JP2007176408A - 車両の牽引装置 - Google Patents

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Sadaaki Akagi
完精 赤城
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Abstract

【課題】車両の外観を向上する。
【解決手段】先端部に牽引ロープを繋止可能な繋止部14bが形成されるとともに、基端部に軸部14aが形成された牽引フック14と、車両のシャシフレーム2に固定されるとともに、牽引フック14を車両前後方向に移動可能に支持する筒状部材10と、牽引フック14の軸部14aと係合し、牽引フック14を繋止部14bが車体の開口部5から車体の外方に突出する突出位置Bと、繋止部14bが車体の内方に格納される格納位置Aとの夫々でシャシフレーム2に固定するピン17と、を含んで車両の牽引装置を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の牽引装置に関し、特に、シャシフレームに固定される牽引フックを備えた牽引装置に関する。
車両の牽引装置として、車両の前部に牽引フックを備えたものがある。(特許文献1)このものでは、シャシフレームに牽引フックが固定されているものが一般的である。牽引フックは、フロントバンパーより後方に配置されており、車両衝突時に、フロントバンパーより先に牽引フックが被衝突物に接触することを防止している。フロントバンパーには、車両前方から牽引フックに牽引ロープを繋止できるように、牽引ロープを通す開口部が設けられている。
特開2004−175190号公報(段落番号0002)
しかしながら、このものでは、車両牽引時に、牽引車両が進行方向を変更したり、段差上を走行したりすると、被牽引車両に対する牽引ロープの角度が大きく変化する。このように被牽引車両に対する牽引ロープの角度が大きく変化すると、牽引ロープがフロントバンパーの開口部の縁に接触してフロントバンパーを破損させる虞がある。したがって、これを防止するために、開口部を大きく形成しなければならず、車両(被牽引車両)の外観を損ねてしまう。
そこで、本発明は、牽引ロープと開口部の縁とを接触させることなく開口部を縮小し、車両の外観を向上させることを目的とする。
このため、本発明は、牽引用索状具を繋止可能な先端部、及び基端部が形成された牽引フックと、車両のシャシフレームに固定されるとともに、牽引フックを車両前後方向に移動可能に支持する支持手段と、牽引フックの基端部と係合し、牽引フックをその先端部が車体の開口部から車体の外方に突出する突出位置と、先端部が車体の内方に格納される格納位置との夫々でシャシフレームに固定する固定手段と、を含んで車両の牽引装置を構成する。
本発明によれば、突出位置と格納位置との間で、牽引フックが移動可能であるとともに、固定手段によって突出位置及び格納位置で牽引フックがシャシフレームに固定される。そして、車両牽引時に、牽引フックを突出位置に移動してその先端部を開口部から車体の外方に位置させることにより、この先端部に繋止した牽引用索状具が開口部の縁に接触することを防止できる。したがって、車体に設けられた開口部を縮小でき、車両の外観を向上させることができる。
以下、添付された図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る牽引装置を備えたトラック1の全体図である。
図1に示すように、トラック1は、車両左右方向に離間して車両前後方向に平行に伸びる一対のシャシフレーム2を備えている。シャシフレーム2は断面コの字状に形成されており、このシャシフレーム2は車両の中央に向かって開口するように配置されている。シャシフレーム2の前端部には、牽引装置3が固定されている。トラック1のフロントバンパー4には開口部5が形成されており、この開口部5は牽引装置3の前方に配置されている。
図2は、牽引装置3の構造を示す側面図である。図3は、牽引装置3の構造を示す底面図である。
図2に示すように、シャシフレーム2の前端部の底壁2aには、断面矩形状の筒状部材10の上壁が溶接されて固定されている。筒状部材10は、その軸線がシャシフレーム2の伸びる方向と平行に、即ち車両前後方向に伸びるように配置されている。筒状部材10には、上下方向に貫通したピン挿入孔11が、軸方向に離間して2箇所設けられている。筒状部材10の内壁には、全面に亘って薄板状のゴム12が貼り付けられている。シャシフレームの底壁2aには、ピン挿入孔11に合わせた位置に、ピン挿入孔11と同径の孔13が設けられている。
筒状部材10には、牽引フック14が挿入される。図3に示すように、牽引フック14は、断面矩形状の軸部14a(基端部)の先端にリング状の繋止部14b(先端部)が備えられて形成されており、この軸部14aが筒状部材10に前後方向にスライド可能に挿入される。牽引フック14の軸部14aには、牽引フック14がフロントバンパー4の前面より後方に位置する格納位置Aでピン挿入孔11と合う格納位置固定用孔15と、繋止部14bがフロントバンパー4より前方に突出する突出位置Bでピン挿入孔11と合う突出位置固定用孔16と、が設けられている。格納位置固定用孔15及び突出位置固定用孔16は、ピン挿入孔11と同径に形成され、筒状部材10を上下方向に貫通している。ピン挿入孔11には、一端にピン挿入孔11より大径の頭部が形成されたピン17が挿入されている。ピン17は、シャシフレーム2の底壁2aの上方から孔13に挿入され、筒状部材10及び軸部14aを貫通して、筒状部材10と牽引フック14とを繋止する。ピン17の先端には、B字状の抜け止めピン18が挿入される孔19が設けられており、ピン17をピン挿入孔11に挿入した状態でこの孔19に抜け止めピン18を挿入することにより、ピン17が筒状部材10から抜けることが防止される。
なお、筒状部材10が本発明の支持手段に該当する。
以上のような構成の牽引装置3では、牽引フック14を格納位置Aに位置させてピン挿入孔11と格納位置固定用孔15とを合わせた状態で、ピン17を挿入することによって、牽引フック14を格納位置Aで固定することができる。したがって、このように牽引フック14を格納位置Aで固定することによって、牽引フック14がフロントバンパー4より前方に突出しないので、自力走行時における衝突安全性を確保することができる。また、このような自力走行時において牽引フック14を車両から取り外す必要がないので、他に牽引フック14を格納するためのスペースを設ける必要がない。
図4は、車両牽引時における車両前部の断面図である。
牽引走行時には、ピン17を筒状部材10から抜いた状態で牽引フック14を前方に移動させ、軸部14aの突出位置固定用孔16と筒状部材のピン挿入孔11とを合わせ、これにピン17を挿入して固定する。これにより、図4に示すように、牽引フック14が突出位置で固定される。そして、繋止部14bに牽引ロープ20の一端を繋止し、牽引ロープ20の他端を他の車両で引っ張ることにより、車両を牽引することができる。このとき、牽引フック14の繋止部14bが開口部5から前方に突出するので、車両旋回時や傾斜地走行時等で車両に対して牽引ロープ20が左右あるいは上下方向に振れても、フロントバンパー4の開口部5の縁に牽引ロープ20が接触することを防止できる。したがって、フロントバンパー4に形成された開口部5の大きさを、牽引フック14の繋止部14bが通過できる程度に縮小できるので、車両の美観を向上させることができる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る牽引装置の構造を示す底面図である。
図5に示すように、本実施形態では、牽引フック14の軸部14aに長穴30が形成されており、この長穴30が第1の実施形態における後方側の突出位置固定用孔と後方側の格納位置固定用孔の機能を兼ねている。他の構造は、第1の実施形態と同じである。
このように、牽引フック14の軸部14aに、後方側の突出位置固定用孔と後方側の格納位置固定用孔との機能を兼ねる長穴30が設けられるので、前方側のピン17aを筒状部材10から抜くことによって、後方側のピン17bを筒状部材10から抜かなくとも、牽引フック14を筒状部材10に対してスライドさせることができる。したがって、牽引フック14のスライド時における運転者の作業手順を簡略化することができる。
なお、牽引フック14の軸部14aに、後方側の突出位置固定用孔及び後方側の格納位置固定用孔の機能を兼ねる長穴30を設けるのではなく、前方側の突出位置固定用孔及び前方側の格納位置固定用孔の機能を兼ねる長穴を設けてもよい。この場合、後方側のピン17bを筒状部材10から抜くことによって、前方側のピン17aを筒状部材10から抜かなくとも、牽引フック14を筒状部材10に対してスライドさせることができる。
以上の実施形態では、車両の前部に設ける牽引フックに本発明を適用したが、車両の後部に設ける牽引フックに本発明を適用してもよい。また、牽引フックが、例えばフロントバンパーより上方に設けられ、運転キャビンの前壁の後方でシャシフレームに固定されている場合でも、本発明を適用することができる。この場合、この運転キャビンの前壁に設けられる開口部の大きさを縮小することができる。
本発明の第1の実施形態に係る牽引装置を備えたトラックの全体図 牽引装置の構造を示す側面図 牽引装置の構造を示す上面図 牽引時の状態を示す車両前部の断面図 本発明の第2の実施形態に係る牽引装置の構造図
符号の説明
2 シャシフレーム
3 牽引装置
4 フロントバンパー
5 開口部
10 筒状部材
14 牽引フック
17 ピン

Claims (4)

  1. 牽引用索状具を繋止可能な先端部、及び基端部が形成された牽引フックと、
    車両のシャシフレームに固定されるとともに、前記牽引フックを車両前後方向に移動可能に支持する支持手段と、
    前記牽引フックの基端部と係合し、前記牽引フックをその先端部が車体の開口部から車体の外方に突出する突出位置と、前記先端部が車体の内方に格納される格納位置との夫々で前記シャシフレームに固定する固定手段と、
    を含んで構成される車両の牽引装置。
  2. 前記開口部は、前記車両のバンパーに形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両の牽引装置。
  3. 前記支持手段は、筒状に形成されるとともに、内部に前記牽引フックの基端部が挿入されて、前記牽引フックを支持することを特徴とする請求項1または2に記載の車両の牽引装置。
  4. 前記固定手段は、前記支持手段と前記牽引フックの基端部とを貫通するピンであって、前記牽引フックを前記支持手段に固定することで前記シャシフレームに固定することを特徴とする請求項3に記載の車両の牽引装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013095298A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Nippon Trex Co Ltd コンテナ積載用セミトレーラ
CN108973553A (zh) * 2018-06-15 2018-12-11 董玉凤 一种农用车用牵引装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6173406A (ja) * 1984-09-19 1986-04-15 Nec Corp 電力増幅装置

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