JP2007172784A - コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法 - Google Patents

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祐市 酒井
Susumu Takatsuka
進 高塚
Toru Sasaki
徹 佐々木
Yoichiro Sako
曜一郎 佐古
Toshiro Terauchi
俊郎 寺内
Hirobumi Tamori
寛文 田守
Makoto Inoue
真 井上
Katsuya Shirai
克弥 白井
Motoyuki Takai
基行 高井
Kenichi Makino
堅一 牧野
Takatoshi Nakamura
隆俊 中村
Akihiro Komori
顕博 小森
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Abstract

【課題】運動テンポとほぼ等しいテンポを有する音楽コンテンツを連続して再生する。
【解決手段】ユーザの歩行や走行のテンポは、テンポ情報検出部5において検出され、検出された信号が制御部9に供給される。制御部9は、テンポ情報検出部5から供給される信号に応じて、記憶部8に記憶されているメタ情報から運動テンポとほぼ等しいテンポを有するメタ情報を検索し、検索されたメタ情報からなるプレイリストを作成する。プレイリストのメタ情報に対応するコンテンツの量が設定された閾値より少ない場合は、制御部9が受信部3を制御して放送を受信する。運動テンポとほぼ等しいコンテンツが放送されているか否かを検索して、放送されている場合はそのコンテンツを取得して記憶部8に記憶してプレイリストを更新する。更新されたプレリストのメタ情報に対応する音楽コンテンツが再生される。
【選択図】図1

Description

この発明は、コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法に関する。
近年、携帯型の音楽再生装置に使用される記録媒体は、テープ、光ディスク、半導体メモリなどのリムーバブルな記録媒体からハードディスクへと変化しつつある。ハードディスクは他の記録媒体に比べて大容量であり、多くの音楽コンテンツを蓄積することができる。このため、従来のリムーバブルな記録媒体のように、記録されている全てのコンテンツの再生が終了した後に、記録媒体を交換する必要がない。従って、屋外での歩行時やジョギングなどの運動時のように記録媒体を交換することができない場合においても、ヘッドホン等を使用し、運動しながら途切れることなく音楽を楽しむことができる。
このような状況下において、音楽コンテンツを単に再生するだけでなく、ユーザの運動のテンポに応じて音楽コンテンツの再生態様を変化させる技術が提案されている。下記特許文献1には、ユーザの歩行テンポを検出し、検出されたテンポに併せて音楽コンテンツの再生速度等を変化させる装置等が記載されている。
特開2005−156641号公報
ところで、ユーザが歩行テンポにあった様々な音楽コンテンツを聴きたい場合があるが、特許文献1に記載されている装置は、歩行テンポに応じて音楽コンテンツの再生態様を変化させるものであり、歩行テンポにあった音楽コンテンツを選曲して再生するものではない。従って、例えば、歩行テンポにあった音楽コンテンツを自動的に選曲して再生するコンテンツ再生装置が望まれる。
しかしながら、ハードディスク等の記録媒体の記録容量が増加したとはいえ、様々なテンポの音楽コンテンツの全てを事前に用意して記録媒体に記録することは困難である。また、多くの音楽コンテンツを記録することはユーザにとって負担となり得る。さらに、歩行テンポにあった音楽コンテンツの数が不足している場合には、歩行の途中で音楽コンテンツの再生が終了してしまうという問題点があった。
したがって、この発明の目的は、歩行、走行、体操などのユーザの運動の運動テンポとほぼ等しいテンポを有する音楽コンテンツを自動的に選曲して再生し、音楽コンテンツの量が不足しているときは、コンテンツ再生装置の記憶(記録)媒体以外から音楽コンテンツを取得できるコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法を提供することである。
上述した課題を解決するために、この発明は、ユーザの運動のテンポを検出し、テンポとほぼ等しいテンポを有するコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
コンテンツをメタ情報と関連付けて保持するコンテンツ保持部と、
テンポを検出するテンポ検出部と、
検出されたテンポとほぼ等しいテンポを有する1又は複数のメタ情報からなるプレイリストを作成するプレイリスト作成部と、
作成されたプレイリストのメタ情報に対応する第1のコンテンツを再生する再生部と、
プレイリストのメタ情報に対応する第1のコンテンツの量が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
第1のコンテンツの量が閾値より少ないと判定部が判定した場合に、コンテンツ保持部以外の手段からほぼ等しいテンポを有する第2のコンテンツを取得するコンテンツ取得部と
を備えるコンテンツ再生装置である。
また、この発明は、ユーザの運動のテンポを検出し、テンポとほぼ等しいテンポを有するコンテンツを再生するコンテンツ再生方法であって、
テンポを検出するテンポ検出ステップと、
検出されたテンポとほぼ等しいテンポを有する1又は複数のメタ情報からなるプレイリストを作成するプレイリスト作成ステップと、
作成されたプレイリストのメタ情報に対応する第1のコンテンツを再生する再生ステップと、
プレイリストのメタ情報に対応する第1のコンテンツの量が閾値以上であるか否かを判定する判定ステップと、
第1のコンテンツの量が閾値より少ないと判定ステップにおいて判定された場合に、コンテンツ保持部以外の手段からほぼ等しいテンポを有する第2のコンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと
からなるコンテンツ再生方法である。
この発明によれば、コンテンツ再生装置の記録媒体以外から運動テンポとほぼ等しいテンポを有する音楽コンテンツを取得できる。従って、運動テンポとほぼ等しいテンポを有する音楽コンテンツが不足する場合でも、運動を妨げることなく連続的に音楽コンテンツを再生することができる。
以下、図面を参照しながらこの発明の一実施の形態について説明する。この一実施の形態におけるコンテンツ再生装置は、例えば携帯型の装置とされ、ユーザがコンテンツ再生装置を携行し、ヘッドホン等を使用することで屋外でも音楽コンテンツや映像コンテンツを視聴できる。
図1は、この発明の一実施の形態におけるコンテンツ再生装置1の構成を示す。コンテンツ再生装置1のバス2に対しては、受信部3、選局部4、テンポ情報検出部5、デコーダ・アンプ部6、表示部7、記憶部8、制御部9、操作入力部10がそれぞれ接続されており、相互に音楽コンテンツのデータや制御信号等のやり取りができる。また、受信部3はアンテナ11と接続されており、また、デコーダ・アンプ部6はヘッドホン12と接続されている。
コンテンツ再生装置1に設けられるアンテナ11は、複数のバンドの周波数を受信することができ、AM(Amplitude Modulation)ラジオ放送、FM(Frequency Modulation)ラジオ放送などのアナログラジオ放送のほか、ディジタルラジオ放送を受信することができる。また、アンテナ11は、音声放送に限らず、アナログテレビジョン放送や携帯端末向けに放送される1セグメント放送などのテレビジョン放送を受信することができる。
受信部3は、アンテナ11によって受信された放送波に応じた処理を実行する。例えば、アナログラジオ放送が受信されたときは、受信部3では増幅処理や利得制御処理等が行われる。また、ディジタルラジオ放送が受信されたときは、受信部3ではOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調やエラー訂正処理、多重化された映像データや音声データ等を分離する処理が行われる。また、アナログ/ディジタルテレビジョン放送を受信する場合は、映像信号および音声信号における音声信号のみを分離することもできる。さらに、受信部3は、放送波に重畳されて伝送されるメタ情報を受信して、他の映像、音声データ等と分離する処理を行うこともできる。
また、コンテンツ再生装置1は、アンテナ11および受信部3を使用して、放送の受信だけでなく、例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11方式に準拠した無線LAN(Local Area Network)による通信を行うことができる。すなわち、アンテナ11を介して屋外に設置されたアクセスポイントに接続し、受信部3がコンテンツ再生装置1がアクセスポイントに接続する権限があるか否かの認証処理等を実行する。
認証が成立すると、コンテンツ再生装置1がアクセスポイントを介してインターネットと接続できる。そして、例えば、インターネットラジオやインターネットテレビなどと称されるインターネットを介して配信される映像・音楽コンテンツを取得することができる。ユーザが歩行や走行によって移動する場合でも、ローミングによって他の基地局に切り換えて通信を行うことができ、インターネットを介して必要に応じて映像・音楽コンテンツを取得できる。
選局部4は、制御部9による制御によって、コンテンツ再生装置1が受信する放送チャンネルの切り換えを制御する。具体的には、受信部3にアナログラジオ放送用、ディジタルラジオ放送用等の複数のチューナが備えられるときは、選局部4の出力する情報に基づいて使用するチューナおよび受信するチャンネルが切り換えられる。
テンポ情報検出部5は、例えばヘッドホン12に取り付けられる加速度センサ等によって構成され、ユーザの歩行や走行などのテンポを検出する。歩行や走行のテンポは、一歩の足が着地してから他方の足が着地するまでの時間間隔Tが所定時間例えば1分間に平均的に存在する個数、言い換えると、毎分の歩数の定義される。したがって、毎分の歩数が多いほど速い速度で歩行や走行などの運動をしている。
例えば、成人男子の場合では、緩やかなペースで歩行する場合は、毎分105歩〜110歩であり、速いペースで歩行する場合は、毎分120歩〜125歩程度である。実験からは、人の歩行テンポは60〜250(歩/分)程度であり、無意識な歩行状態のときの歩行テンポは、2%程度のばらつきの範囲に収まる結果が得られている。さらに、通常歩行と全力疾走との間には、歩行テンポには70程度の差が存在することがわかっている。
なお、音楽コンテンツとしての楽曲において、テンポは、拍の長さすなわち拍節の速さである。ここで、拍節とは、音楽コンテンツにおいて等しい間隔で打たれる基本的なリズムをいい、拍はその一つ一つの時間単位をいう。拍節の長さは音楽コンテンツによって異なり、また同じ音楽コンテンツの中でも変化することがある。この明細書では、テンポの単位として、平均的に1分間にいくつの4分音符が入るかを示す単位BPM(Beat per Minute)を使用する。
テンポ情報検出部5において検出された歩行テンポは、制御部9に対して供給される。制御部9に供給されたテンポは、BPMを単位とする楽曲のテンポと対応される。この場合、1対1に対応させるのに限らず、適切な補正係数を乗じて歩行テンポと楽曲のテンポとを比較するようにしても良い。
なお、テンポ情報検出部5は、他にも速度センサ、圧力センサ、体動加速度センサ、位置センサ等を使用できる。また、ユーザの脈拍、皮膚発汗、皮膚抵抗、筋電位、体表面温度などの生体情報を検出して、生体情報から歩行テンポを検出できるようにしても良い。テンポ情報検出部5は、コンテンツ再生装置1と分離され、コンテンツ再生装置1と無線による通信を行うことで歩行テンポがコンテンツ再生装置1に対して供給されても良い。
デコーダ・アンプ部6はデコード処理および増幅処理を行う。例えば、受信部3において所定の処理がなされた音声データに対してデコード処理を行う。デコード処理が行われた音声データが必要に応じてアナログ信号へと変換され、変換された音声データが増幅される。そして、増幅された音声データがヘッドホン12に供給されて、音楽コンテンツがヘッドホン12から再生される。
表示部7は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)からなり、音楽コンテンツの再生進行状況やテンポ情報等が表示される。コンテンツ再生装置1が映像信号を受信することができる場合においては、表示部7に映像が表示されても良い。
コンテンツ保持部の一例である記憶部8は、例えば、ハードディスクからなる記憶媒体である。記憶部8には複数の音楽コンテンツがメタ情報と関連付けられて記憶されている。ここで、メタ情報とは、音楽コンテンツのデータの属性等を記述したデータのことである。また、記憶部8には、音楽コンテンツだけでなく、ユーザによって設定される各種情報や、後述する再生履歴情報等が記憶される。なお、記憶部8は、光ディスクや半導体メモリなどのコンテンツ再生装置1に着脱自在とされるリムーバブルな記録媒体でも良い。
図2は、記憶部8に記憶されているメタ情報の一例を示す。記憶部8には、曲名、テンポ、演奏時間、ジャンル、演者を含むメタ情報15a〜15fが記憶されている。また、記憶部8には、それぞれのメタ情報に対応する音楽コンテンツ115a〜115fが記憶されている。
再び図1に戻り、説明する。制御部9は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を含む構成とされ、コンテンツ再生装置1の各部を制御する。制御部9のCPUはROMに格納されたプログラムに基づいて演算処理等を実行する。また、制御部9のRAMは、CPUが処理を実行する際のワークエリアとして使用されたり、処理に伴い生成されるデータを一時的に記憶する際の記憶手段として使用される。
操作入力部10は、コンテンツ再生装置1の筐体やコンテンツ再生装置1と無線または有線を介して接続されるリモートコントロール装置に設けられるボタン等である。操作入力部10を操作することで音楽コンテンツの再生、早送り、巻戻し等を行うことができる。また、操作入力部10を操作して、ユーザが自身の嗜好情報を設定することができる。なお、上述した表示部7をタッチパネルと構成し操作入力部としても良い。
次に、この発明の一実施の形態におけるコンテンツ再生装置1の動作の一例を説明する。図3は、主として制御部9が実行する処理を機能ブロックとして表現したものである。
はじめに、テンポ情報検出部5のセンサ20によってユーザの運動の振動が計測され、計測された情報に対して運動解析処理21が行われる。運動解析処理21においては、センサ20から供給される情報を1対1に対応させるか、若しくは適切な補正係数を乗じることで音楽コンテンツに適用できるテンポを算出する。運動解析処理21は、例えば数秒毎に周期的に行うようにしても良い。ここでは、運動解析処理21によって得られたテンポを運動テンポと称し、一例として運動テンポ81BPMが得られる。なお、この運動解析処理21は制御部9が行うようにしても良い。
運動解析処理21が終了すると、算出された運動テンポ(81BPM)が制御部9に対して供給される。制御部9は、算出された運動テンポを使用して、プレイリストを作成するプレイリスト作成処理22を行う。ここで、プレイリストとは、運動テンポとほぼ等しいテンポを有する1又は複数のメタ情報からなるリストを意味する。
制御部9は、記憶部8に記憶されている音楽コンテンツのメタ情報15a〜15fから、運動テンポとほぼ等しいテンポを有するメタ情報を検索する。ほぼ等しいテンポとは、例えば運動解析処理21によって得られた運動テンポに対して±5BPMの範囲内のテンポとされる。また、例えば、得られた運動テンポに対して10%の範囲を許容するように相対値で指定されても良い。
ここでは、運動テンポが81BPMとされていることから、記憶部8に記憶されているメタ情報のうちメタ情報15a、15c、15fが検索される。プレイリスト作成処理22では、この検索されたメタ情報からプレイリスト16が作成される。なお、プレイリストを作成するときに、さらにユーザによって設定された嗜好情報に適合するメタ情報を検索するようにしても良い。例えば、ユーザが聴きたい音楽コンテンツのジャンルとして「POP(ポップ)」が設定されると、運動テンポとほぼ等しいテンポを有するメタ情報であって、さらにジャンルが「POP」であるメタ情報15aのみが検索されて、メタ情報15aからなるプレイリストが作成される。
プレイリスト作成処理22は、運動解析処理21において得られた運動テンポの変化量に応じて実行される。例えば、運動テンポが±5BPM以上変化した場合や、10%以上変化した場合にプレイリスト作成処理22が行われる。
プレイリスト16が作成されると、次にプレイリスト16のメタ情報に対応する音楽コンテンツを再生する再生制御処理23が行われる。ここで、作成されたプレイリストのメタ情報に対応する音楽コンテンツが第1の音楽コンテンツとされる。このようにして、運動テンポとほぼ等しいテンポを有する音楽コンテンツの再生が可能となる。再生制御処理23において、さらにテンポ制御処理24を行い、音楽コンテンツのテンポを微調整して再生しても良い。図3に示した例では、運動テンポ81BPMに対して、音楽コンテンツ115aのテンポは82BPMであることから、音楽コンテンツ115aのテンポを81BPMに変更して再生しても良い。
また、制御部9は、再生制御処理23と並行して、プレイリスト16のメタ情報に対応する音楽コンテンツ量が閾値以上であるか否かを判定する判定処理を行う。音楽コンテンツの量とは、プレイリストのメタ情報に対応する音楽コンテンツの個数の合計またはプレイリストのメタ情報に対応する音楽コンテンツの再生時間の合計等である。そして、プレイリスト16のコンテンツの量が閾値より少ないと判定されたときは、記憶部8以外の手段から、運動テンポとほぼ等しいテンポを有する音楽コンテンツを取得する集曲処理が行われる。そして、集曲処理において取得された音楽コンテンツが記憶部8にメタ情報と関連付けられて記憶され、記憶されたメタ情報に基づいてプレイリストの内容が変更される。なお、記憶部8以外の手段から取得されるコンテンツが第2のコンテンツとされる。
ここで、判定処理の一例を説明する。以下説明する判定処理においては、閾値の一例として閾値「10分」が設定されているとする。プレイリスト16が作成されると、時間算出処理25が行われ、メタ情報15a、15c、15fを使用して音楽コンテンツ115a、115c、115fの演奏時間の合計時間(11分43秒)が算出される。判定処理26では算出された合計時間と閾値とが比較される。合計時間(11分43秒)に対して閾値が10分であり、合計時間が閾値以上であることから集曲処理は行われない。
次に、音楽コンテンツ115aの再生が終了して音楽コンテンツ115cに切り換わるときに、再び時間算出処理25が行われる。メタ情報15cおよび15fから、残りの音楽コンテンツ115c、115fの再生時間の合計時間(11分43秒−3分=8分43秒)が算出される。判定処理26において、残りのコンテンツの演奏時間の合計が閾値より少ないことから、プレイリストに対応するコンテンツの量が不足していると判定される。コンテンツの量が不足していると判定されると、制御部9は集曲処理を実行する。集曲処理の詳細は後述するが、例えば、放送される音楽コンテンツやインターネットを介して配信される音楽コンテンツ(テレビジョン放送において映像コンテンツと共に放送、配信される音楽コンテンツを含む)から、運動テンポとほぼ等しいテンポの音楽コンテンツの有無を検索し、存在する場合は該当する音楽コンテンツを取得する。そして、取得した音楽コンテンツを、その音楽コンテンツのメタ情報と関連付けて記憶部8に記憶する。
次に、プレイリストを更新するリスト更新処理27が行われる。リスト更新処理27では、集曲処理によって得られた音楽コンテンツのメタ情報を含むようにプレイリスト16が更新され、新たなプレイリストが作成される。そして、再生制御処理23によって新たなプレイリストに対応する音楽コンテンツが再生される。
このように、運動テンポとほぼ等しいテンポを有する音楽コンテンツが記憶部8に存在しない若しくはその量が少ない場合でも、記憶部8以外から運動テンポとほぼ等しいテンポを有する音楽コンテンツを取得でき、連続的に音楽コンテンツを再生できる。したがって、ユーザは、記憶部8にあらゆるテンポの音楽コンテンツを記憶する必要がない。
なお、さらに、再生履歴取得処理28を行って、再生された音楽コンテンツのメタ情報を再生履歴情報として保持しておき、再生された音楽コンテンツが再度、重複して再生されないようにしても良い。例えば、メタ情報15aに対応する音楽コンテンツ115aの再生が終了した後に、メタ情報15aを再生履歴情報として記憶する。そして、リスト更新処理27の実行時に、再生履歴情報を参照してプレイリストを更新する。記憶部8以外の手段から取得された音楽コンテンツのメタ情報がメタ情報15aと同様のものであるときは、リスト更新処理27では取得された音楽コンテンツのメタ情報を含まないようにして、プレイリストを更新する。
次に、制御部9によって制御される集曲処理について説明する。図4は、集曲処理の流れの一例を示すフローチャートである。ステップS1においては、巡回選局処理が行われる。ここで巡回としたのは、後述するように、運動テンポと略等しいテンポを有する音楽コンテンツを取得できない場合は、順次、局を切り換えるためである。ステップS1の巡回選局処理における選局順序は、制御部9から選局部4に対して指示される。例えば、その地域で受信可能な放送チャンネルを順番に受信する。
なお、放送を通じて新たにコンテンツを取得する方法以外のいくつかの方法も可能である。例えば、無線LANによりインターネットとの接続を確立し、映像や音楽等のコンテンツを配信する配信元のURL(Uniform Resource Locator)に接続して、接続した配信元から新たな音楽コンテンツを取得することもできる。また、ユーザが所望する特定の放送局のみを受信するように選局部4が選局順序を制御しても良い。ステップS1において選局処理が行わると、処理がステップS2に進む。
ステップS2においては、選局された放送局を受信する処理が行われる。受信処理が終了すると、処理がステップS3に進む。
ステップS3においては、タイマ設定された時間が経過したか否かが判別される。このステップS3におけるタイマ設定された時間とは、ステップS1において選局された局の放送を受信している時間であり、例えば10秒程度に設定される。タイマ設定された時間が経過すると、処理がステップS1に戻り、選局部4によって制御される選局処理に応じて受信する放送局が切り換えられる。
ステップS3において、タイマ設定された時間が経過していないときは、処理がステップS4に進む。ステップS4では、例えば、放送波に重畳されて伝送されるメタ情報を分離して復号する。そして、復号したメタ情報のテンポを判別して運動テンポとほぼ等しいテンポであるか否かを判別する。メタ情報を取得できない場合やメタ情報のテンポと運動テンポとの差が許容範囲外であれば該当する音楽コンテンツがないものとして、処理がステップS3に戻る。ステップS3において、タイマ設定された時間が経過していない場合は、処理がステップS4に進み再びメタ情報を判別する処理が行われる。
ステップS4において、メタ情報のテンポが運動テンポとほぼ等しい場合は、該当する音楽コンテンツとして、音楽コンテンツを取得して記憶部8に記憶する記録処理を開始する。このとき音楽コンテンツのメタ情報が音楽コンテンツと関連付けられて記憶部8に記憶される。また、記憶部8に記憶されたメタ情報を使用してプレイリストを更新する更新処理が行われる。そして、処理がステップS6に進み、記録処理が終了する。記録処理が終了すると、処理がステップS7に進む。
ステップS7においては、集曲量が十分であるか否かが判別される。例えば、更新されたプレイリストのメタ情報に対応する音楽コンテンツの演奏時間の合計が閾値以上であるか否かが判別される。演奏時間の合計が閾値以上であれば、コンテンツの量が十分であると判定し、集曲処理が終了する。演奏時間が閾値より少ない場合は、コンテンツの量がまだ不足していると判定し、処理がステップS3に戻り、再びステップS3〜ステップS7の処理が繰り返される。
図4に示す処理のフローチャートは以下のように変形することができる。例えば、ステップS4において、運動テンポとほぼ等しいテンポを有する音楽コンテンツが存在しないときは、処理がステップS1に戻り、放送局を切り換えて他の放送を受信するようにしても良い。同様に、ステップS7においてコンテンツの量が不足していると判別されたときも、処理がステップS1に戻り、放送局を切り換えて他の放送を受信するようにしても良い。
また、放送を受信することで得られる音楽コンテンツの再生時間が長い場合もあるため、ステップS5において記録処理が開始されるときにタイマをセットし、所定の時間が経過したときに記録処理を終了(ステップS6)して、コンテンツの量を判別(ステップS7)しても良い。また、記憶部8の記憶容量を判別して、容量がないときは記録処理を中止して、表示部7にその旨の表示がされるようにしても良い。
以上、この発明の一実施の形態について具体的に説明したが、この発明は、上述した一実施の形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、記憶部8以外から音楽コンテンツを取得する場合に、音楽コンテンツの途中から取得されて記憶部8に記憶される場合も有り得るが、このような場合は、再生制御処理23において、クロスフェードによって音楽コンテンツを切り換えて再生しても良い。すなわち、再生中の音楽コンテンツの音量レベルを徐々に小にし、記憶部8に途中から記録されている音楽コンテンツの音量レベルを徐々に大にするように再生しても良い。これにより、音楽コンテンツの切り換わりに伴いユーザが感じる違和感を低減できる。
また、この発明におけるコンテンツ再生装置を構成する各処理を、専用のハードウェア回路によって構成できるし、方法若しくはプログラムされたコンピュータによって実現することもできる。また、処理内容を記述したプログラムは、磁気記録装置、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。
この発明の一実施の形態におけるコンテンツ再生装置の構成を示すブロック図である。 コンテンツ再生装置の記憶部に記憶されるメタ情報を説明するための図である。 コンテンツ再生装置の制御部によって実行される処理の機能ブロック図である。 コンテンツ再生装置の制御部によって実行される集曲処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 コンテンツ再生装置
3 受信部
4 選局部
5 テンポ情報検出部
6 デコーダ・アンプ部
8 記憶部
9 制御部
11 アンテナ
12 ヘッドホン

Claims (9)

  1. ユーザの運動のテンポを検出し、上記テンポとほぼ等しいテンポを有するコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であって、
    コンテンツをメタ情報と関連付けて保持するコンテンツ保持部と、
    テンポを検出するテンポ検出部と、
    上記検出されたテンポとほぼ等しいテンポを有する1又は複数のメタ情報からなるプレイリストを作成するプレイリスト作成部と、
    作成された上記プレイリストのメタ情報に対応する第1のコンテンツを再生する再生部と、
    上記プレイリストのメタ情報に対応する上記第1のコンテンツの量が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
    上記第1のコンテンツの量が閾値より少ないと上記判定部が判定した場合に、上記コンテンツ保持部以外の手段から上記ほぼ等しいテンポを有する第2のコンテンツを取得するコンテンツ取得部と
    を備えるコンテンツ再生装置。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ再生装置において、
    上記第1のコンテンツの量は、第1のコンテンツの個数の合計または第1のコンテンツの再生時間の合計であるコンテンツ再生装置。
  3. 請求項1に記載のコンテンツ再生装置において、
    上記プレイリスト作成部は、上記コンテンツ取得部が上記第2のコンテンツを取得したときに、上記第2のコンテンツのメタ情報を含むように上記プレイリストを更新するコンテンツ再生装置。
  4. 請求項1または請求項3に記載のコンテンツ再生装置において、
    さらに、再生された上記第1のコンテンツの再生履歴情報を記憶する再生履歴情報記憶部を備え、
    上記プレイリスト作成部は、上記再生履歴情報に基づいて、再生された上記第1のコンテンツのメタ情報を含まないように上記プレイリストを作成または更新するコンテンツ再生装置。
  5. 請求項1ないし請求項4に記載のコンテンツ再生装置において、
    上記第1および第2のコンテンツは、さらに、ユーザにより設定された嗜好情報に適合するコンテンツであるコンテンツ再生装置。
  6. 請求項1ないし請求項4に記載のコンテンツ再生装置において、
    上記再生部は、上記第1のコンテンツのテンポを上記検出されたテンポと等しくなるように変更して再生する再生装置。
  7. 請求項1にないし請求項4に記載のコンテンツ再生装置において、
    上記手段は、放送および/またはインターネットを介して上記第2のコンテンツを取得するコンテンツ再生装置。
  8. ユーザの運動のテンポを検出し、上記テンポとほぼ等しいテンポを有するコンテンツを再生するコンテンツ再生方法であって、
    テンポを検出するテンポ検出ステップと、
    上記検出されたテンポとほぼ等しいテンポを有する1又は複数のメタ情報からなるプレイリストを作成するプレイリスト作成ステップと、
    作成された上記プレイリストのメタ情報に対応する第1のコンテンツを再生する再生ステップと、
    上記プレイリストのメタ情報に対応する上記第1のコンテンツの量が閾値以上であるか否かを判定する判定ステップと、
    上記第1のコンテンツの量が閾値より少ないと上記判定ステップにおいて判定された場合に、コンテンツ保持部以外の手段から上記ほぼ等しいテンポを有する第2のコンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと
    からなるコンテンツ再生方法。
  9. 請求項8に記載のコンテンツ再生方法において、
    さらに、上記第2のコンテンツのメタ情報を含むように上記プレイリストを更新するプレイリスト更新ステップを有するコンテンツ再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101410928B1 (ko) * 2007-07-26 2014-06-23 삼성전자주식회사 음악 재생 장치의 사용자에게 추천할 음악을 결정하는 방법및 이를 위한 장치
CN113393820A (zh) * 2016-07-13 2021-09-14 雅马哈株式会社 乐器系统、演奏实施装置、内容播放系统及内容播放装置

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