前後の水位を、それぞれ水位センサー4、5にて検出し、該検出信号を制御ソフト1に印加すると、制御ソフト1にて該スクリーン通過前後の水位差が検知され、この水位差検知にてインバータ2を介してモータ3を制御し、スクリーン循環速度を決定する。
これにより、図2に示すように、水深・水位差とスクリーン駆動速度とは正比例してスクリーン循環式除塵機6が駆動され、流入水量、流入夾雑物量、スクリーン閉塞状態(目詰まり状態)に対して、常に適正な駆動が自動的に行われる。
このように、スクリーン通過前後の水位差を計測することで、スクリーン閉塞状態を把握し、流入水位と水位差の関係から夾雑物濃度の通過水量を割り出し、これによりスクリーン循環速度を設定することができ、スクリーンによる適切な捕捉性能、通水性能を維持することが可能となり、除塵機を自動運転することができる。
なお、本実施例では、水路内に設置する除塵機を、図3に示すように、スクリーン循環式除塵機としたが、該スクリーン循環式除塵機に変えて、スクリーンを水路に固定したバースクリーンとし、該スクリーンの目に噛合し、かつスクリーン面に沿ってその下方位置から上方位置へ移動するレーキ装置にてスクリーン面にて捕捉された夾雑物を掻き揚げるようにした除塵機にも適用することができる。
このバースクリーンを採用する場合は、レーキ装置の運行速度をスクリーン通過前後の水位差変化を計測して速度を可変制御するようにする。
さらに、水路に開放ゲートを設置する場合、計測した水位差が設定値以上に達したとき、これを異常と判定し、これによりて開放ゲートを開くように構成すると、集中豪雨時や機械装置の故障などの緊急事態が発生して水位差が異常になった場合でも、開放したゲートより流排水できるので水路内には一定の通水量を確保でき、除塵機の破損を未然に防止することができる。
以上、本発明の除塵機の運転制御方法について、実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の除塵機の運転制御方法は、スクリーン通過前後の水位差を計測することで、スクリーン閉塞状態を把握し、流入水位と水位差の関係から夾雑物濃度の通過水量を割り出し、スクリーン循環速度を設定するするという特性を有していることから、スクリーン循環式除塵機の自動運転の用途に好適に用いることができるほか、例えば、レーキ式除塵機の自動運転の用途にも用いることができる。
本発明の除塵機の運転制御方法の一実施例を示す説明図である。 水深・水位差とスクリーン駆動速度との比較説明図である。 スクリーン循環式除塵機の外観斜視図である。
符号の説明
1 制御ソフト
2 インバータ
3 モータ
4 スクリーン通過前に設置した水位センサー
5 スクリーン通過後に設置した水位センサー
6 スクリーン循環式除塵機
7 水路
H1 スクリーン通過前の水深
H2 スクリーン通過後の水深

Claims (4)

  1. スクリーン循環式除塵機の運転制御において、スクリーン通過前後の水位差変化を計測し、この水位差に応じてスクリーンの循環速度を可変制御するようにしたことを特徴とする除塵機の運転制御方法。
  2. スクリーン通過前後の水位差変化が大なる場合はスクリーンの循環速度を早くなるように制御することを特徴とする請求項1記載の除塵機の運転制御方法。
  3. スクリーン通過前後の水位差変化が小なる場合はスクリーンの循環速度を遅くなるように制御することを特徴とする請求項1記載の除塵機の運転制御方法。
  4. 水位差変化が設定値以上を異常と判定して開放ゲートを開くようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の除塵機の運転制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101140718B1 (ko) * 2009-09-28 2012-05-03 이현우 수위 변동에 따라 속도가 가변되는 스크린장치
JP2020041260A (ja) * 2018-09-06 2020-03-19 宇部興産機械株式会社 除塵機の制御装置
JP7433941B2 (ja) 2020-02-03 2024-02-20 株式会社ヤマウラ 除塵機制御システム

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