JP2007180780A - 発振回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】発振部の後段に接続する波形整形部の内部容量が発振部の発振周波数に与える影響を排除し、発振回路の異常発振を防止すること。
【解決手段】この発振回路は、所望の周波数で発振して発振信号を出力する発振部10と、前記発振部10の出力端に接続され前記発振信号を波形整形する波形整形部20と、前記発振部10と前記波形整形部20との間に介挿された抵抗30とを具備し、抵抗30と波形整形部20の内部容量22とでローパスフィルタを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水晶振動子等の電気機械振動子を用いた発振回路に関する。
近年の通信技術の進展により、発振回路は情報通信機器における搬送波・電波の周波数安定度の維持を初めとして高安定なクロック信号の確保等広く使用されている。例えば、水晶振動子等の電気機械振動子を使用し所望の周波数の信号を発振する発振部と、その発振出力を入力し矩形波のパルス信号を出力する出力部とから成る発振回路がある(例えば、特許文献1参照)。
図2は上記特許文献1に開示されている発振回路の構成を示す図である。
同図に示す発振回路は、所望の周波数の信号を発振する発振部110と、発振出力を入力し矩形波のパルス信号を出力する出力部120とから構成される。発振部110を、水晶振動子111、インバータ112等から構成し、出力部120をインバータ121で構成している。
水晶振動子111は、上記インバータ112の入出力端子間に接続され、直列共振周波数と並列共振周波数との間で誘導性として機能させることにより、2個の負荷用コンデンサ114,115と共にコルピッツ型の共振回路を構成している。従って、この水晶振動子111は、固有の周波数のときにインバータ112の出力信号を反転させて入力端子に帰還させることができ、これによって特定の周波数において発振条件を満足させ、発振回路に発振動作を行わせることができる。
なお、発振部110におけるインバータ112の出力を並列抵抗113により入力側へ帰還し、該並列抵抗113によりその出力の電源電圧Vccの半分の電圧Vcc/2を発振出力Voscに加え、発振出力Voscをそのまま出力部120のインバータ121に入力する。出力部120は、電源電圧Vccと零電圧0vの中間の電圧(Vcc/2)を中心のバイアス電圧とし電源電圧(Vcc)一杯に増幅し飽和させて高レベル側Hが電源電圧Vccに近くて(例えば0.9Vcc)、低レベル側Lが零電圧0vに近い(例えば0.1Vcc)矩形波パルス信号に波形整形した出力Voutとしている。
かかる発振回路において、水晶振動子111は当該振動子に外付けしたコンデンサ114,115の容量により発振周波数が決められる。情報通信機器に応じて要求される発振周波数が異なるので、予め仕様等で要求された発振周波数となるようにコンデンサ114,115の容量値が選択されている。また、インバータ112の出力端とコンデンサ115との間に直列に介挿した抵抗116により、発振部110の発振出力Voscが決められている。
特開平08−204518号公報
ところで、発振部110は当該部品単体の状態で所要の発振周波数が得られるようにコンデンサ114,115の容量値が設定されている。一方、出力部120を構成するインバータ121は内部容量122を有している。このため、発振部110を電子機器に組み込んで出力部120のインバータ121と接続した場合、発振部110に対してインバータ121の内部容量122が不正容量として接続され、発振部110の発振周波数がずれることにより、発振回路の動作が不安定となり異常発振が生じる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、発振部の後段に接続する波形成整形部の内部容量が発振部の発振周波数に影響を与えることが無く、安定化した発振を実現して異常発振を防止する発振回路を提供することを目的とする。
本発明の発振回路は、所望の周波数で発振して発振信号を出力する発振部と、前記発振部の出力端に接続され前記発振信号を波形整形する波形整形部と、前記発振部と前記波形整形部との間に介挿された抵抗とを具備したことを特徴とする。
この構成によれば、発振部と波形整形部との間に抵抗を介挿したので、波形整形部の内部容量が発振部の共振周波数に与える影響を排除でき、発振部の発振動作の安定度を改善することができ異常発振を防止できる。
前記発振部は電気振動子を備えて構成することができ、前記波形整形部はインバータで構成することができる。
また上記発振回路において、前記波形整形部の出力端に信号処理回路を接続すると共に、前記波形整形部の出力端と前記信号処理回路との間に抵抗を介挿したことを特徴とする。
これにより、発振回路に接続された信号処理回路からのノイズを抵抗で低減することができ、当該ノイズによる発振回路の異常動作を防止できる。
本発明によれば、発振部の後段に接続する波形成整形部の内部容量が発振部の発振周波数に影響を与えることが無く、発振動作の安定度を改善することができ異常発振を防止できる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
本発明に係る発振回路を通信用高周波機器に適用した実施の形態について説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る発振回路の構成図である。本実施の形態の発振回路は、電気機械振動子を用いた発振部10と、発振部10の出力する正弦波信号を波形整形する波形整形部20と、発振部10と波形整形部20との間に設けられた抵抗30と、を主な構成要素として構成されている。
発振部10は、電気機械振動子として水晶振動子11を用いている。水晶振動子11はインバータ12の入出力端間に並列接続している。インバータ12の出力端と水晶振動子11の他端との間に抵抗13を介挿している。また水晶振動子11の両端はコンデンサ15,16を介してそれぞれグラウンドに接続している。また、インバータ12に対して帰還抵抗14を並列接続している。
波形整形部20は、発振部10から出力される正弦波状の発振信号を矩形波のパルス信号に波形整形する回路である。本実施の形態では波形整形部20をインバータ21で構成している。インバータ21は内部容量22を有している。抵抗30と波形整形部20の内部容量22とでローパスフィルタを構成している。なお、発振器10の出力を波形整形できる回路であればインバータ以外のものであっても良い。
本実施の形態は、発振部10のインバータ12の出力端と波形整形部20のインバータの入力端との間に、上記抵抗30を設けている。抵抗30は、発振部10から波形整形部20のインバータ21の内部容量22を見えなくする働きをしている。
波形整形部20の出力端にはノイズ阻止用の抵抗31を介してベースバンド処理回路40が接続され、またノイズ阻止用の抵抗32を介してRF回路50が接続される。ベースバンド処理回路40は、発振回路から供給されるパルス信号を基準信号として取り込み、送信信号及び受信信号に対してベースバンド処理を行う部分である。RF回路50は、発振回路から供給されるパルス信号を用いて局部発振信号を生成し、送信信号及び受信信号を周波数変換等する部分である。
次に、以上のように構成された本実施の形態の動作について説明する。
発振回路10は、インバータ12の入力端にローレベルLが入ると、出力端からハイレベルHが出力される。インバータ12の出力は帰還抵抗14を通って入力端に帰還されるため、今度はハイレベルHがインバータ12の入力端に入り、出力端からローレベルLが出力される。このようにインバータ12においてローレベルLとハイレベルHの入出力が繰り返されて発振回路10が発振する。
このときの発振回路10における発振周波数は、水晶振動子11(外付けのコンデンサ15,16を含む)の共振周波数に安定する。水晶振動11はLC共振回路を構成しており、水晶振動子11の内部容量及びインダクタンスと外付けのコンデンサ15,16とで共振周波数が決められる。
従来は、水晶振動子11の共振周波数が発振部の出力段に設けられた波形整形部の内部容量に影響されて本来の周波数からずれてしまっていた。本実施の形態は、発振部10が抵抗30を介して波形整形部20に接続されているので、波形整形部20の内部容量となるインバータ21の内部容量22が水晶振動子11の共振周波数に与える影響は無視できる程度まで小さくなる。したがって、発振回路10における水晶振動子11の共振周波数は、波形整形部20の内部容量(22)の影響を受けないので、設計通りの共振周波数となる。この結果、水晶振動子11は本来の設計通りの共振周波数となり、発振回路10の発振周波数は水晶振動子11の共振周波数に安定化する。
インバータ12の反転出力を帰還抵抗14で入力端に帰還することにより発振した発振回路10は、その発振周波数が水晶振動子11の共振周波数に安定化する。発振回路10から出力された正弦波状の発振信号は抵抗30を介して波形整形部20へ供給される。
波形整形部20では、インバータ21の入力端に発振部10から出力された正弦波状の発振信号が印加される。インバータ21は、インバータ12の出力レベルの中間点を閾値に設定しており、正弦波状の発振信号が該閾値を越えればハイレベルHを出力し、該閾値を下回ればローレベルLを出力する。これにより、正弦波状の発振信号を矩形波状のパルス信号に波形整形している。
波形整形部20で波形整形された発振信号は、それぞれ抵抗31、32を介してベースバンド処理回路40及びRF回路50へ供給される。ベースバンド処理回路40及びRF回路50では各種処理に伴いノイズが発生する。本実施の形態では、波形整形部20の出力端からベースバンド処理回路40及びRF回路50に至る経路上に抵抗31、32を設けている。このために、ベースバンド処理回路40及びRF回路50で発生したノイズは波形整形部20の出力端に到達する手前で抵抗31,32により無視できるレベルに減衰されてしまう。したがって、ベースバンド処理回路40及びRF回路50で発生したノイズが発振回路の動作に影響を与えることが無いので、発振回路の動作を安定化することができる。
このように本実施の形態によれば、発振周波数が水晶振動子11の共振周波数に安定化する発振部10の出力端と内部容量22を有する波形整形部20の入力端との間に抵抗30を設けてローパスフィルタを形成したので、波形整形部20の内部容量22が発振部10に影響しなくなり、発振回路そのものの定数だけで発振を安定して行うことができ、発振回路の異常発振を防止できる。
また、波形整形回路20の出力端と後段の信号処理回路であるベースバンド処理回路40及びRF回路50とを抵抗31、32を介してデカップリングしたので、ベースバンド処理回路40及びRF回路50で発生したノイズが発振回路へ影響することを防止できる。
以上の説明では、本発明の発振回路を通信用高周波機器に適用しているが、その他の電子機器に適用することもできる。
本発明は、水晶振動子等の電気機械振動子を用いた発振回路に適用可能である。
本発明の一実施の形態に係る発振回路の構成図 従来の発振回路の構成図
符号の説明
10 発振部
11 水晶振動子
12、21 インバータ
13 抵抗
14 帰還抵抗
15,16 コンデンサ
20 波形整形部
22 内部容量
30、31、32 抵抗
40 ベースバンド処理部
50 RF回路

Claims (4)

  1. 所望の周波数で発振して発振信号を出力する発振部と、
    前記発振部の出力端に接続され前記発振信号を波形整形する波形整形部と、
    前記発振部と前記波形整形部との間に介挿された抵抗と、
    を具備したことを特徴とする発振回路。
  2. 前記発振部は、電気振動子を備えていることを特徴とする請求項1記載の発振回路。
  3. 前記波形整形部は、インバータを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の発振回路。
  4. 前記波形整形部の出力端に信号処理回路を接続すると共に、前記前記波形整形部の出力端と前記信号処理回路との間に抵抗を介挿したことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の発振回路。
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