JP2007178689A - 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 - Google Patents

撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 Download PDF

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正樹 藤原
Naoto Ohara
直人 大原
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Abstract

【課題】全長が短く、諸収差が良好に補正され、安価で生産効率の高い撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末を提供する。
【解決手段】撮像レンズ100が、物体側OBJSより、開口絞り部110、物体側と像面側共に両凸の第1レンズ120、物体側に凹の第2メニスカスレンズ130、物体側に凹となる第3メニスカスレンズ140、物体側に凸となり両面非球面となる第4メニスカスレンズ150により構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像素子を用いたデジタルスチルカメラや携帯電話搭載カメラ、携帯情報端末搭載カメラといった全長の規制の厳しい撮像装置に係り、特に、携帯電話機等にも搭載可能な好適なレンズ全長および高い光学性能を有するデジタル入力機器(カメラモジュール)に適した撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末に関するものである。
近年、携帯電話の普及に伴い携帯端末に搭載するカメラモジュールの需要が高くなってきている。そして、この傾向はますます強くなると予想される。
また、撮像素子も進展して、より小型化し高画素化になってきている。このため、サイズについてもよりコンパクトにすることができるようになっている。
その結果、小型の撮像レンズが市場から要求されることとなった。
カメラモジュールが小型になると明るさも重要な要素となる。撮像素子が小さくなり画素も小さくなったため十分な光量を得るためには明るい撮像レンズ(Fナンバーが小さい撮像レンズ)にする必要がある。
さらに低価格競争が激しいため、撮像レンズも低コストに抑える必要がある。レンズが5枚構成ではコストが高く全長も長くなってしまう。樹脂レンズ3枚では高画素に対応した十分な性能がでない。
そこで、ガラスも含めた4枚構成とすることが実用的である。
4枚構成を採用した撮像レンズとしては、物体側に絞りを配置した、いわゆる前絞りにした4枚構成の撮像レンズが、たとえば特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された第1の撮像レンズは、物体側から像面側へと順に開口絞りと、負の屈折力を有する第1レンズと、第1レンズと接合あるいは分離して配される正の屈折力を有する第2レンズと、物体側に凹面を向けたメニスカス状の正の屈折力を有する第3レンズと、少なくとも一つの屈折面を非球面形状とした弱い負の屈折力を有する第4レンズとを有している。
さらに、4枚構成の撮像レンズとしては、以下に示すような構成を有する第2から第4の撮像レンズが種々提案されている。
第2の撮像レンズは、最も物体側に開口絞りを配し、以降物体側より順に、第1レンズ群、第2レンズ群、および第3レンズ群から構成され、第1レンズ群は物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ、および第1レンズと接合あるいは分離して構成される負の屈折力を有する第2レンズを配して構成され、第2レンズ群は少なくとも1つの屈折面を非球面形状とした正レンズである第3レンズのみで構成され、第3レンズ群は少なくとも一つの屈折面を非球面形状とした負レンズである第4レンズのみで構成される。
第3の撮像レンズは、最も物体側に開口絞りを配し、以降物体側より順に、第1レンズ群、第2レンズ群、および第3レンズ群から構成され、第1レンズ群は物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ、および第1レンズと接合して配置され、負の屈折力を有する第2レンズを配して構成され、かつ、第2レンズは、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズであり、第2レンズ群は、少なくとも1つの屈折面を非球面形状とし物体側に凹面を向けたメニスカスレンズである第3レンズのみで構成され、第3レンズ群は、少なくとも一つの屈折面を非球面形状とし、物体側に凸面を向けたメニスカスレンズである第4レンズのみで構成される。
第4の撮像レンズは、物体側から開口絞り、第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、第4レンズの順に配置された撮影レンズであって、第1レンズは両凸形状の正レンズであり、2レンズは、物体側の面が第1レンズの像側の像側の面と接合された両凹形状、または、平凹形状の負レンズであり、第三レンズは少なくとも一つの屈折面を非球面形状とし、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズであり、第4レンズは少なくとも一つの屈折面を非球面形状とし、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズである。
特開2004−184987号公報
しかしながら、上述した各撮像レンズでは、色収差等の諸収差を良好に補正することができず、全長を短くすることが困難で、また、像面への入力角度を抑えることが困難であるという不利益がある。
本発明の目的は、全長が短く、諸収差が良好に補正され、安価で生産効率の高い撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点は、撮像素子を対象とした撮像光学系を有する撮像レンズであって、前記撮像光学系は、物体側から順に配置された、開口絞りと、物体側と像面側共に両凸のパワーが正となる第1レンズと、物体側に凹のパワーが正となる第2レンズと、物体側に凹となる第3レンズと、物体側に凸となる両面非球面の第4レンズと、を含み、前記撮像光学系において下記の条件式(1)を満足する。
0.15<f1/f2<0.9 …(1)
ただし、f1は第1レンズの焦点距離を、f2は第2レンズの焦点距離をそれぞれ表している。
好適には、前記第1レンズと前記第2レンズが接合されている。
好適には、前記撮像光学系において、絞りから像面までの距離の全長をL、全系の焦点距離をfとするとき下記の条件式(2)を満足する。
1.0<L/f<2.0 …(2)
好適には、前記撮像光学系において、絞りから像面までの距離の全長をL、全系の焦点距離をfとするとき下記の条件式(3)を満足する。
1.0<L/f<1.5 …(3)
好適には、前記撮像光学系において、前記第4レンズは下記の条件式(4)を満足する。
0.55<D4min/D4max …(4)
ただし、D4minは有効径内における第4レンズの最薄肉厚を、D4maxは有効径内における第4レンズの最厚肉厚をそれぞれ表している。
好適には、前記撮像光学系において下記の条件式(5)を満足する。
|1/f4|<0.1 …(5)
ただし、f4は第4レンズの焦点距離を表している。
本発明の第2の観点の光学モジュールは、撮像素子を対象とした撮像光学系を有する撮像レンズと、前記撮像レンズを保持するレンズ保持体と、を有し、前記撮像レンズの前記撮像光学系は、物体側から順に配置された、開口絞りと、物体側と像面側共に両凸のパワーが正となる第1レンズと、物体側に凹のパワーが正となる第2レンズと、物体側に凹となる第3レンズと、物体側に凸となる両面非球面の第4レンズと、を含み、前記撮像光学系において上記の条件式(1)を満足する。
本発明の第3の観点の携帯端末は、光学モジュールと、前記光学モジュールを収納する筐体と、を有し、前記光学モジュールは、撮像素子を対象とした撮像光学系を有する撮像レンズと、前記撮像レンズを保持するレンズ保持体と、を有し、前記撮像レンズの前記撮像光学系は、物体側から順に配置された、開口絞りと、物体側と像面側共に両凸のパワーが正となる第1レンズと、物体側に凹のパワーが正となる第2レンズと、物体側に凹となる第3レンズと、物体側に凸となる両面非球面の第4レンズと、を含み、前記撮像光学系において上記の条件式(1)を満足する。
好適には、電力供給手段を有し、前記光学モジュールは前記電力供給手段により電力の供給を受ける。
本発明によれば、全長が短く、諸収差が良好に補正され、安価で生産効率の高い撮像レンズを提供することができる。
その結果、情報端末、携帯電話機等に搭載可能なコンパクトな撮像レンズを実現することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図1は、本実施形態に係る撮像レンズの基本構成を示す図である。
この撮像レンズ100は、図1に示すように、物体側OBJSから順に配置された、開口絞り部110、パワーが正となる第1レンズ120、パワーが正となる第2レンズ130、物体側が凹となる第3メニスカスレンズ140、物体側が凸となる第4メニスカスレンズ150、および撮像部160により構成されている。
これらの構成要素のうち、開口絞り部110、パワーが正となる第1レンズ120、パワーが正となる第2レンズ130、物体側が凹となる第3メニスカスレンズ140、物体側が凸となる第4メニスカスレンズ150により撮像レンズ100の撮像光学系が構成されている。
第1レンズ120は、たとえば物体側と像面側共に凸面であり物体側の面を非球面としたパワーが正となるレンズにより構成される。
第2レンズ130は、たとえば物体側に凹面としたパワーが正となるレンズにより構成される。
第3レンズ140は、たとえば物体側に凹となるパワーが負の両面非球面のメニスカスレンズにより構成される。
第4レンズ150は、たとえば物体側に凸となるパワーが正の両面非球面のメニスカスレンズにより構成される。
たとえば、第1レンズ120、第2レンズ130はガラスにより形成され、第3レンズ140および第4レンズ150は樹脂により形成される。
撮像部160は、第4レンズ150 側から、ガラス製の平行平面板(カバーガラス)161と、たとえばCCDあるいはCMOSセンサ等からなる撮像素子162が順に配置されている。
撮像光学系を介した被写体(物体)からの光が、撮像素子162の撮像面上に結像される。
以上の第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140、および第4レンズ150を有する撮像光学系は、第1レンズ、第2レンズが共に正のレンズ構成となっている。全長が短く、諸収差が良好に補正された撮像レンズを実現している。
以上のような構成を有する本実施形態に係る撮像レンズ100は、携帯電話機等に搭載可能なようにコンパクト化を実現し、全長が短く、諸収差が良好に補正され、生産性を高くするため、以下に説明するような、各種条件が設定されている。
以下に、本実施形態に係る撮像レンズ100 において設定された各条件について説明する。
まず、本実施形態の撮像レンズ100においては、前述したように、物体側より、開口絞り部110、第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140および、第4レンズ150によって構成する。
さらに、撮像レンズ100においては、第1レンズ、第2レンズに正のパワー、第3レンズに負のパワーを集中させ、第4レンズはパワーを弱くし、非球面を使用して収差補正の効果を持たせている。
本実施形態の撮像光学系において、第1レンズ120の焦点距離をf1、第2レンズ130の焦点距離をf2とするとき下記の条件式(1)を満足する。
0.15<f1/f2<0.9 …(条件式1)
第1レンズ120、第2レンズ130はいずれも正のパワーを持つが、2枚のレンズにバランスよくパワーを配分することで、各レンズの曲率を緩く、製造しやすい構成とすることができる。
本実施形態の撮像光学系において、絞りから像面までの距離の全長をL、全系の焦点距離をfとするとき下記の条件式(2) を満足する。
1.0<L/f<2.0 …(条件式2)
Lを大きく(全長を長く)してしまうとこの式は成り立たなくなるうえにコンパクト化という趣旨からはずれてしまう。さらに、1.0以下とすると性能を維持することが困難なうえに、十分な肉厚もしくはコバ厚を確保できなくなってしまう。以上のことから上記条件式1を満たすバランスが好ましい。
全長に対する規制を保持しつつ、性能を維持するため、さらに携帯カメラモジュールを前提としたとき性能と同時に全長に対する規制も加わるため下記の条件式(3)を満足することが好ましい。
1.0<L/f<1.5 …(条件式3)
本実施形態の撮像光学系において、好適には第4レン150ズには樹脂レンズを適用する。これはコストを安価に抑えることを目的とした条件である。ただし、樹脂レンズにおいて偏肉が大きいと成型時に不良となりやすい。このため、樹脂レンズの成型を容易にするため、下記の条件式(4)を満足するよう構成している。
0.55<D4min/D4max …(条件式4)
ただし、D4minは有効径内における第4レンズの最薄肉厚を、D4maxは有効径内における第4レンズの最厚肉厚をそれぞれ表している。
本実施形態の撮像光学系において、第4レンズ140の焦点距離をf4とするとき下記の条件式(5)を満足する。
|1/f4|<0.1 …(条件式5)
第4レンズ150は収差補正のためのレンズであり、非球面を多用した設計となっている。パワーを強くすると、非常に公差感度が厳しいレンズとなる。このため、製造しやすいレンズとするため、パワーを小さく抑えている。
なお、レンズの非球面の形状は、物体側から像面側へ向かう方向を正とし、kを円錐係数、A、B、C、Dを非球面係数、rを中心曲率半径としたとき次式で表される。hは光線の高さ、cは中心曲率半径の逆数をそれぞれ表している。ただし、Zは面頂点に対する接平面からの深さを、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 2007178689
以上の構成を採ることにより、目的の撮像レンズを実現できる。
また、図2に示すように、本実施形態の撮像レンズ100において、第1レンズ120の物体側面1の中心曲率半径はR1に、第1レンズ120の像面側面2の中心曲率半径はR2に、第2レンズの物体側面3の中心曲率半径はR3に、第2レンズ130の像面側面4の中心曲率半径はR4に、第3レンズ140の物体側面5の中心曲率半径はR5に、第3レンズ140の像面側面6の中心曲率半径はR6に、第4レンズ150の物体側面7の中心曲率半径はR7に、第4レンズ150の像面側面8の中心曲率半径はR8に、撮像部160のカバーガラス161の第4レンズ150側の面9の中心曲率半径はR9に、カバーガラス161の撮像素子162側の面10の中心曲率半径はR10に設定されている。なお、カバーガラス161の両面9,10の中心曲率半径R9、R10は0である。また、第1レンズ120の屈折率はn1、分散値はν1、第2レンズ130の屈折率はn2、分散値はν2、第3レンズ140の屈折率は屈折率はn3、分散値はν3、第4レンズ150の屈折率は屈折率はn4、分散値はν4に設定される。
撮像レンズ100において、物体側OBJSより入射した光は、開口絞り部110を通過し、第1レンズ120の物体側R1面1、像面側R2面2、第2レンズ130の物体側R3面3、像面側R4面4、第3レンズ140の物体側R5面5、像面側R6面6、第4レンズ150の物体側R7面7、像面側R8面8、カバーガラス161の物体側R9面9、像面側R10面10を順次通過し撮像素子162へと集光される。
また、図2に示すように、絞り部110と第1レンズ120のR1面1までの距離をD1、第1レンズ110の厚さとなるR1面1とR2面2間の距離をD2、第2レンズ130の厚さとなるR2面2とR3面3間の距離をD3、第2レンズ130のR3面3と第3レンズ140のR4面4間の距離をD4、第3レンズ140の厚さとなるR4面4とR5面5間の距離をD5、第3レンズ140のR5面5と第4レンズ150のR6面6間の距離をD6、第4レンズ150の厚さとなるR6面6とR7面7間の距離をD7、第4レンズ150のR7面7とカバーガラス161のR8面8間の距離をD8、カバーガラス161の厚さとなるR8面8間とR9面9の距離をD9とする。
本実施形態のように、開口絞り部110 を最も物体側に置くことによって、全長を短くして射出瞳を長くとることで撮像素子162への入射角度をできるだけ小さくする(浅くする)ことができる。
以下に、撮像レンズの具体的な数値による実施例1〜5を示す。なお、実施例2から4は第1レンズ、第2レンズ接合タイプの実施例である。第1レンズと第2レンズを接合することにより、全長を短くできるとともに、組み立て時の公差を小さくすることができるようになる。
(実施例1)
表1および表2に実施例1の各数値を示す。実施例の各数値は図1および図2の撮像レンズ100に対応している。
表1は、実施例1における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、および分散値(ν)を示している。
Figure 2007178689
表2は、実施例1における非球面を含む第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140、及び第4レンズ150の所定面の非球面係数を示す。表2において、kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 2007178689
図3は、実施例1において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。図3(A)が球面収差、図3(B)が非点収差を、図3(C)が歪曲収差をそれぞれ示している。図3(C)中、破線Mはメリディオナル像面におけるd線の値、実線Sはサジタル像面におけるd線での値をそれぞれ示している。
図3からわかるように、実施例1によれば、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
(実施例2)
表3および表4に実施例2の各数値を示す。実施例の各数値は図4の撮像レンズ100Aに対応している。
表3は、実施例2における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、および分散値(ν)を示している。
Figure 2007178689
表4は、実施例1における非球面を含む第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140、および第4レンズ150の所定面の非球面係数を示す。表4において、kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 2007178689
図5は、実施例2において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。図5(A)が球面収差、図5(B)が非点収差を、図5(C)が歪曲収差をそれぞれ示している。図5(C)中、破線Mはメリディオナル像面におけるd線の値、実線Sはサジタル像面におけるd線での値をそれぞれ示している。
図5からわかるように、実施例2によれば、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
(実施例3)
表5および表6に実施例3の各数値を示す。実施例の各数値は図6の撮像レンズ100Bに対応している。
表5は、実施例3における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、および分散値(ν)を示している。
Figure 2007178689
表6は、実施例3における非球面を含む第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140、および第4レンズ150の所定面の非球面係数を示す。表6において、kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 2007178689
図7は、実施例3において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。図7(A)が球面収差、図7(B)が非点収差を、図7(C)が歪曲収差をそれぞれ示している。図7(C)中、破線Mはメリディオナル像面におけるd線の値、実線Sはサジタル像面におけるd線での値をそれぞれ示している。
図7からわかるように、実施例3によれば、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
(実施例4)
表7および表8に実施例4の各数値を示す。実施例の各数値は図8の撮像レンズ100Cに対応している。
表7は、実施例4における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、および分散値(ν)を示している。
Figure 2007178689
表8は、実施例4における非球面を含む第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140、および第4レンズ150の所定面の非球面係数を示す。表8において、kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 2007178689
図9は、実施例4において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。図9(A)が球面収差、図9(B)が非点収差を、図9(C)が歪曲収差をそれぞれ示している。図9(C)中、破線Mはメリディオナル像面におけるd線の値、実線Sはサジタル像面におけるd線での値をそれぞれ示している。
図9からわかるように、実施例4によれば、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
(実施例5)
表9および表10に実施例5の各数値を示す。実施例の各数値は図10の撮像レンズ100Dに対応している。
表9は、実施例5における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、および分散値(ν)を示している。
Figure 2007178689
表10は、実施例5における非球面を含む第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140、および第4レンズ150の所定面の非球面係数を示す。
表10において、kは円錐定数を、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
Figure 2007178689
図11は、実施例5において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。図11(A)が球面収差、図11(B)が非点収差を、図11(C)が歪曲収差をそれぞれ示している。図11(C)中、破線Mはメリディオナル像面におけるd線の値、実線Sはサジタル像面におけるd線での値をそれぞれ示している。
図11からわかるように、実施例4によれば、球面、非点、歪曲の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
以上説明したように、本実施形態によれば、撮像レンズ100 が、物体側OBJS から順に配置された、開口絞り部110、パワーが正となる第1レンズ120、パワーが正となる第2レンズ130、物体側が凹となるパワーが負の第3メニスカスレンズ140、物体側が凸となる両面非球面の第4メニスカスレンズ150および撮像部160により構成されていることから、全長が短く、諸収差が良好に補正された撮像レンズを実現することができる。
収差補正において、各レンズ群のパワー配置を最適化することでコンパクト化を達成しており、さらに非球面を適宜配置することで、さらにコンパクト化を実現できる。これらの条件を最適化することにより、コンパクトなレンズにも関わらず高性能で、さらに歪曲を小さくすることができる利点がある。
なお、本実施例では、非球面を配置した場合について説明しているが球面であってもよい。
撮像素子162への入射角度規制に対する射出瞳位置の条件を所望の条件に規定することにより、広画角、コンパクトでありながら、射出瞳の規制緩和を行うことが可能となる。
以上説明したような特徴を有する撮像レンズ100,100A〜100Dは、撮像素子を用いたデジタルスチルカメラや携帯電話搭載カメラ、携帯情報端末搭載カメラといった全長の規制の厳しい撮像装置に適用可能である。
特に、携帯電話機等にも搭載可能な好適なレンズ全長および高い光学性能を有することから、デジタル入力機器(カメラ(光学)モジュール)に適している。
図12および図13は、本実施形態に係る撮像レンズを採用したカメラ(光学)モジュールを搭載した携帯電話機の一実施形態を示す外観斜視図である。携帯電話機1はいわゆる折り畳み式の携帯電話機として構成されており、図12は開状態を、図13は閉状態を示している。
携帯電話機1は、受話筐体2と、送話筐体3とを備え、受話筐体2および送話筐体3は連結部4により開閉可能に連結されている。受話筐体2および送話筐体3は、閉状態で互いに対向する面(正面)側の正面側ケース2c、3cと、その背面側の背面側ケース2d、3dとをそれぞれ備えている。これらケースは、たとえば樹脂によりそれぞれ一体成形される。
受話筐体2には、正面側に画像を表示するメイン表示部5と、その背面側に画像を表示するサブ表示部6とが、それぞれ各面に沿って設けられている。メイン表示部5およびサブ表示部6は、たとえば液晶表示ディスプレイによって構成される。また、受話筐体2には、背面側ケース2dに設けられた開口部2eから被写体を撮像するための光学モジュール7と、背面側から発光するストロボ8とが設けられている。
送話筐体3は正面側に操作部9を備えている。操作部9には、テンキーボタン9a等の携帯電話機1を操作するための各種ボタンが配置されている。携帯電話機1は、テンキーボタン9aへの入力操作に応じて、無線通信や光学モジュール7による撮像を行う。
なお、携帯電話機1の内部には、無線通信用の高周波回路やアンテナ、通話用のマイクやスピーカが設けられているが、図示は省略する。
また、同様に図示は省略しているが、操作部9の反対面にはカバーを有し、カバーを開放すると電池収納部があり、電力供給手段としての電池が収納されている。
本実施形態においては、この電池から光学モジュール7の駆動源に電力を供給することで、部品点数の削減、および携帯電話機1の小型化を実現している。
光学モジュール7には、前述したように、本実施形態に係る撮像レンズ100,100A〜100Dを採用している。
以下、光学モジュールの構成例について、図14(A),(B)、および図15に関連付けて説明する。
図14(A)は、光学モジュール7の概観斜視図、図14(B)は、図14(A)のIII−III線における断面図である。なお、図14に設定した直交座標系のy軸方向が光軸方向であり、図14(A)の紙面左下側および図14(B)の紙面上方側が物体側(被写体側;図13の紙面上方側)である。
また、図15は、本実施形態の撮像レンズが搭載されるレンズユニットの内部構成を物体側(被写体側)からみた斜視図である。
光学モジュール7は、光軸方向において、物体側(被写体側)から順に、被写体側カバー11、シャッタユニット12、レンズユニット14、基板カバー15および基板16が積層され、全体形状が光軸方向に薄い薄型直方体に概ね形成されている。
具体的には、被写体側カバー11、レンズユニット14、基板カバー15、基板16は、光軸方向にみて略同程度の大きさの略矩形状に形成されており、これら各部の側面は全体形状の側面を構成し、被写体側カバー11および基板16は全体形状の被写体側の面およびその裏面を構成している。光学モジュール7は比較的小型のモジュールとして構成されており、たとえば、光軸に直交する面の広さは22mm×16mm、光軸方向の厚さは6.9mmである。
なお、光学モジュール7は、図14(B)および図15に示すように、レンズを光軸方向に駆動するためのモータ13を内蔵しており、レンズの光軸方向の移動による合焦位置の調整が可能である。
被写体側カバー11は、全体として矩形の箱体状に形成され、被写体側の板面と、板面の外周を囲む側面とを有している。x軸方向の一端側には、被写体側カバー11の広さの略半分の大きさの矩形状の開口部が開口し、シャッタユニット12の大部分が露出する。被写体側カバー11は、たとえば金属により形成されている。なお、光学モジュール7において、被写体側カバー11は、省略してもよい。
シャッタユニット12は、外形が、全体としてレンズユニット14の略半分の広さを有する薄型の略直方体状に形成されている。
シャッタユニット12のレンズユニット14側には、光路を中心とする円形の凹部12aが設けられており、凹部12aには本実施形態の撮像レンズに相当するレンズ群21が挿入され、凹部12aはレンズ群21の移動領域の一部を規定することも可能である。
モータ13は、光軸に対してシャッタユニット12と並列に、すなわち、光軸に直交する方向においてシャッタユニット12とモータ13とが配列されるようにレンズユニット14の被写体側に設けられている。また、モータ13はレンズ群21の径方向外側に位置する。
レンズユニット14は、レンズ群21と、レンズ群21を保持するレンズ保持体22と、レンズ保持体22をレンズ群21の光軸方向に移動可能に保持する図示しないレンズ用基体とを備えている。
レンズ群21は、図4に示すように、たとえば、4枚の光学レンズを含んで構成され、被写体側から第1レンズ群23(図4等の第1レンズ120、第2レンズ130を接合したもの)、第2レンズ24(図1等の第3レンズ140)、第3レンズ25(図1等の第4レンズ150)の順に積層されている。第1レンズ群23、第2レンズ24、第3レンズ25は、被写体側から徐々に径が大きくなるように構成されている。なお、単一のレンズがレンズ保持体22に保持されていてもよい。また、本実施形態では、図4のレンズ群の場合について説明したが、図1のように、第1レンズ120と第2レンズ130を分離したものでもよい。
レンズ保持体22は、各レンズ23、24、25がそれぞれ嵌合挿入されるように、階段状に縮径する円形の凹部を有している。当該凹部に第1レンズ群23、第2レンズ24、第3レンズ25の順に各レンズが収納されて積層され、さらにリング状のリテーナ26が積層されるとともに、リテーナ26がレンズ保持体22に接着剤等の固定手段により固定されることにより、レンズ群21はレンズ保持体22に保持される。レンズ保持体22は、たとえば樹脂により形成されている。
基板カバー15は、たとえば樹脂により形成され、全体形状は概ね薄型の直方体である。基板カバー15には、光路を確保するための開口部が設けられている。また、基板カバー15の基板16側には、基板16に設けられる各種の部品を収容可能な凹部15b(図14(B)参照)が複数設けられている。なお、基板カバー15のレンズユニット14側にはIRカットフィルタが設けられている。
基板16は、硬質の基板材料により剛体の基板として構成され、全体として略矩形状に形成されている。基板16は、たとえば硬質の樹脂により形成された絶縁層に、パターン層、グランド層、電源層が積層された多層式のプリント基板である。
なお、図14(A)および図14(B)に示すように、基板16は、光学モジュール7の全体形状における被写体側の反対側の面を構成しており、光学モジュール7が携帯電話機1に実装される際には、たとえば、基板16の被写体側と反対側の面16aが、携帯電話機1の内部に設けられた不図示の基板等の適宜な部材に当接し、携帯電話機1に保持される。フレキシブルプリント配線基板(FPC27)には、携帯電話機1の内部に設けられた基板等と接続するためのコネクタ28が設けられている。
撮像素子29は、たとえばCCDやCMOSセンサにより形成され、受光した光に応じた信号を出力する。撮像素子29により出力された信号は、基板16およびFPC27を介して携帯電話機1の表示部用の基板等に設けられた画像処理部に出力されて処理される。そして光像の画像はメイン表示部5またはサブ表示部6に表示される。
この撮像素子29は、図1等の撮像レンズ100,100A〜100Dの撮像素子150に相当する。
レンズ保持体22は、レンズ21の径方向外側に突出する被案内部22a、22bを備えている。被案内部22aには貫通孔22cが設けられ、当該貫通孔22cにガイド軸51が挿通されている。ガイド軸51は光軸方向に延びてレンズ用基体に固定されており、被案内部22aを光軸方向に案内する。被案内部22bは、レンズ用基体に設けられた凹状のレール部に挿入されている。
モータ13は、たとえばステッピングモータにより構成され、ロータ等を含むモータ本体13aと、モータ本体13aから延出し、回転駆動される出力軸13bとを有している。モータ本体13aはたとえば略円筒形に形成され、出力軸13bは当該円筒形の端面から延出する。
図15に示すように、モータ本体13aは、出力軸13b方向の長さが出力軸13bに直交する方向の幅よりも大きい。また、モータ本体13aの長さと出力軸13bの長さとを積算した長さは、レンズ群21の径よりも大きく、モータ本体13aの出力軸13bに直交する方向の幅はレンズ群21の光軸方向の厚さよりも小さい(図14(B)参照)。
モータ13は、出力軸13bが、光軸に直交する方向であってシャッタユニット12との配列方向に対して直交する方向(z軸方向)に沿って延びるように配置されている。すなわち、モータ13の全体形状における長手方向を光軸に直交に、短手方向を光軸に平行にして配置されている。
モータ本体13aのシャッタユニット12と反対側の側面には、端子フォルダ52が設けられており、端子フォルダ52の端子52aは、FPCに接続されている。
モータ13の動作は、携帯電話機1の不図示の制御部により、FPC27や基板16、端子フォルダ52を介して制御される。
図15に示すように、レンズユニット14には、モータ13の出力軸13bの回転を光軸方向の直線運動に変換してレンズ保持体22に伝達する伝達機構53が設けられている。
伝達機構53は、モータ13の出力軸13bに設けられるウォーム54と、ウォーム54と噛合するウォームホイール55と、ウォームホイール55と噛合するカムギア56とを備えている。なお、ウォーム54、ウォームホイール55およびカムギア56は後述するカム部56bを駆動するカム駆動部として機能する。
ウォーム54とウォームホイール55とはウォーム歯車装置を構成し、出力軸13bの光軸に直交する軸回りの回転を光軸に平行な軸回りの回転に変換する。すなわち、ウォーム54は光軸に直交する軸回りに回転し、ウォームホイール55はウォーム54により伝達された駆動力により光軸に平行な軸回りに回転する。
また、図15に示すように、レンズユニット14には、カムギア56のカム部56bの内側の突起部の有無検出により、回転位置の検出、ひいてはレンズ保持体22の光軸方向の位置の検出をするための光電センサ61が設けられている。
カムギア56は、外周部の一部にギア部56aを、外周部の他の一部にカム部56bを備えている。ギア部56aおよびカム部56bは、それぞれカムギア56の略半周に亘って形成されている。ギア部56aはウォームホイール55と噛合し、カムギア56は光軸に平行な軸回りに回転する。
カム部56bは、カムギア56の回転軸に直交する面に対して傾斜する、すなわち、光軸に直交する面に傾斜するカム面56cを有している。一方、レンズ保持体22は、カム面56cに当接する当接部22dを有しており、当接部22dはカムギア56の回転に伴ってカム面56cに摺動可能である。
このように、本実施形態の撮像レンズ100,100A〜100Dは、撮像素子を用いたデジタルスチルカメラや携帯電話搭載カメラ、携帯情報端末搭載カメラといった全長の規制の厳しい撮像装置に容易に搭載可能である。
また、撮像レンズ100,100A〜100Dは、携帯電話機等にも搭載可能な好適なレンズ全長を有していることはもとより、高い光学性能を有することから、高精度な画像を得ることが可能である。
本実施形態の撮像レンズの基本構成を示す図である。 本実施形態において、撮像レンズの絞り部、各レンズ、並びに撮像部を構成するカバーガラスに対して付与した面番号を示す図である。 実施例1において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。 実施例2において採用した撮像レンズの構成を示す図である。 実施例2において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。 実施例3において採用した撮像レンズの構成を示す図である。 実施例3において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。 実施例4において採用した撮像レンズの構成を示す図である。 実施例4において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。 実施例5において採用した撮像レンズの構成を示す図である。 実施例5において、球面収差、非点収差、および歪曲収差を示す収差図である。 本実施形態に係る撮像レンズを採用したカメラ(光学)モジュールを搭載した携帯電話機の一実施形態を示す外観斜視図であって、開状態を示す図である。 本実施形態に係る撮像レンズを採用したカメラ(光学)モジュールを搭載した携帯電話機の一実施形態を示す外観斜視図であって、閉状態を示す図である。 本実施形態に係る光学モジュールの概観斜視図と断面図である。 本実施形態の撮像レンズが搭載されるレンズユニットの内部構成を物体側(被写体側)からみた斜視図である。
符号の説明
100,100A〜100D・・・撮像レンズ
110・・・開口絞り部
120・・・第1レンズ
130・・・第2レンズ
140・・・第3レンズ
150・・・第4レンズ
161・・・ガラス製の平行平面板( カバーガラス)
162・・・撮像素子

Claims (9)

  1. 撮像素子を対象とした撮像光学系を有する撮像レンズであって、
    前記撮像光学系は、物体側から順に配置された、
    開口絞りと、
    物体側と像面側共に両凸のパワーが正となる第1レンズと、
    物体側に凹のパワーが正となる第2レンズと、
    物体側に凹となる第3レンズと、
    物体側に凸となる両面非球面の第4レンズと、を含み、
    前記撮像光学系において下記の条件式(1)を満足する
    撮像レンズ。
    0.15<f1/f2<0.9 …(1)
    ただし、f1は第1レンズの焦点距離を、f2は第2レンズの焦点距離をそれぞれ表している。
  2. 前記第1レンズと前記第2レンズが接合されている
    請求項1記載の撮像レンズ。
  3. 前記撮像光学系において、絞りから像面までの距離の全長をL、全系の焦点距離をfとするとき下記の条件式(1)を満足する
    請求項1または2に記載の撮像レンズ。
    1.0<L/f<2.0 …(2)
  4. 前記撮像光学系において、絞りから像面までの距離の全長をL、全系の焦点距離をfとするとき下記の条件式(2)を満足する
    請求項1または2に記載の撮像レンズ。
    1.0<L/f<1.5 …(3)
  5. 前記撮像光学系において、前記第4レンズは下記の条件式(4)を満足する
    請求項1から4のいずれか一に記載の撮像レンズ。
    0.55<D4min/D4max …(4)
    ただし、D4minは有効径内における第4レンズの最薄肉厚を、D4maxは有効径内における第4レンズの最厚肉厚をそれぞれ表している。
  6. 前記撮像光学系において下記の条件式(5)を満足する
    請求項1から5のいずれか一に記載の撮像レンズ。
    |1/f4|<0.1 …(5)
    ただし、f4は第4レンズの焦点距離を表している。
  7. 撮像素子を対象とした撮像光学系を有する撮像レンズと、
    前記撮像レンズを保持するレンズ保持体と、を有し、
    前記撮像レンズの前記撮像光学系は、物体側から順に配置された、
    開口絞りと、
    物体側と像面側共に両凸のパワーが正となる第1レンズと、
    物体側に凹のパワーが正となる第2レンズと、
    物体側に凹となる第3レンズと、
    物体側に凸となる両面非球面の第4レンズと、を含み、
    前記撮像光学系において下記の条件式(1)を満足する
    光学モジュール。
    0.15<f1/f2<0.9 …(1)
    ただし、f1は第1レンズの焦点距離を、f2は第2レンズの焦点距離をそれぞれ表している。
  8. 光学モジュールと、
    前記光学モジュールを収納する筐体と、を有し、
    前記光学モジュールは、
    撮像素子を対象とした撮像光学系を有する撮像レンズと、
    前記撮像レンズを保持するレンズ保持体と、を有し、
    前記撮像レンズの前記撮像光学系は、物体側から順に配置された、
    開口絞りと、
    物体側と像面側共に両凸のパワーが正となる第1レンズと、
    物体側に凹のパワーが正となる第2レンズと、
    物体側に凹となる第3レンズと、
    物体側に凸となる両面非球面の第4レンズと、を含み、
    前記撮像光学系において下記の条件式(1)を満足する
    携帯端末。
    0.15<f1/f2<0.9 …(1)
    ただし、f1は第1レンズの焦点距離を、f2は第2レンズの焦点距離をそれぞれ表している。
  9. 電力供給手段を有し、
    前記光学モジュールは前記電力供給手段により電力の供給を受ける
    請求項8記載の携帯端末。
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