JP2007175859A - ロボットコントローラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】設置スペースを省スペース化できて、コストを低減することのできるロボットコントローラシステムを提供することにある。
【解決手段】本体コントローラA1は、主制御装置MCと、モータ制御装置MOCと、第1〜第4モータ制御回路51〜54と、サーボアンプ10と、エンコーダ受信回路60と、本体側接続コネクタ40とを備えている。追加コントローラA2は、第5及び第6モータ制御回路55,56と、サーボアンプ10と、エンコーダ受信回路60と、追加側接続コネクタ41とを備えている。そして、本体側接続コネクタ40と追加側接続コネクタ41が接続されて、追加コントローラA2の各モータ制御回路55,56がモータ制御装置MOCと電気的に接続されている。
【選択図】図6
【解決手段】本体コントローラA1は、主制御装置MCと、モータ制御装置MOCと、第1〜第4モータ制御回路51〜54と、サーボアンプ10と、エンコーダ受信回路60と、本体側接続コネクタ40とを備えている。追加コントローラA2は、第5及び第6モータ制御回路55,56と、サーボアンプ10と、エンコーダ受信回路60と、追加側接続コネクタ41とを備えている。そして、本体側接続コネクタ40と追加側接続コネクタ41が接続されて、追加コントローラA2の各モータ制御回路55,56がモータ制御装置MOCと電気的に接続されている。
【選択図】図6
Description
本発明は、ロボットコントローラシステムに関する。
一般的に、産業用ロボットとロボットコントローラは、産業用ロボットのモータに電力を供給する電力用ケーブルや、モータの回転速度に関する情報をロボットコントローラに伝送する信号用ケーブルによって接続されている。ロボットコントローラは、これらの接続ケーブルによって産業用ロボットの各アクチュエータに動作指令を与え、産業用ロボットに任意の動作を実行させる。
この種のロボットコントローラは、例えば4軸制御の産業用ロボットを制御する場合に、4つのサーボアンプを備えたタイプを使用していた。また、6軸制御の産業用ロボットを制御する場合に、6つのサーボアンプを備えたタイプを使用していた。すなわち、上記ロボットコントローラは、産業用ロボットのタイプに応じた専用のタイプを選択していた。この結果、上記ロボットコントローラは、産業用ロボットのタイプごとに専用のロボットコントローラを必要として生産コストを低減し難いものであった。
そこで、ロボットの拡張や変更に対して柔軟に対応するために、複数のロボットコントローラによってロボットコントローラシステムを形成する提案がなされている。
特許文献1は、主コントローラに複数のサブコントローラを接続する。主コントローラは、複数のロボットのタイプの各々を定義する定義ファイルを記憶する。主コントローラは、対象となるタイプの定義ファイルを選択してロボットの軌道や関節角を逐次演算する。サブコントローラは、主コントローラの演算した軌道や関節角に基づいて、各アクチュエータの駆動量を演算し、各アクチュエータを駆動制御する。したがって、ロボットコントローラは、ロボットを拡張するときに、あるいは変更するときに、定義ファイルを変更するだけでよい。これによって、新たに専用のロボットコントローラを増設させる必要がなく、既存のロボットコントローラを利用することができる。
特許文献1は、主コントローラに複数のサブコントローラを接続する。主コントローラは、複数のロボットのタイプの各々を定義する定義ファイルを記憶する。主コントローラは、対象となるタイプの定義ファイルを選択してロボットの軌道や関節角を逐次演算する。サブコントローラは、主コントローラの演算した軌道や関節角に基づいて、各アクチュエータの駆動量を演算し、各アクチュエータを駆動制御する。したがって、ロボットコントローラは、ロボットを拡張するときに、あるいは変更するときに、定義ファイルを変更するだけでよい。これによって、新たに専用のロボットコントローラを増設させる必要がなく、既存のロボットコントローラを利用することができる。
特許文献2は、上記主コントローラにサブコントローラの駆動プログラムを記憶させる。主コントローラは、所定のタイミングで、各サブコントローラにそれぞれ駆動プログラムをダウンロードさせる。したがって、ロボットコントローラは、駆動プログラムの変更や更新に柔軟に対応することができる。
特許文献3は、各ロボットコントローラに送受信部とメモリを設けた。各ロボットコントローラは、他のロボットコントローラとI/O情報の授受を行い、共通するI/O情報をメモリに記憶する。これによって、例えば4つのモータドライバを内蔵したロボットコントローラと2つのモータドライバを内臓したロボットコントローラとが、6軸制御の産業用ロボットを協働して制御する。したがって、ロボットコントローラの共通化を図ることができる。
特開平10−20910号公報
特開平10−20922号公報
特開2000−112512号公報
しかしながら、上記ロボットコントローラシステムでは、各サブコントローラが、それぞれ対応するアクチュエータの制御指令を逐次演算する。このため、各サブコントローラ
が、制御指令を演算するためのCPUや、該CPUのワーキングエリアとなるメモリを搭載する。この結果、各サブコントローラのサイズやコストが増大して、ロボットコントローラシステムの設置スペースやコストを増大させる問題を招いていた。
が、制御指令を演算するためのCPUや、該CPUのワーキングエリアとなるメモリを搭載する。この結果、各サブコントローラのサイズやコストが増大して、ロボットコントローラシステムの設置スペースやコストを増大させる問題を招いていた。
しかも、上記ロボットコントローラシステムでは、主コントローラが各サブコントローラに搭載したCPUの同期を取る。このため、主コントローラの複雑化を招いて、ロボットコントローラシステムのコストを増大させていた。
本発明は、前述した上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、設置スペースを省スペース化できて、コストを低減することのできるロボットコントローラシステムを提供することにある。
本発明のロボットコントローラシステムは、メインコントローラと、サブコントローラと、を備え、第1アクチュエータと第2アクチュエータを搭載するロボットをコントロールするロボットコントローラシステムにおいて、前記メインコントローラは、前記第1アクチュエータの目標駆動量を演算して前記第1アクチュエータの前記目標駆動量を規定した第1制御データを生成し、かつ、前記第2アクチュエータの目標駆動量を演算して前記第2アクチュエータの前記目標駆動量を規定した第2制御データを生成する生成するアクチュエータ制御装置と、前記第1制御データに基づく第1駆動信号を生成し、前記第1駆動信号を前記第1アクチュエータに出力して前記第1アクチュエータを駆動する第1アクチュエータ駆動部と、前記第2制御データを前記サブコントローラに出力する第1入出力部と、を有し、前記サブコントローラは、前記第2制御データに基づく第2駆動信号を生成し、前記第2駆動信号を前記第2アクチュエータに出力して前記第2アクチュエータを駆動する第2アクチュエータ駆動部と、前記第1入出力部の出力した前記第2制御データを前記第2アクチュエータ駆動部に入力する第2入出力部と、を有した。
本発明のロボットコントローラシステムによれば、メインコントローラに設けたアクチュエータ制御装置が、第1アクチュエータ駆動部に入力する第1制御データを生成し、かつ、第2アクチュエータ駆動部に入力する第2制御データを生成する。従って、サブコントローラに別途アクチュエータ制御装置を設けることなく、第2アクチュエータを制御させることができる。よって、サブコントローラの小型化を図ることができ、さらにコストも低減させることができる。その結果、ロボットコントローラシステムの全体の小型化を図ることができ、その設置スペースを省スペース化することができる。
このロボットコントローラシステムにおいて、前記メインコントローラは、前記第1アクチュエータ駆動部と、前記第2アクチュエータ駆動部に電源と供給する電源供給装置を備え、前記第1アクチュエータ駆動部は、前記第1制御データに基づき前記第1駆動信号を生成し、前記第1入出力部は、前記電源供給装置からの出力信号を前記サブコントローラに入力し、前記第2入出力部は、前記第1入出力部の出力した出力信号を前記第2アクチュエータ駆動部に入力し、前記第2アクチュエータ駆動部は、前記第2制御データに基づき前記第2駆動信号を生成する構成であってもよい。
このロボットコントローラシステムによれば、メインコントローラに設けた電源供給装置が、第1アクチュエータ駆動部に供給する電源と、第2アクチュエータ駆動部に供給する電源を出力信号として出力する。従って、サブコントローラに別途電源供給装置を設けることなく、第2アクチュエータ駆動部に電源を供給することができる。よって、サブコントローラを、より小型化させることができ、さらにコストも低減することができる。
このロボットコントローラシステムにおいて、前記第2入出力部は、前記第2アクチュ
エータ駆動部が生成した第2駆動信号を前記第1入出力部に出力し、前記第1入出力部は、前記第1アクチュエータ駆動部が生成した第1駆動信号を前記第1アクチュエータに入力し、かつ、前記第2入出力部の出力した前記第2駆動信号を前記第2アクチュエータに入力する構成であってもよい。
エータ駆動部が生成した第2駆動信号を前記第1入出力部に出力し、前記第1入出力部は、前記第1アクチュエータ駆動部が生成した第1駆動信号を前記第1アクチュエータに入力し、かつ、前記第2入出力部の出力した前記第2駆動信号を前記第2アクチュエータに入力する構成であってもよい。
このロボットコントローラシステムによれば、第1アクチュエータと第2アクチュエータを、共通するメインコントローラに接続させることができる。したがって、サブコントローラを、さらに小型化できる。
このロボットコントローラシステムにおいて、前記第1入出力部は、前記第1アクチュエータのエンコーダが生成した前記第1アクチュエータの駆動量に関する信号と、前記第2アクチュエータのエンコーダが生成した前記第2アクチュエータの駆動量に関する信号と、を前記アクチュエータ制御装置に入力する構成であってもよい。
このロボットコントローラシステムによれば、第1アクチュエータのエンコーダと第2アクチュエータのエンコーダを、共通する第1入出力部に接続させることができる。したがって、サブコントローラを、さらに小型化できる。
このロボットコントローラシステムにおいて、前記アクチュエータ制御装置は、前記ロボットの周辺機器に搭載されたアクチュエータの目標駆動量を演算して前記アクチュエータの前記目標駆動量を規定した周辺機器制御データを生成し、前記第1入出力部は、前記周辺機器制御データを前記サブコントローラに出力し、前記第2入出力部は、前記第1入出力部の出力した前記周辺機器制御データを前記第2アクチュエータ駆動部に入力し、前記第2アクチュエータ駆動部は、前記周辺機器制御データに基づく周辺機器駆動信号を生成し、前記周辺機器駆動信号を前記周辺機器のアクチュエータに出力して前記周辺機器を駆動する構成であってもよい。
このロボットコントローラシステムによれば、サブコントローラのアクチュエータ駆動部によって、周辺機器のアクチュエータを駆動させることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明する。まず、メインコントローラとしての本体コントローラA1からなるロボットコントローラシステム1について図1〜図3に従って説明する。図1は、ロボットコントローラシステム1を説明する図、図2は、本体コントローラA1を説明する斜視図である。
図1において、ロボットRB1は、第1アクチュエータを構成する第1〜第4モータM1〜M4(図3参照)を有した4軸制御の水平多関節型の産業用ロボットであって、ロボットコントローラシステム1(本体コントローラA1)によって駆動制御される。
本体コントローラA1は、前面が開閉可能な略直方体状の本体側筐体2を有する。本体側筐体2は、ベース部3と、左右一対の側板(左側板4及び右側板5)と、天板6と、前後一対の側板(背板7及び開閉パネル8)を有している。
ベース部3には、ベース側インターフェースコネクタB1,B2が取着されている。ベース側インターフェースコネクタB1,B2は、その長手方向を左右方向にして取着されている。ベース側インターフェースコネクタB1,B2には、接続ケーブルL1,L2のコネクタ(ケーブル側インターフェースコネクタC1,C2)が接続されている。接続ケーブルL1,L2は、それぞれパーソナルコンピュータPC及びティーチングペンダントTPに接続されている。
左側板4と右側板5には、それぞれ通気口W2が形成されている。また、左側板4の内側面には、図示しない冷却ファンが配設されている。冷却ファンは、左側板4に設けられた通気口から本体側筐体2の内部に外気を取り込み、右側板5の通気口W2から強制的に排気させる。これによって、本体コントローラA1は、本体側筐体2の内部を冷却する。
図2において、本体側筐体2の内部には、ラック9が配設されている。ラック9には、前記各モータM1〜M4を駆動制御するための4個のサーボアンプ10が内蔵されている。各サーボアンプ10は、上下方向に沿って所定の間隔を隔てて抜き差し可能に配設されている。本体側筐体2の内部であって、ラック9の右側には、端子固定板11が設けられている。端子固定板11には、電源入力端子12が取着されている。電源入力端子12には、電源ケーブルL3が接続されて外部電源の供給する電源が給電される。
開閉パネル8は、その上辺がヒンジHによって天板6に連結されている。開閉パネル8は、ヒンジHを支点にして回動し、本体側筐体2の開口部を開閉する。
開閉パネル8には、パネル側電力用コネクタ20が取着されている。パネル側電力用コネクタ20は、その長手方向を左右方向にして、開閉パネル8の上部に取着されている。パネル側電力用コネクタ20には、ロボットRB1に接続された電力用接続ケーブルL4のコネクタ(ケーブル側電力用コネクタ21)が接続されている。パネル側電力用コネクタ20は、開閉パネル8の後面に設けられた図示しない内部電源配線によって、サーボアンプ10に接続されている。なお、この内部電源配線は、開閉パネル8を開閉するときに、開閉パネル8の開閉動作に支障のない長さに形成されている。
開閉パネル8には、パネル側電力用コネクタ20が取着されている。パネル側電力用コネクタ20は、その長手方向を左右方向にして、開閉パネル8の上部に取着されている。パネル側電力用コネクタ20には、ロボットRB1に接続された電力用接続ケーブルL4のコネクタ(ケーブル側電力用コネクタ21)が接続されている。パネル側電力用コネクタ20は、開閉パネル8の後面に設けられた図示しない内部電源配線によって、サーボアンプ10に接続されている。なお、この内部電源配線は、開閉パネル8を開閉するときに、開閉パネル8の開閉動作に支障のない長さに形成されている。
パネル側電力用コネクタ20の右側には、パネル側信号用コネクタ30が取着されている。パネル側信号用コネクタ30は、その長手方向を左右方向にして、開閉パネル8に取着されている。パネル側信号用コネクタ30には、ロボットRB1に接続された信号用接続ケーブルL5のコネクタ(ケーブル側信号用コネクタ31)が接続される。パネル側信号用コネクタ30は、開閉パネル8の後面に設けられた図示しない内部電源配線によって、サーボアンプ10に接続されている。なお、この内部信号配線は、開閉パネル8を開閉するときに、開閉パネル8の開閉動作に支障のない長さに形成されている。
開閉パネル8の右側であって電源入力端子12と対向する位置には、端子挿通穴8aとケーブル嵌合溝8bが形成されている。端子挿通穴8aには、開閉パネル8が閉じているときに、電源入力端子12が挿通する。ケーブル嵌合溝8bには、開閉パネル8が閉じているときに、電源ケーブルL3が嵌合する。開閉パネル8の前面であって端子挿通穴8aの外側には、略カップ状のカバーケースKが取着されている。カバーケースKの右側面には、凹部Kaが形成されている。カバーケースKは、開閉パネル8が閉じているときに、電源入力端子12を保護し、凹部Kaに電源ケーブルL3を嵌合させる。これによって、開閉パネル8は、開閉パネル8の開閉動作に係わらず、電源ケーブルL3を本体側筐体2の外側に引き出すことができる。
開閉パネル8の右側であって端子挿通穴8aの下方には、挿通孔8cが形成されている。挿通孔8cには、端子固定板11に形成された電源スイッチSが挿通される。電源スイッチSは、本体コントローラA1の電源をオン・オフする。
本体側筐体2の右側板5には、本体側筐体2の内部から延設されるコネクタ(本体側接続コネクタ40)が設けられている。本実施形態では、この本体側接続コネクタ40と、上記パネル側電力用コネクタ20及びパネル側信号用コネクタ30と、によって、第1入出力部が構成されている。
次に、上記のように構成した本体コントローラA1の電気的構成について図3に従って説明する。
図3において、本体コントローラA1には、外部電源Eに接続されて電源供給装置を構成する主電源回路MGが備えられている。主電源回路MGは、外部電源Eが供給する交流電源ACをコンバータ回路COVに供給する。コンバータ回路COVは、交流電源ACを整流して出力信号としての直流電源DCを生成し、この直流電源DCを本体コントローラA1の各回路(例えば、各サーボアンプ10)と本体側接続コネクタ40に供給する。
図3において、本体コントローラA1には、外部電源Eに接続されて電源供給装置を構成する主電源回路MGが備えられている。主電源回路MGは、外部電源Eが供給する交流電源ACをコンバータ回路COVに供給する。コンバータ回路COVは、交流電源ACを整流して出力信号としての直流電源DCを生成し、この直流電源DCを本体コントローラA1の各回路(例えば、各サーボアンプ10)と本体側接続コネクタ40に供給する。
本体コントローラA1には、主制御装置MCが備えられている。主制御装置MCは、CPUと、各種データや各種制御プログラムを格納するROMと、各種データを格納するDRAMやSRAMなどのRAMと、を備えている。これらCPU、ROM及びRAMは、図示しないバスを介して互いに接続されている。
主制御装置MCには、前記ベース側インターフェースコネクタB1が接続されている。主制御装置MCは、ベース側インターフェースコネクタB1とケーブル側インターフェースコネクタC1によって、パーソナルコンピュータPCに接続されている。パーソナルコンピュータPCは、ロボットRB1を駆動するために利用するアプリケーションプログラムのデータ(プログラムデータAP)を主制御装置MCに伝送する。パーソナルコンピュータPCは、主制御装置MCが演算したデータや、主制御装置MCが格納したデータを表示する。
主制御装置MCには、前記ベース側インターフェースコネクタB2が接続されている。主制御装置MCは、ベース側インターフェースコネクタB2とケーブル側インターフェースコネクタC2によって、ティーチングペンダントTPに接続されている。ティーチングペンダントTPは、ロボットRB1の教示を行うための教示指令データIDを主制御装置MCに伝送する。ティーチングペンダントTPは、主制御装置MCが演算したティーチングに関するデータや主制御装置MCが格納したティーチングに関するデータを表示する。主制御装置MCは、教示指令データIDに基づいて教示された手先の動作位置をポイントデータとして格納する。
主制御装置MCは、上記プログラムデータAPとポイントデータに基づいて、ロボットRB1の各関節の角度を演算して各モータM1〜M4の目標速度に関するデータ(位置指令データPI)を生成する。
主制御装置MCには、アクチュエータ制御装置としてのモータ制御装置MOCが接続されている。モータ制御装置MOCには、複数のモータ制御回路(第1〜第4モータ制御回路51〜54)と、本体側接続コネクタ40が接続されている。各モータ制御回路51〜54には、それぞれサーボアンプ10とエンコーダ受信回路60が接続されている。各サーボアンプ10は、それぞれパネル側電力用コネクタ20、ケーブル側電力用コネクタ21によって、対応するモータ(第1〜第4モータM1〜M4)に接続されている。各エンコーダ受信回路60は、それぞれパネル側信号用コネクタ30、ケーブル側信号用コネクタ31によって、対応するモータのエンコーダ(第1〜第4エンコーダM1a〜M4a)に接続されている。
本実施形態では、各モータ制御回路(第1〜第4モータ駆動回路51〜54)と、対応するサーボアンプ10と、対応するエンコーダ受信回路60と、によって1つの第1アクチュエータ駆動部が構成されている。すなわち、本体コントローラA1には、4つの第1アクチュエータ駆動部が搭載されている。
モータ制御装置MOCには、上記位置指令データPIが主制御装置MCから入力される
。また、モータ制御装置MOCには、各モータの現在位置に関する信号(位置情報信号:第1〜第4エンコーダパルス信号EP1〜EP4)が各エンコーダ受信回路60から入力される。モータ制御装置MOCは、上記位置指令データPIと、各エンコーダパルス信号EP1〜EP4に基づいて、各モータM1〜M4の回転速度を目標速度にするための目標負荷電流(目標駆動量)を演算する。モータ制御装置MOCは、該目標負荷電流を規定した第1制御データ(第1〜第4電流指令データIP1〜IP4)を生成し、各電流指令データIP1〜IP4を対応するモータ制御回路(第1〜第4モータ制御回路51〜54)に出力する。
。また、モータ制御装置MOCには、各モータの現在位置に関する信号(位置情報信号:第1〜第4エンコーダパルス信号EP1〜EP4)が各エンコーダ受信回路60から入力される。モータ制御装置MOCは、上記位置指令データPIと、各エンコーダパルス信号EP1〜EP4に基づいて、各モータM1〜M4の回転速度を目標速度にするための目標負荷電流(目標駆動量)を演算する。モータ制御装置MOCは、該目標負荷電流を規定した第1制御データ(第1〜第4電流指令データIP1〜IP4)を生成し、各電流指令データIP1〜IP4を対応するモータ制御回路(第1〜第4モータ制御回路51〜54)に出力する。
各モータ制御回路51〜54には、対応するモータの実負荷電流に関する信号(電流検出信号:第1〜第4電流検出信号IS1〜IS4)が対応するサーボアンプ10から入力される。各モータ制御回路51〜54は、それぞれこの電流検出信号と上記各電流指令データIP1〜IP4と、を比較し、対応するサーボアンプ10のパワー素子を駆動して実負荷電流を目標負荷電流にするためのパワー素子駆動信号(第1〜第4パワー素子駆動信号PS1〜PS4)を生成する。各モータ制御回路51〜54は、各パワー素子駆動信号PS1〜PS4を対応するサーボアンプ10に出力する。
各サーボアンプ10には、それぞれコンバータ回路COVからの直流電源DCが供給される。各サーボアンプ10は、コンバータ回路COVからの直流電源DCを利用して前記各パワー素子駆動信号PS1〜PS4に基づき負荷電流(第1駆動信号:可変周波数の3相電流TC)を生成する。各サーボアンプ10は、この3相電流TCを対応するモータに出力する。
各サーボアンプ10は、それぞれ図示しない電流検出回路を有し、対応するモータ(第1〜第4モータM1〜M4)に出力する実負荷電流を検出する。各サーボアンプ10は、検出した実負荷電流をフィードバック値(前記第1〜第4電流検出信号IS1〜IS4)として対応するモータ制御回路(第1〜第4モータ制御回路51〜54)に入力する。
第1〜第4エンコーダM1a〜M4aは、それぞれ対応するモータ(第1モータM1〜第4モータM1)の現在位置を検出する。各エンコーダM1a〜M4aは、検出した現在位置に関する位置情報信号(前記第1〜第4エンコーダパルス信号EP1〜EP4)を生成して対応するエンコーダ受信回路60に出力する。
各エンコーダ受信回路60は、それぞれ対応する各エンコーダM1a〜M4aからの位置情報信号(第1〜第4エンコーダパルス信号EP1〜EP4)を対応するモータ制御回路(第1〜第4モータ制御回路51〜54)に入力する。第1〜第4モータ制御回路51〜54は、それぞれエンコーダ受信回路60からの位置情報信号(第1〜第4エンコーダパルス信号EP1〜EP4)をモータ制御装置MOCに入力する。
すなわち、モータ制御装置MOCは、主制御装置MCからの位置指令データPIと、各モータ制御回路からの各エンコーダパルス信号EP1〜EP4に基づいて、各モータM1〜M4の目標負荷電流を演算する。モータ制御装置MOCは、各目標負荷電流を規定した第1〜第4電流指令データIP1〜IP4を生成して対応する第1〜第4モータ制御回路51〜54に入力する。第1〜第4モータ制御回路51〜54は、それぞれモータ制御装置MOCからの各電流指令データIP1〜IP4と、対応するサーボアンプ10からの各電流検出信号IS1〜IS4に基づいて、各パワー素子駆動信号PS1〜PS4を生成する。第1〜第4モータ制御回路51〜54は、該パワー素子駆動信号PS1〜PS4を対応するサーボアンプ10に出力して各モータM1〜M4を駆動させる。
これによって、主制御装置MCは、第1〜第4モータM1〜M4をPWM(Pulse
Width Modulation)制御し、第1〜第4モータM1〜M4に位置指令データPIとの誤差を最少にさせる。
Width Modulation)制御し、第1〜第4モータM1〜M4に位置指令データPIとの誤差を最少にさせる。
次に、前記本体コントローラA1と、サブコントローラとしての追加コントローラA2と、からなるロボットコントローラシステム1について図4〜図6に従って説明する。なお、本体コントローラA1については、上記と重複する説明を省略する。図4は、ロボットコントローラシステム1を説明するための図、図5は、追加コントローラA2を説明するための分解斜視図である。
図4において、ロボットRB2は、第1アクチュエータとしての第1〜第4モータM1〜M4と、第2アクチュエータとしての第5及び第6モータM5,M6(図6参照)を有した6軸制御の垂直多関節型の産業用ロボットであって、ロボットコントローラシステム1によって駆動制御されている。ロボットコントローラシステム1は、前記本体コントローラA1と、追加コントローラA2と、によって構成されている。
本体コントローラA1は、パネル側電力用コネクタ20、パネル側信号用コネクタ30、ケーブル側電力用コネクタ21、ケーブル側信号用コネクタ31、及び接続ケーブルL4,L5によって、ロボットRB2に接続されている。また、本体コントローラA1は、ベース側インターフェースコネクタB1,B2、ケーブル側インターフェースコネクタC1,C2及び接続ケーブルL1,L2によって、パーソナルコンピュータPC及びティーチングペンダントTPに接続されている。パーソナルコンピュータPCは、ロボットRB2のアプリケーションプログラム(プログラムデータAP)を本体コントローラA1に伝送する。ティーチングペンダントTPは、ロボットRB2の教示を行うための教示指令データIDを本体コントローラA1に伝送する。
本体コントローラA1の本体側筐体2には、右側板5に密接する追加コントローラA2が連結されている。追加コントローラA2の追加側筐体100は、直方体形状の箱体である。
図5において、追加側筐体100は、上下一対の測板(底板101及び天板104)と、左右一対の側板(左側板102及び右測板103)と、前後一対の測板(背板105及び前面板106)と、を有している。底板101と天板104には、それぞれ下部取付台110と上部取付台114が設けられている。下部取付台110と上部取付台114の間には、2つのサーボアンプ10が抜き差し可能に取り付けられている。各サーボアンプ10は、それぞれ追加側筐体100に配置固定されるときに、追加側筐体100の内部に設けられた図示しない追加用基板に接続される。
左側板102の後方下側には、第2入出力部を構成する追加側接続コネクタ41が設けられている。追加側接続コネクタ41には、前記追加用基板を介して2つの前記サーボアンプ10が接続されている。追加側接続コネクタ41は、追加コントローラA2が本体コントローラA1と連結するときに、本体コントローラA1の前記本体側接続コネクタ40と電気的に接続する。追加コントローラA2の2つのサーボアンプ10は、追加側接続コネクタ41が本体側接続コネクタ40と接続するときに、本体コントローラA1の前記モータ制御装置MOCと電気的に接続する。
左側板102の前方下側には、通気口W3が形成されている。通気口W3は、追加コントローラA2が本体コントローラA1と連結するときに、本体コントローラA1の右側板5に設けられた通気口W2と重なって、本体側筐体2が排気する空気を追加側筐体100の内部に取り込む。右側板103の前方上側には、通気口W4が形成されている。通気口W4は、追加側筐体100の内部に取り込まれた空気を排気して、追加側筐体100の内
部を冷却する。
部を冷却する。
次に、上記のように構成したロボットコントローラシステム1の電気的構成について図6に従って説明する。なお、本体コントローラA1については、上記と重複する説明を省略する。
本体コントローラA1の主制御装置MCは、上記プログラムデータAPとポイントデータに基づいて、ロボットRB2の各関節の角度を演算して第1〜第6モータM1〜M6の目標速度に関するデータ(位置指令データPI)を生成する。主制御装置MCは、位置指令データPIをモータ制御装置MOCに入力する。
本体コントローラA1のパネル側電力用コネクタ20とパネル側信号用コネクタ30には、それぞれ第5及び第6モータM5,M6と、第5及び第6エンコーダM5a,M6aに接続される中継端子が備えられている。パネル側電力用コネクタ20とパネル側信号用コネクタ30の該中継端子は、それぞれ本体側接続コネクタ40に接続されている。
追加コントローラA2には、第5モータ制御回路55及び第6モータ制御回路56が備えられている。第5モータ制御回路55及び第6モータ制御回路56は、それぞれ追加側接続コネクタ41と本体側接続コネクタ40が接続するときに、前記モータ制御装置MOCに接続される。
第5モータ制御回路55及び第6モータ制御回路56には、それぞれサーボアンプ10とエンコーダ受信回路60が接続されている。追加コントローラA2の各サーボアンプ10は、それぞれ追加側接続コネクタ41と本体側接続コネクタ40が接続するときに、パネル側電力用コネクタ20とケーブル側電力用コネクタ21によって、対応するモータ(第5モータM5及び第6モータM6)に接続される。追加コントローラA2の各サーボアンプ10は、それぞれコンデンサ57に接続されている。コンデンサ57は、追加側接続コネクタ41と本体側接続コネクタ40が接続するときに、コンバータ回路COVの容量を補償する。
追加コントローラA2の各エンコーダ受信回路60は、それぞれ追加側接続コネクタ41と本体側接続コネクタ40が接続するときに、パネル側信号用コネクタ30とケーブル側信号用コネクタ31によって、対応するモータのエンコーダ(第5エンコーダM5a及び第6エンコーダM6a)に接続される。
本実施形態では、モータ制御回路(第5あるいは第6モータ駆動回路55,56)と、対応するサーボアンプ10と、対応するエンコーダ受信回路60と、によって1つの第2アクチュエータ駆動部が構成されている。すなわち、追加コントローラA2には、2つの第2アクチュエータ駆動部が搭載されている。
本体コントローラA1のモータ制御装置MOCには、第5及び第6モータM5,M6の現在位置に関する信号(位置情報信号:第5及び第6エンコーダパルス信号EP5,EP6)が各エンコーダ受信回路60から入力される。モータ制御装置MOCは、上記位置指令データPIと、第5及び第6エンコーダパルス信号EP5,EP6に基づいて、第5及び第6モータM5,M6の回転速度を目標速度にするための第5及び第6モータM5,M6の目標負荷電流(目標駆動量)を演算する。モータ制御装置MOCは、該目標負荷電流を規定した第2制御データ(第5及び第6電流指令データIP5,IP6)を生成し、各電流指令データIP5,IP6を対応するモータ制御回路(第5及び第6モータ制御回路55,56)に出力する。
第5及び第6モータ制御回路55,56には、対応するモータの実負荷電流に関する信号(電流検出信号:第5及び第6電流検出信号IS5,IS6)が対応するサーボアンプ10から入力される。第5及び第6モータ制御回路55,56は、それぞれこの電流検出信号と上記電流指令データ(第5及び第6電流指令データIP5,IP6)と、を比較する。第5及び第6モータ制御回路55,56は、それぞれ対応するサーボアンプ10のパワー素子を駆動して実負荷電流を目標負荷電流にするための各パワー素子駆動信号(第5及び第6パワー素子駆動信号PS5,PS6)を生成し、各パワー素子駆動信号PS5,PS6を対応するサーボアンプ10に出力する。
追加コントローラA2の各サーボアンプ10には、それぞれコンデンサ57を介した直流電源DCが供給される。各サーボアンプ10は、コンデンサ57を介した直流電源DCを利用して第5及び第6パワー素子駆動信号PS5,PS6に基づき負荷電流(第2駆動信号:可変周波数の3相電流TC)を生成する。各サーボアンプ10は、この3相電流TCを対応するモータ(第5及び第6モータM5,M6)に出力する。
追加コントローラA2の各サーボアンプ10は、それぞれ図示しない電流検出回路を有して対応するモータ(第5及び第6モータM5,M6)に出力する実負荷電流を検出する。各サーボアンプ10は、それぞれ検出した実負荷電流をフィードバック値(前記第5及び第6電流検出信号IS5,IS6)として対応するモータ制御回路(第5及び第6モータ制御回路55,56)に入力する。
第5及び第6エンコーダM5a,M6aは、それぞれ対応するモータ(第5及び第6モータM1,M6)の現在位置を検出する。各エンコーダM5a,M6aは、検出した現在位置に関する位置情報信号(前記第5及び第6エンコーダパルス信号EP5,EP6)を生成して対応するエンコーダ受信回路60に出力する。
追加コントローラA2の各エンコーダ受信回路60は、それぞれ対応する各エンコーダM5a,M6aからの位置情報信号(第5及び第6エンコーダパルス信号EP5,EP6)を受信して対応するモータ制御回路(第5及び第6モータ制御回路55,56)に入力する。第5及び第6モータ制御回路55,56は、それぞれエンコーダ受信回路60からの位置情報信号(第5及び第6エンコーダパルス信号EP5,EP6)をモータ制御装置MOCに出力する。
すなわち、本体コントローラA1のモータ制御装置MOCは、主制御装置MCからの位置指令データPIと、各モータ制御回路51〜56からの各エンコーダパルス信号EP1〜EP6に基づいて、各モータM1〜M6の目標負荷電流を演算する。モータ制御装置MOCは、各目標負荷電流を規定した各電流指令データIP1〜IP6を生成して対応する第1〜第6モータ制御回路51〜56に入力する。各モータ制御回路51〜56は、それぞれモータ制御装置MOCからの各電流指令データIP1〜IP6と、対応するサーボアンプ10からの各電流検出信号IS1〜IS6に基づいて、各パワー素子駆動信号PS1〜PS6を生成する。各モータ制御回路51〜56は、それぞれ該パワー素子駆動信号PS1〜PS6を対応するサーボアンプ10に出力して各モータM1〜M6を駆動させる。
これによって、主制御装置MCは、第1〜第6モータM1〜M6をPWM(Pulse
Width Modulation)制御し、各モータM1〜M6に位置指令データPIとの誤差を最少にさせる。
Width Modulation)制御し、各モータM1〜M6に位置指令データPIとの誤差を最少にさせる。
したがって、追加コントローラA2は、第5及び第6モータM5,M6に関する位置指令データPIを、本体コントローラA1の主制御装置MCに生成させることができる。また、追加コントローラA2は、第5及び第6モータM5,M6を駆動制御するための第5
及び第6電流指令データIP5,IP6を、本体コントローラA1のモータ制御装置MOCに逐次演算させることができる。また、追加コントローラA2は、3相電流TCを生成するための直流電源を、本体コントローラA1のコンバータ回路COVに生成させる。
及び第6電流指令データIP5,IP6を、本体コントローラA1のモータ制御装置MOCに逐次演算させることができる。また、追加コントローラA2は、3相電流TCを生成するための直流電源を、本体コントローラA1のコンバータ回路COVに生成させる。
このため、追加コントローラA2は、位置指令データPIを生成するための演算回路やメモリ、第5及び第6電流指令データIP5,IP6を生成するためのモータ制御装置MOC、主電源回路MGやコンバータ回路COVを搭載することなく、第5及び第6モータを駆動制御させることができる。よって、追加コントローラA2は、小型化を図ることができ、コストを低減させることができる。すなわち、本体コントローラA1と追加コントローラA2で構成されるロボットコントローラシステム1全体を小型化することができ、設置スペースを省スペース化することができる。
次に、上記のように構成したロボットコントローラシステム1の作用について説明する。まず、本体コントローラA1を使用してロボットRB1を制御する場合について説明する。
図1に示すように、本体コントローラA1のパネル側電力用コネクタ20及びパネル側信号用コネクタ30が、それぞれ接続ケーブルL4,L5によって、本体コントローラA1とロボットRB1に接続される。次いで、プログラムデータAP及び教示指令データIDが、パーソナルコンピュータPC及びティーチングペンダントTPから主制御装置MCに入力される。主制御装置MCは、これらプログラムデータAP及び教示指令データIDに基づく位置指令データPIを生成し、位置指令データPIをモータ制御装置MOCに入力する。
モータ制御装置MOCは、位置指令データPIに基づいて各電流指令データIP1〜IP4を生成し、その各電流指令データIP1〜IP4をそれぞれ対応する各モータ制御回路51〜54に出力する。各モータ制御回路51〜54は、入力された各電流指令データIP1〜IP4に基づいて各パワー素子駆動信号PS1〜PS4を生成し、その各パワー素子駆動信号PS1〜PS4を各サーボアンプ10に出力する。各サーボアンプ10は、それぞれコンバータ回路COVから供給される直流電源DCを利用して、入力された各パワー素子駆動信号PS1〜PS4に基づきPWM制御によって可変周波数の3相電流TCを生成し、その3相電流TCを各モータM1〜M4に出力して各モータM1〜M4を位置指令データPIに応じて駆動させる。
この間、各エンコーダ受信回路60は、それぞれ対応するエンコーダからのエンコーダパルス信号(第1〜第4エンコーダパルス信号EP1〜EP4)を、対応するモータ制御回路(第1〜第4モータ制御回路51〜54)にフィードバックする。また、各サーボアンプ10は、それぞれ検出した実負荷電流を電流検出信号(第1〜第4電流検出信号IS1〜IS4)にしてモータ制御装置MOCにフィードバックする。
モータ制御装置MOCは、位置指令データPIと、各エンコーダパルス信号EP1〜EP4とに基づいて、再び電流指令データIP1〜IP4を生成して各モータ制御回路51〜54に出力する。
各モータ制御回路51〜54は、各電流指令データIP1〜IP4と、各電流検出信号IS1〜IS4とに基づいて、再び各パワー素子駆動信号PS1〜PS4を生成して対応するサーボアンプ10に出力する。これによって、各モータM1〜M4が位置指令データPIとの誤差が最少になるように駆動制御されている。
次に、ロボットコントローラシステム1を使用して6軸制御の垂直多関節の産業用ロボ
ットであるロボットRB2を制御する場合について説明する。
まず、追加コントローラA2の追加側接続コネクタ41が、本体コントローラA1の本体側接続コネクタ40に接続される。両接続コネクタ40,41が接続されると、本体コントローラA1のモータ制御装置MOCによって、追加コントローラA2のアクチュエータ駆動部(各モータ制御回路55,56、サーボアンプ10及びエンコーダ受信回路60)が制御される。
ットであるロボットRB2を制御する場合について説明する。
まず、追加コントローラA2の追加側接続コネクタ41が、本体コントローラA1の本体側接続コネクタ40に接続される。両接続コネクタ40,41が接続されると、本体コントローラA1のモータ制御装置MOCによって、追加コントローラA2のアクチュエータ駆動部(各モータ制御回路55,56、サーボアンプ10及びエンコーダ受信回路60)が制御される。
すなわち、第1〜第6モータ制御回路51〜56は、本体コントローラA1のモータ制御装置MOCから入力された第1〜第6電流指令データIP1〜IP6に基づいて第1〜第6パワー素子駆動信号PS1〜PS6を生成する。第1〜第6モータ制御回路51〜56は、それぞれパワー素子駆動信号を対応するサーボアンプ10に出力する。各サーボアンプ10は、それぞれコンバータ回路COVから供給される直流電源DCを利用して、入力された各パワー素子駆動信号PS1〜PS6に基づきPWM制御によって可変周波数の3相電流TCを生成し、その3相電流TCを各モータM1〜M6に出力して各モータM1〜M6を位置指令データPIに応じて駆動させる。
この間、各エンコーダ受信回路60は、それぞれ対応するエンコーダからのエンコーダパルス信号(第1〜第6エンコーダパルス信号EP1〜EP6)を対応するモータ制御回路(第1〜第6モータ制御回路51〜56)にフィードバックする。また、各サーボアンプ10は、それぞれ検出した実負荷電流を電流検出信号(第1〜第6電流検出信号IS1〜IS6)にしてモータ制御装置MOCにフィードバックする。
本体コントローラA1のモータ制御装置MOCは、位置指令データPIと、各エンコーダパルス信号EP1〜EP6とに基づいて再び第1〜第6電流指令データIP1〜IP6を生成して対応する各モータ制御回路51〜56に出力する。
これによって、本体コントローラA1と追加コントローラA2によって、6軸制御のロボットRB2を制御することができる。
次に、本実施形態の効果を以下に記載する。
次に、本実施形態の効果を以下に記載する。
(1)本実施形態によれば、本体コントローラA1が、位置指令データPIを生成するための主制御装置MCと、第5及び第6電流指令データIP5,IP6を逐次演算するためのモータ制御装置MOCを有する。そして、本体コントローラA1と追加コントローラA2が、それぞれ位置指令データPIと、第5及び第6電流指令データIP5,IP6の授受を行うインターフェース(本体側接続コネクタ40と追加側接続コネクタ41)を有する。
したがって、追加コントローラA2は、位置指令データPIを生成するための演算回路やメモリ、さらには第5及び第6電流指令データIP5,IP6を生成するためのモータ制御装置MOCを要することなく、第5及び第6モータを駆動制御させることができる。よって、追加コントローラA2の小型化を図ることができ、追加コントローラA2のコストを低減させることができる。その結果、本体コントローラA1と追加コントローラA2とで構成されるロボットコントローラシステム1の小型化を図ることができ、ロボットコントローラシステムの設置スペースを省スペース化させることができる。
(2)しかも、共通の主制御装置MC及びモータ制御装置MOCが、本体コントローラA1及び追加コントローラA2の各モータ制御回路51〜56を制御する。このため、複数のCPUが同期を取りながら対応するモータ制御装置を制御する場合に比べて、モータの制御系を大幅に簡素化させることができる。したがって、ロボットコントローラを、さらに省スペース化させることができる。
(3)本実施形態によれば、本体コントローラA1に本体側接続コネクタ40を設け、追加コントローラA2に追加側接続コネクタ41を設けた。そして、両接続コネクタ40,41を接続するときに、本体コントローラA1と追加コントローラA2を密接させる構成にした。これによって、ロボットコントローラシステム1の全体を、さらに小型化させることができる。
(4)しかも、両接続コネクタ40,41が接続されるだけで、本体コントローラA1のコンバータ回路COVと追加コントローラA2の各サーボアンプ10とが電気的に接続される。したがって、コンバータ回路COVのスペース分だけ、追加コントローラA2を省スペース化させることができる。
また、両接続コネクタ40,41が接続されるだけで、追加コントローラA2の各サーボアンプ10と第5及び第6モータM5,M6とが電気的に接続される。さらに、両接続コネクタ40,41が接続されるだけで、追加コントローラA2の各エンコーダ受信回路60と第5及び第6エンコーダM5a,M6aとが電気的に接続される。
したがって、追加コントローラA2がパネル側電力用コネクタ20やパネル側信号用コネクタ30を必要としない分だけ、追加コントローラA2をさらに省スペース化させることができる。
(5)さらには、電力用コネクタ20,21及び信号用コネクタ30,31を一箇所にまとめることができるため、本体コントローラA1とロボットRB2との間の接続ケーブルL4,L5を簡素化させることができる。
(6)本実施形態によれば、本体コントローラA1が収納するアクチュエータ駆動部の数量を、制御対象となる多軸ロボット(ロボットRB1,RB2)の軸数のうちで最小となる軸数に設定した。したがって、異なる軸数を有するロボットRB1,RB2を制御する際に、本体コントローラA1を共通して使用することができる。したがって、ロボットコントローラの共通化を図ることができ、ロボットコントローラのコストを、より確実に低減させることができる。
(7)本実施形態によれば、本体コントローラA1のサーボアンプ10を開閉パネル8から交換できる構成にした。また、追加コントローラA2のサーボアンプ10を前面板106から交換できる構成にした。従って、ロボットコントローラシステム1の前面(開閉パネル8及び前面板106)側からサーボアンプ10を交換することができる。このため、制御対象となるロボットを変更する場合に、サーボアンプ10を容易に交換させることができる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・上記実施形態では、1つの追加コントローラA2が、2つのアクチュエータ駆動部を備える。これに限らず、例えば、図7に示すように、1つの追加コントローラA3,A4が、1つのアクチュエータ駆動部を備える構成であってもよい。この場合、追加コントローラA3の第5モータ制御回路55が、接続コネクタ40,41によって本体コントローラA1に接続されて、追加コントローラA4の第6モータ制御回路56が、接続コネクタ40,41,42,43によって、本体コントローラA1に接続される構成であってもよい。あるいは、本体コントローラA1に複数の本体側接続コネクタ40を設け、複数の追加コントローラを並列に接続できる構成であってもよい。
・上記実施形態では、1つの追加コントローラA2が、2つのアクチュエータ駆動部を備える。これに限らず、例えば、図7に示すように、1つの追加コントローラA3,A4が、1つのアクチュエータ駆動部を備える構成であってもよい。この場合、追加コントローラA3の第5モータ制御回路55が、接続コネクタ40,41によって本体コントローラA1に接続されて、追加コントローラA4の第6モータ制御回路56が、接続コネクタ40,41,42,43によって、本体コントローラA1に接続される構成であってもよい。あるいは、本体コントローラA1に複数の本体側接続コネクタ40を設け、複数の追加コントローラを並列に接続できる構成であってもよい。
・上記実施形態では、追加コントローラA2のサーボアンプ10が、接続コネクタ40
,41と電力用コネクタ20,21によって、ロボットRB2に接続される。また、追加コントローラA2のエンコーダ受信回路60が、接続コネクタ40,41と信号用コネクタ30,31によって、ロボットRB2に接続される。これに限らず、例えば、図8に示すように、追加コントローラA2に追加側電力用コネクタ44及び追加側信号用コネクタ45を設け、追加コントローラA2のサーボアンプ10及びエンコーダ受信回路60が、それぞれ追加側電力用コネクタ44及び追加側信号用コネクタ45によってロボットRB2に接続される構成であってもよい。この場合、ロボットRB2とロボットコントローラシステム1とを接続する接続ケーブルを2又のケーブルに変更し、ロボットRB2が、本体コントローラA1と追加コントローラA2の双方に接続する構成が好ましい。
,41と電力用コネクタ20,21によって、ロボットRB2に接続される。また、追加コントローラA2のエンコーダ受信回路60が、接続コネクタ40,41と信号用コネクタ30,31によって、ロボットRB2に接続される。これに限らず、例えば、図8に示すように、追加コントローラA2に追加側電力用コネクタ44及び追加側信号用コネクタ45を設け、追加コントローラA2のサーボアンプ10及びエンコーダ受信回路60が、それぞれ追加側電力用コネクタ44及び追加側信号用コネクタ45によってロボットRB2に接続される構成であってもよい。この場合、ロボットRB2とロボットコントローラシステム1とを接続する接続ケーブルを2又のケーブルに変更し、ロボットRB2が、本体コントローラA1と追加コントローラA2の双方に接続する構成が好ましい。
・上記実施形態では、追加コントローラA2の第5モータ制御回路55及び第6モータ制御回路56が、それぞれロボットRB2の第5モータM5及び第6モータM6を駆動する。これに限らず、例えば、図9に示すように、第5モータ制御回路55及び第6モータ制御回路56が、それぞれ第7モータM7によって駆動される周辺機器ARや、第8モータM8によって駆動される周辺機器ARを制御する構成であってもよい。
すなわち、モータ制御装置MOCが、第7及び第8モータM7,M8の駆動量を規定した周辺機器制御データを生成する。また、追加コントローラA2の第5モータ制御回路55、第6モータ制御回路56、サーボアンプ10及びエンコーダ受信回路60が、周辺機器制御データに基づく周辺機器駆動信号(例えば、可変周波数の3相電流TC)を生成する。そして、追加コントローラA2が、電力用コネクタ46及び信号用コネクタ47を介して各周辺機器ARに接続されて、周辺機器駆動信号を各周辺機器に出力する構成であってもよい。これによれば、主制御装置MCとモータ制御装置MOCによって、ロボットRB1と周辺機器ARとを同時に駆動制御させることができる。
・上記実施形態では、本体コントローラA1のコンバータ回路COVの容量を補償するために、追加コントローラA2にコンデンサ57を設けるようにした。これに限らず、例えば本体コントローラA1にコンデンサ57を設けるようにしてもよい。また、コンバータ回路COVの容量が十分に足りるのであればコンデンサ57を省略してもよい。
・上記実施形態では、本体側接続コネクタ40及び追加側接続コネクタ41を接続することによって、本体コントローラA1と追加コントローラA2とを電気的に接続するようにした。これに限らず、例えば、追加側接続コネクタ41から接続ケーブルを延ばして、その接続ケーブルの先端に取着されるケーブル側接続コネクタを本体側接続コネクタ40に接続して、本体コントローラA1と追加コントローラA2とを電気的に接続するようにしてもよい。
・上記実施形態では、ロボットコントローラを、4軸制御のロボットRB1と6軸制御のロボットRB2を制御するロボットコントローラシステム1に具体化した。これに限らず、ロボットコントローラシステムは、制御するロボットのタイプ及びロボットの数に制限はない。例えば、単軸のロボットと、2軸のロボットと、3軸のロボットとを制御するようにしてもよい。なお、この場合、本体コントローラA1は、軸数が最小となる単軸ロボットに合わせた必要最小限のサーボアンプ10を搭載する構成することが好ましい。
・上記実施形態では、パネル側電力用コネクタ20と、パネル側信号用コネクタ30と、を別部材として設けた。これに限らず、例えば、パネル側電力用コネクタ20及びパネル側信号用コネクタ30を共通のコネクタに具体化してもよい。
・上記実施形態では、本体側筐体2の前面に、開閉パネル8を設けた。これに限らず、本体側筐体2の他の側面に、開閉パネル8を設けるようにしてもよい。あるいは、本体側
筐体2の前面を開閉しない構成にしてもよい。
筐体2の前面を開閉しない構成にしてもよい。
・上記実施形態において、追加コントローラA2を、本体コントローラA1と同様に、開閉可能に構成してもよい。なお、この場合、前面板106を開閉できるようにすることが好ましい。これによって、本体コントローラA1のサーボアンプ10の交換作業と、追加コントローラA2のサーボアンプ10の交換作業とを、共通する方向(前方)から交換させることができる。
・上記実施形態では、本体コントローラA1にパーソナルコンピュータPC及びティーチングペンダントTPを接続するようにしたが、これに制限されない。例えば、パーソナルコンピュータPC及びティーチングペンダントTPの他に、非常停止スイッチやプログラマブル・ロジック・コントローラ等を本体コントローラA1又は追加コントローラA2に接続するようにしてもよい。
A1…メインコントローラとしての本体コントローラ、A2,A3,A4…サブコントローラとしての追加コントローラ、AR…周辺機器、COV…コンバータ回路、E…外部電源、M1〜M4…第1アクチュエータとしてのモータ、M5,M6…第2アクチュエータとしてのモータ、M1a〜M6a…エンコーダ、MC…主制御装置、MG…電源供給装置としての主電源回路、MOC…アクチュエータ制御装置としてのモータ制御装置、RB1,RB2…ロボット、1…ロボットコントローラシステム、2…本体側筐体、10…サーボアンプ、20…第1入出力部を構成するパネル側電力用コネクタ、21…ケーブル側電力用コネクタ、30…第1入出力部を構成するパネル側信号用コネクタ、31…ケーブル側信号用コネクタ、40…第1入出力部を構成する本体側接続コネクタ、41…第2入出力部を構成する追加側接続コネクタ、44…追加側電力用コネクタ、45…追加側信号用コネクタ、51〜56…モータ制御回路、60…エンコーダ受信回路、100…追加側筐体、46…電力用コネクタ、47…信号用コネクタ。
Claims (5)
- メインコントローラと、サブコントローラと、を備え、第1アクチュエータと第2アクチュエータを搭載するロボットをコントロールするロボットコントローラシステムにおいて、
前記メインコントローラは、
前記第1アクチュエータの目標駆動量を演算して前記第1アクチュエータの前記目標駆動量を規定した第1制御データを生成し、かつ、前記第2アクチュエータの目標駆動量を演算して前記第2アクチュエータの前記目標駆動量を規定した第2制御データを生成するアクチュエータ制御装置と、
前記第1制御データに基づく第1駆動信号を生成し、前記第1駆動信号を前記第1アクチュエータに出力して前記第1アクチュエータを駆動する第1アクチュエータ駆動部と、
前記第2制御データを前記サブコントローラに出力する第1入出力部と、を有し、
前記サブコントローラは、
前記第2制御データに基づく第2駆動信号を生成し、前記第2駆動信号を前記第2アクチュエータに出力して前記第2アクチュエータを駆動する第2アクチュエータ駆動部と、
前記第1入出力部の出力した前記第2制御データを前記第2アクチュエータ駆動部に入力する第2入出力部と、を有した、
ことを特徴とするロボットコントローラシステム。 - 請求項1に記載のロボットコントローラシステムにおいて、
前記メインコントローラは、前記第1アクチュエータ駆動部と、前記第2アクチュエータ駆動部に電源を供給する電源供給装置を備え、
前記第1アクチュエータ駆動部は、前記第1制御データに基づき前記第1駆動信号を生成し、
前記第1入出力部は、前記電源供給装置からの出力信号を前記サブコントローラに入力し、
前記第2入出力部は、前記第1入出力部の出力した出力信号を前記第2アクチュエータ駆動部に入力し、
前記第2アクチュエータ駆動部は、前記第2制御データに基づき前記第2駆動信号を生成する、
ことを特徴とするロボットコントローラシステム。 - 請求項1又は2に記載のロボットコントローラシステムにおいて、
前記第2入出力部は、前記第2アクチュエータ駆動部が生成した第2駆動信号を前記第1入出力部に出力し、
前記第1入出力部は、前記第1アクチュエータ駆動部が生成した第1駆動信号を前記第1アクチュエータに入力し、かつ、前記第2入出力部の出力した前記第2駆動信号を前記第2アクチュエータに入力することを特徴とするロボットコントローラシステム。 - 請求項3に記載のロボットコントローラシステムにおいて、
前記第1入出力部は、
前記第1アクチュエータのエンコーダが生成した前記第1アクチュエータの駆動量に関する信号と、前記第2アクチュエータのエンコーダが生成した前記第2アクチュエータの駆動量に関する信号と、を前記アクチュエータ制御装置に入力することを特徴とするロボットコントローラシステム。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載のロボットコントローラシステムにおいて、
前記アクチュエータ制御装置は、
前記ロボットの周辺機器に搭載されたアクチュエータの目標駆動量を演算して前記アク
チュエータの前記目標駆動量を規定した周辺機器制御データを生成し、
前記第1入出力部は、
前記周辺機器制御データを前記サブコントローラに出力し、
前記第2入出力部は、
前記第1入出力部の出力した前記周辺機器制御データを前記第2アクチュエータ駆動部に入力し、
前記第2アクチュエータ駆動部は、
前記周辺機器制御データに基づく周辺機器駆動信号を生成し、前記周辺機器駆動信号を前記周辺機器のアクチュエータに出力して前記周辺機器を駆動することを特徴とするロボットコントローラシステム。
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