JP2007179363A - 検査管理システム及び検査管理装置、検査管理方法 - Google Patents

検査管理システム及び検査管理装置、検査管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 作成データの検査を行う際に、作成データ及び検査に係る処理を一元管理する技術を提供すること。特に多様な検査方法に対応する検査管理システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
作成データの検査管理システムAが、検査管理装置1と、検査者入出力装置2、作成者入出力装置3を備える。検査管理装置1には、検査状態を管理する管理データベース20と、管理データベース上に検査対象である作成データの発番登録を行う発番登録部101と、作成者入出力装置3からの作成データを検査者入出力装置に転送するデータ転送部104と、作成データを格納するデータ格納部105と、検査者入出力装置からの検査結果を受理する検査部と、作成者入出力装置に該検査結果を送信する結果提供部108と、検査手順を記憶し、該検査手順における現在の状況を格納するルーティング部109とを少なくとも備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、作成されたデータをコンピュータにより検査管理する技術に係るものであり、特に作成者と検査者との間における作成データのやりとりや検査状況の管理を一元的に行う技術に関する。
ソフトウェアや機械設計、建築設計など作成者によって作成された作成データは、通常所定の検査手続を経てから使用される。作成データの検査方法は、各検査者が属する組織の規格、採用する検査方法、作成データの種類、検査対象の工程などによって異なり、類型化することはできても、全てを同じ工程で検査することはできない。
各検査組織の規格に合わせて検査対象を一元管理でき、作成者からの作成データの受付、その検査、作成者への検査結果の提供、検査結果の分析を統合して行うことができる検査管理システムが必要である。
例えば、ソフトウェア検査物を一元管理する方法として、従来は検査対象一覧を電子媒体で作成し、受付から検査結果の提供までを、手動で日付と対応者を記入して管理していた。また、検査サーバ内にディレクトリを作成して、手動で検査物を格納する操作を行っていた。
この他、電子媒体への審査・承認を行うワークフローに関する従来の特許技術としては、特許文献1がある。本開示は、設計成果物の審査・承認プロセスを電子的なワークフローで行い、あらかじめ定めた設計成果物に関するチェックリストの有無と合否を判断して、それらのチェックリストの添付がない場合や、添付されていても合否判断がなされていない等の場合に、審査・承認プロセスを先に進めないようにするものである。
本開示によれば、検査者にチェックリストを提供することで検査の効率化を図り、検査ミスの発生を防止することができるが、それ以外の検査の流れを一元管理できるものではない。
該発明の部分的な技術で、自動集計および報告書の自動作成についての従来の特許技術としては、特許文献2がある。本開示は、ソフトウェアのテスト結果報告書の自動作成、および、テスト結果に基づくテスト計画の変更処理に関するものであり、テスト結果を蓄積して分析し、ワープロで使用できる形式に変換するものである。
本開示では、テスト結果報告書を効率的に作成することができるとしているが、前記同様に検査の流れ、特に作成者と検査者との間の検査対象の流れを円滑に管理できるものではなく、一元的な管理を行っていない。
特開2000?132576号公報 特開平6?89202号公報
前述の従来技術では、いずれの方法においても検査対象の作成データを管理したり検査状況に合わせて様々な付帯処理を行うことができるものではなく、これらを一元管理する技術が望まれている。
特に規格や作成データの種類、工程などによって異なる検査方法やフォーマットに適応するカスタマイズ可能な管理技術を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明は、次のような手段を提供する。
すなわち、請求項1に記載の発明は、作成データの検査管理システムであって、該検査管理システムが検査管理装置と、少なくとも作成データを該検査管理装置に送出する作成者入出力装置と、少なくとも検査者が作成データを検査し、その結果を検査管理装置に送出する検査者入出力装置とを備える。
該構成において、該検査管理装置が、検査状態を管理する管理データベースと、該管理データベース上に検査対象である作成データの発番登録を行う発番登録部と、作成者入出力装置からの作成データを検査者入出力装置に転送するデータ転送部と、該作成データを格納するデータ格納部と、検査者入出力装置からの検査結果を受理する検査部と、作成者入出力装置に該検査結果を送信する結果提供部と、検査手順を記憶し、該検査手順における現在の状況を格納するルーティング部とを少なくとも備える。
請求項2に記載の発明によれば、上記の検査管理装置において、作成データのバージョンを記録するバージョン管理テーブルと、検査対象となる作成データの名称又は種類を記録する検査対象情報テーブルとを備える。
そして、前記のデータ転送部が、検査対象情報テーブルを参照して検査対象となる作成データを作成者入出力装置に提示すると共に、作成者入力装置から送出された作成データのバージョンを、該バージョン管理テーブルと照合して現在のバージョンであるときにのみ受理することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、上記の検査管理装置において、検査者入出力装置に向けて警告表示を行う警告表示部を備える。そして警告表示部が、管理データベースに格納された検査期限日と、現在の日付を照合して、残日数又は経過日数と、前記検査手順における現在の状況とに応じて、所定の表示態様を用いて警告表示を行うものである。
請求項4に記載の発明によれば、上記の検査管理装置において、検査対象情報テーブルに対応して必要な検査のリストを検査リスト情報テーブルとして備え、検査部が検査者入出力装置に向けて検査リスト情報テーブルの内容を提示し、検査者が該検査リストに従って返信した検査結果を受理する検査管理システムを提供する。
請求項5に記載の発明によれば、上記の検査管理装置において、検査結果に捺印する電子捺印部を備えて、予め備えた電子捺印する位置を定める電子捺印位置情報テーブルに従い、検査結果に捺印処理することを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、上記の検査管理装置において、検査分析部を備え、該検査分析部が検査手順における検査結果又は検査者、検査に要した日数を集計すると共に、作成者入出力装置からの要求に従い、該集計結果を作成者入出力装置に送出するものである。
請求項7に記載の発明によれば、上記の検査管理システムにおいて、検査管理装置と、少なくとも作成者入出力装置又は、検査者入出力装置のいずれかとの間がネットワークで接続される構成をとることができる。本構成において、検査管理装置にメールサーバを用いてメールの送信を行うメール送信部を備え、警告表示部・検査部・ルーティング部・結果提供部の少なくともいずれかの処理に連係してメール送信を行うことを特徴とする。
本発明は、請求項8に記載のように作成データの検査管理システムにおける検査管理装置を提供することもできる。該装置には、検査状態を管理する管理データベースと、該管理データベース上に検査対象である作成データの発番登録を行う発番登録部と、作成者入出力装置からの作成データを検査者入出力装置に転送するデータ転送部と、該作成データを格納するデータ格納部と、検査者入出力装置からの検査結果を受理する検査部と、作成者入出力装置に該検査結果を送信する結果提供部と、検査手順を記憶し、該検査手順における現在の状況を格納するルーティング部とを少なくとも備える。
また、以上のシステムで用いる検査管理方法として提供することもできる。すなわち、請求項9に記載の発明は作成データの検査管理方法であって、検査管理装置と、少なくとも作成データを該検査管理装置に送出する作成者入出力装置と、少なくとも検査者が作成データを検査し、その結果を検査管理装置に送出する検査者入出力装置との間で検査を行う構成に用いる。
そして、作成者入出力装置から作成データを検査管理装置に送出する工程、検査管理装置において作成者入出力装置からの作成データを検査者入出力装置に転送すると共に、データ格納部に格納する工程、検査者入出力装置から検査結果を検査管理装置に送出する工程、作成者入出力装置に該検査結果を送信する工程を少なくとも有する。
本発明の請求項1に記載の発明によれば、作成データの作成者・検査者間の転送、検査時の発番登録、検査結果の受理と作成者への提供、検査手順の管理などを一元的に行い、検査工程の効率化、検査ミスの抑制、検査品質の均質化、工期の遵守及び短縮、検査コストの抑制などを図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、作成データのバージョンを記録しておくことにより、検査している作成データが最新のものであるか常に確認することができると共に、現在の検査状況を容易に把握することができる。
請求項3に記載の発明によれば、検査期限日と現在の日付とに加えて検査状況に応じて警告表示を行うことができるので、検査を期日内に確実に履行し、人為的なミスを抑制することにも寄与する。
請求項4に記載の発明によれば、検査項目のリストを検査者に提示することができるので、状況によって様々に異なる検査項目を検査者が確実に実行することができ、検査漏れの防止に寄与する。
請求項5に記載の発明によれば、電子捺印を適切な位置に捺印処理する工程を自動化することができ、検査効率の向上を図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、検査分析部を備えることで、作成者は集計された検査結果を参照することができると共に、これらを参考にしてデータの作成を行うことにより作成効率、精度の向上にも寄与することができる。
請求項7に記載の発明によれば、作成者・検査者・検査管理装置はネットワークで遠隔して配置することが可能である。本構成においては、メールサーバと連携動作するメール送信部を備えて、警告表示部・検査部・ルーティング部・結果提供部などにおける処理に合わせてメール送信するようにすると好適である。
これにより、確実に連絡が行えるだけでなく、連絡に要するコストの抑制、メッセージを確認する手間の低減を図ることができる。
請求項8に記載の発明によれば、上記した検査管理システムにおける検査管理装置のみを提供することができる。
また、請求項9に記載の発明によれば、その検査管理方法として提供することもできる。
本発明は以上の通り、検査対象の作成データの送付、受付、検査、返却(作成者への提供)、分析の一連の検査サイクル全てに関連して効果的に管理を行うことができる。同時に、各検査者が柔軟にカスタマイズ可能であり、作成データの種類、作成データのフォーマット、検査チェックリスト等をそれぞれの環境に適合してシステムを構築できる。
以下、本発明の実施形態を図面に示しながら説述する。本発明は実施形態にかかわらず任意に設計変更が可能である。
本発明の検査管理システムAの全体構成図を図1に示す。本システムAでは、本発明の要部である検査管理装置である検査管理サーバ1と共に、作成者が所属する領域(設計部署と呼ぶ。)、検査者が所属する領域(検査部署と呼ぶ。)にそれぞれ入出力装置2、3を設置している。
検査管理サーバ1と検査部署の入出力装置(検査用)2、入出力装置(設計用)3とはインターネット、LANなどのネットワークで接続されている。なお、本発明の実施においてこれらが遠隔に分散していることは必須ではなく、いずれかの入出力装置が検査管理装置と直接接続されていたり、あるいは同一のコンピュータ上に実装されていてもよい。
検査管理サーバ1は、公知のパーソナルコンピュータ等により実現されるものであり、その構成部材は周知であるから詳細な説明を省略するが、主として演算・データ処理を司るCPUと、情報を記憶するメモリ、ハードディスク等の記憶手段、ネットワークとの接続を行うネットワークアダプタ等が協働作用する。
なお、入出力装置2,3も同様の構成であるが、さらに出力手段としてユーザに対して情報表示するモニタ、ユーザからの入力を受け付けるキーボード、マウス、タブレット、タッチパネル等の入力手段とを備える。
本実施例では設計部署で作成したソフトウェアを検査部署で検査する事例に基づいて説述するが、本発明が対象とする作成データはソフトウェアに限らずコンピュータ上で伝送可能なデータであればいかなるデータでもよく、機械設計、建築設計による設計データ(例えばCADデータ)、テキスト原稿データ、イラスト原稿データなどの検査に用いることができる。
次に、検査管理サーバ1について説述する。
検査管理サーバ1には処理機能別に制御部10、発番登録部101、警告表示部102、メール送付部103、媒体転送部104、媒体保管部105、検査部106、電子捺印部107、結果提供部108、ルーティング部109、検査分析部110を備える。
また、記憶手段には、受付管理データベース(以下、管理DBと呼ぶ。)20、受付ファイル31、格納ファイル32、分析ファイル33をそれぞれ格納している。
また、検査管理サーバ1にはメール送付部103がメールを送信する際に用いるメールサーバ34を接続する。該メールサーバ34は専用に設けてもよいが、インターネット上の汎用的なメールサーバ(SMTPサーバ)を用いてもよいし、検査管理サーバ1と同一のコンピュータ上に実装してもよい。
検査管理装置である検査管理サーバ1の制御部10における制御機能は、入出力装置2または入出力装置3からの応答に対して、本システムの以下の機能を制御する機能である。
本システムが有する機能は、(1)検査対象が新規発番した時に登録を行う発番登録機能、(2)端末の一覧画面に警告着色表示を行う警告表示機能、(3)検査部署から設計部署へ検査対象となる作成データ(以下、検査物と呼ぶ。)の送付依頼メールを送付するメール送付機能、(4)設計部署から検査部署へ検査物の転送を行う媒体転送機能、(5)検査物の保管を行う媒体保管機能、(6)検査を行い不適合票を発行する検査機能、(7)検査結果に捺印する電子捺印機能、(8)設計部署へ検査結果の提供を行う結果提供機能、(9)検査のワークフローを管理するルーティング機能、(10)検査結果を分析する検査分析機能である。
このような制御機能は、検査管理サーバ1の制御部10により実装され、入出力装置(検査用)2および入出力装置(設計用)3の問い合わせを受けて、発番管理部101、警告表示部102、メール制御部103、媒体転送部104、媒体保管部105、検査部106、電子捺印部107、結果提供部108、ルーティング部109、検査分析部110を制御する。
各部は、管理DB20に格納された多数のテーブルを読み出し、書き込みすることによって処理を進め、このように情報テーブルを変更することで様々な検査手順に対応できることが本発明の最も重要な特徴である。
各情報テーブルについては各部の説明において詳述するが、広い分類ではデータ格納用テーブル20aと、システム定義用テーブル20bに分けられる。データ格納用テーブル20aには図2のようにマスタテーブル201、検査履歴テーブル202、合否判定テーブル203、検査指摘テーブル204、ファイル名管理テーブル205、メール送信履歴テーブル206が備えられる。
また、図3に示すようにシステム定義用テーブル20bにはバージョン管理テーブル211、媒体位置情報テーブル212、警告表示テーブル213、アドレステーブル214、メール本文テーブル215、部署テーブル216、検査物情報テーブル217、検索区分テーブル218、検査チェックリストテーブル219、ステータステーブル220、コードテーブル221が備えられる。
まず、発番登録部101について図4及び図5を用いて説述する。
発番登録機能は、新規に検査対象が判明して検査番号が発番された時に、検査対象の基本情報(受注先名、システム名等)を本システムに登録する機能である。検査番号は、一般的に各期の期首に発番され、また、発番した部署が電子媒体で基本情報を一覧にして所有していることが多い。検査部署にて、端末から1件1件登録することも可能であるが、電子媒体を読み込んで一括して登録することもできる。
登録する内容は、基本情報の他にソフトウェアの種類、検査の対象工程、初回の検査予定日(期限日)等がある。また、読み込む電子媒体のレイアウトは、各検査部署にて独自のものを使用できる。
発番登録部101は管理DB20内に媒体位置情報テーブル(定義テーブル)212を設置し、入力する電子媒体から取得する項目の位置情報を登録しておく。入出力装置(検査用)2より、1件単位の登録画面を使用するか、電子媒体の一括登録画面を使用して発番情報を管理DB20へ登録する。
発番登録部101の処理は図5のフロー図に示す通りである。バージョン管理テーブル(定義テーブル)211を、検索項目にバージョン項目と有効フラグを設定して入力処理S1し、ファイルバージョンを取得する。バージョン項目は00(発番情報)、有効フラグには1(現在有効)を設定する。取得したファイルバージョンを元に、媒体位置情報テーブル(定義テーブル)212を入力S2し、項目名、シート名、セル番号を取得して、該当個数分退避S3する。
後続データがあるか否かを判定S4して、ある場合には、処理S2に戻り、無い場合には次の処理に進む。
電子媒体の発番情報を入力S5し、退避した項目名、シート名、セル番号を元にして、受注先名、システム名、課名称等を取得し、マスタテーブル201に出力処理S6する。
後続データがあるか否かを判定S7して、ある場合には、処理S5に戻り、無い場合には処理を終了する。
警告表示部102の作用につき図6及び図7を用いて説述する。
警告表示機能は、設計部署から検査部署への検査物の送付において、検査予定日と現在日との差異がどのくらいであるかを求めて、その差異により、入出力装置3の一覧画面において、該当の検査番号の背景を赤、黄、水色、着色なしの4種類により表示する機能である。これにより作業者に対して注意を喚起させることができる。また一覧画面では、部署ごとのフィルタリング機能や検査番号によるソート機能を同時に備え、操作性を向上させている。当機能の着色を行うための差異日数は、各検査部署にて設定できる。
本機能は同様に、入出力装置2の一覧画面においても出力することができるが、単純な検査予定日との差異による着色ではなく、検査員が検査のタスクを完了したかにより着色させるものである。例えば、検査予定日の7日前になったら、設計部署へ試送物の送付依頼メールを送付したか否かによって着色させる。未送付の場合は着色し、送付済みの場合は着色しない。この着色表示は1つの検査対象に対して繰り返し設定でき、例えば7日前、1日前と1日後に着色させることができる。検査予定日の何日前に着色させ、それを放置したらどの色で着色するかは、各検査部署にて設定できる。
警告表示機能は、検査管理サーバ1の警告表示部102により実装される。管理DB20内に、警告表示テーブル(定義テーブル)213を設置し、設計部署用、検査部署用にそれぞれ各色が着色する日数を定義する。マスタテーブル201を入力し、期限日または前回フォロー日を取得して、システム日付との差異日数を求め、警告表示テーブル213と突き合わせて、検査対象がどの警告レベルに該当するかを算出する。算出値を元に、警告レベルの重度のものより色づけを行って全検査対象を入出力装置(検査用)2および入出力装置(設計用)3に一覧表示を行う。
警告表示処理は図7に示すフロー図の通りである。警告表示テーブル213を入力S10し、赤表示、黄表示、青表示を取得して、全件内部テーブルに退避S11する。
後続データがあるか否かを判定S12して、ある場合には、処理S10に戻り、無い場合には次の処理に進む。
次にマスタテーブル201を入力S13し、1件ごと期限日、受注先名、システム名、課名称等を取得し、内部ビューに格納S14する。期限日とシステム日付より、日数差異を算出処理S15し、日数差異が内部テーブルの赤表示、黄表示、青表示のどれに該当するか着色フラグとして算出処理S16する。
次に、着色フラグを先ほどのビューに格納S17する。後続データがあるか否かを判定S18して、ある場合には、処理S13に戻り、無い場合には次の処理に進む。
マスタテーブル201に対して全件同様の処理を行った後、ビューを着色フラグと期限日にてソート処理S19する。ソートしたビューを一覧画面に出力し、着色フラグを見ながら着色を行う表示処理S20を行う。
メール送付部103の作用につき図8及び図9を用いて説述する。
メール送付機能は、警告表示機能により着色した検査番号について、設計部署に対して、検査部署への検査物の送付を依頼するメールを作成し、メールサーバ34を通して送付する機能である。
メール本文は、警告レベルに応じて文面を変更したり、送付先を変更できる。例えば、検査物の送付予定を3日オーバーした場合は、督促文を設計部署の上位部署の部署長に送付することができる。督促文面およびその場合の送付先の変更は、各検査部署にて設定できる。
メール送付機能は、検査管理サーバ1のメール送付部103により実装される。管理DB20内にアドレステーブル(定義テーブル)214、メール本文テーブル(定義テーブル)215および部署テーブル(定義テーブル)216を設置する。それぞれ、メールアドレス、メール本文と、設計部署が属する上位部署を定義する。これらのテーブルより、警告表示機能が算出した警告レベルに従って、メール本文の取得を行い、重度の警告レベルである場合は、上位部署を取得し、更にその部署長のメールアドレスを取得する。取得したメール設定内容をメールサーバ34に引き渡してメールの送信を行う。同時にメール送信履歴テーブル206を更新して送信履歴を作成する。
メール送付処理は図9に示すフロー図の通りである。マスタテーブル201を入力S30して、受注先名、課名、担当者、検査区分、ステータスを取得する。アドレステーブル(定義テーブル)214を、検索項目に課名称、担当者を設定して入力S31し、メールアドレスを取得する。また、メール本文テーブル(定義テーブル)215を、検索項目に検査区分、ステータスを設定して入力S32し、本文を取得する。
該当データが警告着色しているか判定S33し、着色している場合は部署テーブル(定義テーブル)216を、検索項目に課名称を設定して入力し、部名称を取得する。(S34)
再度、アドレステーブル(定義テーブル)214を、検索項目に部名称と役職等に1(部長)を設定して入力し、名前とメールアドレスを取得する。(S35)
処理S35の後、あるいは警告着色しているかの判定S33で着色されていない場合には、以上により取得した内容でメールを作成処理S36し、メールサーバにメールの送付依頼S37を行う。また、メールを送付した履歴として、メール送信履歴テーブル206を出力処理S38する。当データには、フォロー日としてシステム日付を、フォロー者として、画面上に表示されている操作者を設定する。
本発明のデータ転送部である媒体転送部104の作用につき図10及び図11を用いて説述する。
媒体転送機能は、設計部署が検査物を設計部署に送付する機能である。検査物は、各検査部署の規格により規定されており、実施する検査の種類、ソフトウェアの種類や開発におけるどの工程での検査かによって異なる。
該当する検査に必要な検査物を入出力装置3に表示して、その全ての検査物を検査部署へ転送する機能である。転送する際、送付物のバージョンが現バージョンであるかをチェックし、不適合の場合は、エラーメッセージを表示して転送を受け付けないようにしている。
転送は全ての検査物の転送が完了するまで何度もやり直すことができ、全ての転送が完了した後も、必要があれば検査部署で転送されたファイルの入れ替えができるようにしている。必要な検査物やバージョン番号の付された検査物レイアウトについては、各検査部署にて設定できる。
管理DB20内に検査物情報テーブル(定義テーブル)217を設置し、検査の種類、ソフトウェアの種類、検査対象工程ごとに必要な検査物を定義する。また、バージョン管理テーブル(定義テーブル)211に検査物の現在バージョン、過去のバージョン情報を定義する。
まず媒体転送部104は、検査対象の現在の検査の種類、対象工程を元に検査物情報テーブル(定義テーブル)217を検索し、必要な検査物を入出力装置(設計用)3に全て表示する。
該画面には、検査物単位にファイル転送のためのアップロードボタンが付いており、これを押下すると検査物が添付されて、検査部署へ検査物が転送される。検査物は、受付ファイル31へ保管される。転送する際、検査物のバージョンが現バージョンであるかを、バージョン管理テーブル211を参照して調査し、不整合の場合は、エラーメッセージを表示してアップロードを受け付けない。
アップロード一覧画面を作成する手順は図11(a)のフロー図の通りである。
検査物情報テーブル217を、検索項目に検査区分を設定して入力S40し、取得した数分、検査物名と注意書きをアップロード用画面に表示S41する。このとき、同時にアップロードボタンを配置している。後続するデータがあるかどうか判定S42し、ある場合には処理S40からの処理を繰り返すことで全てのデータについて処理する。
また、アップロードの手順は図11(b)のフロー図の通りである。
アップロード用画面の検査物数分、アップロード対象のファイルについて、以下の処理を行う。まず、アップロード一覧画面からアップロードしたファイル、ファイルバージョンを取得S45し、必須物フラグを検査S46する。
必須物フラグが1(必須)の検査物については、バージョン管理テーブル(定義テーブル)211を、検索項目にファイルバージョンを設定して入力し、有効フラグを取得S46する。
有効フラグを検査S47して、有効フラグが1(現在有効)の場合は、受付ファイル31にアップロードしたファイルを格納S48し、ファイル名管理テーブル205に検査物名とファイル名を設定して出力処理S49する。有効フラグが0(過去に有効)の場合は、エラーメッセージを表示S50する。
また、必須物フラグが0(必須ではない)の場合には、直接、処理S48に進む。
後続データの有無を確認S51し、アップロード画面の検査物すべてについて処理S45?S49を行う。
本発明のデータ格納部である媒体保管部105の作用につき図8及び図9を用いて説述する。
媒体保管機能は、媒体転送機能により送付された電子媒体のファイル名を正規化して、保存用のディレクトリに保管する機能である。ファイル名は、保管するファイルがどのファイルであるかを分かりやすく設定できる必要があり、検査番号、検査工程、正規化のための略称を組合せて作成する。
保存用のディレクトリも分かりやすく整理されたディレクトリ構造にして、後から検索が容易なようにする。ファイル名および保存用ディレクトリ名については、各検査部署にて設定できる。
管理DB20内に検査区分テーブル(定義テーブル)218を設置し、検査物定義テーブル217を用いる。
媒体保管部105は、それぞれのテーブルから正規化名(検査区分)、正規化名(検査物)を取得し、これと検査番号を組み合わせて、保存用のファイル名を作成する。また、保存ディレクトリの階層は、第1階層として検査番号が発番された期でディレクトリを自動作成し、第2階層として検査番号でディレクトリを作成し、第3階層として検査区分テーブル(定義テーブル)218の検査区分名でディレクトリを作成する。
ファイル名管理テーブル205を入力して検査物数分、受付ファイル31から格納ファイル32(作成した保存ディレクトリ階層)に名前を正規化したファイルをコピーする機能である。また、受付ファイルは、設計部署に検査結果を返却すると削除されるようにしている。
媒体保管処理は図13に示すフロー図の通りである。検査区分テーブル218を、検索項目に検査区分を設定して入力S60し、検査区分名と正規化名(検査区分)を取得する。
次にファイル名管理テーブル205を、検索項目に検査番号を設定して全件入力する。入力データより検査物名、ファイル名、シーケンス番号を取得S61する。検査区分と取得したシーケンス番号を元に、検査物情報テーブル217を入力して、正規化名(検査物)を取得S62する。
受付ファイル31から格納ファイル32へ検査物をコピーし、その際、格納ファイルへ保存するファイル名は、検査番号と正規化名(検査区分)、正規化名(検査物)を組合せて設定S63する。同時に、ファイル名管理テーブル205を、受付・格納区分「1」(格納ファイル)に、ファイル名に正規化したファイル名を設定して出力S64する。
後続データの有無を判定S65することで、ファイル名管理テーブル205の全ての検査番号について処理S61〜S64を繰り返す。
検査部106の作用につき図14及び図15を用いて説述する。
検査機能は、入出力装置2に、検査用のチェックリストを表示して、チェックリストの消化を行うための機能である。送付された検査物を参照しながら操作を行う。検査用チェックリストは、検査の種類、検査の工程、ソフトウェアの種類に応じて表示される。
保管されている検査物は、入出力装置2からクリック1つで参照が可能となっている。検査者は、端末上で検査チェックリストに「適合/不適合」のマークをチェックする。検査完了ボタンを押下すると、不適合項目について「検査不適合票」が自動的に作成されて、自動的に保管される。使用する検査用チェックリストは、各検査部署にて設定できる。
管理DB20内に検査チェックリストテーブル(定義テーブル)219を設置し、検査の種類、検査対象の工程、ソフトウェアの種類単位にチェック項目を登録する。チェック項目単位に、チェック内容、チェック方法、指摘内容、指摘コードを併せて設定する。
入出力装置(検査用)2に該当する検査チェックリストを表示して、格納ファイル32に保管されている検査物をみながら検査を実施する。検査チェックリストを消化すると、その内容を合否判定テーブル203に出力し、不適合のものはテーブル上に「不適合」フラグを付与する。
検査が完了すると、合否判定テーブル203上の「不適合」フラグが立っているものについて、検査指摘テーブル204が作成される。同時に不適合票(電子媒体)が作成されて、格納ファイル32に保管される。
検査処理は図15のフロー図に基づく。まず図15(a)の通り、検査チェックリスト一覧を以下の手順にて作成する。検査チェックリストテーブル(定義テーブル)219を、検索項目に検査区分を設定して入力S70し、該当データ全件に対して以下を行う。入力データより、チェックリストコード、チェック内容、チェック方法を取得し、検査チェックリスト一覧画面に設定S71する。同時に、「適合」「不適合」「対象外」を選択できるオプションボタンを各チェック項目単位に配置する。後続データの有無を判定S72することで全てのデータについて処理を行う。
そして、図15(b)に示すとおり、不適合票を以下の手順にて作成する。検査チェックリスト一覧画面の表示を参照S73する。そしてオプションボタンを判定S74し、「2」(不適合)の場合、検査チェックリストテーブル(定義テーブル)219を、検索項目にチェックリストコードを設定して入力S75し、指摘内容、統計コード、抽出コードを取得する。取得したデータにより、格納ファイル32内に検査結果(不適合票)を出力し、検査番号と指摘内容を出力S76する。同時に、検査指摘テーブル204に、問題点、統計コード、抽出コードを設定して出力S77する。
オプションボタンの判定S74で「1」(適合)か「3」(対象外)の場合には処理S75?S77をスキップする。
後続データの有無を判定S78することで全てのデータについて処理を行う。
電子捺印部107の作用につき図16及び図17を用いて説述する。
電子捺印機能は、検査担当者により検査作業が完了した時、審査者により審査が完了した時、および承認者により承認が完了した時、検査結果の必要な箇所に捺印する機能である。捺印する電子媒体は何種類でもよく、例えば、設計部署が送付した検査申請書、品質評価票、検査機能で不適合時に出力した不適合票等である。捺印を行う電子媒体と捺印位置、捺印を行う権限については、各検査部署にて設定できる。
管理DB20内に媒体位置情報テーブル(定義テーブル)212を設置し、捺印が必要な電子媒体数分、捺印を行う位置情報を登録する。捺印位置情報は、検査担当者、審査者、承認者別に登録する。
捺印を行う電子媒体については、ファイル名管理テーブル205を入力して、電子媒体のファイル名とファイルバージョンを取得する。取得したファイルバージョンを元に媒体位置情報テーブル212を入力して捺印を行う位置情報を取得する。また、格納ファイル32より該当ファイルを読み込み電子媒体の所定の位置に捺印して再格納する。
電子捺印処理は図17に示すフロー図の通りである。
ファイル名管理テーブル205を、検索項目に検査番号、検査区分、検査回数を設定して入力S80し、全件入力し終わるまで、以下の処理を行う。ファイル名管理テーブル205より、ファイル名、ファイルバージョンを取得し、ファイルバージョンが設定されているかを判定S81して、設定されている場合、そのファイルバージョンを検索項目として、媒体位置情報テーブル(定義テーブル)より、項目名、シート名、セル番号を取得S82する。存在する項目数分、格納ファイル32内の検査物について、該当のシート名、セル位置に対し、システム日付と、画面から入力する担当者名を出力S83する。
後続データの有無を判定S84することで媒体位置情報テーブル212のすべてのファイルについて処理を行う。ファイルバージョン欄に設定がない場合には、処理S82?S84をスキップする。
さらに後続データの有無を判定S85することでファイル名管理テーブル205の全てのデータについて処理を行う。
結果提供部108の作用につき図18及び図19を用いて説述する。
検査結果提供機能は、設計部署にて、電子捺印されて検査が完了し格納ファイル32に保管されている検査結果を取得するための機能である。設計部署にて必要とする検査物(検査部署の捺印がされる検査物)については、各検査部署にて設定できる。
管理DB20内に検査物情報テーブル217を設置し、取得が必要な検査物についてはダウンロード対象フラグに「1」を設定して登録する。検査物情報テーブル217に設定されているダウンロード対象フラグは、既に媒体転送部104にてファイル名管理テーブル205に複写されている。このファイル名管理テーブル205を入力して、ダウンロード対象フラグにし、「1」が立っているものを必要な検査物として、入出力装置(設計用)3にそれを取得するための取得ボタンを設定する。設計部署では、取得ボタンを押下して検査捺印された検査結果を取得する。
結果提供処理は図19に示すフロー図の通りである。
ファイル名管理テーブル205を、検索項目に検査番号、検査区分、検査回数を設定して入力S90し、全件入力し終わるまで、以下の処理を行う。ファイル名管理テーブル205より、検査物名、ダウンロード対象フラグを取得する。ダウンロード対象フラグを判定S91して、「1」(対象)の場合、結果提供画面に、検査物名と、検査物を取得するためのダウンロードボタンを配置して表示S92する。フラグ「0」(非対象)の場合には処理S92をスキップする。
後続データの有無を判定S93することで全てのデータについて処理を行う。
ルーティング部109の作用につき図20及び図21を用いて説述する。
ルーティング機能は、現在の作業者(本実施例では検査者であるが作成者を含んでもよい。)が現在の作業を終了した時、次はどの作業者が何の作業を行うかを決定する機能である。一般にルーティングは、設計部署による検査物の送付、検査部署の受付、検査実施、審査、承認、設計部署への返却という順に各検査者に作業が引き継がれて、検査ワークフローが形成されている。
本ルーティング機能により次の検査者が判明したら、検査部署または入出力装置3に配置されている「完了」ボタンを押下すると、一覧画面に遷移して、作業内容を表す「ステータス」が更新される。同時に、次の作業者へ作業引継ぎを依頼するメールが送付される。ルーティング順序については、各検査部署にて設定できる。
管理DB20内にステータステーブル(定義テーブル)220を配置し、ルーティング順序を登録する。マスタテーブル201を入力して現在の検査区分とステータスを取得する。次にステータステーブル220より次のステータスを取得し、また、検査履歴テーブル202より次の検査区分を取得する。
これをマスタテーブル201に再設定することによりルーティングが終了し、メールサーバを経由して次の担当者へ作業引継ぎのメールを送付する。なお、検査履歴テーブル202は、既に検査部106により、検査物(プロセス票)を入力して今後の検査予定を登録している。
ルーティング処理は図21に示すフロー図の通りである。
マスタテーブル201を、検索項目に検査番号を設定して入力S100し、検査区分(現在)とステータス(現在)を取得する。次にステータステーブル220を、検索項目に取得した検査区分(現在)とステータス(現在)を設定して入力S101し、次回ステータスを取得する。
次回ステータスを判定S102し、「08」(検査完了)の場合、検査履歴テーブル202を、検索項目に検査番号と現在より大きい検査区分を設定して入力し、次回の検査区分を取得S103する。マスタテーブル201に、次回の検査区分とステータスに「02」(送付待ち)を設定して再出力S104を行う。
また、次回ステータスを判定S102して「08」以外の場合は、マスタテーブル201に、次回のステータスを設定して再出力S105を行う。
この後、次回担当者宛メールの作成S106及び、メールの送付処理S107を実行して処理を終了する。
検査分析部110の作用につき図22ないし図24を用いて説述する。
検査分析機能は、入出力装置2で、期間の範囲指定を行い、過去の検査結果について分析し、その分析結果を電子媒体にて取得する機能である。分析を行う内容は、不適合コード(指摘コード、原因コード、重要度)の集計、設計部署から検査部署への送付遅延日数等であり、過去の集計値との比較や部署ごとの比較を行って分析される。集計を行う不適合コードは、各検査部署にて設定できる。
管理DB20内にコードテーブル(定義テーブル)221と部署テーブル(定義テーブル)216を設置し、それぞれ不適合コードと部署名を登録しておく。一連の検査作業が終了し、検査結果を設計部署へ返却したものについて、検査履歴テーブル202と検査指摘テーブル204を入力し、集計・分析を行う。
分析結果は電子媒体に出力され、分析ファイル33に格納される。入出力装置(検査用)2には「結果取得」ボタンを配置し、このボタンを押下すると、分析結果を分析ファイル33から入出力装置(検査用)2に転送するものである。
検査分析処理の集計処理は図23に示すフロー図の通りである。
部署テーブル216を全件入力S110し、内部テーブルに退避S111する。後続データの有無を判定S112することで全てのデータについて処理を行う。
同様に、コードテーブル221を全件入力S113し、内部テーブルに退避S114する。コードテーブルについても後続データの有無を判定S115することで全てのデータについて処理を行う。
次に検査履歴テーブル202を全件入力し、1件単位に以下の処理を行う。
検査履歴テーブルから検査番号と検査日を取得S116し、検査日について、画面から入力した日付範囲内であるかを判定S117する。範囲内である場合、検査番号を元に、検査指摘テーブル204を入力S118し、該当した件数分、退避した内部テーブルの該当の統計コード、原因コード、抽出コードを1ずつカウントアップ処理S119する。全データの集計後、これらの件数を、分析ファイル33内に、統計表/分析結果として電子媒体で出力する。
後続データの有無を判定S120することで検査指摘テーブル204の全てのデータについて処理を行う。
判定S117で、日付が範囲該の場合には処理S118〜S120をスキップする。
さらに、後続データの有無を判定S121することで検査履歴テーブル202の全てのデータについて処理を行う。
全てのデータにつき処理が終了したら、分析ファイルに内部テーブルの集計値を出力S122して処理を終了する。
また検査分析処理のダウンロード一覧作成処理は図24に示すフロー図の通りである。
ダウンロード一覧画面に、各種の集計結果、分析結果単位にダウンロード用ボタンを配置し、表示S123する。
本発明の要部である検査管理サーバ1の構成は以上の通りであるが、検査部署の入出力装置(検査用)2、入出力装置(設計用)3の構成につき付言すると、入出力装置2には検査管理サーバ1に対して、上記の発番登録機能、警告表示機能、メール送付機能、媒体保管機能、検査機能、電子捺印機能、ルーティング機能、検査分析機能について、これを使用するための要求を行う要求送信部と、要求結果を取得する結果受領部とを備える。
また、入出力装置3には設計部署において、検査管理サーバ1に対して、警告表示機能、媒体転送機能、ルーティング機能、結果提供機能について、これを使用するための要求を行う要求送信部と、要求結果を取得する結果受領部とを備える。
本実施例の構成において以上の処理を行うとき、各情報テーブルは以下に示す内容となる。
マスタテーブル201
Figure 2007179363
検査履歴テーブル202
Figure 2007179363
合否判定テーブル203
Figure 2007179363
検査指摘テーブル204
Figure 2007179363
ファイル名管理テーブル205
Figure 2007179363
メール送信履歴テーブル206
Figure 2007179363
バージョン管理テーブル211
Figure 2007179363
媒体位置情報テーブル212
Figure 2007179363
警告表示テーブル213
Figure 2007179363
アドレステーブル214
Figure 2007179363
メール本文テーブル215
Figure 2007179363
部署テーブル216
Figure 2007179363
検査物情報テーブル217
Figure 2007179363
検査区分テーブル218
Figure 2007179363
検査チェックリストテーブル219
Figure 2007179363
ステータステーブル220
Figure 2007179363
コードテーブル221
Figure 2007179363
本発明は、ソフトウェアなどの作成されたデータの検査を行う際に、検査物を効率よく受付管理し、検査結果を多様に分析する必要がある場合に効果をもたらす発明である。検査者は、データベースの定義をカスタマイズすることができる。
本発明によるシステムの実施形態を示す図である。 受付管理DBの概要(特にデータ格納用テーブル)を示す図である。 受付管理DBの概要(特にシステム定義用テーブル)を示す図である。 発番登録部の機能である検査対象の基本情報登録方法を示す図である。 発番登録部のフロー図である、検査対象の基本情報登録処理を示す図である。 警告表示部の機能である一覧画面の警告着色表示方法を示す図である。 警告表示部のフロー図である、一覧画面の警告着色表示処理を示す図である。 メール送付部の機能である検査部署から設計部署への検査物送付依頼メール作成方法を示す図である。 メール送付部のフロー図である、検査部署から設計部署への検査物送付依頼メール作成処理を示す図である。 媒体転送部の機能である設計部署から検査部署への電子媒体の転送方法を示す図である。 媒体転送部のフロー図である、設計部署から検査部署への電子媒体の転送処理を示す図である。 媒体保管部の機能である電子媒体の保管方法を示す図である。 媒体保管部のフロー図である、電子媒体の保管処理を示す図である。 検査部の機能である不適合票の自動作成方法を示す図である。 検査部のフロー図である、不適合票の自動作成処理を示す図である。 電子捺印部の機能である電子捺印方法を示す図である。 電子捺印部のフロー図である、電子捺印処理を示す図である。 結果提供部の機能である検査結果提供方法を示す図である。 結果提供部のフロー図である、検査結果提供処理を示す図である。 ルーティング部の機能であるルーティング方法を示す図である。 ルーティング部のフロー図である、ルーティング処理を示す図である。 検査分析部の機能である分析結果作成方法を示す図である。 検査分析部のフロー図である、分析結果作成処理(集計処理)を示す図である。 検査分析部のフロー図である、分析結果作成処理(ダウンロード一覧作成処理)を示す図である。
符号の説明
1:検査管理サーバ、2:入出力装置(検査用)、3:入出力装置(設計用)、 10:制御部、20:受付管理DB、31:受付ファイル、32:格納ファイル、 33:分析ファイル、101:発番登録部、102:警告表示部、103:メール送付部、104:媒体転送部、105:媒体保管部、106:検査部、107:電子捺印部、108:ルーティング部、109:結果提供部、110:検査分析部、201 :マスタテーブル、202:検査履歴テーブル、203:合否判定テーブル、204 :検査指摘テーブル、205:ファイル名管理テーブル、206:メール送信履歴テーブル、211:バージョン管理テーブル、212:媒体位置情報テーブル、213:警告表示テーブル、214:アドレステーブル、215:メール本文テーブル、216:部署テーブル、217:検査物情報テーブル、218:検査区分テーブル、219:検査チェックリストテーブル、220:ステータステーブル、221:コードテーブル。

Claims (9)

  1. 検査管理装置と、少なくとも作成データを該検査管理装置に送出する作成者入出力装置と、少なくとも検査者が作成データを検査し、その結果を検査管理装置に送出可能な検査者入出力装置とを備えた作成データの検査管理システムであって
    該検査管理装置が、
    検査状態を管理する管理データベースと、該管理データベース上に検査対象である作成データの発番登録を行う発番登録部と、作成者入出力装置からの作成データを検査者入出力装置に転送するデータ転送部と、該作成データを格納するデータ格納部と、検査者入出力装置からの検査結果を受理する検査部と、作成者入出力装置に該検査結果を送信する結果提供部と、検査手順を記憶し、該検査手順における現在の状況を格納するルーティング部と
    を少なくとも備えたことを特徴とする作成データの検査管理システム。
  2. 前記検査管理システムの検査管理装置において、
    作成データのバージョンを記録するバージョン管理テーブルと、検査対象となる作成データの名称又は種類を記録する検査対象情報テーブルとを備え、
    前記データ転送部が、
    該検査対象情報テーブルを参照して検査対象となる作成データを作成者入出力装置に提示すると共に、
    作成者入力装置から送出された作成データのバージョンを、該バージョン管理テーブルと照合して現在のバージョンであるときにのみ受理することを特徴とする
    請求項1に記載の作成データの検査管理システム。
  3. 前記検査管理システムの検査管理装置において、
    検査者入出力装置に向けて警告表示を行う警告表示部を備え、
    該警告表示部が、管理データベースに格納された検査期限日と、現在の日付を照合して、残日数又は経過日数と、前記検査手順における現在の状況とに応じて、所定の表示態様を用いて警告表示を行うことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の作成データの検査管理システム。
  4. 前記検査管理システムの検査管理装置において、
    前記検査対象情報テーブルに対応して必要な検査のリストを検査リスト情報テーブルとして備え、
    前記検査部が検査者入出力装置に向けて該検査リスト情報テーブルの内容を提示し、検査者が該検査リストに従って返信した検査結果を受理することを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の作成データの検査管理システム。
  5. 前記検査管理システムの検査管理装置において、
    前記検査結果に捺印する電子捺印部を備え、
    該電子捺印部が、予め備えた電子捺印する位置を定める電子捺印位置情報テーブルに従い、該検査結果に捺印処理することを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の作成データの検査管理システム。
  6. 前記検査管理システムの検査管理装置において、
    検査分析部を備え、該検査分析部が検査手順における検査結果又は検査者、検査に要した日数を集計すると共に、作成者入出力装置からの要求に従い、該集計結果を作成者入出力装置に送出することを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれかに記載の作成データの検査管理システム。
  7. 前記検査管理システムにおいて、前記検査管理装置と、少なくとも前記作成者入出力装置又は、前記検査者入出力装置のいずれかとの間がネットワークで接続される構成において、
    該検査管理装置にメールサーバを用いてメールの送信を行うメール送信部を備え、
    前記警告表示部、前記検査部、前記ルーティング部、前記結果提供部の少なくともいずれかの処理に連係してメール送信を行うことを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれかに記載の作成データの検査管理システム。
  8. 作成データの検査管理システムにおける検査管理装置であって、
    検査状態を管理する管理データベースと、該管理データベース上に検査対象である作成データの発番登録を行う発番登録部と、作成者入出力装置からの作成データを検査者入出力装置に転送するデータ転送部と、該作成データを格納するデータ格納部と、検査者入出力装置からの検査結果を受理する検査部と、作成者入出力装置に該検査結果を送信する結果提供部と、検査手順を記憶し、該検査手順における現在の状況を格納するルーティング部と
    を少なくとも備えたことを特徴とする検査管理装置。
  9. 作成データの検査管理方法であって、検査管理装置と、少なくとも作成データを該検査管理装置に送出する作成者入出力装置と、少なくとも検査者が作成データを検査し、その結果を検査管理装置に送出可能な検査者入出力装置との間で検査を行う構成において、
    作成者入出力装置から作成データを検査管理装置に送出する工程、
    検査管理装置において作成者入出力装置からの作成データを検査者入出力装置に転送すると共に、データ格納部に格納する工程、
    検査者入出力装置から検査結果を検査管理装置に送出する工程、
    作成者入出力装置に該検査結果を送信する工程
    を少なくとも有することを特徴とする作成データの検査管理方法。
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US20190370706A1 (en) * 2018-06-05 2019-12-05 Edward Caldeira System And Method Of Managing Inspection Nonconformances

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