JP2007178114A - 冷媒加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷媒配管20を流通する冷媒を加熱するための冷媒加熱装置としてのパワーユニット60であって、第1コイル62bと、第2コイル62cと、電力出力部66と、取得部64と、出力制御部65とを備えている。第1コイル62bは、第1冷媒配管20bを流通する冷媒を加熱する。第2コイル62cは、第2冷媒配管20cを流通する冷媒を加熱する。電力出力部66は、出力電力を変化させることで第1コイル62bと第2コイル62cとの両方を加熱させる。取得部64は、第1コイル62bおよび第2コイル62cにおいて要求される加熱度合いに関する情報を取得する。出力制御部65は、取得部64による取得結果に基づいて第1コイル62bおよび第2コイル62cに対する電力出力部66の出力電力の制御を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷媒配管中を流れる冷媒を複数箇所において加熱する冷媒加熱装置を提供する。本発明の冷媒加熱装置では、冷媒配管やドレンパン等の複数箇所を流れる冷媒を対象とした加熱を行う場合に、各加熱対象箇所に対応させて発熱部を設け、各発熱部による発熱度合いを1つのインバータ回路によって制御することで調整する。本発明は、このように発熱させる部分が複数ある場合であっても、これらの複数の発熱部の発熱度合いの調整を1つのインバータ回路で実現させてシステムコストを抑える点に特徴がある。また、定電流発生手段を用いることで各発熱部において必要とされる加熱度合いを確保しつつ、インバータ回路の容量を抑えて安価にすることによってもシステムコストを抑えるという点に特徴がある。
まず、パワーユニット60が組み込まれた空気調和装置1について、冷媒回路21を示す図1を参照しつつ説明する。
空気調和装置1は、1つの室外ユニット1aと、第1室内ユニット1bおよび第2室内ユニット1cと、これらを接続する2つの冷媒配管20(第1冷媒配管20b、第2冷媒配管20c)と、を有している。そして、室外ユニット1a内に設けられた圧縮機10、室外熱交換器11、パワーユニット60および2つの膨張弁(第1膨張弁12b、第2膨張弁12c)に対して、各室内ユニット1b、1c内に設けられた2つの室内熱交換器(第1室内熱交換器13b、第2室内熱交換器13c)が冷媒配管20によってそれぞれ並列に接続されることで、冷媒回路21が構成されている。また、パワーユニット60の第1コイル62b部分と第1膨張弁12bとの間に第1膨張弁側電磁弁16bが、パワーユニット60の第2コイル62c部分と第2膨張弁12cとの間に第2膨張弁側電磁弁16cが、それぞれ設けられている。さらに、四路切換弁22と第1室内熱交換器13bとの間に第1圧縮機側電磁弁17bが、四路切換弁22と第2室内熱交換器13cとの間に第2圧縮機側電磁弁17cが、それぞれ設けられている。
次に、図2を参照してパワーユニット60の構成について説明する。
ここでは、図1および図3を参照しつつ、電磁誘導による加熱についての動作について説明する。
図4において、制御開始からt1までの間は、出力制御部65が、取得部64において取得された情報に基づいて、定電流発生部68の作動は不要であると判断し、第1冷媒配管20bにおいて必要とされる加熱量と第2冷媒配管20cで必要とされる加熱量とをそれぞれ満たすようにするため、インバータ回路67から第1コイル62bに対応する出力(図4に示す「P1―1」)、および、第2コイル62cに対応する出力(図4に示す「P2−1」)となるように出力制御している。
次に、図4においてt1〜t2までの間は、出力制御部65が、取得部64において取得された情報に基づいて、定電流発生部68の作動は不要であると判断するものの、第1冷媒配管20bの加熱量がかなり増大しており、第2冷媒配管20cの加熱量がわずかに増大していると判断した場合の出力制御の例を示している。具体的には、ここでは、出力制御部65は、インバータ回路67からの出力周波数を上げさせて(パルス幅を小さくして)、さらに、出力電流も上げさせるという出力制御を行っている。これにより、第1コイル62bおよび第2コイル62cには、高周波のより大きい交流電流(図4に示す「P1―2」、「P2−2」)が供給されるため渦電流が多く発生し、交流電流が増大することで発生するジュール熱も増大し、加熱量を増大させている。さらに、第1コイル62bについては、電力供給時間配分においても相対的に長くなるように出力制御を行っている(ここでは、第1コイル62b:第2コイル62c=2:1の時間配分に変更している)。これにより、第1冷媒配管20bにおいて要求される加熱量を充分に供給できるようにしている。
そして、図4においてt2以降で示す制御では、第1冷媒配管20bの加熱量はそのままで第2冷媒配管20cの加熱量がさらに増大し、出力制御部65が、インバータ回路67のみでは容量不足であると判断して定電流発生部68を作動させる場合の出力制御の例を示している。ここでは、出力制御部65は、第1コイル62bと第2コイル62cとの電力供給時間配分を均等にしつつ、定電流発生部68を作動させることで第1コイル62bに供給する電流をPbだけ上げて、第2コイル62cに対して供給する電流をPcだけ上げている(図4に示す「P1−2+Pb」、「P2−2+Pc」)。これにより、第1冷媒配管20bおよび第2冷媒配管20cの周囲に生じる磁力線が増して、電磁誘導による加熱を効率化されて、各部において必要とされる加熱量を確保している。
(1)
従来の冷媒加熱装置は、冷媒を複数箇所において加熱する場合には、加熱箇所に対応させてそれぞれ別個のインバータ等の電力出力手段を設けて加熱を行っており、システムコストがかさんでしまっている。
上記実施形態におけるパワーユニット60では、出力制御部65が、取得部64において取得される情報に基づいて電力出力部66の出力周波数、出力電流、電力供給時間配分の出力を制御している。これにより、マルチ空調方式が採用された空気調和装置1において、第1冷媒配管20bおよび第2冷媒配管20cのそれぞれで必要になる発熱量を確実に確保し、複数の冷媒配管を流れる冷媒の加熱度合いを各配管毎に調整することができる。
本実施形態におけるパワーユニット60では、定電流発生部68によって供給される一定の電流値は、インバータ回路67の最大出力電流値以下となっている。このため、インバータ回路67のみでは容量不足な状況となった場合であっても、出力制御部65が、定電流発生部68をONにしてインバータ回路67の出力電流を調整する制御を行うことで、第1冷媒配管20bおよび第2冷媒配管20cにおける加熱量として連続的な値を確保して詳細な対応制御ができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態におけるパワーユニット60では、電力出力部66が1つのインバータ回路67および1つの定電流発生部68を有している構成における制御を例に挙げて説明した。
上記実施形態におけるパワーユニット60では、1つの電力出力部66によって、第1冷媒配管20bと第2冷媒配管20cとの2箇所を対象として加熱する場合を例に挙げて説明した。
上記実施形態におけるパワーユニット60では、マルチ空調方式が採用された空気調和装置1について例に挙げて説明した。
上記実施形態におけるパワーユニット60では、第1コイル62bおよび第2コイル62cにより電磁誘導により加熱される冷媒配管20として、磁性体材料が含まれている第1冷媒配管20および第2冷媒配管20cを例に挙げて説明した。
上記実施形態におけるパワーユニット60では、インバータ回路67の最大出力電流値は定電流発生部68の所定の一定電流を超える構成である場合を例に挙げて説明した。
上記実施形態におけるパワーユニット60では、1つのインバータ回路67に対して第1コイル62bおよび第2コイル62cの複数のコイルが接続されて、各冷媒配管20b、20cにおける加熱量が出力制御部65によって制御され、インバータ回路67の数を少なくしてシステムコストを抑える構成を例に挙げて説明した。
上記実施形態におけるパワーユニット60では、1つのインバータ回路67に対して第1コイル62bおよび第2コイル62cの複数のコイルが接続されて、各冷媒配管20b、20cにおける加熱量が出力制御部65によって制御され、インバータ回路67の数を少なくしてシステムコストを抑える構成を例に挙げて説明した。
空気調和装置100は、図8に示すように、室外ユニット1aと、室内ユニット1dと、これらを接続する冷媒配管20dと、を有している。そして、室外ユニット1a内に設けられた圧縮機10、室外熱交換器11、パワーユニット60および膨張弁12dに対して、室内ユニット1dに設けられた室内熱交換器13dが冷媒配管20dによってそれぞれ並列に接続されることで、冷媒回路21が構成されている。また、パワーユニット60の配管コイル62dと膨張弁12dとの間に膨張弁側電磁弁16dが設けられている。さらに、四路切換弁22と室内熱交換器13dとの間に圧縮機側電磁弁17dが設けられている。
ドレンパン80は、図8に示すように、室外ユニット1aの室外熱交換器11の下方に配置されている。上述したように、室外熱交換器11は、暖房運転時において、冷媒の蒸発器として機能する。ドレンパン80は、冷媒の蒸発器として機能している室外熱交換器11表面において空気中の水分が凝縮してドレン水が生じ、重力にしたがって滴下してくるドレン水を受け止めて回収し、室外ユニット1aの外部まで伸びているドレン配管82によってドレン水を排出する。
パワーユニット60は、上記実施形態と同様であるが、ドレンパンコイル81の両端部が、高周波電源装置63に接続されて、ドレンパン80まで伸びるようにして設けられている。そして、このドレンパンコイル81は、ドレンパン80において巻き付けられている。なお、高周波電源装置63が、取得部64、出力制御部65および電力出力部66を有している点についても上記実施形態と同様である。
まず、上述したように、出力制御部65が、室内温度センサS1、室外熱交温度センサS3、室外温度センサS5およびドレン温度センサS8から取得部64が取得する情報に応じて、デフロスト運転もしくは補助ヒータとしての運転を実行させる。ここで、取得部64が取得した情報は、出力制御部65に対して送られる。
なお、他の実施形態(A)〜(F)の各構成を、ここでの他の実施形態(G)に対してそれぞれ当てはめることも可能であり、その場合には上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
上述した空調制御装置70は、暖房運転時において室外熱交温度センサS3の検知温度に基づいて室外熱交換器11に着霜が生じていると判断した場合には、圧縮機10の運転を正サイクルで継続しながらパワーユニット60を作動させて着霜を除去するデフロスト運転を行う。
(1)
従来、冷媒配管を流れる冷媒やドレンパン等の複数箇所を対象とした加熱を行う場合には、各加熱箇所に対応させてそれぞれ別個のコイルおよびインバータ等の電力出力手段を設けており、システムコストがかさんでしまっている。
また、蒸発器として機能する室外熱交換器11において空気中の水分が凝縮されてドレン水が生じる場合に、ドレンパン80にドレン水が溜まることがある。このような場合にドレン水が適切に排出されるように、ドレン水の凍結を防止することが好ましい。これに対して、上記他の実施形態(G)の空気調和装置100では、ドレンパンコイル81を磁性体材料を含有したドレンパン80の下方において渦巻き状に配置することで、ドレンパン80自体を電磁誘導加熱によって発熱させ、ドレン水を加熱させている。このため、ドレン水の凍結によってドレン水の排出が困難になる事態を避けることができる。
また、ドレン水が加熱されることで、ドレン水の蒸発を促進させることができるため、ドレンパン80に溜まってしまう水分を低減できる。
また、本発明はこれに限られるものではなく、図9に示すように、マルチタイプの空調システムにおいて、上述した他の実施形態(G)の構成を適用するようにしてもよい。
また、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、冬場の乾燥空気に対応するために、ドレン水の加熱によって生じた蒸気を利用して室内の加湿を行う構成としてもよい。この場合、室外熱交換器11において生じるドレン水を利用することで、ユーザは、給水を行うことなく、室内の加湿を行うことができる。
1a 室外ユニット
1b 第1室内ユニット(室内機)
1c 第2室内ユニット(室内機)
10 圧縮機
11 室外熱交換器
12b 第1膨張弁
12c 第2膨張弁
13b 第1室内熱交換器
13c 第2室内熱交換器
14 室外送風機
15b 第1室内送風機
15c 第2室内送風機
20 冷媒配管
20b 第1冷媒配管
20c 第2冷媒配管
21 冷媒回路
22 四路切換弁
60 パワーユニット(冷媒加熱装置)
62b 第1コイル
62c 第2コイル
63 高周波電源装置
64 取得部
65 出力制御部
66 電力出力部
67 インバータ回路
68 定電流発生部(定電流発生手段)
70 空調制御装置
80 ドレンパン
81 ドレンパンコイル
82 ドレン配管
100 空気調和装置
200 空気調和装置
Claims (17)
- 冷媒配管(20)を流通する冷媒を加熱するための冷媒加熱装置(60)であって、
第1冷媒配管(20b)を流通する冷媒を加熱する第1発熱部(62b)と、
第2冷媒配管(20c)を流通する冷媒を加熱する第2発熱部(62c)と、
出力電力を変化させることで前記第1発熱部(62b)と前記第2発熱部(62c)との両方を加熱する電力出力部(66)と、
前記第1発熱部(62b)および前記第2発熱部(62c)において要求される加熱度合いに関する情報を取得する取得部(64)と、
前記取得部(64)による取得結果に基づいて前記第1発熱部(62b)および前記第2発熱部(62c)に対する前記電力出力部(66)の出力電力の制御を行う制御部(65)と、
を備えた冷媒加熱装置(60)。 - 前記第1冷媒配管(20b)と前記第2冷媒配管(20c)とは、互いに異なる室内ユニット(1b、1c)を対象として冷媒を流す、
請求項1に記載の冷媒加熱装置(60)。 - 前記電力出力部(66)は、ON/OFFを切り替えて用いられON状態で一定の電流を発生させる定電流発生手段(68)を有しており、
前記制御部(65)は、前記取得部(64)による取得結果に基づいて前記定電流発生手段(68)のON/OFFを切り替える制御を行うことで出力電力の制御を行う、
請求項1または2に記載の冷媒加熱装置(60)。 - 前記電力出力部(66)は、出力電力を変化させることで前記第1発熱部(62b)と前記第2発熱部(62c)との両方の加熱度合いを変化させるインバータ回路(67)を有しており、
前記制御部(65)は、前記取得部(64)による取得結果に基づいて前記インバータ回路(67)の出力電力の制御を行う、
請求項1から3のいずれかに記載の冷媒加熱装置(60)。 - 前記電力出力部(66)は、ON/OFFを切り替えて用いられON状態で一定の電流を発生させる定電流発生手段(68)と、出力電力を変化させることで前記第1発熱部(62b)と前記第2発熱部(62c)との両方の加熱度合いを変化させるインバータ回路(67)と、を有しており、
前記制御部(65)は、前記取得部(64)による取得結果に基づいて前記定電流発生手段(68)のON/OFFを切り替える制御を行うとともに、前記定電流発生手段(68)のON/OFFの状態に基づいて前記インバータ回路(67)の出力電力の制御を行う、
請求項1または2に記載の冷媒加熱装置(60)。 - 前記定電流発生手段(68)による一定の電流値は、前記インバータ回路(67)の出力電流値の最大値以下である、
請求項5に記載の冷媒加熱装置(60)。 - 前記第1冷媒配管(20b)と前記第2冷媒配管(20c)とは、互いに異なる室内ユニット(1b、1c)を対象として冷媒を流し、
前記インバータ回路(67)の電力容量は、前記第1冷媒配管(20b)が冷媒を流す室内ユニット(1b)が要求する最大電力と、前記第2冷媒配管(20c)が冷媒を流す室内ユニット(1c)が要求する最大電力とのうち、いずれか大きい方の値以上である、
請求項5または6に記載の冷媒加熱装置(60)。 - 前記制御部(65)は、前記電力出力部(66)から同時に出力される出力電力を、前記取得部(64)における取得結果に基づいて前記第1発熱部(62b)に対する出力電力と前記第2発熱部(62c)に対する出力電力とに振り分ける、
請求項1から7のいずれかに記載の冷媒加熱装置(60)。 - 前記制御部(65)は、前記電力出力部(66)の出力電力を、前記取得部(64)における取得結果に基づいて前記第1発熱部(62b)に対して供給する第1時間帯と前記第2発熱部(62c)に対して供給する第2時間帯とに分けて供給する、
請求項1から8のいずれかに記載の冷媒加熱装置(60)。 - 冷媒を加熱するための冷媒加熱装置(60)であって、
冷媒配管(20e)を流通する冷媒を加熱する配管発熱部(62e)と、
ドレン水を流す、もしくは、蓄えるドレンパン(80)を加熱するドレンパン発熱部(80)と、
出力電力を変化させることで前記配管発熱部(62e)と前記ドレンパン発熱部(81)との両方を加熱する電力出力部(66)と、
前記配管発熱部および前記ドレンパン発熱部において要求される加熱度合いに関する情報を取得する取得部(64)と、
前記取得部による取得結果に基づいて前記配管発熱部および前記ドレンパン発熱部に対する前記電力出力部の出力電力の制御を行う制御部(65)と、
を備えた冷媒加熱装置(100、200)。 - 前記配管発熱部は、磁性体材料を含有する冷媒配管(20d)と、電流が流れた場合に前記冷媒配管の磁性体材料に電磁誘導を生じさせる配管コイル(62d)と、を有し、
前記ドレンパン発熱部は、磁性体材料を含有するドレンパン(80)と、電流が流れた場合に前記ドレンパンの磁性体材料に電磁誘導を生じさせるドレンパンコイル(81)と、を有している、
請求項10に記載の冷媒加熱装置(100、200)。 - 前記制御部(65)は、前記ドレンパンコイル(81)に対する前記電力出力部(66)からの出力時間が間欠的となる制御を行う、
請求項11に記載の冷媒加熱装置(100、200)。 - 前記ドレンパン(80)は、蒸発器として機能している熱交換器における水分を収集し、
前記取得部(64)は、前記熱交換器において着霜が生じている情報を取得し、
前記制御部(65)は、少なくとも前記取得部によって着霜が生じている情報が取得されている間は前記着霜を除去するデフロスト運転を行うように制御し、前記デフロスト運転を開始する時点もしくは前記デフロスト運転を終了する時点のいずれかを基準としたタイミングによって前記ドレンパンコイル(81)に対する前記出力電力部からの出力電力を上げる制御を行う、
請求項11または12に記載の冷媒加熱装置(1)。 - 前記制御部(65)は、前記配管コイル(62d)に対する出力電力を上げることで前記デフロスト運転を行い、前記デフロスト運転実行時において前記配管コイル(62d)に対する前記電力出力部からの出力電力を前記ドレンパンコイル(81)に対する出力電力に優先させて上げる制御を行う、
請求項13に記載の冷媒加熱装置(100、200)。 - 前記ドレンパン(80)におけるドレンの温度を検知するドレン温度センサ(S8)をさらに備え、
前記制御部(65)は、前記ドレン温度センサ(S8)によって検知される温度が−3℃以下である場合に、前記ドレンパンコイルに対して前記電力出力部からの出力電力を供給する、
請求項11から14のいずれか1項に記載の冷媒加熱装置(100、200)。 - 前記制御部(65)は、前記ドレン温度センサ(S8)によって検知される温度が0℃より高い温度である場合に、前記ドレンパンコイルに対する前記電力出力部からの出力電力の供給を停止する、
請求項15に記載の冷媒加熱装置(100、200)。 - 前記室外における温度を検知する室外温度センサ(S5)と、
前記制御部(65)は、前記室外温度センサ(S5)によって検知される温度が−3℃以下である場合に、前記ドレンパンコイルに対して前記電力出力部からの出力電力を供給する、
請求項11から16のいずれか1項に記載の冷媒加熱装置(100、200)。
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