JP2007175118A - 遊技機 - Google Patents

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良造 加藤
Makoto Miyanaga
真 宮永
Kazuhiro Sato
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Abstract

【課題】押下部を有する遊技操作部材の耐久性を向上させると共に、遊技者が押下部材を押下させる際に怪我等をする危険を低減させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】押下することを起因として遊技状態を変更する遊技操作部材60を備えた遊技機1において、前記遊技操作部材60は、押下可能な押下部72と、前記押下部72を保護するための保護部76とを備えており、前記保護部76は、前記押下部72の端部側周囲の少なくとも一部を囲う状態で取り付ける構成であり、前記保護部76を前記押下部72に取り付けた状態で前記押下部72と前記保護部76の各々の外周縁面部が略面一となる構成であることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機等の遊技機では、遊技球の入賞等に起因して、表示装置上でのキャラクタ等の画像や、駆動役物,発光体,音声等の各遊技作動装置の適宜の作動態様による演出が行われる遊技状態において、例えば、遊技中に、発射装置とは異なる操作を行うことで表示装置上に表示されるキャラクタを一の作動態様から他の作動態様に変更するように遊技操作を行うための遊技操作部材を備えたものがあった(例えば、特許文献1参照。)。このような遊技機で用いられる遊技操作部材としては、例えば、TVゲーム機等で使用されるゲームパッドの操作ボタンの如く構成されることが一般的である(例えば、特許文献2参照。)。すなわち、前記遊技操作部材は、遊技機の適宜の位置(例えば、遊技盤上)に押下可能な押下部が突出して配置され、前記押下部を押下させることに起因して所定の遊技状態を他の遊技状態に変更するように構成される。
ところで、上記の如く押下部を有する遊技操作部材では、遊技者が遊技中に押下部を押下させる際に、過剰に力を加えたり、押下させる操作を長期間繰り返し行う等することで、前記押下部等が破損することが懸念される。また、押下部に突部等がある場合には、前記押下部を押下させる際に遊技者が怪我をしてしまうおそれもある。
特開2005−177066号公報 特開平8−19663号公報
この発明は、このような状況に鑑み提案されたもので、押下部を有する遊技操作部材の耐久性を向上させると共に、遊技者が押下部を押下させる際に怪我等をする危険を低減させることができる遊技機を提供するものである。
すなわち、請求項1の発明は、押下することを起因として遊技状態を変更する遊技操作部材を備えた遊技機において、前記遊技操作部材は、押下可能な押下部と、前記押下部を保護するための保護部とを備えており、前記保護部は、前記押下部の端部側周囲の少なくとも一部を囲う状態で取り付ける構成であり、前記保護部を前記押下部に取り付けた状態で前記押下部と前記保護部の各々の外周縁面部が略面一となる構成であることを特徴とする遊技機に係る。
請求項2の発明は、前記遊技操作部材は、前記押下部とは異なる第2押下部を有し、前記押下部を押下することで遊技状態を変更する第1操作と、前記第2押下部を前記押下部の押下方向とは異なる方向に押下することで遊技状態を変更する第2操作が可能な構成であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機に係る。
請求項3の発明は、当該遊技機には前記遊技操作部材を配置可能な遊技操作部材配置面を設けており、前記第1操作における押下方向は前記遊技操作部材配置面に対して略垂直方向であると共に前記第2操作における押下方向は前記遊技操作部材配置面に対して略平行方向であることを特徴とする請求項2に記載の遊技機に係る。
請求項4の発明は、前記遊技操作部材は、遊技操作部材押下面と前記遊技操作部材押下面の端部側周囲から突設した遊技操作部材側面とから構成された柱形状であり、前記遊技操作部材側面が前記第2押下部であって、前記遊技操作部材押下面が前記遊技操作部材配置面に対して略平行であると共に前記遊技操作部材側面が前記遊技操作部材押下面から前記遊技操作部材配置面に向けて位置するように前記遊技操作部材を前記遊技操作部材配置面に設けたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機に係る。
請求項5の発明は、前記押下部と前記第2押下部の間に前記保護部を介在し、前記押下部と前記保護部と前記第2押下部の各々の外周縁面部が略面一となる構成であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項6の発明は、前記第2押下部が前記保護部であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項7の発明は、前記遊技操作部材には、前記押下部である押下面及び前記押下面の端部側周囲から突設した押下部材側面とから構成される筒形状の押下部材と、保護部材側面で構成される筒形状の前記保護部である保護部材とを備えており、前記押下部材側面の外周面の少なくとも一部に前記保護部材側面の内周面が当接するように前記押下部材に前記保護部材を取り付ける構成であり、前記押下部材に前記保護部材を取り付けた際に前記押下面と前記保護部材側面のうち前記押下面側端部の各々の外周縁面部が略面一となる構成であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の遊技機に係る。
請求項8の発明は、前記遊技操作部材には、外周面の少なくとも一部が前記第2押下部である第2押下部材側面で構成される筒形状の第2押下部材を備えており、前記保護部材の前記保護部材側面の外周面の少なくとも一部に前記第2押下部材側面の内周面が当接するように前記保護部材に前記第2押下部材を取り付ける構成であり、前記押下部材と前記保護部材と前記第2押下部材とを取り付けた際に前記押下面と前記保護部材側面のうち前記押下面側端部と前記第2押下部材側面の前記押下面側端部との各々の外周縁面部が略面一となる構成であることを特徴とする請求項7に記載の遊技機に係る。
請求項1の発明に係る遊技機によれば、押下することを起因として遊技状態を変更する遊技操作部材を備えた遊技機において、前記遊技操作部材は、押下可能な押下部と、前記押下部を保護するための保護部とを備えており、前記保護部は、前記押下部の端部側周囲の少なくとも一部を囲う状態で取り付ける構成であり、前記保護部を前記押下部に取り付けた状態で前記押下部と前記保護部の各々の外周縁面部が略面一となる構成であるため、押下部を有する遊技操作部材の耐久性を向上させると共に、遊技者が押下部を押下させる際に怪我等をする危険を低減させることができる。
請求項2の発明によれば、請求項1において、前記遊技操作部材は、前記押下部とは異なる第2押下部を有し、前記押下部を押下することで遊技状態を変更する第1操作と、前記第2押下部を前記押下部の押下方向とは異なる方向に押下することで遊技状態を変更する第2操作が可能な構成であるため、遊技操作部材によって多様な操作を行うことが可能となり、遊技性を向上させることができる。
請求項3の発明によれば、請求項2において、当該遊技機には前記遊技操作部材を配置可能な遊技操作部材配置面を設けており、前記第1操作における押下方向は前記遊技操作部材配置面に対して略垂直方向であると共に前記第2操作における押下方向は前記遊技操作部材配置面に対して略平行方向であるため、遊技操作部材の操作性を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、請求項3において、前記遊技操作部材は、遊技操作部材押下面と前記遊技操作部材押下面の端部側周囲から突設した遊技操作部材側面とから構成された柱形状であり、前記遊技操作部材側面が前記第2押下部であって、前記遊技操作部材押下面が前記遊技操作部材配置面に対して略平行であると共に前記遊技操作部材側面が前記遊技操作部材押下面から前記遊技操作部材配置面に向けて位置するように前記遊技操作部材を前記遊技操作部材配置面に設けたため、遊技操作部材を極めて効果的かつ効率的に操作することが可能となる。
請求項5の発明によれば、請求項2ないし4において、前記押下部と前記第2押下部の間に前記保護部を介在し、前記押下部と前記保護部と前記第2押下部の各々の外周縁面部が略面一となる構成であるため、押下部や第2押下部の押下に対する耐久性を向上させることができる。
請求項6の発明によれば、請求項2ないし4において、前記第2押下部が前記保護部であるため、第2押下部によって押下部を保護することが可能となり、遊技操作部材の構成を簡易にすることができる。
請求項7の発明によれば、請求項1ないし6において、前記遊技操作部材には、前記押下部である押下面及び前記押下面の端部側周囲から突設した押下部材側面とから構成される筒形状の押下部材と、保護部材側面で構成される筒形状の前記保護部である保護部材とを備えており、前記押下部材側面の外周面の少なくとも一部に前記保護部材側面の内周面が当接するように前記押下部材に前記保護部材を取り付ける構成であり、前記押下部材に前記保護部材を取り付けた際に前記押下面と前記保護部材側面のうち前記押下面側端部の各々の外周縁面部が略面一となる構成であるため、遊技操作部材の耐久性をより向上させることができると共に、遊技者が押下部を押下させる際に怪我等をする危険をより低減させることができ、さらに、押下部材と保護部材との間への異物の侵入を低減することができる。
請求項8の発明によれば、請求項7において、前記遊技操作部材には、外周面の少なくとも一部が前記第2押下部である第2押下部材側面で構成される筒形状の第2押下部材を備えており、前記保護部材の前記保護部材側面の外周面の少なくとも一部に前記第2押下部材側面の内周面が当接するように前記保護部材に前記第2押下部材を取り付ける構成であり、前記押下部材と前記保護部材と前記第2押下部材とを取り付けた際に前記押下面と前記保護部材側面のうち前記押下面側端部と前記第2押下部材側面の前記押下面側端部との各々の外周縁面部が略面一となる構成であるため、遊技操作部材の耐久性をより向上させると共に、遊技者が押下部や第2押下部のいずれを押下させる際でも怪我等をする危険をより低減させることができ、さらに、保護部材と第2押下部材との間への異物の侵入を低減することができる。
以下添付の図面に基づきこの発明の好適な実施形態を説明する。
図1は第一実施例に係る遊技機全体の正面図、図2は同遊技機の下側球受け皿の部分斜視図、図3は遊技操作部材の斜視図、図4は遊技操作部材の側面図、図5は遊技操作部材の分解斜視図、図6は遊技操作部材の遊技操作部の分解斜視図、図7は遊技操作部の縦断面図、図8は遊技操作部材の外周縁面部の部分拡大図、図9は図4の遊技操作部材のA−A断面図、図10は図9の遊技操作部材のB−B断面図、図11は図9の遊技操作部材のC−C断面図、図12は遊技操作部材の第1操作時の縦断面図、図13は遊技操作部材の第2操作時の縦断面図である。
図1に示す一実施例に係る遊技機(ここではパチンコ遊技機)1は、遊技盤3の縁に遊技球の外側誘導レール4及び内側誘導レール5が略円形に立設され、前記内側誘導レール5によって囲まれた遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向かって順に表示装置9、普通電動役物である始動入賞口10、特別電動役物である大入賞口15、アウト口17が配設され、また上方左右両側にはランプ風車18a,18b、その下方に前記始動入賞口10の左右に普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21、その下方に風車22a,22b、その下方に第1袖入賞口23と第2袖入賞口25、さらには前記大入賞口15の両側に左落とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されている。前記種々の入賞口に遊技球が入賞すると所定数の遊技球が賞球として払い出される。また、所定条件で判定結果が当たり(この実施例では大当たり)となると、所定の特別遊技状態となって大入賞口15が開放され、遊技球が入賞し易い状態となる。また、普通図柄変動開始用ゲート19の検出信号により取得される普通図柄の当たり外れに関係する数値が所定値となった場合、始動入賞口10が拡大開放状態となる。
前記遊技盤3の前面側には払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿32、前記上側球受け皿32の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿34、遊技状態を報知するランプ表示器35,36、音声や効果音を発して遊技状態を遊技者に報知するスピーカ37、遊技者の発射操作に応じて遊技球を遊技領域6に向けて弾発発射する発射装置H等の他、図1及び図2に示すように、発射装置Hの反対側の下側球受け皿34に、略水平状態となるように遊技操作部材配置面100が設けられると共に該遊技操作部材配置面100から略垂直方向に向けて突出した状態で遊技操作部材60がそれぞれ組み付けられている。
前記表示装置9の図柄表示装置43は、液晶、ドットマトリックスもしくはLED表示装置等の表示装置からなり、この実施例ではカラー表示可能な液晶表示器(TFT−LCDモジュール)等からなる画像表示部(可変表示領域)50を備えている。前記画像表示部50は、数字、アルファベット、記号あるいは絵(キャラクタ)等の普通図柄または特別図柄を変動表示及び停止表示可能としている。また、前記画像表示部50は、前記特別図柄の変動中に、該特別図柄に加えて背景(建物、風景等)、キャラクタ(人物、動物、植物、物等)、文字等の装飾図柄を表示し、該装飾図柄は前記特別図柄の変動開始等の所定始動条件に起因して変動表示可能となっている。
この遊技機1では、表示装置9や各種役物、ランプ表示器35,36、スピーカ37、遊技操作部材60、発射装置H等が適宜の制御回路を有する制御基板をそれぞれ備えており、それらは図示しない主制御回路からの制御信号に基づいて所定の処理を実行するように制御されている。なお、この遊技機1では表示装置9や各種役物、ランプ表示器35,36、スピーカ37等が遊技作動装置として、適宜の作動態様による演出が実行される。
次に、遊技操作部材60について、図3ないし図13を用いて、詳しく説明する。遊技操作部材60は、図3ないし図5に示すように、遊技操作部材配置面100に対して略垂直方向に押下することで遊技状態を変更する第1操作と、前記遊技操作部材配置面100に対して略水平方向に押下することで遊技状態を変更する第2操作が可能に構成されていて、前記第1操作及び第2操作が可能な遊技操作部70と、前記遊技操作部70を遊技操作部材配置面100に第1操作及び第2操作が可能な状態で固定して取り付けるための遊技操作部材固定部90とを備えている。図の符号65は遊技操作部材60の装飾部材である。
遊技操作部70は、図6及び図7に図示したように、第1操作時に遊技操作部材配置面100に対して略垂直方向に押下可能な押下部材71と、前記押下部材71を保護する保護部材76と、第2操作時に遊技操作部材配置面100に対して略水平方向に押下可能な第2押下部材81とを備えている。
押下部材71は、第1操作時に押下可能な押下部に相当する遊技操作部材押下面(以下、押下面)72及び前記押下面72の端部側周囲から突設した押下部材側面73とによって筒形状に構成される。前記押下面72は、遊技操作部材配置面100に対して略平行となるように配置される。
保護部材76は、前記押下部材71を保護する保護部に相当する保護部材側面78によって、前記押下部材71より大径の筒形状に形成されたものであり、前記押下部材側面73の外周面73Aの少なくとも一部に前記保護部材側面78の内周面78Bを当接させて、前記押下面(押下部)72の端部側周囲の少なくとも一部を囲う状態で、前記押下部材71に取り付けられるように構成される。
第2押下部材81は、第2操作時に押下可能な第2押下部に相当する遊技操作部材側面82を外周面の少なくとも一部に備えた第2押下部材側面83によって、前記保護部材76より大径の筒形状の筒形状に形成されたものであり、前記保護部材76の保護部材側面78の外周面78Aの少なくとも一部に前記第2押下部材側面83の内周面83Bが当接するように前記保護部材76に取り付けられるように構成される。また、第2押下部材81には、第2押下部材側面83の内側にハーネスや発光基板等で構成される電気的部品84が収納されていて、該第2押下部材81の下方には前記電気的部品84が外部に通過可能な貫通孔85aを有する収納軸部85が突設されている。なお、遊技操作部材側面82は、図示したことからよく理解されるように、前記押下面72から前記遊技操作部材配置面100に向けて位置するように配置される。
実施例の遊技操作部70は、押下部72と第2押下部82との間に保護部78を介在するように構成されたものであって、押下部材71の押下部材側面73の外周面73Aと保護部材76の保護部材側面78の内周面78Bとを接合して、押下部材側面73の外周面73Aと保護部材側面78の内周面78Bを当接させると共に、第2押下部材81の第2押下部材側面83の内周面83Bと保護部材76の保護部材側面78の外周面78Aとを接合して、第2押下部材側面83の内周面83Bと保護部材側面78外周面78Aを当接させてなる。このように、押下部材71と保護部材76とが接合されているので、押下部材71と保護部材76との間に異物が侵入することが低減され、保護部材76と第2押下部材81とが接合されているので、保護部材76と第2押下部材81との間に異物が侵入することが低減される。
また、この遊技操作部70では、図8に図示したように、押下面(押下部)72と保護部材76の保護部材側面(保護部)78の押下面側端部78aと第2押下部材81の第2押下部材側面83の押下面側端部83aの各々の外周縁面部72b,78b,83bが略面一(70A)となるように構成される。
遊技操作部材固定部90は、図5及び図10,11に示すように、上面側が開口した箱形状の固定部本体91からなり、遊技操作部70の第2押下部材81下方に突設された収納軸部85を収納して、前記遊技操作部70が第1操作及び第2操作が可能な状態で固定されて取り付けられるように構成される。また、固定部本体91の開口周縁部92は、図示のように外方向に突出して形成されていて、ビス93等を用いて遊技操作部材配置面100の適宜の位置に固定される。この図において、符号95は電気的部品84を当該遊技操作部材固定部90の外部に出すための貫通孔である。
この遊技操作部材60では、図9ないし図11に示すように、遊技操作部材固定部90内に配置された第1付勢部材61,第2付勢部材66a,66b,66c,66dによって、遊技操作部70の第2押下部81下方に突設された収納軸部85が付勢保持されている。また、前記遊技操作部材60には、遊技操作部材固定部90内に遊技操作部70の第1操作を検出する第1センサ部62と、第2操作を検出する第2センサ部67a,67b,67c,67dとが設けられている。なお、図の符号63は第2押下部81下面側に設けられた第1押圧部86によって押下される第1被検出部材、64は第1被検出部材63を付勢保持する付勢部材、68a,68b,68c,68dは第2押下部81の収納軸部85に設けられた第2被検出部材である。
第1操作は、図10及び図12に図示したように、遊技者が遊技操作部70の押下面(押下部)72を、遊技操作部材配置面100に対して略垂直方向に押下する操作であって、前記遊技操作部70が第1付勢部材61の付勢力に抗して押下する際に、第2押下部81下面側に設けられた第1押圧部86によって第1被検出部材63が押下されて、第1センサ部62によって前記第1被検出部材63の押下を検出するように構成される。
第2操作は、図9,11,13に図示したように、遊技者が遊技操作部70の遊技操作部材側面(第2押下部)82を、遊技操作部材配置面100に対して略水平方向に押下する操作であって、該遊技操作部材60の直上方向から見て前後左右の4つの方向に押下可能に構成される。例えば、遊技操作部70を右方向に押下する場合には、遊技者が操作する方向(この例では右方向)と相対する遊技操作部材側面(第2押下部)82(この例では左側)を押下し、遊技操作部70が第2付勢部材66cの付勢力に抗して押下する際に、第2押下部81の収納軸部85に設けられた第2被検出部材67cの押下を検出するように構成される。なお、他の方向(前後左)に押下する場合も同様に構成されていることはいうまでもない。
すなわち、遊技操作部材60は、作動状態として互いに態様が異なる第1遊技作動態様、第2遊技作動態様、第3遊技作動態様、第4遊技作動態様を備えた遊技作動装置に対し、第1操作を行うことによって第1遊技作動態様から第2遊技作動態様に移行させ、第2操作を行うことによって第3遊技作動態様から第4遊技作動態様に移行させるように構成される。実施例では、第1操作によって表示装置9上のキャラクタをジャンプさせる演出を実行し、第2操作によって遊技操作部材側面(第2押下部)82の押下方向に応じてキャラクタを上下左右に移動させる演出を実行するものである。このように、遊技操作部材60の操作によって前記遊技作動装置の遊技状態が変更可能に構成される。なお、前記各遊技作動態様は、第1遊技作動態様と第2遊技作動態様、第3遊技作動態様と第4遊技作動態様がそれぞれ異なるものであれば、その他の態様が同じものでも構わない。
上記の如く構成された遊技操作部材60では、下側球受け皿34に略水平状態となるように配置された遊技操作部材配置面100に対して、略垂直方向に押下可能な押下面(押下部)72が略平行に配置されると共に、略水平方向に押下可能な遊技操作部材側面(第2押下部)82が前記押下面72から前記遊技操作部材配置面100に向けて位置するように配置されるため、第1操作及び第2操作の押下方向が、遊技者が操作しようとする方向と一致させることができ、第1操作及び第2操作を極めて効果的かつ効率的に操作することが可能となる。
また、この遊技操作部材60では、遊技操作部材配置面100に対して略垂直方向に押下可能な第1操作と、略水平方向(実施例では前後左右の4方向)に押下可能な第2操作が可能であるため、一の遊技操作部材60で多様な操作が可能となって遊技性が向上することに加え、略垂直方向に押下可能な第1操作に対して略直行関係となるように第2操作が略水平方向に押下可能であるため、遊技者が第1操作あるいは第2操作を行う際の誤動作が発生しにくく、操作性に優れる。
また特に、当該遊技操作部材60にあっては、押下部材側面73の外周面73Aの少なくとも一部に保護部材側面(保護部)78の内周面78Bが当接するように押下部材71に保護部材76を取り付けるように構成されているため、保護部材側面(保護部)78によって押下部材71の押下部材側面73を外周面73A側から補強することができる。保護部材76の保護部材側面(保護部)78の外周面78Aの少なくとも一部に第2押下部材側面83の内周面83Bが当接するように保護部材76に第2押下部材81を取り付けるように構成されているため、保護部材側面(保護部)78によって第2押下部材81の第2押下部材側面83を内周面83B側から補強することができる。したがって、遊技操作部材60の耐久性が格段に向上する。
さらに、遊技操作部材60の押下面(押下部)72と保護部材側面(保護部)78の押下面側端部78aとの各々の外周縁面部72b、78bが面一となる構成であるため、押下部材71と保護部材76との外周形を滑らかに形成することができ、遊技者が押下面(押下部)72を押下させる際に怪我等をする危険が低減する。同様に、保護部材側面78の押下面側端部78aと第2押下部材側面83の押下面側端部83aとの各々の外周縁面部78b、83bが略面一となる構成であるため、保護部材76と第2押下部材81との外周形を滑らかに形成することができ、遊技者が押下面(押下部)72や遊技操作部材側面(第2押下部)82を押下させる際に怪我等をする危険が低減する。したがって、該遊技操作部材60の遊技操作部70の外周形が全体的に滑らかな形状となり、前記遊技操作部材60を操作する際の危険を低減させることができる。
なお、本発明は、上記実施例で述べた構成に限るものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において構成の一部を適宜変更して実施することができる。本発明は、パチンコ遊技機を用いて説明したが、スロットマシン遊技機等の適宜の遊技機に適用することができる。
実施例では、保護部材と第2押下部材をそれぞれ異なる部材として構成したが、前記保護部材と第2押下部材とを組み合わせて、前記第2押下部材が保護部材を兼用するように構成してもよい。このように、第2押下部材に保護部材を兼用させることにより、遊技操作部材の構成を簡易にすることができることに加え、第2押下部材の遊技操作部材側面(第2押下部)によって押下部材(押下部)を保護することができると共に、遊技操作部材全体を滑らかな形状に形成することもできる。
また、実施例の遊技操作部材では、第1操作と第2操作を実行可能に構成したが、遊技作動装置の作動態様を第1遊技作動態様と第2遊技作動態様として構成した場合は、第1操作又は第2操作の何れか一方を実行可能として、前記遊技作動部材を操作することによって第1遊技作動態様から第2遊技作動態様に移行するように構成することもできる。
さらに、実施例の遊技操作部材では、第1操作又は第2操作によって表示装置上のキャラクタ等による演出を変更するものとして説明したが、これに限らず、駆動役物の作動を操作したり、発光体の点滅等の操作をしたり、音声の操作をする等、適宜遊技作動装置の演出を操作可能にすることができ、加えて、前記複数の遊技作動装置のうち1の遊技作動装置を第1操作によって変更し、他の遊技作動装置を第2操作によって変更するように構成してもよい。
また、この実施例では、第1操作と第2操作が可能に構成したが、第1操作と第2操作を同時に実行する第3操作を可能に構成してもよい。その際、第3操作によって変更される遊技作動装置の遊技作動態様は、前述の作動態様を実行するものでもよく、新たな作動態様でも構わない。
第一実施例に係る遊技機全体の正面図である。 同遊技機の下側球受け皿の部分斜視図である。 遊技操作部材の斜視図である。 遊技操作部材の側面図である。 遊技操作部材の分解斜視図である。 遊技操作部材の遊技操作部の分解斜視図である。 遊技操作部の縦断面図である。 遊技操作部材の外周縁面部の部分拡大図である。 図4の遊技操作部材のA−A断面図である。 図9の遊技操作部材のB−B断面図である。 図9の遊技操作部材のC−C断面図である。 遊技操作部材の第1操作時の縦断面図である。 遊技操作部材の第2操作時の縦断面図である。
符号の説明
1 遊技機
60 遊技操作部材
70 遊技操作部
71 押下部材
72 遊技操作部材押下面(押下部)
76 保護部材
78 保護部材側面(保護部)
81 第2押下部材
82 遊技操作部材側面(第2押下部)
83 第2押下部材側面
90 遊技操作部材固定部
100 遊技操作部材配置面

Claims (8)

  1. 押下することを起因として遊技状態を変更する遊技操作部材を備えた遊技機において、
    前記遊技操作部材は、押下可能な押下部と、前記押下部を保護するための保護部とを備えており、
    前記保護部は、前記押下部の端部側周囲の少なくとも一部を囲う状態で取り付ける構成であり、前記保護部を前記押下部に取り付けた状態で前記押下部と前記保護部の各々の外周縁面部が略面一となる構成であることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技操作部材は、前記押下部とは異なる第2押下部を有し、前記押下部を押下することで遊技状態を変更する第1操作と、前記第2押下部を前記押下部の押下方向とは異なる方向に押下することで遊技状態を変更する第2操作が可能な構成であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 当該遊技機には前記遊技操作部材を配置可能な遊技操作部材配置面を設けており、前記第1操作における押下方向は前記遊技操作部材配置面に対して略垂直方向であると共に前記第2操作における押下方向は前記遊技操作部材配置面に対して略平行方向であることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記遊技操作部材は、遊技操作部材押下面と前記遊技操作部材押下面の端部側周囲から突設した遊技操作部材側面とから構成された柱形状であり、前記遊技操作部材側面が前記第2押下部であって、前記遊技操作部材押下面が前記遊技操作部材配置面に対して略平行であると共に前記遊技操作部材側面が前記遊技操作部材押下面から前記遊技操作部材配置面に向けて位置するように前記遊技操作部材を前記遊技操作部材配置面に設けたことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記押下部と前記第2押下部の間に前記保護部を介在し、前記押下部と前記保護部と前記第2押下部の各々の外周縁面部が略面一となる構成であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の遊技機。
  6. 前記第2押下部が前記保護部であることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の遊技機。
  7. 前記遊技操作部材には、前記押下部である押下面及び前記押下面の端部側周囲から突設した押下部材側面とから構成される筒形状の押下部材と、保護部材側面で構成される筒形状の前記保護部である保護部材とを備えており、前記押下部材側面の外周面の少なくとも一部に前記保護部材側面の内周面が当接するように前記押下部材に前記保護部材を取り付ける構成であり、前記押下部材に前記保護部材を取り付けた際に前記押下面と前記保護部材側面のうち前記押下面側端部の各々の外周縁面部が略面一となる構成であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の遊技機。
  8. 前記遊技操作部材には、外周面の少なくとも一部が前記第2押下部である第2押下部材側面で構成される筒形状の第2押下部材を備えており、前記保護部材の前記保護部材側面の外周面の少なくとも一部に前記第2押下部材側面の内周面が当接するように前記保護部材に前記第2押下部材を取り付ける構成であり、前記押下部材と前記保護部材と前記第2押下部材とを取り付けた際に前記押下面と前記保護部材側面のうち前記押下面側端部と前記第2押下部材側面の前記押下面側端部との各々の外周縁面部が略面一となる構成であることを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
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JP2009125545A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Sansei R & D:Kk 遊技機

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