JP2007175856A - ロボット制御装置の設置方法及びロボット制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】追加筐体100の左側板102に、本体コントローラの通気口と対向する通気口W3を設け、追加筐体100の右側板103に通気口W4を設けた。また、追加筐体100内であって通気口W3と対向する位置に下部取付台110を設け、通気部113を形成した。また、追加筐体100内であって通気口W4と対向する位置に、上部取付台114を設け、通気部118を形成した。そして、下部及び上部取付台110,114にそれぞれ対向する通気穴112,116を形成し、本体コントローラの排気した空気を通気口W3から通気口W4に円滑に通気させる。
【選択図】図4
Description
によって閉塞されない。そのため、主制御装置の放熱機能の効果を維持させることができ、かつ、追加制御装置の設置の自由度を向上させることができる。
この追加制御装置によれば、第1追加通気口に対向する第2追加通気口を有するため、追加筐体の内部で通気路を直線的に形成することができる。この結果、筐体と追加筐体を、より効率的に冷却させることができる。
この追加制御装置によれば、連結面から見て、追加筐体の通気路を3次元的に設定することができる。したがって、通気路の自由度を拡張させることができる。
本発明のロボット制御装置は、主制御装置と、前記主制御装置と協働して産業用ロボットの動作を制御する追加制御装置と、を有したロボット制御装置において、前記主制御装置は、筐体と、前記筐体の一側面に設けられて前記筐体の内側と外側を通気する第1通気口と、を有し、前記追加制御装置は、追加筐体と、前記追加筐体の一側面であって、前記筐体の前記一側面と対向して前記筐体に前記追加筐体を連結する連結面と、前記連結面に設けられて、前記筐体と前記追加筐体が連結するときに、前記第1通気口と重なる第1追加通気口と、を有する。
、追加筐体を効率的に冷却することができる。
閉パネル8は、その上辺がヒンジHによって天板6に連結され、ヒンジHを支点にして回動することによって本体筐体2の前側を開閉する。
これらサーキットプロテクタ23とノイズフィルタ24の前方には、駆動制御ボード22と略平行に配置されたフロントカバー25が配設されている。フロントカバー25は、YZ矢印方向に延びる平面板状に形成され、面方向と通気方向を平行にすることによって、通気方向の流路抵抗を低くする。フロントカバー25には、電源用コネクタ30(信号用コネクタ32)と対向する位置に四角形状の貫通部25aが形成されている。また、フロントカバー25には、サーキットプロテクタ23と対向する位置に円形孔(貫通孔25b)が形成されている。貫通孔25bには、サーキットプロテクタ23の電源スイッチSWが挿通される。貫通部25aの左右両側には、後方に延びる左右一対のガイドレールGRが上下方向に沿って所定の間隔を隔てて配設されている。各ガイドレールGRには、それぞれモータドライバ34が取り付けられる。なお、本実施形態のフロントカバー25は、上下方向に沿って4対のガイドレールGRを備え、4つのモータドライバ34を取り付ける構成である。
、直方体形状に形成されて、回路基板37と接する底面38a、左右両側面38b,38c、上面38d、前面38e及び背面38fを有している。左右両側面38b,38cには、それぞれガイドレールGRによって案内される案内部材39が設けられている。各モータドライバ34は、それぞれ案内部材39が対応するガイドレールGRに案内され、コネクタ部C1,C2が対応する電源用コネクタ30及び信号用コネクタ32に接続される。各モータドライバ34は、それぞれコネクタ部C1,C2がコネクタ30,32に接続されるときに、放熱フィン38の上面38dを通気方向と平行に配置し、それぞれ上下方向に所定の間隔を隔てて配列される。これによって、各モータドライバ34は、駆動制御ボード22に接続された状態で通気方向の流路抵抗を低くし、冷却効率を向上する。なお、配列された各モータドライバ34は、それぞれ前方に引き出すことによって、本体筐体2内から取り外すことができる。
体側接続コネクタ56は、本体筐体2の内側で主電源ボードDB及び駆動制御ボード22と電気的に接続されている。
左側板102の下側と右側板103の上側には、それぞれ通気口W3と通気口W4が形成されている。通気口W3は、本体コントローラA1の通気口W2と対向する位置に形成されている。通気口W3は、通気口W2から排気された空気を追加コントローラA2の内方に送る。追加コントローラA2に送られる空気は、通気口W4から強制的に排気される。よって、追加筐体100は、本体コントローラA1の排気した空気を取り込み、左下から右上(追加通気方向)に向かって通気する。
6の左右両側には、前後方向(X矢印方向)に延びるガイドレールR3,R4が設けられている。ガイドレールR3,R4は、ガイドレールGRと同じく、モータドライバ34を前後方向に案内する。
背板105の内側面には、該内側面に沿って追加用基板120が設けられている。追加用基板120は、平面板状に形成され、面方向と追加通気方向を平行にする。これによって、追加用基板120は、追加通気方向の流路抵抗を低くし、冷却効率を向上する。追加用基板120の上側には、上下一対のコネクタ(信号用コネクタ122と電源用コネクタ124)が左右方向に所定の間隔を隔てて配列されている。
CPUボード20や駆動制御ボード22を収容して4軸制御まで可能な本体コントローラA1に、2軸制御が可能な追加コントローラA2を追加連結し、6軸制御の垂直多関節型の産業用ロボットであるロボットRBを制御する場合について説明する。
載された4つのモータドライバ34と追加コントローラA2に搭載された2つモータドライバ34を制御することができる。したがって、ロボットコントローラ1によって6軸制御のロボットRBを駆動できる。
(1)本実施形態によれば、追加コントローラA2の左側板102を本体コントローラA1の右側板5に対向させて、追加コントローラA2を本体コントローラA1に連結することができる。そして、追加コントローラA2が本体コントローラA1に連結される状態で、追加コントローラA2の通気口W3を、本体コントローラA1の通気口W2に重ね合わせることができる。したがって、本体コントローラA1の冷却ファンFによる冷却風を追加筐体100の内部に送ることができる。この結果、本体コントローラA1の通気口W2側に追加コントローラA2を設置するようにしても、本体コントローラA1の放熱機構を十分に機能させることができ、かつ、追加コントローラA2の設置の自由度を向上させることができる。
・上記実施形態では、通気口W3が、追加筐体100の左側板102の下部に設けられ、通気口W4が、追加筐体100の右側板103の上部に設けられる。これに限らず、通気口W3は、追加コントローラA2が本体コントローラA1と連結するときに、本体コントローラA1の通気口W2と対向する位置に設けられる構成であればよい。例えば、通気口W3は、追加筐体100の左側板102の上部に設けられ、通気口W4は、追加筐体100の右側板103の下部に設けられる構成であってもよい。また、通気口W3,W4は、それぞれ左側板102及び右側板103の全体に設けられる構成であってもよい。また、通気口W4は、天板104に設けられる構成であってもよい。
ローラA2の追加通気方向が上下方向である。これに限らず、例えば、図5(a)、(b)に示すように、通気口W10,W11は、追加筐体100の上下方向の略全幅にわたって延びる形状であってもよい。すなわち、本体コントローラA1と追加コントローラA2の通気を一方向にして、通気方向と追加通気方向を同一方向にする構成であってもよい。これによれば、冷却ファンFによる冷却風の流速を、より確実に維持させることができる。そのため、より効率的に本体筐体2及び追加筐体100内を冷却することができる。
よい。
・上記実施形態では、本体コントローラA1にパーソナルコンピュータPC及びティーチングペンダントTPを接続するようにしたが、これに制限されない。例えば、パーソナルコンピュータPC及びティーチングペンダントTPの他に、非常停止スイッチやプログラマブル・ロジック・コントローラ等を本体コントローラA1又は追加コントローラA2に接続するようにしてもよい。
Claims (14)
- 筐体の一側面に通気口を有した主制御装置と、追加筐体の一側面に追加通気口を有した追加制御装置と、が協働して産業用ロボットの動作を制御するロボット制御装置の設置方法において、
前記筐体の前記一側面に前記追加筐体の前記一側面を対向させて前記筐体に前記追加筐体を連結し、前記追加通気口を前記通気口に重ね合わせたことを特徴とするロボット制御装置の設置方法。 - 請求項1に記載のロボット制御装置の設置方法において、
前記筐体の他側面側から吸気した空気を前記通気口から排気し、
前記通気口の排気した空気を前記追加通気口によって前記追加筐体の内部に送り、
前記追加筐体の空気を前記追加筐体の他側面側から排気したことを特徴とするロボット制御装置の設置方法。 - 請求項1に記載のロボット制御装置の設置方法において、
前記追加筐体の他側面から吸気した空気を前記追加通気口から排気し、
前記追加通気口の排気した空気を前記通気口によって前記筐体の内部に送り、
前記筐体の空気を前記筐体の他側面から排気した、
ことを特徴とするロボット制御装置の設置方法。 - 請求項2又は3に記載のロボット制御装置の設置方法において、
前記筐体の前記他側面は、前記筐体の前記一側面と対向する側面であって、
前記追加筐体の前記他側面は、前記追加筐体の前記一側面と対向する側面であることを特徴とするロボット制御装置の設置方法。 - 筐体の一側面に通気口を有した主制御装置に追加されて、前記主制御装置と協働して産業用ロボットの動作を制御するロボット制御装置において、
前記ロボット制御装置は、
追加筐体と、
前記追加筐体の一側面であって、前記筐体の前記一側面と対向して前記筐体と前記追加筐体を連結する連結面と、
前記連結面に設けられて、前記筐体と前記追加筐体を連結するときに前記通気口と重なる第1追加通気口と、
を備えたことを特徴とするロボット制御装置。 - 請求項5に記載のロボット制御装置において、
前記追加筐体は、
前記連結面と対向する他側面に第2追加通気口を備えたことを特徴とするロボット制御装置。 - 請求項6に記載のロボット制御装置において、
前記追加筐体は、
前記連結面の一端側に前記第1追加通気口を有し、
前記他側面の他端側に前記第2追加通気口を有したことを特徴とするロボット制御装置。 - 請求項6又は7に記載のロボット制御装置において、
前記追加筐体の内部に収容されて放熱フィンを有した複数のアクチュエータドライバと、
前記第1追加通気口から前記第2追加通気口に向かう方向に沿って前記放熱フィンの面方向を配置して前記アクチュエータドライバの外縁を支持する支持部材と、
前記支持部材に設けられて前記放熱フィンと前記第1追加通気口との間を連通する連通孔と、
を備えたことを特徴とするロボット制御装置。 - 主制御装置と、
前記主制御装置と協働して産業用ロボットの動作を制御する追加制御装置と、
を有したロボット制御装置において、
前記主制御装置は、
筐体と、
前記筐体の一側面に設けられて前記筐体の内側と外側を通気する第1通気口と、を有し、
前記追加制御装置は、
追加筐体と、
前記追加筐体の一側面であって、前記筐体の前記一側面と対向して前記筐体に前記追加筐体を連結する連結面と、
前記連結面に設けられて、前記筐体と前記追加筐体が連結するときに、前記第1通気口と重なる第1追加通気口と、を有する、
ことを特徴とするロボット制御装置。 - 請求項9に記載のロボット制御装置において、
前記筐体は、
前記一側面にコネクタを有し、
前記追加筐体は、
前記連結面に設けられて、前記筐体と前記追加筐体が連結するときに前記コネクタに接続し、前記主制御装置と前記追加制御装置との間で前記産業用ロボットの制御に関する信号の授受を行う追加コネクタを有する、
ことを特徴とするロボット制御装置。 - 請求項9又は10に記載のロボット制御装置において、
前記筐体は、
他側面に設けられて、前記筐体に空気を吸気する第2通気口を有し、
前記追加筐体は、
他側面に設けられて、前記追加筐体の空気を排気する第2追加通気口を有する、
ことを特徴とするロボット制御装置。 - 請求項9又は10に記載のロボット制御装置において、
前記追加筐体は、
他側面に設けられて、前記追加筐体に空気を吸気する第2追加通気口を有し、
前記筐体は、
他側面に設けられて、前記筐体の空気を排気する第2通気口を有したことを特徴とするロボット制御装置。 - 請求項11又は12に記載のロボット制御装置において、
前記筐体の前記他側面は、前記筐体の前記一側面と対向する側面であって、
前記追加筐体の前記他側面は、前記連結面と対向する側面であることを特徴とするロボット制御装置。 - 請求項11〜13のいずれか1つに記載のロボット制御装置において、
前記筐体は、
前記第1通気口と前記第2通気口のいずれか一方に取り外し可能に設けられたファンフィルタと、
前記一方に設けられて前記筐体に空気を吸気するファンと、
を備えたことを特徴とするロボット制御装置。
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