JP2007183222A - 計器装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路基板をケースに対して簡易に且つ確実に固定でき、振動の影響を受け難い計器装置を提供する。
【解決手段】計器装置1は、その電気回路部を形成する回路基板6と、回路基板6をその両板面側から挟んで固定する第1ケース8と第2ケース7と、回路基板6の一方の板面を押圧する方向へ第1ケース8に対して弾性変形する弾性部80を備え、弾性部80が、回路基板6が第1ケース8と第2ケース7に挟まれて固定された状態で、第1ケース8と第2ケース7とにより挟まれていない部位において一方の板面を押圧するように形成されている。これにより、回路基板6をケースに確実に固定することができ、振動の影響を受け難い計器装置1を提供することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、計器装置に関するものであり、計器装置の電気回路部を形成する回路基板の固定に特徴を有するものである。
従来より、車両用計器装置として、計器装置の電気回路部を形成する回路基板を、固定用のネジを用いないでケースに固定するものがある。ケースをアッパケースとロアケースに分割し、これらが回路基板をその両板面側からその外周で挟んで、回路基板をこれらに固定させるものである。アッパケースとロアケースは、それらの外周部で引っ掛けにより固定され、これにより、回路基板をケースに固定させる。
しかし、この回路基板では、その外周より中央側が振動の影響を受け易く、車両振動等により異音を発生する恐れがあった。
この問題を解決するため、ロアケースに形成されたピンが、回路基板をその外周より中央側で常に上ケース側へ押さえつけるように構成された計器装置が開示されている(特許文献1を参照)。
これは、ピンを長めに形成しているためロアケースがたわんで弾性変形し、この弾性力を利用してピンが回路基板を常に上ケース側へ押さえつけるように構成するものである。これにより、車両振動等によって回路基板の中央部が振動することを、防止しようとするものである。
特開平11−72359号公報
特許文献1では、ピンによる回路基板の押さえ代が、回路基板の外周におけるアッパケースとロアケースによる押さえ代の公差との関係で、小さくなったり大きくなったりして変動する。しかし、一般にロアケース自身のたわみが小さいため、ピンによる回路基板の押さえ代を、ロアケース自身のたわみにより確保することは困難である。
このため、例えば、このピンによる押さえ代が小さい場合、回路基板の中央側が振動することを防止する効果が小さくなり、反対にこの押さえ代が大きい場合、回路基板の組付け性が悪化する。このため、ピンの長さを多数回チューニングする必要が生ずる。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、回路基板をケースに対して簡易に且つ確実に固定でき、振動の影響を受け難い計器装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の計器装置は、計器装置の電気回路部を形成する回路基板と、回路基板を回路基板の両板面側から挟んで固定する第1ケースと第2ケースと、回路基板の一方の板面を押圧する方向へ第1ケースに対して弾性変形する弾性部とを備え、弾性部が、回路基板が第1ケースと第2ケースに挟まれて固定された状態で、第1ケースと第2ケースとにより挟まれていない部位において一方の板面を押圧するように形成されている構成とする。
この構成では、回路基板の一方の板面を押圧する方向へ第1ケースに対して弾性変形する弾性部を備え、弾性部が、回路基板が第1ケースと第2ケースに挟まれて固定された状態で、一方の板面を押圧するように形成されている。
これにより、第1ケースと第2ケースによる回路基板の押さえ代の公差との関係で、弾性部による回路基板の押さえ代が変動しても、弾性部による回路基板の押さえ代を、弾性部の第1ケースに対する弾性変形により確保することが可能となる。即ち、弾性部が第1ケースに対して弾性変形する構成をとるため、弾性部による回路基板の押さえ代を確保するために必要な弾性変形量を確保することが可能となる。このため、回路基板をケースに対して簡易に且つ確実に固定することができ、振動の影響を受け難い計器装置を提供することができる。
請求項2に記載の計器装置は、第2ケースに固定された支持部を備え、支持部が、回路基板が第1ケースと第2ケースに挟まれて固定された状態で、弾性部と略対向する位置で回路基板の他方の板面に当接するように形成されている構成とする。
この構成では、弾性部と略対向する位置で回路基板の他方の板面に当接する支持部を備えるため、回路基板が弾性部により押圧されて変形することを適切に規制することができる。これにより、上述の効果をより確実に得ることができる。
請求項3に記載の計器装置は、第1ケースと第2ケースが、回路基板を回路基板の外周で挟んで固定するように構成され、弾性部が、一方の板面において外周の一部と外周より中央側の少なくとも一方を押圧するように形成されている構成とする。
この構成では、第1ケースと第2ケースが、回路基板を回路基板の外周で挟んで固定し、弾性部が、回路基板の一方の板面において外周の一部と外周より中央側の少なくとも一方を押圧するように形成されている。弾性部が外周より中央側を押圧するように形成されている場合、弾性部による回路基板の押さえ代を、弾性部の弾性変形により確保できるため、回路基板を、外周と外周より中央側の両方においてケースに対して簡易に且つ確実に固定することができる。この結果、振動の影響をより受け難い計器装置を提供することができる。
また、弾性部が外周の一部を押圧するように形成されている場合、弾性部による回路基板の押さえ代を、弾性部の弾性変形により確保できるため、回路基板を、その外周においてケースに対して簡易に且つより確実に固定することができる。この結果、振動の影響をより受け難い計器装置を提供することができる。
請求項4に記載の計器装置は、弾性部が、押圧する方向に弾性変形するように形成されているアーム部と、アーム部に形成されアーム部の弾性変形により一方の板面を押圧する押圧部とを備え、アーム部の両端の少なくとも一端が、第1ケースに固定されている構成とする。
この構成では、弾性部がアーム部の弾性変形を利用するものであるため、簡単な構成で上述の効果を得ることができる。
請求項5に記載の計器装置は、押圧部が、アーム部から押圧する方向に延出するように棒状に形成されている構成とする。
この構成では、押圧部が、アーム部から押圧する方向に延出するように棒状に形成されている。これにより、アーム部を回路基板から離れた位置に形成することが可能となり、設計上の自由度を得つつ上述の効果を得ることができる。
請求項6に記載の計器装置は、押圧部が、アーム部の弾性変形により一方の板面を押圧する突起部を押圧部の先端に備える構成とする。
この構成では、押圧部が、アーム部の弾性変形により一方の板面を押圧する突起部を押圧部の先端に備える。これにより、回路基板を押圧する位置を確実に決めることができ、より適切な位置においてケースに対して簡易に且つ確実に固定することができる。この結果、振動の影響をより受け難い計器装置を提供することができる。
請求項7に記載の計器装置は、第1ケースが、板部を備え、アーム部が、板部に隙間または開口を設けることによって形成されている構成とする。
この構成では、アーム部が、第1ケースの板部に隙間または開口を設けることによって形成されるため、より簡単な構成で上述の効果を得ることができる。
以下、本発明による指針計器を、自動車に搭載されるコンビネーションメータ1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態による計器装置であるコンビネーションメータ1の正面図である。
図2は、図1中のII−II断面図である。
図3は、図2中の第1ケースであるロアケース8の平面図である。
図4は、図3中のIV部の拡大斜視図である。
図5は、本発明の一実施形態による計器装置であるコンビネーションメータ1の背面図である。
図6は、図5中のVI部の拡大斜視図である。
図7は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する回路構成図である。
計器装置であるコンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方に配置されて当該自動車に関する各種情報を表示する。本実施形態によるコンビネーションメータ1は、図1に示すように、当該自動車の走行速度を表示する速度表示部2と、各種のウォーニング情報やインジケータ情報を表示するウォーニング・インジケータ表示部3と、オド・トリップ情報を表示するオド・トリップ表示部4とを備える。
速度表示部2は、ポリカーボネート樹脂等の透光性樹脂板に文字(数字を含む)や目盛やそれらの背景が形成された文字盤21と、文字盤21の目視側前面(図2において上側の面)に沿って回動する指針22とを備える。また、文字盤21の目視側前面には、速度表示部2の外枠を形成する加飾リング23が設けられる。
文字盤21の背後(図2において下側)には、ムーブメント22a、発光ダイオード24、31、導光部5、回路基板であるプリント基板6、および、第2ケースであるアッパケース7が配設される。プリント基板6は、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成するものであり、ムーブメント22aと発光ダイオード24、31は、プリント基板6に実装される。
ムーブメント22aは、例えば交差コイル式アクチュエータ、あるいはステッピングモータ等から構成され、外部からの電気信号(本実施形態においては車速信号)に対応した角度だけ指針22を回動させるものである。
導光部5は、アクリル樹脂等の透光性樹脂から形成され、発光ダイオード24からの光を文字盤21と指針22に導いて、文字盤21を透過照明し且つ指針22を発光表示させるものである。
オド・トリップ表示部4は、文字盤21の開口に配置された液晶パネルと、この背後に配置されてこれを透過照明する発光ダイオード(図示しない)とを備える。オド・トリップ表示部4は、積算距離を示すオドメータ(当該自動車の累積走行距離を表示する)と、区間距離を示すトリップメータAと、トリップメータAと異なる区間距離を示すトリップメータBとのいずれかを表示するものである。
切替スイッチ42は、この切替を行うものであり、操作ノブ41は、切替スイッチ42を操作するものである。
ウォーニング・インジケータ表示部3は、複数のウォーニングと複数のインジケータを備える。例えば、シートベルト(図示せず)が装着されていないことを警告するシートベルウォーニング、ABS(アンチロックブレーキシステム)の異常を知らせるABSウォーニング、およびフォグランプ点灯を指示するフォグランプインジケータ等を備える。
ウォーニング・インジケータ表示部3の各ウォーニングまたは各インジケータ(以下、各ウォーニングと称する)は、文字盤21(透光性樹脂板)に形成されたウォーニングの情報を示すマークと、その背後(図2において下側)に配置されている発光ダイオード31とを備える。各ウォーニングは、その発光ダイオード31を点燈させることによって、そのマークを発光表示させ、そのマークが示すウォーニングの情報を運転者に知らせるものである。
アッパケース7は、各発光ダイオード31がこれと隣接するウォーニングのマークへ漏光してこれを発光表示させないようにする漏光防止部70を備える。
プリント基板6は、その外周をアッパケース7と図3に示す第1ケースであるロアケース8で挟むことによりこれらに固定される。アッパケース7とロアケース8は、引っ掛けにより互いに固定される。
具体的に、図3と図5と図6に示すように、アッパケース7の外周に掛止部72を6個形成し、掛止部72が掛止される被掛止部84を、ロアケース8の外周に6個形成し、掛止部72を被掛止部84に掛止することによりアッパケース7とロアケース8を互いに固定する。但し、掛止部72と被掛止部84をそれぞれ6個に限るものではなく、また、アッパケース7とロアケース8の固定を引っ掛けに限るものでもない。
ロアケース8は、弾性を有するアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂等から形成される。ロアケース8には、プリント基板6の一方の板面(図2において下側の面)を押圧する弾性部80が形成される。
弾性部80は、プリント基板6がアッパケース7とロアケース8に挟まれて固定された状態で、プリント基板6がアッパケース7とロアケース8とにより挟まれていない部位において、一方の板面(図2において下側の面)を押圧する。弾性部80は、図3に示すように、ロアケース8の板部83において外周部85より中央側と外周部85の凹んだ端部の外側とに形成される。
中央側の弾性部80は、図4に示すように、アーム部82と押圧部81とを備える。
アーム部82は、ロアケース8の板部83に隙間82aを設けることによって形成され、アーム部82の両端は、ロアケース8の板部83に一体化される。アーム部82の両端のみでロアケース8の板部83に固定されているため、アーム部82は、板部83に対してプリント基板6を押圧する方向(図4において上方向)に、弾性変形することが可能になる。このため、後述する必要な弾性変形量を確保することができる。
押圧部81は、アーム部82から押圧する方向に延出するように棒状に形成され、アーム部82の弾性変形により一方の板面を押圧する突起部81aを、その先端に備える。押圧部81は、補強部81bによりアーム部82に対して補強されて一体化される。これにより、押圧部81は、アーム部82の押圧する方向への板部83に対する弾性変形により、プリント基板6の一方の板面(図2において下側の面)を押圧する。
弾性部80が以上のように構成されているため、ロアケース8を樹脂成形により形成する際、弾性部80を同時に形成することができる。
以上より、アッパケース7とロアケース8が、プリント基板6をその外周で挟んで固定し、弾性部80が、プリント基板6の一方の板面において外周より中央側を押圧するように形成されている。これにより、弾性部80によるプリント基板6の押さえ代を、弾性部80の図2において上下方向の弾性変形により確保できる。即ち、弾性部80がロアケース8に対して弾性変形する構成をとるため、弾性部8によるプリント基板6の押さえ代を確保するために必要な弾性変形量を確保することが可能となる。
この結果、プリント基板6の外周におけるアッパケース7とロアケース8による押さえ代の公差に影響されないで、弾性部80によるプリント基板6の押さえ代を確保できる。
このため、プリント基板6を、外周と外周より中央側の両方においてケース7、8に対して簡易に且つ確実に固定することができる。これにより、振動の影響を受け難いコンビネーションメータ1を提供することができる。
また、弾性部80は、アーム部82の弾性変形を利用するものであるため、簡単な構成でプリント基板6の一方の板面を押圧することができる。
また、押圧部81が、アーム部82から押圧する方向に延出するように棒状に形成されている。これにより、アーム部82をプリント基板6から離れた位置に形成することが可能となり、設計上の自由度を得つつ上述の効果を得ることができる。
また、押圧部81が、アーム部82の弾性変形によりプリント基板6一方の板面を押圧する突起部81aをその先端に備える。これにより、プリント基板6を押圧する位置を確実に決めることができ、プリント基板6をより適切な位置においてケース7,8に対して簡易に且つ確実に固定することができる。
一方、上述した漏光防止部70の一部を、プリント基板6の他方の板面(図2において上側の面)に当接する支持部71として用いる。この支持部71は、プリント基板6がアッパケース7とロアケース8に挟まれて固定された状態で、弾性部80と略対向する位置でプリント基板6の他方の板面に当接するように形成される。
図2において右側の支持部71は、弾性部80と対向する位置でプリント基板6の他方の板面に当接するように形成されているが、図2において左側の支持部71は、弾性部80と対向する位置から若干ずれた位置でプリント基板6の他方の板面に当接するように形成されている。
支持部71は、プリント基板6が弾性部80により押圧されて変形することを適切に規制する。これにより、プリント基板6をケース7、8に対して簡易に且つより確実に固定することができ、振動の影響をより受け難いコンビネーションメータ1を提供することができる。
尚、漏光防止部70の一部を、支持部71として用いないで、支持部71を新たに設ける構成とすることも可能である。
また、図3において外側の弾性部80は、図5と図6に示すように、プリント基板6の一方の板面(図6において下側の面)において外周の1部を押圧するように形成される。
具体的に、プリント基板6の外周の一部(図5において2箇所)を、アッパケース7とロアケース8に挟まれないように構成し、この部位に弾性部80を形成する。弾性部80は、アーム部82と押圧部81とを備え、アーム部82の一端がロアケース8の側面部に固定される。アーム部82は、プリント基板6を押圧する方向(図6において上下方向)に弾性変形するように形成され、押圧部81は、アーム部82上に形成される。押圧部81は、アーム部82の押圧する方向への弾性変形により、プリント基板6の一方の板面を押圧する。
弾性部80によるプリント基板6の押さえ代を、弾性部80のロアケース8に対する弾性変形により確保できるため、プリント基板6を、その外周においてケース7、8の挟み込みと弾性部80による押圧とにより、ケースに対して簡易に且つより確実に固定することができる。これにより、振動の影響を受け難いコンビネーションメータ1を提供することができる。
尚、上述の例では、図3において、プリント基板6がアッパケース7とロアケース8に挟まれる部位が、外周部85であり、プリント基板6がアッパケース7とロアケース8に挟まれない部位が、外周部85の中央側と外周部85の凹んだ端部の外側とである。弾性部80は、外周部85の内側と外周部85の凹んだ端部の外側とに、それぞれ2個設けられる。
文字盤21の前面側(図2において上側)には、文字盤21の端部を覆う意匠板9装着され、意匠板9の先端側(図2において上側)には透明カバー10が装着される。
以上説明した本実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成について、図7に基づいて説明する。
マイクロコンピュータ等から構成される制御装置11には、バッテリ14から電力が常時供給され、イグニッションスイッチ13がその操作ポジション(オフポジション、オンポジション)を検出可能に接続され、当該自動車の走行速度を検出する車速センサ12や図示しないセンサやスイッチ等がそれらの信号を入力可能に接続される。
また、車速センサ12からの検出信号に応じて制御装置11によって駆動されるムーブメント22a、発光ダイオード24、31、オド・トリップ表示部4の液晶パネル、切替スイッチ42も、制御装置11に接続される。
(作動)
上述したように構成された、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の作動について説明する。
イグニッションスイッチ13がオンされると、図7において、制御装置11は、それを検出して作動を開始する。即ち、速度センサ12からの出力信号に基づき、当該自動車の車速を算出し、これに対応した角度だけ指針22を回動させるように、ムーブメント22aを駆動する。
また、制御装置11は、発光ダイオード24を点燈させ、この光を導光部5を介して指針22を発光表示させ文字盤21を透過照明させる。
また、制御装置11は、必要なウォーニングの背後に配置されている発光ダイオード31を点燈させて、このウォーニングを表示させる。
また、制御装置11は、切替スイッチ42等からの信号に応じて液晶パネルを作動させて、これにオド・トリップ情報を表示させる。
以上説明した本発明の一実施形態による計器装置であるコンビネーションメータ1は、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成する回路基板であるプリント基板6と、プリント基板6をプリント基板6の両板面側から挟んで固定する第1ケースであるロアケース8と第2ケースであるアッパケース7と、プリント基板6の一方の板面を押圧する方向へロアケース8に対して弾性変形する弾性部80とを備え、弾性部80が、プリント基板6がロアケース8とアッパケース7に挟まれて固定された状態で、ロアケース8とアッパケース7とにより挟まれていない部位において一方の板面を押圧するように形成されている。
これにより、回路基板をケースに対して簡易に且つ確実に固定することができ、振動の影響を受け難い計器装置を提供することができる。
図8は、図4の変形例を示す拡大斜視図である。
図4示した弾性部80は、図8に示すように形成することができる。図8(a)示した弾性部80は、そのアーム部82を波状に湾曲させてより弾性変形し易いように形成したものであり、図8(b)示した弾性部80は、そのアーム部82の一端のみをロアケース8の板部83に固定させて弾性変形し易いように形成したものである。また、図8(c)示した弾性部80は、隙間82aの代わりに開口82bを設けてアーム部82を形成したものである。
また、上述の例では、弾性部80をロアケース8に形成したが、アッパケース7に形成することも可能である。この場合、支持部71をロアケース8に形成する。
また、支持部71を設けなくても上述の効果を得ることができる。
上述の例では、弾性部80を、外周部85より中央側と外周部85の凹んだ端部の外側とのそれぞれに2個設けたが、それぞれに1個または3個以上設ける構成とすることも可能である。
また、上述の例では、プリント基板6がアッパケース7とロアケース8に挟まれる部位を、図3に示す外周部85の位置に限る必要はなく、他の部位に配置する構成とすることも可能である。
また、上述の例に限らず、これらの組み合わせや、他の種々の変形例が考えられる。
図1は、本発明の一実施形態による計器装置であるコンビネーションメータ1の正面図である。 図2は、図1中のII−II断面図である。 図3は、図2中の第1ケースであるロアケース8の平面図である。 図4は、図3中のIV部の拡大斜視図である。 図5は、本発明の一実施形態による計器装置であるコンビネーションメータ1の背面図である。 図6は、図5中のVI部の拡大斜視図である。 図7は、本発明の一実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する回路構成図である。 図8は、図4の変形例を示す拡大斜視図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(計器装置)
2 速度表示部、21 文字盤、22 指針、22a ムーブメント
23 加飾リング、24、31 発光ダイオード
3 ウォーニング・インジケータ表示部
4 オド・トリップ表示部、41 操作ノブ、42 切替スイッチ
5 導光部、6 プリント基板(回路基板)
7 アッパケース(第2ケース)、70 漏光防止部、71 支持部、72 掛止部
8 ロアケース(第1ケース)、80 弾性部、81 押圧部、81a 突起部
81b 補強部、82 アーム部、82a 隙間、82b 開口
83 板部、84 被掛止部、85 外周部
9 意匠板、10 透明カバー
11 制御装置、12 車速センサ、13 イグニッションスイッチ、14 バッテリ

Claims (7)

  1. 計器装置の電気回路部を形成する回路基板と、
    前記回路基板を該回路基板の両板面側から挟んで固定する第1ケースと第2ケースと、
    前記回路基板の一方の板面を押圧する方向へ前記第1ケースに対して弾性変形する弾性部とを備え、
    前記弾性部は、前記回路基板が前記第1ケースと前記第2ケースに挟まれて固定された状態で、前記第1ケースと前記第2ケースとにより挟まれていない部位において前記一方の板面を押圧するように形成されていることを特徴とする計器装置。
  2. 前記第2ケースに固定された支持部を備え、
    前記支持部は、前記回路基板が前記第1ケースと前記第2ケースに挟まれて固定された状態で、前記弾性部と略対向する位置で該回路基板の他方の板面に当接するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の計器装置。
  3. 前記第1ケースと前記第2ケースは、前記回路基板を該回路基板の外周で挟んで固定するように構成され、
    前記弾性部は、前記一方の板面において前記外周の一部と該外周より中央側の少なくとも一方を押圧するように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の計器装置。
  4. 前記弾性部は、前記押圧する方向に弾性変形するように形成されているアーム部と、該アーム部に形成され該アーム部の弾性変形により前記一方の板面を押圧する押圧部とを備え、
    前記アーム部の両端の少なくとも一端は、前記第1ケースに固定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の計器装置。
  5. 前記押圧部は、前記アーム部から前記押圧する方向に延出するように棒状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の計器装置。
  6. 前記押圧部は、前記アーム部の弾性変形により前記一方の板面を押圧する突起部を該押圧部の先端に備えることを特徴とする請求項5に記載の計器装置。
  7. 前記第1ケースは、板部を備え、
    前記アーム部は、前記板部に隙間または開口を設けることによって形成されていることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか一項に記載の計器装置。
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