JP2007178598A - 高倍率ズームレンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】全変倍域にわたり諸収差の効果的な補正が可能な高い光学性能を維持し、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供すること。
【解決手段】物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群110、負の屈折力を有する第2レンズ群120、正の屈折力を有する第3レンズ群130、正の屈折力を有する第4レンズ群140、および負の屈折力を有する第5レンズ群150が配置されて構成される。そして、第2レンズ群120を光軸に沿って物体側から像面170側へ移動させることによって、広角端から望遠端への変倍を行う。また、第4レンズ群140を光軸に沿って移動させることによって変倍に伴う像面変動(結像位置)の補正やフォーカシングを行う。第1レンズ群110、第3レンズ群130、および第5レンズ群150は、常時固定されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視用カメラなどに搭載するのに最適な、小型、広角、高変倍の高倍率ズームレンズに関する。
従来より、4つのレンズ群で構成され、高変倍が可能なズームレンズがよく知られている(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
特許文献1に記載のズームレンズは、物体側から順に、正、負、正、正の屈折力を有する第1〜第4の各レンズ群が配置されて構成されている。このズームレンズは、第1レンズ群と第3レンズ群を固定し、第2レンズ群を一方向に移動させて変倍を行い、また、第4レンズ群を前後方向に移動させることによって変倍に伴う像面変動の補正やフォーカシングを行う。このズームレンズの変倍比は25倍程度、最大画角は58°程度である。このような4群構成のズームレンズでも、可動群が2つあるため鏡筒の構成を簡略化でき、レンズ系全体を小型化することが可能である。
近年、さらなる高変倍が可能なズームレンズが望まれているが、これを4群構成のレンズ系で実現しようとすると、変倍にかかわるレンズ群の移動量が増加するため、レンズ系の全長が増大するとともに、その外径も増大する。加えて、フォーカス群の移動量も増加するため収差変動が大きくなる。このため、レンズ系全体の小型化を図りつつ、高い光学性能を得ることが大変困難になる。また、広角端におけるレンズ系の前玉径を大きくしなければならないため、広角化が難しく、広角端の画角はせいぜい60°を確保するのが精一杯である。
そこで、より高変倍を可能にするため、5つのレンズ群で構成されたズームレンズが提案されている(たとえば、下記特許文献2〜5を参照。)。
特許文献2〜4に記載のズームレンズは、いずれも、物体側から順に、正、負、正、負、正の屈折力を有する第1〜第5の各レンズ群が配置されて構成されている。このズームレンズは、第1レンズ群と第3レンズ群と第5レンズ群を固定し、第2レンズ群を一方向に移動させて変倍を行い、また、第4レンズ群を前後方向に移動させることによって変倍に伴う像面変動の補正やフォーカシングを行う。なお、特許文献2に記載のズームレンズの変倍比は23倍程度、最大画角は71°程度である。特許文献3に記載のズームレンズの変倍比は24〜30倍程度、最大画角は63°程度である。特許文献4に記載のズームレンズの変倍比は50倍程度、最大画角は70°程度である。
また、特許文献5に記載のズームレンズは、物体側から順に、正、負、正、正、正の屈折力を有する第1〜第5の各レンズ群が配置されて構成されている。このズームレンズは、第1レンズ群と第3レンズ群と第5レンズ群を固定し、第2レンズ群を一方向に移動させて変倍を行い、また、第4レンズ群を前後方向に移動させることによって変倍に伴う像面変動の補正やフォーカシングを行う。このズームレンズの変倍比は20倍程度、最大画角は71°程度であり、変倍に伴いバックフォーカス長が変動する。
特開2002−182109号公報 特許第3453007号公報 特開2000−180722号公報 特開2000−231050号公報 特許第3601733号公報
しかしながら、特許文献2〜5に記載のズームレンズをはじめとする従来のズームレンズでは、広角化、小型化を図ろうとすると、ペッツバール和が負の領域へ偏りすぎて、像面湾曲が増大し、全変倍域にわたって収差変動が大きくなるため、高い光学性能を得ることができないという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、全変倍域にわたり高い光学性能を維持し、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供することを目的とする。また、高い光学性能を備えた、小型の高倍率ズームレンズを提供することもこの発明の目的である。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる高倍率ズームレンズは、物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、前記ズームレンズの全長をLS、像高をYS、変倍比をZSとするとき、
0.8≦LS/YS/ZS≦1.2
を満足することを特徴とする。
この請求項1に記載の発明によれば、高倍率ズームレンズを構成する各レンズ群の屈折力バランスの均衡を保って全変倍域で諸収差の良好な補正ができる、小型、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供することができる。
また、請求項2に記載の発明にかかる高倍率ズームレンズは、物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、前記第5レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズとにより構成されており、前記正レンズのアッベ数をνp、前記負レンズのアッベ数をνmとするとき、
2≦νp−νm≦16
を満足することを特徴とする。
この請求項2に記載の発明によれば、諸収差、特に色収差、像面湾曲の良好な補正ができる、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供することができる。
また、請求項3に記載の発明にかかる高倍率ズームレンズは、物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、前記第5レンズ群の焦点距離をf5、前記ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、
0.3≦|f5/ft|≦1.1
を満足することを特徴とする。
この請求項3に記載の発明によれば、前記第5レンズ群の屈折力の適正化を図って、倍率色収差および軸上色収差の良好な補正ができる、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供することができる。
また、請求項4に記載の発明にかかる高倍率ズームレンズは、物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、前記第1レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズと、正レンズとにより構成されており、前記第1レンズ群を構成するレンズのうち、前記物体側から2番目に配置されている正レンズのアッベ数をν2とするとき、
ν2≧80
を満足することを特徴とする。
この請求項4に記載の発明によれば、特に、望遠端において発生する色収差を良好に補正できる、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供することができる。
また、請求項5に記載の発明にかかる高倍率ズームレンズは、物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、前記第1レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズと、正レンズとにより構成されており、前記第1レンズ群を構成するレンズのうち、前記物体側から2番目に配置されている正レンズのアッベ数をν2、前記ズームレンズの全長をLS、像高をYS、変倍比をZSとするとき、
ν2≧80
かつ
0.8≦LS/YS/ZS≦1.2
を満足することを特徴とする。
この請求項5に記載の発明によれば、高倍率ズームレンズを構成する各レンズ群の屈折力バランスの均衡を保って全変倍域で諸収差の良好な補正ができる、小型、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供することができる。特に、望遠端において発生する色収差の補正に優れた高倍率ズームレンズを提供することができる。
また、請求項6に記載の発明にかかる高倍率ズームレンズは、物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、前記第5レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズとにより構成されており、前記第5レンズ群を構成する正レンズのアッベ数をνp、前記第5レンズ群を構成する負レンズのアッベ数をνm、前記第5レンズ群の焦点距離をf5、前記ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、
2≦νp−νm≦16
かつ
0.3≦|f5/ft|≦1.1
を満足することを特徴とする。
この請求項6に記載の発明によれば、諸収差、特に色収差(倍率色収差、軸上色収差)、像面湾曲を良好に補正できる、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供することができる。
また、請求項7に記載の発明にかかる高倍率ズームレンズは、物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、前記第5レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズとにより構成されており、前記第5レンズ群を構成する正レンズのアッベ数をνp、前記第5レンズ群を構成する負レンズのアッベ数をνm、前記第5レンズ群の焦点距離をf5、前記ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離をft、前記ズームレンズの全長をLS、像高をYS、変倍比をZSとするとき、
2≦νp−νm≦16
かつ
0.3≦|f5/ft|≦1.1
かつ
0.8≦LS/YS/ZS≦1.2
を満足することを特徴とする。
この請求項7に記載の発明によれば、高倍率ズームレンズを構成する各レンズ群の屈折力バランスの均衡を保って全変倍域で諸収差の良好な補正ができる、小型、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供することができる。特に、色収差(倍率色収差、軸上色収差)、像面湾曲の補正に優れた高倍率ズームレンズを提供することができる。
また、請求項8に記載の発明にかかる高倍率ズームレンズは、物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、前記第1レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズと、正レンズとにより構成され、前記第5レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズとにより構成されており、前記第1レンズ群を構成するレンズのうち、前記物体側から2番目に配置されている正レンズのアッベ数をν2、前記第5レンズを構成する正レンズのアッベ数をνp、前記第5レンズ群を構成する負レンズのアッベ数をνm、前記第5レンズ群の焦点距離をf5、前記ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、
ν2≧80
かつ
2≦νp−νm≦16
かつ
0.3≦|f5/ft|≦1.1
を満足することを特徴とする。
この請求項8に記載の発明によれば、色収差(倍率色収差、軸上色収差)、像面湾曲を良好に補正することができる、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供することができる。特に、望遠端において発生する色収差の補正に優れた高倍率ズームレンズを提供することができる。
また、請求項9に記載の発明にかかる高倍率ズームレンズは、物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、前記第1レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズと、正レンズとにより構成され、前記第5レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズとにより構成されており、前記第1レンズ群を構成するレンズのうち、前記物体側から2番目に配置されている正レンズのアッベ数をν2、前記第5レンズ群を構成する正レンズのアッベ数をνp、前記第5レンズ群を構成する負レンズのアッベ数をνm、前記第5レンズ群の焦点距離をf5、前記ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離をft、前記ズームレンズの全長をLS、像高をYS、変倍比をZSとするとき、
ν2≧80
かつ
2≦νp−νm≦16
かつ
0.3≦|f5/ft|≦1.1
かつ
0.8≦LS/YS/ZS≦1.2
を満足することを特徴とする。
この請求項9に記載の発明によれば、高倍率ズームレンズを構成する各レンズ群の屈折力バランスの均衡を保って全変倍域で諸収差の良好な補正ができる、小型、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供することができる。特に、色収差(倍率色収差、軸上色収差)、像面湾曲の補正に優れた高倍率ズームレンズを提供することができる。加えて、望遠端において発生する色収差の補正に優れた高倍率ズームレンズを提供することができる。
また、請求項10に記載の発明にかかる高倍率ズームレンズは、請求項1〜9のいずれか一つに記載の発明において、前記第1レンズ群は正の屈折力を有し、前記第2レンズ群は負の屈折力を有し、前記第3レンズ群は正の屈折力を有し、前記第4レンズ群は正の屈折力を有し、前記第5レンズ群は負の屈折力を有し、前記第3レンズ群および前記第4レンズは、非球面が形成されたレンズを含んでおり、前記第2レンズ群を光軸に沿って前記物体側から像面側へ移動させることによって広角端から望遠端への変倍を行い、また、前記第4レンズ群を光軸に沿って移動させることによって変倍に伴う像面変動の補正やフォーカシングを行うことを特徴とする。
この請求項10に記載の発明によれば、全変倍域にわたり諸収差の効果的な補正が可能な高い光学性能を維持し、小型、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供することができる。
この発明によれば、全変倍域にわたり諸収差の効果的な補正が可能な高い光学性能を維持し、広角で高変倍が可能な高倍率ズームレンズを提供することができるという効果を奏する。また、高い光学性能を備えた、小型の高倍率ズームレンズを提供することができるという効果を奏する。
以下、この発明にかかる高倍率ズームレンズ(以下、ズームレンズと略称する)の好適な実施の形態を詳細に説明する。
この発明の実施の形態にかかるズームレンズは、物体側から順に配置された、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、負の屈折力を有する第5レンズ群と、を含み構成される。
この実施の形態のズームレンズは、第2レンズ群を光軸に沿って物体側から像面側へ移動させることによって、広角端から望遠端への変倍を行う。また、第4レンズ群を光軸に沿って移動させることによって変倍に伴う像面変動(結像位置)の補正やフォーカシングを行う。なお、第1レンズ群、第3レンズ群、および第5レンズ群は、常時固定されている。
第1レンズ群は、物体側から順に、負レンズ、正レンズ、および正レンズが配置されて構成される。
第2レンズ群は、物体側から順に、負レンズ、負レンズ、正レンズ、および負レンズが配置されて構成される。
第3レンズ群は、物体側から順に、正レンズ、負レンズが配置されて構成される。または、物体側から順に、正レンズ、正レンズ、および負レンズが配置されて構成される。この第3レンズ群を構成するレンズのうち、少なくても1枚は両面に非球面を形成する。このようにすることで、球面収差をはじめとする諸収差を良好に補正することができる。
第4レンズ群は、物体側から順に、正レンズ、負レンズが配置されて構成される。または、正レンズ1枚で構成してもよい。この第4レンズ群を構成するレンズのうち、少なくてもいずれか1面に非球面を形成する。このようにすることで、この第4レンズ群を構成するレンズの枚数を少なくすることができるとともに、諸収差の良好な補正も可能になる。また、少ないレンズ枚数で第4レンズ群を構成し、第4レンズ群の全長を短くできることで、第4レンズ群の十分な移動量を確保して、変倍に伴う結像位置の補正やフォーカシングを効果的に行うことができる。
第5レンズ群は、物体側から順に、負レンズ、正レンズが配置されて構成される。
この発明は、全変倍域にわたり高い光学性能を維持し、広角で、34〜37倍程度の高変倍が可能なズームレンズを提供すること、また、高い光学性能を備えた、小型のズームレンズを提供することを目的としている。そこで、かかる目的を達成するため、以下に示すような各種条件を設定している。
まず、この実施の形態のズームレンズの全長をLS、像高をYS、変倍比をZSとするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
0.8≦LS/YS/ZS≦1.2 ・・・(1)
この条件式(1)は、ズームレンズの全長と像高と変倍比との比を規定する式であり、このズームレンズを構成する各レンズ群の屈折力バランスの均衡を保って全変倍域で諸収差の良好な補正を実現し、レンズ系の小型化、広角化、高変倍化を達成するための条件を示すものである。なお、この条件式(1)が規定している値の範囲は、光学系中にIRカットフィルタやカバーガラスなど含んでいない状態のものである。LS/YS/ZSの値が0.8未満になると、各レンズ群の屈折力バランスの均衡が崩れ、諸収差の補正が困難になる。一方、LS/YS/ZSの値が1.2を超えると、レンズ系の大型化を招くため、好ましくない。
さらに、この実施の形態のズームレンズは、第5レンズ群を構成する正レンズのアッベ数をνp、負レンズのアッベ数をνmとするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
2≦νp−νm≦16 ・・・(2)
この条件式(2)は、このズームレンズの第5レンズ群のアッベ数、分散値を規定する式であり、諸収差、特に色収差、像面湾曲の良好な補正を実現し、レンズ系の広角化、高変倍化を達成するための条件を示すものである。νp−νmの値が2未満になると、色収差の補正が困難になる。一方、νp−νmの値が16を超えると、ペッツバール和が負に偏りすぎ、像面湾曲の補正が困難になる。
また、この実施の形態のズームレンズは、第5レンズ群の焦点距離をf5、ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
0.3≦|f5/ft|≦1.1 ・・・(3)
この条件式(3)は、第5レンズ群の焦点距離と、ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離との比を規定する式であり、第5レンズ群の屈折力の適正化を図って、倍率色収差および軸上色収差の良好な補正を実現し、レンズ系の広角化、高変倍化を達成するための条件を示すものである。|f5/ft|の値が0.3未満になると、第5レンズ群の屈折力が強くなりすぎて、特に倍率色収差の補正が困難になる。一方、|f5/ft|の値が1.1を超えると、こんどは第5レンズ群の屈折力が弱くなりすぎて、特に軸上色収差の補正が困難になる。
また、この実施の形態のズームレンズは、第1レンズ群を構成するレンズのうち、物体側から2番目に配置されている正レンズのアッベ数をν2とするとき、次の条件式を満足することが好ましい。
ν2≧80 ・・・(4)
この条件式(4)は、第1レンズ群を構成するレンズのうち、物体側から2番目に配置されている正レンズのアッベ数、分散値を規定する式であり、このズームレンズの望遠端において発生する色収差を良好に補正し、レンズ系の広角化、高変倍化を達成するための条件を示すものである。ν2の値が80未満になると、このズームレンズの望遠端において発生する色収差を補正することが困難になる。
この実施の形態にかかるズームレンズは、上記条件式(1)〜(4)のうちいずれか一つを満足することで、各条件式に特有の効果を奏し、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視用カメラなどに搭載するのに最適な、高い光学性能を備えたズームレンズになる。特に、従来、広角、高変倍のズームレンズで問題となっていた収差補正の困難性が克服できる。しかし、一つの条件式のみよりも複数の条件式を同時に満足することでより高性能なズームレンズが得られる。
たとえば、条件式(2),(3)を満足することで、色収差(倍率色収差、軸上色収差)、像面湾曲の補正に極めて優れた効果が得られる。
また、上記条件式(2)〜(4)を満足することで、上記条件式(2),(3)を満足することで得られる効果に加えて、特にレンズ系の望遠端で発生する色収差の補正に極めて優れた効果を発揮する。
さらに、上記条件式(1)〜(4)を満足することで、上記条件式(2)〜(4)を満足することで得られる効果に加えて、諸収差のより効果的な補正を実現し、レンズ系の小型化が達成できる。
なお、上記条件式(1)〜(4)で示された各数値の範囲は、当該数値の近傍値であれば、この発明で期待される効果は得られる。
以下、この発明にかかる高倍率ズームレンズの実施例を示す。
(実施例1)
図1は、実施例1にかかるズームレンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。このズームレンズは、図示しない物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群110、負の屈折力を有する第2レンズ群120、正の屈折力を有する第3レンズ群130、正の屈折力を有する第4レンズ群140、および負の屈折力を有する第5レンズ群150が配置されて構成される。また、第2レンズ群120と第3レンズ群130との間には、絞り160が配置されている。第5レンズ群150と像面170との間には、カバーガラス180が配置されている。なお、このカバーガラス180は、必要に応じて配置されるものであり、場合によっては省略することも可能である。
第1レンズ群110は、物体側から順に、負レンズ111、正レンズ112、および正レンズ113が配置されて構成される。負レンズ111と正レンズ112は、接合されている。
第2レンズ群120は、物体側から順に、負レンズ121、負レンズ122、正レンズ123、および負レンズ124が配置されて構成される。正レンズ123と負レンズ124は、接合されている。
第3レンズ群130は、物体側から順に、正レンズ131、負レンズ132が配置されて構成される。正レンズ131の両面には、非球面が形成されている。
第4レンズ群140は、物体側から順に、正レンズ141、負レンズ142が配置されて構成される。正レンズ141と負レンズ142は、接合されている。また、正レンズ141の物体側面には、非球面が形成されている。
第5レンズ群150は、物体側から順に、負レンズ151、正レンズ152が配置されて構成される。
この実施例1にかかるズームレンズは、上記のように5つのレンズ群による構成となっている。
このズームレンズは、第2レンズ群120を光軸に沿って物体側から像面170側へ移動させることによって、広角端から望遠端への変倍を行う。また、第4レンズ群140を光軸に沿って移動させることによって変倍に伴う像面変動(結像位置)の補正やフォーカシングを行う。第1レンズ群110、第3レンズ群130、および第5レンズ群150は、常時固定されている。
以下に、実施例1にかかるズームレンズに関する各種数値データを示す。
ズームレンズ全系の広角端における焦点距離=3.52
ズームレンズ全系の中間における焦点距離=20.49
ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離(ft)=121.0
Fナンバ=1.66(広角端)〜2.44(中間)〜4.61(望遠端)
画角(2ω)=70.9°(広角端)〜12.2°(中間)〜2.0°(望遠端)
(条件式(1)に関する数値)
ズームレンズの全長(LS)=77.48
ズームレンズの像高(YS)=2.25
ズームレンズの変倍比(ZS)=34.38
S/YS/ZS=1.00
なお、条件式(1)に関する数値には、カバーガラス180は含まない。
(条件式(2)に関する数値)
第5レンズ群150を構成する正レンズ152のアッベ数(νp)=47.2
第5レンズ群150を構成する負レンズ151のアッベ数(νm)=42.7
νp−νm=4.5
(条件式(3)に関する数値)
第5レンズ群150の焦点距離(f5)=-69.9
|f5/ft|=0.58
(条件式(4)に関する数値)
第1レンズ群110を構成するレンズのうち、物体側から2番目に配置されている正レンズ112のアッベ数(ν2)=81.6
1=50.9281
1=1.0 nd1=1.92286 νd1=20.9
2=30.1924
2=6.60 nd2=1.49700 νd2=81.6
3=-123.9867
3=0.15
4=26.7369
4=3.40 nd3=1.80400 νd3=46.6
5=77.7316
5=0.7352(広角端)〜17.721(中間)〜25.4911(望遠端)
6=466.6932
6=0.70 nd4=1.88300 νd4=40.8
7=7.9800
7=2.60
8=-11.7602
8=0.60 nd5=1.88300 νd5=40.8
9=27.9190
9=0.15
10=14.5065
10=2.80 nd6=1.84666 νd6=23.8
11=-6.8215
11=0.50 nd7=1.88300 νd7=40.8
12=35.0275
12=26.4233(広角端)〜9.4375(中間)〜1.6674(望遠端)
13=∞(絞り)
13=0.80
14=10.6114(非球面)
14=3.40 nd8=1.69350 νd8=53.2
15=-67.2230(非球面)
15=0.60
16=14.3945
16=1.00 nd9=1.92286 νd9=20.9
17=8.6362
17=10.0869(広角端)〜4.2176(中間)〜11.7807(望遠端)
18=11.4629(非球面)
18=3.00 nd10=1.58313 νd10=59.4
19=-12.4575
19=0.50 nd11=1.84666 νd11=23.8
20=-20.6770
20=2.4712(広角端)〜8.3405(中間)〜0.7774(望遠端)
21=29.8496
21=0.60 nd12=1.83481 νd12=42.7
22=6.5316
22=0.40
23=10.9241
23=2.10 nd13=1.54072 νd13=47.2
24=-17.7448
24=0.50
25=∞
25=2.70 nd14=1.51633 νd14=64.2
26=∞
26=4.58
非球面係数(a,b,c,d,e)
(第14面)
a=0
b=-3.64218×10-5, c=-7.38728×10-6
d=2.06383×10-7, e=-2.00249×10-9
(第15面)
a=0
b=9.72701×10-5, c=-8.57333×10-6
d=2.86183×10-7, e=-3.00770×10-9
(第18面)
a=0
b=-1.13559×10-4, c=-1.93417×10-6
d=8.05482×10-8, e=-9.25972×10-10
また、図2は、実施例1にかかるズームレンズの広角端における収差図である。図3は、実施例1にかかるズームレンズの中間における収差図である。図4は、実施例1にかかるズームレンズの望遠端における収差図である。
(実施例2)
図5は、実施例2にかかるズームレンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。このズームレンズは、図示しない物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群210、負の屈折力を有する第2レンズ群220、正の屈折力を有する第3レンズ群230、正の屈折力を有する第4レンズ群240、および負の屈折力を有する第5レンズ群250が配置されて構成される。また、第2レンズ群220と第3レンズ群230との間には、絞り260が配置されている。第5レンズ群250と像面270との間には、カバーガラス280が配置されている。なお、このカバーガラス280は、必要に応じて配置されるものであり、場合によっては省略することも可能である。
第1レンズ群210は、物体側から順に、負レンズ211、正レンズ212、および正レンズ213が配置されて構成される。負レンズ211と正レンズ212は、接合されている。
第2レンズ群220は、物体側から順に、負レンズ221、負レンズ222、正レンズ223、および負レンズ224が配置されて構成される。正レンズ223と負レンズ224は、接合されている。
第3レンズ群230は、物体側から順に、正レンズ231、負レンズ232が配置されて構成される。正レンズ231の両面には、非球面が形成されている。
第4レンズ群240は、物体側から順に、正レンズ241、負レンズ242が配置されて構成される。正レンズ241と負レンズ242は、接合されている。また、正レンズ241の物体側面には、非球面が形成されている。
第5レンズ群250は、物体側から順に、負レンズ251、正レンズ252が配置されて構成される。
この実施例2にかかるズームレンズも、上記のように5つのレンズ群による構成となっている。
このズームレンズは、第2レンズ群220を光軸に沿って物体側から像面270側へ移動させることによって、広角端から望遠端への変倍を行う。また、第4レンズ群240を光軸に沿って移動させることによって変倍に伴う像面変動(結像位置)の補正やフォーカシングを行う。第1レンズ群210、第3レンズ群230、および第5レンズ群250は、常時固定されている。
以下に、実施例2にかかるズームレンズに関する各種数値データを示す。
ズームレンズ全系の広角端における焦点距離=3.33
ズームレンズ全系の中間における焦点距離=20.32
ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離(ft)=116.0
Fナンバ=1.66(広角端)〜2.50(中間)〜4.07(望遠端)
画角(2ω)=74.3°(広角端)〜12.3°(中間)〜2.1°(望遠端)
(条件式(1)に関する数値)
ズームレンズの全長(LS)=77.53
ズームレンズの像高(YS)=2.25
ズームレンズの変倍比(ZS)=34.84
S/YS/ZS=0.99
なお、条件式(1)に関する数値には、カバーガラス280は含まない。
(条件式(2)に関する数値)
第5レンズ群250を構成する正レンズ252のアッベ数(νp)=47.2
第5レンズ群250を構成する負レンズ251のアッベ数(νm)=40.8
νp−νm=6.4
(条件式(3)に関する数値)
第5レンズ群250の焦点距離(f5)=-111.5
|f5/ft|=0.96
(条件式(4)に関する数値)
第1レンズ群210を構成するレンズのうち、物体側から2番目に配置されている正レンズ212のアッベ数(ν2)=81.6
1=50.9703
1=1.0 nd1=1.92286 νd1=20.9
2=30.3282
2=7.00 nd2=1.49700 νd2=81.6
3=-125.0837
3=0.15
4=26.7570
4=3.60 nd3=1.80400 νd3=46.6
5=77.0990
5=0.7395(広角端)〜17.8992(中間)〜25.4612(望遠端)
6=568.7942
6=0.70 nd4=1.88300 νd4=40.8
7=7.8410
7=2.60
8=-11.7390
8=0.60 nd5=1.88300 νd5=40.8
9=27.6377
9=0.15
10=14.1683
10=2.90 nd6=1.84666 νd6=23.8
11=-6.6145
11=0.50 nd7=1.88300 νd7=40.8
12=35.6823
12=26.4205(広角端)〜9.2608(中間)〜1.6988(望遠端)
13=∞(絞り)
13=0.80
14=10.5869(非球面)
14=3.20 nd8=1.69350 νd8=53.2
15=-68.4070(非球面)
15=0.25
16=14.1870
16=1.00 nd9=1.92286 νd9=20.9
17=8.5721
17=10.0326(広角端)〜4.1883(中間)〜11.8273(望遠端)
18=11.5582(非球面)
18=2.90 nd10=1.58313 νd10=59.4
19=-12.3678
19=0.50 nd11=1.84666 νd11=23.8
20=-20.6269
20=2.4778(広角端)〜8.3221(中間)〜0.6831(望遠端)
21=24.9292
21=0.60 nd12=1.88300 νd12=40.8
22=6.5450
22=0.40
23=10.1745
23=2.10 nd13=1.54072 νd13=47.2
24=-17.0995
24=0.50
25=∞
25=2.70 nd14=1.51633 νd14=64.2
26=∞
26=4.63
非球面係数(a,b,c,d,e)
(第14面)
a=0
b=-3.66057×10-5, c=-7.39318×10-6
d=2.06426×10-7, e=-2.00382×10-9
(第15面)
a=0
b=9.73086×10-5, c=-8.57804×10-6
d=2.85799×10-7, e=-3.00791×10-9
(第18面)
a=0
b=-1.10497×10-4, c=-1.86634×10-6
d=8.48106×10-8, e=-9.73939×10-10
また、図6は、実施例2にかかるズームレンズの広角端における収差図である。図7は、実施例2にかかるズームレンズの中間における収差図である。図8は、実施例2にかかるズームレンズの望遠端における収差図である。
(実施例3)
図9は、実施例3にかかるズームレンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。このズームレンズは、図示しない物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群310、負の屈折力を有する第2レンズ群320、正の屈折力を有する第3レンズ群330、正の屈折力を有する第4レンズ群340、および負の屈折力を有する第5レンズ群350が配置されて構成される。また、第2レンズ群320と第3レンズ群330との間には、絞り360が配置されている。第5レンズ群350と像面370との間には、カバーガラス380が配置されている。なお、このカバーガラス380は、必要に応じて配置されるものであり、場合によっては省略することも可能である。
第1レンズ群310は、物体側から順に、負レンズ311、正レンズ312、および正レンズ313が配置されて構成される。負レンズ311と正レンズ312は、接合されている。
第2レンズ群320は、物体側から順に、負レンズ321、負レンズ322、正レンズ323、および負レンズ324が配置されて構成される。正レンズ323と負レンズ324は、接合されている。
第3レンズ群330は、物体側から順に、正レンズ331、負レンズ332が配置されて構成される。正レンズ331の両面には、非球面が形成されている。
第4レンズ群340は、物体側から順に、正レンズ341、負レンズ342が配置されて構成される。正レンズ341と負レンズ342は、接合されている。また、正レンズ341の物体側面には、非球面が形成されている。
第5レンズ群350は、物体側から順に、負レンズ351、正レンズ352が配置されて構成される。
この実施例3にかかるズームレンズも、上記のように5つのレンズ群による構成となっている。
このズームレンズは、第2レンズ群320を光軸に沿って物体側から像面370側へ移動させることによって、広角端から望遠端への変倍を行う。また、第4レンズ群340を光軸に沿って移動させることによって変倍に伴う像面変動(結像位置)の補正やフォーカシングを行う。第1レンズ群310、第3レンズ群330、および第5レンズ群350は、常時固定されている。
以下に、実施例3にかかるズームレンズに関する各種数値データを示す。
ズームレンズ全系の広角端における焦点距離=3.50
ズームレンズ全系の中間における焦点距離=20.28
ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離(ft)=128.0
Fナンバ=1.66(広角端)〜2.46(中間)〜4.88(望遠端)
画角(2ω)=71.6°(広角端)〜12.3°(中間)〜1.9°(望遠端)
(条件式(1)に関する数値)
ズームレンズの全長(LS)=77.62
ズームレンズの像高(YS)=2.25
ズームレンズの変倍比(ZS)=36.57
S/YS/ZS=0.94
なお、条件式(1)に関する数値には、カバーガラス380は含まない。
(条件式(2)に関する数値)
第5レンズ群350を構成する正レンズ352のアッベ数(νp)=47.2
第5レンズ群350を構成する負レンズ351のアッベ数(νm)=42.7
νp−νm=4.5
(条件式(3)に関する数値)
第5レンズ群350の焦点距離(f5)=-60.2
|f5/ft|=0.47
(条件式(4)に関する数値)
第1レンズ群310を構成するレンズのうち、物体側から2番目に配置されている正レンズ312のアッベ数(ν2)=81.6
1=50.8656
1=1.0 nd1=1.92286 νd1=20.9
2=30.1956
2=6.60 nd2=1.49700 νd2=81.6
3=-123.9733
3=0.15
4=26.7210
4=3.40 nd3=1.80400 νd3=46.6
5=77.6625
5=0.6380(広角端)〜17.6695(中間)〜25.5497(望遠端)
6=555.5092
6=0.70 nd4=1.88300 νd4=40.8
7=8.0222
7=2.60
8=-11.6261
8=0.60 nd5=1.88300 νd5=40.8
9=26.2306
9=0.15
10=14.2404
10=2.80 nd6=1.84666 νd6=23.8
11=-6.8127
11=0.50 nd7=1.88300 νd7=40.8
12=33.6237
12=26.6048(広角端)〜9.5733(中間)〜1.6931(望遠端)
13=∞(絞り)
13=0.80
14=10.5899(非球面)
14=3.40 nd8=1.69350 νd8=53.2
15=-66.5062(非球面)
15=0.60
16=14.1684
16=1.00 nd9=1.92286 νd9=20.9
17=8.5898
17=10.2001(広角端)〜4.3058(中間)〜12.1393(望遠端)
18=11.4597(非球面)
18=3.00 nd10=1.58313 νd10=59.4
19=-12.2630
19=0.50 nd11=1.84666 νd11=23.8
20=-20.5031
20=2.5103(広角端)〜8.4046(中間)〜0.5711(望遠端)
21=31.6560
21=0.60 nd12=1.83481 νd12=42.7
22=6.4362
22=0.40
23=11.2132
23=2.10 nd13=1.54072 νd13=47.2
24=-16.6558
24=0.50
25=∞
25=2.70 nd14=1.51633 νd14=64.2
26=∞
26=4.48
非球面係数(a,b,c,d,e)
(第14面)
a=0
b=-3.62351×10-5, c=-7.40994×10-6
d=2.06215×10-7, e=-1.99797×10-9
(第15面)
a=0
b=9.77235×10-5, c=-8.55170×10-6
d=2.86035×10-7, e=-3.00904×10-9
(第18面)
a=0
b=-1.15172×10-4, c=-1.97562×10-6
d=8.21336×10-8, e=-7.88100×10-10
また、図10は、実施例3にかかるズームレンズの広角端における収差図である。図11は、実施例3にかかるズームレンズの中間における収差図である。図12は、実施例3にかかるズームレンズの望遠端における収差図である。
(実施例4)
図13は、実施例4にかかるズームレンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。このズームレンズは、図示しない物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群410、負の屈折力を有する第2レンズ群420、正の屈折力を有する第3レンズ群430、正の屈折力を有する第4レンズ群440、および負の屈折力を有する第5レンズ群450が配置されて構成される。また、第2レンズ群420と第3レンズ群430との間には、絞り460が配置されている。第5レンズ群450と像面470との間には、カバーガラス480が配置されている。なお、このカバーガラス480は、必要に応じて配置されるものであり、場合によっては省略することも可能である。
第1レンズ群410は、物体側から順に、負レンズ411、正レンズ412、および正レンズ413が配置されて構成される。負レンズ411と正レンズ412は、接合されている。
第2レンズ群420は、物体側から順に、負レンズ421、負レンズ422、正レンズ423、および負レンズ424が配置されて構成される。正レンズ423と負レンズ424は、接合されている。
第3レンズ群430は、物体側から順に、正レンズ431、正レンズ432、および負レンズ433が配置されて構成される。正レンズ432と負レンズ433は、接合されている。また、正レンズ431の両面には、非球面が形成されている。
第4レンズ群440は、正レンズ441のみで構成される。正レンズ441の物体側面には、非球面が形成されている。
第5レンズ群450は、物体側から順に、負レンズ451、正レンズ452が配置されて構成される。
この実施例4にかかるズームレンズも、上記のように5つのレンズ群による構成となっている。
このズームレンズは、第2レンズ群420を光軸に沿って物体側から像面470側へ移動させることによって、広角端から望遠端への変倍を行う。また、第4レンズ群440を光軸に沿って移動させることによって変倍に伴う像面変動(結像位置)の補正やフォーカシングを行う。第1レンズ群410、第3レンズ群430、および第5レンズ群450は、常時固定されている。
以下に、実施例4にかかるズームレンズに関する各種数値データを示す。
ズームレンズ全系の広角端における焦点距離=3.64
ズームレンズ全系の中間における焦点距離=20.05
ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離(ft)=125.0
Fナンバ=1.66(広角端)〜2.54(中間)〜4.87(望遠端)
画角(2ω)=68.2°(広角端)〜12.4°(中間)〜2.0°(望遠端)
(条件式(1)に関する数値)
ズームレンズの全長(LS)=77.37
ズームレンズの像高(YS)=2.25
ズームレンズの変倍比(ZS)=34.34
S/YS/ZS=1.00
なお、条件式(1)に関する数値には、カバーガラス480は含まない。
(条件式(2)に関する数値)
第5レンズ群450を構成する正レンズ452のアッベ数(νp)=47.2
第5レンズ群450を構成する負レンズ451のアッベ数(νm)=32.4
νp−νm=14.8
(条件式(3)に関する数値)
第5レンズ群450の焦点距離(f5)=-68.1
|f5/ft|=0.54
(条件式(4)に関する数値)
第1レンズ群410を構成するレンズのうち、物体側から2番目に配置されている正レンズ412のアッベ数(ν2)=81.6
1=48.9711
1=1.0 nd1=1.92286 νd1=20.9
2=29.5919
2=6.40 nd2=1.49700 νd2=81.6
3=-122.4143
3=0.15
4=26.4097
4=3.30 nd3=1.80400 νd3=46.6
5=74.6102
5=0.7882(広角端)〜17.2051(中間)〜25.0274(望遠端)
6=251.8062
6=0.70 nd4=1.88300 νd4=40.8
7=7.3975
7=2.80
8=-10.4756
8=0.60 nd5=1.88300 νd5=40.8
9=94.5703
9=0.15
10=14.6417
10=2.80 nd6=1.84666 νd6=23.8
11=-7.0497
11=0.60 nd7=1.88300 νd7=40.8
12=26.4529
12=26.0872(広角端)〜9.6703(中間)〜1.8480(望遠端)
13=∞(絞り)
13=0.80
14=13.7196(非球面)
14=2.90 nd8=1.69350 νd8=53.2
15=-86.0447(非球面)
15=0.15
16=11.1570
16=2.50 nd9=1.83481 νd9=42.7
17=20.7375
17=0.80 nd10=1.92286 νd10=20.9
18=7.9385
18=9.9429(広角端)〜4.1856(中間)〜11.3419(望遠端)
19=10.6273(非球面)
19=2.80 nd11=1.58313 νd11=59.4
20=-27.5335
20=2.1859(広角端)〜7.9432(中間)〜0.7869(望遠端)
21=369.4664
21=0.60 nd12=1.85026 νd12=32.4
22=6.7032
22=0.25
23=10.0150
23=2.35 nd13=1.54072 νd13=47.2
24=-11.3385
24=0.50
25=∞
25=2.70 nd14=1.51633 νd14=64.2
26=∞
26=4.44
非球面係数(a,b,c,d,e)
(第14面)
a=0
b=2.53078×10-7, c=-8.11294×10-6
d=2.38481×10-7, e=-2.33204×10-9
(第15面)
a=0
b=5.42850×10-5, c=-8.15134×10-6
d=2.61844×10-7, e=-2.68426×10-9
(第19面)
a=0
b=-1.78693×10-4, c=-1.94682×10-6
d=1.23820×10-7, e=-1.68041×10-9
また、図14は、実施例4にかかるズームレンズの広角端における収差図である。図15は、実施例4にかかるズームレンズの中間における収差図である。図16は、実施例4にかかるズームレンズの望遠端における収差図である。
なお、上記数値データにおいて、r1,r2,・・・・は各レンズ、絞り面などの曲率半径、d1,d2,・・・・は各レンズ、絞りなどの肉厚またはそれらの面間隔、nd1,nd2,・・・・は各レンズなどのd線における屈折率、νd1,νd2,・・・・は各レンズなどのd線におけるアッベ数を示している。
また、上記各非球面形状は、光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にY軸をとり、光の進行方向を正とするとき、以下に示す式により表される。
Figure 2007178598
ただし、rは近軸曲率半径、a,b,c,d,eはそれぞれ2次,4次,6次,8次,10次の非球面係数である。
(比較例)
次に、実施例1〜4のズームレンズが十分に小型化されていることを示すため、従来のズームレンズと比較した数値例を表1に示す。なお、表1では、各ズームレンズの像高が異なるため、像高をすべて1mmと換算した場合のズームレンズの全長(LS/YS)と、1ズームあたりの全長比(LS/YS/ZS)を示す。
Figure 2007178598
この表1から、実施例1〜4のズームレンズは、従来のズームレンズと比べ、全長が同等もしくは短く、また1ズームあたりの全長比も小さくなっていることがわかる。特に、実施例1〜4にかかるズームレンズとほぼ同じ全長である特許文献1に記載のズームレンズと比較しても、1ズームあたりの全長比が格段に小さくなっている。このことからも、実施例1〜4にかかるズームレンズの優位性は明らかである。
以上説明したように、上記各実施例のズームレンズによれば、上記条件式を満足することで、全変倍域にわたって良好な収差補正がなされるとともに、小型化、高変倍化(34〜37倍程度)、広角化(68〜74°程度)を達成することができる。
また、上記各実施例のズームレンズは、非球面が形成されたレンズを含んで構成されているため、少ないレンズ枚数で、諸収差を良好に補正することができる。
以上のように、この発明の高倍率ズームレンズは、小型化、高変倍化、広角化が求められる、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、監視用カメラなどに有用であり、特に、高い光学性能が要求される場合に最適である。
実施例1にかかるズームレンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例1にかかるズームレンズの広角端における収差図である。 実施例1にかかるズームレンズの中間における収差図である。 実施例1にかかるズームレンズの望遠端における収差図である。 実施例2にかかるズームレンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例2にかかるズームレンズの広角端における収差図である。 実施例2にかかるズームレンズの中間における収差図である。 実施例2にかかるズームレンズの望遠端における収差図である。 実施例3にかかるズームレンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例3にかかるズームレンズの広角端における収差図である。 実施例3にかかるズームレンズの中間における収差図である。 実施例3にかかるズームレンズの望遠端における収差図である。 実施例4にかかるズームレンズの構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例4にかかるズームレンズの広角端における収差図である。 実施例4にかかるズームレンズの中間における収差図である。 実施例4にかかるズームレンズの望遠端における収差図である。
符号の説明
110,210,310,410 第1レンズ群
111,121,122,124,132,142,151,211,221,222,224,232,242,251,311,321,322,324,332,342,351,411,421,422,424,433,451 負レンズ
112,113,123,131,141,152,212,213,223,231,241,252,312,313,323,331,341,352,412,413,423,431,432,441,452 正レンズ
120,220,320,420 第2レンズ群
130,230,330,430 第3レンズ群
140,240,340,440 第4レンズ群
150,250,350,450 第5レンズ群
160,260,360,460 絞り
170,270,370,470 像面
180,280,380,480 カバーガラス

Claims (10)

  1. 物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、
    前記ズームレンズの全長をLS、像高をYS、変倍比をZSとするとき、
    0.8≦LS/YS/ZS≦1.2
    を満足することを特徴とする高倍率ズームレンズ。
  2. 物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、
    前記第5レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズとにより構成されており、
    前記正レンズのアッベ数をνp、前記負レンズのアッベ数をνmとするとき、
    2≦νp−νm≦16
    を満足することを特徴とする高倍率ズームレンズ。
  3. 物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、
    前記第5レンズ群の焦点距離をf5、前記ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、
    0.3≦|f5/ft|≦1.1
    を満足することを特徴とする高倍率ズームレンズ。
  4. 物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、
    前記第1レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズと、正レンズとにより構成されており、
    前記第1レンズ群を構成するレンズのうち、前記物体側から2番目に配置されている正レンズのアッベ数をν2とするとき、
    ν2≧80
    を満足することを特徴とする高倍率ズームレンズ。
  5. 物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、
    前記第1レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズと、正レンズとにより構成されており、
    前記第1レンズ群を構成するレンズのうち、前記物体側から2番目に配置されている正レンズのアッベ数をν2、前記ズームレンズの全長をLS、像高をYS、変倍比をZSとするとき、
    ν2≧80
    かつ
    0.8≦LS/YS/ZS≦1.2
    を満足することを特徴とする高倍率ズームレンズ。
  6. 物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、
    前記第5レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズとにより構成されており、
    前記第5レンズ群を構成する正レンズのアッベ数をνp、前記第5レンズ群を構成する負レンズのアッベ数をνm、前記第5レンズ群の焦点距離をf5、前記ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、
    2≦νp−νm≦16
    かつ
    0.3≦|f5/ft|≦1.1
    を満足することを特徴とする高倍率ズームレンズ。
  7. 物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、
    前記第5レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズとにより構成されており、
    前記第5レンズ群を構成する正レンズのアッベ数をνp、前記第5レンズ群を構成する負レンズのアッベ数をνm、前記第5レンズ群の焦点距離をf5、前記ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離をft、前記ズームレンズの全長をLS、像高をYS、変倍比をZSとするとき、
    2≦νp−νm≦16
    かつ
    0.3≦|f5/ft|≦1.1
    かつ
    0.8≦LS/YS/ZS≦1.2
    を満足することを特徴とする高倍率ズームレンズ。
  8. 物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、
    前記第1レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズと、正レンズとにより構成され、
    前記第5レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズとにより構成されており、
    前記第1レンズ群を構成するレンズのうち、前記物体側から2番目に配置されている正レンズのアッベ数をν2、前記第5レンズを構成する正レンズのアッベ数をνp、前記第5レンズ群を構成する負レンズのアッベ数をνm、前記第5レンズ群の焦点距離をf5、前記ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離をftとするとき、
    ν2≧80
    かつ
    2≦νp−νm≦16
    かつ
    0.3≦|f5/ft|≦1.1
    を満足することを特徴とする高倍率ズームレンズ。
  9. 物体側から順に配置された、第1レンズ群と、第2レンズ群と、第3レンズ群と、第4レンズ群と、第5レンズ群と、を含み構成されたズームレンズであって、
    前記第1レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズと、正レンズとにより構成され、
    前記第5レンズ群は、前記物体側から順に配置された、負レンズと、正レンズとにより構成されており、
    前記第1レンズ群を構成するレンズのうち、前記物体側から2番目に配置されている正レンズのアッベ数をν2、前記第5レンズ群を構成する正レンズのアッベ数をνp、前記第5レンズ群を構成する負レンズのアッベ数をνm、前記第5レンズ群の焦点距離をf5、前記ズームレンズ全系の望遠端における焦点距離をft、前記ズームレンズの全長をLS、像高をYS、変倍比をZSとするとき、
    ν2≧80
    かつ
    2≦νp−νm≦16
    かつ
    0.3≦|f5/ft|≦1.1
    かつ
    0.8≦LS/YS/ZS≦1.2
    を満足することを特徴とする高倍率ズームレンズ。
  10. 前記第1レンズ群は正の屈折力を有し、前記第2レンズ群は負の屈折力を有し、前記第3レンズ群は正の屈折力を有し、前記第4レンズ群は正の屈折力を有し、前記第5レンズ群は負の屈折力を有し、
    前記第3レンズ群および前記第4レンズは、非球面が形成されたレンズを含んでおり、
    前記第2レンズ群を光軸に沿って前記物体側から像面側へ移動させることによって広角端から望遠端への変倍を行い、
    また、前記第4レンズ群を光軸に沿って移動させることによって変倍に伴う像面変動の補正やフォーカシングを行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の高倍率ズームレンズ。

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