JP2007178091A - ヒートポンプ式給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の構成要素や設置スペースを省減すると共に,二つのヒートポンプサイクルに循環する二つの異なる冷媒で同時に水を加熱することのできるヒートポンプ式給湯機を提供すること。
【解決手段】ヒートポンプ式給湯機Xは,CO2冷媒が循環されるCO2サイクル1と,R410A冷媒が循環されるR410Aサイクル2と,前記CO2冷媒や前記R410A冷媒と水との間で熱交換を行う共通の水熱交換器32と,を備えて構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は,圧縮機や膨張器などが設けられたヒートポンプサイクル内に循環する冷媒との熱交換によって水を加熱して給湯するヒートポンプ式給湯機に関し,特に,熱交換効率やエネルギ消費効率などの特性の異なる冷媒を用いた二つのヒートポンプサイクルを具備するヒートポンプ式給湯機に関するものである。
従来から,圧縮機や膨張器などが設けられたヒートポンプサイクル内に循環する冷媒との熱交換によって水を加熱して給湯するヒートポンプ式給湯機が周知である。前記冷媒は,例えば炭酸ガス冷媒やHFC冷媒などである。
ここに,前記炭酸ガス冷媒は,その冷媒の特性として水を高温(例えば90℃程度)まで加熱することができる。一方,前記HFC冷媒は,冷媒の特性上比較的低温(例えば65℃程度)までしか水を加熱することができない。しかし,空調用機器に用いた場合,エネルギ消費効率(COP)は,前記炭酸ガス冷媒を用いるよりも前記HFC冷媒を用いる方が優れている。
一方,特許文献1には,CO2冷媒(炭酸ガス冷媒の一例)が用いられたヒートポンプサイクル(以下「CO2サイクル」という)と,R410A冷媒(HFC冷媒の一例)が用いられたヒートポンプサイクル(以下「R410Aサイクル」という)とを併せ持つヒートポンプ式給湯システムが示されている。前記ヒートポンプ式給湯システムでは,前記CO2サイクルに循環するCO2冷媒と水との熱交換を行う熱交換器(以下「CO2冷媒熱交換器」という)と,前記R410Aサイクルに循環するR410A冷媒と水との熱交換を行う熱交換器(以下「R410A冷媒熱交換器」という)とが別々に設けられている。そして,高温の温水が必要な場合にはCO2冷媒熱交換器が用いられ,低温の温水でよい場合にはR410A冷媒熱交換器が用いられて水が加熱される。
特開2005−83585号公報
しかしながら,前記特許文献1に示された前記ヒートポンプ式給湯システムでは,前記CO2冷媒熱交換器及び前記R410A冷媒熱交換器が別々であるため,各々の設置スペースを確保する必要が生じる。また,前記CO2冷媒及び前記R410A冷媒で同時に水を加熱することができないため,前記ヒートポンプ式給湯システムにおける水の加熱効率が,前記CO2サイクル及び前記R410Aサイクルの個々による水の加熱効率が限界となる。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,装置の構成要素や設置スペースを省減すると共に,二つのヒートポンプサイクルに循環する二つの異なる冷媒で同時に水を加熱することのできるヒートポンプ式給湯機を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,第一の冷媒が少なくとも圧縮機及び膨張器を経て循環される第一のヒートポンプサイクルと,前記第一の冷媒と異なる特性を持つ第二の冷媒が少なくとも圧縮機及び膨張器を経て循環される第二のヒートポンプサイクルと,前記第一の冷媒及び/又は前記第二の冷媒と水との間で熱交換を行う共通の水熱交換器と,を備えてなることを特徴とするヒートポンプ式給湯機として構成される。ここで,具体的には,前記第一の冷媒が炭酸ガス冷媒であって,前記第二の冷媒がHFC冷媒であることが考えられる。
本発明によれば,前記水熱交換器が前記第一の冷媒及び前記第二の冷媒に共通するため,別々に熱交換器を設ける場合に比べて当該ヒートポンプ式給湯機の構成要素や設置スペースを省減することが可能である。また,前記共通の水熱交換器において前記第一の冷媒及び前記第二の冷媒で同時に水を加熱することができる。したがって,前記第一の冷媒及び前記第二の冷媒で同時に加熱することにより,例えば瞬間給湯時の給湯量を増加させることが可能となる。また,前記第一の冷媒又は前記第二の冷媒を暖房や冷房などの他の用途に共用する場合でも,前記第一の冷媒及び前記第二の冷媒で同時に水を加熱することにより必要な給湯温度,給湯量を得ることができる。
具体的には,前記水熱交換器が,前記第一の冷媒が流通する第一の配管と,前記第二の冷媒が流通する第二の配管と,水が流通する第三の配管と,を備えてなり,前記第一の配管,前記第二の配管及び前記第三の配管が,前記第一の冷媒及び前記第二の冷媒と前記第三の配管に流通する水との間で同時に熱交換可能に配置されることが考えられる。
例えば,前記第一の配管及び前記第二の配管が,前記第三の配管に内蔵されることが考えられる。
また,前記第一の配管及び前記第二の配管のいずれか一方が,前記第三の配管の外周面に接触し,他方が前記第三の配管に内蔵される構成であってもよい。
さらに,前記第一の配管及び前記第二の配管が,前記第三の外周面に接触する構成も考えられる。このとき,前記第三の配管の外周面に複数の凹部を設けておき,前記第一の配管及び前記第二の配管を,前記凹部に嵌め込んで配置すれば,接触面積を大きく確保して効率的に熱交換を行うことができる。また,前記第一の配管及び前記第二の配管を,前記第三の配管の外周面に螺旋状に配置することによっても接触面積を大きく確保して効率的に熱交換を行うことができる。
本発明によれば,前記水熱交換器が前記第一の冷媒及び前記第二の冷媒に共通するため,別々に熱交換器を設ける場合に比べて当該ヒートポンプ式給湯機の構成要素や設置スペースを省減することが可能である。また,前記共通の水熱交換器において前記第一の冷媒及び前記第二の冷媒で同時に水を加熱することができる。したがって,前記第一の冷媒及び前記第二の冷媒で同時に加熱することにより,例えば瞬間給湯時の給湯量を増加させることが可能となる。また,前記第一の冷媒及び前記第二の冷媒を暖房や冷房などの他の用途に共用する場合でも,前記第一の冷媒及び前記第二の冷媒で同時に水を加熱することにより必要な給湯温度,給湯量を得ることができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係るヒートポンプ式給湯機Xの概略構成図,図2は前記ヒートポンプ式給湯機Xに設けられた水熱交換器32の要部構成図である。
図1に示すように,前記ヒートポンプ式給湯機Xは,冷媒が循環される二つのヒートポンプサイクル1(第一のヒートポンプサイクルの一例),2(第二のヒートポンプサイクルの一例),流水経路30a〜30d,貯留タンク31,循環ポンプ34,前記ヒートポンプサイクル1及び2に共通する水熱交換器32及び切換弁41〜45を備えて概略構成されている。また,前記ヒートポンプ式給湯機Xは,CPUやRAM,ROMなどを有する不図示の制御部を備えている。なお,前記水熱交換器32は,前記ヒートポンプサイクル1や前記ヒートポンプサイクル2に循環される冷媒と,給水口から給湯口への流水経路30b,又は前記貯留タンク31に戻る流水経路30a上を流れる水と間で熱交換を行うものであり,該水熱交換器32の構成については後段で詳述する。ここに,前記流水経路30aは,前記給水口から前記貯留タンク31,循環ポンプ34,切換弁45,水熱交換器32,切換弁43,貯留タンク31が順に接続された水の流水経路である。また,前記流水経路30bは,前記給水口から切換弁45,水熱交換器32,切換弁43,前記給湯口が順に接続された水の流水経路である。なお,前記流水経路30cは,前記貯留タンク31から前記切換弁44を経て前記給湯口に続く温水の流通経路,前記流通経路30dは,前記給水口から前記切換弁44を経て前記給湯口に続く水の流通経路である。
前記貯留タンク31の上層には前記水熱交換器32において前記冷媒との熱交換によって加熱された温水が,前記貯留タンク31の下層には給水口から供給される水が貯留される。
当該ヒートポンプ式給湯機Xでは,前記制御部(不図示)によって前記各構成要素が制御されることにより,給水口から供給された水を前記流水経路30b上で前記水熱交換器32によって加熱して給湯口から直接給湯する瞬間給湯運転や,給水口から供給された水を前記流水経路30a上で前記水熱交換器32によって加熱して前記貯留タンク31に貯留する貯湯運転などが行われる。
ここで,前記瞬間給湯運転では,前記切換弁43及び45が前記制御部によって制御されることにより,前記給水口から供給された水が前記流水経路30bに沿って破線矢印方向に流通することとなる。但し,前記瞬間給湯運転が開始してからの一定時間は,前記水熱交換器32による加熱量が十分得られない。そのため,瞬間運転開始後の一定時間は,前記貯留タンク31に貯留された温水が,前記流水経路30cを経て切換弁44において,前記給水口から前記流水経路30dを経て供給される水と混合されて温度調節された後,前記給湯口に供給される。これにより,前記給湯口から瞬時に温水を給湯することが可能である。そして,前記水熱交換器32によって給水口から供給された水を十分に加熱することが可能となった時点で,前記貯留タンク31の給水は停止され,その後は,前記給水口から前記水熱交換器32を経て前記給湯口に続く流水経路30bを用いて瞬間給湯が行われる。なお,前記貯留タンク31に貯留された高温の温水を前記給水口から供給される水と混合することなく,そのまま給湯することも可能である。
また,前記貯湯運転では,前記循環ポンプ34が駆動されることにより,前記流水経路30aに沿って実線矢印方向に水が流通することにより,貯留タンク31に温水が貯留される。
前記ヒートポンプサイクル1(以下,「CO2サイクル」という)は,圧縮機11,前記水熱交換器32,膨張器12及び室外空気熱交換器13が順に接続された循環経路10を有している。
前記循環経路10では,前記制御部(不図示)によって前記圧縮機11が駆動されることにより,炭酸ガス冷媒の一例であるCO2冷媒(第一の冷媒の一例)が図示する矢印方向に循環される。ここに,前記CO2冷媒は,後述するR410A冷媒と異なる特性を持ち,冷媒の特性として水を高温(90℃程度)まで加熱することができるが,エネルギ消費効率が比較的低い。そのため,前記CO2サイクル1は,主に前記貯湯運転における水の加熱に用いられる。
具体的には,前記圧縮機11において圧縮して吐出された高温高圧の前記CO2冷媒が,前記水熱交換器32において前記流水経路30aまたは30b上を流れる水と熱交換されて冷却された後,前記膨張器12において膨張する。その後,前記膨張器12で膨張した低温低圧の前記CO2冷媒は,前記室外空気熱交換器13において室外の空気と熱交換されて吸熱し気化した後,再度前記圧縮機11に流入する。
前記CO2サイクル1では,前記のように前記CO2冷媒が前記循環経路10に循環されることにより,前記流水経路30aまたは30b上を矢印方向に流れる水が,前記水熱交換器32における前記CO2冷媒との熱交換によって90℃程度まで加熱される。なお,前記水熱交換器32における前記CO2冷媒と水との流通方向が反対であるため,該CO2冷媒と水との熱交換は効率的に行われる。
このとき,前記瞬間給湯運転においては,前記流水経路30bを通るよう前記制御部(不図示)によって前記切換弁45が制御され,前記制御部(不図示)によって前記切換弁43が制御されることにより,前記水熱交換器32において加熱された温水が前記給湯口に供給される。また,前記貯湯運転においては,前記流水経路30aを通るよう前記制御部(不図示)によって前記切換弁45が制御され,前記制御部(不図示)によって前記切換弁43が制御されることにより,前記水熱交換器32において加熱された温水が前記貯留タンク31に貯留されるように切り替えられる。
一方,前記ヒートポンプサイクル2(以下,「R410Aサイクル」という)は,HFC冷媒の一例であるR410A冷媒(第二の冷媒の一例)が循環される循環経路20及び循環経路40を有している。ここに,前記R410A冷媒は,前記CO2冷媒と異なる特性を持ち,CO2冷媒に比べて水を低温(65℃程度)までしか加熱することができないが,エネルギ消費効率(COP)は高いので,比較的低い沸上げ温度に適している。そのため,前記R410Aサイクル2は,主に前記瞬間給湯運転における水の加熱に用いられる。なお,前記R410A冷媒の他の例としては,例えばR407C/E,R404A,R507A,R134a等がある。また,前記ヒートポンプ式給湯機Xに用いられる二つの異なる冷媒は,炭酸ガス冷媒及びHFC冷媒に限られるものではなく,熱交換効率やエネルギ消費効率などの特性が異なる二つの冷媒を用いればよい。
前記循環経路20は,圧縮機21,四方弁24,切換弁41,水熱交換器32,切換弁42,膨張器(例えば膨張弁)22,室外空気熱交換器23及び前記四方弁24が順に接続されて構成されている。
前記循環経路20では,前記制御部(不図示)によって制御されて前記圧縮機21が駆動されることにより,前記R410A冷媒が図示する実線矢印方向に循環される。具体的には,前記圧縮機21において圧縮して吐出された高温高圧の前記R410A冷媒が,前記四方弁24及び前記切換弁41を経て前記水熱交換器32に達する。そして,前記R410A冷媒は,前記水熱交換器32において前記流水経路30aまたは30b上を流れる水と熱交換されて冷却される。その後,前記R410A冷媒は,前記切換弁42を経て前記膨張器22において膨張される。そして,前記膨張器22で膨張した低温低圧の前記R410A冷媒は,前記室外空気熱交換器23において室外の空気と熱交換されて吸熱し気化した後,前記四方弁24を経て再度前記圧縮機21に流入する。
前記R410Aサイクル2では,前記のように前記R410A冷媒が前記循環経路20において実線矢印方向に循環されることにより,前記流水経路30aまたは30b上を矢印方向に流れる水が,前記水熱交換器32における前記R410A冷媒との熱交換によって65℃程度まで加熱される。なお,前記水熱交換器32における前記R410A冷媒と水との流通方向が反対であるため,該R410A冷媒と水との熱交換は効率的に行われる。
他方,前記循環経路40は,前記圧縮機21,前記四方弁24,前記切換弁41,室内空気熱交換器4,前記切換弁42,前記膨張器22,前記室外空気熱交換器23及び前記四方弁24が順に接続されて構成されている。
ここに,前記室内空気熱交換器4は,室内の冷暖房を行う空気調和機(不図示)に設けられ,前記循環経路40内に循環される前記R410A冷媒と室内空気との間で熱交換を行うことにより室内空気を加熱或いは冷却するものである。
ここで,図2を用いて,前記水熱交換器32の構成について詳述する。なお,前記熱交換器32の変形例については後段の実施例2〜6で説明する。
図2に示すように,前記水熱交換器32は,前記CO2サイクル1及び前記R410Aサイクル2に共通している。前記水熱交換器32は,前記CO2サイクル1に循環される前記CO2冷媒が流通する配管14(第一の配管の一例)と,前記R410Aサイクル2に循環される前記R410A冷媒が流通する配管25(第二の配管の一例)と,前記流水経路30a,30b上に流れる水が流通する配管33(第三の配管の一例)と,を備えている。
前記配管14は前記配管33に内蔵されている。一方,前記配管33は前記配管25に内蔵されている。このように,前記水熱交換器32では,前記配管14,前記配管25及び前記配管33が,前記配管14に流通するCO2冷媒と前記配管33との間,前記配管25と前記配管33に流通する水との間で同時に熱交換が可能な状態で配置されている。即ち,前記配管14に流通するCO2冷媒と前記配管33に流通する水との間,前記配管25に流通するR410A冷媒と前記配管33に流通する水との間で熱交換が可能な状態である。
なお,前記配管14には圧縮率の高い前記CO2冷媒が流通するため高い耐圧性能が要求される。そのため,前記配管14の肉厚は,前記配管25の肉厚よりも大きいことが望ましい。一方,前記配管14に流通される前記CO2冷媒は,前記配管25に流通される前記R410A冷媒よりも圧縮率が高いため,前記配管14の管径は前記配管25の管径よりも小さくてよい。
このように構成された前記水熱交換器32では,前記配管14に流通するCO2冷媒及び前記配管25に流通するR410A冷媒のいずれか一方又は両方と,前記流水経路30a,30b上を流れる水との間で熱交換が行われる。したがって,前記ヒートポンプ式給湯機Xでは,前記CO2サイクル1及び前記R410Aサイクル2を同時に用いることにより,個々の熱交換効率以上の熱交換効率で水を加熱することが可能である。これにより,前記瞬間給湯運転時における給湯量を増加させることができる。また,前記水熱交換器32が前記CO2冷媒及び前記R410A冷媒に共通するため,別々に熱交換器を設ける場合に比べて当該ヒートポンプ式給湯機Xの構成要素や設置スペースを省減することが可能である。
また,前記配管25が前記配管33に内蔵され、前記配管33が前記配管14に内蔵される構成であってもかまわない。
以下,前記ヒートポンプ式給湯機Xの前記R410Aサイクル2において実現される暖房運転及び冷房運転について説明する。
(1)暖房運転について
ユーザにより前記ヒートポンプ式給湯機Xに対して,不図示の操作部から暖房運転の開始が要求されると,該ヒートポンプ式給湯機Xでは,前記制御部(不図示)によって前記圧縮機21及び前記四方弁24が制御され,前記R410Aサイクル2の循環経路40において前記R410A冷媒の実線矢印方向の循環が開始される。このとき,前記四方弁24内部では図示する実線経路が確立されている。
これにより,前記循環経路40では,図示する実線矢印方向に前記R410A冷媒が循環される。具体的には,前記圧縮機21において圧縮して吐出された高温高圧の前記R410A冷媒が,前記四方弁24及び前記切換弁41を経て前記室内空気熱交換器4に達する。そして,前記R410A冷媒は,前記室内空気熱交換器4において室内の空気と熱交換されて冷却される。その後,前記R410A冷媒は,前記切換弁42を経て前記膨張器22において膨張される。そして,前記膨張器22において膨張された低温低圧の前記R410A冷媒は,前記室外空気熱交換器23において室外の空気と熱交換されて吸熱し気化した後,前記四方弁24を経て再度前記圧縮機21に流入する。
前記R410Aサイクル2では,前記のように前記R410A冷媒が前記循環経路40において実線矢印方向に循環されることにより,室内の空気が,前記室内空気熱交換器4における前記R410A冷媒との熱交換によって加熱される。即ち,前記ヒートポンプ式給湯機Xによって暖房が実現される。
ところで,前述したように,従来装置(例えば,特許文献1参照)では前記R410Aサイクル2を用いて,瞬間給湯と暖房とを同時に行うことはできなかった。また,前記R410A冷媒を分配して瞬間給湯と暖房とを同時に行うことも考えられるが,この場合には十分な給湯温度や給湯量が得ることができないという課題が伴う。
しかし,前記ヒートポンプ式給湯機Xでは,瞬間給湯と暖房とを同時に行う際,前記水熱交換器32において,前記CO2サイクル1に循環する前記CO2冷媒と,前記R410Aサイクル2に循環するR410A冷媒とで同時に水を加熱することが可能である。これにより,瞬間給湯と暖房とを同時に行う際における給湯温度や給湯量の低下が防止される。以下,この点について詳説する。
まず,前記ヒートポンプ式給湯機Xにおいて前記R410Aサイクル2によって暖房運転が行われているときに,ユーザによって不図示の操作部に対して瞬間給湯の要求が行われると,該ヒートポンプ式給湯機Xでは,前記切換弁41,42が前記制御部(不図示)によって制御され,前記R410Aサイクル2の循環経路20における前記R410A冷媒の実線矢印方向の循環が開始される。このとき,前記R410A冷媒は,前記R410Aサイクル2において前記循環経路20及び40に分配して循環される。そのため,前記水熱交換器32における前記循環経路20を循環する前記R410A冷媒による水の加熱が十分に行われないおそれがある。
そこで,前記ヒートポンプ式給湯機Xでは,前記R410Aサイクル2によって暖房運転が行われているときに,ユーザによって不図示の操作部に対して瞬間給湯の要求が行われると,前記制御部(不図示)によって前記CO2サイクル1の圧縮機11の駆動が制御されて,前記CO2サイクル1における前記CO2冷媒の循環が開始される。
これにより,前記水熱交換器32では,前述したように前記R410A冷媒と前記CO2冷媒との両方で水が加熱されることとなる。即ち,前記R410Aサイクル1における瞬間給湯と暖房の同時運転時の水の加熱効率の低下は,前記CO2サイクル1を循環する前記CO2冷媒と水との熱交換によって補われる。したがって,前記R410Aサイクル2において瞬間給湯と暖房とを同時に行う際における給湯温度や給湯量の低下は防止される。
(2)冷房運転について
一方,ユーザにより前記ヒートポンプ式給湯機Xに対して,不図示の操作部から冷房運転の開始が要求されると,該ヒートポンプ式給湯機Xでは,前記制御部(不図示)によって前記圧縮機21及び前記四方弁24が制御され,前記R410Aサイクル2の循環経路40において前記R410A冷媒の破線矢印方向の循環が開始される。このとき,前記四方弁24内部では図示する破線経路が確立されている。
これにより,前記循環経路40では,図示する破線矢印方向に前記R410A冷媒が循環される。
具体的には,前記圧縮機21において圧縮して吐出された高温高圧の前記R410A冷媒が,前記四方弁24を経て前記室外空気熱交換器23に達する。そして,前記R410A冷媒は,前記室外空気熱交換器23において室外の空気と熱交換されて冷却される。その後,前記R410A冷媒は,前記膨張器22において膨張される。そして,前記膨張器22において膨張された低温低圧の前記R410A冷媒は,前記切換弁42を経て前記室内空気熱交換器4において室内空気と熱交換されて吸熱し気化した後,前記切換弁41及び前記四方弁24を経て再度前記圧縮機21に再度流入する。
前記R410Aサイクル2では,前記のように前記R410A冷媒が前記循環経路40において破線矢印方向に循環されることにより,室内の空気が,前記室内空気熱交換器4における前記R410A冷媒との熱交換によって冷却される。即ち,前記ヒートポンプ式給湯機Xによって冷房が実現される。
なお,このとき前記ヒートポンプ式給湯機Xでは,前記切換弁41及び42が前記制御部(不図示)によって制御されることにより,前記循環経路20における前記R410A冷媒の循環は阻止される。したがって,前記R410Aサイクル2によって冷房が行われている場合であっても,前記CO2サイクル1による前記貯湯運転に支障はない。
また,前記ヒートポンプ式給湯機XのR410Aサイクル2では,前記四方弁24によって前記循環経路20及び40における前記R410A冷媒の循環方向が共に切り替えられる。そのため,前記ヒートポンプ式給湯機Xでは,冷房及び瞬間給湯を同時に行うことはできない。しかし,後述する実施例1のように前記R410Aサイクル2を構成すれば,冷房及び瞬間給湯の同時運転も可能となる。
ここに,図3は,本発明の実施例1に係るヒートポンプ式給湯機X1の概略構成図である。なお,前記実施の形態で説明した前記ヒートポンプ式給湯機Xと同様の構成要素については,同じ符号を付してその説明を省略する。
図3に示すように,前記ヒートポンプ式給湯機X1は,前記ヒートポンプ式給湯機XのR410Aサイクル2に換えてR410Aサイクル5を有している。前記R410Aサイクル5には,前記制御部(不図示)によって制御される切換弁51〜56,二つの膨張器22a及び22bが設けられている。
このように構成された前記R410Aサイクル5では,前記循環経路20における前記R410A冷媒の循環方向と,前記循環経路40における前記R410A冷媒の循環方向とを独立して制御することが可能である。したがって,前記R410Aサイクル5では,冷房又は暖房と瞬間給湯とを同時に行うことが可能である。以下,具体的に説明する。
(1)暖房と瞬間給湯との同時運転について
暖房と瞬間給湯との同時運転時,前記R410Aサイクル5では,前記制御部(不図示)によって前記圧縮機21,前記四方弁24及び前記切換弁51〜56が制御されることにより,前記R410A冷媒が図3に示す実線矢印方向に循環される。
具体的には,前記循環経路20では,前記R410A冷媒が,圧縮機21,四方弁24,切換弁51,切換弁52,水熱交換器32,膨張器22a,切換弁53,切換弁54,室外空気熱交換器23,切換弁56,四方弁24,圧縮機21の順に循環される。これにより,前記水熱交換器32において前記流水経路30aまたは30b上を流れる水が加熱される。
一方,前記循環経路40では,前記R410A冷媒は,圧縮機21,四方弁24,切換弁51,室内空気熱交換器4,切換弁55,膨張器22b,切換弁54,室外空気熱交換器23,切換弁56,四方弁24,圧縮機21の順に循環される。これにより,前記室内空気熱交換器4において室内空気が加熱されて暖房が行われる。
このように,前記R410Aサイクル5では,前記切換弁51で前記R410A冷媒を分配することによって暖房と瞬間給湯とを同時に行うことができる。なお,前述したように,前記R410A冷媒の分配による前記水熱交換器32における水の加熱効率の低下は,前記CO2サイクル1によって補うことができる。
(2)冷房と瞬間給湯の同時運転について
冷房と瞬間給湯との同時運転時,前記R410Aサイクル5では,前記制御部(不図示)によって前記圧縮機21,前記四方弁24及び前記切換弁51〜56が制御されることにより,前記R410A冷媒が図3に示す破線矢印方向に循環される。
具体的には,前記循環経路20では,前記R410A冷媒が,圧縮機21,四方弁24,切換弁56,切換弁52,水熱交換器32,膨張器22a,切換弁53,切換弁55,室内空気熱交換器4,切換弁51,四方弁24,圧縮機21の順に循環される。これにより,前記水熱交換器32において前記流水経路30aまたは30b上を流れる水が加熱される。
一方,前記循環経路40では,前記R410A冷媒は,圧縮機21,四方弁24,切換弁56,室外空気熱交換器23,切換弁54,膨張器22b,切換弁55,室内空気熱交換器4,切換弁51,四方弁24,圧縮機21の順に循環される。これにより,前記室内空気熱交換器4において室内空気が冷却されて冷房が行われる。
このように,前記R410Aサイクル5では,前記切換弁56で前記R410A冷媒を分配することによって冷房と瞬間給湯とを同時に行うことができる。なお,前述したように,前記R410A冷媒の分配による前記水熱交換器32における水の加熱効率の低下は,前記CO2サイクル1によって補うことができる。
本実施例2では,図4を用いて前記水熱交換器32の変形例である水熱交換器321について説明する。ここに,図4は,本実施例2に係る前記水熱交換器321の要部構成図である。
図4に示すように,前記水熱交換器321では,前記配管14及び前記配管25が共に前記配管33に内蔵されている。これにより,前記配管14及び前記配管25は,前記配管33に流通する水と熱交換可能である。したがって,前記配管14及び前記配管25のいずれか一方或いは両方に流通する冷媒(CO2冷媒,R410A)で水を加熱することができる。また,前記水熱交換器321が共通するため構成要素や設置スペースを省減することができる。なお,前記配管14及び前記配管25内における冷媒の流通方向は,前記配管33内における水の流通方向と逆方向であって,前記CO2冷媒や前記R410Aと水との間の熱交換は効率的に行われる。
本実施例3では,図5を用いて,前記水熱交換器32の変形例である水熱交換器322について説明する。ここに,図5は,本実施例3に係る前記水熱交換器322の要部構成図である。
図5に示すように,前記水熱交換器322では,前記配管14が前記配管33の外周面に接触しており,前記配管25が前記配管33に内蔵されている。これにより,前記配管14は前記配管33と熱交換可能である。また,前記配管25は前記配管33に流通する水と熱交換可能である。したがって,前記配管14及び前記配管25のいずれか一方或いは両方に流通する冷媒(CO2冷媒,R410A)で水を加熱することができる。また,前記水熱交換器322が共通するため構成要素や設置スペースを省減することができる。なお,前記配管14及び前記配管25内における冷媒の流通方向は,前記配管33内における水の流通方向と逆方向であって,前記CO2冷媒や前記R410Aと水との間の熱交換は効率的に行われる。
また,前記配管25が前記配管33の外周面に接触し,前記配管14が前記配管33に内蔵される構成であってもかまわない。
本実施例4では,図6を用いて,前記水熱交換器32の変形例である水熱交換器323について説明する。ここに,図6は,本実施例4に係る前記水熱交換器323の要部構成図である。
図6に示すように,前記水熱交換器323では,前記配管33に前記配管14及び前記配管25を嵌め込むための凹部が形成されている。そして,前記配管14及び前記配管25は,前記配管33に形成された凹部に嵌め込まれる。これにより,前記配管14及び前記配管25は,前記配管33の外周面に接触した状態で配置される。したがって,前記配管14及び前記配管25は,前記配管33と熱交換可能である。これにより,前記配管14及び前記配管25のいずれか一方或いは両方に流通する冷媒(CO2冷媒,R410A)で水を加熱することができる。また,前記水熱交換器323が共通するため構成要素や設置スペースを省減することができる。
ここで,前記配管14及び前記配管25と前記配管33との接触面積は,前記実施例3で示したように外周面に接触させるときよりも大きく確保されているため,前記CO2冷媒や前記R410Aと水との間の熱交換効率が良い。また,前記配管14及び前記配管25内における冷媒の流通方向を,前記配管33内における水の流通方向と逆方向にすることで,前記CO2冷媒や前記R410Aと水との間の熱交換をさらに効率的に行うことができる。
本実施例5では,図7を用いて,前記水熱交換器32の変形例である水熱交換器324について説明する。ここに,図7は,本実施例5に係る前記水熱交換器324の要部構成図である。
図7に示すように,前記水熱交換器324では,前記配管14及び前記配管25が,前記配管33の外周面に螺旋状に接触した状態で配置されている。これにより,前記配管14及び前記配管25は,前記配管33と熱交換可能である。したがって,前記配管14及び前記配管25のいずれか一方或いは両方に流通する冷媒(CO2冷媒,R410A)で水を加熱することができる。また,前記水熱交換器324が共通するため構成要素や設置スペースを省減することができる。なお,前記配管14及び前記配管25と前記配管33との接触面積を大きく確保することができ,また,前記配管14及び前記配管25内における冷媒の流通方向も,前記配管33内における水の流通方向と逆方向であるため,前記CO2冷媒や前記R410Aと水との間の熱交換は効率的に行われる。
本実施例6では,図8を用いて,前記水熱交換器32の変形例である水熱交換器325a,325bについて説明する。ここに,図8は,本実施例6に係る前記水熱交換器325a,325bの要部構成図である。なお,図8(a)は水熱交換器325aの正面図及び左側面図,図8(b)は水熱交換器325bの正面図及び右側面図である。
図8(a)に示すように,前記水熱交換器325aでは,前記配管33が,蛇行配置された前記配管14及び前記配管25に接触して挟まれた状態で配置されている。これにより,前記水熱交換器325aでは,水が前記配管33内で上方から下方に流れることにより,前記配管14及び前記配管25内に流れる冷媒と熱交換される。したがって,前記配管14及び前記配管25のいずれか一方或いは両方に流通する冷媒(CO2冷媒,R410A)で水を加熱することができる。また,前記水熱交換器325aが共通するため構成要素や設置スペースを省減することができる。
一方,図8(b)に示すように,前記水熱交換器325bでは,前記配管33が,蛇行配置された前記配管14及び前記配管25に接触して挟まれた状態で配置されている。また,前記配管33は,前記水熱交換器325aとは異なり水が蛇行しながら流れるように構成されている。さらに,前記配管14及び前記配管25内に流れる冷媒の流通方向と前記配管33内に流れる水の流通方向とは対向するように配置されている。これにより,前記配管14及び前記配管25内に流れる冷媒と水との間で効率的に熱交換を行うことができる。
本発明の実施の形態に係るヒートポンプ式給湯機の概略構成図。 本発明の実施の形態に係るヒートポンプ式給湯機に設けられた水熱交換器の要部構成図。 本発明の実施例1に係るヒートポンプ式給湯機の概略構成図。 本発明の実施例2に係る水熱交換器の要部構成図。 本発明の実施例3に係る水熱交換器の要部構成図。 本発明の実施例4に係る水熱交換器の要部構成図。 本発明の実施例5に係る水熱交換器の要部構成図。 本発明の実施例6に係る水熱交換器の要部構成図。
符号の説明
1…ヒートポンプサイクル(第一のヒートポンプサイクルの一例)
2,5…ヒートポンプサイクル(第二のヒートポンプサイクルの一例)
4…室内空気熱交換器
11,21…圧縮機
12,22,22a,22b…膨張器
13,23…室外空気熱交換器
14…配管(第一の配管の一例)
25…配管(第二の配管の一例)
33…配管(第三の配管の一例)
20,40…循環経路
24…四方弁
30a〜30d…流水経路
31…貯留タンク
32,321,322,323,324,325a,b…水熱交換器
41〜45,51〜56…切換弁

Claims (9)

  1. 第一の冷媒が少なくとも圧縮機及び膨張器を経て循環される第一のヒートポンプサイクルと,前記第一の冷媒と異なる特性を持つ第二の冷媒が少なくとも圧縮機及び膨張器を経て循環される第二のヒートポンプサイクルと,前記第一の冷媒及び/又は前記第二の冷媒と水との間で熱交換を行う共通の水熱交換器と,を備えてなることを特徴とするヒートポンプ式給湯機。
  2. 前記第一の冷媒が炭酸ガス冷媒であって,前記第二の冷媒がHFC冷媒である請求項1に記載のヒートポンプ式給湯機。
  3. 前記水熱交換器が,前記第一の冷媒が流通する第一の配管と,前記第二の冷媒が流通する第二の配管と,水が流通する第三の配管と,を備えてなり,
    前記第一の配管,前記第二の配管及び前記第三の配管が,前記第一の冷媒及び前記第二の冷媒と前記第三の配管に流通する水との間で同時に熱交換可能に配置されてなる請求項1又は2のいずれかに記載のヒートポンプ式給湯機。
  4. 前記第一の配管及び前記第二の配管のいずれか一方が,前記第三の配管に内蔵され,他方が前記第三の配管を内蔵してなる請求項3に記載のヒートポンプ式給湯機。
  5. 前記第一の配管及び前記第二の配管が,前記第三の配管に内蔵されてなる請求項3に記載のヒートポンプ式給湯機。
  6. 前記第一の配管及び前記第二の配管のいずれか一方が,前記第三の配管の外周面に接触し,他方が前記第三の配管に内蔵されてなる請求項3に記載のヒートポンプ式給湯機。
  7. 前記第一の配管及び前記第二の配管が,前記第三の外周面に接触してなる請求項3に記載のヒートポンプ式給湯機。
  8. 前記第三の配管の外周面に複数の凹部が設けられてなり,
    前記第一の配管及び前記第二の配管が,前記凹部に嵌め込まれてなる請求項7に記載のヒートポンプ式給湯機。
  9. 前記第一の配管及び前記第二の配管が,前記第三の配管の外周面に螺旋状に配置されてなる請求項7に記載のヒートポンプ式給湯機。
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