JP2007179268A - キー入力装置及びそのキー入力方法 - Google Patents

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    • G06F3/0233Character input methods

Abstract

【課題】1つの入力キーで複数の意味の出力を行う機器でユーザの視認遅れや操作遅れにより切換わり直前の操作が切換わり直後に終了し所望しない意味を選択する場合がある。
【解決手段】1つの入力キーによる操作で複数の意味を設定するキー入力装置1であり、意味を選択させるための判定区間Hkに後続して、その選択を行う設定操作により直前の判定区間Hkに対応する意味を出力するガード区間Gkと、さらに後続する判定区間Hkの遷移手順を途中でキャンセル可能なキャンセル区間Ckの両方又はいずれか一方を設け、設定操作に遅れが生じても所望しない情報の設定を回避し、時系列的に遷移する複数の判定区間Hkを遷移途中で設定操作をキャンセル可能なキー入力装置及びそのキー入力方法である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報処理装置や音響機器等に設けられ、入力キーにより各種データの入出力及び各種設定を行うキー入力装置及びそのキー入力方法に関する。
一般に、情報処理装置における入力装置としては、キーボードやタッチパネル等の複数の入力キーが配置された構成が用いられている。しかし、複雑な指示の入力や複数種の文字(例えば、日本語、英語又は数字等)の入力を可能とする場合、それぞれに入力キーを設けると相当数となるため、1つのキーで複数の入力機能を持たせるように構成されている。このように1つキーに複数の入力機能(又は、対応する意味)を持たせた場合、同時に複数のキーを押下するキー入力操作が求められている。また、例えば、携帯機器や音響機器等のある程度限られたデータ入力や選択指示を行う用途においては、1つのキーによる入力で各種設定や選択が可能な構成とする場合もある。
このような入力装置として、例えば特許文献1には、1つの文字キーを押下した時間によって異なる意味(キー入力モード)に切り換える技術が開示されている。具体的には、文字キーを押下して予め定めた設定時間を経過すると、表示機能により複数のキー入力モード(グラフィックコード出力、コントロールコード出力、大文字コード出力及び小文字コード出力)が循環するように順次呈示され、所望する機能が表示された際に文字キーの押下を解除すると、そのモードが選択される。
特許第2650409号公報
特許文献1に開示された技術は、1つの文字キーの押下時間に対して複数の閾値(押下状態が保持される時間の長さ)を設け、文字キーの押下を解除した、つまり、指をキーから離した時点が閾値で区切られる複数の区間のどこに含まれるかによって、これらの区間に対応づけられたキー入力モードが選択される。この選択において、閾値によって区切られる区間を推移するに従って、該当するキー入力モードが表示機能に循環するように呈示され、ユーザはその呈示を見ながら、押下している文字キーを離して選択することが期待されている。図9(a),(b)には、従来のキー入力モードを選択するタイミングダイアグラムを示す。
このようにユーザが視認しつつ押下解除の操作を行う際に、視認した呈示の内容を認識後に指を離すため、操作遅れ時間に起因する、意図しないキー入力モードが選択されるという誤操作が発生する場合がある。具体的には、図9(b)に示すように、区間の呈示に対して認識を開始した時点m、その後、時間(ΔR)が経過して、その区間の終わりに近い時点n(n:認識して入力キーの押下状態を解除すること判断して動作を開始するタイミング)で、ユーザが文字キーを離すことを開始する。このキーを離し始めた時点nから離したことが検出された時点pまでに時間(ΔA)が経過する。この時間(ΔA)の間に所望した区間が次の区間に切り換わっていた場合には、実際には、次の区間のモードが選択されることになる。従って、図9(b)に示すように、ユーザの視認する時間に遅れや、認識してからキー離し操作までに遅れが発生して、所望する区間Hkに対して、文字キーが実際に離されたことが検出された時点pでは、既に次の区間Hk+1に入ってしまい、所望しないキー入力モードが選択されてしまう。選択ミスとなった場合には、取り消し処理を行った後、再度文字キーを押下して最初から操作を繰り返さなければならない。また選択数が多く、所望する項目が前半にあったが、選択し損ねた場合には、途中で全部の区間を一巡するまで押下状態を維持しなければならない。また循環する表示が開始された後に、選択をキャンセルしたくとも途中で押下している文字キーから指を離すとその時点のモードが選択されてしまうため、選択されたモードに対してキャンセル処理を行うか、又はキャンセルするための別の操作が必要となる問題がある。
そこで本発明の目的は、1つのキーが複数の意味のキー出力を有し、ユーザの視認時間や離し操作遅れ時間を考慮して所望しない意味を選択することを防止し、簡素な操作で情報入力ができるキー入力装置及びそのキー入力方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、1つの入力キーと、前記入力キーによる操作開始後の経過時間を計測する時間計測部と、1つ又は複数の処理毎に割り当てられる判定区間と、該判定区間のそれぞれに引き続き設けられるガード区間とを設定し、前記入力キーによる操作開始から操作終了までの経過時間に応じて処理を行う制御部と、前記時間計測部で計測する経過時間が前記判定区間内であった場合に、前記入力キーによる操作終了により前記制御部で行う処理を時系列的に呈示する呈示部とを備え、前記制御部は、前記呈示部による前記判定区間の呈示終了後、前記ガード区間内に前記入力キーによる操作が終了した際には、直前の判定区間での処理を行うキー入力装置を提供する。
また本発明は、1つの入力キーの操作終了時点に応じて、複数の処理から所望の処理を選択するキー入力方法において、前記処理毎に複数の判定区間に区分し、それぞれ該判定区分毎に続く無呈示のガード区間を設けて、前記処理を前記判定区分毎に時系列的に呈示し、前記入力キーの操作時点が前記判定区間内であれば、前記判定区間の処理に対応づけられるキーコードを出力し、該操作終了時点が前記ガード区間内であれば、直前の前記判定区間におけるキーコードを出力するキー入力方法を提供する。
本発明では、上記のような、具体的には、隣接する区間の間にガード区間を設け、ユーザヘの現在状態の提示はガード区間では行わず、ガード区間内でキー離しが検出された場合はガード区間の直前の区間に対応するキー出力を行うようにする。ガード区間の長さを、ユーザの視認時間と離し操作遅れ時間程度に設定することによって、効果的に意図しないキー出力を回避することが可能である。
さらに、ガード区間に加えてキャンセル可能区間を更に設けることによって、区間の遷移手順を途中でキャンセルすることが可能である。これらの結果、1つのキーの押下時間に応じて複数の処理を行うキー出力を得る方式において、誤操作の頻度が減少し、また、予め定められた区間遷移を最後まで待つことなくキー押下のキャンセルを行うことが可能となり、ユーザの操作性が向上する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るキー入力装置の概略構成を示す図である。
このキー入力装置1は、押下操作のオン/オフ切り換えにより情報の選択を行う1つの入力キー2と、後述する各区間の設定及び各区間に対する入力キー2による選択指示に基づく入力処理及び外部機装置(情報処理装置等)への指示信号を出力する制御部3と、呈示経過時間や入力キー2の操作(例えば、押下)状態における時間を計測する時間計測部4と、予め入力された設定情報(区間の意味)及び入力状況等を表示する表示部5と、操作エラーの警告音や入力完了音等のガイダンス音又は音声を発生してユーザに告知する音発生部6と、図示しない外部機器との信号のやり取りを行うためのインターフェイス(I/F)部7とを備えている。
また制御部3には、各区間の選択可能時間(即ち、呈示時間)の設定を行う区間呈示設定部と、入力キー2による選択設定の操作に関する情報(パラメータ等)や入力キー2によるスイッチ操作に対応づけられている各区間における処理の意味(キーコード又は、設定する動作の情報)に関する情報を記憶する記憶部とを有している。尚、構成において区間の呈示時間は、予め定めた固定時間として、区間呈示設定部を設けずに簡素化を図ってもよい。制御部3及び時間計測部4は、CPU等の処理装置に含まれる構成であってもよい。
表示部5は、処理の意味がユーザに理解できるものであればよく、複数又は色の異なる光を照射する発光ダイオード、処理の意味を形態で示すキャラクタ表示部又は、簡単な文字や数値等により表示する小型液晶表示部等、種々の表示部材を適用することができる。又、表示部の形態としては、外部機器の表示部を利用して呈示させて入力処理を行うことも可能である。
以下の説明においては、表示部5及び音発生部6による、それぞれの一方又は組み合わせた出力により、ユーザに操作状態及び入力情報等を知らせる形態であり、表示出力及び音声・音出力を呈示と称し、表示部5と音発生部6とにより呈示部を構成する。表示と音との組み合わせの呈示例としては、処理の意味を呈示する光が発光している間はブザー音が流れる、又は入力キー2が押下された際に音を発する等適宜、組み合わせればよい。尚、この呈示においては、これらの視覚及び聴覚だけではなく、点字等の凹凸文字や象形に対する触覚及び臭い等による嗅覚を含むものとしている。また、入力キー2については、機械式スイッチの押下操作によるオン/オフ切り換えに限定されるものではなく、他にもタッチによるオン/オフ切り換えのタッチパネルスイッチや、赤外光等を用いた遮光によるオン/オフ切り換えの光学スイッチなど種々のスイッチを適用することができる。
次に、第1の実施形態のキー入力装置1による第1のキー入力方法について説明する。
本実施形態は、予め設定された複数の処理の意味(例えば、キーコードや各種の設定事項等)を示すそれぞれの呈示を任意時間による区間(判定区間)として時系列的に配置し、これらの判定区間の間にキャンセル区間を介在させて、入力キー操作(押下解除)により選択的に前記意味を得る操作方法である。
図2は、キー入力装置1におけるキー操作による設定のタイミングを示すタイミングダイアグラムである。このタイミングダイアグラムにおいて、矢印で示した時点は入力キーの押下開始時点を示している。制御部3により、それぞれの判定区間Hk(k:1〜n)の間にキャンセル区間Ck(k:1〜n)を介在するように設定される。
まず本実施形態の判定区間Hk及びキャンセル区間Ckについて説明する。
ここでは、判定区間が呈示する処理の意味について理解しやすくするために、具体例として図3に示すように、ワイヤレスヘッドフォンをオーディオシステムに通信可能に設定するBluetooth(登録商標)を用いたオーディオ送信システムについて説明する。キー入力装置1が搭載されるヘッドフォンをオーディオシステムで使用する際に行う初期設定入力(例えば、ヘッドフォン接続、新規セットアップ確認、パスキー設定等)を一例として説明する。
このタイミングダイアグラムは、先述の通り、ユーザが入力キー2を押下することにより開始する。また、ユーザが入力キー2の押下状態を解除した(即ち、入力キー2を離した)判定区間に対応する処理を、当該オーディオシステムは行う。
この例において、判定区間Hkとして、例えば判定区間H1(ヘッドフォン接続)、判定区間H2(新規セットアップ確認)、判定区間H3(パスキー設定)とする。キャンセル区間Ckは、各判定区間HKの間に介在するように設けられる。従って、この例では、H1−C1−H2−C2−H3−C3と順次遷移して終了する。また、C3からはH1に戻り、いずれかで停止されなければ、後述する設定時間に従い区間を循環させることも可能である。表示部7が発光ダイオードであれば、これらの3つの判定区間H1〜H3の意味は、発光する光の色により呈示され、選択可能な判定区間に対しては、点灯又は点滅等が行われる。尚、液晶表示部等であれば、全ての判定区間の文字やキャラクタ等を表示して、選択可能な判定区間に対しては、反転表示や拡大表示等でもよい。
表示部5において、キャンセル区間C1(C2,C3も同等)では、判定区間H1を呈示する発光が消灯する。引き続き、次の判定区間H2(Hk+1)に遷移したならば、その判定区間H2を呈示するための発光が行われる。キャンセル区間Cの時間は、ユーザに認識ができる時間例えば、1秒程度が好ましい。このため、ユーザはキャンセル区間Cと判定区間Hを区別することできる。
判定区間Hkの意味の一例として、図3におけるBluetoothにおける判定区間H1(ヘッドフォン接続)、判定区間H2(新規セットアップ確認)、判定区間H3(パスキー設定)について説明する。判定区間H1におけるヘッドフォン接続は、既にセットアップ済みのワイヤレスヘッドフォンをオーディオシステムの受信側に電気的に接続するか否かを選択する意味とする。即ち、判定区間H1でユーザが入力キー2を離した場合には、セットアップ済みのワイヤレスヘッドフォンに対する接続処理を開始する。
また、判定区間H2における新規セットアップ確認は、接続したワイヤレスヘッドフォン(未設定)に対する新規セットアップ設定を行うか否かを選択する意味とする。即ち、判定区間H2でユーザが入力キー2を離した場合には、未設定のワイヤレスヘッドフォンに対するセットアップ処理を開始する。
判定区間H3におけるパスキー設定は、Bluetoothのセットアップ設定の際に、必要なパスキー(Pass Key)の設定(又は、変更)を行う意味とする。尚、パスキーは、Bluetoothを用いて連結するための機器間で、それぞれで設定すべき共通のデータ列をいう。即ち、判定区間H3でユーザが入力キー2を離した場合には、パスキーの設定処理を開始する。
次に図4に示すフローチャートを参照して、キー入力装置1による第1のキー入力方法について説明する。
ユーザが図示しない情報処理装置に対して、キー入力装置1を搭載する機器を電気的に接続し、それぞれの装置及び機器に対して初期設定可能な状態にする。次に、ユーザがキー入力装置1の入力キー2を押下する(ステップS1)。この入力キー2の押下に伴い、表示部5に判定区間Hk(k=1)の処理の意味を示す色が発光表示する(ステップS2)、その発光表示が呈示された時から時間計測を開始する(ステップS3)。
次にユーザが予め設定された判定区間Hkの呈示時間内に入力キー2を離して押下状態を解除したか否かを判定する(ステップS4)。ここで、ユーザが押下状態を解除したならば(YES)、その判定区間Hkの処理の意味を呈示する発光を終了する(ステップS5)。前述した例であれば、判定区間H2(新規セットアップ確認)において押下状態を解除したならば、その発光による呈示を終了する。
次に、判定区間Hkに対応する具体的出力を行う(ステップS6)。例えば、判定区間H2であれば、新規セットアップ確認が選択されたことを呈示した後、詳細な新規セットアップ画面に移行する。そして同様に、入力キー2を押下した後複数表示されるパラメータを順次、反転表示させて、押下状態の解除により選択して設定する。このような一連の入力関連処理を完了した後(ステップS7)、このシーケンスを終了する。
一方、ステップS4の判定において、押下状態が解除されていなければ(NO)、予め設定した判定区間Hkの呈示時間が経過するまで保持し(ステップS8)、経過したならば(ステップS8:YES)、キャンセル区間Ck(k=1)に遷移する(ステップS9)。ユーザに対しては、表示部5における判定区間Hkの呈示を終了する。この時のキャンセル区間Ckの設定時間は、光の消灯後の約1秒程度とする。
このキャンセル区間Ckの設定時間内に入力キー2の押下状態が解除されたか否かを判定する(ステップS10)。この判定で、入力キー2の押下状態が解除されたならば(YES)、入力キー2の離し操作の遅れがあった又は、設定動作中止の指示と判定し、一連の動作をキャンセルして終了する(ステップS11)。即ち、キャンセルとは何も選択しない状態であり、キャンセル区間で入力キー2の押下状態を解除したとしても、インターフェイス部7からは何も出力されない。この終了にあたっては、一旦、ステップS2の判定区間H1〜Hnの表記を呈示状態に戻して、さらに終了指示されればルーチンを完全に終了させるようにしてもよいし、表記を呈示せずに直ちにルーチンを完全に終了させるようにしてもよい。
また、ステップS10の判定において、押下状態が解除されていなければ(NO)、予め設定した判定区間Hkの呈示時間が経過するまで保持し(ステップS12)、経過したならば(ステップS12:YES)、ステップS13に遷移する。
このステップS13においては、Hkのk=nかを判定する(ステップS13)。即ち、直前の判定区間Hkが最終の判定区間Hnか否かを判定する。この判定でk=nでなければ(NO)、判定区間Hk+1に遷移(インクリメント)して(ステップS14)、ステップS2に戻る。一方、k=nであれば(YES)、即ち直前の判定区間が判定区間Hnであったならば、一連のシーケンスを終了する。
<S14は、「判定区間Hk+1とする」としてください(「判定区間Hk→」の部分を削除)。以下、図5、図8も同様>
尚、このシーケンスが循環するものであれば、現在の判定区間Hkが最終の判定区間Hnに達した際に、再度、最初の判定区間H1に戻るように設定してもよい。
以上説明した第1の実施形態における第1のキー入力方法によれば、各判定区間Hの間に認識できる時間間隔を持ったキャンセル区間を設けて、複数の判定区間Hが連続することを無くしている。
これにより、ユーザの操作にキー押下解除における遅れ時間が発生したとしても、キャンセル区間を選択するため、所望しない次の判定区間に設定されることが回避できる。また、操作エラーとなってもキャンセルしただけであるため、直ちに再設定を開始することができる。また、入力キーを操作後に設定処理を途中でキャンセルしたい場合であっても、表示部5に呈示されている全ての判定区間が一巡するまで待つ必要はなく、判定区間の切り替わるタイミングで意図的に入力キーの押下状態を解除すれば、ルーチンを途中で簡単にキャンセルすることができる。従って、ユーザの視認時間や離し操作遅れ時間を考慮して所望しない処理の選択を防止でき、且つ簡素な操作で早期にキャンセルも可能な情報入力を実現することができる。
次に図5及び図6を参照して、第1の実施形態の構成を用いたキー入力装置1による第2のキー入力方法について説明する。
この第2の入力方法においては、前述したキャンセル区間に換わって、図6のタイミングダイアグラムに示すように、それぞれの判定区間Hk(k:1〜n)の間にガード区間Gk(k:1〜n)を介在するように設定される入力方法である。このガード区間Gkは該区間中に入力キー2の押下状態が解除されたならば、その直前の判定区間Hkに対応する処理が選択される区間である。このガード区間Gにおいても前述したキャンセル区間Cと同様に、直前の判定区間Hにおける呈示が終了する。
このガード区間Gの時間は、前述したキャンセル区間Cよりも短く、好ましくは0.5秒程度でよい。この時間は、人が視覚による認識を行った後、指が反応動作するまでにかかる時間が1秒未満と想定されているため、設定ミス(押下解除の遅れ)時のみに機能し、意図的には選択できない経験的に設定した時間である。また、聴覚に対して指が反応動作するまでにかかる時間はさらに短いとされるが、同様に0.5秒程度でよい。このガード区間Gk内で入力キー1により押下状態が解除されなければ、後続する判定区間Hk+1に遷移する。
次に図5に示すフローチャートを参照して、キー入力装置1による第2のキー入力方法について説明する。この第2のキー入力方法におけるステップS21〜S27,ステップS33〜S34は、前述した第1のキー入力方法におけるステップS1〜S7,ステップS13〜S14と同等であるため簡略化した説明とする。
ユーザにより入力キー2が押下される。この押下に伴い、該当する判定区間Hに対応する処理を呈示する。押下状態の解除に伴い、選択した判定区間Hkに対応する出力が行われ、一連の入力関連処理を完了した後、シーケンスが終了する(ステップS21〜S27)。
ステップS24の判定において、入力キー2の押下状態が解除されず(NO)、予め設定した判定区間Hkの呈示時間が経過したならば(ステップS28:YES)、ガード区間Gk(k=1)に遷移する(ステップS29)。ユーザに対しては、表示部5における判定区間Hkの呈示が終了する。ガード区間Gkの設定時間は、呈示終了時から0.5秒程度とする。このガード区間Gkの設定時間内に入力キー2の押下状態を解除されたか否かを判定する(ステップS30)。この判定において、入力キー2の押下状態が解除されたならば(YES)、ユーザは判定区間Hkを選択したが、入力キー2の離し操作の遅れがあったものと判定する(ステップS31)。そこで、ステップS26に移行して、判定区間Hkに対応する処理を出力する。
一方、ステップS30の判定で、押下状態が解除されなければ(NO)、予め設定したガード区間G kの設定時間が経過するまで保持し(ステップS32)、経過したならば(ステップS32:YES)、次のステップS33に移行する。
次に、Hkのk=nかを判定する(ステップS33)。即ち、直前の判定区間Hkが最終の判定区間Hnか否かを判定する。この判定でk=nでなければ(NO)、判定区間Hk+1に遷移(インクリメント)して(ステップS34)、ステップS22に戻る。一方、k=nであれば(YES)、即ち直前の判定区間が判定区間Hnであったならば、一連のシーケンスを終了する。
前述したガード区間における設定時間は、ユーザが処理の呈示を認識した後に入力キーから指を離し、入力キーの復帰によりスイッチの切り替わりが検出されるまでの標準的な時間とすると効果的である。この設定時間は、ユーザの認識遅れ時間と操作遅れ時間の和として考えることができる。但し、認識遅れ時間及び操作遅れ時間は、ユーザ個々によって異なるため、健常者における平均的な時間と想定する。
一般的には、これらの設定時間は呈示する方法、例えば、視覚により表記を認識させる方法、又は聴覚により音で認識させる方法、点字表示器等の指又は肢体などの触覚によって認識される方法等により異なっている。よって、システムで用いる処理の呈示方法に応じて適切な値を定めることになる。また、これらの値は例えば加齢とともに長くなる傾向があるため、システムのユーザに応じた調整項目ともいえる。
以上説明した第1の実施形態における第2のキー入力方法によれば、各判定区間Hの間にガード区間を設けて、複数の判定区間Hが連続することを無くしている。これにより、ユーザが入力キーを離す押下解除に遅れが発生しても、押下解除時が操作遅れとして判定されるガード区間内であれば、次の判定区間となることが防止され、所望する判定区間を選択することできる。
本実施形態においてガード区間の設定時間を0.5秒程度として説明しているが、限定されるものではない。ガード区間の設定時間は、押下解除の習熟度によっても必要量が異なる。つまり、ユーザがキー押下解除にある程度熟練したならば、不慣れな時よりも呈示後の早い段階で入力キーを離すことが期待できる。このような場合、不慣れな時に適切であったガード区間の設定時間が長すぎるように感じられることも想定できる。ユーザの習熟度に応じて調整すれば、個々のユーザの使用感を向上させることができる。また反対に、操作を行うユーザが健常ではない者又は年齢が高く身体的な応答速度が低下している者であれば、そのユーザに合わせて適宜、設定時間を長く調整することにより、身体的に個人差があっても簡易で正確な入力を行うことが実現できる。
次に図7及び図8を参照して、第1の実施形態の構成を用いたキー入力装置1による第3のキー入力方法について説明する。
この第3の入力方法は、前述した第1の入力方法及び第2の入力方法におけるガード区間Gk(k:1〜n)及びキャンセル区間Ck(k:1〜n)を対として、各判定区間Hk(k:1〜n)の間に設けた入力方法である。これらのガード区間Gk及びキャンセル区間Ckは、前述したそれぞれの区間と同等の作用効果を有している。
図7に示すように判定区間Hkに引き続き、ガード区間Gk及びキャンセル区間Ckの順で設けられている。これらのガード区間Gk及びキャンセル区間Ckの各設定時間は、前述したと同様に、0.5秒程度及び1秒程度とする。
図8に示すフローチャートを参照して、キー入力装置1による第3のキー入力方法について説明する。この第3のキー入力方法におけるステップS41〜S47は、前述した第1のキー入力方法におけるステップS1〜S7と同等であるため簡略化した説明とする。
ユーザにより入力キー2が押下される。この押下に伴い、該当する判定区間Hに対応する処理の意味(表記)が呈示される。押下状態の解除に伴い、選択した判定区間Hkに対応する具体的な処理に対応する出力がされ、一連の入力関連処理を完了した後、シーケンスが終了する(ステップS41〜S47)。
ステップS44の判定において、入力キー2の押下状態が解除されず(NO)、予め設定した判定区間Hkの呈示時間が経過したならば(ステップS48:YES)、ガード区間Gk(k=1)に遷移する(ステップS49)。ユーザに対しては、表示部5における判定区間Hkの呈示が終了する。ガード区間Gkの設定時間は、呈示終了時から0.5秒程度とする。このガード区間Gkの設定時間内に入力キー2の押下状態を解除されたか否かを判定する(ステップS50)。この判定において、入力キー2の押下状態が解除されたならば(YES)、ユーザは判定区間Hkを選択したが、入力キー2の離し操作の遅れがあったものと判定する(ステップS51)。そこで、ステップS46に移行して、判定区間Hkに対応する具体的な処理に対応する出力をする。
また、ステップS50の判定において、入力キー2の押下状態が解除されなければ(NO)、予め設定したガード区間G kの設定時間が経過するまで保持し、経過したならば(ステップS52:YES)、キャンセル区間Ck(k=1)に遷移する(ステップS53)。
次に、キャンセル区間Ckの設定時間内に入力キー2の押下状態を解除されたか否かを判定する(ステップS54)。この判定で、入力キー2の押下状態が解除されたならば(YES)、入力キー2の離し操作の遅れがあった又は、設定動作中止の指示と判定し、一連の動作をキャンセルして終了する(ステップS55)。この終了にあたっては、一旦、ステップS41の判定区間H1〜Hnの表記を呈示状態に戻して、さらに終了指示されればルーチンを完全に終了させるようにしてもよいし、直ちにルーチンを完全に終了させるようにしてもよい。
一方、ステップS54の判定で、押下状態が解除されなければ(NO)、予め設定したキャンセル区間C kの設定時間が経過するまで保持し(ステップS56)、経過したならば(ステップS56:YES)、次のステップS57に移行する。
次に、Hkのk=nかを判定する(ステップS57)。即ち、直前の判定区間Hkが最終の判定区間Hnか否かを判定する。この判定でk=nでなければ(NO)、判定区間Hk+1に遷移(インクリメント)して(ステップS58)、ステップS42に戻る。一方、k=nであれば(YES)、即ち直前の判定区間が判定区間Hnであったならば、一連のシーケンスを終了する。
以上説明したように第3の入力方法は、まずガード区間Gkを導入することによって、ユーザが入力キーの押下状態の解除が遅れた場合でも所望する判定区間の処理を選択することができる。引き続き、キャンセル区間Ckを導入することによって、表示部5に呈示されている全ての判定区間が一巡するまで、キー入力設定ルーチンを途中キャンセルできなかったものが、判定区間の切り替わるタイミングでキャンセルが可能となり、ユーザの利便性が向上する。
以上説明したように本発明のキー入力装置及びキー入力方法では、判定区間に後続するように、視認時間と離し操作遅れ時間程度の設定時間を持つガード区間を設ける。判定区間の呈示が終了したガード区間内で、押下状態にある入力キーの離し即ち、押下状態解除によるスイッチ切り換え指示が検出された場合には、そのガード区間の直前の判定区間に対応する処理が選択されて出力される。これにより、スイッチ切り換え指示に遅れが生じたとしても、所望しない処理を回避することができる。さらに、ガード区間に後続してキャンセル区間を設けることによって、判定区間の遷移手順を途中でキャンセルすることが可能になる。従って、1つの入力キーの押下状態に応じて、複数の意味の出力を得ることができ、指示遅れによる誤選択が回避され、且つ複数の判定区間を全部遷移しなくとも判定区間終了毎にキャンセルでき、ユーザは最後まで待つことなく途中で設定操作をキャンセルすることができ、操作性が向上する。
尚、本発明は以下の要旨も含んでいる。
(1)複数の情報を選択設定するためにそれぞれの情報の意味を呈示するための呈示部と、
前記呈示部による呈示に基づき前記情報の選択設定の操作を行うための1つの入力キーと、
前記呈示時間及び前記入力キーの操作時点を計測する時間計測部と、
予め前記複数の情報及び前記入力キーによる選択設定の操作に関する情報を記憶する記憶部と、
前記情報の意味の選択可能時間となる呈示時間を設定する区間呈示設定部と、
前記呈示時間における前記情報の意味の選択を判定する複数の判定区間と、循環設定された該判定区間のそれぞれに引き続き設けられ前記選択設定の操作により直前の前記判定区間の前記情報の意味を選択するガード区間とを設定し、前記入力キーによる選択設定に基づく入力処理出力を外部に指示する制御部と、を具備し、
前記制御部は、前記呈示部による呈示される前記情報の意味の表記に基づき、前記入力キーで所望する判定区間で該情報の意味の表記を選択設定の操作を開始した際に、該操作が後続するガード区間内で終了した場合には、該所望する判定区間における意味の表記を選択することを特徴とするキー入力装置。
(2)複数の情報を選択設定するためにそれぞれの情報の意味を呈示するための呈示部と、
前記情報の意味の選択可能時間となる呈示時間を設定する区間呈示設定部と、
前記呈示部による呈示に基づき前記情報の選択設定の操作を行うための1つの入力キーと、
前記呈示時間及び前記入力キーの操作時点を計測する時間計測部と、
予め前記複数の情報及び前記入力キーによる選択設定の操作に関する情報を記憶する記憶部と、
前記呈示時間における前記情報の意味の選択を判定する複数の判定区間と、循環設定された該判定区間のそれぞれに引き続き設けられ前記選択設定の操作により、該操作をキャンセルするキャンセル区間とを設定し、前記入力キーによる選択設定に基づく入力処理出力を外部に指示する制御部と、を具備し、
前記制御部は、前記入力キーの操作がキャンセル区間内で終了した場合には、選択設定を中断することを特徴とするキー入力装置。
(3)前記制御部は、前記呈示時間における前記情報の意味の選択を判定する複数の判定区間と、循環設定された該判定区間のそれぞれに引き続き設けられ前記選択設定の操作により直前の前記判定区間の前記情報の意味を選択するガード区間と、前記ガード区間のそれぞれに引き続き設けられ前記選択設定の操作により該操作をキャンセルするキャンセル区間とを設定し、
前記呈示部による呈示される前記意味の表記に基づき、前記入力キーで所望する判定区間で該意味の表記を選択設定の操作を開始した際に、該操作が後続するガード区間内で終了した場合には、該所望する判定区間における情報の意味の表記を選択出力し、前記入力キーの操作がキャンセル区間内で終了した場合には、選択設定を中断することを特徴とするキー入力装置。
(4)1つの入力キーの押下状態を維持する時間に応じて、複数の情報の意味を選択して得るキー入力方法において、
前記押下状態を維持する時間を前記情報の意味毎に複数の判定区間に区分し、それぞれ該判定区分毎に続くガード区間を設けて、
前記複数の判定区間に対応する情報を順次呈示し、前記ガード区間に達した際に該呈示を終了し、前記入力キーの押下状態を解除した時点が前記判定区間内であれば、前記判定区間の情報に対応づけられるキーコードを出力し、該押下状態を解除した時点が直後の前記ガード区間内であれば、該判定区間の意味に対応づけられる前記キーコードを出力することを特徴とするキー入力方法。
(5)1つの入力キーの押下状態を維持する時間に応じて、複数の情報の意味を選択して得るキー入力方法において、
前記押下状態を維持する時間を前記情報の意味毎に複数の判定区間に区分し、それぞれ該判定区分毎に続くキャンセル区間を設けて、
前記複数の判定区間が循環するように、それぞれ対応する情報の意味を順次呈示し、前記キャンセル区間に達した際に該呈示を終了し、前記入力キーの押下状態を解除した時点が前記判定区間内であれば、前記判定区間の意味に対応づけられる前記情報の意味を出力し、該押下状態を解除した時点が直後の前記キャンセル区間内であれば、選択設定を中断することを特徴とするキー入力方法。
(6)1つの入力キーの押下状態を維持する時間に応じて、複数の情報の意味を選択して得るキー入力方法において、
前記押下状態を維持する時間を前記情報の意味毎に複数の判定区間に区分し、それぞれ該判定区分毎に続くガード区間を設け、さらに該ガード区間に続くキャンセル区間を設けて、
前記複数の判定区間が循環するように、それぞれ対応する情報の意味を順次呈示し、前記ガード区間及び前記キャンセル区間では該呈示を終了し、前記入力キーの押下状態を解除した時点が前記判定区間内であれば、前記判定区間の意味に対応づけられる前記情報の意味を出力し、該押下状態を解除した時点が直後の前記ガード区間内であれば、該判定区間の意味に対応づけられる前記情報の意味を出力し、該押下状態を解除した時点が直後の前記キャンセル区間内であれば、選択設定を中断することを特徴とするキー入力方法。
本発明の第1の実施形態に係るキー入力装置の概略構成を示す図である。 キー入力装置における第1のキー入力方法による設定のタイミングを示すタイミングダイアグラムである。 キー入力方法の具体例となる設定のタイミングを示すタイミングダイアグラムである。 キー入力装置による第1のキー入力方法について説明するためのフローチャートである。 キー入力装置による第2のキー入力方法について説明するためのフローチャートである。 キー入力装置における第2のキー入力方法による設定のタイミングを示すタイミングダイアグラムである。 キー入力装置における第3のキー入力方法による設定のタイミングを示すタイミングダイアグラムである。 キー入力装置による第3のキー入力方法について説明するためのフローチャートである。 従来例となるキー入力モードを選択するタイミングを示すタイミングダイアグラムである。
符号の説明
1…キー入力装置、2…入力キー、3…制御部、4…時間計測部、5…表示部、6…音発生部、7…インターフェイス(I/F)部、Hk(k:1〜n)…判定区間、Ck(k:1〜n)…キャンセル区間、Gk(k:1〜n)…ガード区間。

Claims (6)

  1. 1つの入力キーと、
    前記入力キーによる操作開始後の経過時間を計測する時間計測部と、
    1つ又は複数の処理毎に割り当てられる判定区間と、該判定区間のそれぞれに引き続き設けられるガード区間とを設定し、前記入力キーによる操作開始から操作終了までの経過時間に応じて処理を行う制御部と、
    前記時間計測部で計測する経過時間が前記判定区間内であった場合に、前記入力キーによる操作終了により前記制御部で行う処理を時系列的に呈示する呈示部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記呈示部による前記判定区間の呈示終了後、前記ガード区間内に前記入力キーによる操作が終了した際には、直前の判定区間での処理を行うことを特徴とするキー入力装置。
  2. 入力を行う1つの入力キーと、
    前記入力キーによる操作開始後の経過時間を計測する時間計測部と、
    1つ又は複数の処理毎に割り当てられる判定区間と、該判定区間のそれぞれに引き続き設けられるキャンセル区間とを設定し、前記入力キーによる操作開始から操作終了までの経過時間に応じて処理を行う制御部と、
    前記時間計測部で計測する経過時間が前記判定区間内であった場合に、前記入力キーによる操作終了により前記制御部で行う処理を時系列的に呈示する呈示部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記呈示部による前記判定区間の呈示終了後、前記キャンセル区間内に前記入力キーによる操作が終了した際には、処理を行わないことを特徴とするキー入力装置。
  3. 前記制御部は、前記ガード区間のそれぞれに引き続き設けられるキャンセル区間を設定し、
    前記制御部は、前記呈示部による前記判定区間の呈示終了後、前記キャンセル区間内に前記入力キーによる操作が終了した際には、処理を行わないこと
    を特徴とする請求項1に記載のキー入力装置。
  4. 1つの入力キーの操作終了時点に応じて、複数の処理から所望の処理を選択するキー入力方法において、
    前記処理毎に複数の判定区間に区分し、それぞれ該判定区分毎に続く無呈示のガード区間を設けて、
    前記処理を前記判定区分毎に時系列的に呈示し、前記入力キーの操作時点が前記判定区間内であれば、前記判定区間の処理に対応づけられるキーコードを出力し、該操作終了時点が前記ガード区間内であれば、直前の前記判定区間におけるキーコードを出力することを特徴とするキー入力方法。
  5. 1つの入力キーの操作終了時点に応じて、複数の処理から所望の処理を選択するキー入力方法において、
    前記処理毎に複数の判定区間に区分し、それぞれ該判定区分毎に続く無呈示のキャンセル区間を設けて、
    前記処理を前記判定区分毎に時系列的に呈示し、前記入力キーの操作終了時点が前記判定区間内であれば、前記判定区間の処理に対応づけられるキーコードを出力し、該操作終了時点が前記キャンセル区間であれば、キーコードを出力しないこと
    を特徴とするキー入力方法。
  6. 前記キー入力方法において、
    前記ガード区間のそれぞれに続けて無呈示のキャンセル区間を設けて、
    前記入力キーの操作終了時点が前記キャンセル区間であれば、キーコードを出力しないことを特徴とする請求項4に記載のキー入力方法。
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