JP2009002654A - 車両用表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 回路基板における実装スペースを確保できるとともに、簡単な構造にて強度の高い保持構造となる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】 表示パネル1と、この表示パネル1の近傍に光透過性の意匠を設けてなる透過表示部21と、表示パネル1と透過表示部21とをそれぞれ照明する光源31,32を実装してなる回路基板3と、を備えた車両用表示装置であって、表示パネル1を保持するとともに表示パネル用光源31からの照明光を表示パネル1側に反射するセルケース4と、透過表示部用光源32の照明光を透過表示部21側へ反射するとともにセルケース4を回路基板3に保持するライトボックス5と、を備えてなる。
【選択図】 図1
【解決手段】 表示パネル1と、この表示パネル1の近傍に光透過性の意匠を設けてなる透過表示部21と、表示パネル1と透過表示部21とをそれぞれ照明する光源31,32を実装してなる回路基板3と、を備えた車両用表示装置であって、表示パネル1を保持するとともに表示パネル用光源31からの照明光を表示パネル1側に反射するセルケース4と、透過表示部用光源32の照明光を透過表示部21側へ反射するとともにセルケース4を回路基板3に保持するライトボックス5と、を備えてなる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両用表示装置に関し、例えば、自動車やオートバイなどに搭載され、車両速度等の情報を表示するための表示器を収納する車両用計器に関するものである。
従来、自動車やオートバイなどに装備される車両用計器として、例えば、速度計,回転計,温度計などの計器類(表示器)は合成樹脂製からなる枠状の計器ハウジングに取付固定されているものがある。
このような車両用計器にあっては、表示器として、例えば、走行距離などの情報を液晶表示パネル(表示素子)にて表示するものが一般的である。また、この場合、液晶表示パネルを保持するために、回路基板等に固定するためのフックを形成してなるセルケース(表示素子用筐体)を備えてなる構造があり、例えば、特許文献1に記載されている。
また、上述した液晶表示パネルの近傍に警告灯やインジケータなどを表示するための光透過性の意匠を設けた透過表示部を備え、この透過表示部に照明光を照射するためのライトボックスを備えるものがあり、例えば、特許文献2に記載されている。また、ライトボックスについても回路基板等に固定する構造が必要である。
特開平11−153786号公報
特開平11−240355号公報
しかしながら、上述のような車両用計器の構造はセルケースを回路基板に保持させる際に、フックを用いることによって、回路基板側にフックを係止させるための孔や係合スペースが必要となるため、回路基板における電子部品の実装スペースが制限されてしまうことになり問題となっていた。特に、回路基板は、回路基板を計器ハウジングに固定するためのスペースやライトボックスを保持するためのスペースが別に必要であるため、電子部品の実装スペースをより広く確保することが望まれていた。また、車両の振動に耐え得るフック形状を実現するために、セルケースの材質や金型について制約を受けてしまうという問題があった。
そこで本発明の目的とするところは、上述した問題に着目してなされたものであって、回路基板における実装スペースを確保できるとともに、簡単な構造にて強度の高い保持構造となる車両用表示装置を提供することにある。
本発明の車両用表示装置は、前述した課題を解決するため、請求項1に記載したように、表示素子と、この表示素子の近傍に光透過性の意匠を設けてなる透過表示部と、前記表示素子と前記透過表示部とをそれぞれ照明する光源を実装してなる回路基板と、を備えた車両用表示装置であって、前記表示素子を保持するとともに表示素子用光源からの照明光を前記表示素子側に反射する表示素子用筐体と、透過表示部用光源の照明光を前記透過表示部側へ反射するとともに前記表示素子用筐体を前記回路基板に保持する保持体と、を備えてなることを特徴とする車両用表示装置。
また、請求項2に記載したように、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記保持体は、前記回路基板に保持されるための固定部と前記表示素子用筐体を保持する保持片とを設けてなり、前記表示素子用筐体を前記保持体と前記回路基板とで挟み込んで保持することを特徴とする。
また、請求項3に記載したように、請求項1に記載の車両用表示装置において、前記表示素子用筐体は、前記回路基板に対して位置決めするための突出部を設けてなることを特徴とする。
本発明は、表示素子と、この表示素子の近傍に光透過性の意匠を設けてなる透過表示部と、前記表示素子と前記透過表示部とをそれぞれ照明する光源を実装してなる回路基板と、を備えた車両用表示装置に関して、簡単な構造にて強度の高い保持構造となる車両用表示装置を提供できる。
以下、本発明が適用された実施の形態について添付図面を用いて説明する。
本発明の車両用表示装置を自動車のインストルメントパネルに備えられる車両用計器に適用したものを例に挙げて説明する。なお、車両用計器の全体的な構成は、背景技術において示した従来例と同様の構成部品を適用でき、相違点や本発明の特徴となる点について以下に説明する。車両用計器は、図1に示すように、表示パネル(表示素子)1と、文字板2と、回路基板と、セルケース(表示素子用筐体)と、ライトボックス(保持体)と、を備えており、図示しない計器ハウジング内に収納されている。
表示パネル1は、液晶表示パネルを適用でき、図示しないマイクロコンピュータやドライバを用いて、車両に搭載される各種センサからの情報に基づいて、車両の走行距離など各種情報を表示するためのものである。また、夜間などの暗い環境での走行であっても表示を認識できるように、裏面からの照明を透過して表示できるように構成されている。また、表示パネル1は、図示しないピン端子あるいはフレキシブル配線等を用いて、回路基板3と電気的に接続できるように構成されている。
文字板2は、合成樹脂からなる板状の部材に印刷を施してなり、表示パネル1とは別に情報を表示するためのものである。文字板2は、この場合、シートベルト未装着時の警報表示や、方向指示表示(ターンインジケータ)を行うための文字やマーク等からなる光透過性の意匠が形成された透過表示部21が設けられている。透過表示部21は、背面側からの照明を透過することによって点灯し、視認者に情報を知らせるものであり、表示パネル1の近傍に位置するように設けられる。透過表示部21は、この場合、表示パネル1の両端側に設けられる。また、文字板2には、表示パネル1を臨むことができる窓部22が設けられている。
回路基板3は、表示パネル1や文字板2の背面側に備えられ、図示しない計器ハウジングにフックあるいはビス止めにて固定保持される。また、回路基板3は、表示パネル1を照明するための表示パネル用光源(表示素子用光源)31と、透過表示部2を照明するための透過表示部用光源32とをそれぞれ実装するとともに、表示パネル1を駆動するための図示しない回路部品を実装している。なお、透過表示部用光源32は、各透過表示部毎に用意されている。また、回路基板3には、セルケース4を位置決めするための位置決め孔33やライトボックス5を保持するためのビス孔34を設けている。
セルケース4は、遮光性の合成樹脂材からなり、枠状に形成されており、表示パネル1を保持するための表示パネル保持部41と、回路基板3に対して位置決めを行うための突出部42と、ライトボックス5と接する受け部43と、表示パネル用光源31からの照明光を表示パネル1側に反射する反射面44と、を設けている。セルケース4は、位置決め孔33に突出部42を挿入することによって、所定位置に位置決めできる。
ライトボックス5は、遮光性の合成樹脂材からなり、文字板2と回路基板3との間に備えられる。ライトボックス5は、透過表示部用光源32からの照明光を透過表示部21側へ反射する反射面51と、セルケース4を回路基板3に保持する保持片52と、ビス孔34を用いて回路基板3の所定位置にビス止めするための固定部53と、を設けている。なお、この場合、ライトボックス5はセルケース4の両端側に設けられる。
また、ライトボックス5は、セルケース4が突出部42によって回路基板3上の所定位置に搭載された状態にて、保持片52をセルケース4の受け部43に接するように搭載されるとともに、固定部53によって回路基板3に保持させることによって、セルケース4を回路基板3上に挟み込むようにして強固に保持することができる。なお、ライトボックス5は、セルケース4の両端側に備えられ、両方の保持片52によって、受け部43に係止させてセルケース4を保持している。また、ライトボックス5は、透過表示部2毎に筒状のボックスが形成されており、所望の透過表示部2を照明させる際に、前記透過表示部2専用に設けられる透過表示部用光源32からの照明光が他の透過表示部2等に漏れないように構成されている。
斯かる車両用計器は、表示パネル1と、この表示パネル1の近傍に光透過性の意匠を設けてなる透過表示部21と、表示パネル1と透過表示部21とをそれぞれ照明する光源31,32を実装してなる回路基板3と、を備えた車両用表示装置であって、表示パネル1を保持するとともに表示パネル用光源31からの照明光を表示パネル1側に反射するセルケース4と、透過表示部用光源32の照明光を透過表示部21側へ反射するとともにセルケース4を回路基板3に保持するライトボックス5と、を備えてなる。
したがって、回路基板3とライトボックス5との固定を行うことによって、セルケース4が回路基板3上に保持されるため、フック用の孔などが必要なく、回路基板3における実装スペースを確保できるとともに、簡単な構造にて強度の高い保持構造となる。また、セルケース4とライトボックス5とが別体に設けられるため、車両の機種や搭載機能によって表示内容が異なる場合であっても、部分的な設計変更のみで対応できるため、汎用性の高い車両用計器となる。また、セルケース4あるいはライトボックス5において、弾性変形可能な材質でなくとも適用できるため、設計の自由度が高まる、あるいは、より耐性の強い材質を選択することができる。
また、ライトボックス5は、回路基板3に保持されるための固定部53とセルケース4を保持する保持片52とを設けてなり、セルケース4をライトボックス5と回路基板3とで挟み込んで保持することによって、簡単な構造にて強度の高い保持構造となる。
また、セルケース4は、回路基板3に対して位置決めするための突出部42を設けてなるによって、セルケース4やライトボックス5を回路基板3に簡単に組み付けることができる。
なお、本発明の車両用表示装置を上述した実施の形態の構成にて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに設計の変更が可能なことは勿論である。例えば、回路基板とライトボックスとがビス止めでなく、他の保持構造を適用してもよい。また、表示パネル1と表示パネル用光源31との間に拡散板を設けてなり、セルケース4が拡散板を保持するようにしてもよい。
1 表示パネル(表示素子)
21 透過表示部
3 回路基板
31 表示パネル用光源(表示素子用光源)
32 透過表示部用光源
4 セルケース(表示素子用筐体)
5 ライトボックス(保持体)
21 透過表示部
3 回路基板
31 表示パネル用光源(表示素子用光源)
32 透過表示部用光源
4 セルケース(表示素子用筐体)
5 ライトボックス(保持体)
Claims (3)
- 表示素子と、この表示素子の近傍に光透過性の意匠を設けてなる透過表示部と、前記表示素子と前記透過表示部とをそれぞれ照明する光源を実装してなる回路基板と、を備えた車両用表示装置であって、
前記表示素子を保持するとともに表示素子用光源からの照明光を前記表示素子側に反射する表示素子用筐体と、透過表示部用光源の照明光を前記透過表示部側へ反射するとともに前記表示素子用筐体を前記回路基板に保持する保持体と、を備えてなることを特徴とする車両用表示装置。 - 前記保持体は、前記回路基板に保持されるための固定部と前記表示素子用筐体を保持する保持片とを設けてなり、前記表示素子用筐体を前記保持体と前記回路基板とで挟み込んで保持することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
- 前記表示素子用筐体は、前記回路基板に対して位置決めするための突出部を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007160806A JP2009002654A (ja) | 2007-06-19 | 2007-06-19 | 車両用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007160806A JP2009002654A (ja) | 2007-06-19 | 2007-06-19 | 車両用表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009002654A true JP2009002654A (ja) | 2009-01-08 |
Family
ID=40319221
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007160806A Pending JP2009002654A (ja) | 2007-06-19 | 2007-06-19 | 車両用表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009002654A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016161761A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | 日本精機株式会社 | 表示装置 |
-
2007
- 2007-06-19 JP JP2007160806A patent/JP2009002654A/ja active Pending
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