JP2007176502A - 冷凍食品用間仕切り袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】包装工程での冷凍食品を袋につめて、真空冷凍した際の身のくっつきを防止し、また包装袋への挿入時やまた開封して、冷凍食品を取り出す時の取り扱いの容易さもあわせて満たし、かつ冷凍食品の流通時においても適切な冷凍温度を保持するということが不可能な場合には、包装袋に要求される仕様として、内容物である冷凍食品を傷めず、かつ取り扱いに優れ、さらにはコスト環境面まで配慮した包装形態が求められていた。これらを解決する包装袋を提供する。
【解決手段】冷凍食品用包装袋においてその長手方向に間仕切るための仕切りシールを2以上の複数条設け、かつこのシールは始端部乃至は終端部の少なくとも一方が底シール部あるいは開口部封止シール部に連接することなく、相当の未シール部分の間隔を有することを特徴とする冷凍食品用間仕切り袋である。
【選択図】図1
【解決手段】冷凍食品用包装袋においてその長手方向に間仕切るための仕切りシールを2以上の複数条設け、かつこのシールは始端部乃至は終端部の少なくとも一方が底シール部あるいは開口部封止シール部に連接することなく、相当の未シール部分の間隔を有することを特徴とする冷凍食品用間仕切り袋である。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷凍食品たとえば魚の切り身を複数一括して包装する際に好適に用いられる冷凍食品用間仕切り袋に関する。
従来、複数の冷凍食品を収容する場合、単に大袋に入れるだけでは、流通過程で保冷温度が落ちた場合に、溶けた後、再度冷凍された時などによくみられる冷凍食品の身同士のくっつきや身崩れや皮のはがれ等の品質の劣化があった。また魚などを袋に詰めて真空冷凍する際に、魚同士のくっつきという問題などもあった。これらを解決するために、たとえば冷凍食品を1個ずつフィルムで包んだり、個包装する方法が提案されている。(たとえば特許文献1)また、冷凍食品1個ずつが収容可能なトレーを大袋に挿入することにより解決する方法が提案されている。(たとえば特許文献2)
特開平10−257872号公報
特開平10−257873号公報
前記のように冷凍食品の流通時には適切な冷凍温度を保持するというコールドチェーンが必ずしも完璧というわけにいかず、不測の事態等も発生していた。そのため、包装袋に要求される仕様として、内容物である冷凍食品を傷めず、かつ取り扱いに優れ、さらにはコスト環境面まで配慮した包装形態が求められていた。またさらには包装工程での冷凍食品の包装袋への挿入時やまた開封して、冷凍食品を取り出す時の取り扱いの容易さもあわせて求められていた。
特許文献1の冷凍食品を1個ずつフィルムで包んだり、個包装する方法では、資源の無駄はもちろんのこと、開封して内容物である冷凍食品を使用するには大袋を開けた後、さらに個包装を開封するといったように2度開封作業をする必要があり、非常に手間がかかっていた。
また、特許文献2においては、図3に示すように冷凍食品11をトレー13に個々に収容し、その上面をシールフィルムでシーリングしたトレー13を包装袋12に封入する方法である。この方法では、特許文献1の場合と同様に、包装袋12を開封後、トレー13のシーリングを開封する必要があった。またそのシーリングはたいていそのシール強度やつまみ部などの形状や構成により開けにくい場合が多く、使用しづらいものであった。
そこで内容物である冷凍食品を包装しやすく、かつ開封時には取り出しやすく、さらには流通時の冷凍食品の品質劣化を防止することが可能でかつ加工が容易でコストがかからない包装方法が求められていた。
よって上記を満たし、収容時に楽に個別に配置でき、開封も楽に行えて、内容物を崩さずに、簡単に取り出すことが出来る冷凍食品用間仕切り袋を提案する。
すなわち本発明は、温度の変化により品質の劣化を招きやすい冷凍食品に適して、包装作業が容易で、内容物の損傷を招きにくく、かつコスト面でも優れた冷凍食品用間仕切り袋である。
本発明は前述した課題を解決するために、冷凍食品用包装袋においてその長手方向に間仕切るための間仕切りシールを2以上の複数条設け、かつこのシールは始端部乃至は終端部の少なくとも一方が底シール部乃至は開口部封止シールに連接することなく、相当の未シール部分を有することを特徴とする冷凍食品用間仕切り袋である。
また、間仕切りシールはその冷凍食品の形状や大きさに合わせて、その長さや間隔および本数が決定される。開口部側に設ける間仕切りシールの未シール部分は冷凍食品をひとつずつ間仕切られた室に入れる際に挿入しやすいように作業の自由度を有することの出来るように構成されている。
この間仕切りシール部の開口部からの未シール部の寸法については内容物となる冷凍食品の寸法に応じて決定される。たとえば、長さの長い冷凍食品の場合、ある程度未シール部は長い目に取っておくと、冷凍食品の封入時をはじめ、その取り扱いが容易となる。たとえば、間仕切りシール部の長さを袋の長さの半分にして、入り口を広くすることにより、間仕切りシールがあっても冷凍食品を詰めやすくする。
本発明によると魚の切り身などの冷凍食品を本発明の冷凍食品用間仕切り袋に封入する際に、開口部から間仕切りシールを設けられた位置までの未シール部分が相当の自由度を有する空間を形成している。
このため魚の切り身などの冷凍食品を本間仕切り袋を利用して包装するとき、間仕切りシールが開口部近傍付近までに設けていないため、容易にその間仕切られた空間に1つずつを挿入することが出来る。
その結果、冷凍食品は一つずつ独立した間仕切り空間に包装されることとなり、解けたときの身のくっつきや身崩れの防止、さらには魚の切り身などの場合の皮のはがれ防止につながる。また再凍結したときの連結凍結や身の回りの霜の付着抑制にも効果を発揮する。
また、間仕切りシールが未シール部を有し、各室を完全に仕切っている構成でないために、包装された冷凍食品が温度の上昇により解凍されて生じる液が狭い室に溜まることがないために冷凍食品を再冷凍時を含め、いためる事が少なくなる。
本発明の冷凍食品用間仕切り袋はトレーの使用や二重包装とならないためにコスト面や環境面でも非常に有利である。
本発明は前述した課題を解決するために、冷凍食品用包装袋においてその長手方向に間仕切るための間仕切りシールを2以上の複数条設け、かつこのシールは始端部乃至は終端部の少なくとも一方が底のシールあるいは開口部封止シール部に連接することなく、相当の未シール部分の間隔を有することを特徴とする冷凍食品用間仕切り袋である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例である冷凍食品用間仕切り袋を示した斜視図である。1は包装袋、2はシール部、3は開口部、4は間仕切りシール部、5は仕切り室である。
本冷凍食品用間仕切り袋1を利用するには開口部3より、冷凍食品を投入する。そのとき冷凍食品は間仕切りシール部4により1つずつ各仕切り室5に配置するように投入する。間仕切りシール部4は開口部3の端面より連続しているのではなく、一定の未シール部分を有する構成となっている。
間仕切りシール部4における未シール部分の寸法は包装する冷凍食品の大きさに依存する。すなわち長尺の冷凍食品の場合には長く、小さな冷凍食品の場合には短くとる必要がある。
図2は本発明の実施例2である冷凍食品用間仕切り袋の変形事例の使用状態を示した斜視図である。1は包装袋、2はシール部、4は間仕切りシール部、5は仕切り室、6は開口ノッチ部、7は冷凍食品である。
図1に示したような包装袋に加えて、開口部封止シール部乃至は底シール部2の少なくとも一方において、その形状をL字状シール部とし、側部延長部分には間仕切りシール部4の未シール部分に位置するように開口ノッチ6を有することを特徴とする請求項1の冷凍食品用間仕切り袋
図1に示したような方法により冷凍食品は冷凍食品用間仕切り袋に各仕切り室にひとつずつ収容されて包装されている。
本包装袋1を開封するにはL字状のシール部2の側部延長部分に設けられた開口ノッチ6から包装袋1を開封する。この位置で開口すると、間仕切りシール部4により各仕切り室5にひとつずつ収容されていた冷凍食品を必要な量だけ取り出して、残りを各仕切り室に収容されていたままで保存することが容易となる。
図3は本発明の実施例3である冷凍食品用間仕切り袋の変形事例の使用状態を示した斜視図である。1は包装袋、2はシール部、2aは側部シール部、4は間仕切りシール部、5は仕切り室、6は開口ノッチ部、7は冷凍食品である。
この実施例3は四方シールの場合を示したもので、側部シール部2aに間仕切りシール部4の未シール部分に位置するように開口ノッチ部6を設けたものである。包装袋は三方シールの場合であっても同様の構成となる。
本包装袋1を開封するには側部シール部2aに設けられた開口ノッチ6から包装袋1を開封する。この位置で開口すると、間仕切りシール部4により各仕切り室5にひとつずつ収容されていた冷凍食品を必要な量だけ取り出して、残りを各仕切り室に収容されていたままで保存することが容易となる。
本発明は傷みやすい冷凍食品を包装する場合に好適に用いることが出来る包装袋であって、温度変化の発生する流通時や保存時にも内容物の冷凍食品が傷みにくく、また開封時には、必要な量を取り出して、残りを容易に保存でき、かつ構成が非常に簡単である特徴を有する。
1 包装袋
2 シール部
2a 側部シール部
3 開口部
4 間仕切りシール部
5 仕切り室
6 開口ノッチ部
7 冷凍食品
2 シール部
2a 側部シール部
3 開口部
4 間仕切りシール部
5 仕切り室
6 開口ノッチ部
7 冷凍食品
Claims (3)
- 一つの開口部を有する包装袋において、長手方向に複数条の間仕切りシール部を設け、かつ該シール部は始端部ないしは終端部の少なくとも一方が底シール部あるいは開口部封止シール部に連接することなく、相当の未シール部分を有することを特徴とする冷凍食品用間仕切り袋
- 開口部封止シール部乃至は底シール部の少なくとも一方において、その形状をL字状シール部とし、側部延長部分において間仕切りシール部の未シール部分に位置するように開口ノッチを有することを特徴とする請求項1の冷凍食品用間仕切り袋
- 三方シール乃至は四方シール包装袋において、側部シール部分において間仕切りシール部の未シール部分に位置するように開口ノッチを有することを特徴とする請求項1の冷凍食品用間仕切り袋
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005373986A JP2007176502A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 冷凍食品用間仕切り袋 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005373986A JP2007176502A (ja) | 2005-12-27 | 2005-12-27 | 冷凍食品用間仕切り袋 |
Publications (1)
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JP2007176502A true JP2007176502A (ja) | 2007-07-12 |
Family
ID=38302071
Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150085562A (ko) * | 2014-01-15 | 2015-07-24 | (주)푸르고팜 | 신선도 보존 팩, 식품 포장 용기, 및 식품 운반 용기 |
JP7351366B1 (ja) | 2022-03-18 | 2023-09-27 | 味の素株式会社 | 支持体つき冷凍餃子 |
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2005
- 2005-12-27 JP JP2005373986A patent/JP2007176502A/ja active Pending
Cited By (3)
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