JP2007182665A - モジュラスが向上したポリエチレンテレフタレートナノ複合繊維の製造方法 - Google Patents

モジュラスが向上したポリエチレンテレフタレートナノ複合繊維の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】熱的安定性に優れ、PETと相溶性があるナノ化合物C5612212Si7、C3171NO12Si8、C59127NO12Si8、およびC3376212Si8からなる群から選択される1つの化合物を重合段階で添加して製造された優れる初期および高温モジュラスを有するPETナノ複合体を提供する。
【解決手段】有機・無機混成ナノ化合物であるC5612212Si7、C3171NO12Si8、C59127NO12Si8、およびC3376212Si8からなる群から選択される1つの化合物を全体ポリマーに対して1〜5重量%を重合段階で添加して、エチレンテレフタレート単位が85モル%以上で、固有粘度が0.50〜1.20の範囲であるポリエチレンテレフタレートナノ複合チップを製造した後、前記複合チップを溶融放射および延伸させて製造される。
【選択図】図2

Description

本発明は、モジュラスが向上したポリエチレンテレフタレート(PET)ナノ複合繊維に関し、より詳しくは、耐熱性に優れたナノ化合物であるC5612212Si7、C3171NO12Si8、C59127NO12Si8、およびC3376212Si8で構成された群から選択される1つの化合物を全体ポリマーに対して1〜5重量%を重合段階で添加して、熱的安定性に優れたPETナノ複合体を提供する。また、このPETナノ複合体の重合物を用いてエチレンテレフタレート単位が85モル%以上で、固有粘度が0.50〜1.20の範囲であるポリエチレンテレフタレートナノ複合チップを製造した後、前記複合チップを溶融放射および延伸させて製造される優れた初期および高温モジュラスを有するPETナノ複合繊維を製造する技術に関するものである。
代表的なポリエステルである「PET」は、1949年ICIが繊維用として初めて工業化したものであって、ナイロンおよびアクリル繊維と共にいわゆる3大合成繊維の1つとして成長し、非繊維分野においても高強度、高耐熱性、透明性、気体遮断性、延伸加工性などの優れた物性、加工特性、および価格競争力に基づいて急激に成長してきた。特に、タイヤコード用として用いられるPETは、経済性と高強度面で有利であるが、耐熱強度が弱く低耐水性であるという短所があるため、耐熱性の向上および高温におけるモジュラス減少温度の増加が必須に要求されている実状である。
一般的にテレフタル酸とエチレングリコールの縮重合によって合成されるPETの長所として、第1に、金属材料繊維製品などに対する優れた接着性および塗膜性、第2に、優れた耐候性、熱安定性、絶縁性、および優れた外観、第3に、人体に無害である点、第4に、染色性、抗ピリング性などに優れ、既存の繊維と同等な機械的性質を有するという点を挙げられる。このような多様な長所にも関わらず、上述したようにさらに優れた性能を得るために努力を続けているが、モンモリロナイト(MMT)などの粘土を樹脂内に剥離分散させ、耐熱性、気体遮断性、およびその他機械的物性がエンジニアリングプラスチックレベルで優れたPET・粘土ナノ複合体を製造しようとする努力がそのうちの1つである。
高分子樹脂・粘土ナノ複合体を製造するのは、既存のマイクロン(10-6m)規模の補強材を添加して物性を向上させる方法から外れて、無機充填剤・強化剤の粒子サイズをナノメートル規模まで分散させ、既存の無機物充填複合体の短所を顕著に克服することを基本的な目標としており、原価対比性能面で非常に有利な方法として次世代複合材料市場に大きい変化をもたらすものと予測される核心技術の1つである。
1987年に日本トヨタ研究陣によって適切な方法でナイロン単量体をケイ酸塩層の間に挿入させ、これを層間重合することによって層間距離が10nm近く増加する剥離現象が報告されて以来、米国、日本などで研究が進められているが、陽イオン重合が可能な場合にだけ用いることができ、既存の産業設備をそのまま使用することができないという問題点があった。
1993年に日本の矢野などは、有機化剤で処理したMMT(モンモリロナイト)を高分子溶液に浸漬させることによって溶媒がケイ酸塩層間を侵入してケイ酸塩層を分散させて、このような分散を維持する方法としてポリイミド・粘土ナノ複合体を製造したが、製造過程に多量の溶媒が用いられて別途の溶媒除去工程が必要であり、ポリマーが有機化されたMMTの層間に単純挿入されたり、溶媒乾燥過程中に層間距離が再び狭くなったりする問題点があった。
既存のPETおよび他の高分子に適用されてナノ複合体に用いられたナノ粘土は、粘土層間の間隔を広げて高分子との相溶性のためにアルキル基が8以上である有機物として処理した。有機化処理されたナノ粘土は、層間間隔は最大約3nmで高分子が層間挿入(intercalated)されて反応に用いられるため、制限を受けるようになっている。粘土層の間隔が層剥離(exfoliated)された場合には、ある程度高分子物性に影響を与えられる。しかし、これらは長さと幅が最小200nm以上であるため、繊維構造上、異化合物として存在するようになる。ただし、成形品の場合には、気体遮断性を向上させる役割をするため多く用いられた。有機化処理されたナノ粘土の最も本質的な問題は、高温で有機化処理された部分がほぼ分解されて、高分子と反応できる状態にならないという点である。
このようなナノ粘土に比べ、本発明に用いられるナノ化合物であるC5612212Si7、C3171NO12Si8、C59127NO12Si8、およびC3376212Si8は有機・無機混成ナノ化合物であって、高温で有機部分が維持されて均一な分布になるため、PET繊維における初期および高温モジュラスを向上させられる。
本発明の目的は上記のような問題点を解決するために、熱的安定性に優れ、PETと相溶性があるナノ化合物C5612212Si7、C3171NO12Si8、C59127NO12Si8、およびC3376212Si8からなる群から選択される1つの化合物を全体ポリマーに対して1〜5重量%重合段階で添加して製造されたPETナノ複合体を提供する。
また、製造されたPETナノ複合体の重合物を用いてエチレンテレフタレート単位が85モル%以上で、固有粘度が0.50〜1.20の範囲であるポリエチレンテレフタレートナノ複合チップを製造した後、前記複合チップを溶融放射および延伸させて製造される初期および高温モジュラスに優れたPETナノ複合繊維を製造する技術を提供する。
前記目的を達成するために、本発明の一態様に係わるポリエチレンテレフタレートナノ複合体は、下記一般式(a)〜(d)で示す4種の有機・無機混成ナノ化合物のうち1つを含む。
5612212Si7・・・(a)
3171NO12Si8・・・(b)
59127NO12Si8・・・(c)
3376212Si8・・・(d)
また、本発明の他の態様に係わるポリエチレンテレフタレートナノ複合繊維は、前記PETナノ複合体の重合物を用いてエチレンテレフタレート単位が85モル%以上で、固有粘度が0.50〜1.20の範囲であるポリエチレンテレフタレートナノ複合チップを溶融放射および延伸させて製造される。
より望ましくは、前記ナノ化合物の重合時添加量は、全体ポリマーに対して1〜5重量%である。
また、本発明の他の態様に係わるポリエチレンテレフタレートナノ複合繊維の製造方法は、(a)C5612212Si7、(b)C3171NO12Si8、(c)C59127NO12Si8および(d)C3376212Si8からなる群から選択される1つの有機・無機混成ナノ化合物をエチレングリコールに分散させるステップと、前記有機・無機混成ナノ化合物が分散したエチレングリコールとジメチルテレフタレートをエステル化反応させた後、重縮合させてエチレンテレフタレート単位を85モル%以上含み、固有粘度が0.50〜1.20の範囲であるポリエチレンテレフタレートナノ複合チップを製造するステップと、前記製造されたポリエチレンテレフタレートナノ複合チップを溶融放射および延伸させるステップとを含む。
より望ましくは、前記ナノ化合物は、超音波分散器を用いてエチレングリコールに分散させる。
本発明に用いられるナノ化合物であるC5612212Si7、C3171NO12Si8、C59127NO12Si8、C3376212Si8は、ポリエチレンテレフタレート繊維に添加されて、繊維の初期および高温モジュラスを向上させられる。
以下本発明についてより詳細に説明する。
本発明は、耐熱性に優れた有機・無機混成ナノ化合物であるC5612212Si7、C3171NO12Si8、C59127NO12Si8、またはC3376212Si8を適用したポリエチレンテレフタレートナノ複合体およびナノ複合繊維を製造するものである。PETナノ複合体を製造するために、熱的安定性に優れたナノ化合物を1〜5重量%添加してPET重合を行う。
PETは、エチレングリコール(以下、EGとする)とジメチルテレフタレート(DMT)とのエステル交換反応(ester interchange)によるDMT法と、EGとテレフタル酸(以下、TPAとする)とのエステル反応によるTPA法とで製造される。本発明の重合方法は、TPA法とDMT法がいずれも可能であるが、ジメチルテレフタレート(以下、DMTとする)とEGを1:2のモル比にしてインシトゥ(in situ)法によって重合物を製造することがより好ましい。DMTは、EGに対する溶解度がTPAより優れて取り扱いが容易であり、エステル初期反応での反応速度が速くて高分子量のポリマーを高純度に製作することが可能である。したがって、ラップ(Lab)およびパイロット(pilot)段階で試験用として多く用いられる好ましい方法である。
本発明の有機・無機混成ナノ化合物は、前記一般式(a)〜(d)で示し、その構造式でR基はアルキル基になり得る。アルキル基のうちイソブチル基とイソオクチル基が好ましい。本発明で特に好ましく用いられるナノ化合物であるC5612212Si7、C3171NO12Si8(商品名AMO265)、C59127NO12Si8(商品名AMO270)、およびC3376212Si8(商品名AMO275)は、米国のハイブリッドプラスチック社で直接購入して精製せずに用いた。
本発明の有機・無機混成ナノ化合物の長所は、熱的安定性に優れ、粒子サイズがナノスケール(100nm以下)で、有機・無機官能基を有するため、多様な反応性を有することができるということである。熱的安定性は熱重量分析器(thermogravimetic analyzer、以下TGAとする)によって確認され、C5612212Si7はPET重縮合温度である280℃まで約5%以内に分解されて、C3171NO12Si8、C59127NO12Si8、およびC3376212Si8の各々62%、2%、21%が分解されるため、重合過程で熱的に安定してPET内で反応および分散して、物性に影響を与えるようになる。
既存の有機化処理されたナノ粘土(nanoclay)は、高温で有機化された部分がほぼ分解されるため、物性に影響を及ぼすことができない。ただし、成形品の場合、有機化された部分が分解されても粘土はそのまま残っており、気体遮断性においては向上することが分かる。
本発明の有機・無機混成ナノ化合物は、粒子サイズも100nm以内の均一な粒子で、有機・無機官能基を同時に含み、高温にも有機官能基が多量に存在するため、PET重合物と反応してPET重合物内に分散して物性に影響を与えるようになる。従来の200nm以上のナノ粘土に比べて、反応性と分散度に非常に優れることが分かる。
PETナノ複合体を製造する時、ナノ化合物はEGに予め分散させて投入するようにする。すなわち、分散を良くするために超音波分散器を用いて分散させることが好ましく、このように分散したEG溶液はナノ化合物によって全体が少し曇る不透明な状態になることを確認することができた。
有機・無機混成ナノ化合物が分散したEG溶液とDMTをモル比2:1で重合器に入れる。エステル化反応のためにマンガン(Mn)触媒を投入して、230℃で5時間反応をさせ、理論値に類似するメタノールを得る。以後、熱安定剤としてTMP触媒を少し加えた後、重縮合反応のためにアンチモン(Sb)触媒を投入した後、真空にしながら280℃で2時間進行してPETナノ複合体を得た。重縮合反応時間は純粋PETに比べて短縮されたことが分かった。これは有機・無機混成ナノ化合物の特性に起因する。
有機・無機混成ナノ化合物が全体ポリマーに対して2重量%添加されたPETナノ複合体を結晶化温度以下の70℃で24時間真空乾燥した後にこの断面を走査電子顕微鏡(Scanning Electron Microscopy、以下、SEMとする)で観察して、粒子の大きさおよび分散度を比較してみた。粉末状態のC3171NO12Si8(実施例3)、およびC3376212Si8(実施例4)の場合には、大きさが50〜80nm程度として均一で、全体的に分散度がかなり良いことが分かった。粘性のある液体状態のC5612212Si7(実施例2)、およびC59127NO12Si8(実施例5)は、ナノ物質そのものが互いに凝集するため、大きさが100〜200nmである凝集体を確認することができた(図1)。
PETナノ複合体の重合物は、70℃で24時間真空乾燥させた後、レオメータ(Rheometer)を用いて265℃で繊維を製造した。この繊維を油槽(oil bath)で十分に受動延伸して四塩化炭素で洗浄後、常温で乾燥した。動力学分析によって高温にともなうモジュラスを測定した結果、初期モジュラスは、純粋PETに比べてC5612212Si7が2重量%添加された場合は2倍に近い程度に増加し(実施例8)、残り3種の場合は、図2に示すようにすべて2倍以上増加した(実施例9−11)。また、図3に示すように貯蔵弾性率と損失弾性率(loss modulus)との比のtanδでピーク値によって測定されるTgはPETが101℃であることに比べて、C3171NO12Si8、C59127NO12Si8、およびC3376212Si8の3種すべてが112〜113℃で10℃以上向上する結果を示した(実施例9−11)。
本発明の有機・無機混成ナノ化合物の熱安定性の評価は、次のような方法によって実施した。
有機・無機混成ナノ化合物の熱安定性
有機・無機混成ナノ化合物の熱安定性を調べるために熱重量分析器(TGA)で分析を行った。TGA分析前にすべての試料は真空オーブン(40℃)で十分に乾燥させ、すべてのTGA分析は窒素ガスを流しながら、30〜800℃の温度範囲に対して10℃/minの昇温速度で行った。
本発明で有機・無機混成ナノ化合物の熱的安定性を確認するために、TGAによって高温で分解される傾向を把握した。結果によれば、280℃でC5612212Si7の場合は5%以内で分解が生じ、C3171NO12Si8、C59127NO12Si8、C3376212Si8の場合は、各々62%、2%、21%の分解が生じて、重合時に添加される場合、PET重合温度においても状態が各々95%以上、38%、98%、および79%維持された。
添加量は、PET重合物に対して2重量%に選定し、超音波分散器で十分に分散させる。分散が良くなったものはEG溶液全体の透明性を少し曇らせていることを確認することができる。
PETナノ複合体の製造
<実施例1>
有機・無機混成ナノ化合物が分散したEG溶液とDMTをモル比2:1で重合器に入れる。エステル化反応のためにマンガン(Mn)触媒を投入して、230℃で5時間反応をさせ、理論値に類似するメタノールを得る。以後、熱安定剤としてTMP触媒を少し加えた後、重縮合反応のためにアンチモン(Sb)触媒を投入した後、真空にしながら280℃で2時間進行してPETナノ複合体を得た。PET重合時に添加された有機・無機混成ナノ化合物は粘性のある液体状態のC5612212Si7を複合体全体重量の1重量%で添加した。得たPETナノ複合体を70℃で24時間真空乾燥後、SEM断面を測定して図1(a)に示した。
<実施例2>
PET重合時にC5612212Si7を2重量%添加して、70℃で24時間真空乾燥してSEM断面を測定して図1(b)に示した。
<実施例3および4>
PET重合時に粉末状態のC3171NO12Si8、C3376212Si8を各々2重量%添加して、70℃で24時間真空乾燥してPETナノ複合体を各々製造した。SEM断面を測定して図1(c)及び(e)に示した。
<実施例5>
PET重合時に粘性のある液体状態のC59127NO12Si8を2重量%添加して、70℃で24時間真空乾燥してPETナノ複合体を製造した。SEM断面を測定して図1(d)に示した。
<比較例1>
本発明の有機・無機混成ナノ化合物C5612212Si7を6重量%添加して、70℃で24時間真空乾燥した。SEM断面を測定して図4に示した。
PETナノ複合繊維の製造
<実施例6>
PET重合時に有機・無機混成ナノ物質C5612212Si7、C3171NO12Si8、C3376212Si8及びC59127NO12Si8を各々5重量%を重合段階で添加して、固有粘度が0.7のポリエチレンテレフタレートナノ複合チップを製造した後、70℃で24時間真空乾燥後、レオメータを用いて265℃で放射および延伸して繊維を製造した。製造された繊維の動力学分析を実施した。
<実施例7−10>
実施例1−4のPETナノ複合体製造方法によって、実施例6のように固有粘度が0.7のポリエチレンテレフタレートナノ複合チップを製造した後、70℃で24時間真空乾燥後、レオメータを用いて265℃で放射および延伸して繊維を製造した。製造された繊維の動力学分析を実施した。実施例9及び10の結果を図2及び図3に示した。
<実施例11>
実施例5で製造されたPETナノ複合体を用いて、実施例6のように固有粘度が0.7のポリエチレンテレフタレートナノ複合チップを製造した後、70℃で24時間真空乾燥後、レオメータを用いて265℃で放射および延伸して繊維を製造した。製造された繊維の動力学分析を実施した。結果を図2及び図3に示した。
<比較例2>
本発明のナノ化合物が全く添加されないPET重合体(IV=0.7)を製造して、70℃で24時間真空乾燥後、レオメータを用いて265℃で放射および延伸を経て繊維を製造して、動力学分析を実施した。
PETナノ複合体の製造において、有機・無機混成ナノ化合物が2重量%添加された実施例3と4の場合には大きさが50〜80nm程度で均一で、全体的に分散度がかなり良いことが分かった。これに反し、相対的に多い量の6重量%が添加された比較例1の場合には、ナノ化合物そのものが互いに凝集するため、大きさが100nm以上の僅かの凝集体を確認することができた(図4)。
PETナノ複合繊維の製造方法は、実施例9と10の場合、ナノ化合物が大きさ約50〜80nm程度で均一な分布をもって、全体的に分散性が良好であった。実施例6〜8および11の場合は、ナノ化合物間の凝集により大きさが大きくて分散性も多少落ちることを確認することができた。しかし、初期モジュラスおよび80℃以上高温でモジュラスの減少、すなわち、Tgは添加されたナノ化合物に対してすべて向上することを確認した。
以上で本発明は、記載した具体例についてのみ詳細に記述したが、本発明の技術思想の範囲内で多様な変形および修正が可能であることは当業者にとって明白なものであり、このような変形および修正が添付した特許請求の範囲に属することは当然のことである。
有機・無機混成ナノ化合物であるC5612212Si7が1重量%添加された場合のポリエチレンテレフタレート(以下、PETという)ナノ複合体の断面に対するSEM写真である。 有機・無機混成ナノ化合物であるC5612212Si7が2重量%添加された場合のPETナノ複合体の断面に対するSEM写真である。 有機・無機混成ナノ化合物であるC3171NO12Si8が2重量%添加された場合のPETナノ複合体の断面に対するSEM写真である。 有機・無機混成ナノ化合物であるC59127NO12Si8が2重量%添加された場合のPETナノ複合体の断面に対するSEM写真である。 有機・無機混成ナノ化合物であるC3376212Si8が2重量%添加された場合のPETナノ複合体の断面に対するSEM写真である。 3171NO12Si8、C59127NO12Si8、およびC3376212Si8が各々添加されたPETナノ複合繊維の温度にともなう貯蔵弾性率変化曲線である。 3171NO12Si8、C59127NO12Si8、およびC3376212Si8が各々添加されたPETナノ複合繊維のtanδを示す図面である。 5612212Si7が6重量%添加されたPETナノ複合体の断面に対するSEM写真である。

Claims (5)

  1. 下記一般式(a)C5612212Si7、下記一般式(b)C3171NO12Si8、下記一般式(c)C59127NO12Si8、および下記一般式(d)C3376212Si8からなる群から選択される1つの有機・無機混成ナノ化合物を含むエチレンテレフタレート単位が85モル%以上であるポリエチレンテレフタレートナノ複合体。
    5612212Si7・・・(a)
    3171NO12Si8・・・(b)
    59127NO12Si8・・・(c)
    3376212Si8・・・(d)
  2. 下記一般式(a)C5612212Si7、下記一般式(b)C3171NO12Si8、下記一般式(c)C59127NO12Si8、および下記一般式(d)C3376212Si8からなる群から選択される1つの有機・無機混成ナノ化合物を含み、エチレンテレフタレート単位が85モル%以上で、固有粘度が0.50〜1.20の範囲であるポリエチレンテレフタレートナノ複合チップを溶融放射および延伸させて製造されるポリエチレンテレフタレートナノ複合繊維。
    5612212Si7・・・(a)
    3171NO12Si8・・・(b)
    59127NO12Si8・・・(c)
    3376212Si8・・・(d)
  3. 前記有機・無機混成ナノ化合物は、全体ポリマーに対して1〜5重量%含まれることを特徴とする請求項2に記載のポリエチレンテレフタレートナノ複合繊維。
  4. 下記一般式(a)C5612212Si7、下記一般式(b)C3171NO12Si8、下記一般式(c)C59127NO12Si8、および下記一般式(d)C3376212Si8からなる群から選択される1つの有機・無機混成ナノ化合物をエチレングリコールに分散させるステップと、
    前記有機・無機混成ナノ化合物が分散したエチレングリコールとジメチルテレフタレートをエステル化反応させた後、重縮合させてエチレンテレフタレート単位を85モル%以上含み、固有粘度が0.50〜1.20の範囲であるポリエチレンテレフタレートナノ複合チップを製造するステップと、
    前記製造されたポリエチレンテレフタレートナノ複合チップを溶融放射および延伸させるステップと、を含むポリエチレンテレフタレートナノ複合繊維の製造方法。
    5612212Si7・・・(a)
    3171NO12Si8・・・(b)
    59127NO12Si8・・・(c)
    3376212Si8・・・(d)
  5. 前記有機・無機混成ナノ化合物は、超音波分散器を用いてエチレングリコールに分散させることを特徴とする請求項4に記載のポリエチレンテレフタレートナノ複合繊維の製造方法。
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