JP4947580B2 - 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 - Google Patents
撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4947580B2 JP4947580B2 JP2007005562A JP2007005562A JP4947580B2 JP 4947580 B2 JP4947580 B2 JP 4947580B2 JP 2007005562 A JP2007005562 A JP 2007005562A JP 2007005562 A JP2007005562 A JP 2007005562A JP 4947580 B2 JP4947580 B2 JP 4947580B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- imaging
- optical system
- focal length
- object side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lenses (AREA)
Description
その結果、小型の撮像レンズが市場から要求されることとなった。
そこで、3枚構成とすることが実用的である。
さらに、低価格競争が激しいため、撮像レンズも低コストに抑えなければならない。4枚構成ではコストが高く、2枚では高画素に対応した十分な性能がでない。そこでプラスチックを効率的に使うことが低コスト化につながる。
ところが、コスト削減ためにプラスチックレンズを多用すると複屈折等の問題から十分な画質を得られないのも現状である。
0.45<f1/f<0.65 …(1)
−2.0<f2/f<−0.75 …(2)
f3/f<−7.0 …(3)
ただし、fは全系の焦点距離を、f1は前記第1レンズの焦点距離を、f2は前記第2レンズの焦点距離を、f3は前記第3レンズの焦点距離をそれぞれ表している。
1.0<L/f<2.0 …(5)
1.1<L/f<1.7 …(6)
1.0<L/f<1.5 …(7)
ν(max)―ν(min)≧25 …(8)
ν1≧50.0、
ν2≦40.0、
ν3≧50.0。
その結果、情報端末、携帯電話機等に搭載可能なコンパクトな撮像レンズを実現することができる。
なお、本実施形態に係る撮像レンズは、開口絞りを有するが、その配置箇所は、最も物体側に配置される第1レンズの物体側または像面側のいずれかであっても良い。
図1は、本第1の実施形態に係る撮像レンズの基本構成を示す図である。
すなわち、本実施形態においては、撮像光学系が、物体側OBJSから順に配置され、それぞれが1枚構成の第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140の、計3枚のレンズで構成されている。
第2レンズ130は、パワーが負となる両面非球面のメニスカスレンズに構成される。
第3レンズ140は、物体側に凸となるパワーが負の両面非球面のメニスカスレンズにより構成される。
たとえば、第1レンズ120はガラスにより形成され、第2レンズ130および第3レンズ140、またはいずれか一方は樹脂により形成される。
撮像光学系を介した被写体(物体)からの光が、撮像素子152の撮像面152a上に結像される。
以下に、本実施形態に係る撮像レンズ100において設定された各条件について説明する。
さらに、撮像レンズ100においては、各像高にて像面への主光線入射角度は抑える。入射角度を抑えるのは効率よく撮像素子が光量を得るためである。ただし、全長を短くすると像面への主光線入射角度、ディストーションも大きくなってくる傾向にある。
すなわち、本実施形態においては、第1レンズ120のパワーは正、第2レンズ130のパワーは負、第3レンズ140のパワーは負となっており、以下の条件式を満たすようなパワー配置で諸収差を良好に補正できるように構成している。
パワー配分は第3レンズ140を小さくする。
具体的には、撮像光学系において下記の条件式(1)、(2)、および(3)を満足する。
0.3<f1/f<0.8 …(条件式1)
−2.0<f2/f<−0.7 …(条件式2)
f3/f<−5.0 …(条件式3)
ただし、fは全系の焦点距離を、f1は第1レンズ120の焦点距離を、f2は第2レンズ130の焦点距離を、f3は第3レンズ140の焦点距離をそれぞれ表している。
f3/f<−15.0 …(条件式4)
ただし、fは全系の焦点距離を、f3は第3レンズ140の焦点距離をそれぞれ表している。
1.0<L/f<2.0 …(条件式5)
Lを大きく(全長を長く)してしまうとこの式は成り立たなくなる。さらに、1.0以下とすると性能を維持することが困難となる。上記条件式5を満たすバランスが好ましい。
全長に対する規制を保持しつつ、性能を維持するためには、下記の条件式(6)を満足することが好ましい。
1.1<L/f<1.7 …(条件式6)
1.0<L/f<1.5 …(条件式7)
第1レンズ120、第2レンズ130、第3レンズ140に均等にパワー配分を行うと、各レンズを制御することになり量産を考えた場合にその組み合わせは大変な量になってしまう。
そこで、第1レンズ120、第2レンズ130に大きなパワーを与えて感度を厳しくすることで第3レンズ140に自由度を与えている。そうすることで第1レンズ120、第2レンズ130を制御することに集中できる。
これは主光線の像面への入射角度を抑えることを目的とした条件である。第2レンズ130の像面側において近軸近傍では正のパワーであるが、周辺では光線AXを軸外方向にもっていかなければならないため負のパワーとならなければならない。第3レンズ140においては周辺において変極点をもたせ、パワーを正とすることで角度の大きい光線の入射角を小さくする必要がある。
ν(max)―ν(min)≧25 …(条件式8)
ν1≧50.0、
ν2≦40.0、
ν3≧50.0。
第3レンズ140は、構造上とコストの関係から樹脂レンズを使うことが好ましい。
そのため、第3レンズ140に関しては変極点を持ちかなり成型が困難な形状を取らざるを得なくなる。非球面係数も低次までに抑えてしまうと性能を出すのが難しい。
そこで、3枚目の第3レンズはガラスで成型することは困難であることから、樹脂レンズを使うこととしている。
一枚目は紫外線の影響も受けるためプラスチックに比べ性能劣化の少ないガラスを使うことが好ましい。プラスチックと比べて高屈折材を用いることで曲率を抑え、さらに製造を考える際にもなるべく球面を用いたほうが公差が緩くなる。ただしコストを優先とした場合には、プラスチックを使うことが望ましい。
公差の厳しい箇所が二枚目の第2レンズ130に集中するため二枚目の第2レンズ130の形状や偏心等の管理を行うことで性能を維持できる。
ただし、Zは面頂点に対する接平面からの深さを、Aは4次の非球面係数を、Bは6次の非球面係数を、Cは8次の非球面係数を、Dは10次の非球面係数をそれぞれ表している。
なお、カバーガラス151の両面7,8の中心曲率半径R7、R8は0である。
また、第1レンズ120の屈折率はN1、第2レンズ130の屈折率はN2、第3レンズ140の屈折率はN3に設定される。
さらに、開口絞り部110と第1レンズ120との距離D1、R6面6とR7面7の最も接近している距離を確保することでオートフォーカスの繰り出し量を確保している。
なお、各実施例1〜9においては、撮像レンズ100の各レンズ群を構成する、絞り部110、各レンズ120〜140、並びに撮像部150を構成するカバーガラス151に対して、図2に示すような面番号を付与した。
表1および表2に実施例1の各数値を示す。実施例の各数値は図1の撮像レンズ100に対応している。
表1は、実施例1における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、およびアッベ数(ν)を示している。
図3からわかるように、実施例1によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
表3および表4に実施例2の各数値を示す。実施例の各数値は図4の撮像レンズ100Aに対応している。図4の撮像レンズ100Aは、第1〜第3レンズの3枚を樹脂によって形成した(実施例1では第1レンズがガラスにより形成し、第2および第3レンズを樹脂により形成している)。
表3は、実施例2における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、およびアッベ数(ν)を示している。
図5からわかるように、実施例2によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
表5および表6に実施例3の各数値を示す。実施例の各数値は図6の撮像レンズ100Bに対応している。図6の撮像レンズ100Bは、第1レンズに実施例1よりアッベ数の大きいガラスを用いている。
表5は、実施例3における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、およびアッベ数(ν)を示している。
図7からわかるように、実施例3によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
表7および表8に実施例4の各数値を示す。実施例の各数値は図8の撮像レンズ100Cに対応している。図8の撮像レンズ100Cは、第2および第3レンズに実施例1と異なる樹脂レンズを用いている。
表7は、実施例4における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、およびアッベ数(ν)を示している。
図9からわかるように、実施例4によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
表9および表10に実施例5の各数値を示す。実施例の各数値は図10の撮像レンズ100Dに対応している。図10の撮像レンズ100Dは、第1〜第3レンズに実施例1と異なる樹脂レンズを用いている。
表9は、実施例5における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、およびアッベ数(ν)を示している。
図11からわかるように、実施例5によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
表11および表12に実施例6の各数値を示す。実施例の各数値は図12の撮像レンズ100Eに対応している。
表11は、実施例6における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、およびアッベ数(ν)を示している。
図13からわかるように、実施例6によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
表13および表14に実施例7の各数値を示す。実施例の各数値は図14の撮像レンズ100Fに対応している。
表13は、実施例7における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、およびアッベ数(ν)を示している。
図15からわかるように、実施例7によれば、実施例6と同じ硝材であっても請求範囲から逸脱すると軸上も収差も補正しきれず、結像性能に優れた撮像レンズが得られない。
表15および表16に実施例8の各数値を示す。実施例の各数値は図16の撮像レンズ100Gに対応している。
表15は、実施例8における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、およびアッベ数(ν)を示している。
図17からわかるように、実施例8によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
表17および表18に実施例9の各数値を示す。実施例の各数値は図18の撮像レンズ100Hに対応している。
表17は、実施例8における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、およびアッベ数(ν)を示している。
図19からわかるように、実施例9によれば、球面、歪曲、非点の諸収差が良好に補正され、結像性能に優れた撮像レンズが得られる。
収差補正において、各レンズ群のパワー配置を最適化することでコンパクト化を達成しており、さらに非球面を適宜配置することで、さらにコンパクト化を実現できる。これらの条件を最適化することにより、コンパクトなレンズにも関わらず高性能で、さらに歪曲を小さくすることができる利点がある。
なお、本実施例では、第1レンズ120も非球面を配置した場合について説明しているが球面であってもよい。第1レンズ120を球面にすると、ガラスで作製しやすくなり、ガラスで作製すると感度を緩くすることができ、非球面でプラスチックで作製すると、コストが低減され、かつ、より高性能にすることができる。
図22は、本第2の実施形態の撮像レンズの基本構成を示す図である。
また、図21は、本第2の実施形態において、撮像レンズの絞り部、各レンズ、並びに撮像部を構成するカバーガラスに対して付与した面番号を示す図である。
すなわち、本実施形態においては、撮像光学系が、物体側OBJSから順に配置され、それぞれが1枚構成の第1レンズ210、第2レンズ230、第3レンズ240の、計3枚のレンズで構成されている。
第2レンズ230は、パワーが負となる両面非球面のメニスカスレンズに構成される。
第3レンズ240は、物体側に凸となるパワーが負の両面非球面のメニスカスレンズにより構成される。
たとえば、第1レンズ210は樹脂により形成され、第2レンズ230および第3レンズ240、またはいずれか一方は樹脂により形成される。
撮像光学系を介した被写体(物体)からの光が、撮像素子252の撮像面252a上に結像される。
なお、絞り部220の面13の中心曲率半径R13、カバーガラス251の両面18,19の中心曲率半径R18、R19は0.0である。
また、第1レンズ210の屈折率はN11、第2レンズ230の屈折率はN12、第3レンズ140の屈折率はN13に設定される。
なお、各実施例10、11においては、撮像レンズ200の各レンズ群を構成する、絞り部220、各レンズ210,230,240、並びに撮像部250を構成するカバーガラス251に対して、図21に示すような面番号を付与した。
表19および表20に実施例10の各数値を示す。実施例の各数値は図20の撮像レンズ200に対応している。実施例10においては、第1レンズ210、第2レンズ230、および第3レンズ240を樹脂によって形成した。
表19は、実施例10における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、および分散値(アッベ数(ν))を示している。
表21および表22に実施例11の各数値を示す。実施例の各数値は図20の撮像レンズ200Aに対応しているが、第1レンズ110の面12と絞り部220の面23間の距離をD22を0.0にした例である。
表21は、実施例11における撮像レンズの各面番号に対応した絞り、各レンズ、カバーガラスの曲率半径(R:mm),間隔(D:mm)、屈折率(N)、および分散値(アッベ数(ν))を示している。
収差補正において、各レンズ群のパワー配置を最適化することでコンパクト化を達成しており、さらに非球面を適宜配置することで、さらにコンパクト化を実現できる。これらの条件を最適化することにより、コンパクトなレンズにも関わらず高性能で、さらに歪曲を小さくすることができる利点がある。
なお、本実施例では、第1レンズ210も非球面を配置した場合について説明しているが球面であってもよい。第1レンズ210を球面にすると、ガラスで作製しやすくなり、ガラスで作製すると感度を緩くすることができ、非球面でプラスチックで作製すると、コストが低減され、かつ、より高性能にすることができる。
特に、携帯電話機等にも搭載可能な好適なレンズ全長および高い光学性能を有することから、デジタル入力機器(カメラ(光学)モジュール)に適している。
また、同様に図示は省略しているが、操作部309の反対面にはカバーを有し、カバーを開放すると電池収納部があり、電力供給手段としての電池が収納されている。
本実施形態においては、この電池から光学モジュール7の駆動源に電力を供給することで、部品点数の削減、および携帯電話機301の小型化を実現している。
以下、光学モジュールの構成例について、図24(A),図24(B)、および図25に関連付けて説明する。
また、図25は、本実施形態の撮像レンズが搭載されるレンズユニットの内部構成を物体側(被写体側)からみた斜視図である。
シャッタユニット312のレンズユニット314側には、光路を中心とする円形の凹部312aが設けられており、凹部312aには本実施形態の撮像レンズに相当するレンズ群321が挿入され、凹部312aはレンズ群321の移動領域の一部を規定することも可能である。
この撮像素子329は、図1等の撮像レンズ100,100A〜100Hの撮像素子150、図20の撮像レンズ200の撮像素子250に相当する。
モータ313の動作は、携帯電話機301の不図示の制御部により、FPC327や基板316、端子フォルダ352を介して制御される。
また、撮像レンズ100,100A〜100H,200は、携帯電話機等にも搭載可能な好適なレンズ全長を有していることはもとより、高い光学性能を有することから、高精度な画像を得ることが可能である。
110・・・開口絞り部
120・・・第1レンズ
130…第2レンズ
140…第3レンズ
150…撮像部
151…ガラス製の平行平面板(カバーガラス)
152…撮像素子
152a…撮像面
200・・・撮像レンズ
210・・・第1レンズ
220・・・開口絞り部
230…第2レンズ
240…第3レンズ
250…撮像部
251…ガラス製の平行平面板(カバーガラス)
252…撮像素子
252a…撮像面
301・・・携帯電話機
307・・・光学モジュール
Claims (10)
- 撮像素子を対象とした撮像光学系を有する撮像レンズであって、
前記撮像光学系は、物体側から順に配置された、
パワーが正となる第1レンズと、
パワーが負となる両面非球面の第2レンズと、
物体側が凸となるパワーが負の両面非球面の第3レンズと、を含み、
前記撮像光学系において下記の条件式(1)、(2)、および(3)を満足する
撮像レンズ。
0.45<f1/f<0.65 …(1)
−2.0<f2/f<−0.75 …(2)
f3/f<−7.0 …(3)
ただし、fは全系の焦点距離を、f1は前記第1レンズの焦点距離を、f2は前記第2レンズの焦点距離を、f3は前記第3レンズの焦点距離をそれぞれ表している。 - 前記撮像光学系において、絞りから像面までの距離の全長をL、全系の焦点距離をfとするとき下記の条件式(5)を満足する
請求項1に記載の撮像レンズ。
1.0<L/f<2.0 …(5) - 前記撮像光学系において、絞りから像面までの距離の全長をL、全系の焦点距離をfとするとき下記の条件式(6)を満足する
請求項1に記載の撮像レンズ。
1.1<L/f<1.7 …(6) - 前記撮像光学系において、絞りから像面までの距離の全長をL、全系の焦点距離をfとするとき下記の条件式(7)を満足する
請求項1に記載の撮像レンズ。
1.0<L/f<1.5 …(7) - 前記撮像光学系の第2レンズ、および第3レンズの像面側の面において中心部の中心曲率半径と周辺部の曲率半径の符号が異なる面を有する
請求項1から4のいずれか一に記載の撮像レンズ。 - 前記撮像光学系において最もアッベ数が大きいν(max)と最もアッベ数の小さいν(min)の差が以下の条件式(8)を満足し、前記第1レンズのアッベ数ν1、前記第2レンズのアッベ数ν2、および前記第3レンズのアッベ数ν3が下記の条件を満足する
請求項1から5のいずれか一に記載の撮像レンズ。
ν(max)―ν(min)≧25 …(8)
ν1≧50.0、
ν2≦40.0、
ν3≧50.0。 - 前記第2レンズおよび第3レンズのうちの少なくとも一方が樹脂により形成されている
請求項1から6のいずれか一に記載の撮像レンズ。 - 前記第1レンズの物体側または像面側のいずれかに開口絞りが配置されている
請求項1から7のいずれか一に記載の撮像レンズ。 - 撮像素子を対象とした撮像光学系を有する撮像レンズと、
前記撮像レンズを保持するレンズ保持体と、を有し、
前記撮像レンズの前記撮像光学系は、物体側から順に配置された、
パワーが正となる第1レンズと、
パワーが負となる両面非球面の第2レンズと、
物体側が凸となるパワーが負の両面非球面の第3レンズと、を含み、
前記撮像光学系において下記の条件式(9)、(10)、および(11)を満足する
光学モジュール。
0.45<f1/f<0.65 …(9)
−2.0<f2/f<−0.75 …(10)
f3/f<−7.0 …(11)
ただし、fは全系の焦点距離を、f1は前記第1レンズの焦点距離を、f2は前記第2レンズの焦点距離を、f3は前記第3レンズの焦点距離をそれぞれ表している。 - 光学モジュールと、
前記光学モジュールを収納する筐体と、を有し、
前記光学モジュールは、
撮像素子を対象とした撮像光学系を有する撮像レンズと、
前記撮像レンズを保持するレンズ保持体と、を有し、
前記撮像レンズの前記撮像光学系は、物体側から順に配置された、
パワーが正となる第1レンズと、
パワーが負となる両面非球面の第2レンズと、
物体側が凸となるパワーが負の両面非球面の第3レンズと、を含み、
前記撮像光学系において下記の条件式(13)、(14)、および(15)を満足する
携帯端末。
0.45<f1/f<0.65 …(13)
−2.0<f2/f<−0.75 …(14)
f3/f<−7.0 …(15)
ただし、fは全系の焦点距離を、f1は前記第1レンズの焦点距離を、f2は前記第2レンズの焦点距離を、f3は前記第3レンズの焦点距離をそれぞれ表している。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005562A JP4947580B2 (ja) | 2007-01-15 | 2007-01-15 | 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007005562A JP4947580B2 (ja) | 2007-01-15 | 2007-01-15 | 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008170851A JP2008170851A (ja) | 2008-07-24 |
JP4947580B2 true JP4947580B2 (ja) | 2012-06-06 |
Family
ID=39698974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007005562A Expired - Fee Related JP4947580B2 (ja) | 2007-01-15 | 2007-01-15 | 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4947580B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5259198B2 (ja) * | 2008-01-15 | 2013-08-07 | オリンパス株式会社 | 広角光学系及びそれを用いた撮像装置 |
JP2009288776A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-12-10 | Optical Logic Inc | 撮像レンズ |
KR20160069087A (ko) * | 2014-12-05 | 2016-06-16 | 에이에이씨 어쿠스틱 테크놀로지스 (심천) 컴퍼니 리미티드 | 소형 촬영 렌즈계 |
KR20230056320A (ko) * | 2021-10-20 | 2023-04-27 | 삼성전자주식회사 | 렌즈 어셈블리 및 그를 포함하는 전자 장치 |
CN114420020A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-04-29 | 惠州星聚宇智能科技有限公司 | 光学投影系统、投影模组以及迎宾灯 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4518836B2 (ja) * | 2004-05-14 | 2010-08-04 | Hoya株式会社 | 撮像レンズ系 |
JP4894222B2 (ja) * | 2004-11-01 | 2012-03-14 | コニカミノルタオプト株式会社 | 撮像レンズ、撮像ユニット及び携帯端末 |
-
2007
- 2007-01-15 JP JP2007005562A patent/JP4947580B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008170851A (ja) | 2008-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007298572A (ja) | 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 | |
JP2007178689A (ja) | 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 | |
JP2007225833A (ja) | 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 | |
JP2007264498A (ja) | 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 | |
JP4623993B2 (ja) | 結像光学系及びそれを用いた電子機器 | |
JP2008107616A (ja) | 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 | |
JP2007148314A (ja) | 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 | |
CN108693630B (zh) | 5片光学元件构成的摄像镜头 | |
JP5090832B2 (ja) | 撮像レンズ、およびカメラモジュールならびに撮像機器 | |
WO2007018085A1 (ja) | 撮像装置及び撮像装置の組立方法 | |
JP4658511B2 (ja) | 結像光学系、それを備えた撮像装置及び電子機器 | |
JP2007148138A (ja) | 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 | |
JP2007148137A (ja) | 変倍撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 | |
JP2010197665A (ja) | 撮像光学系及びそれを備える撮像装置 | |
JP5501839B2 (ja) | 撮像光学系及びそれを用いた撮像装置 | |
JP2007212877A (ja) | 単焦点撮像レンズ及びそれを備えた撮像装置 | |
JP2009069195A (ja) | 撮像レンズ、およびカメラモジュールならびに撮像機器 | |
JP2007212878A (ja) | 単焦点撮像レンズ及びそれを備えた撮像装置 | |
JP5022172B2 (ja) | 4枚構成小型撮像レンズ、およびカメラモジュールならびに撮像装置 | |
JP2011209352A (ja) | 光学系及びレンズ位置調整方法 | |
EP2048530A1 (en) | Zoom lens, digital camera and mobile information terminal device | |
JP2007156277A (ja) | 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 | |
JP2008064884A (ja) | 撮像レンズ | |
JP2014178522A (ja) | 撮像光学系、カメラ装置および携帯情報端末装置 | |
JP4947580B2 (ja) | 撮像レンズ、光学モジュール、および携帯端末 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120123 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120229 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |