JP2007185424A - 個人認証機能付手消毒装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】個人認証と手の消毒を同時に行える個人認証機能付手消毒装置を提供する。
【解決手段】消毒液が溜められた透明の消毒液槽16の外側に、前記消毒液槽に挿入された手12のバイオメトリック情報を個人認証情報として読み取る非接触バイオメトリック情報読取り装置11を備え、さらにセキュリティ領域への扉に設けられた扉電気錠21と、セキュリティ領域に入ることが認められている人の手のバイオメトリック情報が予め登録されている記憶手段100と、前記非接触バイオメトリック情報読取り装置で読み取られた手のバイオメトリック情報と前記記憶手段に登録された手のバイオメトリック情報との照合を行い、照合結果に基づき前記扉電気錠に解錠する信号を出力する照合手段100と、を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】消毒液が溜められた透明の消毒液槽16の外側に、前記消毒液槽に挿入された手12のバイオメトリック情報を個人認証情報として読み取る非接触バイオメトリック情報読取り装置11を備え、さらにセキュリティ領域への扉に設けられた扉電気錠21と、セキュリティ領域に入ることが認められている人の手のバイオメトリック情報が予め登録されている記憶手段100と、前記非接触バイオメトリック情報読取り装置で読み取られた手のバイオメトリック情報と前記記憶手段に登録された手のバイオメトリック情報との照合を行い、照合結果に基づき前記扉電気錠に解錠する信号を出力する照合手段100と、を備えた。
【選択図】図1
Description
この発明は、個人認証機能を有する手消毒装置に関する。
従来のこの種の装置として、湯又は水を吐水する湯水吐水手段と、殺菌液を吐出する殺菌液吐出手段とを備えた手洗い器において、使用者が携帯している個人識別情報を記憶した媒体から送信された信号を受信する個人識別情報読み取り手段と、該読み取り手段からの信号に基づいて殺菌液吐出手段からの殺菌液の吐出を許可・禁止するゲート手段とを備えている(例えば特許文献1参照)。
上記個人識別情報読み取り手段を有する手洗い器は、例えば病院においては、個人識別情報を記憶した媒体を所有した看護者が手指洗浄用に使用しており、飲用すると人体に危険な消毒剤等を、個人識別情報を記憶した媒体を所有していない患者や見舞い客は使用することができないようにして、看護者だけが病室内に設置されている洗面台において例えば洗浄効果の高い手指洗浄剤等を使用しての手指洗浄が可能にし、病室内から病原菌を持ち出すことがないようにしている。
しかしながら、このような構成の装置では、個人認証と手洗いとを別々に行わなければならず、手順が非常に面倒であるという課題があった。
この発明は上記の課題を解消するためになされたもので、個人認証と手の消毒を同時に行える個人認証機能付手消毒装置を提供することを目的とする。
この発明は、消毒液が溜められた透明の消毒液槽の外側に、前記消毒液槽に挿入された手のバイオメトリック情報を個人認証情報として読み取る非接触バイオメトリック情報読取り装置を備えたことを特徴とする個人認証機能付手消毒装置にある。
この発明では、個人認証と手の消毒を同時に行える個人認証機能付手消毒装置を提供することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態による個人認証機能付手消毒装置の構成を示す図、図2はこの個人認証機能付手消毒装置を構成する各機器の接続構成を示す図である。個人認証機能付手消毒装置の本体1には消毒液17が溜められている透明の消毒液槽16が設けられ、これに手12を挿入することにより手12の消毒が行われる。この消毒液槽16の消毒液17が溜まっている下部の外側には、挿入された手12の静脈パターンや手12の指13の指紋パターン等からなるバイオメトリック情報を読み取るための非接触バイオメトリック情報読取り装置11が設けられている。非接触バイオメトリック情報読取り装置11は光が手や指を透過する透過型のもので、光源部11aと読取り部11bからなる。
図1はこの発明の一実施の形態による個人認証機能付手消毒装置の構成を示す図、図2はこの個人認証機能付手消毒装置を構成する各機器の接続構成を示す図である。個人認証機能付手消毒装置の本体1には消毒液17が溜められている透明の消毒液槽16が設けられ、これに手12を挿入することにより手12の消毒が行われる。この消毒液槽16の消毒液17が溜まっている下部の外側には、挿入された手12の静脈パターンや手12の指13の指紋パターン等からなるバイオメトリック情報を読み取るための非接触バイオメトリック情報読取り装置11が設けられている。非接触バイオメトリック情報読取り装置11は光が手や指を透過する透過型のもので、光源部11aと読取り部11bからなる。
消毒液槽16への手12の挿入は、非接触バイオメトリック情報読取り装置11で検出してもよいが、赤外線センサ等からなる手検出センサ15を設けてもよい。表示・報知装置18はバイオメトリック情報による個人認証結果を表示や音で利用者に伝えるもので、例えばランプとブザー(特に図示せず)を備える。扉電気錠21は、例えば予めバイオメトリック情報が登録されていないと入ることのできないセキュリティ領域への扉に設けられたものである。
制御装置100は図2に示すように、これらの機器が接続されて個人認証や手消毒の動作制御を行う制御装置で、例えばマイコンからなる制御部101と、個人認証情報であるバイオメトリック情報を予め登録しておく記憶手段であるメモリ103と、タイマ105からなる。メモリ103には、セキュリティ領域に入ることが認められている人の手のバイオメトリック情報が予め登録されている。
図3は照合手段を構成する制御装置100の動作の一例を示すフローチャートであり、以下図に従って動作を説明する。利用者が個人認証機能付手消毒装置の本体1の消毒液槽16に手12を挿入すると、非接触バイオメトリック情報読取り装置11又は手検出センサ15からの信号により手12の挿入が検出される(ステップS1)。これにより非接触バイオメトリック情報読取り装置11により、挿入された手12の指紋パターン又は静脈パターンからなるバイオメトリック情報が検出される。
そして検出されたバイオメトリック情報が制御装置100に入力されると(ステップS2)、検出されたバイオメトリック情報とメモリ103内に予め登録されているバイオメトリック情報との照合を行う(ステップS3)。
そして検出されたバイオメトリック情報がメモリ103内のバイオメトリック情報と一致すれば、該利用者の個人認証が成立し、セキュリティ領域に入ることが認められている人であることが確認され、表示・報知装置18に信号を出力し、ランプやブザーにより個人認証成立の表示・報知を行わせ(ステップS5)、同時にセキュリティ領域に入る扉に設けられた扉電気錠21に信号を出力して解錠状態にする(ステップS6)。
一方、ステップS3の照合で不一致の場合には、表示・報知装置18に個人認証不成立を示す表示・報知を行わせる信号を出力する(ステップS4)。
なお、手12の消毒をより確実に行うためには、手12を消毒液槽16の消毒液17に、消毒効果が十分な所定時間、入れておくことが望ましい。そこで、図3のステップS3のバイオメトリック情報の照合の後、破線で示すステップS7,S8のように、タイマ105に基づき、所定時間経過後に表示・報知装置18や扉電気錠21に信号を出力するようにして、結果表示・報知や解錠を遅らせるようにしてもよい。
実施の形態2.
図4はこの発明の別の実施の形態による個人認証機能付手消毒装置の構成を示す図である。図1と異なる部分は、消毒液槽16に接続されると共に消毒液供給用電磁弁20により制御されて消毒液槽16に消毒液17を補充する消毒液予備タンク19と、消毒液17の液面17aの位置から消毒液槽16内の消毒液17の量を検出する液面検出センサ14をさらに備える。液面検出センサ14は、例えば電圧がかけられた2つの電極で構成し、液面17aが液面検出センサ14の位置より下に下がった時に電極間に電流が流れないことで、液面17aの位置を検出するものとする。その他の部分は基本的に上述の実施の形態と同じある。
図4はこの発明の別の実施の形態による個人認証機能付手消毒装置の構成を示す図である。図1と異なる部分は、消毒液槽16に接続されると共に消毒液供給用電磁弁20により制御されて消毒液槽16に消毒液17を補充する消毒液予備タンク19と、消毒液17の液面17aの位置から消毒液槽16内の消毒液17の量を検出する液面検出センサ14をさらに備える。液面検出センサ14は、例えば電圧がかけられた2つの電極で構成し、液面17aが液面検出センサ14の位置より下に下がった時に電極間に電流が流れないことで、液面17aの位置を検出するものとする。その他の部分は基本的に上述の実施の形態と同じある。
この実施の形態においては、図3で説明した照合動作と共に、図5にフローチャートで示す消毒液量制御が、消毒液量制御手段も構成する制御装置100により行われる。以下図5に従って消毒液量制御の動作を説明する。
非接触バイオメトリック情報読取り装置11又は手検出センサ15からの信号により手12が挿入されていないことが確認されると(ステップS10)、消毒液槽16内の消毒液17の量を検出するための液面検出センサ14の出力により、液面17aが液面検出センサ14の取付位置である所定位置以上か否かを判定する(ステップS11)。
そして液面17aの位置が所定位置未満の場合には、消毒液槽16内が消毒液不足と判断し、消毒液供給用電磁弁20に開放する信号を出力する(ステップS12)。これにより消毒液予備タンク19から消毒液槽16に消毒液17が補充される。そして液面検出センサ14の出力が液面17aの位置が所定位置以上になったことを示すと(ステップS13)、消毒液供給用電磁弁20に閉じる信号を出力する(ステップS14)。
これにより、消毒液槽16内の消毒液17の液面17aを常に所定位置以上に保つことで、消毒液槽16内に消毒に十分な量の消毒液17を確保することができる。
なお、図5の動作は所定時間毎に行われてもよいし、例えば図3の*で示すように、照合動作の結果の表示・報知や表示・報知と電気錠解錠の終了毎に行うようにしてもよい。
なお上記説明では、消毒液槽16内の消毒液17の液面17aの位置を液面検出センサ14で検出しているが、非接触バイオメトリック情報読取り装置11で検出するようにしてもよい。
1 本体、11 非接触バイオメトリック情報読取り装置、11a 光源部、11b 読取り部、12 手、13 指、14 液面検出センサ、15 手検出センサ、16 消毒液槽、17 消毒液、17a 液面、18 表示・報知装置、19 消毒液予備タンク、20 消毒液供給用電磁弁、21 扉電気錠、100 制御装置、101 制御部、103 メモリ(記憶手段)、105 タイマ。
Claims (4)
- 消毒液が溜められた透明の消毒液槽の外側に、前記消毒液槽に挿入された手のバイオメトリック情報を個人認証情報として読み取る非接触バイオメトリック情報読取り装置を備えたことを特徴とする個人認証機能付手消毒装置。
- セキュリティ領域への扉に設けられた扉電気錠と、
セキュリティ領域に入ることが認められている人の手のバイオメトリック情報が予め登録されている記憶手段と、
前記非接触バイオメトリック情報読取り装置で読み取られた手のバイオメトリック情報と前記記憶手段に登録された手のバイオメトリック情報との照合を行い、照合結果に基づき前記扉電気錠に解錠する信号を出力する照合手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の個人認証機能付手消毒装置。 - 前記照合手段での照合結果を表示・報知する表示・報知装置をさらに備え、
前記照合手段が照合後、所定時間経過後に照合結果に基づき前記扉電気錠を解錠する信号を出力すると共に、前記表示・報知装置に照合結果の表示・報知を行わせる信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の個人認証機能付手消毒装置。 - 前記消毒液槽に接続され電磁弁により制御されて消毒液槽に消毒液を補充する消毒液予備タンクと、
前記消毒液槽内の消毒液の液面位置に基づき消毒液の補充のために前記電磁弁に開閉制御する信号を出力する消毒液量制御手段と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の個人認証機能付手消毒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007430A JP2007185424A (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 個人認証機能付手消毒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006007430A JP2007185424A (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 個人認証機能付手消毒装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007185424A true JP2007185424A (ja) | 2007-07-26 |
Family
ID=38340995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006007430A Pending JP2007185424A (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 個人認証機能付手消毒装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007185424A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010227560A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-10-14 | Gojo Ind Inc | 生体認証対応の非接触ディスペンサー |
WO2017056986A1 (ja) * | 2015-09-28 | 2017-04-06 | 株式会社ワークソリューション | 殺菌システム |
ITUB20155814A1 (it) * | 2015-11-23 | 2017-05-23 | Michele Palmieri | Dispositivo portatile per l'igienizzazione delle mani |
WO2023032169A1 (ja) * | 2021-09-03 | 2023-03-09 | 日本電気株式会社 | 生体撮像システム、生体撮像装置、生体撮像方法、及び記録媒体 |
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2006
- 2006-01-16 JP JP2006007430A patent/JP2007185424A/ja active Pending
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