JP2002121270A - 高強度および高透明性を有するポリエステル成形体の製造を可能とする超微粒セラミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材 - Google Patents
高強度および高透明性を有するポリエステル成形体の製造を可能とする超微粒セラミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高強度および高透明性を有するポリエステル
成形体の製造を可能とする超微粒セラミック粉末凝集体
分散含有のグリコール類原料材を提供する。 【解決手段】 ポリエステル成形体の製造に用いられる
グリコール類原料材が、レーザー回折粒度分布測定装置
を用いた測定で、0.05〜0.5μmの平均径を示
し、かつ測定結果に基づいて作成した粒度分布曲線に示
されるピークが、ピークの高さをh、ピークの1/2の
高さ位置のピーク幅(半価幅)をwとした場合、w/h
=0.7以下、を満足する形状を示す超微粒セラミック
粉末凝集体、をグリコール類中に1〜20質量%の割合
で分散含有してなる。
成形体の製造を可能とする超微粒セラミック粉末凝集体
分散含有のグリコール類原料材を提供する。 【解決手段】 ポリエステル成形体の製造に用いられる
グリコール類原料材が、レーザー回折粒度分布測定装置
を用いた測定で、0.05〜0.5μmの平均径を示
し、かつ測定結果に基づいて作成した粒度分布曲線に示
されるピークが、ピークの高さをh、ピークの1/2の
高さ位置のピーク幅(半価幅)をwとした場合、w/h
=0.7以下、を満足する形状を示す超微粒セラミック
粉末凝集体、をグリコール類中に1〜20質量%の割合
で分散含有してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルムや繊維
などとして適用されるポリエステル成形体の製造に用い
た場合に、前記ポリエステル成形体の薄肉化および細径
化、さらに透明性の向上を可能ならしめる超微粒セラミ
ック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材に関する
ものである。
などとして適用されるポリエステル成形体の製造に用い
た場合に、前記ポリエステル成形体の薄肉化および細径
化、さらに透明性の向上を可能ならしめる超微粒セラミ
ック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般にポリエステルが、原材料と
して、例えばテレフタル酸とグリコール類(例えばエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール等、望ましくはジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,
4―ブチレングリコール等)を用い、これらを反応槽に
挿入し、例えば260℃でエステル反応を行ない、重合
を進行させてポリエステルポリマーとし、成形体の形状
がフィルムであれば、前記ポリエステルポリマーを冷却
回転ドラムの表面に注入して急冷し、また繊維であれば
表面に無数の貫通細孔を有し、かつコマ状に高速回転す
る金型の前記貫通細孔から前記ポリエステルポリマーを
噴出させることにより製造されることは良く知られると
ころである。
して、例えばテレフタル酸とグリコール類(例えばエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール等、望ましくはジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,
4―ブチレングリコール等)を用い、これらを反応槽に
挿入し、例えば260℃でエステル反応を行ない、重合
を進行させてポリエステルポリマーとし、成形体の形状
がフィルムであれば、前記ポリエステルポリマーを冷却
回転ドラムの表面に注入して急冷し、また繊維であれば
表面に無数の貫通細孔を有し、かつコマ状に高速回転す
る金型の前記貫通細孔から前記ポリエステルポリマーを
噴出させることにより製造されることは良く知られると
ころである。
【0003】また、上記のポリエステル成形体の製造に
用いられているグリコール類原料材は、ポリエステル成
形体の耐摩耗性および染色性の向上、さらにブロッキン
グの防止などを目的として、酸化けい素(以下、SiO
2で示す)や酸化アルミニウム(以下、Al2O3で示
す)、さらに酸化チタン(以下、TiO2で示す)など
からなる超微粒セラミック粉末を、グリコール類との合
量に占める割合で、1〜20質量%分散含有することも
知られている。
用いられているグリコール類原料材は、ポリエステル成
形体の耐摩耗性および染色性の向上、さらにブロッキン
グの防止などを目的として、酸化けい素(以下、SiO
2で示す)や酸化アルミニウム(以下、Al2O3で示
す)、さらに酸化チタン(以下、TiO2で示す)など
からなる超微粒セラミック粉末を、グリコール類との合
量に占める割合で、1〜20質量%分散含有することも
知られている。
【0004】さらに、上記のグリコール類原料材に分散
含有される超微粒セラミック粉末としては、特公昭和4
7−46274号にも記載されている揮発性の珪素化合
物、アルミ化合物、チタン化合物、例えばSiCl4や
AlCl3、TiCl4などを、例えば燃焼バーナーで、
これに水素と酸素を加えて気相合成することにより製造
されたものが用いられるが、この場合得られた超微粒セ
ラミック粉末は、極めて微細で、例えば透過型電子顕微
鏡を用いて組織観察し、観察面に見られる任意複数粉末
のそれぞれの最長径を測定し、これらの測定結果を平均
することにより求めた平均粒径で40nm以下を示し、
このように超微粒粉末であるために、粉末相互の凝集が
避けられず、グリコール類原料材中ではボールミルなど
で解砕した状態で加えても、通常1〜30μmの平均径
を有する超微粒セラミック粉末凝集体の形で存在してい
ることも知られるところである。
含有される超微粒セラミック粉末としては、特公昭和4
7−46274号にも記載されている揮発性の珪素化合
物、アルミ化合物、チタン化合物、例えばSiCl4や
AlCl3、TiCl4などを、例えば燃焼バーナーで、
これに水素と酸素を加えて気相合成することにより製造
されたものが用いられるが、この場合得られた超微粒セ
ラミック粉末は、極めて微細で、例えば透過型電子顕微
鏡を用いて組織観察し、観察面に見られる任意複数粉末
のそれぞれの最長径を測定し、これらの測定結果を平均
することにより求めた平均粒径で40nm以下を示し、
このように超微粒粉末であるために、粉末相互の凝集が
避けられず、グリコール類原料材中ではボールミルなど
で解砕した状態で加えても、通常1〜30μmの平均径
を有する超微粒セラミック粉末凝集体の形で存在してい
ることも知られるところである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年のポリエス
テル成形体は、フィルム製造技術および製糸技術の進歩
発展、さらにニーズの多様化と相俟って、軽量化および
小形化の傾向にあり、このためその適用に際しては薄肉
化および細径化、さらに透明性の一段の向上が強く求め
られているが、上記の従来ポリエステル成形体では、強
度不足が原因で上記の要求を満足する薄肉化および細径
化を図ることができず、また透明性の面でも十分満足す
るものでないのが現状である。
テル成形体は、フィルム製造技術および製糸技術の進歩
発展、さらにニーズの多様化と相俟って、軽量化および
小形化の傾向にあり、このためその適用に際しては薄肉
化および細径化、さらに透明性の一段の向上が強く求め
られているが、上記の従来ポリエステル成形体では、強
度不足が原因で上記の要求を満足する薄肉化および細径
化を図ることができず、また透明性の面でも十分満足す
るものでないのが現状である。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、上
述の観点から、ポリエステル成形体の強度および透明性
向上を図るべく、これの製造に用いられている超微粒セ
ラミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材に着
目し、研究を行った結果、(a)上記の従来超微粒セラ
ミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材におい
ては、これを構成する超微粒セラミック粉末凝集体が、
レーザー回折粒度分布測定装置を用いた測定で、1〜3
0μmの平均径を示し、かつこの測定結果に基づいて作
成した上記超微粒セラミック粉末凝集体の粒度分布曲線
は図2の説明図に示されるパターンを示し、この場合前
記パターンに示されるピークが、ピークの高さをh、ピ
ークの1/2の高さ位置のピーク幅(半価幅)をwとし
た場合、w/h=1〜1.5を示し、このことは前記超
微粒セラミック粉末凝集体が相対的に粗く、かつその粒
径が相互に不揃い、すなわち整粒性に劣ることを示すも
のである。したがってこのように粒径が相対的に粗く、
不揃いの超微粒セラミック粉末凝集体が分散分布するグ
リコール類原料材を用いて製造されたポリエステル成形
体では、特に相対的に粒径の粗い超微粒セラミック粉末
凝集体が破壊の起点となることから、高強度が得られ
ず、かつこれが透明性低下の原因となること。
述の観点から、ポリエステル成形体の強度および透明性
向上を図るべく、これの製造に用いられている超微粒セ
ラミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材に着
目し、研究を行った結果、(a)上記の従来超微粒セラ
ミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材におい
ては、これを構成する超微粒セラミック粉末凝集体が、
レーザー回折粒度分布測定装置を用いた測定で、1〜3
0μmの平均径を示し、かつこの測定結果に基づいて作
成した上記超微粒セラミック粉末凝集体の粒度分布曲線
は図2の説明図に示されるパターンを示し、この場合前
記パターンに示されるピークが、ピークの高さをh、ピ
ークの1/2の高さ位置のピーク幅(半価幅)をwとし
た場合、w/h=1〜1.5を示し、このことは前記超
微粒セラミック粉末凝集体が相対的に粗く、かつその粒
径が相互に不揃い、すなわち整粒性に劣ることを示すも
のである。したがってこのように粒径が相対的に粗く、
不揃いの超微粒セラミック粉末凝集体が分散分布するグ
リコール類原料材を用いて製造されたポリエステル成形
体では、特に相対的に粒径の粗い超微粒セラミック粉末
凝集体が破壊の起点となることから、高強度が得られ
ず、かつこれが透明性低下の原因となること。
【0007】(b)上記の従来超微粒セラミック粉末凝
集体分散含有のグリコール類原料材は、超微粒セラミッ
ク粉末凝集体をグリコール類中に通常のミキサーやボー
ルミル、さらにロッドミルなどを用いて混合あるいは粉
砕混合することにより調製されていたが、この従来超微
粒セラミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材
を、さらに公知の超音波ホモジナイザーで所定時間処理
するか、あるいはこれを超高圧ジェット流とし、これを
相互に対向衝突させるジェットミル装置で所定時間処理
するかすると、グリコール類中で超微粒セラミック粉末
凝集体がきわめて高い解砕度で急速に解砕されるように
なり、前記処理時間を調整して、レーザー回折粒度分布
測定装置を用いた測定で、グリコール類中に分散含有す
る超微粒セラミック粉末凝集体の平均径を0.05〜
0.5μmとし、かつ測定結果に基づいて作成した上記
超微粒セラミック粉末凝集体の粒度分布曲線、すなわち
図1の説明図に示される粒度分布曲線におけるピーク
が、ピークの高さをh、ピークの1/2の高さ位置のピ
ーク幅(半価幅)をwとした場合、 w/h=0.7以下、 を満足する形状を示すようにすると、この結果の超微粒
セラミック粉末凝集体が分散分布するグリコール類原料
材を用いて製造されたポリエステル成形体は、相対的に
細粒にして、かつ整粒性にすぐれた、すなわち全体的に
寸法の揃った超微粒セラミック粉末凝集体が全体に亘っ
て均一に分散分布したものになるので、前記超微粒セラ
ミック粉末凝集体が破壊の起点として作用しなくなるこ
とから、高強度を示すようになり、しかもこれの細粒化
および整粒化によって透明性も一段と向上するようにな
ること。またこれらの特性は[0003]記載の超微粒セ
ラミック粉末単体だけでなく、それらの混合物でも同様
の結果を得ることができる。以上(a)および(b)に
示される研究結果を得たのである。
集体分散含有のグリコール類原料材は、超微粒セラミッ
ク粉末凝集体をグリコール類中に通常のミキサーやボー
ルミル、さらにロッドミルなどを用いて混合あるいは粉
砕混合することにより調製されていたが、この従来超微
粒セラミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材
を、さらに公知の超音波ホモジナイザーで所定時間処理
するか、あるいはこれを超高圧ジェット流とし、これを
相互に対向衝突させるジェットミル装置で所定時間処理
するかすると、グリコール類中で超微粒セラミック粉末
凝集体がきわめて高い解砕度で急速に解砕されるように
なり、前記処理時間を調整して、レーザー回折粒度分布
測定装置を用いた測定で、グリコール類中に分散含有す
る超微粒セラミック粉末凝集体の平均径を0.05〜
0.5μmとし、かつ測定結果に基づいて作成した上記
超微粒セラミック粉末凝集体の粒度分布曲線、すなわち
図1の説明図に示される粒度分布曲線におけるピーク
が、ピークの高さをh、ピークの1/2の高さ位置のピ
ーク幅(半価幅)をwとした場合、 w/h=0.7以下、 を満足する形状を示すようにすると、この結果の超微粒
セラミック粉末凝集体が分散分布するグリコール類原料
材を用いて製造されたポリエステル成形体は、相対的に
細粒にして、かつ整粒性にすぐれた、すなわち全体的に
寸法の揃った超微粒セラミック粉末凝集体が全体に亘っ
て均一に分散分布したものになるので、前記超微粒セラ
ミック粉末凝集体が破壊の起点として作用しなくなるこ
とから、高強度を示すようになり、しかもこれの細粒化
および整粒化によって透明性も一段と向上するようにな
ること。またこれらの特性は[0003]記載の超微粒セ
ラミック粉末単体だけでなく、それらの混合物でも同様
の結果を得ることができる。以上(a)および(b)に
示される研究結果を得たのである。
【0008】この発明は、上記の研究結果に基づいてな
されたものであって、グリコール類中に全体に占める割
合で1〜20質量%の割合で分散含有する状態でのレー
ザー回折粒度分布測定装置を用いた測定で、0.05〜
0.5μmの平均径を示し、かつ測定結果に基づいて作
成した粒度分布曲線に示されるピークが、ピークの高さ
をh、ピークの1/2の高さ位置のピーク幅(半価幅)
をwとした場合、 w/h=0.7以下、 を満足する形状を示す超微粒セラミック粉末凝集体、を
グリコール類中に分散含有せしめてなり、この超微粒セ
ラミック粉末凝集体が分散分布するグリコール類原料材
を用いることにより高強度および高透明性を有するポリ
エステル成形体の製造を可能ならしめた点に特徴を有す
るものである。
されたものであって、グリコール類中に全体に占める割
合で1〜20質量%の割合で分散含有する状態でのレー
ザー回折粒度分布測定装置を用いた測定で、0.05〜
0.5μmの平均径を示し、かつ測定結果に基づいて作
成した粒度分布曲線に示されるピークが、ピークの高さ
をh、ピークの1/2の高さ位置のピーク幅(半価幅)
をwとした場合、 w/h=0.7以下、 を満足する形状を示す超微粒セラミック粉末凝集体、を
グリコール類中に分散含有せしめてなり、この超微粒セ
ラミック粉末凝集体が分散分布するグリコール類原料材
を用いることにより高強度および高透明性を有するポリ
エステル成形体の製造を可能ならしめた点に特徴を有す
るものである。
【0009】なお、この発明のグリコール類原料材にお
ける超微粒セラミック粉末凝集体の平均径を0.05〜
0.5μmとしたのは、その平均径が0.05μm未満
になると、ポリエステル成形体におけるブロッキング防
止効果が急激に低下するようになり、一方、その平均径
が0.5μmを越えて粗粒になると、これが破壊の起点
となり、ポリエステル成形体の強度が急激に低下するよ
うになるという理由によるものであり、望ましくは0.
1〜0.2μmの平均径とするのがよい。
ける超微粒セラミック粉末凝集体の平均径を0.05〜
0.5μmとしたのは、その平均径が0.05μm未満
になると、ポリエステル成形体におけるブロッキング防
止効果が急激に低下するようになり、一方、その平均径
が0.5μmを越えて粗粒になると、これが破壊の起点
となり、ポリエステル成形体の強度が急激に低下するよ
うになるという理由によるものであり、望ましくは0.
1〜0.2μmの平均径とするのがよい。
【0010】また、上記超微粒セラミック粉末凝集体の
粒度分布曲線におけるピーク形状を、w/h=0.7以
下を満足するものとしたのは、その値が0.7を越える
と、超微粒セラミック粉末凝集体には相互に大きな寸法
差のあるものが相対的に多い割合で存在するようにな
り、このように相対的に寸法差のある超微粒セラミック
粉末凝集体が分散分布したポリエステル成形体では、透
明性が損なわれるようになるという理由に基づくもので
ある。
粒度分布曲線におけるピーク形状を、w/h=0.7以
下を満足するものとしたのは、その値が0.7を越える
と、超微粒セラミック粉末凝集体には相互に大きな寸法
差のあるものが相対的に多い割合で存在するようにな
り、このように相対的に寸法差のある超微粒セラミック
粉末凝集体が分散分布したポリエステル成形体では、透
明性が損なわれるようになるという理由に基づくもので
ある。
【0011】さらに、超微粒セラミック粉末凝集体の含
有割合を1〜20質量%としたのは、その含有割合が1
質量%未満では、ポリエステル成形体に所望の耐摩耗性
および染色性、さらにブロッキング防止効果を確保する
ことができず、一方その含有割合が20質量%を越える
と、ポリエステル成形体の強度が急激に低下するように
なるという理由によるものである。
有割合を1〜20質量%としたのは、その含有割合が1
質量%未満では、ポリエステル成形体に所望の耐摩耗性
および染色性、さらにブロッキング防止効果を確保する
ことができず、一方その含有割合が20質量%を越える
と、ポリエステル成形体の強度が急激に低下するように
なるという理由によるものである。
【0012】
【発明の実施の態様】つぎに、この発明のグリコール類
原料材を実施例により具体的に説明する。それぞれ原料
としてSiCl4、AlCl3、およびTiCl4を用
い、水素および酸素の燃焼バーナーで気相加水分解し
て、超微粒SiO2粉末、超微粒Al2O3粉末、および
超微粒TiO2粉末を調製し、これら超微粒セラミック
粉末について、走査型電子顕微鏡を用いて組織観察し、
観察面に見られる任意50個の粉末のそれぞれの最長径
を測定し、これらの測定結果を平均して平均粒径を求
め、この結果これら超微粒セラミック粉末はそれぞれ表
3,4に示される平均粒径を示し、このためこれら超微
粒セラミック粉末は凝集体の状態で存在するが、これ
を、それぞれグリコール類中に通常のミキサーを用い
て、同じく表3,4に示される含有割合で攪拌しながら
添加することにより従来超微粒セラミック粉末凝集体分
散含有のグリコール類原料材(以下、従来グリコール類
原料材と云う)1〜37を製造した。
原料材を実施例により具体的に説明する。それぞれ原料
としてSiCl4、AlCl3、およびTiCl4を用
い、水素および酸素の燃焼バーナーで気相加水分解し
て、超微粒SiO2粉末、超微粒Al2O3粉末、および
超微粒TiO2粉末を調製し、これら超微粒セラミック
粉末について、走査型電子顕微鏡を用いて組織観察し、
観察面に見られる任意50個の粉末のそれぞれの最長径
を測定し、これらの測定結果を平均して平均粒径を求
め、この結果これら超微粒セラミック粉末はそれぞれ表
3,4に示される平均粒径を示し、このためこれら超微
粒セラミック粉末は凝集体の状態で存在するが、これ
を、それぞれグリコール類中に通常のミキサーを用い
て、同じく表3,4に示される含有割合で攪拌しながら
添加することにより従来超微粒セラミック粉末凝集体分
散含有のグリコール類原料材(以下、従来グリコール類
原料材と云う)1〜37を製造した。
【0013】つぎに、上記の従来グリコール類原料材1
〜37のそれぞれを、平均粒径、含有量毎に前記従来グ
リコール類原料材をジェット流とし、これを相互に対向
させて衝突させるジェットミル装置にて、ジェット流の
衝突位置の半径:0.1mm、ジェット流の速さ:60
0m/sec.の条件で、所定時間処理し、前記グリコ
ール類原料材中の超微粒セラミック粉末凝集体をさらに
解砕することにより表1,2に示される通り、本発明超
微粒セラミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料
材(以下、本発明グリコール類原料材と云う)1〜37
をそれぞれ製造した。なお以上記載の超微粒セラミック
粉末についてはセラミック粉末の混合物についても試験
を行った。
〜37のそれぞれを、平均粒径、含有量毎に前記従来グ
リコール類原料材をジェット流とし、これを相互に対向
させて衝突させるジェットミル装置にて、ジェット流の
衝突位置の半径:0.1mm、ジェット流の速さ:60
0m/sec.の条件で、所定時間処理し、前記グリコ
ール類原料材中の超微粒セラミック粉末凝集体をさらに
解砕することにより表1,2に示される通り、本発明超
微粒セラミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料
材(以下、本発明グリコール類原料材と云う)1〜37
をそれぞれ製造した。なお以上記載の超微粒セラミック
粉末についてはセラミック粉末の混合物についても試験
を行った。
【0014】また、上記の本発明グリコール類原料材1
〜37および従来グリコール類原料材1〜37につい
て、レーザー回折粒度分布測定装置を用いて、グリコー
ル類原料材中の超微粒セラミック粉末凝集体の粒度分布
を測定し、この測定結果に基づいて平均径を算出すると
共に、粒度分布曲線を作成し、この結果の粒度分布曲線
に示されるピークのw/h値(ピークの高さをh、ピー
クの1/2の高さ位置のピーク幅(半価幅)をw)を算
出した。これらの算出結果を表1、2にそれぞれ示し
た。
〜37および従来グリコール類原料材1〜37につい
て、レーザー回折粒度分布測定装置を用いて、グリコー
ル類原料材中の超微粒セラミック粉末凝集体の粒度分布
を測定し、この測定結果に基づいて平均径を算出すると
共に、粒度分布曲線を作成し、この結果の粒度分布曲線
に示されるピークのw/h値(ピークの高さをh、ピー
クの1/2の高さ位置のピーク幅(半価幅)をw)を算
出した。これらの算出結果を表1、2にそれぞれ示し
た。
【0015】さらに、上記の本発明グリコール類原料材
1〜37および従来グリコール類原料材1〜37のポリ
エステル成形体の強度および透明性に及ぼす影響を調査
する目的で、エステル化反応槽に、テレフタル酸:10
0質量部に対して、これらグリコール類原料材のそれぞ
れを52質量部の割合で装入し、260℃でエステル反
応を行ない、さらに重合を進行させてポリエステルポリ
マーとし、これを直径:150mmの相互の内側に回転
する2本の水平平行配置の水冷回転ドラム間に上方から
注入して厚さ:1mmのフィルムを押出し成形し、引き
続いて、これに210℃に3秒間保持の条件で熱処理を
施すことにより、ポリエステル成形体をそれぞれ製造し
た。
1〜37および従来グリコール類原料材1〜37のポリ
エステル成形体の強度および透明性に及ぼす影響を調査
する目的で、エステル化反応槽に、テレフタル酸:10
0質量部に対して、これらグリコール類原料材のそれぞ
れを52質量部の割合で装入し、260℃でエステル反
応を行ない、さらに重合を進行させてポリエステルポリ
マーとし、これを直径:150mmの相互の内側に回転
する2本の水平平行配置の水冷回転ドラム間に上方から
注入して厚さ:1mmのフィルムを押出し成形し、引き
続いて、これに210℃に3秒間保持の条件で熱処理を
施すことにより、ポリエステル成形体をそれぞれ製造し
た。
【0016】この結果得られたポリエステル成形体につ
いて透明性および強度を評価した。透明性の評価は、J
IS・K6758に従い、温度:23℃、湿度:75%
の雰囲気に1.5時間保持の前処理を施した状態で、J
IS・K6714およびJIS・6718に準拠して、
ヘイズ(%)を測定することにより行なった。また、強
度の評価は、縦:50mm×横:5mmの寸法に切り出
した試験片を用い、これの破断強度を測定することによ
り行なった。これらの測定結果をそれぞれ表1、2に示
した。
いて透明性および強度を評価した。透明性の評価は、J
IS・K6758に従い、温度:23℃、湿度:75%
の雰囲気に1.5時間保持の前処理を施した状態で、J
IS・K6714およびJIS・6718に準拠して、
ヘイズ(%)を測定することにより行なった。また、強
度の評価は、縦:50mm×横:5mmの寸法に切り出
した試験片を用い、これの破断強度を測定することによ
り行なった。これらの測定結果をそれぞれ表1、2に示
した。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】
【発明の効果】表1に示される結果から、本発明グリコ
ール類原料材1〜37は、いずれもこれに分散含有する
超微粒セラミック粉末凝集体が0.05〜0.5μmの
平均径および0.7以下のw/h値を示し、1〜30μ
mの平均径および1〜1.5のw/h値を示す従来グリ
コール類原料材1〜37における超微粒セラミック粉末
凝集体に比して、微細で、整粒性のすぐれたものである
ことが明らかであり、したがって前記本発明グリコール
類原料材1〜37を用いて製造れたポリエステル成形体
は、前記従来グリコール類原料材1〜37を用いて製造
されたそれに比して、相対的に高い強度とすぐれた透明
性を示すようになることが明白である。上述のように、
この発明の超微粒セラミック粉末凝集体分散含有のグリ
コール類原料材は、高強度および高透明性を有するポリ
エステル成形体の製造を可能とするものであり、ポリエ
ステル成形体の一層の薄肉化および細径化、さらに透明
性の一段の向上を図ることができるものである。
ール類原料材1〜37は、いずれもこれに分散含有する
超微粒セラミック粉末凝集体が0.05〜0.5μmの
平均径および0.7以下のw/h値を示し、1〜30μ
mの平均径および1〜1.5のw/h値を示す従来グリ
コール類原料材1〜37における超微粒セラミック粉末
凝集体に比して、微細で、整粒性のすぐれたものである
ことが明らかであり、したがって前記本発明グリコール
類原料材1〜37を用いて製造れたポリエステル成形体
は、前記従来グリコール類原料材1〜37を用いて製造
されたそれに比して、相対的に高い強度とすぐれた透明
性を示すようになることが明白である。上述のように、
この発明の超微粒セラミック粉末凝集体分散含有のグリ
コール類原料材は、高強度および高透明性を有するポリ
エステル成形体の製造を可能とするものであり、ポリエ
ステル成形体の一層の薄肉化および細径化、さらに透明
性の一段の向上を図ることができるものである。
【図1】本発明グリコール類原料材における超微粒セラ
ミック粉末凝集体の示す粒度分布曲線の説明図である。
ミック粉末凝集体の示す粒度分布曲線の説明図である。
【図2】従来グリコール類原料材における超微粒セラミ
ック粉末凝集体の示す粒度分布曲線の説明図である。
ック粉末凝集体の示す粒度分布曲線の説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 落合 満 東京都新宿区西新宿2丁目3番1号 日本 アエロジル株式会社内 (72)発明者 石橋 成泰 三重県四日市市三田町3番地 日本アエロ ジル株式会社四日市工場内 (72)発明者 飯田 恵一 東京都新宿区西新宿2丁目3番1号 日本 アエロジル株式会社内 Fターム(参考) 4F071 AA46 AB29 BA01 BB05 BB06 BC01 4J002 CF061 DE096 DE146 DJ016 DM006 FD016 4J029 AA03 AB04 AE02 AE03 BA02 CB06A JA093 JC713 JF223 JF323 KA02
Claims (1)
- 【請求項1】 グリコール類中に全体に占める割合で1
〜20質量%の超微粒セラミック粉末凝集体を分散含有
してなるポリエステル成形体製造用グリコール類原料材
において、上記グリコール類原料材中に分散する超微粒
セラミック粉末凝集体が、レーザー回折粒度分布測定装
置を用いた測定で、0.05〜0.5μmの平均径を示
し、 かつ測定結果に基づいて作成した上記超微粒セラミック
粉末凝集体の粒度分布曲線に示されるピークが、ピーク
の高さをh、ピークの1/2の高さ位置のピーク幅(半
価幅)をwとした場合、 w/h=0.7以下、 を満足する形状を示すこと、を特徴とする、高強度およ
び高透明性を有するポリエステル成形体の製造を可能と
する超微粒セラミック粉末凝集体分散含有のグリコール
類原料材。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000315108A JP2002121270A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 高強度および高透明性を有するポリエステル成形体の製造を可能とする超微粒セラミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材 |
EP01121506A EP1199389A1 (en) | 2000-10-16 | 2001-09-08 | Ethylene glycol dispersion containing ceramic nanoparticle agglomerates suitable for production of high-strength and high-transparence polyester molded article |
EP20010124570 EP1197588B1 (en) | 2000-10-16 | 2001-10-15 | The kinds of glycols starting material containing dispersed superfine ceramic powders coagulates capable of forming polyester molded body having high mechanical strength and transparency |
AT01124570T ATE355405T1 (de) | 2000-10-16 | 2001-10-15 | Glykole ausgangsmaterialien enthalten feinkeramikpulver für geformten gegenstand aus polyester mit hoher mechanischen festigkeit und transparenz |
DE2001626883 DE60126883T2 (de) | 2000-10-16 | 2001-10-15 | Glykole Ausgangsmaterialien enthalten Feinkeramikpulver für geformten Gegenstand aus Polyester mit hoher mechanischen Festigkeit und Transparenz |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000315108A JP2002121270A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 高強度および高透明性を有するポリエステル成形体の製造を可能とする超微粒セラミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002121270A true JP2002121270A (ja) | 2002-04-23 |
Family
ID=18794257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000315108A Pending JP2002121270A (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 高強度および高透明性を有するポリエステル成形体の製造を可能とする超微粒セラミック粉末凝集体分散含有のグリコール類原料材 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1199389A1 (ja) |
JP (1) | JP2002121270A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP1810993A3 (en) * | 2005-12-29 | 2009-04-22 | Hyosung Corporation | Method of preparation of polyethylenetherephthalate nanocomposite fiber with enhanced modulus |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02160921A (ja) * | 1988-12-13 | 1990-06-20 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 遠赤外線放射性ポリエステルステープル繊維 |
JPH02160862A (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-20 | Diafoil Co Ltd | セラミックス粒子含有ポリエステル中空成形体 |
KR0155608B1 (ko) * | 1995-07-14 | 1998-12-01 | 박홍기 | 원적외선 방사성 폴리에스테르 섬유의 제조방법 |
-
2000
- 2000-10-16 JP JP2000315108A patent/JP2002121270A/ja active Pending
-
2001
- 2001-09-08 EP EP01121506A patent/EP1199389A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1199389A1 (en) | 2002-04-24 |
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