JP2007177340A - 不織布の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】伸長性の高い不織布を安定して搬送し得る不織布の製造方法を提供すること。
【解決手段】不織布10の形成後で且つ不織布10をピンテンター201のピン205から引き抜く前に、不織布10を冷却する。冷却は冷風の吹き付けによって行うことが好ましい。不織布10をピン205から引き抜く際に、不織布10のうち、ピンテンター201で把持された部分にのみ、ピン205の基部側から先端部側への方向に冷風を吹き付けることも好ましい。第1繊維集合体11’に含まれる熱収縮性繊維として複合繊維を用い、該複合繊維の構成樹脂のうち、収縮率の高い方の樹脂の融点よりも低い温度の熱を付与して熱収縮を行うことも好ましい。
【選択図】図4

Description

本発明は不織布の製造方法に関する。
本出願人は先に、第1層とこれに隣接する第2層とを有し、第1層と第2層とが所定パターンの接合部によって部分的に接合されており、該接合部間で第1層が3次元的立体形状をなしており、第2層がエラストマー的挙動を示す材料で構成され、シート全体がエラストマー的挙動を示すと共に通気性を有する立体シート材料を提案した(特許文献1)。この立体シート材料は表面に凹凸を有するものであり、平面方向へ伸張させた場合の回復性及び厚み方向へ圧縮させたときの圧縮変形性が十分に高いものである。第2層の原料としては、潜在捲縮性繊維などの熱収縮性繊維が用いられる。潜在捲縮性繊維としては、ポリプロピレンとエチレン−プロピレンランダム共重合体からなるサイドバイサイド型又は偏芯型の複合繊維が用いられる。
また本出願人は、熱収縮した熱収縮性繊維を含む第1繊維層の片面又は両面に、非熱収縮性繊維からなる第2繊維層が積層されてなり、前記両繊維層が熱融着によって厚さ方向に一体化されており、各熱融着部の間では、第1繊維層の熱収縮によって第2繊維層が突出して多数の凸部を形成していると共に該熱融着部が凹部となっている立体シート材料を提案した(特許文献2)。この立体シート材料の製造工程における熱収縮処理は、ネット上で熱風を吹きつける方法や、ピンテンター、クリンプテンターを用いる方法で行われる。
特開2002−187228号公報 特開2003−247155号公報
ところで、熱収縮性繊維を用いて前記の各立体シート材料を製造する場合、収縮性の高い熱収縮性繊維を用いると、その収縮に起因して立体シート材料に高い伸長性が付与されて、これを製造ラインで安定的に搬送することが容易でなくなる。
従って本発明の目的は、多数の凹凸部を有し嵩高な構造を有する不織布を安定して製造し得る方法を提供することにある。
本発明は、熱収縮性繊維を含む第1繊維集合体と、非熱収縮性繊維を含む第2繊維集合体とが積層され、両繊維集合体が多数の接合部によって部分的に接合されてなる積層体を、ピンテンターで把持して前記熱収縮性繊維の熱収縮を規制しつつ該積層体に熱を付与して該積層体中の第1繊維集合体をその平面方向に収縮させ、前記接合部間に位置する第2繊維集合体を隆起させて、多数の凸部を有する不織布を製造する方法であって、
前記不織布の形成後で且つ該不織布をピンテンターのピンから引き抜く前に、該不織布を冷却する不織布の製造方法を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明によれば、収縮性の高い熱収縮性繊維を原料として不織布を製造しても、これをその製造ラインで安定して搬送することができる。これらの結果、本発明によれば、嵩高で風合いが良く、外観が良好な不織布を効率的に製造できる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。先ず、本発明の製造方法の好ましい一実施形態に基づき製造された不織布について図1を参照しながら説明する。図1(a)及び(b)には、本発明の不織布の一実施形態の斜視図及び厚み方向の断面図が示されている。本実施形態の不織布10は、一方の面を含む第1層11と、他方の面を含む第2層12とを有する2層構造のものである。第1層11は、繊維の集合体から構成されている。一方、第2層12は、第1層11を構成する繊維と異なる種類及び/又は配合の繊維の集合体から構成されている。第1層11及び第2層12は、互いに積層されて多数の接合部13によって部分的に接合されている。逆に言えば、第1層11と第2層12とはそれらの全面において接合されていない。しかし両層はそれらの全域にわたって密着した状態になっている。
第1層11と第2層12との接合部13は、平面視して円形であり千鳥格子状のパターンで点状に配置されている。接合部13は、熱及び/又は圧力の作用によって図示のように圧密化されて不織布10の他の部位よりも厚みが小さくなっており且つ密度が大きくなっている。
不織布10においては、接合部13の位置に凹部14が位置している。凹部14間には、主として第2層12の構成繊維から構成される凸部15が位置している。これによって第2層12側には、多数の凸部15と多数の凹部14によって凹凸形状が形成されている。
一方、第1層11側においては、接合部13間はほぼ平坦面を保っている。従って不織布10全体として見ると、その第1層11側がほぼ平坦になっており、且つ第2層12側に多数の凹凸部を有している構造となっている。
第2層12においては、その構成繊維どうしが熱融着されて結合点を有しているか、又は単に交絡した状態になっている。構成繊維どうしが熱融着されている場合には、第2層12の表面に繊維の毛羽立ちが生じにくくなる。繊維が毛羽立ちにくくなることは、不織布10を例えば肌に接する材料として用いた場合に、肌に物理的な刺激を与えることが少なくなるという利点をもたらす。
凸部15はその内部が繊維で満たされた中実の状態になっている。凸部15内を満たしている繊維は主として第2層12の構成繊維である。前述のように第2層12の構成繊維どうしが熱融着している場合には、凸部15を満たしている繊維どうしも熱融着している。
第1層11は熱収縮性繊維を含んでいる。この熱収縮性繊維は、所定温度の熱の付与によって既に収縮した状態になっている。ここでいう収縮とは、繊維の長さが収縮前に比べて短くなった状態をいい、三次元的なコイル状の捲縮を発現して見掛けの繊維長さが短くなった状態も含む。第1層11に含まれる熱収縮した繊維として好ましいものは、潜在捲縮性繊維を所定温度に加熱して捲縮が発現した繊維(以下、捲縮発現後の潜在捲縮性繊維)である。捲縮発現後の潜在捲縮性繊維が第1層11に含まれていることで、不織布10にその平面方向への伸長性が付与されるからである。潜在捲縮性繊維は、例えば収縮率の異なる2種類の熱可塑性ポリマー材料を成分とする偏心芯鞘型複合繊維又はサイド・バイ・サイド型複合繊維などの各種複合繊維からなる。その例としては、特開平9−296325号公報や特許2759331号公報に記載のものが挙げられる。収縮率の異なる2種類の熱可塑性ポリマー材料の例としては、エチレン−プロピレンランダム共重合体(EP)とポリプロピレン(PP)との組み合わせ、ポリエチレンテレフタレートを主成分する共重合ポリエステルとポリエチレンテレフタレート(PET)との組み合わせが挙げられる。潜在捲縮性繊維は捲縮が発現する前の繊度が1〜10dtex程度であることが好適である。
特に、潜在捲縮性繊維として、その最大収縮率発現温度が、第2層12中の非熱収縮性繊維の融点よりも低く、該最大収縮率発現温度が130℃以下である複合繊維を用いることが好ましい。このような潜在捲縮性繊維を用いることで、伸長性の高い不織布を得ることができる。また潜在捲縮性繊維の最大収縮率発現温度が、第2層12中の非熱収縮性繊維の融点よりも低いことで、第1層11を熱収縮させる際に、第2層12中の熱融着性繊維の溶融を防止しつつ、第1層11を充分に熱収縮させることができる。これらの理由によって、後述する製造方法によって得られる不織布10は、伸長性、嵩高性及び風合いに優れたものとなる。
しかも、潜在捲縮性繊維の最大収縮率発現温度が130℃以下であることで、第2層12の非熱収縮性繊維として、融点が130℃付近の熱可塑性樹脂を含む、繊維自体が柔らかく、且つ繊維表面の摩擦抵抗も小さい繊維を用いることができ、第2層12の風合いや肌触りを向上させられるので好ましい。
更に、潜在捲縮性繊維の最大収縮率発現温度が130℃以下であることにより、第1層11及び第2層12の積層体を高速搬送しつつ、熱収縮処理しても第1層11を充分に熱収縮させることできるので、不織布の生産性が向上する。
潜在捲縮性繊維の最大収縮率発現温度は、不織布10を風合い良く製造する観点から120℃以下であることが更に好ましい。この理由は、第2層12中に融点が130℃周辺の繊維を用いた場合にも、第1層11を熱収縮させる際に、第2層12中の熱融着性繊維の溶融を一層防止できるからである。潜在捲縮性繊維の最大収縮率発現温度の下限値は、不織布の保存時寸法安定性の観点から80℃程度であることが好ましい。
前記の潜在捲縮性繊維としては、収縮率の異なる2種類の樹脂を含有する偏心芯鞘型複合繊維又はサイド・バイ・サイド型複合繊維であって、高収縮率樹脂が、エチレンを主成分とする共重合体または低密度ポリエチレンであるものを好ましく用いることができる。エチレンを主成分とする共重合体としては、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテン1−プロピレン三元共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルアクリレート共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体等が挙げられる。低密度ポリエチレンとしては、高圧重合法による低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン等が挙げられる。この場合、組み合わせる低収縮率樹脂としては、ポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂や、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂を特に好ましく用いることができる。
前記の潜在捲縮性繊維は、収縮率が異なる2種類の樹脂からなる複合繊維であり、収縮率が高い方の樹脂と低い方の樹脂との融点の差が30℃以上であることが好ましい。これによって、第1層11と第2層12を部分的に接合するエンボス加工において、第1及び第2層の接合部13を融点の低い方の樹脂の溶融固化により強固に接着でき、該接合部13に穴等が生じにくくなる。このような構成の不織布10は、吸収性物品の構成材料(特に表面シート)として用いたときに、接合部13に経血や尿等がしみこみにくく、使用者の肌が経血や尿等で濡れることがなく、また経血が表面からみたときに赤く滲まないので有利である。また、不織布10を吸収性物品の構成材料、特に表面シートとして用いる場合に、該吸収性物品に熱エンボスや熱シールにより、防漏溝やエンドシール部を形成する際にも、防漏溝やシール部の形成性が良好であると共に、それらに穴等の欠陥を生じさせないので好ましい。
尚、第1層11には、熱収縮した熱収縮性繊維に加えて他の繊維が含まれていてもよい。他の繊維としては、例えば熱融着性繊維が挙げられる。第1層11に熱収縮した繊維以外の繊維が含まれる場合、熱収縮した繊維の量は、第1層11の重量に対して50重量%以上、特に70〜90重量%であることが、凸部15の形成性等の観点から好ましい。
第1層11に含まれる潜在捲縮性繊維の最大収縮率発現温度が好ましくは130℃以下であることにより、第2層12を構成する繊維として、幅広い繊維を用い得るという利点を有する。第2層12に含まれる非熱収縮性繊維として用い得る繊維としては、レーヨン、コットン、アクリル系繊維や熱可塑性ポリマー材料からなる繊維が好適に用いられる。熱可塑性ポリマー材料としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリアミドなどが挙げられる。またこれらの熱可塑性ポリマー材料の組合せからなる芯鞘型複合繊維やサイド・バイ・サイド型複合繊維も好適に用いることができる。風合いを柔らかくする場合には、ポリエチレン樹脂を含む繊維が好ましく、更に、高密度ポリエチレン(密度0.92〜0.97g/cm3)樹脂を含む繊維が一層好ましい。なお本発明において非熱収縮性繊維とは、実質的に熱収縮性を有さない繊維、及び第1層に含まれる熱収縮性繊維の熱収縮温度以下の温度では熱収縮しない熱収縮性繊維の双方を含む。
最大収縮率発現温度が130℃以下である潜在捲縮性繊維が第1層11に含まれている場合、第2層12中の非熱収縮性繊維は、その融点が120℃以上、特に130℃以上であることが、不織布10を風合い良く製造する観点から好ましい。第2層12中の非熱収縮性繊維は、融点が異なる複数樹脂からなる複合繊維であって且つ融点の最も低い樹脂の当該融点125〜135℃である高密度ポリエチレンであることが好ましい。
本実施形態の不織布10はその坪量が、不織布10の具体的な用途にもよるが、例えば不織布10を吸収性物品の表面シートとして用いる場合には40〜200g/m2、特に50〜100g/m2であることが好ましい。この場合、第1層11の坪量は20〜100g/m2、特に25〜50g/m2であることが好ましく、第2層12の坪量は20〜100g/m2、特に25〜50g/m2であることが好ましい。また、不織布10の厚みは、これを例えば吸収性物品の表面シートとして用いる場合には1〜10mm、特に1.5〜5.0mmであることが好ましい。この場合、第1層11の厚みは0.5〜9.5mm、特に1.0〜4.5mmであることが好ましく、第2層12の厚みは0.5〜9.5mm、特に1.0〜4.5mmであることが好ましい。
本実施形態の不織布10は図2に示す装置を用い、以下に述べる方法で好適に製造される。図2に示す装置は、第1繊維集合体と第2繊維集合体の接合部100、熱収縮部200を備えている。また、図示していないが、該装置は、第1繊維集合体の形成部及び第2繊維集合体の形成部も備えている。接合部100は、一対のエンボスロール101,102を備えている。熱収縮部200は、ピンテンター201及び熱付与装置202を備えている。
図2を参照しながら不織布10の製造方法を説明すると、図示しない第1繊維集合体の形成部によって、第1層11を構成する第1繊維集合体11’が形成される。第1繊維集合体11’の形成は例えばカード法によって行われ、短繊維のカードウエブからなる第1繊維集合体11’が製造される。第1繊維集合体11’には、熱収縮する前の熱収縮性繊維が含まれている。第1繊維集合体11’は長尺帯状の形態をしている。なお第1繊維集合体11’の形成手段はカード法に限られず、例えばエアスルー法、ヒートロール法、エアレイド法、メルトブローン法、スパンボンド法、スパンレース法、ニードルパンチ法、ケミカルボンド法などの各種不織布製造手段を用いても良い。或いは、前記方法によって予め製造された不織布を第1繊維集合体11’として用い、該不織布を第1繊維集合体11’の形成部から繰出し装置などを用いて供給しても良い。
これとは別に、図示しない第2繊維集合体の形成部によって第2繊維集合体12’を形成する。第2繊維集合体の形成は例えばエアスルー法によって行われる。第2繊維集合体12’は、第1繊維集合体11’と同幅の長尺帯状の形態をしている。なお第2繊維集合体12’の形成手段はエアスルー法に限られず、例えばヒートロール法、エアレイド法、メルトブローン法、スパンボンド法、スパンレース法、ニードルパンチ法、ケミカルボンド法などの各種不織布製造手段を用いてもよい。第2繊維集合体12’は第2繊維集合体の形成部で形成されても良いし、或いは予め別工程で前記形成手段を用いて形成した不織布を第2繊維集合体12’として用い、第2繊維集合体形成部200から繰出し装置などを用いて供給しても良い。更に第2繊維集合体12’は、前記の不織布に限らず、カード機にて形成された繊維ウェブでも良い。
なお、図2では、第2繊維集合体12’の上に第1繊維集合体11’が載せられる位置関係になっているが、この位置関係は特に限定されず、第1繊維集合体11’の上に第2繊維集合体12’が載せられる位置関係であっても良い。
両繊維集合体11’,12’は、接合部100において合流して積層される。積層された両層は、接合部100に設置された一対のエンボスロール101,102によって挟圧される。一対のエンボスロール101,102のうち、ロール101は、その周面に多数の凸部が形成された彫刻ロールである。一方、ロール102は、その周面が平滑な平滑ロールである。各ロール101,102はそれぞれ所定温度に加熱されていてもよく、或いは加熱されていなくてもよい。加熱する場合その温度は、接合部13を強固に接着させ、且つ第1繊維集合体11’を構成する熱収縮性繊維の熱収縮を発現させない観点から、熱収縮性繊維の最大収縮率発現温度に対して、−10℃〜+40℃の範囲であることが好ましい。具体的には、繊維の種類にもよるが100〜150℃、特に110〜140℃であることが好ましい。
エンボスロール101,102による挟圧によって、両繊維集合体11’,12’が多数の接合部13によって部分的に接合された積層体103が形成される。積層体103においては、第1繊維集合体11’の側からエンボス加工が行われる。得られた積層体103は長尺帯状の形態をしている。
積層体103は、熱収縮部200へ送られる。熱収縮部200には熱付与装置202が設置されている。積層体103が熱付与装置202内に導入される前に、積層体103はピンテンター201によってその左右両側部が把持される。具体的には、ピンテンター201のチェーン203(図3参照)に取り付けられている多数の上向きのピン205(図4参照)を積層体103の下側から上側に向けて、即ち第2繊維集合体12’の側から第1繊維集合体11’の側へ向けて突き刺して把持する。この把持によって、積層体103を熱付与装置202で収縮させるときの収縮の程度を規制する。
図3には、熱収縮部200に設置されたピンテンター201を平面視した状態が模式的に示されている。ピンテンター201は、積層体103の両側部にそれぞれ配置された一対のチェーン203を備えている。各チェーン203は、積層体103の搬送方向に沿う縦長の周回軌道を描くように、積層体103の搬送方向と同方向に周回する。両チェーン203の間の間隔は、積層体103の搬送方向へ向かうに連れて搬送方向に向けて漸次狭められている。そして、ピンアウト部204、即ち、積層体13からピンが引き抜かれる位置においては、チェーン203の間の間隔は一定になっている。ピンアウト部204におけるチェーン203の間の間隔は、ピンテンター201が積層体103を把持し始める部分におけるチェーン203の間の間隔よりも狭くなっている。ピンテンター201が積層体103を把持し始める部分におけるチェーン203の間の間隔を100としたとき、ピンアウト部204におけるチェーン203の間の間隔が70であれば、積層体103はその幅方向に70%収縮することになる。これをCD収縮率70%ともいう。つまりピンテンター201で積層体103の両側部を把持することで、積層体103の幅方向の収縮率が規制される。
一方、積層体103の長手方向の収縮率を規制するためには、積層体103をピンテンター201で把持する際に、ピンテンター201のピンニングロール206(図2参照)の速度を、予め設定した長手方向への収縮量分だけ増速させ、積層体103をオーバーフィードさせればよい。これによって積層体103はその収縮分だけ余分に把持され、図2に示すように弛みが生じることになる。例えば、収縮前の長手方向の寸法が100の積層体を80に収縮(これをMD収縮率80%ともいう)させたいときは、チェーン203の速度を100とした時のピンニングロール206の速度を125とすればよい。この時のオーバーフィード率は25%となる。
積層体103は、ピンテンター201に把持された状態下に熱付与装置202内に導入される。熱付与装置202には、積層体203の上下面にそれぞれに所定温度に加熱された熱風の吹き付けが可能なノズル(図示せず)が設置されている。積層体103における第1繊維集合体11’に含まれる熱収縮性繊維の熱収縮温度以上の熱を積層体103に付与することで、第1繊維集合体11’をその平面方向に収縮させる。なお、本実施形態においては熱の付与手段として熱風を用いたが、これ以外の手段、例えばマイクロウェーブ、蒸気、赤外線等を用いて熱を付与してもよい。
第1繊維集合体11’に含まれる熱収縮性繊維として複合繊維を用いる場合、該熱収縮性繊維を収縮させるための熱風の温度、即ち熱収縮処理温度TTは、該複合繊維の構成樹脂のうち、収縮率の高い方の樹脂の融点よりも低い温度であることが好ましい。これによって、樹脂間での剥離が起こりやすい繊維である、構成樹脂間の相溶性が低い複合繊維であっても、複合繊維における収縮率の高い方の樹脂が溶融して凝集することを防止することができ、樹脂間での剥離を効果的に防止できる。複合繊維が芯鞘型である場合、収縮率の高い方の樹脂は一般に鞘部の樹脂である。
また、熱収縮処理温度TTは、第1繊維集合体11’に含まれる熱収縮性繊維の熱収縮開始温度TS以上で且つ第2繊維繊維集合体12’に含まれる非熱収縮性繊維の融点TMよりも低い温度とすることが好ましい。熱収縮開始温度TSとは、昇温可能な炉にその繊維を置き、一定速度で昇温したとき、その繊維が実質的に収縮開始した時の実測温度を言う。熱収縮処理温度TTは、第2繊維集合体12’に含まれる非熱収縮性繊維の融点TMよりも、30℃以内の範囲で低いことが好ましく、特に5〜15℃低いことが好ましい。熱収縮処理温度TTは、例えば100〜120℃とすることができる。熱処理時間は1〜120秒程度とすることができる。
熱収縮においては、熱収縮処理温度TTを、第2繊維集合体12’に含まれる非熱収縮性繊維の融点TMよりも低くすることで、第1繊維集合体11’の熱収縮の際に、第2繊維集合体12’に含まれる熱融着性繊維の溶融を防止しつつ、第1繊維集合体11’を充分に熱収縮させることができる。これにより、得られる不織布10は嵩高性及び風合いに優れたものとなる。
熱収縮性繊維の熱収縮によって、積層体103における接合部13間に位置する第1繊維集合体11’の構成繊維が収縮し、第1繊維集合体11’の繊維密度が高くなる。この収縮に伴い、接合部13間に位置する第2繊維集合体12’の構成繊維は、平面方向への行き場を失い厚み方向へ移動する。これによって、接合部13間が隆起して、第2繊維集合体12’の側に繊維密度の低い嵩高な凸部15が多数形成される。また凸部15間、即ち接合部13の位置に、繊維密度の高い凹部14が形成される。このようにして、第1層11及び第2層12からなり、第2層12の側に凹凸が形成された不織布10が得られる。
このようにして得られた不織布10は熱付与装置202から出ることで、熱の付与が終了する。不織布10の形成後、不織布10からピンテンター201のピンが引き抜かれる。ところで、得られた不織布10には、第1繊維集合体11’に含まれていた熱収縮性繊維の収縮によって伸長性が付与されている。特に熱収縮繊維として、三次元的なコイル状の捲縮を発現する芯鞘型やサイド・バイ・サイド型の複合繊維である潜在捲縮性繊維を用いた場合には、熱収縮処理温度TTを前記潜在捲縮性繊維の融点(ここで融点とは、前記潜在捲縮性繊維が2種類の樹脂からなる複合繊維の場合には、融点の低い方の樹脂の融点のことである。)以下にすることによって、大きな伸長性が付与される。この理由は、(イ)前記熱収縮繊維同士の熱融着を抑制できること、及び(ロ)前記潜在捲縮性繊維を構成する2種類の樹脂が相溶性が低い場合(例えば、ポリプロピレンとポリエチレンの組合せやポリエチレンテレフタレートとポリエチレンの組合せ)には、樹脂間の剥離を抑制できることによる。この伸長性の付与によって、不織布10からピンを引き抜くときに、ピンの引き抜きに合わせて不織布10が伸長してしまい、搬送張力が不織布10に十分に伝達されないことがある。その結果、不織布10からピンを確実に引き抜くことができない場合があり、不織布10の安定搬送に支障を来すことがある。このような不都合が起こらないようにするために、本実施形態においては図4に示すように、熱付与装置202による不織布10の形成後であって且つ不織布10をピンテンター201のピン205から引き抜く前に、不織布10に向けて冷風を吹き付け、これを冷却させる。
ピン205から引き抜く前に不織布10を冷却することで、不織布10の伸長を抑制させる。この状態下に不織布10からピンを引き抜くことで、その引き抜きを首尾良く行うことができる。
不織布10を冷却するための冷風は、特に温度をコントロールすることなく環境温度程度で十分である。特に、0〜60℃、とりわけ10〜50℃であることが、不織布10を十分に冷却できる点、及び経済性の点から好ましい。図4においては、不織布10の上下面から冷風を吹き付ける状態が示されている。上下各面からの冷風の吹き付け量は同量とすることが、不織布10の搬送の安定化を図りつつ、冷却効率を向上させる点から好ましい。なお本実施形態においては、不織布10の冷却に冷風を用いたが、冷却手段としてはこれ以外のものを用いることも可能である。例えば、一定温度に冷却された冷却ロールに不織布10を接触させる方法を用いて不織布10を冷却することができる。
更に不織布10からピン205を引き抜く際、即ち不織布10がピンアウト部204(図3参照)に達した際には、図4に示すように、不織布10に向けて、ピン205の基部側から先端部側への方向に冷風を吹き付けて、ピン205の引き抜きを助長させることが好ましい(この冷風を上向き冷風という)。なお図4においては、ピンアウト部204において、ピン205の先端部側から基部側への方向にも冷風を吹き付けている(この冷風を下向き冷風という)。しかし、下向き冷風の風量は上向き冷風の風量よりも少なくなっている。従って、風量の差し引きで考えると上向き冷風の方が優るので、上向き冷風の吹き付けによってピン205の引き抜きが助長される。
上向き冷風を吹き付ける場合、及び必要に応じ下向き冷風を吹き付ける場合には、不織布10におけるピンテンター201で把持されている部分、つまり不織布における幅方向側部域にのみ吹き付けることが好ましい。換言すれば、不織布10における幅方向中央域にはこれらの冷風は吹き付けない方が好ましい。幅方向中央域にも冷風を吹き付けると、不織布10のばたつきが起こり、ピン205の安定した引き抜きが行い難くなることがあるからである。
図4に示すように、ピンアウト部204には、布外しバー208が取り付けられていることが好ましい。布外しバー208は図3に示すように、各チェーン203に沿って、その内側に一対配置されている。布外しバー208は、ピンテンター201の移動面に対して上方に向けて所定の角度θをなして配置されている。布外しバー208によっても不織布10からのピンの引き抜きが一層首尾良く行われる。
このようにして得られた不織布10は、例えば生理用ナプキンやパンティライナ、使い捨ておむつなどの各種吸収性物品の表面シート、外科用衣類、清掃シート等の各種の用途に用いることができる。不織布10を、特に吸収性物品の表面シートとして用いると、肌触りが良好で装着感に優れた吸収性物品を得ることができる。不織布10を表面シートとして用いる場合には、第1層12側が、使用者の肌に当接するように配置されることが、肌触りを一層良好にする観点から好ましい。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されない。
〔実施例1ないし3並びに比較例1及び2〕
第1繊維集合体の構成繊維として、表1に示す樹脂の組み合わせからなる偏芯の芯鞘型複合繊維(潜在捲縮性繊維)を用いた。この繊維は熱の付与によってコイル状に三次元の捲縮が発現して収縮するものである。繊維の太さは2.2dtex、長さは51mmであった。表中の融点は、複合繊維における収縮率の高い方の樹脂の融点である。この潜在捲縮性繊維を用いて、カード機により繊維ウエブを形成した。この繊維ウエブの坪量は表1に示す通りである。
第2繊維層の構成繊維として、表1に示す芯鞘型の熱融着複合繊維からなる非熱収縮性繊維を用いた。繊維の太さは2.2dtex、長さは51mmであった。表中の融点は、複合繊維における鞘部の樹脂の融点である。この複合繊維を用いてカード機により繊維ウエブを形成し、その後エアスルー方式の熱処理装置によって、この繊維ウエブの構成繊維同士を融着させて不織布を得た。この不織布の坪量は表1に示す通りである。
第1繊維集合体と第2繊維集合体とを重ね合わせ、エンボスロールによって両繊維集合体を部分的に接合し積層体を得た。エンボスによる接合部の面積率は12.8%であり、各接合部は円形の形状を有し、その配列パターンは図1に示すような千鳥配列であった。各ロールの加熱温度は表1に示す通りであった。
得られた積層体を、図2に示す装置の熱収縮部において収縮させて目的とする不織布を得た。熱収縮の条件は表1に示す通りである。得られた不織布の冷却条件も表1に示す通りである。なお冷却に用いた冷風の温度は10〜50℃であった。また得られた不織布の坪量及び収縮後面積率は同表に示す通りである。
ピンアウト部においてピンアウト不良が発生したか否かを目視にて判断し、ピンアウト不良の発生は、不織布10がピン205から抜けずにピンテンター201に巻込まれた状態が発生した時点とした。その結果を表1に示す。また、得られた不織布の第1層に含まれる複合繊維(コイル状に捲縮した繊維)における樹脂間の剥離発生の有無を顕微鏡観察にて判断した。更に、得られた不織布の長手方向における100gf引張荷重時の伸度を測定し、その値を不織布の伸長性の尺度とした。その結果も表1に示す。100gf引張荷重時の伸度は、エーアンドディー製の引張試験機(商品名:テンシロン)を用いて測定した。測定試料は、不織布10のCD方向の幅25mmになるように採取した。また測定条件は、引張速度300mm/sec、試料つかみ間隔(チャック間距離)30mmとした。
Figure 2007177340
図1(a)は、本発明の製造方法の好ましい一実施形態に基づき製造された不織布を示す斜視図であり、図1(b)は図1(a)における凸部の縦断面図である。 図2は、図1に示す不織布を製造するために用いられる好ましい装置を示す模式図である。 図2におけるピンテンターを示す模式図である。 図3におけるピンアウト部を示す模式図である。
符号の説明
10 不織布
11 第1層
11’ 第1繊維集合体
12 第2層
12’ 第2繊維集合体
13 接合部
14 凹部
15 凸部
201 ピンテンター
204 ピンアウト部

Claims (6)

  1. 熱収縮性繊維を含む第1繊維集合体と、非熱収縮性繊維を含む第2繊維集合体とが積層され、両繊維集合体が多数の接合部によって部分的に接合されてなる積層体を、ピンテンターで把持して前記熱収縮性繊維の熱収縮を規制しつつ該積層体に熱を付与して該積層体中の第1繊維集合体をその平面方向に収縮させ、前記接合部間に位置する第2繊維集合体を隆起させて、多数の凸部を有する不織布を製造する方法であって、
    前記不織布の形成後で且つ該不織布をピンテンターのピンから引き抜く前に、該不織布を冷却する不織布の製造方法。
  2. 冷風の吹き付けによって不織布を冷却する請求項1記載の製造方法。
  3. 不織布をピンから引き抜く際に、該不織布に向けて、ピンの基部側から先端部側への方向に冷風を吹き付ける請求項1又は記載の製造方法。
  4. 不織布のうち、ピンテンターで把持された部分にのみ冷風を吹き付ける請求項3記載の製造方法。
  5. 第1繊維集合体に含まれる熱収縮性繊維として複合繊維を用い、該複合繊維の構成樹脂のうち、収縮率の高い方の樹脂の融点よりも低い温度の熱を付与して熱収縮を行う請求項1ないし4の何れかに記載の製造方法。
  6. 第1繊維集合体に含まれる熱収縮性繊維として、その最大収縮率発現温度が、第2繊維集合体に含まれる非熱収縮性繊維の融点よりも低いものを用い、
    第2繊維集合体に含まれる非熱収縮性繊維の融点よりも低い温度の熱を付与して第1繊維集合体を収縮させる請求項1ないし5の何れかに記載の製造方法。
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