JP2007175856A - ロボット制御装置の設置方法及びロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置の設置方法及びロボット制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】冷却効率を損なうことなく設置の自由度を拡張させたロボットコントローラの設置方法及びロボットコントローラを提供することにある。
【解決手段】追加筐体100の左側板102に、本体コントローラの通気口と対向する通気口W3を設け、追加筐体100の右側板103に通気口W4を設けた。また、追加筐体100内であって通気口W3と対向する位置に下部取付台110を設け、通気部113を形成した。また、追加筐体100内であって通気口W4と対向する位置に、上部取付台114を設け、通気部118を形成した。そして、下部及び上部取付台110,114にそれぞれ対向する通気穴112,116を形成し、本体コントローラの排気した空気を通気口W3から通気口W4に円滑に通気させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ロボット制御装置の設置方法及びロボット制御装置に関する。
一般的に、産業用ロボットは、電源用ケーブルや信号用ケーブルによって、ロボット制御装置に電気的に接続されている。産業用ロボットは、ロボット制御装置が上記ケーブルに出力する信号を受けて、該信号に応じた処理動作を行う。
こうしたロボット制御装置の型式は、産業用ロボットの型式に応じて選択されていた。例えば、4軸制御ロボットを制御するロボット制御装置には、4つのモータドライバを内蔵する型式が選択されていた。また、6軸制御ロボットを制御するロボット制御装置には、6つのモータドライバを内蔵する型式が選択されていた。このため、ロボット制御装置は、産業用ロボットの型式ごとに専用の型式を要し、生産コストを低減し難いものであった。
そこで、上記問題を解決するために、産業用ロボットに複数のロボット制御装置を接続し、ロボット制御装置の共通化を図るが提案がされている。特許文献1は、ロボット制御装置に送受信部とメモリを設けた。このロボット制御装置は、制御対象を異にする他のロボット制御装置とI/O情報の授受を行い、該I/O情報をメモリに記憶する。これによって、例えば、4つのモータドライバを内蔵したロボット制御装置と2つのモータドライバを内蔵したロボット制御装置が、6軸制御ロボットを制御する。そのため、4軸制御ロボットと6軸制御ロボットが、4つのモータドライバを内蔵した共通する型式のロボット制御装置を利用する。したがって、ロボット制御装置の共通化を図ることができる。
また、特許文献2は、複数のロボット制御装置を共通するプログラミング対象切替装置に接続し、該プログラミング切替装置にプログラミング装置と簡易ティーチング装置を接続する。プログラミング対象切替装置は、プログラミングの対象となるロボット制御装置に適宜プログラミング装置と簡易ティーチング装置を切替接続する。したがって、各ロボット制御装置に必要とされるプログラミング装置やティーティング装置の共通化を図ることができる。
特開2000−112512号公報 特開平6−250729号公報
ところで、一般的に、ロボット制御装置は、筐体の内部に備えられた空冷機構によって、筐体の内部温度を調整する。ロボット制御装置は、この内部温度の調整によって、内蔵する回路の動作を安定させる。
しかしながら、ロボット制御装置の通気口側に他のロボット制御装置が配置されると、該ロボット制御装置は冷却効率を低下させる。上記特許文献1、特許文献2は、それぞれ複数のロボット制御装置を利用するものの、こうした冷却効率の低下を回避させる設置構成について何ら検討がなされていない。そのため、上記ロボット制御装置では、筐体内部の冷却不足を招いて動作不良を来たす問題があった。あるいは、ロボット制御装置の通気口側を開放させるため、該ロボット制御装置の通気口近傍に他のロボット制御装置を設置することができず、ロボット制御装置の設置の自由度を縮小していた。
本発明は、前述した上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、冷却効率を損なうことなく設置の自由度を拡張させたロボット制御装置の設置方法及びロボット制御装置を提供することにある。
本発明のロボット制御装置の設置方法は、筐体の一側面に通気口を有した主制御装置と、追加筐体の一側面に追加通気口を有した追加制御装置と、が協働して産業用ロボットの動作を制御するロボット制御装置の設置方法において、前記筐体の前記一側面に前記追加筐体の前記一側面を対向させて前記筐体に前記追加筐体を連結し、前記追加通気口を前記通気口に重ね合わせた。
本発明のロボット制御装置の設置方法によれば、追加筐体を筐体に連結することによって、追加通気口が通気口に連通する。したがって、通気口側に追加筐体を設置しても、通気口が追加筐体によって閉塞されない。そのため、主制御装置の放熱機能の効果を維持させることができ、かつ、追加制御装置の設置の自由度を拡張させることができる。
このロボット制御装置の設置方法において、前記筐体の他側面側から吸気した空気を前記通気口から排気し、前記通気口の排気した空気を前記追加通気口によって前記追加筐体の内部に送り、前記追加筐体の空気を前記追加筐体の他側面側から排気するようにしてもよい。
このロボット制御装置の設置方法によれば、追加筐体を筐体に連結することによって、筐体の吸気側と追加筐体の排気側との間が連通する。したがって、筐体の冷却機能を追加筐体に利用することができる。そのため、追加筐体を効率的に冷却することができる。
このロボット制御装置の設置方法において、前記追加筐体の他側面から吸気した空気を前記追加通気口から排気し、前記追加通気口の排気した空気を前記通気口によって前記筐体の内部に送り、前記筐体の空気を前記筐体の他側面から排気するようにしてもよい。
このロボット制御装置の設置方法によれば、筐体の排気側と追加筐体の吸気側との間が連通する。したがって、筐体の冷却機能を追加筐体に利用することができる。そのため、追加筐体を効率的に冷却することができる。
このロボット制御装置の設置方法において、前記筐体の前記他側面は、前記筐体の前記一側面と対向する側面であって、前記追加筐体の前記他側面は、前記追加筐体の前記一側面と対向する側面であってもよい。
このロボット制御装置の設置方法によれば、筐体の通気路と追加筐体の通気路とを同一方向に沿って形成することができる。したがって、筐体と追加筐体の冷却効率を向上させることができる。
本発明の追加制御装置は、筐体の一側面に通気口を有した主制御装置に追加されて、前記主制御装置と協働して産業用ロボットの動作を制御するロボット制御装置において、前記ロボット制御装置は、追加筐体と、前記追加筐体の一側面であって、前記筐体の前記一側面と対向して前記筐体と前記追加筐体を連結する連結面と、前記連結面に設けられて、前記筐体と前記追加筐体を連結するときに前記通気口と重なる第1追加通気口と、を備えた。
本発明の追加制御装置によれば、筐体と追加筐体とを連結するときに、通気口と第1追加通気口が連通する。したがって、通気口側に追加筐体を設置しても、通気口が追加筐体
によって閉塞されない。そのため、主制御装置の放熱機能の効果を維持させることができ、かつ、追加制御装置の設置の自由度を向上させることができる。
この追加制御装置において、前記追加筐体は、前記連結面と対向する他側面に第2追加通気口を備えるのが好ましい。
この追加制御装置によれば、第1追加通気口に対向する第2追加通気口を有するため、追加筐体の内部で通気路を直線的に形成することができる。この結果、筐体と追加筐体を、より効率的に冷却させることができる。
この追加制御装置において、前記追加筐体は、前記連結面の一端側に前記第1追加通気口を有し、前記他側面の他端側に前記第2追加通気口を有してもよい。
この追加制御装置によれば、連結面から見て、追加筐体の通気路を3次元的に設定することができる。したがって、通気路の自由度を拡張させることができる。
この追加制御装置において、前記追加筐体の内部に収容されて放熱フィンを有した複数のアクチュエータドライバと、前記第1追加通気口から前記第2追加通気口に向かう方向に沿って前記放熱フィンの面方向を配置して前記アクチュエータドライバの外縁を支持する支持部材と、前記支持部材に設けられて前記放熱フィンと前記第1追加通気口との間を連通する連通孔と、を備えてもよい。
この追加制御装置によれば、各アクチュエータドライバの間に形成される間隙にも、確実に通気路を形成することができる。
本発明のロボット制御装置は、主制御装置と、前記主制御装置と協働して産業用ロボットの動作を制御する追加制御装置と、を有したロボット制御装置において、前記主制御装置は、筐体と、前記筐体の一側面に設けられて前記筐体の内側と外側を通気する第1通気口と、を有し、前記追加制御装置は、追加筐体と、前記追加筐体の一側面であって、前記筐体の前記一側面と対向して前記筐体に前記追加筐体を連結する連結面と、前記連結面に設けられて、前記筐体と前記追加筐体が連結するときに、前記第1通気口と重なる第1追加通気口と、を有する。
本発明のロボット制御装置によれば、追加筐体を筐体に連結することによって、追加通気口が通気口に連通する。したがって、通気口側に追加筐体を設置しても、通気口が追加筐体によって閉塞されない。そのため、主制御装置の放熱機能の効果を維持させることができ、かつ、追加制御装置の設置の自由度を拡張させることができる。
このロボット制御装置において、前記筐体は、前記一側面にコネクタを有し、前記追加筐体は、前記連結面に設けられて、前記筐体と前記追加筐体が連結するときに前記コネクタに接続し、前記主制御装置と前記追加制御装置との間で前記産業用ロボットの制御に関する信号の授受を行う追加コネクタを有する、てもよい。
このロボット制御装置によれば、筐体と追加筐体とが連結するときに、コネクタと追加コネクタが接続する。したがって、ロボット制御装置の冷却効率と動作性を、より確実に確保することができる。
このロボット制御装置において、前記筐体は、他側面に設けられて、前記筐体に空気を吸気する第2通気口を有し、前記追加筐体は、他側面に設けられて、前記追加筐体の空気を排気する第2追加通気口を有してもよい。
このロボット制御装置によれば、筐体の第2通気口と追加筐体の第2追加通気口との間が連通する。したがって、筐体の冷却機能を追加筐体に利用することができる。そのため
、追加筐体を効率的に冷却することができる。
このロボット制御装置において、前記追加筐体は、他側面に設けられて、前記追加筐体に空気を吸気する第2追加通気口を有し、前記筐体は、他側面に設けられて、前記筐体の空気を排気する第2通気口を有してもよい。
このロボット制御装置によれば、筐体の第2通気口と追加筐体の第2追加通気口との間が連通する。したがって、筐体の冷却機能を追加筐体に利用することができる。そのため、追加筐体を効率的に冷却することができる。
このロボット制御装置において、前記筐体の前記他側面は、前記筐体の前記一側面と対向する側面であって、前記追加筐体の前記他側面は、前記連結面と対向する側面であってもよい。
このロボット制御装置によれば、筐体の通気路と追加筐体の通気路とを同一方向に沿って形成することができる。したがって、筐体と追加筐体の冷却効率を向上させることができる。
このロボット制御装置において、前記筐体は、前記第1通気口と前記第2通気口のいずれか一方に取り外し可能に設けられたファンフィルタと、前記一方に設けられて前記筐体に空気を吸気するファンと、を備えてもよい。
このロボット制御装置によれば、追加制御装置を前記一方に連結するときに、ファンフィルタを取り外して、追加筐体に取り付けることができる。これによって、ロボット制御装置の部品点数を低減することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図4に従って説明する。図1は、ロボットシステムを説明するための斜視図、図2は、本体コントローラA1の分解図である。図3は、本体筐体2の斜視図、図4は、追加コントローラA2の分解斜視図である。
図1において、ロボットRBは、6軸制御の垂直多関節型の産業用ロボットであって、ロボットコントローラ1によって駆動制御される。ロボットコントローラ1は、主制御装置としての本体コントローラA1と、本体コントローラA1に連結された追加制御装置としての追加コントローラA2と、によって構成される。
本体コントローラA1の筐体(以下、本体筐体2という。)は、略直方体状の箱体である。本体筐体2は、ベース部3を有し、そのベース部3の前面(前面取付面3a)には、左右一対のベース側インターフェースコネクタ10,11が設けられている。ベース側インターフェースコネクタ10,11には、それぞれ接続ケーブル13,14のコネクタ(ケーブル側インターフェースコネクタ15,16)が接続されている。接続ケーブル13,14は、それぞれパーソナルコンピュータPCとティーチングペンダントTPに接続されている。パーソナルコンピュータPC及びティーチングペンダントTPは、ロボットRBの設定に関する情報、ロボットRBの教示に関する情報、ロボットRBを駆動させるための駆動信号、マンマシンインターフェースといった周辺機能を制御するための周辺制御信号を入力する。
図2において、本体筐体2は、左右一対の側板(左側板4、右側板5)、天板6、前後一対の側板(背板7、開閉パネル8)を有している。前記ベース部3と、左側板4と、右側板5と、天板6と、背板7は、前側(反X矢印方向側)を開放した箱体を形成する。開
閉パネル8は、その上辺がヒンジHによって天板6に連結され、ヒンジHを支点にして回動することによって本体筐体2の前側を開閉する。
左側板4及び右側板5には、それぞれ通気口W1,W2が形成されている。左側板4の外側面には、通気口W1を覆うように、ファンフィルタFFが取外し可能に配設されている。左側板4の内側面には、筒体Tを介して、上下一対の冷却ファンFが配設されている。筒体Tは、冷却ファンFの吸い込み距離を確保する。上下一対の冷却ファンFは、それぞれ通気口W1から本体筐体2の内方に向かって外気を吸気する。吸気した空気は、通気口W2から強制的に排気される。よって、本体筐体2は、左側の外気を取り込み、取り込んだ空気を右側に向かって(Y矢印方向:通気方向に沿って)通気する。
本体筐体2の内部であって、ベース部3の底面には、該底面(XY平面)に沿ってCPUボード20が取着されている。CPUボード20は、XY方向に延びる平面板状に形成され、面方向と通気方向を平行にする。これによって、CPUボード20は、通気方向の流路抵抗を低くし、冷却効率を向上する。CPUボード20は、ベース側インターフェースコネクタ10,11に接続されて、パーソナルコンピュータPC及びティーチングペンダントTPから各情報及び各信号を入力される。CPUボード20は、パーソナルコンピュータPC及びティーチングペンダントTPから入力された駆動信号に基づいて位置指令信号を生成する。
CPUボード20の上側であって、背板7の内側面には、該内側面(YZ平面)に沿って駆動制御ボード22が配設されている。駆動制御ボード22は、YZ方向に延びる平面板状に形成され、面方向と通気方向を平行にする。これによって、駆動制御ボード22は、通気方向の流路抵抗を低くし、冷却効率を向上する。駆動制御ボード22は、CPUボード20と電気的に接続されて、CPUボード20から前記位置指令信号を入力される。駆動制御ボード22の左側には、左右一対のコネクタ(電源用コネクタ30及び信号用コネクタ32)が上下方向に沿って所定の間隔を隔てて配設されている。なお、本実施形態の駆動制御ボード22は、上下方向に沿って、それぞれ4つの電源用コネクタ30及び信号用コネクタ32を有する構成である。
駆動制御ボード22の前方右側には、サーキットプロテクタ23と、サーキットプロテクタ23に接続されたノイズフィルタ24と、が配設されている。
これらサーキットプロテクタ23とノイズフィルタ24の前方には、駆動制御ボード22と略平行に配置されたフロントカバー25が配設されている。フロントカバー25は、YZ矢印方向に延びる平面板状に形成され、面方向と通気方向を平行にすることによって、通気方向の流路抵抗を低くする。フロントカバー25には、電源用コネクタ30(信号用コネクタ32)と対向する位置に四角形状の貫通部25aが形成されている。また、フロントカバー25には、サーキットプロテクタ23と対向する位置に円形孔(貫通孔25b)が形成されている。貫通孔25bには、サーキットプロテクタ23の電源スイッチSWが挿通される。貫通部25aの左右両側には、後方に延びる左右一対のガイドレールGRが上下方向に沿って所定の間隔を隔てて配設されている。各ガイドレールGRには、それぞれモータドライバ34が取り付けられる。なお、本実施形態のフロントカバー25は、上下方向に沿って4対のガイドレールGRを備え、4つのモータドライバ34を取り付ける構成である。
モータドライバ34は、略平面板状に形成され、回路基板37と、回路基板37の後端に設けられたコネクタ部C1,C2と、回路基板37の上側に設けられた放熱フィン38と、を備えている。
回路基板37は、サーボアンプ等の回路素子を実装した基板である。放熱フィン38は
、直方体形状に形成されて、回路基板37と接する底面38a、左右両側面38b,38c、上面38d、前面38e及び背面38fを有している。左右両側面38b,38cには、それぞれガイドレールGRによって案内される案内部材39が設けられている。各モータドライバ34は、それぞれ案内部材39が対応するガイドレールGRに案内され、コネクタ部C1,C2が対応する電源用コネクタ30及び信号用コネクタ32に接続される。各モータドライバ34は、それぞれコネクタ部C1,C2がコネクタ30,32に接続されるときに、放熱フィン38の上面38dを通気方向と平行に配置し、それぞれ上下方向に所定の間隔を隔てて配列される。これによって、各モータドライバ34は、駆動制御ボード22に接続された状態で通気方向の流路抵抗を低くし、冷却効率を向上する。なお、配列された各モータドライバ34は、それぞれ前方に引き出すことによって、本体筐体2内から取り外すことができる。
フロントカバー25の前面であって、貫通部25aの右側には、電源入力端子40が取着されている。電源入力端子40には、電源ケーブル42が電気的に接続されて、外部電源(図示しない)から交流電源が給電される。電源入力端子40には、フロントカバー25の後面に延びる内部入力配線44が取着されている。内部入力配線44は、フロントカバー25の裏側に配設されるノイズフィルタ24に電気的に接続されている。
天板6の内側面には、該内側面(XY平面)に沿って主電源ボードDBが取着されている。主電源ボードDBは、XY方向に延びる平面板状に形成されて、面方向と通気方向を平行にする。これによって、主電源ボードDBは、通気方向の流路抵抗を低くし、冷却効率を向上する。主電源ボードDBは、図示しない接続ケーブルによって、サーキットプロテクタ23と電気的に接続されている。主電源ボードDBは、サーキットプロテクタ23によって、外部電源からの交流電源が給電される。主電源ボードDBは、CPUボード20や駆動制御ボード22に交流電源を分配する。
背板7の内側面であって、駆動制御ボード22の上側には、該内側面(YZ平面)に沿って第1スイッチング電源ボード50が取着されている。第1スイッチング電源ボード50は、YZ方向に延びる平面板状に形成されて、面方向と通気方向を平行にする。これによって、第1スイッチング電源ボード50は、通気方向の流路抵抗を低くし、冷却効率を向上する。第1スイッチング電源ボード50の上端部は、主電源ボードDBと電気的に接続され、下端部は、駆動制御ボード22と電気的に接続されている。第1スイッチング電源ボード50は、主電源ボードDBから供給される交流電源を直流電源に変換し、直流電源を駆動制御ボード22に供給する。
右側板5の内側面には、該内側面に沿って第2スイッチング電源ボード52が取着されている。第2スイッチング電源ボード52は、通気口W2を開放する位置に配設されている。第2スイッチング電源ボード52の上端部は、主電源ボードDBと電気的に接続され、下端部は、CPUボード20と電気的に接続されている。第2スイッチング電源ボード52は、主電源ボードDBから供給される交流電源を直流電源に変換し、直流電源をCPUボード20に供給する。
したがって、冷却ファンFの吸気した空気は、CPUボード20、駆動制御ボード22、フロントカバー25、各モータドライバ34、主電源ボードDB、第1スイッチング電源ボード50の面方向(通気方向)に沿って、円滑に通気口W2まで導かれる。この結果、モータドライバ34や各ボード20,22,50,52,DBよって熱せられ空気は、冷却ファンFによって円滑に、かつ、強制的に排気される。よって、本体コントローラA1内の各部材温度は、所定の温度に調整される。
図3において、右側板5の外側面には、本体側接続コネクタ56が突設されている。本
体側接続コネクタ56は、本体筐体2の内側で主電源ボードDB及び駆動制御ボード22と電気的に接続されている。
図1において、開閉パネル8の前面上側には、パネル側電源用コネクタ60とパネル側信号用コネクタ70が取着されている。パネル側電源用コネクタ60とパネル側信号用コネクタ70は、それぞれ本体筐体2の内側で、内部電源配線(図示しない)と内部信号配線(図示しない)によって、駆動制御ボード22に電気的に接続される。なお、これら内部電源配線と内部信号配線は、開閉パネル8を開閉するときに、開閉パネル8の開閉動作に支障を来たさない長さで形成されている。また、パネル側電源用コネクタ60とパネル側信号用コネクタ70は、それぞれ本体筐体2の外側で、ロボットRBの接続ケーブル62,72のコネクタ(ケーブル側電源用コネクタ64、ケーブル側信号用コネクタ74)と電気的に接続されている。
図2において、開閉パネル8の前面右側であって、電源入力端子40と対向する位置には、端子貫通穴8aが貫通形成されている。端子貫通穴8aには、開閉パネル8の右側外縁に延びる貫通溝8bが切欠き形成されている。また、端子貫通穴8aの外周には、該端子貫通穴8aを覆うカップ状のカバーケース81が配設されている。カバーケース81の右側面には、凹部81a(図1参照)が切欠き形成されている。貫通溝8bと凹部81aは、開閉パネル8が閉じたときに、電源ケーブル42と嵌合する。これによって、本体コントローラA1は、開閉パネル8の開閉に係わらず、電源ケーブル42を本体筐体2の外方に円滑に引き出すことができる。カバーケース81の下方には円形孔(貫通孔8c)が形成されている。貫通孔8cには、サーキットプロテクタ23の電源スイッチSWが挿通される。これによって、本体コントローラA1は、電源スイッチSWを本体筐体2の外側から操作させることができる。
図4において、追加コントローラA2の筐体(追加筐体100)は、略直方体状の箱体である。追加筐体100は、底板101、左右一対の側板(左側板102、右側板103)、天板104、前後一対の側板(背板105、前面板106)を有している。
追加筐体100は、左側板102を上記本体筐体2の右側板5に対向して、本体筐体2と連結する。
左側板102の下側と右側板103の上側には、それぞれ通気口W3と通気口W4が形成されている。通気口W3は、本体コントローラA1の通気口W2と対向する位置に形成されている。通気口W3は、通気口W2から排気された空気を追加コントローラA2の内方に送る。追加コントローラA2に送られる空気は、通気口W4から強制的に排気される。よって、追加筐体100は、本体コントローラA1の排気した空気を取り込み、左下から右上(追加通気方向)に向かって通気する。
底板101の上面には、支持部材を構成する下部取付台110が配設されている。下部取付台110は、左右方向から見て断面コ字状に形成され、通気口W3と対向する位置に、下部取付台110と底板101によって囲まれる通気部113を形成する。下部取付台110の上面110aには、通気穴112が上下方向に貫通形成されている。通気穴112の左右両側には、前後方向(X矢印方向)に延びるガイドレールR1,R2が設けられている。ガイドレールR1,R2は、ガイドレールGRと同じく、モータドライバ34を前後方向に案内する。
天板104の下面には、支持部材を構成する上部取付台114が配設されている。上部取付台114は、左右方向から見て断面コ字状に形成され、通気口W4と対向する位置に、上部取付台114と天板104によって囲まれる通気部118を形成する。上部取付台114の下面114aには、通気穴116が上下方向に貫通形成されている。通気穴11
6の左右両側には、前後方向(X矢印方向)に延びるガイドレールR3,R4が設けられている。ガイドレールR3,R4は、ガイドレールGRと同じく、モータドライバ34を前後方向に案内する。
したがって、下部取付台110と上部取付台114は、通気部113と通気部118との間に、上下方向に沿って通気する空間を形成する。
背板105の内側面には、該内側面に沿って追加用基板120が設けられている。追加用基板120は、平面板状に形成され、面方向と追加通気方向を平行にする。これによって、追加用基板120は、追加通気方向の流路抵抗を低くし、冷却効率を向上する。追加用基板120の上側には、上下一対のコネクタ(信号用コネクタ122と電源用コネクタ124)が左右方向に所定の間隔を隔てて配列されている。
各ガイドレールR1,R2,R3,R4に案内されたモータドライバ34は、それぞれコネクタ部C1,C2を信号用コネクタ122と電源用コネクタ124に電気的に接続する。各モータドライバ34は、それぞれコネクタ122,124に接続されるときに、放熱フィン38の上面38dを追加通気方向と平行に配置し、それぞれ左右方向に所定の間隔を隔てて配列される。これによって、各モータドライバ34は、追加用基板120に接続された状態で、追加通気方向の流路抵抗を低くし、冷却効率を向上する。
したがって、通気口W3に送られた空気は、追加用基板120、各モータドライバ34の面方向(追加通気方向)に沿って、円滑に通気口W4まで導かれる。この結果、追加用基板120やモータドライバ34によって熱せられ空気は、円滑に、かつ、強制的に排気され、追加コントローラA2内の各部材温度は、所定の室温に調整される。
しかも、本体コントローラA1の冷却ファンFによって追加コントローラA2内に空気を送るため、追加コントローラA2のための冷却ファンの設置を省略させることができる。よって、追加コントローラA2の小型化、ひいてはロボットコントローラ1の小型化を図ることができる。
追加用基板120の左下側には、追加側接続コネクタ132が設けられている。追加側接続コネクタ132は、追加筐体100が本体筐体2に連結するときに、左側板102の切り欠き102aを通じて本体コントローラA1の本体側接続コネクタ56と電気的に接続する。追加コントローラA2に内蔵されたモータドライバ34は、追加側接続コネクタ132が本体側接続コネクタ56と接続するときに、本体コントローラA1の駆動制御ボード22と電気的に接続される。追加コントローラA2に内蔵されたモータドライバ34は、該モータドライバ34が駆動制御ボード22と接続するときに、駆動制御ボード22によって制御される。
すなわち、ロボットコントローラ1は、本体コントローラA1に配設される4つのモータドライバ34と、追加コントローラA2に配設される2つのモータドライバ34によって、6軸制御の産業用ロボットを駆動することができる。
次に、上記のように構成したロボットコントローラ1の作用について説明する。
CPUボード20や駆動制御ボード22を収容して4軸制御まで可能な本体コントローラA1に、2軸制御が可能な追加コントローラA2を追加連結し、6軸制御の垂直多関節型の産業用ロボットであるロボットRBを制御する場合について説明する。
まず、本体コントローラA1の右側板5と追加コントローラA2の左側板102を当接させて、本体側接続コネクタ56と追加側接続コネクタ132を連結する。両接続コネクタ56,132を連結すると、駆動制御ボード22によって、本体コントローラA1に搭
載された4つのモータドライバ34と追加コントローラA2に搭載された2つモータドライバ34を制御することができる。したがって、ロボットコントローラ1によって6軸制御のロボットRBを駆動できる。
このとき、右側板5の通気口W2と左側板102の通気口W3が対向する。そのため、本体コントローラA1の通気口W2から排気された空気を、追加コントローラA2の通気口W3によって、追加コントローラA2の内部に送ることができる。追加コントローラA2の内部に送られた空気は、通気部113、通気路及び通気部118を通って、通気口W4から排気される。したがって、本体コントローラA1に搭載された冷却ファンFによる冷却風によって、本体コントローラA1と追加コントローラA2の双方を効率的に温度調節することができる。
次に、本実施形態の効果を以下に記載する。
(1)本実施形態によれば、追加コントローラA2の左側板102を本体コントローラA1の右側板5に対向させて、追加コントローラA2を本体コントローラA1に連結することができる。そして、追加コントローラA2が本体コントローラA1に連結される状態で、追加コントローラA2の通気口W3を、本体コントローラA1の通気口W2に重ね合わせることができる。したがって、本体コントローラA1の冷却ファンFによる冷却風を追加筐体100の内部に送ることができる。この結果、本体コントローラA1の通気口W2側に追加コントローラA2を設置するようにしても、本体コントローラA1の放熱機構を十分に機能させることができ、かつ、追加コントローラA2の設置の自由度を向上させることができる。
(2)本実施形態によれば、冷却ファンFによって吸気された空気が、通気口W2,W3、通気部113、通気穴112,116及び通気部118を通気して、追加コントローラA2の通気口W4から排気される。したがって、モータドライバ34の間隙に追加通気路を形成することができ、追加コントローラA2の追加筐体100内を効率的に冷却することができる。これによって、追加筐体100に別途冷却ファンを設けることなく、追加筐体100の内部を効率的に冷却することができる。その結果、冷却特性を損なうことなく、追加コントローラA2を小型化することができ、ひいてはロボットコントローラ1を小型化することができる。
(3)本実施形態によれば、本体コントローラA1の右側板5に本体側接続コネクタ56を設けるとともに、追加コントローラA2の左側板102に追加側接続コネクタ132を設けた。そして、本体コントローラA1と追加コントローラA2を連結するときに、両接続コネクタ56,132が電気的に接続し、両通気口W2,W3が重なる。これによって、本体コントローラA1と追加コントローラA2を連結するときに、追加コントローラA2の冷却特性と動作性を、より確実に確保させることができる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・上記実施形態では、通気口W3が、追加筐体100の左側板102の下部に設けられ、通気口W4が、追加筐体100の右側板103の上部に設けられる。これに限らず、通気口W3は、追加コントローラA2が本体コントローラA1と連結するときに、本体コントローラA1の通気口W2と対向する位置に設けられる構成であればよい。例えば、通気口W3は、追加筐体100の左側板102の上部に設けられ、通気口W4は、追加筐体100の右側板103の下部に設けられる構成であってもよい。また、通気口W3,W4は、それぞれ左側板102及び右側板103の全体に設けられる構成であってもよい。また、通気口W4は、天板104に設けられる構成であってもよい。
・上記実施形態では、本体コントローラA1の通気方向が左右方向であり、追加コント
ローラA2の追加通気方向が上下方向である。これに限らず、例えば、図5(a)、(b)に示すように、通気口W10,W11は、追加筐体100の上下方向の略全幅にわたって延びる形状であってもよい。すなわち、本体コントローラA1と追加コントローラA2の通気を一方向にして、通気方向と追加通気方向を同一方向にする構成であってもよい。これによれば、冷却ファンFによる冷却風の流速を、より確実に維持させることができる。そのため、より効率的に本体筐体2及び追加筐体100内を冷却することができる。
・上記実施形態では、追加コントローラA2のモータドライバ34が、放熱フィン38の上面38dを左側板102の面方向に沿って配置する。これに限らず、例えば、モータドライバ34が放熱フィン38の左右両側面38b,38cを左側板102の面方向に沿って配置する構成であってもよい。この場合、通気口W3,W4は、それぞれ左右両側板102,103の全体に形成される構成が好ましい。これによれば、通気口W3が吸気した空気を、より効率的に放熱フィンに当てることができる。よって、本体筐体2を、より効率的に冷却することができる。
・上記実施形態では、本体コントローラA1の左右両側板4,5に通気口W1,W2を設けるようにしたが、これに限らず、例えば通気口W1,W2を他の側面(例えば、天板6,背板7等)に設けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、追加コントローラA2が、本体コントローラA1の右側板5に連結する。これに限らず、例えば、追加コントローラA2が本体コントローラA1の左側板4に連結する構成であってもよい。この場合、本体コントローラA1及び追加コントローラA2に設けられた両接続コネクタ56,132の位置を変える必要がある。すなわち、例えば本体側接続コネクタ56を本体コントローラA1の左側板4に設けるとともに、追加側接続コネクタ132を追加コントローラA2の右側板103に設けるようにする。なお、本体コントローラA1の左側板4に設けられたファンフィルタFFは取り外しが可能になっているため、このファンフィルタFFを取り外して追加コントローラA2の左側板102に取り付けることができる。これによって、部品点数を低減することができる。また、本体コントローラA1には冷却ファンFと左側板4との間に筒体Tが形成されているため、冷却ファンFが設置されている左側板4に追加コントローラA2を設置しても、冷却ファンの吸い込み最低距離を確保できる。
・上記実施形態では、本体コントローラA1が、本体側接続コネクタ56を右側板5にのみ有する。これに限らず、例えば、本体コントローラA1が、左右両側板4,5に本体側接続コネクタ56を有する構成であってもよい。
これによれば、追加コントローラA2を、少なくとも本体コントローラA1の左右両側板4,5のいずれか一方に連結することができる。そのため、追加コントローラA2の設置の自由度を、より拡張させることができる。
・上記実施形態では、冷却ファンFが、通気口W1から本体筐体2の内部に向かって外気を取り込み、取り込んだ空気を通気口W2から強制的に排気する。これに限らず、例えば、冷却ファンFが、本体筐体2の内部の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を通気口W1から強制的に排気する構成であってもよい。
・上記実施形態では、本体コントローラA1と追加コントローラA2が連結するときに、本体コントローラA1と追加コントローラA2が電気的に接続する。これに限らず、例えば、本体側接続コネクタ56と追加側接続コネクタ132との間に接続ケーブルを設け、該接続ケーブルが本体側接続コネクタ56及び追加側接続コネクタ132と接続するときに、本体コントローラA1と追加コントローラA2が電気的に接続する構成であっても
よい。
・上記実施形態では、下部取付台110の上面110a及び上部取付台114の下面114aにそれぞれ通気穴112,116を形成するようにしたが、この通気穴112,116を省略するようにしてもよい。
・上記実施形態では、追加コントローラA2に内蔵されるモータドライバ34が、本体コントローラA1に設けられた駆動制御ボード22によって制御される。これに限らず、例えば、追加コントローラA2が駆動制御ボードを有し、該駆動制御ボードが追加コントローラA2に内蔵されるモータドライバ34を制御する構成であってもよい。なお、この場合、本体コントローラA1及び追加コントローラA2が、互いに情報の授受を行う構成が好ましい。また、追加コントローラA2が、CPUボードを、さらに有する構成であってもよい。
・上記実施形態では、電力用接続ケーブル62及び信号用接続ケーブル72が、それぞれ本体コントローラA1にのみ接続する。これに限らず、例えば、電力用接続ケーブル62及び信号用接続ケーブル72が、追加コントローラA2にも接続する構成であってもよい。
・上記実施形態では、追加コントローラA2が、さらに冷却ファンを有する構成であってもよい。これによって、追加コントローラA2の冷却効率を、より向上させることができる。
・上記実施形態では、ファンフィルタFFが、取り外しできる構成である。これに限らず、ファンフィルタFFが、左側板4に固着された構成であってもよく、あるいは省略された構成であってもよい。
・上記実施形態の筒体Tを省略する構成であってもよい。
・上記実施形態では、本体コントローラA1にパーソナルコンピュータPC及びティーチングペンダントTPを接続するようにしたが、これに制限されない。例えば、パーソナルコンピュータPC及びティーチングペンダントTPの他に、非常停止スイッチやプログラマブル・ロジック・コントローラ等を本体コントローラA1又は追加コントローラA2に接続するようにしてもよい。
・上記実施形態における追加コントローラA2を、本体コントローラA1と同様に、開閉できる構成してもよい。なお、この場合、前面板106を開閉できるようにすることが好ましい。これによって、モータドライバ34の交換を容易にすることができる。
・上記実施形態では、本体コントローラA1に内蔵できるモータドライバ34の最大数を4つにしたが、これに制限されない。例えば、内蔵できるモータドライバ34の最大数を1〜3つあるいは5つ以上にしてもよい。また、最大数全てのモータドライバ34を内蔵させる必要はない。
・上記実施形態では、追加コントローラA2に内蔵できるモータドライバ34の最大数を2つにしたが、これに制限されない。例えば、内蔵できるモータドライバ34の最大数を1つあるいは3つ以上にしてもよい。また、最大数全てのモータドライバ34を内蔵させる必要はない。
本実施形態におけるロボットシステムを説明するための概略斜視図。 同じく、本体コントローラの本体筐体を説明するための分解斜視図。 同じく、本体コントローラの本体筐体を説明するための斜視図。 同じく、追加コントローラの追加筐体を説明するための斜視図。 (a)、(b)はそれぞれ、別例における追加コントローラの筐体を説明するための斜視図。
符号の説明
A1…本体コントローラ、A2…追加コントローラ、F…冷却ファン、FF…ファンフィルタ、RB…ロボット、T…筒体、W1〜W4,W10,W11…通気口、1…ロボットコントローラ、2…本体筐体、3…ベース部、4…左側板、5…右側板、8…開閉パネル、20…CPUボード、22…駆動制御ボード、34…アクチュエータドライバとしてのモータドライバ、38…放熱フィン、38a…上面、56…本体側接続コネクタ、100…追加筐体、102…左側板、103…右側板、110…支持部材を構成する下部取付台、112,116…通気穴、113,118…通気部、114…支持部材を構成する上部取付台、132…追加側接続コネクタ。

Claims (14)

  1. 筐体の一側面に通気口を有した主制御装置と、追加筐体の一側面に追加通気口を有した追加制御装置と、が協働して産業用ロボットの動作を制御するロボット制御装置の設置方法において、
    前記筐体の前記一側面に前記追加筐体の前記一側面を対向させて前記筐体に前記追加筐体を連結し、前記追加通気口を前記通気口に重ね合わせたことを特徴とするロボット制御装置の設置方法。
  2. 請求項1に記載のロボット制御装置の設置方法において、
    前記筐体の他側面側から吸気した空気を前記通気口から排気し、
    前記通気口の排気した空気を前記追加通気口によって前記追加筐体の内部に送り、
    前記追加筐体の空気を前記追加筐体の他側面側から排気したことを特徴とするロボット制御装置の設置方法。
  3. 請求項1に記載のロボット制御装置の設置方法において、
    前記追加筐体の他側面から吸気した空気を前記追加通気口から排気し、
    前記追加通気口の排気した空気を前記通気口によって前記筐体の内部に送り、
    前記筐体の空気を前記筐体の他側面から排気した、
    ことを特徴とするロボット制御装置の設置方法。
  4. 請求項2又は3に記載のロボット制御装置の設置方法において、
    前記筐体の前記他側面は、前記筐体の前記一側面と対向する側面であって、
    前記追加筐体の前記他側面は、前記追加筐体の前記一側面と対向する側面であることを特徴とするロボット制御装置の設置方法。
  5. 筐体の一側面に通気口を有した主制御装置に追加されて、前記主制御装置と協働して産業用ロボットの動作を制御するロボット制御装置において、
    前記ロボット制御装置は、
    追加筐体と、
    前記追加筐体の一側面であって、前記筐体の前記一側面と対向して前記筐体と前記追加筐体を連結する連結面と、
    前記連結面に設けられて、前記筐体と前記追加筐体を連結するときに前記通気口と重なる第1追加通気口と、
    を備えたことを特徴とするロボット制御装置。
  6. 請求項5に記載のロボット制御装置において、
    前記追加筐体は、
    前記連結面と対向する他側面に第2追加通気口を備えたことを特徴とするロボット制御装置。
  7. 請求項6に記載のロボット制御装置において、
    前記追加筐体は、
    前記連結面の一端側に前記第1追加通気口を有し、
    前記他側面の他端側に前記第2追加通気口を有したことを特徴とするロボット制御装置。
  8. 請求項6又は7に記載のロボット制御装置において、
    前記追加筐体の内部に収容されて放熱フィンを有した複数のアクチュエータドライバと、
    前記第1追加通気口から前記第2追加通気口に向かう方向に沿って前記放熱フィンの面方向を配置して前記アクチュエータドライバの外縁を支持する支持部材と、
    前記支持部材に設けられて前記放熱フィンと前記第1追加通気口との間を連通する連通孔と、
    を備えたことを特徴とするロボット制御装置。
  9. 主制御装置と、
    前記主制御装置と協働して産業用ロボットの動作を制御する追加制御装置と、
    を有したロボット制御装置において、
    前記主制御装置は、
    筐体と、
    前記筐体の一側面に設けられて前記筐体の内側と外側を通気する第1通気口と、を有し、
    前記追加制御装置は、
    追加筐体と、
    前記追加筐体の一側面であって、前記筐体の前記一側面と対向して前記筐体に前記追加筐体を連結する連結面と、
    前記連結面に設けられて、前記筐体と前記追加筐体が連結するときに、前記第1通気口と重なる第1追加通気口と、を有する、
    ことを特徴とするロボット制御装置。
  10. 請求項9に記載のロボット制御装置において、
    前記筐体は、
    前記一側面にコネクタを有し、
    前記追加筐体は、
    前記連結面に設けられて、前記筐体と前記追加筐体が連結するときに前記コネクタに接続し、前記主制御装置と前記追加制御装置との間で前記産業用ロボットの制御に関する信号の授受を行う追加コネクタを有する、
    ことを特徴とするロボット制御装置。
  11. 請求項9又は10に記載のロボット制御装置において、
    前記筐体は、
    他側面に設けられて、前記筐体に空気を吸気する第2通気口を有し、
    前記追加筐体は、
    他側面に設けられて、前記追加筐体の空気を排気する第2追加通気口を有する、
    ことを特徴とするロボット制御装置。
  12. 請求項9又は10に記載のロボット制御装置において、
    前記追加筐体は、
    他側面に設けられて、前記追加筐体に空気を吸気する第2追加通気口を有し、
    前記筐体は、
    他側面に設けられて、前記筐体の空気を排気する第2通気口を有したことを特徴とするロボット制御装置。
  13. 請求項11又は12に記載のロボット制御装置において、
    前記筐体の前記他側面は、前記筐体の前記一側面と対向する側面であって、
    前記追加筐体の前記他側面は、前記連結面と対向する側面であることを特徴とするロボット制御装置。
  14. 請求項11〜13のいずれか1つに記載のロボット制御装置において、
    前記筐体は、
    前記第1通気口と前記第2通気口のいずれか一方に取り外し可能に設けられたファンフィルタと、
    前記一方に設けられて前記筐体に空気を吸気するファンと、
    を備えたことを特徴とするロボット制御装置。
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