JP2007185161A - ペット用リード - Google Patents

ペット用リード Download PDF

Info

Publication number
JP2007185161A
JP2007185161A JP2006007053A JP2006007053A JP2007185161A JP 2007185161 A JP2007185161 A JP 2007185161A JP 2006007053 A JP2006007053 A JP 2006007053A JP 2006007053 A JP2006007053 A JP 2006007053A JP 2007185161 A JP2007185161 A JP 2007185161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
winding
drum
pet
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006007053A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007185161A5 (ja
Inventor
Hideki Higashisei
英樹 東生
Masami Nakagawa
政美 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2006007053A priority Critical patent/JP2007185161A/ja
Publication of JP2007185161A publication Critical patent/JP2007185161A/ja
Publication of JP2007185161A5 publication Critical patent/JP2007185161A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)

Abstract

【課題】繰出し長さの上限を調節することが可能であり、しかも上限が調節された状態で自動巻取り機能を発揮するペット用リードを提供する。
【解決手段】把持部とリード格納部とロック機構と自動巻取り機構を有するケース付きのリードであって、ロック機構は、リード格納部から繰出されるリードの長さの上限を調節することが可能であり、自動巻取り機構は、ロック機構が調節したリードの長さの上限の如何にかかわらずリードのリード格納部内への自動巻取り機能を発揮可能であるペット用リードとする。繰出し長さの上限の調節は、ケース内で繰出されるリードの経路を曲げてそれ以上の繰出しはフックがリードに絡みセルフロックとなること、リード格納部のドラムの両端のつばにロック用棒を差し込むこと、リードをドラムのつばに引掛けること等を利用する。自動巻き取りは、ゼンマイ等でリードを巻き取る。ケースやリードにも工夫を凝らす。
【選択図】図12

Description

本発明はペット用リードに関し、特に繰出し長さの上限を調節することが可能であり、しかも上限が調節された状態で自動巻取り機能を発揮するペット用リードに関する。
ペット、特に犬、を散歩に連れて行く際には、飼い主は通常ペットの首輪あるいは胴輪にリード(紐、鎖類)の一端を取付け、他端を一方の手で保持し、これによりペットが自由、気ままに動き回ることを防いでいる。この際、往時のごとくリードが単なる一定長さの紐や鎖であれば、飼い主にとっては不便であり、ペットにとっても好ましくないことが少なからずある。
そこで、近年ペットと飼い主相互の快適な散歩のために、様々なリードが開発されている。例えば、リードを把持部とリード格納部とロック機構を有するケースに一体的に組込んだ、いわば構造体形式のリードとして散歩する場所の条件に合せてリードの繰出し長さ(以下、「長さ」とも記す)の上限を調節することが可能なリード(可変長リード、いわゆるロック付きリード)、同じくペットと飼い主間のリードが垂れ下がって地面に付着したりすることがないように常時テンション(引張力)がかかるようになっている自動巻取り機構を有するリード、その他暗い場所での第三者の往来の邪魔とならないように反射鏡や豆電球を付けたリード、ペットと飼い主間で急な力がかからないように弾性伸縮部を有するリード等である(特許文献1、同2)。
なお、本発明の請求の範囲および明細書では、「リード」を鎖や紐等の本来のリードとその様なリードを把持部付きのケースに自動巻取り機構、繰出し長さの調節機構等と一体的に組み込んだシステム機器としてのリード(この場合には、鎖や紐はそのリード本体となる)の2つの意味で使用している。即ち、いずれの用語法もひろく使用されていること、誤解の恐れがないこと、厳密に区別すれば文章が却ってややこしくなることによる。
これらのリードの中でも、繰出し長さの上限を調節することが可能なリードは、飼い主とペットの双方にとって散歩をますます快適なものとするため、広く使用されている。
即ち、このリードは、公園等の広い場所では長く繰出せるようにしてペットに比較的自由に運動をさせることができ、道路等の狭い場所では逆にあまり繰出せないようにしてペットとリードが他人の往来の邪魔をしないようすることができるため、なかなか便利であることによる。
特開平2003−319729号公報 特開平2003−158941号公報
しかしながら、前記の繰出し長さの上限を調節することが可能なリードは、実際に使用してみると、飼い主にとってもペットにとっても必ずしも充分に満足がいくものではない。即ち、ペットは必ずしも飼い主の思うように動くとは限らない。即ち、リードが長く繰出されていた時にペットが飼い主の方に寄って来ることが多々あるが、このときには飼い主とペットとを繋ぐリードは緩む。このため、自動巻取り機能がないリードであれば、特に細いリードの場合にそうであるが、緩んだリードがペットの足や首等に絡みついたり、地面に接触して汚れたりすることがある。
さらに、ペットの動きが激しいとき等最悪の場合には、巻付いたリードがペットを傷つけたりしかねない。
また、ペットも体にリードが巻付くと嫌がる。
また、雨天等道路が汚れている場合には単にペットとリードが汚れるだけではなく、付着した泥が目立つこととなり、飼い主にとって、特に女性の飼い主にとって、あまり気持ちが好いものではない。
また、反射鏡、豆電球あるいは飾り等が付いたリードの場合には特に、リードがペットの体に絡みついた際にそれらがペットを傷つけたりしかねず、さらにリードが汚れた地面に何度も触れたりするのは好ましくない。
また、繰出し長さの調節が可能なリード場合には、公園でのペットの運動を兼ねての散歩を終えて帰宅する際に、混雑する道路を通らねばならときには長く繰出されているリードを短くするため飼い主が巻取らねばならない。これは、特に雨天の場合には、飼い主にとってなかなか面倒である。
さらに、ペット用リードの製造者や販売者からみても、様々なユーザ(飼い主)の要望を充たすため、長さの異なるリードを種々製造し、展示しておくことは困難である。
自動巻取り機能を有するリードであれば、なおさら困難である。
このため、繰出し長さの上限を調節することが可能なリードであって、ペットが飼い主に近寄ってきても緩むことがないリードの実用化が望まれていた。
また、繰出し長さの調節や長く繰出したリードを巻き取る等の操作が極力少なくなるリードの実用化が望まれていた。
さらに、可能な限り軽量かつ取扱が容易であり、しかも安価なリードの実用化が望まれていた。
本発明者は、以上の課題を解決することを目的として鋭意研究を重ねた結果、簡単な構造でリードの繰出し長さの上限を調節することが可能であり、かつその調節された繰出し長さの状態において自動巻取り機能を有するリードとしたものである。またかかる機能発揮との関連で、ケース等にも工夫を凝らしたものである。
以下、請求の範囲に記載された発明を説明する。
基本的な態様は、
リード巻付け機構とロック機構と自動巻取り機構を有するケース付きのリードであって、
前記ロック機構は、リード巻付け機構から繰出されるリードの長さの上限を調節することが可能であり、
前記自動巻取り機構は、前記ロック機構による繰出されるリードの長さの上限の調節の如何にかかわらず前記リード巻付け機構にたわんだリードの自動巻取りを行わせるものである、
ことを特徴とするペット用リードである。
本態様は、本願発明の基本をなすものである。
「リード巻付け機構」とは、回転可能な状態でケース内に収納されたドラム等を指し、ドラムの回転軸方向の両端には巻付けられたリードとケース内表面の接触を防止するため、通常はつばが設けられている(設けられていなくても本発明に含まれる)。
なお、「ケース」には、リードが通過する開口が形成されており、また飼い主がリードを手で掴む把持部等が設置され、その他飼い主が手首にかけるためのケース付きの紐等が設置されていたりもする。
また、「繰出されるリードの長さの上限を調節」とは、調節(設定)された長さ以上には繰出されないようにロック機構が作用することを指し、飼い主によるロック機構の操作のためには、ケースに開口が形成されていたり、開口を設けることに換えてケースに実際にロック機構がリードをロックするように作用するための押しボタン機構等が設置されていたりするが、その手段は問わない。
また、「自動巻取り機構」は、リード巻付け機構の巻付けドラム内に組み込んだゼンマイ式の巻取り機構等があるが、その手段は問わない。
またハード的には、「リード巻付け機構」、「ロック機構」、「自動巻取り機構」が各々専用の部品、構造を有するのではなく、1の部品が複数の機構の作用発揮に関係していてもよい。
念のため再度記載するが、「リード」の意味は、前記のごとく「鎖や紐等」と「システム機器としてのリード」がある。
1の具体的態様は、請求項2に対応するものであり、
リード巻付け機構は、リード巻付け用のドラムと仕切り板を有し、
ロック機構は、ケースに軸で止められたロック用ガイドとドラムに立設された先端が所定の方向を向いたリード用フックを有し、
自動巻取り機構は、リード巻付け用のドラムに、繰出されたリードを巻き取るトルクを常にかける弾性機構を有しているペット用リードである。
本態様においては、リード巻付け用ドラムは、繰出されることがない部分のリードを巻付けている部分と繰出された後巻取られたリードを巻付ける部分に仕切り板で区分けされる。
仕切り板の区分け作用は、外周に繰出し長さの上限を調節されたリードを自動的に巻取るために回転している時にはリードを引掛ける部分が形成されていること、例えば円板状の仕切り板外周側の一部を半径に直交する直線で切取った形状やV型の切欠き等により発揮される。なお「仕切り板」とは、前記作用をなす限り、重量軽減のため開口が形成された円板や、リード巻付け用ドラムに立設された単一または複数の柱であってもよい。
ロック機構は、ケースに軸で止められたロック用ガイドの飼い主側開口(ロック用ガイド内へリードが出入りする場所)は、ロック機構を作動させる時には、リード巻付け用ドラムの繰出された後巻取られたリードを巻付ける部分の上部(半径方向の外側)に移動している。一方、ロックが掛っていない状態でのリードは、繰出されることがない部分のリードを巻付けている部分のドラムから繰出される。このため、ドラムの回転に伴い、フックの先端が斜めに張った状態のリードに引っ掛り、セルフロックとなる。
なお、繰出し長さの上限を設定するためのロック用ガイドの回転や平行移動等は、飼い主がケース外に設置されたつまみを回したりする等の操作により行われる。
また、「ロック用ガイド」とは、ケース内でリードにフックが引っ掛ってロックする作用をなす限り、必ずしも内部をリードが通過する円筒でなくても良い。
リード用フックの先端が、短に仕切り板の半径方向外側に折り曲げられているだけでなく、さらにケースの開口に近接した状態ではケースの開口方向にも折り曲げられているのは、繰出し長さの上限を調節し、さらにペットが飼い主に近寄ってきたため自動巻取りがなされている状態で、飼い主が誤ってロック用ガイドを上限を設定しない状態に戻したときには、ペットが飼い主から離れようとしたときに、ケースの開口方向にも折り曲げられていなければ、ロックがかかってしまうためである。即ち、繰出し長さの上限を設定後は、自動的に巻取られたリードは仕切り板により巻取り箇所とされた部分のドラム(収納用のドラム)に巻付いており、ロック用ガイドの飼い主側の開口は飼い主の誤操作のため長さの上限を設定していない元の位置にあり、このためフックの先端とリードが交差するからである。なお、折り曲げ角度は30度から60度程度、特に45度程度が好ましい。
なおまた、自動巻取り機構は、以下の全ての具体的態様を通じて基本的態様と同じである。
また別の具体的態様は、請求項3に対応するものであり、
リード巻付け機構は、先の態様と同じである。
ロック機構は、ロック用ガイドを有するのは先の態様と同じであるが、リード用フックはリードを固定していない側のドラム端部のつばに取付けられ若しくは形成されているのが大きく異なる。
ここに、「取付けられ」とはフックの先端を除く部分が収納されている場合を含み、「形成され」とはつば本体と一体的に製造されている場合等を指す。また、「つば」とは、リードの巻付けの案内をする限り、ドラムに立設された柱等を含む。
また別の具体的態様は、請求項4に対応するものであり、
先の態様において、リード用フックはドラム端部のつばに回転可能なように取付けられ、さらにその先端はロック機構が不作動時にはバネ部材でドラム上半径方向の一定高さに支持されており、ロック機構が作動時であってリードを自動巻取りしている時には巻付けられるリードでドラム側へ押しやられるため、ケースを小さくすることが出来る。
また別の具体的態様は、請求項5に対応するものであり、
リード巻付け機構は、ドラムの中央部に仕切り板が取付けられ、リードの巻付け箇所が2つに分割されているのは先の態様と同じである。
しかし、ドラムのリードを固定する側の端部のつばを必須とし、これと仕切り板がロック機構の一部を兼ねる点が相違する。
ロック機構は、ロック用挿入棒とつばと仕切り板からなり、つばと仕切り板は半径方向の所定高さ位置の少なくとも1箇所に貫通孔が一対になって(ペア)で形成されており、ここへロック用挿入棒を挿入することにより繰出し長さの上限の調節がなされる。
ロック用挿入棒はつばの貫通孔近くの外側面に取付けられているが、その取り付け方法は伸縮自在のコイルによる取付け、ねじや軸による取付け等の方法を問わない。
挿入も、ケースの開口からの飼い主の直接的な差込、レバー操作による回転等での入り込み、押しボタン操作などでの押しこみ等の内容を問わない。
また別の具体的態様は、請求項6に対応するものであり、
リード巻付け機構は、リード巻付け用のドラムに仕切り板がなく、繰出されたリードの巻取りはロック用回転板が装着されたリード巻付け用のドラムの外周側にて行われる。このため、ケースが多少薄くなる。
ロック機構の原理は、ロック用回転板に立設された挿入用棒をドラムのつばの孔に差込むことによるロックであり、先の態様と同様である。
なお、ロック用回転円板の挿入用棒は、複数あるのが好ましい。
また別の具体的態様は、請求項7に対応するものであり、
リード巻付け機構は、両端にロック機構の一部を兼ねるつばが取付けられたドラムを有し、つばにも半径方向の所定の高さ位置に少なくとも一対の貫通孔が形成されている。
ロック機構は、ロック用挿入棒を有し、飼い主の操作によりこれをつばの一対の貫通孔に挿入することにより発揮される。なお、ロック用挿入棒は、複数差込まれるようになっていてもよい。
また別の具体的態様は、請求項8に対応するものであり、
先の具体的態様の小型化を図ったものである。このため、つばの貫通孔は、半径方向に長い長方形(ほぼ、長方形を含む)としている。
ロック機構は、ロック用挿入棒が飼い主の操作により前記つばの一対の貫通孔に挿入、抜取りが可能であるのは先の具体的形態と同じである。しかし、ロック用挿入棒は支持バネに支持されているため、繰出されたリードを巻取るときには巻取るリードの押圧力で巻付け用のドラム方向に収縮する。このため、ケースが小さくなる。
また別の具体的態様は、請求項9に対応するものであり、
リード巻付け機構は、
好ましくは両端に、つばがついたリード巻付け用のドラムを有し、
前記リード巻付け機構は、
つばがついたリード巻付け用のドラムを有し、
前記ロック機構は、
前記つばには、外周にリードを引掛ける部分が少なくとも1箇所形成されており、その部分にリードを引掛けることによりなされ、
前記リード巻付け用のドラムに、繰出されたリードを巻き取るトルクを常にかける弾性機構を有している。
ここに、リードを引掛ける部分とは、例えば外周に切込みと該切込みの中央にリード通す半ループが形成されており、該半ループにリードを引掛けるようになっていることであり、またこのため繰出し長さの上限の調節(設定)は、飼い主が例えば手で半ループにリードを引掛けることによりなされる。
なお、つばを引掛ける部分が複数個所あれば、リードの繰出し長さの上限を例えば5mと長くした状態で、リードが巻込まれた時を利用して他の引掛ける場所に再度リードを引掛けることにより、繰出し長さの上限を例えば3mと短く設定することも可能となる。
また、半ループの形成されたつばがドラムの両端にあれば、飼い主の利き腕が左右いずれであっても操作が容易であるが、軽量化のためいずれか一方のみつばを有していても良い(本請求項の発明に含まれる。なおこの場合には、ケースの内壁がつばを兼ねることとなる)。
また、つばとは、ドラムに立設した柱状の薄板等も含まれる。
また別の具体的態様は、請求項10に対応するものであり、
リードとケースにリードを繰出す長さの上限の調節を行う機構を取付けたものである。このため、リード巻付け機構と自動巻取り機構は、通常の自動巻取り機能を有するペット用リードと同じである。
ロック機構は、ケースはリードを繰出す箇所に可変絞り機構を有し、リードはペット側から飼い主側に沿って通過に必要な孔の寸法が順次大きくなるストッパーを有しており、可変絞り機構を調節して通過可能なストッパーを変えることにより、リードの繰出し長さの調節がなされる。
なお、可変絞り機構は、写真の絞りのような構造に限定されず、ストッパーも個数は限定されず、さらに穴の寸法の変化は段階的あるいは連続的を問わない。
また別の具体的態様は、請求項11に対応するものであり、
リードとケースにリードを繰出す長さの上限の調節を行う機構を取付けたものである。このため、リード巻付け機構と自動巻取り機構は、通常の自動巻取り機能を有するペット用リードと同じである。
ロック機構は、リードは所定箇所にストッパー取付け部を有し、ケースにはリードにストッパーを取付け可能な開口が形成され、またリードを繰出す箇所に絞り機構を有し、ケースの開口を利用してリードにストッパーを取付ける事により、リードの繰出し長さの調節がなされる。
なお、「ストッパー取付け部」とは、ストッパーを取付け可能な構造をも含み、単なる丸穴や凹部でもよい。この場合には、「ストッパー」は絞り機構の通過不能となるようにリードの丸穴に結びつけた紐等が該当する。
また、「開口」は、蓋の有無を問わず、さらにケースが分解可能である場合や一方の側面が丸ごと大きく開く場合、絞り機構がケース本体から少し離れた場所にあり、絞り機構とケース本体の間でリードがケース外に露出している(従って、絞り機構はフレーム等によりケース本体と接続され。フレームの下部でリードが露出している)場合、ケースがスケルトン(原則として骨組みのみ)構造の場合をも含む。
また別の具体的態様は、請求項12に対応するものであり、
ケースに特徴がある。即ち、ケースはいわゆるスケルトン構造であり、このためケースをつば付きのリード用巻付けドラムの軸方向(側面)から見た場合には、つば付きのリード用巻付けドラムを保持するための部分、即ち軸や巻取りのためのゼンマイを保持する部分、並びにこの部分と飼い主がケースを把持する部分、リードを繰出す部分およびドラムの半径方向の外周側部分とを結合する梁以外には、リード用巻付けドラムのある部分の側面にはケース側壁の構成部を有していない。
また別の具体的態様は、請求項13に対応するものであり、
請求項1から請求項12の発明におけるロック機構とは無関係に、あるいは別にリードの繰出し、繰出したリードの自動巻取りをロックする第2ロック機構有している。
従って、ロック機構は2種類あることとなる。
以上の説明で判るように、本発明のペット用リードは繰出し長さの上限を調節することが可能であるだけでなく、その調節された繰出し長さの状態において自動巻取り機能を有する。このため、リードが長く繰出されていた時にペットが飼い主の方に寄ってきても、飼い主とペットとを繋ぐリードが緩み、ペットに絡みついたり、地面に接触して汚れたりする様なことがなくなる。
また、ケースがスケルトンであれば、前記機能を発揮させるための構造や操作が簡単となるだけでなく、リードそのものが軽くなる。また、リードが磨耗、損傷(切断)した時には、機械的機器の手入れ等が苦手な人、特に婦人でも容易に手入れを行うことが出来る。さらに、販売時には、カラフルな交換用のリードも部品として販売可能となる。
また、自動巻込み機能を保持しつつ、繰出し長さを2段階に調節することも可能となる。
また、2種類のロック機構を有しておれば、操作、補修、修理等に便利となる。
また、自動巻取り機構を有するペット用リードの製造者、販売者も、繰出し長さの上限を飼い主が(ユーザサイドが)調節可能であるため、予め種々の長さのリードを製造しておく必要がなくなる。
以下、本発明をその最良の実施の形態に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態は、リードの繰出し長さの上限の調節はケース内でのリードの経路を斜めにしてドラムに立てたフックの先端を引掛けるセルフロック機構を利用し、上限を定めた状態でケース外へ繰出されているリードは最初巻付けていたドラムの横に巻付けるものである。
本実施の形態のペット用リードの要部を、図1と図2を参照しつつ説明する。
図1は、このペット用リードの要部の各状態を上方から見た様子を概念的に示す図であり、図2は同じく側面から見た様子を概念的に示す図である。両方の図において、10はケースであり、20はリードであり、30はリールを巻付けるドラムであり、31は格納用ドラム(ドラムの繰出さないリードを巻付ける部分)であり、32は収納用ドラム(繰出し長さの上限が調節された後の状態で、繰出したリードが緩んだときに巻付けるドラムの部分)であり、39はドラムの軸であり、40は仕切り板であり、50はフックであり。60は繰出されるリードが通過する円筒状のガイド(ロック用ガイド)である。
図1において、(1)はリールを繰出している状態であり、(2)はリードが上限まで繰出された状態でフックの先端51がリードにかかっている状態であり、(3)は(2)に示す状態からリードが巻き戻されている状態を示す。
なお、図2には、本発明のポイントに関係がないため、リードの下半分やケースは図示していない。
また、実際のペット用リードにおいては、図示している構成以外にリード格納部のケースには、後端(飼い主側、図上左)等に飼い主用の把持部、操作用の押しボタンやスライド式のボタン類等が一体的に取付けられている。また、ドラムの両端には、巻付けたリードとケース10内面との接触を防ぐつばが取付けられていたりもする。しかし、これら本実施の形態の発明の趣旨に関係が薄く、煩雑ともなるので、図示はしていない。
図1に示す様に、ドラム30と仕切り板40は一体構造であり、ドラムの軸39を介してケース10に回転自在に取付けられている。さらに、ドラム30の内部は中空であり、ゼンマイ式の巻取り装置が組み込まれて絶えず巻き戻しのトルクがかかった状態となっている。ただし、ゼンマイ式の巻取り装置は周知技術である。このため、図示や説明は省略する。
また、格納用ドラム31には、リード10の飼い主側の端部が固定されている。
また、仕切り板40は、図2の(1)に明瞭に示す様に、半径方向に直交する直線により外周よりの部分41が一箇所切り欠かれている。
さらに、収納用ドラム32の仕切り板40の外周が切り欠かれた位置近くにはフック50が立設されており、その先端51は折り曲げられて仕切り板40の外周が切り欠かれた位置の半径方向外側に位置している。
さらに、フックの先端51は、ケースの開口に近接した状態ではケースの開口方向にも45度程度折り曲げられている。
ロック用ガイド60は、その内部をペットにいたるリード20が通過し、ペット側(図上右)の開口61付近にて図示しない回転ねじにてケースに取付けられており、図1の(1)から(3)に明瞭に示す様に、飼い主側の開口62は回転ねじを中心にして時計方向に、即ちペット側開口61近くを中心にして時計方向に回転可能である。なおこの回転は、ケース外側からの飼い主の回転操作、具体的にはそのための押しボタン操作あるいは同軸のつまみの回転操作等により行われる。
以下、図1と図2を参照しつつ、本実施の形態の作動原理を説明する。
リードの繰出しについて説明する。
両図の(1)に示す様に、リード20を繰出すときには、ロック用ガイド60は飼い主とペットを結ぶ方向(図上左右方向)を向いている。このときには、格納用ドラム31に巻付けられているリード20はほぼ真っ直ぐになって円筒部60内を通過し、矢印で示すようにケース外に繰出されていく。またこの繰出しに伴い、ドラム30と仕切り板40とフック50は一体となって回転している。なお、回転方向は、図2に示す方向から見た場合には、矢印で示すように時計方向である。
リードの繰出し長さの上限の調節について説明する。
リード20が必要な長さだけ繰出されれば、飼い主の操作により、ロック用ガイド60が前記のごとく回転ねじを中心にして時計方向に回転し、その状態でラッチ機構により固定される。このため、両図の(2)に示す様にケース内のリードの経路は図上上に曲がり、このためフック50の先端がリード20に引っ掛る。この結果、格納用ドラム31等の時計方向の回転が阻止され、リード20の繰出し長さの上限が設定される。
なお、飼い主の操作によりロック用ガイド60を時計方向に回転させかつその状態を保持していたり、逆回転操作により回転状態を元に戻したりする機構は、バネ、スプリングを使用したラッチ、押しボタンによるラッチの解除等の周知技術を使用して容易になされ、また腕時計の竜頭等種々の技術分野で広く使用されている技術であるので、図示や説明は省略する。
リードの自動巻き戻しについて説明する。
ペットが飼い主の方に近寄って来れば、リード20の張力が作用しないため、ドラム30と仕切り板40とフック50は、ゼンマイの作用により逆(図上反時計)方向に回転する。この際、ロック用ガイド60の飼い主側の開口61は収納用ドラム32の半径方向外側に位置するため、図2の(3)に示す様に、飼い主側の開口61と格納用ドラム31間のリード21に逆方向に回転してきた仕切り板40の切欠き部41が引っ掛ることとなる。このため、リード20は矢印で示すように反時計方向に回転する収納用ドラム32に巻付けられていくこととなる。
なおここで、飼い主の誤操作によりロック用ガイド60の飼い主側の開口61が元の位置(図上下側)に位置していると、一端収納用ドラム32に巻付かれていたリードが再度ケース外に繰出される際にフック50の先端とリードが交差するが、フック50の先端が45度傾いているためリード20とフック50の先端が相互に滑り、ロックがかかることがない。
(第2の実施の形態)
本実施の形態は、先の実施の形態の変形例である。本実施の形態においては、ドラムの反格納用ドラム端側につばを兼ねてフック用円板が取り付けられ、このフック用円板にフックが取り付けられている点とリードの収納時にリードがフックをドラムの方に押下げる点が相違する。
図3に、先の実施の形態と相違する点を中心に、本実施の形態の要部と作用発揮する様子を概念的に示す。
図3は、最上部の図が先の実施の形態の図1の(1)に相当し、真中が図2の(2)に相当する図であり、最下部の図はリードの巻取りの様子を示す図である。なお、真中と最下部の図は、図2と同じく上半分のみを示している。
本図において、45はドラムのつばを兼ねたフック用円板であり、55はフックであり、56はフック取付け用回転ねじであり、57は半径方向ばねである。さらに、本図の真中の(2)、即ちA−A方向矢視図に示すように、フック55は、先端の折れ曲がり部59が半径方向ばね57によりフック取付け用回転ねじ56によりフック用円板45の外周部に位置するように保持されているが、本図の(3)に示すように、押圧されると先端部が収納用ドラム32に近づくことが可能な状態で取付けられている。
本実施の形態におけるリードの繰出し長さの上限の調節の原理は、先の実施の形態と同じである。また、ペットが飼い主に近づいてきたときのリードの収納用ドラムへの自動巻取りの原理も同じである。ただし、リードの自動巻込みによる巻付けが、収納用ドラム32だけでなくフック先端の折り曲げ部にも一緒になされるのが相違する。このため、図3の最下部の図に示す様に、リード10の収納時には、フック55は巻き付けられたリード10からの押圧力により、フック取付け用回転ねじ56を中心として時計方向に回転し、その先端55aが収納用ドラム32の方へ押し下げられ、半径方向ばね57は収縮した状態となる。これにより、巻き込みに要する直径を小さくし、つばや仕切り板の外径ひいてはケースの形状も小さくすることが可能になる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態は、ドラムの両端のつばの貫通孔にロック用挿入棒を差込むことにより行い、繰出したリードの巻取りはロック用挿入棒を差込んだ状態のドラムの外側周囲で行うものである。
図4を参照しつつ本実施の形態を説明する。図4の(1)は、本実施の形態のペット用リードの側面図であり、(2)は要部を概念的に示す断面図である。
図4において、11はケースに開けてあるロック用挿入棒を操作するための孔(開口)であり、38はロック用挿入棒を挿入するための孔であり、34と35はドラムのつばであり、75は棒状のロック用挿入棒である。図4の(1)と(2)に示す様に、本実施の形態では、ケース10に形成してある操作用の孔11から指によりロック用挿入棒75をドラムのつば34、35に形成してある孔38に差込む操作をすることにより繰出し長さの上限の調節が可能となる。
本実施の形態では、ドラム30はいわば両用ドラムであり、その内側が格納ドラムに相当し、ロック用挿入棒を挿入した後のその外側が収納ドラムに相当する。このため、ケースが薄くなる。
なお、図上右のドラムのつば35の孔38は、挿入型フックの先端を支持可能であれば凹みでもよい。
また、操作用の孔11の近くのつばの外側(図上左方)には、挿入型フック75を使用しない時につばの外側面に固定して収納しておくための構造、具体的には挿入型フックとつばの外側を結び付る伸縮自在のスプリング、使用していない挿入型フックを嵌め込んでつばの外側に収納するU型のピン等が取り付けられていたりもするが、実現性に特に困難はないため、図示や説明は省略する。
ただし、図に示すように、ロック用挿入棒がつばの貫通孔近くの外側面に取付けられておらず完全に別体であり、ケースの外側から飼い主が差込むようになっていてもよい。またこの場合には、本発明のペット用リードの付属品でなく、所定の太さ、長さの木棒、金属棒であってもよい(本実施の形態の発明のペット用リードの付属品としてのロック用挿入棒を欠いても、本発明に含まれる)。
また、操作用の孔11の形成に換えて、ケースを後で説明するスケルトン構造としても良い。
(第4の実施の形態)
本実施の形態は、先の実施の形態の変形例であり、ロック用挿入棒を立設した回転型フック機構をドラム内に挿入して繰出し長さの上限を調節するものである。
以下、本実施の形態の要部の構造を概念的に示す図5を参照しつつ本実施の形態の要部の構造と原理を説明する。
図5において、18は導入用軸であり、33はドラム(両用ドラム)であり、70は回転型フックである。本実施の形態においては、両用ドラム33はケース10側面の一方(図上右方)に立設された導入用軸18により回転自在でケースに取り付けられており、さらに導入用軸18が貫通する箇所で反立設側中央にはギヤー孔37が形成されている。
また、ケース10側面の他方(図上左側)には、回転型フック70が押込み(図上右に動かす)と引き抜き(図上左に動かす)自在に取り付けられており、導入用軸18がこの際の位置決めを行う。この回転型フック70は、中央にはケース外側に凸出した押しボタン71が、内側にはギヤー72が形成されており、また図上上下両端には先の実施例のロック用挿入棒に相当するフック本体73がつば34、35の方に突き出して形成されている。
またこれらに合せて、両用ドラム33の回転型フック側(図上左方)のつば34にはフック本体71が差込まれる孔38が形成されている。また、両用ドラム33の胴の中央部のギヤー孔37と回転型フックのギヤー73は、軸方向(図上左右方向)にスライド可能かつギヤーが押込まれた状態で噛合うようになっている。
なお、両用ドラム33の胴の中央部、ギヤー孔37と逆方向(図上右)の側には、巻取りのためのゼンマイ(図示せず)が設置されている。
さらに、ケース10にも、押しボタン71に合せて円形の穴12が形成されている。
以上の他、ケース内に回転型フックを過度に押込まないためのストッパー、押込んだ回転フックを引き抜く際のストッパー等付帯設備があるが、これらは周知技術で容易に実現可能であるため、図示や説明は省略する。
作動原理について説明する。
最初、回転型フック70は、両用ドラム33の方に押込まれていない。このため、両用ドラム33に巻き付けられているリード10は、ペットが飼い主から離れるに伴い繰出されていく。ある程度まで繰出されると、飼い主は回転型フック70の押しボタン71を押して回転型フック70を両用ドラム33の方に押込む。これにより、回転型フック70のフック本体71が両用ドラム33のつばの孔38に大きく差込まれる。このため、第2、第3の実施の形態と同じ原理で、両用ドラム33はセルフロックのためそれ以上の回転が出来なくなり、リード(図示せず)の繰出し長さの上限が設定される。
次に、ペットが飼い主の方に近づいてくれば、リード10が緩み、このため両用ドラム33はゼンマイの力で逆方向に回転し、リードはフック本体71が挿入された外側で両用ドラム33に巻付くこととなる。
(第5の実施の形態)
本実施の形態は、ロック機構の原理は第3の実施の形態であり、繰出したリードの巻取りは第1の実施の形態と同じである。
本実施の形態の要部を図6に概念的に示す。本図において、44は仕切り板40に形成された凹みであり、リードの固定側のドラムのつば(図上左)34に形成された貫通孔34とぺアをなす位置に形成されている。なお、本実施の形態では、ケース10のリード(図示せず)を繰出すための開口(図示せず)は、仕切り板40が機能発揮するように貫通孔が形成されていないつば35と仕切り板40の間の上部(図上右上部)に在る。
また、本実施の形態においても、操作用の孔11の形成に換えて、ケースを後で説明するスケルトン構造としても良い。
(第6の実施の形態)
本実施の形態は、第3の実施の形態の発達型であり、巻き戻したリードの収納時にフックがドラムの方に押下げられるものである。原理は、いわば自転車の片足スタンドと同じである。
以下、本実施の形態の要部の構造を概念的に示す図7を参照しつつこの構造と原理を説明する。図7の(1)はドラムとつばをそれらに直交する方向から見た図であり、第3の実施の形態等の図4等に相当する図である。ただし、ドラムとつばの下半分は省略してある。同じく(2)は、(1)のA−A矢視図である。また、(3)は、片足スタンドの原理を示す図である。
図7において、36はドラムの2つのつばに形成された半径方向に長い長方形の貫通孔であり、74は操作部であり、77は片足スタンド型のロック用挿入棒であり、78はロック用挿入棒の受けであり、79は挿入棒支持用スプリングであり、84は安定支持用スプリングである。さらにドラムの2つのつば34、35の貫通孔36は、ペアで形成されており、その内部には各々ロック用挿入棒77の受け78と挿入棒支持用スプリング79が設置されている。
また、ロック用挿入棒75を差込み始める側のドラムのつば34の外側面にはロック用挿入棒75が取り付けられている。
本実施の形態のリードの繰出し長さの上限の調節の原理は、図7の(1)に示すように第3から第5の実施の形態と同様である。
第3から第5の実施の形態と比較しての本実施の形態のロック機構の特徴は、図7の(2)に示すように長方形の貫通孔36内に挿入されたロック用挿入棒77はスプリング79で支持されているため、巻付けられるリードによる押圧のためドラム方向に移動することにある。これは、第2の実施の形態と同様である。
これにより、つばの外径とケースの外形を小さくすることが可能になる。
次に、本図の(3)を参照しつつロック用挿入棒77の安定用スプリング84の作用について説明する。
本図の(3)において、cは安定支持用スプリング84の一端がつば(図示せず)に取付けられている位置(バネ支持部)であり、実線はロック用挿入棒77がつばの側面部に収納されている状態を示し、aはこの状態における安定支持用スプリング84をロック用挿入棒77に固定している位置であり、点線はロック用挿入棒77がつばの貫通孔(図示せず)に挿入されている状態を示し、bはこの状態における安定支持用スプリング84をロック用挿入棒77に固定している位置である。
バネ支持部cが、a点とb点の中間部にあるため、実線、点線のいずれで示す状態でも安定支持用スプリング84の引張力が作用するため、1個のスプリングでロック用挿入棒77は安定する。
なお、本実施の形態においても、ケースが後で説明するスケルトン構造であれば、操作部74の操作が容易となる。
なお、本実施の形態においても、ロック用挿入棒を使用しない時につばの外側面に固定して収納するための凹みがつばに形成されている等する。しかし、これらは自明かつ容易に製造できるため、図示や説明は省略する。
また、図4に示す第3の実施の形態において、つばに形成したロック用挿入棒75用の孔38は、図7の(2)に示すような構造であっても良い。この場合には、収納のため巻き付けられるリードのため、ロック用挿入棒75はドラム30側に押圧されることとなる。このため、つばの半径を小さくすることが可能となる。
(第7の実施の形態)
本実施の形態は、第3の実施の形態と第4の実施の形態の変形例であり、また第6の実施の形態のロック機構のように、ロックする部分を飼い主が直接操作するのではなく、ケース外からボタン操作するものである。
図8に、本実施の形態の要部を概念的に示す。本図の(1)はロック機構が不作動時であり、(2)は作動時である。本図において、14はケースから突出した滑り軸受けであり、80は屈曲型ロック用挿入棒であり、81はその円弧状屈曲部であり、82はその回転軸であり、83はスプリングである。85は回転用押圧板であり、86はスプリングであり、87は先端が傾斜してかすがいによる押圧機能を発揮する押しボルトである。
(1)に示すように、リードの繰出し長さの上限を調節していないときには、屈曲型ロック用挿入棒はスプリング83によりつば34内に形成されて開口内に収納されている。
飼い主が繰出し長さの上限を調節するため、押しボルト15をケース10内に押込めば、先端のいわゆるかすがい作用により下げれば、回転用押圧板85はつば34の方向に移動し、屈曲型ロック用挿入棒の円弧状屈曲部81を押圧して図上時計方向に回転させる。このため、屈曲型ロック用挿入棒80も回転軸82を中心に時計方向に回転し、(2)に示すように、その先端がもう一方のつば35に形成された凹み内に入り込み、ロック作用が発揮される。
なお、図8においても、押しボルトのラッチ機構等の図示は省略してある。
(第8の実施の形態)
本実施の形態は、ケースに可変絞り機構を設け、リードにペット側から飼い主側に順に大きなストッパーを設けたものである。
図9に、要部を示す。本図において、13は可変絞り機構であり、19はそのためのボルトであり、21、22、23は順に直径が大きくなっていくリード付きのストッパーである。
本実施の形態においては、飼い主は押しボルトのねじ込みを調節して絞り部を通過可能なストッパーを調節し、これにより繰出し長さの上限の調節(設定)がなされる。
なお、可変絞り機構は、ケースの側部から飼い主がハンドルを回す等他の構造であっても良い。
(第9の実施の形態)
本実施の形態は、ケースに開口と絞り機構を設け、開口を使用してリードにストッパーを設けるものである。
図10に、要部を示す。本図において、15は絞り機構であり、16はケースの開口11の蓋であり、25はリードの凹みであり、26はリードの凹み25に巻付けられた紐からなるストッパーである。
本実施の形態においては、飼い主はリードの凹みに紐を巻付けてストッパーを形成し、繰出し長さの上限の調節(設定)を行うこととなる。
(第10の実施の形態)
本実施の形態は、ケースに関する。
図11に、本実施の形態のケースの側面を概念図的に示す。本図において、90はケース本体であり、91はつば付きのリード用巻付けドラムの半径方向側の外周面であり、92は把持部であり、95は、リードの繰出し部であり、93はつば付きのリード用巻付けドラムを保持するための部分であり、94は該保持するための部分93とドラムの半径方向の外周面91、把持部92およびリードの繰出し部95とを結合する梁である。また、99は、操作用のボタンである。
本図に示すように、ケースの側面は基本的には骨格だけからなる。このため、ケース側面のつば付きのリード用巻付けドラムの回転半径内にある部分は、ケースにより多少の飾りや、付属品の取付け機構、操作用ボタン等のための多少の例外はありえるが、原則としてつば付きのリード用巻付けドラムを保持するための部分93と梁94だけである。
また、つば付きのリード用巻付けドラムの半径方向外側の側面も大きく切欠かれ、側面は充分に人が指を差込んで操作等をすることが可能な開口が形成されている。
このため、ケースが、ひいてはリードが軽量化されるだけでなく、各部の手入れや補修、前記リードの繰出し長さの上限の調節などが便利となる。
さらに、図4に示す第3の実施の形態、図6に示す第5の実施の形態と組合せると、それらの実施の形態の効果が一層発揮され、一層便利となる。
なお、さらにつば付きのリード用巻付けドラムのつばも柱のみやさらに柱の頂点を結ぶ輪があるのみ等のスケルトン構造とされていても良い。
(第11の実施の形態)
本実施の形態は、つばに形成された引掛け部にリードを引掛ける点に特徴がある。
図12に、本実施の形態のリードの要部を示す。本図において、46はつば34の外周2箇所(図では、上下)に形成した切欠き部であり、47は切欠き部の底の中央につば材を外側(図では、手前)に折り曲げて形成した半ループであり、69はケース(図示せず)に取付けられたリールのガイドである。
A部拡大図に示すように、切欠き部46と半ループ47を利用してつば34の外周にリード20を引掛けることにより、リードの繰出し長さの上限が設定され、自動巻取りも何の不都合もなくなされる。また、リード20を半ループ47から取外すことにより、繰出し長さの設定の解除がなされる。なお、切欠き部46と半ループ47をつばの外周に形成しているため、飼い主による操作が楽であリ、製造も容易となる。
本実施の形態は、リードを1mから50cm程度繰出すような場合でも、繰出されたリードの自動巻付けが容易に行えるため便利である。
また、つばにリードを引掛ける場所が複数あれば、リードの繰出し長さの上限を例えば5mに設定した後、ペットが飼い主に近寄ってきたためリードの自動巻込みがなされ、その後さらにペットが飼い主から遠ざかり、このため再度のリードのケースからの繰出しが行われる際に、他の半ループにリードを引掛けることにより繰出し長さの上限を4m等とさらに短くすることも可能となる。なおこの場合でも、リードの自動巻き込み機能は何等損われないのはもちろんである。
なおこの場合には、リードを引掛ける機構、構造は、半ループ以上に先端が曲がった鉤型とし、これを3個、真中と両端で方向が相違する様にして設置しても良い。これにより、前記の繰出し長さを2段に設定した場合に、リードが一人外れる恐れが全くなくなる。
なお、つばは高さが異なる複数の柱であり、その上部にリードを引掛ける半ループを形成しても良い。
本実施の形態は、先の第10の実施の形態のスケルトン構造のケースと組合せると、一層効果が発揮される。
(第12の実施の形態)
本実施の形態は、先の各実施の形態(厳密には、第10の実施の形態を除く)で説明してきたロック機構とは別に、リードの繰出し、自動巻取りを停止するロック機構が付加されているものである。
図11を参照しつつ、本実施の形態の要部を説明する。操作用の押しボタン99を図上左に動かせば、押しボタン99の下端がドラムのつば34をロックし、これによりドラムの回転が阻止される。逆に、右に動かせば、ロックは解除される。なお、煩雑となるため本図では示していないが、押しボタンの下端とつばの上端には凹凸が形成され、相互に噛合うようになっている。
このロック機構を作動させることにより、先の各実施の形態で説明してきたリードの補修、手入れ、操作、調節等が容易となる。
(その他の実施の形態)
以上説明してきた本発明の各実施の形態に、例えば、以下のような他の機構、構造を併設しても良い。
ドラムの軸自体を弾性機構、弾性構造でケースに取付け、具体的にはスプリングやゴムでケースに支持したり、トルクコンバータ機構を組込んだりして、リードに伸縮部を設けることなく、ペットが急に動いても繰出し長さの上限を設定してあるリードから衝撃的な力が加わることが無いようにしている。
本発明の第1の実施の形態のペット用リードの要部の各状態を、上方から見た様子を概念的に示す図である。 前記実施の形態のペット用リードの要部の各状態を、側面から見た様子を概念的に示す図である。 本発明の第2の実施の形態のペット用リードの特徴部とその作用発揮の様子を概念的に示す図である。 本発明の第3の実施の形態のペット用リードの要部を、概念的に示す図である。 本発明の第4の実施の形態のペット用リードの要部を、概念的に示す図である。 本発明の第5の実施の形態のペット用リードの要部を、概念的に示す図である。 本発明の第6の実施の形態のペット用リードの要部を、概念的に示す図である。 本発明の第7の実施の形態のペット用リードの要部を、概念的に示す図である。 本発明の第8の実施の形態のペット用リードの要部を、概念的に示す図である。 本発明の第9の実施の形態のペット用リードの要部を、概念的に示す図である。 本発明の第10の実施の形態のペット用リードの要部を、概念的に示す図である。 本発明の第11の実施の形態のペット用リードの要部を、概念的に示す図である。
符号の説明
10 ケース
11 操作用孔
12 押しボタン孔
13 可変絞り機構
14 滑り軸受け
15 絞り機構
16 操作用孔の蓋
18 導入用軸
19 ボルト
20 リード
21 小ストッパー
22 中ストッパー
23 大ストッパー
25 凹み部
26 結び紐
30 ドラム
31 格納用ドラム
32 収納用ドラム
33 両用ドラム
34 つば
35 つば
36 半径方向に長い長方形の貫通孔
37 ギヤー孔
38 つばの孔
39 ドラムの軸
40 仕切り板
41 切欠き部
44 凹み
45 フック用円板
46 つばの切欠き
47 半ループ
50 フック
51 フックの先端
55 フック
56 フック取付け用回転ねじ
57 半径方向ばね
59 フックの先端
60 ロック用ガイド
61 飼い主側開口
62 ペット側開口
69 リールのガイド
70 回転型フック
71 押しボタン
72 ギヤー
73 フック本体
74 操作部
75 ロック用挿入棒
77 片足スタンド型ロック用挿入棒
78 ロック用挿入棒の受け
79 挿入棒支持用スプリング
80 屈曲型ロック用挿入棒
81 円弧状屈曲部
82 回転軸
83 スプリング
84 安定支持用スプリング
85 回転用押圧板
86 スプリング
87 押しボルト
90 ケース本体
91 つば付きのリード用巻付けドラムの半径方向側の外周面
92 把持部
95 リードの繰出し部
93 つば付きのリード用巻付けドラムを保持するための部分
94 梁
99 操作用のボタン

Claims (13)

  1. リード巻付け機構とロック機構と自動巻取り機構を有するケース付きのリードであって、
    前記ロック機構は、リード巻付け機構から繰出されるリードの長さの上限を調節することが可能であり、
    前記自動巻取り機構は、前記ロック機構による繰出されるリードの長さの上限の調節の如何にかかわらず前記リード巻付け機構にたわんだリードの自動巻取りを行わせるものである、
    ことを特徴とするペット用リード。
  2. 前記リード巻付け機構は、
    リード巻付け用のドラムと仕切り板を有し、
    リード巻付け用のドラムは、ケース内にて回転自在に取付けられ、リードの反ペット側の端部が固定されており、
    仕切り板は、外周に繰出し長さの上限を調節されたリードを巻取るために回転しているときにはリードを引掛ける部分が形成され、ドラムの回転軸の軸方向の中央部付近かつドラムの外周に固定して取付けられており、
    前記ロック機構は、
    ロック用ガイドとリード用フックを有し、
    ロック用ガイドは、内部をリードが通り、ケースのペット側となる開口近くに、前記ドラムの回転軸と平行かつ前記仕切り板に直交する面内で回転、平行移動等が可能な様に取付けられ、さらに反ペット側となる開口を前記ドラムの前記仕切り板で仕切られた何れの側の半径方向外側にも位置することとその状態で固定することが可能であり、
    リード用フックは、前記リード巻付け用のドラムに固定して立てられ、かつその先端は前記仕切り板の半径方向外側に折り曲げられ、さらにケースの開口に近接した状態ではケースの開口方向にも折り曲げられており、
    前記自動巻取り機構は、
    前記リード巻付け用のドラムに、繰出されたリードを巻き取るトルクを常にかける弾性機構を有している、
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のペット用リード。
  3. 前記リード巻付け機構は、
    リード巻付け用のドラムと仕切り板を有し、
    リード巻付け用のドラムは、ケース内にて回転自在に取付けられ、リードの反ペット側の端部が固定されており、
    仕切り板は、外周に繰出し長さの上限を調節されたリードをケース内に巻取る方向に回転しているときにはリードを引掛ける部分が形成され、ドラムの回転軸の方向の中央部付近かつドラムの外周に固定して取付けられており、
    前記ロック機構は、
    ロック用ガイドとドラムのつばとリード用フックとを有し、
    ロック用ガイドは、内部をリードが通り、ケースのペット側となる開口近くに、前記ドラムの回転軸と平行かつ前記仕切り板に直交する面内で回転、平行移動等が可能な様に取付けられ、さらに反ペット側となる開口を前記ドラムの前記仕切り板で仕切られた何れの側の半径方向外側にも位置することとその状態で固定することが可能であり、
    ドラムのつばは、前記リード巻付け用のドラムの端部かつ前記仕切り板で仕切られた部分のうちリードを固定していない側に取付けられており、
    リード用フックは、前記ドラムのつばの仕切り板に対向する面に取付けられ若しくは形成されており、その先端は前記仕切り板の半径方向外側に折り曲げられており、
    前記自動巻取り機構は、
    前記リード巻付け用のドラムに、繰出されたリードを巻き取るトルクを常にかける弾性機構を有している、
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のペット用リード。
  4. 前記リード用フックは、つばの内側面にねじ等で先端が半径方向の上下するように回転することが可能なように取付けられており、かつロック機構が不作動時には先端の半径方向の高さがロック機構作動時のリードに交差する位置となるようにバネ部材で支持されているものであることを特徴とする請求項3に記載のペット用リード。
  5. 前記リード巻付け機構は、
    一方の端部につばが、中央部に仕切り板が取付けられたロック機構の一部を兼ねるリード巻付け用のドラムを有し、
    リード巻付け用のドラムは、ケース内にて回転自在に取付けられ、リードの反ペット側の端部が固定されており、
    つばは、リードの反ペット側の端部が固定された側に取付けられ、さらに半径方向の所定高さ位置の少なくとも1箇所に貫通孔が形成されており、
    仕切り板は、外周に繰出し長さの上限を調節されたリードをケース内に巻取る方向に回転しているときにはリードを引掛ける部分が形成され、さらにつばの貫通孔に対向する位置に貫通孔か凹部が形成されており、
    前記ロック機構は、
    飼い主の操作により、つばの貫通孔と仕切り板の貫通孔または凹部内に挿入等、抜取りが可能なロック用挿入棒を有し、
    前記リード巻付け用のドラムに、繰出されたリードを巻き取るトルクを常にかける弾性機構を有している、
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のペット用リード。
  6. 前記リード巻付け機構は、
    一方の端部につばが取付けられたロック機構の一部を兼ねるリード巻付け用のドラムを有し、
    リード巻付け用のドラムは、リードの反ペット側の端部が固定され、ケース内にて回転自在に取付けられており、さらにドラムのつば側の端部にはギヤーが形成されており、
    つばは半径方向の所定高さ位置の少なくとも1箇所に貫通孔が形成されており、
    前記ロック機構は、
    中央にギヤーが付き、外周に挿入用棒が立設されたロック用回転板を有し、
    ロック用回転板は、飼い主の操作により前記リード巻付け用のドラムに挿入装着と取出しが可能であり、さらに挿入装着によりそのギヤーはドラムのギヤーに噛合い、また挿入用棒は前記つばの貫通孔内に深く入り込むものであり、
    前記自動巻取り機構は、
    前記リード巻付け用のドラムに、繰出されたリードを巻き取るトルクを常にかける弾性機構を有している、
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のペット用リード。
  7. 前記リード巻付け機構は、
    両端にロック機構の一部を兼ねるつばが取付けられたリード巻付け用のドラムを有し、
    いずれのつばにも半径方向の所定の高さ位置に少なくとも一対の貫通孔が形成されており、
    前記ロック機構は、
    飼い主の操作により前記つばの一対の貫通孔に挿入、抜取りが可能なロック用挿入棒を有し、
    前記自動巻取り機構は、
    前記リード巻付け用のドラムに、繰出されたリードを巻き取るトルクを常にかける弾性機構を有している、
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のペット用リード。
  8. 前記リード巻付け機構は、
    両端にロック機構の一部を兼ねるつばが取付けられたリード巻付け用のドラムを有し、
    いずれのつばにも半径方向の所定の高さ位置に少なくとも一対の半径方向に長方形の貫通孔が形成されており、
    前記ロック機構は、
    ロック用挿入棒と支持バネを有し、
    ロック用挿入棒は、飼い主の操作により前記つばの一対の貫通孔に挿入、抜取りが可能であり、
    支持バネは、ロック用挿入棒を挿入するときにはロック用挿入棒を長方形の貫通孔の外周側にて挿入されるようにし、繰出されたリードを巻取るときには巻取るリードの押圧力で巻付け用のドラム方向に収縮するものであり、
    前記自動巻取り機構は、
    前記リード巻付け用のドラムに、繰出されたリードを巻き取るトルクを常にかける弾性機構を有している、
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のペット用リード。
  9. 前記リード巻付け機構は、
    つばがついたリード巻付け用のドラムを有し、
    前記ロック機構は、
    前記つばには、外周にリードを引掛ける部分が形成されており、その部分にリードを引掛けることによりなされ、
    前記リード巻付け用のドラムに、繰出されたリードを巻き取るトルクを常にかける弾性機構を有している、
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のペット用リード。
  10. 前記リード巻付け機構は、
    リード巻付け用のドラムを有し、
    前記ロック機構は、
    前記ケースはリードを繰出す箇所に可変絞り機構を有し、リードはペット側から飼い主側に沿って通過に必要な孔の寸法が順次大きくなるストッパーを有しており、
    前記自動巻取り機構は、
    前記リード巻付け用のドラムに、繰出されたリードを巻取るトルクを常にかける弾性機構を有している、
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のペット用リード。
  11. 前記リード巻付け機構は、
    リード巻付け用のドラムを有し、
    前記ロック機構は、
    前記リードは所定箇所にストッパー取付け部を有し、ケースにはリードにストッパーを取付け可能な開口が形成され、またリードを繰出す箇所に絞り機構を有し、
    前記自動巻取り機構は、
    前記リード巻付け用のドラムに、繰出されたリードを巻取るトルクを常にかける弾性機構を有している、
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のペット用リード。
  12. 前記リード巻付け機構は、
    自動巻取り機構を含めたつば付きのリード巻付け用のドラムを有し、
    前記ケースは、
    ケースをつば付きのリード用巻付けドラムの軸方向(側面)から見た場合には、つば付きのリード用巻付けドラムを保持するための部分並びにこの部分と飼い主がケースを把持する部分、リードを繰出す部分およびリード巻付け用のドラムの半径方向の外周側部分(ケースの側面図で端部となる部分)とを結合する梁以外には、つば付きのリード巻付け用のドラムのある部分の側面にはケース側壁の構成部を有していないことを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のペット用リード。
  13. 前記リード巻付け機構から繰出されるリードの長さの上限を調節することが可能であるロック機構と前記繰出されるリードの長さの上限の調節の如何にかかわらず前記リード巻付け機構にたわんだリードの自動巻取りを行わせる自動巻取り機構とは無関係に、リードの繰出し、繰出したリードの自動巻取りをロックする第2ロック機構有していることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれかに記載のペット用リード。
JP2006007053A 2006-01-16 2006-01-16 ペット用リード Pending JP2007185161A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006007053A JP2007185161A (ja) 2006-01-16 2006-01-16 ペット用リード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006007053A JP2007185161A (ja) 2006-01-16 2006-01-16 ペット用リード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007185161A true JP2007185161A (ja) 2007-07-26
JP2007185161A5 JP2007185161A5 (ja) 2009-05-14

Family

ID=38340764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006007053A Pending JP2007185161A (ja) 2006-01-16 2006-01-16 ペット用リード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007185161A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200452555Y1 (ko) 2009-08-31 2011-03-14 김한나 애완견 리드줄 조절장치
CN108541622A (zh) * 2018-03-20 2018-09-18 深圳市小宠科技有限公司 一种牵狗器
JP2018174909A (ja) * 2017-04-07 2018-11-15 東莞市佳晟實業有限公司 新規の犬用リード
KR102051430B1 (ko) * 2018-07-19 2019-12-04 이상민 반려동물 리드 장치
KR102088031B1 (ko) * 2019-08-05 2020-03-11 주식회사 퍼스퍼트 반려동물 리드줄 조절장치
KR102388850B1 (ko) * 2021-07-01 2022-04-20 주식회사 퍼스퍼트 방향별 상이한 힘에 따라 제어되는 리드줄 조절장치
WO2022220472A1 (ko) * 2021-04-15 2022-10-20 곽상훈 개선된 기능을 가지는 반려견용 입마개

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08310738A (ja) * 1995-05-12 1996-11-26 武夫 ▲うるし▼原 ペット散歩用の曳き紐装置
JP2000202054A (ja) * 1999-01-11 2000-07-25 Tomen Corp たるみ取り機構を備えた長さ調節装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08310738A (ja) * 1995-05-12 1996-11-26 武夫 ▲うるし▼原 ペット散歩用の曳き紐装置
JP2000202054A (ja) * 1999-01-11 2000-07-25 Tomen Corp たるみ取り機構を備えた長さ調節装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200452555Y1 (ko) 2009-08-31 2011-03-14 김한나 애완견 리드줄 조절장치
JP2018174909A (ja) * 2017-04-07 2018-11-15 東莞市佳晟實業有限公司 新規の犬用リード
CN108541622A (zh) * 2018-03-20 2018-09-18 深圳市小宠科技有限公司 一种牵狗器
WO2019178961A1 (zh) * 2018-03-20 2019-09-26 深圳市小宠科技有限公司 一种牵狗器
KR102051430B1 (ko) * 2018-07-19 2019-12-04 이상민 반려동물 리드 장치
KR102088031B1 (ko) * 2019-08-05 2020-03-11 주식회사 퍼스퍼트 반려동물 리드줄 조절장치
WO2022220472A1 (ko) * 2021-04-15 2022-10-20 곽상훈 개선된 기능을 가지는 반려견용 입마개
KR20220142724A (ko) * 2021-04-15 2022-10-24 곽상훈 개선된 기능을 가지는 반려견용 입마개
KR102596059B1 (ko) * 2021-04-15 2023-10-30 곽상훈 개선된 기능을 가지는 반려견용 입마개
KR102388850B1 (ko) * 2021-07-01 2022-04-20 주식회사 퍼스퍼트 방향별 상이한 힘에 따라 제어되는 리드줄 조절장치
WO2023277228A1 (ko) * 2021-07-01 2023-01-05 주식회사 퍼스퍼트 방향별 상이한 힘에 따라 제어되는 리드줄 조절장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007185161A (ja) ペット用リード
US8336505B2 (en) Ring-shaped retractable pet lead
US7461615B2 (en) Pet harness with retractable leash
CA3031570C (en) Pet leash device
US9107394B2 (en) Dual dog leash
US20140263799A1 (en) Retractor Mechanism For Collars
US8935993B2 (en) Pet leash with retrieval toy
US10743522B2 (en) Pet leash with dampening extension mechanism
TWI295337B (en) Recoil starter
US20080105214A1 (en) Retractable, locking leash device for pet animals
CA2793848A1 (en) Combined retractable leash and ball thrower
GB2253982A (en) Landing nets.
US9926169B2 (en) Universal winder
JP2023016998A (ja) 釣竿及び振出式の釣竿セット
US20070056528A1 (en) Combined leash and umbrella
JP2001145427A (ja) 植物栽培用紐巻き器
US887072A (en) Leading device.
US6216641B1 (en) Adjustable length leash
US20170360008A1 (en) Self-contained, retractable leash and collar or harness assembly
JP2007306827A (ja) ペット用携帯トイレ
JP5011356B2 (ja) 植物栽培用紐巻き器
JP7024999B2 (ja) リード収容装置
JP2003319729A (ja) ペット用リード
JP2012115633A (ja) 折畳傘のハンドル装置
JP2003316305A (ja) 携帯用旗ざお

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081216

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081216

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20081216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20081216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101005